日誌

2024年11月の記事一覧

「闇バイトは負の連鎖」注意喚起!

本日は、県内でも「闇バイト」に関係する高校生が出てきたことから、芦北警察署の生活安全課よりお越しいただき「闇バイト」の募集の手口や、その危険性などを説明してもらいました。

「闇バイト」に関するニュースは連日のように報じられており、大きな社会問題にもなっていますね。

「受け子」などの実行役として少年を利用していることも多く、銀行口座を売ったりすること自体も犯罪であったり、特殊詐欺等に悪用されるとのことでした。

こういった犯罪に加担したり巻き込まれたりしないよう以下の点を注意することが必要であるそうです。

① 甘い言葉に気をつける!

② 個人情報は渡さない!

③ 被害者の気持ちを考える!

 

後半は、自転車についての話もありました。芦北警察署管内の自転車盗難が増えており、盗難に遭った自転車はすべて無施錠であったとのことです。

そこで、佐敷駅などに停めてある自転車で施錠されていないものに、芦北警察署では、こういったカードを下げるようにしているそうです。確かにこれがあると、施錠していないからと寸借したりということもなくなりそうですね。

ある生徒から、「今、自転車のカギが壊れてますが、その場合どうしたらいいですか?」という質問が出ました。それを聞いたみんなの頭には同じことが浮かんだのではないでしょうか?警察署の方からは「すぐに直すか、ワイヤー状のカギもあるので購入してください。」との答えでした。

最後に、生徒会副会長の下田君から「闇バイト」の問題は、自分自身に起こることかもしれないし身近に起こる問題でもあるかもしれないので、十分に気をつけたいと謝辞がありました。まさか自分が!と考えず、起こりうるかもしれないことであると注意点の3つを忘れないことが大切ですね。(K)

車いすバスケットボール体験会(福祉科1年2年)

本日は、特定非営利活動法人ソーシャルインクルージョン研究センター主催で熊本機能病院・熊本保健科学大学協力のもと、車いすバスケットボール体験会を催していただきました。

最初に山本様から車いすバスケットボールのルール等について説明がありましたが、ほぼ通常のバスケットボールと同じルールで、車いすを使用するという特性が追加されているような感じでした。

専用の車いすは、前にガードがついていたり、画像からは分かりにくいですが、後ろに倒れにくいように車輪がついていたり、タイヤが八の字になっていたりします。

まずは、車いすの操作の練習ですが、走る・止まる・回るがなかなか難しい様子でした。

まだまだ余裕の表情ですが、これにボールを持つと途端に難易度が上がるようです。

タイヤを利用してボールを拾うということがかなり難しかったようです。

とりあえず愛嬌を振りまいておきます。笑

その後は、シュート練習です。これも車いすに座った状態だとゴールに届かないという人も多かったようです。

まだまだ練習不足は否めない中ではあったものの、チームに分かれてゲームをしてみます。

パス・ドリブル・シュートと体育の授業でしているバスケットボールよりも何倍も難しかったのではないでしょうか?

最後に福祉科2年の友田さんが代表で謝辞を述べました。福祉科ではこれまでもシッティングバレーボールやスラロームといったパラスポーツを体験してきました。パラスポーツは、障がいの有無に関係なく、すべての人が楽しめるスポーツであるということ。障がいを理解する心を育めるということ。共生社会の実現に寄与するということだということを感じることができました。実際に体験したり、観戦したりすることで、自分の視野を広げたり、新たな価値観を見つけたりしていってもらいたいと思います。(K)

心の輪を広げる体験作文「最優秀賞」、「優秀賞」受賞(福祉科)

熊本県「心の輪を広げる体験作文」高校生の部において、最優秀賞に3W才籐さん、優秀賞に3W森山さんが選ばれました。おめでとうございます王冠

表彰式が熊本県立図書館で行われ、最優秀賞の才藤さんは木村知事から表彰を受けました。

 

 

 才藤さんは、「これまで関わってきた中で大切にしたいこと」と題して、福祉科に入学してから「しょうがい」について向き合う覚悟についてを記したそうです。才藤さんは、大切にしたいことが2つあり、それは価値観を否定しないこと、特別扱いしすぎないこと、とのことでした。「しょうがいや疾患に注目するのではなく、その人自身について考える社会になってほしい」と願っていました。

 

内閣府は、障がい者の福祉についての関心と理解を深めること等を目的として、

毎年12月3日から9日までの期間を「障害者週間」と定めています。

ぜひ、この機会に各家庭で「共生社会」について話題にしてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、今年度の内閣府「障害者週間のポスター」小学生区分において、熊本県人吉市の小学生の作品が「最優秀賞」作品に選ばれたとのことでした。

県産業教育振興会「産学懇談会」(福祉科)

標記の会が熊本学園大学にて行われました。

会では、専門高校生による研究発表もあり、県内福祉系高校を代表して、本校2年福祉科による「バリアフリー研究」の実践発表をしました。

また、「専門高校生による作文コンクール」において、本校1年福祉科の遠山さんが優秀賞を受賞し、表彰式が行われました。

参加した4人の生徒は堂々とした態度で、とても素晴らしかったですにっこり

沖縄県真和志高校とオンライン交流(福祉科3年)

今年で3回目となった沖縄県立真和志高等学校の「みらい福祉科」との交流会グループ 

例年と違い、それぞれで実施している介護実習のまとめと学校の取り組みを紹介しました情報処理・パソコン

スタートから、お互い画面上で手を振ったりしながら、楽しい雰囲気で交流することができました!

最後は、1月末に控えた介護福祉士国家試験の合格に向けて、お互い「頑張っていこう」と誓い合いましたお知らせ

「夢の実現に向けて」③ 林業科3年 吉野

林業科3年 吉野 (よしの )くん(田浦中出身)

熊本学園大学経済学部リーガルエコノミクス学科 合格

 

熊本学園大学経済学部へ進学が決まった吉野くん。どういった経緯から経済を学ぶという進路選択をしたのか知りたいと思い話を聞きました。彼も藤澤さんと同じように総合型選抜を受験して合格しました。

 

Q 熊本学園大学を志望したきっかけ

将来的には消防士になりたいと思っています。しかし、このまま消防士を目指すのではなく、様々な知識や教養を身につけ、世の中の仕組みを知って消防士になりたいと考えたからです。熊本学園大学を志望したのは、英語教育に力を入れているところです。私は、2年生のときに芦北町が主催したイギリス研修にも参加した経験もあり、英語を話せるようになりたいと思っています。

Q 受験して感じたこと

他校生もたくさん受験会場にいたり、初めての大学受験でもあったのでとても緊張しました。しかし、筆記試験や面接試験の対策にじっくりと時間をかけて取り組むことが大切と感じましたし、そうやってきたのが今回の成果につながったと思います。

Q 将来の夢

多くの人に頼ってもらえる消防士になりたいと考えています。消防士の仕事は、消火、救急、救助、予防と大きく4つ分けられますが、様々な知識や技術を使いこなし、人々の安全を守り、地域に貢献できるようになりたいです。

 

 これまで続けてきた空手道では「心技体」を学び、高校では「林業」を学び、これからは大学で「経済・法律」を学ぼうとしています。まさに多面的に様々なことを捉えることができるようになるのではないかと思います。

頼られる消防士として活躍する日を楽しみにしています。頑張ってください。

 

熊本学園大学ホームページ https://www.kumagaku.ac.jp/

「夢の実現に向けて」② 林業科3年 藤澤

 

林業科3年 藤澤 (ふじさわ )さん(八代四中出身)

熊本学園大学経済学部リーガルエコノミクス学科 合格

 

これまで熊本学園大学への進学実績はありました。福祉系学部に進む場合が多かったのですが、今回、2名が経済学部へ進学することとなりました。ということで藤澤さんにも話を聞いてみました。

 

Q 熊本学園大学を志望したきっかけ

元々公務員志望で、高校卒業後は公務員(林業職)になりたいと考えていました。3年生の5月くらいに「どうせ公務員を目指すなら、大学を卒業してからでもいいのでは?」とふと思い、進路希望を大学へと変更しました。経済や行政に興味を持っていたので、そのことについてもっと勉強したいと考えて、経済学部を選びました。

Q 受験して感じたこと

私は、入試種別としては、総合型選抜で受験したので、探究的な活動である「課題研究」の成果が合格に結びついたので、今までやってきたこと(アマモの研究)が認められたと感じました。

Q 将来の夢

国家公務員(農林水産省)を目指したいと考えています。「課題研究」や「森林科学」で学んだことを生かして環境問題に取り組みたいということと、農や食といった仕事は、日本の中心的な産業であり、そういったことに関わっていきたいと思います。

 経済というこれまでの学びとは違う世界で、新たな学びになりますが、将来はこれまでやってきたことがつながっていくことになりそうですね。図書委員として「朝読書」時間に放送で朗読などもしていました。今後の活躍を楽しみにしています。頑張ってください。

 

熊本学園大学ホームページ https://www.kumagaku.ac.jp/

「夢の実現に向けて」① 林業科3年 高峰

先日、3年生の進路状況をお知らせしました。大学等の進学は、農業や林業、福祉といった専門分野の学びを深めるということが多かったように思いますが、今年度は、これまでの学びを生かしながら、さらに新たな学びにつなげたいという進路を志望し、合格を果たした生徒がいますので紹介していきたいと思います。

林業科3年 高峰 (たかみね )くん(佐敷中出身)

熊本県立大学総合管理学部総合管理学科 合格

 

おそらく芦北高校から熊本県立大学総合管理部に合格したのは初めてではないかと思います!(現在調査中)ということで高峰くんに少し話を聞いてみました。

★大学にも問合わせましたが、2006年4月の公立大学法人熊本県立大学の発足以降は入学実績がありませんでした。

 

Q 熊本県立大学を志望したきっかけ

元々情報技術に興味がありました。そこで、情報技術に関する知識・技能を身につけ、過疎地域のDX化に役立てたいと考えたことがです。芦北町にもサテライトオフィスなどが導入されたり、芦北高校にもクリエイティ部ができたりしたことも参考になっています。

Q 受験を通して感じたこと

自分を見つめる機会が多くありました。自分で決めた目標があって、それを達成させるためにどのようなことを考え、実際の行動に移していけばいいのかというように将来あるべき姿をイメージすることで具体的なビジョンにつながり、目標に向かう覚悟を固めることができたと感じています。

Q 将来の夢

起業することを視野に入れています。志望のきっかけにもなった情報通信技術の普及・発展に貢献できる人材になりたいと思います。

 

生徒会長も務めた高峰くんですが、次は、くまもとの未来を拓くグローバルDX人材となって熊本県をけん引していってくれるのではないかと思います。頑張ってください。

 

熊本県立大学ホームページ → https://www.pu-kumamoto.ac.jp/

速報!令和6年度進路状況(2024/11/14)

これまで、年度まとめて進路状況はお伝えしておりましたが、速報として今後お知らせしていきたいと思います。現時点では、公務員の二次合否や大学等の合否について、反映していない部分もありますので、都度お伝えしていければと思います。

【 進 学 】
大学

熊本県立大学(総合管理学部総合管理学科)

熊本学園大学(経済学部リーガルエコノミクス学科)2名

国士舘大学(体育学部体育学科)

大学校等 熊本農業大学校(農産園芸学科)
看護・医療系

福岡医療専門学校(看護科)

八代看護学校(准看護師過程)※就職進学

熊本総合医療リハビリテーション学院(作業療法学科)

鹿児島第一リハビリ専門学校(理学療法学科)

専門学校

九州測量専門学校(測量科)

九州美容専門学校(美容科)

専修学校モア・ヘアメイクカレッジ(美容科)

宮崎福祉医療カレッジ(福祉総合学科スポーツ福祉コース)

八代実業専門学校(美容師養成科)

【 公務員 】 
国家公務員 国家一般(5名)
地方公務員

熊本県(教育事務)

佐賀県(林業職)

福岡県(林業職)2名

広島県(林業職)

津奈木町(一般事務)

水俣芦北消防(消防)

水俣市総合医療センター(介護福祉士)2名

【 就 職 】
熊本県内(11名)

(株)松下組(芦北町)4名

(株)佐藤産業(芦北町)

(株)テラプローブ九州事務所(芦北町)

ネイルサロンスーリール(水俣市)

(株)エーブル(八代市)

(株)福岡建設(八代市)

日本郵政(株)九州支社(熊本市)

(株)杉本本店(宇城市)

熊本県外(5名)

(株)ツマミナ(福岡県)

尾園建設(株)(福岡県)

久留米運送(株)(福岡県)

トヨタ自動車(株)(愛知県)

トヨタ車体(株)(愛知県)

介護職(4名)

くまもと芦北療育医療センター(芦北町)2名

(医)桜十字病院(熊本市)

(株)木下の介護(本社:東京)

持久走の授業が始まりました(体育科)

持久走の授業がスタートしました。「え~っ」と言いながらも、自分の力をしっかり出して走ってくれるのが芦高生のいいところです。(きっと…そうだと信じています)

持久走は、人と競い合いを目的とせず、自分で決めておいたタイムに目標にしたり、前回のタイムを上回ることを目標とすることもあります。つまり「持久走」は自分自身との戦いです。目的は「体力の向上」や「精神力の鍛錬」、「我慢する力を鍛える」ことにあります。

長距離走大会は12月20日(金)の予定で、芦高から芦北マリンパークビーチ近くまで走ります。完走することや記録を狙ったり、それぞれの目標は違いますが、それぞれの目標が達成できるよう頑張りましょう。(K)