日誌

芦高ブログ

農林業の鳥獣被害について考える(農業科 林業科)

農業科と林業科の2年生が「狩猟技術向上研修」を行いました。くまもと☆農家ハンターの稲葉さんと井上さんを招き、熊本県内でどのような鳥獣被害が発生しているかを確認しました。

その後は、農場に移動してシカやイノシシを捕獲するための「箱罠」や「くくり罠」の設置方法などについて学びました。

午後からは、実際に学校周辺の鳥獣被害を確認しました。学校からすぐ近くの田んぼでは、収穫間近の稲穂が食べられていました。

学校のみねさき果樹園に移動してみると、果樹が食害を受けていました。林業科のクヌギやセンダンの森はシカが角こすりなどをして樹皮が剥がれていました。

最後に箱罠を1基とくくり罠を2基、設置しました。農業科、林業科それぞれの立場で学ぶことがたくさんあったようです。これから定期的に確認していきましょう。

樹木について深く知る!(林業科)

芦北高校では、学校農業クラブの農業鑑定競技にも力を入れています。学期ごとに行われる定期考査でも、この農業鑑定競技を行います。今回は、林業科名物の「樹木鑑定」です。100種類近い樹木の中から50種類が出てくるのを答えるのです。葉の形や葉の付き方などで生徒達は覚えていきます。これだけの樹種が学校周辺にあるというのは、芦北町がいかに自然豊かな町であるかを感じさせてくれます。

 

福祉科の強み(福祉科)

福祉科1年生の介護実習が10月から始まるのを前に、

合同学習会『福祉科3年生から学ぼう!介護実習で生かせる支援のコツ』を行いました。

1年生は7月にも介護実習を行いました。さらに、2学期に入って授業を進める中で、「利用者様とコミュニケーションが続かない」「あのとき、どう支援したら良かったのか?」などと、自分たちの課題を見つけることができました。

その困った1年生を助けてくれたのが、3年間で53日間介護実習に取り組んだ3年生です1ツ星

その実習で得たノウハウを持て余すことなく披露し、1年生の疑問を解決してくれました。

  

  

3年生はとても教え方が上手で、質問にもしっかり答え、時には実演し、アドバイスを送っていました了解

何よりも3年生が一番楽しんでいて、イキイキとした目が印象的でしたにっこり

1年生はたくさんメモし解決のヒントを得たようで、実習前の不安が吹っ飛んだ様子でしたキラキラ

 

上級生が下級生に教える。そのために、自分たちで話し合い、考える。結果的に、互いに学びあいができる。

このスタイルが確立されていることこそが、芦高福祉科」の強みなのかもしれませんね3ツ星

   

ピース 新日本プロレスへお礼の挨拶に行きました

令和2年7月豪雨災害時に新日本プロレス団体より、本校並びに地域に多くの支援物資(タオルや帽子等)とお気持ちを届けていただきました。 

令和4年9月21日(水)にグランメッセ熊本にて大会(バーニング・スプリット)が開催され、当時のお礼をお伝えするためにご挨拶に伺いました。

代表して棚橋 弘至(たなはし ひろし)選手に直接お礼を伝えることができ、本校特産のマーマレードをお渡ししました。

「社会貢献を大切にしており、何かあればいつでもお知らせください」と嬉しい言葉を掛けていただきました。

試合前の貴重な時間にご対応いただき感謝いたします。

(写真は、マーマレードを持つ棚橋選手と本校校長)

 

小まめな観察が大切(林業科)

林業科3年生の課題研究「ホタル班」は学校横の乙千屋川の観察を定期的に行っています。この日は、なぜか川が濁っており、ホタルの餌となるカワニナの数も減っていました。上流に登ってみると、砂防ダムの工事をしていました。先日の台風による大雨で土砂が流れ込んだのかもしれません。工事自体は仕方ありませんが、このように上流の環境が河川環境に影響するということを再認識したようです。