学校生活(芦高ブログ)

カテゴリ:乙千屋日記

「おためし地域留学」1日目(2024/10/26)

10月26日(土)~27日(日)にかけて「おためし地域留学」が芦北町主催で実施されました。芦北高校は「地域みらい留学」に今年度から参画しており、中学生に芦北町や芦北高校の魅力を深く知ってもらいということで企画され、秋田県、神奈川県、兵庫県、福岡県から5名の中学生が参加してくれました。その模様をお届けしたいと思います。結構なボリュームになるので、2回に分けて紹介します。

1日目の10月26日(土)午後に芦北高校に到着しました。中学生の皆さんも少し緊張気味でしたが、迎えるこちらも当日のお手伝いしてくれた高校生も緊張してましたが、とりあえず笑顔でお出迎えしました!

中学生の皆さん、(一財)地域・教育魅力化プラットフォーム事務局、芦北町、芦北高校職員みんなでオリエンテーションをおこないました。自己紹介とちょっとしたアイスブレイクで少し場が和んできたところで、学校見学と農業科と林業科の製作体験に移りました。

最初に林業科の取り組みについて説明を受けたり、ヒノキのスマホスタンドを製作したりしました。(完成品を撮ってませんでした…)

校舎から外に出て、みねさき農場に向かい学校全体の広さやここから見える学校周辺の風景を堪能しました。芦北町については、これからもっと紹介していきます。

農業科の実習棟に移り、今度はハーバリウムの製作です。ドライフラワーを瓶に詰めて、オイルを流し込みますが、色合いや花の配置など、工夫を凝らして作ってました。(こちらも撮ってませんでした…)さらにお土産に不知火やあまなつマーマレード、緑茶・和紅茶クッキーをもらい、すごく喜んでいました。

フラワーアレンジメントは、ハロウィンをイメージした農業科3年の小笠原くんの作品を自分で紹介してくれました。

福祉科の体験は今回準備していませんでしたが、福祉科1年の遠山くんが入浴介助について説明してました。初めて見る機械に男子は興味津々でした。メカに興味あるみたいです。

あっという間の1時間半でした。高校生のみんなは会場の準備から後片付けまで頑張ってくれました。ありがとうございます。まだまだ続きます。

みんなで記念撮影!花がきれいに咲いててよかったです!さぁ次の場所へと移動します。

続いて「道の駅たのうら肥後うらら」に到着、以前紹介した本校卒業生の高峰さんが店長をつとめる「キッチンイチカ」でおやつ休憩です。地元の特産物を使った商品が売りで、もちろん「あまなつソフト」をおススメしました!みんなの感想「濃!」でした。私もいただきましたが、やっぱり「濃!酸っぱ!」でした。まだまだ内容的にようやく半分というところです!

田浦にある御立岬キャンプ場(本日の宿泊場所)に移動します。

キャンプ場では地域の大人との対話・交流ということで、芦北町で有害鳥獣対策に取り組んでいる渡邊さんに話をしていただきました。福岡県出身の渡邊さんが、どうして芦北町に移り住み生活をしているのか、これまでの経験や生きていく上での羅針盤となったものなど、和やかな雰囲気の中にも参加した中学生は興味深い話に目を輝かせていました。渡邊さんは、本校の農業科・林業科でもお世話になっています。

そして、いよいよBBQのスタートです。御立岬キャンプ場の方々にほぼほぼ準備や焼き係をしていただき、ありがとうございました。(焼き係を想定していたので…)

さすがに年も近いので、打ち解けるのも早いですね。それぞれ住んで地域の話や色んなことを話していました。先ほどの渡邊さんの話がよっぽど面白かったのか、男子のほうは、色々と話し込んでました。(暗くてよく写りませんでした…)

これは渡邊さんが持ってきてくれた鹿肉です。スライスされたのはもちろんですが、ブロック肉をホイルで包み焼きにして、たたき風ですが厚めにカットされた肉は、噛めば噛むほど味が深くなっていく感じで、とてもおいしかったです。画像はありませんが、猪肉もありました。これまであまり得意ではありませんでしたが、こちらも美味しくいただきました。上等な豚肉といった感じでした!

夜も更けてきたので、ごちそうさまをして後片付けです。高校生はここで解散、中学生は御立岬温泉センターにお風呂に行ってコテージに泊りです。翌日聞いた話によるとムカデ騒ぎがあったらしいです…

1日目は、このあたりで終わります。次にもご期待ください。(期待されてるのか?…)(K)

お出かけ知事室~ともに未来を語る会~ in 芦北町

昨日の10月24日(木)にあしきた青少年の家で「お出かけ知事室~ともに未来を語る会~」と題して県内17市町村に木村知事が訪れ、県民の意見や提案等を直接聞き、県の政策につなげるという広聴会が行われました。

今回は、12人の発表者がそれぞれの思いを語り、知事が回答していくという形でした。小学5年生から70代まで幅広い世代からの思いを聴くことができました。小学生から芦北町を盛り上げるためにどうしたらいいかといった質問もあり、会場内に驚きの声が…。その他にも芦北町で地元の特産品を使ったクラフトビールを製造している人やUターンしてきた人、コミュニティースクールに携わる人など様々な視点からの思いが語られていました。知事は、その思いに丁寧に一つひとつ答えられ、会場も終始和やかな雰囲気で会が進んでいきました。

そんな中というか、トップバッターに福祉科2年の川添くんが発表しました。このブログにも記事が上がっていますが、福祉科2年生が、現在、バリアフリーについて学んでいます。車いすや高齢者疑似装具を付けて芦北町を回った経験をもとに、障がい者体験ができる施設をお願いしたいといった内容でした。

知事からは、熊本市内にそれに近い施設はあるものの十分とは言えず、そういった施設で研修できるような施策を考えていきたい。とくに芦北高校は農業科や林業科もあり、農福連携で高齢者対策や学科横断的な取り組みなども考えていけるのではないかという提案もいただきました。

最後に記念撮影もしていただけました。月曜にも県立高校あり方検討会の意見交換会がありましたが、総じて芦北町を盛り上げたい、芦北高校を応援していきたいといった声が多く聞かれました。本校としても地域に根差し、何ができるかということを考え、取り組んでいくことができたらと思います。(K)

「10年後、この地域にあって欲しい高校の姿」を考えてみた!

「みんなで考えよう!県立高校のみらい 地域意見交換会 in 芦北町」が県立高等学校あり方検討会主催で芦北地域振興局を会場に開催されました。会場は、地域の方々・自治体職員・地元小中学校職員・芦北高校生徒・芦北高校保護者・芦北高校職員と参加者は40人近くいたと思います。(目測ですが…)

まず初めに、県教委から情報提供として「これまでの再編統合の経緯」や「県立高校の現状と課題」、「県立高等学校あり方検討会における議論の状況等」について説明がありました。

今回は、ワールドカフェ形式と聞きなれない形のワークショップでしたが、カフェのようなくつろいだ雰囲気の中でメンバーが自由に対話を行う手法で、誰でも気軽に発言できる場にすることでさまざまな意見が集まり、新たな発想や気づきが生まるということらしいです。4人1テーブルで、最初も自由席でしたが、ワークショップでは2回席替えがあり、少なくとも9人の方と話す機会があります。

各テーブルでは、話ことが書き込まれていきます。普段、話す機会のない方々とテーマについて会話を深めていくという感じで、あっという間に時間が過ぎました。これは誰もが感じたことだと思います。この画像は途中で撮ったものですが、最終的には、どのテーブルにもびっしりと書き込まれていました!

最後のほうでは、各テーブルに書き込まれたものを見て回る時間もあり、参加していないテーブルでどんなことが話されていたかも、見ていくと一目瞭然です。

最後は、伊藤先生(田浦中学校)(すいません撮り忘れました…)、宮本さん(地域おこし協力隊)、川添くん(福祉科2年)、森本さん(芦北高校育友会会長)と参加者から本日参加しての感想を聞きました。みなさん10年後も芦北町に芦北高校は必要であるという強い思いを感じました。

校長先生からも、芦北町出身であり、芦北高校の卒業生であること、芦北高校への強い思いを話していただきました。

私は、芦北町の出身でも芦北高校の卒業生でもありませんが、この学校に勤務して芦北高校の魅力をヒシヒシと感じていますし、この気持ちを多く人に届けたいという思いから、特別ではない学校の日常を見てもらいたいと更新を続けています。今回、取材だけのつもりが、いつの間にか席に座り、みなさんと意見交換させていただき、さらに芦北高校の今を知ってもらいたいという気持ちが大きくなりました。そしてもっと地域とつながる学校になっていかなければと思いました。(K)

演劇『行きたい場所をどうぞ』鑑賞しました

タイトルにもあるように今年度は、演劇『行きたい場所をどうぞ』(青年劇場)を午後から体育館で全校生徒で鑑賞しました。この作品は「人生の選択」というテーマから生まれた物語だそうです。この物語では、主人公の高校生、光莉が駅で道案内をするロボット夕凪と旅をする中で、様々な価値観と出会うことで成長し、「自分で選び、自分らしく生きること」を見つけ、「諦めないで一歩前に踏み出したら何かが起こる」ということ考えていくストーリーです。これまでの公演で中高生から多くの共感の声も上がったとのことです。

朝8時過ぎには、会場のセッティングが始まりました。どんなステージになるんでしょうか?

こんな感じのステージになりました。どんなことが始まるんだろうとワクワクしてきますね!

いよいよ始まります。全体を黒い幕で覆われているのと本日の気温31℃!体育館は、かなり暑い状態でしたが、1時間30分余りの休憩なしの公演にも関わらず、みんな食い入るようにステージを見ていました。演じられる内容に引き込まれていたのでしょうね。

公演中は撮影NGだったので、生徒代表のお礼を述べている場面です。お礼もとてもインパクトを与えてもらったようなことを言っていました。

お返しに本日出演いただいた皆様からのサイン色紙をもらっていました。どこかに飾られるんでしょうね。

劇団「青年劇場」のホームページは以下のポスターをクリックしてください。(K)