学校生活(芦高ブログ)

芦高ブログ

水俣病に学ぶ!人権学習フィールドワーク!

先週金曜日、人権学習の一環として本校2年生全員で「水俣病学習フィールドワーク」へ行きました!

農業科、林業科、福祉科、それぞれのグループに分かれて水俣病の歴史や今もなお続く訴訟問題など、語り部の方々の生の声を聴くことができましたにっこり

 

バスでそれぞれ場所を移動しながら、「水俣湾埋立地」や汚染水を流した「百間排水口」などを現地で直接見て、当時の様子や情景を思い浮かべながら学ぶことができました!

【↑フィールドワーク 百間排水口で説明を聴く生徒】

【↑語り部さんの話をメモを取りながら真剣に聴いていました!】

 

【2W生徒感想】

「今回の講話をお聞きし、水俣病にかかった患者さんや家族の方は、周りに自分のことや親のことを話すことができなかったという辛さを知りました。水俣病を風化させず、私たちが学んだ事を次の世代へ伝えていきたいと思いました。」

 

水俣病については、地元でもあり幼い頃から学習しているものでしたが、今回のフィールドワークで始めて感じたことや改めて感じたことも多かったと思います!!

我々職員も、知識として知るだけでなく、現地の方々や当時の苦しんだ方々の思いを感じることが大切だと感じさせられました。

これからも、生徒たちと共に学ぶ姿勢を忘れず、芦北水俣のみならず郷土の魅力を伝えていきたいと思いますキラキラ

育友会主催 学校清掃活動

晴れ育友会主催の学校清掃活動を11月1日(日)に開催しました。

7月豪雨災害から4ヶ月、芦北高校は応急的な片付けを行い、学校生活と授業を優先して参りました。コロナ禍で校外からのボランティア受入れが難しく、片付けや掃除が後回しになった場所がたくさんあります。

今回の清掃活動には生徒、保護者、職員合わせて100人以上の方が参加してくださいました。卒業生の保護者の参加もあり、たくさんの方が泥だらけでの活動となりました。

プールのトイレです。当初に泥を掻き出しただけだったので、手付かず状態でした。

泥の塊を出して、高圧洗浄機やポンプで吸い上げたプールの水を利用してきれいにしました。

剣道場は水没して壊れた棚や床の間の掃除、道場外周りの溝上げをしました。

床の雑巾がけは何度も往復しました。

体育館横 フェンス沿いの溝は泥が堆積して草が生い茂っていました。溝の中に入っての草撤去はなかなかの重労働です。

農場の溝上げ 細い溝にたっぷり泥が溜まっていました。

甘夏果樹園は山から流れ込んだ石がゴロゴロ散らばって、足下がとても危険でした。

石撤去のおかげで、12月末頃に行う収穫時は安心して実習が出来ます。

道具の片付けを終えて、支援物資としていただいていた水やジュースと育友会からパンの配付がありました。

前日に公式の大会があった部活動もあり、貴重な休日にも係わらず参加してくださった皆様には感謝申し上げます。ありがとうございました。

今後とも育友会活動に御理解・御協力くださいますようお願い申し上げます。

 

生徒達の夢を乗せて、おれんじ列車出発進行!

7月の豪雨災害を受けて、一部不通となっていた「肥薩おれんじ鉄道」が全線で運転を再開することになりました。お祝い興奮・ヤッター!

これまでに川内ー佐敷間の不通区間は8月に解消され、残る佐敷ー八代間のトンネル付近の土砂の影響で一部不通が続いておりました。生徒達はその間、準備いただいた代替バスに乗って通学をしていました。バス

令和2年11月1日(日)、ついに「肥薩おれんじ鉄道」全線での再開の運びとなりました。

この日生徒達は、肥薩おれんじ鉄道株式会社様よりご招待をいただいて、記念イベントと記念乗車をさせていただきました。キラキラ電車

式典前に、生徒達は肥薩おれんじ鉄道様からイベント参加の説明や注意事項を説明いただきました。また、丁校長とともに、多くの来賓の方々にも声をかけていただきました。

続々と関係者のみなさまがご来場される中、取材を受けたりしながらも、ドキドキワクワク期待・ワクワクの心境で式典の開始を待ちます。

式典イベントが始まると、多くの方々やマスコミ関係の方々で会場はいっぱいになりました。

そしてホームには、今回の記念イベントのために、おれんじ食堂の特別列車が到着していました。イベント

この日を待ちわびた多くの方々の歓声や、手持ちのカメラや携帯のシャッター音があふれかえっていました。視聴覚

くまモンも、このイベントのために来てくれました!ハート

 

多くの方々が見守る中、テープカットお祝い

芦校ガールズ芦校ボーイズも並んで記念撮影、そして記念乗車します!グループ視聴覚

 

町長による出発進行の合図と芦北鉄砲隊による祝砲のあと、多くの方々に見守られながら、「全線運転再開記念列車」は佐敷駅を出発しました。電車音楽喜ぶ・デレ

 

通学列車とは違う雰囲気に、ついついきょろきょろしてしまいます。

土砂が流入していた復旧地点を通過!

トンネルに入ると、照明が木目調の美しい車内に照らされて、華やかな雰囲気に!

おれんじ食堂車内では車内アナウンスがなされ、記念のスイーツがふるまわれました!記念日給食・食事興奮・ヤッター!

スイーツと海岸の景色とともに!いつもの通学列車が、なんとも言えない贅沢な時間になりました!

車窓の風景を楽しみながら、おいしいスイーツに舌鼓!キラキラ

その間にも、おれんじ列車は海岸線を、安全にスムーズに走っています!電車音楽

記念乗車チケットとともに!

名残惜しいですが、いよいよ終点の八代駅にまもなく到着。いつもとは違った車窓の風景をしみじみと味わうことができました!

おれんじ食堂の車両は、八代駅へ到着しました。キラキラ

私たちのために、こんなすてきな旅を用意して下さいました肥薩おれんじ鉄道株式会社様、ありがとうございました。また、この復旧のために多大なご尽力を賜り、心から感謝申し上げます。また、多くの関係者の方々にも、この復旧のために力を尽くしていただいたことだと思います。誠にありがとうございます。笑うイベント

 

これから毎日、生徒達はそれぞれに未来への希望という大きな夢を乗せて、肥薩おれんじ鉄道で通学してまいります。私たち芦北高校生は、全線復旧させていただいたこの感謝の気持ちを忘れず、に頑張って参ります。これからもどうぞよろしくお願いします!電車にっこりハート

 

 

芦北町×IT企業×芦北高校 連携協定へ!

令和2年10月23日(金)

「ICTを活用した芦北高校の魅力向上に関する連携協定調印式」が本校で執り行われました!

 

この協定は、芦北町と町が誘致したIT企業グループが、本校の魅力向上に向けた事業を進めるための連携協定ですキラキラキラキラ

IT企業が持つ知識やノウハウを教職員や生徒に提供し、地域に根ざした人材育成や、地域の活性化が期待される県立高校では県内初の画期的な取り組みです!

【調印式の様子】

 

 

 

 

 

熊本県教育長 古閑 陽一 様

IT企業連携グループ HALO 代表者 株式会社MARUKU 代表取締役 小山 光由樹 様

芦北町 町長 竹﨑 一成 様  

 

皆様をお迎えし、無事に調印式を終えることができました興奮・ヤッター!

 

古閑教育長からは、「今回の豪雨災害で大きな被害を受けた本校への希望となるよう事業を進めたい。この連携協定はICT教育の大きな一歩です」と祝辞をいただきました!

 

後半は、記者会見が行われ各社からの質問に、本校生徒も堂々と答える姿が印象的でしたにっこり

【記者会見の様子】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑写真左下 堂々と記者の質問に答える生徒会長 濵田 朝陽 君王冠

 

丁 薫校長からは「これから、本校の魅力を一層高め地域を元気にしたい」と、今後の取り組みへの期待を寄せられました!

芦北高校は、今後プログラミングやデザインの知識や技術を学習し、農業科、林業科、福祉科、それぞれの専門分野に生かし、ひいては町や地域の課題を生徒自ら考え解決する手段として活用したいと考えています!

早速来年1月には現1年生、4月には新1年生全員に一人一台端末(クロムブック)の整備が決定し、より一層ICT教育に力を入れていきます!

 

考えただけでワクワクしてくるような、スケールの大きいビジョンに圧倒されながらも、芦北町や協力していただくIT企業グループの皆様に感謝し、より一層地域に根ざした教育と人材育成に取り組んで参る決意を抱きました!

これからも、地域とともに歩み、挑戦する芦北高校を、ぜひ応援して下さい興奮・ヤッター!

3年生 模擬投票に学ぶ!

選挙に対する正しい知識を学ぶとともに模擬投票の体験を行なう「模擬投票」の講座を、芦北町選挙管理委員会のご協力の下、総合学習室で行なっていただきました。

本校3年生と芦北支援学校分教室3年生との合同で実施されました。

はじめに、芦北町役場の一田様より、選挙に関する講演を、スライドとカラフルな資料とともにわかりやすく説明いただきました。

そのうえで、芦北町役場の2人の職員の方に、芦北町長選を模した演説を行なっていただきました。芦北町の選挙公報まで、きちんと作成いただきました。ありがとうございます。

 

休憩を挟んで、いよいよ「模擬投票」を体験します!

はじめに、農業科3年の山下くんが、みんなの前で、投票を行なう上での「受付」や「投票記載所」、そして「投票箱」への投票について、芦北町選挙管理委員の方にていねいに説明いただきながら、模擬投票を行ないました。3年生のみなさんは、この様子を興味深く眺めていました。

さて、いよいよ「模擬投票」です!初めて行なう投票行動に、少しドキドキしながらも、全員が行なうことができました。

「模擬投票」を終えたあとで、芦北町選挙管理委員の方から、開票作業の手続きや開票などについて、カギのかかった投票箱を提示されながら開けて説明をされました。

最後に、福祉科3年の笹尾さんが、「実際に模擬投票を行なうことで、選挙に対する考え方や選挙のルール、投票所での投票のやり方について詳しく学ぶことができました。」と謝辞を述べました。

 

3年生のみなさんにとって初めてのことが多かったと思いますが、これからも選挙についての正しい理解につとめるとともに、選挙権年齢になったら必ず投票に行きましょう!