2016年11月の記事一覧
生徒会立会演説会・投票が行われました!
立会演説会後は、1年生が多目的会議室、2年生が化学室、3年生が土木科棟測量実習室での投票を行いました。開票結果は11月28日(月)に発表されます。
地震・津波避難訓練
初めに体育館で、東日本大震災時の石巻市をおそった津波の映像を視聴しました。生徒たちは真剣な様子で映像に見入っていました。その後、緊急地震速報の発砲で地震時の頭の保護体勢を取り、津波警報が発令されたという設定で第二避難所への避難に移りました。
学校から第二避難所まではクラスごとに移動をしました。途中は車の通りの多い場所や急な坂道を登る場所もありましたが、全員避難場所に到着することができました。
4月には熊本地震が起こり、その後も日本各地で地震が続発しています。先日は福島でも地震が起き、津波もありました。いつ天草でも地震や津波の被害が起こるかわかりません。時間が経つと様々な事を忘れて油断してしまいがちですが、今回のような訓練を通して、防災への意識を日頃から高めていきたいと思います。
期末考査1週間前 (=^・^=)
今朝は快晴で瀬戸の山から上る朝日に、実習棟が照らされて、キラキラと輝きとても美しかったです。 さて、今日は考査1週間前です。ラケットやバットを鉛筆に持ち替えて勉強に専念しましょう。明日は祝日でじっくり勉強できるはずです。1、2年生は、年度内残る試験は2回です。ということは・・・、あと2回で就職や進学を左右するといわれる「評定」が決まってしまいます。心して臨みましょう!そんな皆さんに、勉強そのものといって言っていい「記憶」について少し話をしたいと思います。 定期考査にしろ資格試験にしろ、その勉強では暗記することが沢山あるのに、人の脳は記憶した物事を片っ端から忘れるようになっているから困ったものだと思ったことはありませんか?でも、早く忘れていいものは早く忘れないと、例えば町中ですれ違った人全員を記憶してしまう状態が当たり前になったら、かなりストレスに感じるし、脳には大きな負担になることでしょう。早く忘れていいものと、記憶しなければならないことの差別化を行うことにより、私たちは脳を無意識に守っているといわれています。 また、記憶は外部からの情報を収集・整理するだけでなく、危険な体験をした場合に、その後回避するためにも使われます。その意味では、生物が外敵から身を守りながら厳しい環境に適応するために不可欠な機能とも考えられています。 では、皆さん。記憶には感覚記憶、短期記憶、長期記憶の3つの段階*があることはご存知でしたか。(それぞれの言葉の意味の説明はここでは省略します。とりあえず、言葉から受け取れるイメージのとおり理解して差支えありません) 勉強をしていると「すべて長期記憶だったらいいのに!」と思うことが多々ありますよね。でも、そうはいかないのが人の悲しいところです。 前置きが長くなりましたが、試験勉強に励む皆さん方に、短期記憶をいかにして試験の時使える長期記憶にするかということについて、ヒントを差し上げたいと思います。と言っても、最新の脳科学の知見を引用しながら様々な研究者が長期記憶に結びつける勉強の仕方を説いるわけで、その中から広く共通しているアドバイスの紹介になります。結論を聞くと「な~んだ!」となりかねませんが・・・。でも是非、参考にしてください。
さらに記憶を強固にするためには、本の内容を音読しながら紙に写すほうが、視覚と聴覚に加え触覚を働かせている分、より記憶ができるということも実証されているとありました。とにかく、五感をフル活用させたほうが記憶に残るわけです。試験勉強ではこれを多いに活用しましょう。 そうです。覚えたいことを声に出して音読しながら(できれば同時に紙に写しながら)覚えましょう!古くから知られた方法ですが、これだけ脳の働きが解明された現代でも、今のところこれに勝る記憶定着の方法はないようです。
I wish I had worked harder, when I was at school.
そしたら、驚いたことに返された答案には、大きな×がつけられていました。何と正解は、「学生の頃もっと勉強をしておけばよかった」なんだそうです。 study harder なら分かります!でもwork harder、これが学校生活について使われると「もっと一生懸命勉強をする」なんていう意味になることを、何と高校2年生まで知りませんでした。恥ずかしいことです。 皆さん方は英文のような後悔をしないように、期末考査に向けての健闘を期待します。 *『受験脳の作り方』(池谷裕二著)にそれぞれの記憶の特徴や脳内の活動部位など、そのメカニズムが詳しく説明されています。著者の池谷裕二博士は、記憶のメカニズムにおいて、極めて重要な役目を果たしている海馬(かいば)についての研究で薬学博士号を取得した最前線の研究者です。しかも、一般人向けに記憶のメカニズムについてじつにわかりやすく説明してくれるサイエンスライターとして卓越した才能をもつ人でもあります。本書の中から一部を抜き出してみますが、朱書きのところは早速、応用可能です! ・「海馬に必要だと認めてもらうには、できるだけ情熱を込めて、ひたすら誠実に何度も何度も繰り返し情報を送り続けるしかないのです。」(p.38) ・「忘れることには個人差がないことを覚えておきましょう。」(p.49) ・「復習すれば忘れる速さが遅くなるのです。」(p.63) ・「実際、腹がすいている時の方が記憶力が高いことが科学的に証明されています。・・・たとえば朝昼晩の食事前などは、脳が適度に危機を感じている状態です。」(p.106) ・「したがって、部屋の温度は若干低くした方が、学習効率が高まります。」(p.107) ・「つまり、覚えたら忘れないうちに寝る、これが鉄則なのです。(中略)就寝時間の1~2時間前は、脳にとって記憶のゴールデンアワーです。」(p.134~135) この本、5階の図書館には無かったようでしたので、入れてもらうようにリクエストしておきました。興味が湧いた方は、ぜひ読んでみてください。読みやすい本ですよ。 |
がんばる高校生表彰式!
平成28年度熊本県がんばる高校生として機械科3年の中山紀香さんが蒲島熊本県知事より表彰状を頂きました!
以下は、中山さんへのインタビュー記事です!
Q1 今回平成28年度熊本県がんばる高校生の表彰式を受けての感想をお願いします。
私は様々なことに挑戦をして全力で取り組むようにしてきました。その努力が周りから認められたようでとても嬉しかったです。挑戦することは自分自身にとって決して無駄にならないので、これからも様々なことに挑戦していきたいと思います。
Q2 残り少ない高校生活をどのように過ごしたいですか?
卒業後は就職で九州を離れてしまうので、家族との思い出、友達との思い出をたくさん作りたいと思っています。また、今回このような表彰状も頂くことができたので、残りの高校生活も様々な面で全力を尽くして頑張りたいです。
Q3 高校卒業後は、トヨタ自動車に専門部生として入社予定ですが、どの様な仕事がしたいですか?
トヨタ自動車の専門部は1年間の学習を経て、様々な部署に配属されます。
私は技術系に進みたいと考えています。そのためにもカーエレクトロニクスやメカトロニクスなどの電気の勉強を早め早めにしておきたいと思います。
建設産業イメージアップ戦略事業「高校生向けガイダンス」
講話後は熊本城の視察を行い、瓦は剥がれ、倒壊寸前の熊本城を実際に見ることで、熊本地震の被害の深刻さを改めて感じました。
今回の建設産業イメージアップ戦略事業「高校生向けガイダンス」に参加することで、今後の進路決定に向け良い経験となりました。
【情報技術科】平成28年度熊本県工業高等学校生徒研究発表会
11月16日(水)崇城大学本館6階学術講演会室で開催された「平成28年度第28回熊本県工業高等学校生徒研究発表会」に参加してきました。
生徒研究発表会は県内の工業関係高校の生徒が日頃の研究成果を発表、今回は情報技術科3年生9名が研究の成果を発表しました。
テーマ「熊本地震から考える~わたしたちの災害対策~」です。内容は、熊本地震や天草での台風などの災害を調査し、最終目的の災害時に利用でき、オフラインで動作する携帯端末向けのアプリを開発です。
発表当日は、全員が高校生らしく堂々と発表しました。結果は「奨励賞」でしたが、生徒達が協力して1つのことを一から考えて、作成し、課題を解決していくプロセスを経験できたと感じていることでしょう。
善行児童生徒表彰を受彰!
土木科3年生の永田健人君が、今年度の熊本県公立学校善行児童生徒表彰を受彰しました。
表彰事由については、今年の8月2日(火)の夏期課外からの帰宅途中、茂木根海水浴場で銛(もり)を左足甲に刺して大けがをした中学生を救助したことです。その際、海岸から60~70m離れた岩場でうずくまっている中学生のところに向かうために、迷わず制服を脱いで岩場まで泳いで渡り、救助が到着するまで中学生を励まし続けました。
永田君の優しさと勇気のある行動に拍手を送りたいと思います。
【1学年合同LHR】デートDV防止教育
恋愛感情がエスカレートして過剰な相手への束縛につながってしまったり、相手を自分の思い通りにしたいという気持ちが暴力という手段を選択させたりする危険性を学びました。デートDVには精神的暴力・経済的暴力・身体的暴力などがあることも知りました。互いに加害者にも被害者にもならないで、明るい人間関係や付き合い方ができるように、相手を尊重していきたいと思いました。
いじめ撲滅提言カード作成中!
天草工業高校では、いじめの防止等のための対策への提言として、①いじめの防止、②いじめの早期発見、③いじめへの対処、④その他を策定しています。それらを基にして各クラスで考えや意見をまとめていきます。具体的な内容としては、「いじめる側の気持ちはどんな気持ちなんだろう?」「いじめられる側はどんな風に思っているかな?」を2大テーマにして各班で話し合います。そして、話し合って出た意見を用紙に貼りつけていきます。最後に、いじめ撲滅提言を模造紙に記入していくというものです。
各クラスの特徴の出たものになると思います。どのようなものができるでしょうか?
事業所の皆さま、インターンシップお世話になりました。
11月8日(火)~11日(金)の4日間、2年生184名を対象に天草管内の79事業所でインターンシップを実施しました。小売業・飲食業・サービス業の51事業所の125名の他、建設業・製造業15事業所に31名、保育所・幼稚園の6事業所に11名、福祉・医療の4事業所に9名、公務・協同組合の3事業所に8名を受け入れていただきました。本校のインターンシップでは、建設会社や電気関連会社、工業に関する製造業などを体験できるのが特徴の一つです。 インターンシップを体験した生徒たちの感想は以下の通りです。 | |
(生徒の感想) ・仕事の難しさと楽しさを学んだ。 ・実際にやってみるととても大変だったが、 ・社会の厳しさを学んだ。 ・学生と社会人の違いが分かった。 ・学校とは違い、ミスができない環境で、い ・心の持ち方で仕事に対する取り組み方が変 | (生徒の感想) ・相手への接し方、会話力などコミュニケーションを学 ・笑顔の大切さ、相手の目を見て話すこと、挨拶の必要 ・ミスをした時に自分だけで解決しようとしないこと、 ・接客は、明るさと元気のよさが必要だった。 ・一つ一つの作業に責任を感じた。 ・立ち仕事で腰が痛かった。仕事のつらさが分かった。 ・身の周りの整理整頓が大事だと分かった。 ・お客様に感謝の言葉をかけていただいてとても嬉し ・事業所の人に質問をして、やりがいなどを聞くことが ・職場の方々がとても丁寧に教えてくださり、こういう |
(生徒の感想) ・希望する職種に就きたいという気持ちが強くなった。 ・さらに仕事について考えるようになった。 ・自分の適性を見ることができた。 ・自分にはまだ学ぶべき事が多くあることに気付いた。 |
【3学年】 学校献血を実施
「アンパンマンのエキス」になれば嬉しい
11月9日(水)、熊本県赤十字血液センターの献血車及びスタッフの方々に来校していただき、学校献血を実施しました。 3年生66名の生徒が初めての献血を体験しました。(先生方にも3名、協力をいただきました。)献血を終えた生徒たちは、「最初は針が太くて、怖い感じがしたが、大丈夫だった」「自分の血が(献血セミナーで見たDVDから)アンパンマンのエキスになれば・・」「病気と闘っている人の痛みを考えたら、これくらいの痛みは何でもない」「毎年献血する!」と感想を述べ、充実した表情をしていました。
採血された血液は、すぐ久留米の血液センターに運ばれて血漿剤を作るのに使われるそうです。輸送を担当するタクシーの運転手さんは「血液は日持ちしないので、時間との勝負です」と言っておられました。
先日の献血セミナーを受けて、3年生196名中、135名の生徒が献血を希望しました。(1日に可能な献血者数を考え、今回は半数の生徒たちが献血を体験しました。)「血液が不足すれば助かる命が助からない」「自分の血が少しでも病気の人に役立てば」と多くの生徒が共感し、献血を希望してくれたことを大変嬉しく思います。これから社会にでてからも「自分ができる社会貢献」について、真剣に考え、行動できる人になってほしいと願っています。
ロードクリーンボランティアを行いました!
現在、2年生はインターンシップ中ですので、1年生中心の作業となりましたが、一生懸命頑張ってくれました(^0^)/
2学年インターンシップ出発式
11月7日(月)の6限後、2学年を対象にインターンシップ出発式が行われました。まず、教頭先生よりインターンシップの目的やキャリア教育の重要性についてのお話がありました。また、学年主任より「ホウ(報告)・レン(連絡)・ソウ(相談)」などの注意事項についての確認がありました。 今年度のインターンシップは8日(火)~11日(金)の4日間、天草管内の89ヶ所の事業所に184名がお世話になります。働くことについてしっかり学び、実り多い体験にしたいと思います。
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「熊本リレーマラソン」に2学年職員参加
第4回熊本リレーマラソンが11月3日(木)に熊本市のうまかな・よかなスタジアムをスタート・ゴール地点として行われ、2学年職員6名が参加しました。これは42.195kmの距離を4名から21名のメンバーでたすきリレーをするという競技です。陸上競技部顧問をスタートに、溶接や測量など各科の実習道具を持って走りました。沿道からは「何の修理ですか?」、「土木作業中ですか?」、「天草工業高校頑張れ」といった笑い声と歓声があがりました。多くの人たちから応援を受け、最後は全員でゴールし3時間43分02秒で完走しました。 さらに絆も深まり、ひどい筋肉痛とともに大会を無事終えることができました。
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祝 校史に残る快挙! 文部科学大臣賞受賞
学校保健や学校安全の推進・向上に特に功績があった学校などを文科大臣が表彰する「平成28年度学校保健及び学校安全表彰」の被表彰校50校などが決まり、9月27日に発表され、その中で本校は「学校安全」の部26校の中の1校として選ばれる栄誉に浴しました。 10月27日に札幌市の札幌コンベンションセンターで開かれた平成28年度全国学校保健・安全研究大会で表彰伝達が行われ、学校を代表して式に臨んで参りました。 受賞理由について、平成24年度に県教育委員会の研究指定校を受け、津波の避難訓練などに関して実践的な防災教育の研究を行ったこと、また原付クラスマッチなどのバイク通学生に対するきめ細かな指導、学校事故を未然に防ぐための5S活動や毎月の安全点検などの地道な取組、そして直近の数年に交通死亡事故が起きていないことなども含めて総合的に評価されたものであると関係者から伺いました。 授賞式では文部科学省の担当課長が祝辞の中で、前日に仙台地裁であった大川小学校の津波判決に特に言及されました。その話を伺いながら、受賞自体は本校の実践が全国レベルで認められたもので、学校の名誉には違いないんだろうけど、この受賞に恥じないように、子どもたちの命を預かる責任の重さを改めて職員全員で胸に刻まなければならないと強く思った次第です。 |
進学・公務員課外の後期開講式
11月1日(火)、平成28年度後期の進学・公務員課外のスタートに当たり、開講式が行われました。校長先生より、エールが送られ、次の3つのことが語られました。
まず最初に、人生には色々な扉がありますが、その扉は自分で開かなければなりません。前向きに勉強しようという熱い思いを持ち、自らの意志で課外を受講するわけですから、進路希望実現のためにしっかり励んで下さい。次に、受験勉強は団体戦です。皆で学び合おうとする教室の雰囲気は、各人の学習意欲にもつながります。遅刻・欠席等で周りに迷惑をかけるのではなく、互いにモチベーションを高め合いましょう。最後に、感謝の気持ちを持ちましょう。早朝からの登校となり、お弁当作りなど朝早くからの保護者のサポートがあることを忘れてはなりません。
以上のようなことを念頭に、一人一人が自分の決意を固めて課外授業に臨むようにと、激励されました。
天草地区PTA指導者研究大会
午前中にはシンガーソングライターのMICAさんに講演をしていただき、生徒も一緒に聴きました。『夢は叶う』という演題で講演していただき、「『どうせ』、『だって』、『でも』なんて言ってる時点で夢は叶わない」、「マイナスの言葉を発しない」、「叶えたい夢にむかって一生懸命頑張ること」等のメッセージを聞くことができました。将来の目標等を考える生徒にはとても響いたのではないかと思います。また、『ダイヤモンド』、『もっともっと』等アンコールも含めて計6曲の歌も披露していただきました。
昼休みのアトラクションでは本校伝統のエッサッサを披露しました。他校の方々は直接見る機会も少ないこともあってか、写真を撮ったりしながら熱心にご覧になっていました。代表で披露してくれた生徒たちも大きな声を出しながら精一杯頑張ってくれました!
午後からは研究発表が行われ、本校の野上会長も発表されました。親と子のメッセージカードや読み聞かせの取り組みを中心に発表され、他校の皆様にも天工での取り組みについて知っていただけました。親と子のメッセージカードは体育館に掲示をしたことで、実際に見ていただくこともできました。「メッセージを見ていると涙が出てきそうになる」等の感想を聞くことができました。
多くの方々のご協力もあり、無事大会を終えることができました。大変お世話になりました。ありがとうございました!m(_ _)m