2025年5月の記事一覧
【機械科】「工業版の高校総体」開幕間近!
【機械科】「工業版の高校総体「高校生ものづくりコンテスト」」開幕間近となりました。
工業系学科のある高校ならではの、もう一つの高校総体『「工業版高校総体「高校生ものづくりコンテスト」』が6月中旬(14日(土)15日(日))に行われます。機械科では『旋盤作業部門』に出場します。
機械科3年 中村 悠生(なかむら はるき:緑東中出身)が、平日・休日と練習を行っています。野球部との兼部で「①学業」と「2つの部活動(②工作部、③野球部)」と「三刀流」で、充実した学校生活を日々送っています。
「旋盤」は「機械実習の王道」の1つです。コンテストの課題は0.01mm、0.001mmを要する精度、表面形状(見栄え・輝き)、組み合わせ状態、ネジの締め付け具合と「若年者技能五輪」にも匹敵するような高難易度の課題です。当日発表の寸法もあります。
上位入賞目指して頑張っています。大会当日(6月中旬)まで練習を重ねます。
あたたかい応援をよろしくお願いいたします!
【商業科】「おれ鉄 コメせん」と「お野菜ゴロっと ミネストローネ」を販売します!
私たち商業科は、各種イベントや校内文化祭で私たちが企画・開発した商品を販売しています。
今年は、昨年開発した「おれ鉄 コメせん」と新作の「お野菜ゴロっと ミネストローネ」を販売します。
さっそくですが、7月26日(土)に予定されている国水研オープンラボで販売させていただく予定です。昨年販売した「おれ鉄 コメせん」は、午前中に売り切れてしまうほどの大盛況でした。ありがとうございました!
今年も、販売実習ができることに喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。商業科の1年生と2年生が販売します。
みなさまのお越しをお待ちしております。
【建築科】建築のプロを目指して!測量で「正確さ」を学ぶ!
2年生は今、トランシット測量という、建物を建てる上でとっても大切な技術を学んでいます。
わずかなズレも許さない!「測量」の世界
建物を正確に建てるためには、土地の形を測ったり、柱を立てる位置を正確に決めたりすることが不可欠です。そこで活躍するのが「トランシット」という専門の器械!この器械を使って、建築実習棟の中庭にある廊下で、壁からぴったりの平行線を引いたり、角を正確に90度に測ったりする課題に挑戦しました。
チームワークがカギ!声を掛け合い、知恵を出し合う!
生徒たちは、前回の練習の成果もあって、器械のセットアップがとっても速くなっていました。そして、作業中は「あっちにちょっとずらして!」「OK!」と、ハンドサインや声かけを駆使して、お互いにコミュニケーションを取りながら作業を進めます。まるで、一つのチームとして、協力してミッションをクリアしていくようです。初めて使うチョークライン(床に線を引く道具)で、まっすぐな線を引く真剣なまなざしは、まさに「建築のプロになりたい!」「ほんの少しの誤差も許さない!」という強い気持ちが、作業の精度を高めていました。
振り返りでさらにレベルアップ!
作業が終わった後は、みんなで実習室に戻って今日の振り返り。「もっと効率的な方法があったんじゃないかな?」「測量の時にどんなことに気をつけた?」など、活発に意見を交換していました。こうした振り返りを通して、知識を深め、技術を磨いていくんです。
今日の実習も、みんなで力を合わせ、安全に終えることができました。将来、どんな素晴らしい建物を造り上げていくのか、今から楽しみですね!今回の測量実習のように、建築科では「ものづくり」の楽しさや奥深さを体験できる授業がたくさんあります。
あなたも、将来の街を彩る建築のプロを目指してみませんか?
【商業科】開発商品の試食をしました!
商業科全学年による開発商品の試食会を行いました。
過去2年間で開発した「おれ鉄コメせん」「お野菜ゴロっとミネストローネ」の2品です。
今後の販売実習で、味や特徴などをお客様にお伝えできるように真剣に試食しました。
水俣エコパーク内にある道の駅や八代よかとこ物産館などで販売しています。ぜひ、お買い求めください。
10月の校内文化祭でも販売予定です。お楽しみに!
【機械科】コート製作が進みました!(ロボット製作)
「課題研究」3回目の授業が行われました。
体育大会や中間考査があったため、約1カ月ぶりの課題研究の授業となりました。ロボット製作班は毎年コート製作から始まりますが、この1カ月間は全く作業が進んでいませんでした。前回は材料の選定まで行っていたので、今回は材料の切断と組み立ての作業を行いました。
固定できるところからビスを打っていきます。今回は枠を作る作業がメインになりました。
最後に板を乗せ、ビスで固定していきました。
あまりスタート時と変わっていないように見えますが、6割程度の作業を終えることができています。別で作っている細かなパーツを完成させ、それぞれの場所に配置すればコートは完成となります。次回の授業(また2週間ほど間が空きますが…)では完成できるように頑張ります!
【半導体情報科】半導体技術Ⅰ-熊本大学名誉教授宇佐川先生をお招きして
5月27日(火)5・6限目の「半導体技術Ⅰ」の授業に、熊本大学名誉教授の宇佐川先生をお招きし、「半導体ってそもそも何?」と題して特別講義をしていただきました。
講義では、身近なスマートフォンを例に挙げながら、人間には味覚や嗅覚、皮膚感覚といった五感がある一方で、スマホにはそれらがなく、いかに半導体が異なる形で情報を処理しているかを考えるきかっけとなりました。
次に、「半導体の「半」とは何を表すのか?」というテーマのもと、専門的な内容を非常にわかりやすく説明いただきました。
授業の最後には、実際にWi-Fiルータを分解し、その内部にある基盤を間近で観察する貴重な体験もさせていただきました。普段目にすることのない基盤ぼ複雑な構造や、そこに組み込まれた様々な半導体チップを見て、生徒たちは興味津々でした。
今回の宇佐川先生による特別講義は、生徒たちの半導体に関する知識を深めただけでなく、今後の学習に対する興味関心を一層高める大変貴重な機械となりました。宇佐川先生、誠にありがとうございました。
当日は、RKKによる取材もあり、テレビで紹介して頂きました。
RKK NEWS DIG
【建築科】測量のプロになろう!水準測量に挑戦!
建築科では、入学して約2ヶ月の1年生が、もう現場のプロみたいに頼もしくなってきました! 今日は、建物や土地の高さを正確に測る「水準測量」という、とっても大切な技術にチャレンジした様子をお届けします。
現場で役立つ「3つのかく」と、測量の基本!
実習の前に、建築のプロが大切にしている「現場の3かく」(字をかく、汗かく、恥かく)という言葉を学びました。「これは、建築現場で働く上で、絶対知っておいてほしい心構えなんだよ!」と先生。みんな真剣な表情で聞き入っていました。
それから、今まで学んだ「平板測量」という測量の復習をして、いよいよ新しい「水準測量」の世界へ! 「どうして高さを測るの?」「どんな道具を使うの?」といった、測量の目的や専門用語を、一つひとつ丁寧に学んでいきました。
オートレベルと箱尺で、いざ実践!
さあ、いよいよ実習スタート! 今回使うのは「オートレベル」という、カメラのような形の器械と、「箱尺」という大きなものさしです。オートレベルのセットアップは、前回の実習で慣れているから、なんと1分もかからずに完了! みんなのチームワークもバッチリです。箱尺の目盛りを読む練習も、クラスメイトと協力しながら真剣に取り組みました。
体育館で高さ測量!そして、なぜ?を考える時間
場所を体育館に移して、1階の床から階段の段差を測りながら、3階の床までの高さを測量していきました。慎重に、一つひとつの数字を読み取っていきます。実習棟に戻って、測った結果をみんなで集計! すると、「あれ? 行きと帰りで約5cmもずれちゃった!」という結果に。でも、ここで終わりではありません。建築科では、「失敗」で終わらせないのがカッコいいところ!「なんで誤差が出たんだろう?」と、クラスメイト全員で大ディスカッション! 「寸法の読み間違いがあったからかな?」「器械のセットもっと慎重にすればよかった?」など、色々な意見が飛び交いました。この「なぜ?」を考えることで、次の実習ではもっと上手にできるようになるヒントが見つかったんです。
挑戦と学びを繰り返して、未来の建築家へ!
ただ測るだけじゃない。「やってみる(トライ)」→「失敗から学ぶ(エラー)」→「原因を考える(検証)」このくり返しこそが、現場で本当に必要とされる建築家になるための大切なステップなんです。
建築科の1年生は、この水準測量実習を通して、未来の建築家として大切な一歩を力強く踏み出しています! みんなも、建築の奥深さに触れてみませんか?
【半導体情報科】電気実習「直列抵抗器(倍率器)の実験」
5月27日(火)午前、半導体情報科1年生の実習を行いました。
今回は前回の「オームの法則」に引き続き電気系の実習「直列抵抗器(倍率器)の実験」です。
前回の実習で使用した「直流電圧計」について学習し、電圧計の内部抵抗の測定方法、電圧計に直列に抵抗を接続し測定範囲を拡大する方法を学びました。
実際に、配線し電気を流した後、真剣に計器と向かいあって計測していました。(残念ながら値を読み間違えてやりなおしてましたが、、、それも実習の楽しいところ)
最後に測定した値と最初に学んだ理論値を比べて、電圧計の誤差についても学びました。
【探究活動】2学年「総合的な探究の時間」風景街道
5月26日(月)6限目、2年生の総合的な探究の時間で今年度新たに取り組む「風景街道」について、熊本大学の田中先生と関係者の方々に来ていただきワークショップをしました。
道とは何か、その機能についてお話していただき、その後「水俣らしい道」にあってほしい風景についてワークショップを行いました。
大学生の方たちにリードしてもらいながら、「自分の好きな風景」や「こんなものがあったらいいな」など、各々思いついたことを広用紙に記入し、水俣の良さを再発見したり今後の課題について考えたりする時間となりました。
今後は地域資源を活用したまちづくりを「道」をキーワードに探究していきます。
今後の続報をお楽しみに!
【サッカー部】高校総体1回戦、善戦するも惜敗!
いつも温かい応援ありがとうございます。5月25日(日)に山鹿カルチャーグラウンドで高校総体サッカー競技1回戦、城北高校との試合が行われました。
序盤は、事前に立てた「失点しない」という作戦通り、選手たちは集中力を切らさずに堅い守りを見せてくれました。
得点のチャンスも何度か作りましたが、惜しくもゴールを奪うことはできませんでした。
前半は、PKによる1失点のみに抑え、0-1で折り返しました。
後半は、同点、そして逆転を目指して果敢に攻めに出ましたが、中々得点に結びつかず、逆に、攻め急いだところをカウンターから失点してしまい、最終的に0-4で敗れる結果となりました。
結果は敗戦となりましたが、この試合は、この1年間でチームが一番輝いていた試合だったと言えるでしょう。ピッチで戦う選手はもちろん、ベンチから声を枯らして応援するメンバー、スタンドで熱い応援を送ってくれた生徒、全員が一丸となって戦い抜きました。
この悔しさを胸に、10月に控えている選手権では、ベスト8を目標に、新チームとして練習に励みます。
【弓道部・九州大会出場決定】令和7年度高校総体(個人戦)結果報告
5月24日(土)八代市弓道場
個人戦
女子個人予選:2−1谷口・2−4宮下 予選通過
男子個人予選:2−3濱崎 予選通過
女子個人準決勝:谷口 宮下 決勝進出
男子個人準決勝:濱崎 準決勝敗退
女子個人決勝:谷口 ✕ → 遠近競射の結果敗退
宮下 〇✕ → 遠近競射の結果3位(九州総体出場決定)
インターハイをかけた大事な県高校総体が個人戦のみ先行開催で開催されました。生徒たちにとっては団体でのインターハイ出場という目標を達成するための前哨戦となる大切な大会になります。予選を女子2人、男子1人が通過し、準決勝を女子2人が皆中で通過しました。決勝では2人とも思ったような結果とはいきませんでしたが、それでも2-4宮下さんが3位入賞し沖縄県で行われる九州総体の出場権を手にすることができました。
来週は水俣高校弓道部としての目標であるインターハイ団体出場をかけた高校総体(団体戦)が行われます。気を引き締めて来週ものぞんでいきますので応援よろしくおねがいします。
文責:顧問・松下
【ソフトテニス部】高校総体1回戦(個人戦)を終えて
高校総体ソフトテニス競技に本校から女子2ペア、男子4ペアが出場しました。
この中で女子2ペア(1ペアはベスト16のため2回戦からの参戦)、男子2ペアが見事に勝ち残り6月1日(日)~実施される個人戦を戦います。男子は公式戦初勝利ということで、選手も応援も大盛り上がり!勝利を嚙み締めた表情はとても素敵でした。
一方で惜しくも敗れた2ペアの選手も、悔しさを滲ませつつもチームメイトを大きな声で全力で応援しており、まさにチーム一丸となった瞬間でした。
来週30日(金)からいよいよ団体戦が始まります。残り1週間、チーム一丸となって駆け抜けます。応援よろしくお願いします。
水滴石穿!(←水高ソフトテニス部の精神です)
【図書委員会】「読書教育重点校」の活動費を贈呈していただきました
今年度、水俣高校は「一般財団法人熊本県教育会館 令和7年度図書寄贈事業」の一環の『読書教育重点校』に指定していただき、その活動費として図書カード5万円分を寄贈していただくことになりました。
5月20日(火)、12:50に、熊本県教育会館より青木様にお越しいただき、贈呈式を行いました。図書委員長の渕上さんと副委員長の濱﨑さんが参加し、受領しました。渕上委員長は「皆でたくさんの本を読みます」等の謝意を述べました。
生徒の読書意欲の向上、図書館の充実のための活動に充てていきたいと思います。
ありがとうございました。
【機械科】溶接実習、それは金属と金属をつなぐ技術・・・
機械科では溶接実習を行います。
実はこの実習、とても在校生から人気の高い実習です。
今回は、溶接のスペシャリスト・中馬先生の指導のもと、
三輪車タイプの素敵なフラワースタンド作成に挑戦しています!
ちなみに溶接とは、
金属と金属をくっつける作業のことです。たとえば、鉄と鉄を強くつなげたいときに、溶接を使います。
どうやってくっつけるの?
とても熱い火(アーク)や機械の力を使って、金属の表面をドロドロに溶かす。
溶けたところを冷やすと、くっついて一つのかたまりになる。
まるで、チョコレートを溶かしてくっつけるみたいなイメージです!
実習ではどんなことをするの?
溶接機という機械を使って、金属をくっつける練習をする。
気をつけること
電気を使うので、安全第一!
安全のための服や手袋、マスクをつける。
火花が出るので、目を守るゴーグルも大事!
先生の話をよく聞いて、勝手に機械をさわらない。
作業が終わったら、道具をきれいに片づける。
どんなところで使われているの?
車や電車、橋など、大きなものを作るときに使われます。
工場や建設現場で大活躍!
【建築科】コンクリート調合設計実習~未来の建築家になろう!~
今日の建築科2年生の実習は、「コンクリート調合設計」と「練り混ぜ」でした!みんなは、建物に使われているコンクリートが、一体何からできていて、どうやってあの硬さを決めているか知っていますか?
水俣高校の建築科では、1年生で学んだ建築構造の知識を活かして、コンクリートがどれくらいの強さになるか、そして工事の時にスムーズに流し込むための水の量を、計算式と関数電卓を使って導き出すんです。
計算が終わったら、いよいよ実験スタート!決めた分量の水、砂、砂利、セメントを正確に量り、みんなで力を合わせて練り混ぜていきます。自分たちで考えた配合が、どんなコンクリートになるのかドキドキ。練り上がったコンクリートの柔らかさは「スランプ試験」と呼ばれる検査方法でチェック!そして、型枠(モールド)に流し込んだら、今日の実習は終了です。
計算から実際の作業まで、全部自分たちの手で行うから、達成感はひとしお!
そして、このコンクリート、実はこれで終わりじゃないんです。4週間後には、特別な機械で潰して、目標の強度が出ているかを確かめる「圧縮実験」を行います。初めて自分たちで配合を計算し、練り混ぜたコンクリートが、目標とする強度を出すのか、結果が今からとっても楽しみです!
水俣高校の建築科で、アナタも将来の街づくりを支える技術を学んでみませんか?
【電気コース】2年生実習「トランジスタの静特性」
令和7年5月22日(木)、電気コース2年生の授業風景の一部を紹介します。
本日は、トランジスタの静特性の実習を行いました。トランジスタはベース、エミッタ、コレクタの端子から出来ていて、ベース電流を一定の段階で変化させて、コレクタ・エミッタ間電圧の入出力やコレクタ電流の変化を調べる実習です。半導体を学ぶ上でも必要な知識ですので、真剣な眼差しで計器に向かって、値の計測を行っていました。
【進路指導部】第1回進路講話「人生を最高の旅にせよ!」
キャリア教育の一環として、第1回進路講話を全学年対象に実施しました。講師は国立阿蘇青少年交流の家の所長であられる牛田卓也様にお越しいただき、ご講演いただきました。
「人生を最高の旅にせよ」と題したご講演の中で「Serendipity」をキーワードに、賢明な努力や1歩踏み出すことの大切さを、人生を旅に例えてご講話いただきました。また、これからのVUCA時代を生き抜くために、興味・関心をもって積極的に行動すること、多様な人との出会いを大切にすること、ポジティブでいること等のメッセージをいただきました。最後の生徒代表謝辞の中でも「前向きに、挑戦を恐れず生きたい」と言葉があったように、今後の人生(学び)の土台となる講話でした。牛田様、貴重なお時間をありがとうございました。
【建築科】建築を支える「構造設計」ってなんだろう?
みんなが普段見ている建物って、どうやって建っているか考えたことはありますか? 実は、建物が安全に建ち続けるためには、とっても大切な「骨組み」の設計が必要なんです。それが、建築構造設計!
建築科では、2年生からこの構造設計について学び始めます。難しそうに聞こえるかもしれませんが、中学で習った数学や理科の知識が、建物の形になって現れるイメージです。
構造設計って具体的に何をするの?
構造設計は、建物の土台や柱、梁(はり)といった骨組みを設計すること。地震や強い風が吹いても建物が倒れないように、その強度を計算したり、建物が安定するように工夫したりするんです。
例えば、この柱の太さで、本当にこの建物を支えられるのかな?大きな地震が来ても、この建物は大丈夫かな?といったことを、図を書いたり、計算したりしながら答えを導き出していきます。頭の中で想像力をたくさん働かせながら、先生が作った分かりやすいスライドを参考に、みんなで問題に取り組んでいます。
数学や理科が「見える形」になる!
今まで教科書の中で学んできた数学の計算や理科の法則が、建物という目に見える形になっていくのは、きっと感動するはず! 「あの時習った公式が、こんなところで役に立つんだ!」と、新しい発見がたくさんありますよ。
建築科では、ものづくりだけでなく、この構造設計もしっかりと学ぶことで、実践的な建築家を育てています。将来、安全でかっこいい建物を自分で設計してみたい人、頑丈な建物を建てて世の中の役に立ちたい人、ぜひ建築科で一緒に学びませんか?
【半導体情報科】「総合的な探究の時間」で三角ロジックを学びました!
5月21日(水)、「総合的な探究の時間」の授業で、三角ロジックを学びました。
三角ロジックとは、思考スキルの1つで、「主張」「根拠」「論拠」の3つを頂点とした要素が三角形を構成する考え方のことです。これを活用すると、自分の言いたいことや主張を、相手に分かりやすく論理的に伝えることができます。
今回のテーマは、「あなたが住んでいる地域に観光客を呼ぶための手立てを考えよう」!
生徒たちは、地元の特産物や、観光地、イベントなどを調べ、それをどのようにアピールして観光客を呼ぶのか、真剣に考えていました。授業の最後には、代表生徒4人が、自分の考えたアイデアをクラスの前で発表してくれました。
【機械科】金属が溶けているところ、見たことありますか?
機械科では、「鋳造実習」というものがあります。
今回は鋳造のスペシャリストである機械科・佐藤先生のご指導のもと挑戦しました!
鋳造は、金属で物を作る方法のひとつです。
たとえば、チョコレートを型に流して冷やすと、ハートの形や星の形になりますよね?
それと同じように、金属をドロドロに溶かして型に流し込み、冷やして固めることで、いろんな形の部品や道具を作るのが「鋳造」です。
☆どうやって作るの?
型(かた)を作る
→ 作りたい形の入れ物を用意します。
金属を溶かす
→ 鉄やアルミなどを高い温度でドロドロにします。
型に流し込む
→ 溶けた金属を型に入れます。
冷やして固める
→ 金属が冷えて、かたい形になります。
型から取り出す
→ 完成した金属の形を取り出します。
☆どんなときに使うの?
自動車のエンジンの部品
鐘(かね)や仏像
工場の機械の部品
など、かたくて丈夫なものを作るときに使われます。
水俣高校機械科で「鋳造」やってみませんか?
【機械科】つばめの巣のひなが育っています
機械科実習棟の階段の壁に、今年もつばめが巣を作っています。
5月に巣のひなが育ち、この一週間で体も大きくなりました。
巣の中には5羽のひながいます。巣立ちの日も近そうです。
餌を運ぶ親鳥
ひな鳥は5匹がいます。
見守る親鳥(左)と ひな(右) 飛ぶ練習が始まりました。
このような場所に巣があります。
【建築科】未来の建築家たち、進測法に挑む!
建築科の1年生が、先週の放射法に続き、進測法という新しい測量方法に挑戦しました!
みんなはまず、建物や障害物があって放射法では測れない場合に、どうやって測量するのかを考えました。そして、それぞれの測量方法の良い点と難しい点を知ることで、実際に測量するときに「あっ、これはあの時のことだ!」と、もっと深く理解できるようになります。
実は、前回の測量レポートで、知識や技術はもちろん、チームワークやみんなで話し合うことの大切さを書いていました。今回の測量でもそれらを意識して、みんなで協力しながら測量に臨みました。
その結果…なんと、測量の誤差はたったの1mm! 初めての挑戦で、こんなに正確に測れたのは本当にすごい! みんな、とても満足そうな笑顔でした。これも、仲間と力を合わせ、ミスがないように声をかけ合った成果です。
このように、水俣高校建築科の1年生は、立派な建築家になるという大きな夢に向かって、毎日成長しています。中学生の皆さん、私たちと一緒に、未来の建物を創ってみませんか?
【商業科】検定合格に向けて頑張ってます
体育大会、中間考査も終わったところですが、商業科では6月に電卓、簿記、ワープロの検定試験があります。
1年生も、電卓とワープロの検定に挑戦します。授業や放課後の時間を使って合格目指して頑張っています。
【建築科】建築製図の世界へようこそ!~製図技法と集中力の習得~
建築に興味のある中学生の皆さん、こんにちは!水俣高校建築科では、建物を設計するための図面、「建築製図」の授業がいよいよスタートしています。今日は、その授業の様子を少しだけ覗いてみましょう。
「え、文字の練習から?」と、ちょっと驚いたかもしれませんね。でも、建築の世界において、図面に書き込まれる文字は単なる覚え書きではありません。それは、建物の情報を正確に伝えるための、非常に重要な「共通言語」なのです。もし、たった一文字の読み間違いが、実際の建物に大きな影響を与えてしまう可能性だってあるんですよ。だからこそ、私たちは一文字一文字を、丁寧に、そして効率よく書くための練習を徹底的に行っています。
初めて手にするピカピカの製図道具たちも、毎日触れていくうちに、まるで体の一部のように馴染んでいきます。最初は少し手こずった文字も、何度も何度も書き込むうちに、驚くほどスムーズに描けるようになるんです。課題に真剣に向き合う時間は、まさにストイックそのもの。その集中した時間の中で、私たちはぐんぐん集中力を高めています。そして、一枚の図面を完成させた時の達成感は、何物にも代えがたいほど大きいのです!
建築の専門的な知識や技術を習得することはもちろん、一つのことにじっくりと向き合う集中力や、やり遂げた時の充実感を味わうことも、建築を学ぶ上で非常に大切な要素です。水俣高校建築科の生徒たちは、確かな技術と強い精神力を磨きながら、将来有望な建築家へと成長していく道のりを、仲間と共に楽しんでいます。
中学生の皆さん、建物の基礎をしっかりと学び、魅力的な未来の街を創造するスペシャリストを目指してみませんか?水俣高校で、皆さんの熱い夢が形になる日を心待ちにしています!
【半導体情報科】スマホの中の小さな巨人たち!「半導体技術Ⅰ」~NHK様、熊本日日新聞様が半導体情報科を取材!~
5月13日(火)の半導体技術Ⅰの授業では、私たちの生活に欠かせないスマートフォンに焦点を当てて、その内部で活躍する半導体の役割について深く掘り下げました。
授業の冒頭では、前回の復習として「半導体はどこに使われているのか?」という問いかけからスタート。
生徒たちは、日頃から目にしている様々な製品を思い出し、一人2つずつ発表しました。
続いて、本日のメインテーマである「スマホの中に入っている半導体の役割!」について、スライドを用いて解説が 行われました。普段何気なく使っているスマートフォンには、実に多くの種類の半導体が搭載されており、それぞれの半導体が人間の体の各器官に例えられ、その機能をわかりやすく説明されました。
(例)
CPU=頭脳
メモリ=記憶
マイコン=司令塔
ジャイロセンサ=体のバランス感覚
このように、身近なスマートフォンを例に挙げることで、生徒たちは抽象的な半導体の役割をより具体的にイメージできたのではないかと思います。
今回の授業を通して、スマートフォンという小さな箱の中に、高度な技術が凝縮された半導体が数多く搭載され、それぞれの役割を果たすことで、私たちの便利な生活が支えられていることを深く理解できたと思います。この学びを生かし、これからの授業でさらに半導体技術への理解を深めてくれることを期待しています。
【半導体情報科】電気実習「オームの法則」
5月13日(火)午前、半導体情報科1年生の実習を行いました。
今回は電気系の実習で、オームの法則です。電気回路における電圧・電流・抵抗の関係を表す基本的な法則で、電気を学ぶ上でとても大切な法則です。「電圧(V)= 電流(I)× 抵抗(R)」で表され、2つの値から対象を計算で求めるという実験でした。
慣れない計器の使い方に苦戦しながらも、積極的に取り組んでいました。今後も安全に気をつけて、行っていきたいと思います。
【探究活動】1学年「総合的な探究の時間」三角ロジック
5月14日(水)5限目、1年生の「総合的な探究の時間」において三角ロジックを行いました。
これは自分の主張を論理的に行うため、客観的な事実やデータ(根拠)をもとに、どのようなことが言えるか(論拠)を考えていく取り組みです。
今日のテーマは「高校に制服は必要か」「高校生に宿題は必要か」について考えていきました。
主張を裏付けるためにどのようなデータがあるといいのか考えながら情報収集をし、各々自分の主張が相手に伝わるものになるか頑張って考えていました。
次回は「地元の観光」をテーマに、どのように観光業を盛り上げていくかを考えます。どのような提案が出るか楽しみです!
【建築科】測量実習スタート!建築の基礎を学ぶ第一歩 - 建築科1年生
水俣高校建築科では、建築という壮大な創造の第一歩として、精密な測量実習が始まりました。建築物の根幹を支える基礎的なプロセスを、私たちは真剣に学んでいます。
実習の開始にあたり、安全確認はプロフェッショナルとしての責務です。本日初めて足を通す安全靴の紐の一本に至るまで、丁寧に点検を行い、「ご安全に!」という力強い掛け声とともに、実習への意識を高めます。真のプロフェッショナルは、細部にこそ意識を注ぐものなのです。
座学では、多岐にわたる測量の手法と、その深い意義を学びます。その後、古典的でありながら現代においても不可欠な測量技術、平板測量の習得に挑みます。初めて目にする測量機器に、多少の戸惑いは当然かもしれません。しかし、班の仲間と互いの知識や経験を共有し、協働することで、その操作を確実に自身のものとしていきます。
技術を習得した後は、いよいよ中庭での実践です。今回は放射法という測量方法を用い、現実の敷地を、緻密に100分の1の図面へと縮尺していきます。単なるメジャーの扱いや数値の読み取りにも、専門的な技術と集中力が求められます。一人ひとりが気づいたコツを共有することで、チーム全体の精度は飛躍的に向上します。
実習室に戻ると、計測したデータに基づき、敷地の面積表を作成します。さらに、敷地を複数の三角形に分割し、数学的な分析を通して、その形状と面積を正確に導き出すのです。これまで培ってきた数学的思考力が、現実の課題解決に直接的に活かされる瞬間を実感するでしょう。
建築の学びは、表面的な知識の習得に留まりません。実際に使用した測量機器の精密なスケッチや、図面への効果的な彩色などを通して、インプットした情報を独自の視点と表現でアウトプットする訓練を行います。この双方向的なプロセスこそが、深い理解と揺るぎない専門的技能を築き上げるための重要な要素となるのです。
水俣高校建築科で、私たちと共に未来の建築を創造する道を歩みませんか?中学生向け学校体験入学では、私たちが日々取り組んでいる専門的な学びの一端を体験していただけます。皆さんの熱意ある参加を、心よりお待ちしています。
【商業科】3年「プログラミング」、中間考査前の振り返り授業
中間考査を明後日にひかえ、商業科3年のプログラミングの授業では考査範囲の見直しを行いました。質問コーナーでは多くの生徒が積極的に発言し、やる気を伺わせてくれました。また、生徒同士の教えあいの場面も多々見られました。
【建築コース】【建築科】体育大会を彩る!建築の団結力と技術力
体育大会当日、朝8時。雨上がり、グラウンドに集まったのは電気建築システム科の生徒たちです。前日の雨で延期になった団画の取り付け作業に、建築の生徒を中心に有志で力を合わせました。
看板リーダーが心を込めて描き上げた、迫力満点の団画。その大作を、看板リーダーたちに見守られながら、安全第一で足場にしっかりと固定していきます。初めて番線を使った結束に挑戦する生徒も。「こうやって結ぶんだ!」先生に教わりながら、新しい技術を身につけていく姿は、真剣そのものです。
体育大会が始まると、グラウンドには熱い歓声が響き渡りました。風が吹く場面もありましたが、建築の生徒たちが丁寧に、そして確実に固定した団画は、全く揺るぎません。その堂々とした姿は、大会に一層の熱気を添え、生徒たちの興奮をさらに高めます。
昼休みには、団画の前が人気の撮影スポットに!3年生が卒業アルバム用の記念写真を撮ったり、クラスみんなで集まって思い出の一枚を撮ったり。自分たちの手で作り上げた足場と団画が、みんなの笑顔の中心になりました。
体育大会が終わると、再びみんなで協力して、あっという間に団画を解体し、後片付けも完了!最後まで安全に気を配り、無事に作業を終えることができました。
体育大会で、自分たちの建築の知識や技術を活かし、みんなの思い出作りに貢献できる建築科。ものづくりが好き、チームワークを大切にしたいという皆さん、私たちと一緒に、夢を形にする喜びを実感しませんか?日々の授業を通して、確かな技術の習得と、仲間と協力し、様々な場面で活躍できるプロフェッショナルを目指しましょう!
【水高ニュース】広報みなまた水公さん特設ページ更新
広報みなまたに、水公さんのお通りだい!が掲載されています。
バックナンバーはこちらから
https://sh.higo.ed.jp/mina/page_20200317003455/page_20200323005512
【建築コース】【建築科】体育大会のシンボルを自分たちの手で!体育大会団画掲示用足場を組み立てました。
5月8日(木)、体育大会の予行に合わせて、建築コースの2・3年生が中心となって、団画を飾るための大きな足場を組み立てました。
まずは、「レベル」という特別な機械で、地面のわずかな傾きも見逃さずに、足場がまっすぐになるように丁寧に測っていきます。その後は、2・3年生たちがチームワークを発揮! 実習で学んだ安全な作業方法と手順を守りながら、声をかけ合って、あっという間に足場を組み上げていきました。
そして、今年入学したばかりの建築科1年生は、その様子を興味津々に見学していました。「先輩たち、かっこいい!」「自分たちも早くやってみたい!」という声も聞こえ、先輩たちの技術と情熱が、しっかりと後輩たちに受け継がれているのを感じました。
体育大会当日には、この足場に各団の力作である団画が飾られます。ぜひ、迫力ある団画と一緒に、建築コースの
生徒たちが建てた足場の力強さも見てみてくださいね!
【陸上競技部】熊本市陸上競技選手権結果報告
5月3日、えがお健康スタジアムで行われた標記の大会において、高校男子走幅跳で3年生の塩平くんが優勝しました。
6m93という結果は、自己記録には届きませんでしたが、復調の兆しと言えます。
今後の県高校総体、南九州大会に照準を定めて練習に励んでいます。
【弓道部】令和7年度国スポ代表選考会および第3回城南地区弓道錬成大会結果報告
国スポ選考会
4月20日(日)熊本市南部弓道場
女子団体:谷口・松本・上田・宮下
男子団体:宮﨑・西本・江口
女子団体:予選5+7中…計12中(4位タイ通過)
決勝近的5+8
決勝遠的4+4…総計33中(4位)
男子団体:予選5+6中…計11中(予選落ち)
報告が遅くなりましたが、今年度初戦となる国スポ代表選考会が行われました。優勝して国スポ熊本県代表選手となることを目標に臨みましたが、残念ながら目標に届くことはできませんでした。
この悔しさをバネに、高校総体ではインターハイへ行けるよう部員顧問ともども努力していきます。
第4回城南地区弓道錬成大会
5月6日 八代市弓道場
予選2立
女子A:20中(予選3位で決勝リーグ進出)
女子B:10中(予選敗退)
男子 :18中(予選4位で決勝リーグ進出)
リーグ戦
女子A:合計45中(2勝2敗3位)
男子 :合計37中(1勝3敗4位)
5月6日に八代市弓道場で城南地区錬成大会が行われました。女子はメンバーに欠員が出て、Aチームは欠員が出たまま予選に臨みましたが、予選を3位通過し、リーグでも練習とは異なるメンバーでの出場となりましたが2勝2敗の3位と健闘できました。男子も予選を4位で決勝リーグに進出することができ、成長を感じることができました。
男女ともに高校総体まで課題と成長どちらも感じることができる結果となりました。高校総体までに課題を一つでもつぶし、目標達成できるように部員一同頑張っていきたいと思います。
【商業科】ミネストローネ、いかがですか。
商業科の販売実習といえば「赤いエプロン」。
先日紹介させていただいた「お野菜ゴロっと ミネストローネ」の校内販売に向けて商業科の「赤いエプロン」を着て写真撮影をしました。今後、POPやポスターを作成し、校内外での販売実習も計画しています。
「お野菜ゴロっと ミネストローネ」は旬彩館や道の駅などで販売されていますので、一度、ご賞味ください。
【機械科】2年生鋳造実習#アルミ溶解砂型づくり
2年機械科鋳造の実習では鋳造と溶接の実習テーマで取り組んでいます。
今回は【鋳造】の砂型づくりの様子を紹介します!
鋳造とは溶かした金属を型に入れて冷やし製品を形成する加工方法です。
砂型づくりは製品を形成するための型を作る大事な工程です。
最初は土づくりからです。
砂山を作ってホースで水をかけよく混ぜていきます。
調合していくことで崩れにくい砂ができていきます。
土をふるいにかけて細かい砂と分けていきます。
なだらかに揃えた後はつき棒を使って土を押し固めていきます。
湯だまり、受け口と呼ばれる溶かした金属を入れる穴を作っていきます。
これから乾燥させることで砂型は完成します。次回は作成した型にアルミを流し込む鋳込みの作業を行っていきます!
【機械科】卒業生が再び水俣高校に!
今年3月に卒業した卒業生の5人が進路体験談の講話のために水俣高校来てくれました。
それぞれが色々な職種や生活をしており、普段どんな生活をしているのか、仕事の内容、進路への考え方やライフワークについてなど計1時間、機械科の3年生に向けて話してもらいました。
富永さん、瀬崎さん、柳野さん、鶴田さん、中山さんありがとうございました!
これからも元気に頑張ってください!
【建築コース】【WCP】地域を繋ぐ、木への想い~~Wood Connect Project~
水俣高校建築コースの3年生は、今年も8月に水俣環境アカデミアで開催される「SDGs未来都市フェスタ」への出展に向けて、意欲的に準備を進めています。
「Wood Connect Project」(ウッド コネクト プロジェクト)と題したこの取り組みは、建築を学ぶ生徒たちが、木材を通して地域社会と繋がり、SDGsの理念を実践する貴重な機会です。生徒たちは、小学生向けの木工体験を企画し、図面作成から試作品製作まで、主体的に取り組んでいます。
今日の授業中には、木製輪ゴム銃やティッシュケース、パズル、スマホスタンドなど、子どもたちが夢中になれるようなアイデアが形になりつつあります。これらの製作を通して、生徒たちは設計の基礎、木材加工の技術、そして何よりもチームワークの大切さを学んでいます。3年間で培った専門知識と技術を活かし、創造性豊かに製作に取り組む生徒たちの姿は、頼もしい限りです。
SDGs未来都市フェスタの詳細については、後日水俣市よりお知らせがありますので、お楽しみに!
【商業科】3年生授業「プログラミング」、繰り返し処理の実習
商業科3年生の「プログラミング」授業では、Microsoft Excelに搭載されているVisual Basic for Application(略してVBA)をプラットフォームとしてプログラミングを学習しています。
今回の授業では、プログラムの3つの基本処理の1つである繰り返し処理を学習し、そのプログラムを入力・実行しました。日々、タイピング練習にも取り組んでいるので、プログラムの入力はお手の物です。
【音楽部】水俣病犠牲者慰霊式典にて歌を奉納
5月1日、水俣病公式確認から69年となるこの日、本校音楽部は「合唱団みなまた」の皆さまとご一緒に、水俣病犠牲者慰霊式典に出席し、歌を奉納させていただきました。
式典には、髙木校長先生をはじめ、生徒会長、生徒会役員の生徒も参列し、犠牲となられた方々へ鎮魂の祈りを Silent Prayer と共に捧げました。心を込めて歌わせていただいた2曲の歌声が、参列された皆様の心に静かに響くことを願っております。
水俣病の悲しい記憶を未来へと繋ぎ、二度とこのような悲劇が繰り返されないよう、音楽を通して想いを伝えていくことの大切さを改めて感じました。
【電気建築システム科】体育大会用日よけ設置工事を通して実践力を育成
5月1日(木)、2年生の実習において、体育大会の団席となる斜面に、生徒たちが協力して日よけを設置いたしました。
本科では、座学で習得した知識を実践的な技能にすることを重視しており、今回の工事はその一環として行われました。生徒たちは、まず必要な資材を丁寧に運び出した後、打ち込み管を専用のハンマーで確実に固定し、単管とクランプと呼ばれる接合金物を、専用工具を用いて慎重に締め付けていきました。
2年生は、これまでの実習で培ってきた技術とチームワークを発揮し、それぞれの役割を理解しながら効率よく作業を進めておりました。安全管理を徹底しながらも、予定していた工事時間を大幅に短縮し、無事に日よけを完成させることができました。
この日よけの設置により、体育大会期間中の生徒たちの熱中症予防や、急な小雨への対策が可能となります。全校生徒が安心して学校行事に臨める環境整備に、本科の生徒たちが貢献できたことは、大きな学びと達成感につながったことでしょう。
電気コースと建築コースの生徒が合同で実習を行う貴重な機会となりましたが、互いに協力し目標を達成する中で、生徒間の連携意識も一層深まったようです。日よけのおかげで、体育大会ではみんなが実力を十分に発揮してくれると期待しています。
電気建築システム科(令和7年度新入生より半導体情報科と建築科)では、このように工業に関する知識と技術を習得するだけでなく、学校行事においてもその学びを活かし、社会に貢献できる人材育成を目指しています。
文部科学省DXハイスクール・半導体重点枠に採択!!
水俣高校は、令和7年度文部科学省事業「DXハイスクール(プロフェッショナル型・半導体重点枠)」に採択されました!!
全国各県からの申請も多く、661校新セ氏213校採択。その中でもプロフェッショナル型は20校採択(89校申請)、さらに半導体重点枠は8校採択(18校申請)となる狭き門でした!
DXハイスクールでは、①「デジタル技術による課題解決」と「新たな価値の創造」を推進するDXラボの開設、②産学官が連携した最先端のデジタル技術に対応できる人材の育成に、半導体情報科・建築科・機械科の工業3科で取り組みます。
高性能のパソコンや半導体の回路設計専用のソフトを購入し、教育活動の充実を図っていきます。
【半導体情報科】機械設計のオリエンテーションを行いました!
4月18日(金)5限目の時間にオリエンテーションを行いました。
今年度から新設された半導体情報科では、機械科で習う機械設計の授業を学びます。
半導体をつくる半導体製造装置は非常に精密な製造装置のため、設計と開発に機械設計の技術が詰め込まれています。
機械設計を学ぶことで設計や開発の知識を身に付け将来、エンジニアとして活躍する生徒を育成していきます。
【進路指導部】2学年進路LHR(進学編)
2学年進路LHRにおいて、進学希望者対象に株式会社リクルート様より講師をお招きし、進路選択についての意義などをご講話いただきました。人間は自分が知っていることからしか選択できないこと、だからこそ知っていることを広げる必要があることなど、情報収集の大切さを伝えていただきました。また、知っている情報や事実によって人の選択は変化することを、クイズ形式によって身をもって体感することができ、改めて知識を増やすことの重要性を確認することができました。後半は自身の適性を診断し、自分を深堀りするとともに、どのような学校が自分に合っているのかを、広い視野を持って探すことができました。今後はそれらの情報を「比較」する段階にステップアップです。ご講話いただきありがとうございました。