カテゴリ:探究活動
【探究活動】環境科学会のポスター発表に参加しました!
今回9月7日、8日に神戸大学で行われた環境科学会の年会に3年生の生徒が参加しました。『2050年までにカーボンニュートラルは可能か』というテーマでのポスター発表です。2年生のときに、年間を通じて国立水俣病総合研究センターの先生方にご指導いただき探究を行った結果を発表してきました。
周りは専門の大学生や教授、研究者ばかりという中で、緊張はかなりしていたようですが、堂々と発表していました。
色々な立場の方からアドバイスもたくさん貰ったようで、大学進学後の研究にもきっと繋がっていくと思います。
【探究活動】SDGsクイズイベント大成功!
8月26日に水俣環境アカデミアが主催した「SDGs未来都市フェスタ」に水俣高校からも3つのブースが参加しました。普通科からは慶應義塾大学との高大連携事業「SDGsマップアプリ」プロジェクトチームが、クイズブースを運営しました。水俣市のことやSDGsをもっと知ってもらうために、4月からプロジェクトチームみんなで考えてきました。
内容は、①段ボールでペットボトルキャップをとばすシューティングガンを作成→②SDGsに関するクイズに答える→③答えの番号を作ったガンで狙う→④正解した数に応じてスタンプがもらえる→⑤スタンプの数に応じてアイスクリームのトッピングがもらえる、というものでした。
お客さんは来るのかな…とドキドキしていましたが、当日は子どもだけでなく多くの大人の方、市役所の人や水俣市で働いている外国人の方、古賀所長にも挑戦してもらいました。昼頃には混雑で、クイズコーナーで待ってもらうほどでした。クイズより景品のアイスにくぎ付けな子どもたちもいましたが、多くのかたにクイズがとても勉強になった!という感想をいただき、少しでも水俣市のSDGsの取り組みを知ってもらうことができたのではないかと思います。
【探究活動】慶応大学学生とのワークショップ2023夏
慶應義塾大学の学生と日本に勉強に来ているアジア諸国の先生や大学生17名が水俣高校に来校し、水俣高校の生徒と一緒にワークショップを行いました。コロナウイルス感染の間はなかったので、久しぶりの開催となりました。マレーシアやフィリピン、ネパールなど色々な国の方と水俣高校生14名でゲームをしました。
水俣や熊本に関係するSDGsのクイズを水俣高校生が英語で出題し、4択の中から選ぶというシンプルなゲームですが、そう簡単ではありません!4択の正解をシューティングガンでうまく当てないと正解になりません。答えは分かったのに、うまく当たらずに不正解!なんてこともありましたが、大いに盛り上がりました。
水俣高校生はシューターの作り方を英語で教えたり、クイズを英語で作成するなど、英語でのコミュニケーションに必死なところもありましたが、これもよい経験になったと思います。
このクイズ&シューティングゲームは、8月26日に水俣環境アカデミアで行われるSDGs未来都市フェスタでもやるので、たくさんの人に遊びに来てもらえると嬉しいです。当日は当たったら嬉しいプレゼントもありますよ。
【探究活動】調理実験成功なるか…?!
2学年普通科・商業科の生徒が1年間をかけて総合的な探究の時間でテーマ探究に取り組んでいます。
現在はテーマに対しての背景や仮説を明確にして、どんな調査方法が適切か考える時期です。
そんな中、「高齢者の食事」「特産物でスイーツ」「家庭からの生ごみゼロ」というテーマで取り組んでいる3つのグループがさっそく調査として調理実験に取り組みました。
ハプニングもあったようですが、3班ともまずはデータを取るのに成功したようです。
ここからテーマに向かってどのように調査を進めていくか、引き続き頑張ってほしいです。
【探究活動】SDGsマップ班2023始動
本校の高大連携事業の一つ、慶應義塾大学の植原先生の指導のもと昨年度から取り組んでいる「SDGsマップアプリワークショップ」プロジェクトが今年も始まりました。新メンバーに1年生を7名加えてのスタートです。このプロジェクトには、SDGs未来都市である水俣市におけるSDGsの取組みをもっと多くの人に知ってもらいたいという目的があります。
1回目の6月23日は植原先生と大学生のお二人が本校に来校され、対面形式でのワークショップとなりました。大学生の先輩がファシリテーターとなって、8月26日(土)に水俣環境アカデミアで行われるSDGsフェスタに出店するブースのアイデアを出し合いました。
クイズがいいかな‥、いやいやゲーム的要素も入れて!景品があったほうがいい!など生徒たちの柔軟なアイデアがたくさん出て、白熱した議論になりました。
これから具体的に中身を決めていきます。どんなブースになるのか!?楽しみです。
【探究活動】水俣条約班2023、環境省から講話をいただきました
水俣の名前がついた「水銀に関する水俣条約」を皆さんご存じですか?
水銀のライフサイクル全体を管理する国際条約です。水俣高校では数年前から、2年生の生徒たちが水銀や水俣条約をテーマに探究活動を行っています。今年は8名の生徒がこのテーマで探究活動を行います。
今日は環境省の水銀対策推進班の黒田一樹様から、オンラインで講話をしていただきました。黒田様からは、水俣条約ができた背景や、途上国の水銀利用状況、日本にいる私たちできることなどの話をしてもらい、知っているようで知らなかった水銀の利用について知ることができました。
その後生徒たちの考えた今年の探究活動のテーマについてアドバイスをいただきました。
短い時間でしたが、生徒たちからは「質問いいですか?!」と積極的に発言があり、一つ一つに丁寧に答えていただきました。お話を聞いて、さっそく「次はこれを調べたらいいかな」「テーマをこうしたら…」などの言葉が生徒たちの間で交わされ、さらに探究活動への意欲が高まったようでした。
9月には水銀に関する水俣条約のユースダイアログも実施される予定です。
今年の生徒たちの活動もお楽しみに!
【探究活動】Oyster Project
水俣湾でのカキの最も良い養殖地点をさぐるOyster Project、水高生が代々取り組んで今年7年目になりました。埋め立てや浚渫、漁業の停止により漁獲量が減ってしまった水俣の漁業を応援するために、国立水俣病総合研究センターと水俣高校、水俣市漁業協同組合が連携し、カキの育成状況を調査しています。今年は水深4地点の調査です。
今日は今年の初調査でしたが、あっという間に測定のコツをつかみ、スムーズに測定することができました。
4地点の牡蠣がこの後どのように成長していくか、どのような違いがでるのか測定を続けていく予定です。
【探究活動】日越大学との交流2023スタート
2年生の総合的な探究の時間において、ベトナムとの比較文化研究を行うグループの活動が始まりました。水俣高校では、水俣市が締約しているベトナムの日越大学との交流を行っており、今年で4年目になります。
今日はまずオリエンテーションということで、生徒からの水俣高校紹介、その後ベトナムの紹介、さらに小グループにわかれてフリートークを行いました。
日越大学の学生のみなさんは日本語がとても上手で、日本文化にも興味をもってくれているようでした。フリートークでは「好きな音楽は?」「何がベトナムで流行っているの?」など話がはずみ、フリートークの終了時には「まだ話したかった!」という悲鳴があがったほどでした。
これからテーマを決めて研究を進めますが、日越大学の学生のみなさんと協力しながら内容を深めていけたら、と思います。楽しい時間でした。cố lên!
【探究活動】第5回大阪大学SSIシンポジウム発表の様子
2023年3月18日に実施された第5回大阪大学SSIシンポジウム『私たちの創る「誰一人取り残さない」未来の社会』にて、本校の牡蠣調査班と水銀条約班が発表している様子が、大阪大学のホームページから動画を見ることができます。以下のリンクからご覧ください。
https://www.ssi.osaka-u.ac.jp/activity/salon/5thssisymposium-2/?sortcat=cat01
【総探】2学年探究スタート!
今年も2年生普通科と商業科の生徒82名が探究活動に取り組みます。今年はどんなポスターができあがるのか、楽しみです。探究活動のポスター作成の基本レクチャーを昨日、国立水俣病総合研究センターの丸本倍美先生にしていただきました。
探究活動といっても、ポスターの作り方は?どんなことを書いたらいいの?ポスターとスライドの違いは?など分からないことが多いですよね。そんな基本を先輩たちのポスターを参考にしながら、大変分かりやすく教えていただきました。先生には来週からもアドバイスに来ていただきます。
2年生はこれから1年間かけて探究活動に取り組み、ポスターを作成し、3月に発表を行います。ぜひとも自分自身のなぜ?知りたい!伝えたい!という思いを大事に取り組んでほしいと思います。
【総探】日本OECD・大阪大学主催SSIシンポジウムに参加しました!
皆さん5月に広島で開かれるG7サミットを知っていますか?その関連行事として、日本OECDと大阪大学が中心となって、持続可能な社会のために地域で活躍する中高生を集めたシンポジウムが開かれました。水俣高校からも2年生の牡蠣調査班と水俣条約班の5名が発表を行いました。
今回のSSIシンポジウムは「誰一人取り残さない未来」を作るために、日本各地(栃木、広島、東京、大阪、福島など)の中高生がどのような活動に取り組んでいるのか、紹介するものでした。
本校からは、水俣病の歴史的な背景とそれに伴う地域課題、克服のために水高生が取り組んでいる取り組みをオンラインで発表しました。
牡蠣班も水俣条約班も先輩から後輩に受け継がれてきたプロジェクトなので、水俣で私たちが行っている取り組みについて今回のシンポジウムで少しでも知ってもらえたら嬉しいです。
【総探】【WCP】祝★企業賞受賞!SDGs Quest みらい甲子園
3月18日(土)に熊本県立劇場にてSDGs Quest みらい甲子園熊本県大会のファイナルセレモニーが開催されました。県下高校のエントリーチームのうちファイナリストに選出されたチームが一同に介し、授賞式に参加して各チームのSDGsアクションアイデアについて意見交換を行いました。ファイナリストは県内12チーム、うち3チームが本校からの選出!本校のファイナリストは普通科の「水俣カヌー班」「水俣食べる通信班」、建築コースの「Wood Connect Project」です。授賞式では、「Wood Connect Project」チームが企業賞(東海大学賞)を受賞しました!地元の山林に着目した取組を評価していただきました。今大会は生徒にとって取組の発信の場となるだけでなく、他校の発表を聞いて見聞を広め、探究活動への理解を深める良い機会となりました。
【総探】校内成果発表会ベストプレゼン賞
3月10日(金)に校内成果発表会を実施しました。2年生を中心に、総合的な探究の時間や各学科の取組について発表を行いました。各学科で取り組んできた活動の成果を発信する場となりました。自分たちの探究活動がSDGsのどの目標に関連しているか提示しながら、独自に集めたデータの分析結果をグラフで示したり、活動の様子を写真や動画で紹介したりなど、どれも興味深い発表でした!
今年度は生徒に1人1台配布されているタブレットを使用し、ポスターやスライドなどの資料を作成してオンライン配信という形で発表を行いました。発表を聞いている生徒たちも資料を見ながら真剣な様子で発表を聞いていました。
ベストプレゼン賞に選ばれた班のポスターと発表動画は以下のリンクからご覧ください。また、今回の探究活動については地域の方々に多くのご協力をいただいた班がありましたので、こちらのページにてお知らせします。ご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。
ベストプレゼン賞
カヌーでゴミ0大作戦 in 水俣川 嶋田渚、濵田キララ |
みんな見たくなっちゃう!ウェブサイトの作り方 上田さくら、塚本紅音、山下敬人、生嶋音羽、髙木麻砂 |
いま、日本があぶない!~イノシカハンターズの挑戦~ ※一部、狩猟の映像が流れますのでご注意ください。 川元瑞輝、吉田実生 |
フィジカルコンピューティングによるプログラミング教育の実践 設樂歩夢、野﨑義貴、渕上芽衣 |
聖地巡礼と地域活性化 濱村竜信、山口祥明 |
地域の方々にご協力をいただいた班の発表
高校生がつくる水俣食べる通信 濱洲ひなの、松原歓奈、山内結花、山岡千華、吉田遥姫 ご協力 ・水俣食べる通信代表 諸橋賢一 様 |
スイーツ開発で水俣をより良くするために 中村早希、森日芽、江口采那、六車希空、窪田夢香 ご協力 ・(有)ONITSUKA日昭堂 店長 鬼塚憲幸 様 |
プレゼンテーションテーマ一覧
【総探】SDGsマップアプリは来年度に続く!
3月14日に今年度最後のSDGsマップアプリ開発ワークショップが行われました。慶應義塾大学植原先生のご指導のもと、水俣市のSDGsの取組みを普及するために、スマホ用アプリの開発を1・2年生16名で続けてきました。通信環境がうまくいかず、プログラミングがうまくいかないこともありましたが、どんなアプリを作ればたくさんの人に使ってもらえるだろうという目標をもって取り組んできました。開発はまだ途中ですので、来年度も継続します。
来年度はアプリの改良を行い、夏ごろにアプリを使ったイベントを計画・実行したいという野望を持っています。今年度メンバーの多くが来年度も継続してくれることになりました。4月以降には新メンバーも募集して、新体制で再スタートします!ぜひ新一年生で興味がある人は参加をお待ちしています。
【総探】KSH・ポスターセッションとステージ発表にて大活躍!
3月4日にグランメッセ熊本にて、熊本県下の探究活動を行っている高校生が一堂に集う発表会が開かれました。ポスターセッション部門、ステージ発表部門、学校紹介ブースとグランメッセの広い会場に高校生が750人、一般のお客さんも1700人を超える大イベントとなりました。
水俣高校からもステージには電気コース、ポスターセッションには普通科・建築コースから7つのチームが参加してきました。色々な学校の生徒の発表を見たり、質問を受けたりと充実した1日になったようです。なかなか鋭い質問にも丁寧に対応している姿をみて、なんとも一年間で頼もしくなったな…と感じました。やはり同年代の頑張りは何よりもよい刺激になりますね。
展示ブースでは機械科のイノシカハンターズや鉄道模型、商業科の開発商品を展示しましたが、子どもたちがかなり興味津々でかぶりついてみてくれました。
見学で参加した1年生も意欲的に色々なポスターの説明を聞いていました。来年の主役は新2年生です!頑張ってください。
【総探】届け!Message from Minamata 水銀に関する水俣条約のユースダイアログに参加しました
水俣高校の2年生の探究活動では、毎年水銀の規制や水銀に関する水俣条約について取り組むグループがいます。今年は普通科の4名が、国立水俣病総合研究センターの原田先生のご指導もと、活動してきました。水俣病についての学び直しや、世界の水銀使用の現状、水俣市の水銀製品の処理方法など様々なことを学んだ彼らは、水俣から水銀の適正な管理と水俣の再生についてのメッセージをイラストで表現し、発信したい!という目標をもって取り組んできました。
今日はそんな彼らの活動を発表するユースダイアログが環境省主催で行われました。水銀の学習に取り組んでいるスロベニアとフィリピンの高校生たちと、日ごろの学習の成果を発表し合い、互いの国の取組について理解を深めました。お互いの発表に対して質問も活発に飛び交い、1時間があっという間に過ぎました。
水銀対策といっても、実際に話を聞くまでは知らないこともたくさんあったようで、改めて水俣から発信できることはなんだろうと考えるきっかけになったようです。
3月10日の発表会が楽しみですね。
【総探】ファイナリストに選出!SDGs Quest みらい甲子園
社会課題解決のアクションアイデアを考えるコンテスト、SDGs Quest みらい甲子園が開催されています。その熊本県大会に本校の取組をエントリーしたところ、3チームが一次審査を通過!2年普通科の総合的な探究の時間から水俣カヌー班、水俣食べる通信班の2チーム、そして、2年電気建築システム科建築コースからWood Connect Project班がファイナリストに選出されました!二次審査(最終審査)では各チームが制作したプレゼン動画が審査されます。熊本県大会のファイナリストとなる12チームは以下のリンクから確認できます!
【総探】英語でプレゼン!UNEP中間ワークショップ
2月20日(月)に水俣環境アカデミアで行われた「UNEPプロジェクト中間ワークショップ」に2年普通科の生徒4名が参加しました。各国からの参加者に向けて、総合的な探究の時間に行った水銀や水俣病に関する調査について英語でプレゼンテーションを行いました。最後には、水俣市長や参加者の方々と記念撮影を行いました。日本の「環境省」に相当する各国代表の方々とお会いする貴重な経験となりました!
【探究活動】みなまたOysterProject最終調査
水俣高校は2学年の総合的な探究の時間で、OysterProjectに取り組んでいます。これは、水俣高校の2年生が代々取り組んでいる水俣の牡蠣を大きくおいしく育てるための研究で、水俣市漁協・国立水俣病総合研究センターと一緒に取り組んでいます。
今年は袋湾の水深が異なる3地点に牡蠣の入ったかごを設置し、5月から毎月大きさや重さを計測してきました。今日は1年間育ててきた牡蠣を開けて中身の重さを計測しました。そして大事な味の調査も行いました。水俣の牡蠣と日本各地の牡蠣を食べ比べるという、非常に味覚を研ぎ澄まして行う大事な実験です!見てください、みんな真剣な表情です!
どこが一番大きくなったか、身の入り方がよかったか、おいしかったかは、3月10日の成果発表会で報告です。お楽しみに!
【総探】【1学年】SDGs講演会を行いました!
2/1(水)の5限目にSDGs講演会を行いました。
水俣環境アカデミア所長の古賀実様を講師としてお招きし、
SDGsのことについて詳しく説明していただきました。
総合的な探究の時間でのポスター作成の中で調べてきたことを、
さらに深めることができるいい機会になったのではないかと思います。
質疑応答では、コンビニの未来について生徒が尋ね、
経済学との関わり合いを踏まえながら説明していただきました。
生徒代表謝辞では、「機械科としてできることを考えて行きたいです。」
という言葉もあり、講演の内容を今後にいかしていこうとする姿も見られました。
SDGs未来都市である水俣市の高校でSDGsについて学び、
よりよい未来を考えていくいい講演会となりました。
これからも様々な探究活動を通して地域の課題について考えていきます!
【総探】ただいま水俣スイーツ開発中
2学年の総合的な探究の時間の中で、スイーツで水俣を盛り上げよう!というテーマのもと活動しているグループがいます。地元水俣が誇るお菓子屋さんの鬼塚日昭堂さんの全面協力のもと、生徒の出した地元素材を使ったアイディアをもとに試作していただきました。今回はレモンケーキ風焼き菓子です。生地とチョコレートの組み合わせで一番何がよいか、お茶と甘夏の組み合わせを先生たちに調査しています。もしかしたら採用されて、販売されるかも…ということでお楽しみに!
水俣環境アカデミア研究体験プログラム
11月から水俣環境アカデミアが行っている研究体験プログラムに、本校1年生の5名が参加していました。いつもは見ることができない九大の研究室をオンラインで訪問したり、味覚センサーを作ってみたりと「研究」を身近に感じる活動をしてきました。同時に自分の身の回りの気になることをピックアップして探究活動をおこない、まとめてきました。1月21日(土)はこれまでの探究活動の成果発表でした。5人全員とも単に調べるだけでなく、アンケートを取ったり、取材をしたり、実験をしたりしてデータを集め、自分のなぜ?の答えを見つけるというしっかりした内容でした。アカデミアの古賀所長からも助言をいただき、2年生の探究活動が楽しみになる発表でした。
Webサイト完成間近!州立モンタナ大学オンラインプログラム⑤
1月21日(土)に州立モンタナ大学オンライン学習プログラムの最終講座を実施しました。参加生徒は州立モンタナ大学と独自のウェブサイトを共同制作し、もう少しで完成します!熊本やモンタナの観光地を紹介するページ等の記事を英語で書き、ウェブサイトに掲載します。全5回の研修をとおして、生徒たちは自らの英語力の向上を大いに実感しており、ウェブサイ卜制作にも楽しんで取り組んでいます!
【SDGs】くまもとSDGsアワード2022表彰式
12月24日(土)に、今回初めての開催となった「くまもとSDGsアワード2022」に、水俣高校のウッド コネクト プロジェクトやイノシカハンターズを含めた様々なSDGsへの探究活動の取組みが評価され入賞し、表彰状を頂きました。くまもとSDGs牽引部門とSDGs未来づくり部門があり、それぞれ39件合計78件の応募の中から、本校はSDGs未来づくり部門の上位6団体に入賞しました。
本校の取組みは、探究活動の中から地域の課題を自分事と捉え、様々な機関と連携し、持続可能な取組みで複数のプロジェクトが活動している点が評価されました。当日は代表として、校長と工業科職員2名が参加しました。
今回の受賞で生徒たちの頑張りはもちろん、地域の方々や応援してくださる方々のおかげで様々な学びや経験ができる環境に感謝しています。関係者の皆様ありがとうございます。
【探究活動】日越大学との交流・最終発表
水俣高校では、ベトナムの日越大学との交流事業を行っています。2年生普通科の生徒とベトナムの大学生が一緒にテーマを決めて互いの国の比較研究を行っています。4月から続けてきたこの研究もついにまとめとなりました。12月23日2学期の終業式後、4グループの最終発表を行いました。
4グループそれぞれのテーマごとに、日本とベトナムの現状、課題、課題解決のためにできることは何か、という内容をスライドにまとめて発表を行いました。
日本とベトナム、そして高校生と大学生という国も立場も違う人たちが1つのテーマの研究を行うということは、なかなか大変なことも多く、「スライドが終わっていません!」「連絡がなかなかつきません!」と苦労もありました。しかし、互いに1つの目的のために協力し合うという経験はなかなかできることではありません。大変なこともあったとは思いますが、お互いの価値観を理解し、どうやったら相手に伝わるか考えるという、本当の国際交流ができたのではないかと思います。
最後には修了証が授与されました。
【探究活動】SDGsマップアプリの開発が進んでいます
水俣高校では慶應義塾大学の植原先生のご指導のもと、今年からSDGsマップアプリを作るというプロジェクトを行っています。水俣市がSDGs未来都市であるということから、「観光客に楽しみながら水俣の良さを知ってもらい、SDGsについて学んでもらおう!そして水俣市のSDGs的な問題点も指摘してもらおう!」という目的でアプリを作ることになりました。参加している生徒は、プログラミング班とSDGs班に分かれて、SDGs班がアプリに必要な機能やデザインをまとめ、プログラミング班がそれをもとにプログラミングを行います。
とはいっても、プログラミング班は最初はネットワーク回線などの関係で予定通りにいかないことも多かったのですが、今日はしっかりアプリ作成のための作業が進みました。難しいところもありますが、みんな試行錯誤しながら頑張っています。SDGs班は水俣市をもりあげるイベントについて意見を出し合いまとめました。
鋭意作成中ですが、どのようなアプリができあがるのか、皆さん楽しみにしてください!
熊本スーパーハイスクール生徒研究発表会に参加してきました
12月3日(土)に崇城大学で実施された熊本スーパーハイスクール生徒研究発表会に、本校から6ポスター14名が代表として参加してきました。
今年は3年ぶりに対面でのポスターセッション発表でした。ポスターセッションとは、会場にポスターを設置して聞きに来た人にその都度発表と質疑応答を行うというスタイルです。自分たちが発表しないときは他の学校の生徒のポスターを聞きに行くこともでき、とても発表者と聞く人の距離が近いのが特徴です。
緊張するかなと思ってみていましたが、物おじすることなく他校の生徒や先生の質問にも丁寧に答え、時には談笑する様子も見られました。積極的に自分から声をかけてポスターを見てもらったり、他の生徒のポスター説明を真剣に聞き入ったりと、実際にたくさんの高校生と会うことで得られたものは大きかったのではないかと感じました。
【総探】【日越大学交流班】プレゼント交換を行いました!
日越大学の学生さんとのアイスブレイクとして、プレゼント交換を行いました。「自分の周りで流行しているもの・好きなもの」をテーマに、日越大学と水俣高校のそれぞれがプレゼントを用意しました。
日越大学からは、日越大学のトートバッグにベトナムの食品や雑貨などを詰めて送ってくださいました。
生徒たちもプレゼントを受け取り、感激していました。
水俣高校からは、生徒たちが選んだ食品や雑貨をラッピングして送りました。今後、贈りあったプレゼントについて、SNS等を利用し、交流をする予定です。
水俣市シンポジウムでの発表
水俣高校では3年前から、ベトナムの日越大学との交流を行っています。2年生の普通科を中心に、総合的な探究の時間の授業で、共同テーマについて両国の文化比較などを行っています。
10月22日に水俣環境アカデミアで行われた日越大学連携協定締結記念のシンポジウムにおいて、水俣高校の交流について発表する機会を頂きました。校長先生の学校紹介に続いて、交流に参加している2年生の唐津さんと倉本さんが生徒代表として取り組みを発表しました。
日越大学の学長先生や水俣市長も注目する中、大変緊張したと思いますが、とても堂々とした発表でした。
普段のSNSを使っての交流の様子や、実際に交流して感じた感想など、高校生の実際の取組について知ってもらえたのではないかと思います。
【2年総探】中間発表の様子
9月30日(金)に2年生の総合的な探究の時間の中間発表で全29班が探究活動の進捗状況を発表しました。水俣川のゴミの状況や牡蠣養殖調査、高校生が住みたい街調査や海の絶滅危惧種など様々なテーマの発表がありました。国立水俣病総合研究センターの方にもご来校いただき、発表内容について助言をいただき、新たな学びが多くありました!10月以降は中間発表を振り返り、年度末の成果発表会に向けてさらに探究を深めていきます!
【2年総探】熊日新聞に載りました!水俣食べる通信
令和4年9月29日(木)の熊本日日新聞に、本校2年生の「水俣食べる通信」班の活動が掲載されました!本校では総合的な探究の時間に外部機関との連携事業を行っており、水俣の「食」の良さを発信する「高校生がつくる水俣食べる通信」の制作に2年生5名が携わっています。これから取材活動をして、本格的な記事制作に取り組みます!
【2年総探】中間発表!日越大学との交流
9月28日(水)にベトナムの日越大学と探究活動の中間発表を行いました。日越大学の学生と共同研究を行い、教育制度の違いなど様々なテーマについて日本とベトナムの課題について発表しました。今後はさらに課題の解決策を提言するため、探究活動をしていきます。生徒たちにとって海外の大学生との交流は良い刺激になっています!
【2年総探】編集会議!水俣食べる通信班
9月12日(月)の放課後に2年生の総合的な探究の時間の「高校生がつくる水俣食べる通信」班が編集会議を行いました。デザインについて意見交換をしたり、特集する生産者の方に聞きたいことなどを考えたりしました。通信制作に向けて本格的に活動が進んできました!
【2年総探】ベトナムのお菓子が届いた!日越大学との交流
8月26日(金)に2年生の総合的な探究の時間の活動として、ベトナムの日越大学と交流しました。今回は「オンラインカフェ」ということで、事前に日本とベトナムのお菓子を送り合い、お互いのお菓子を食べながら、どんなお菓子か説明したり自己紹介したりして楽しみました♪^^ 9月には探究活動の中間発表をするので、仲を深めて共同研究を進めましょう!
【2年総探】記事の書き方を学ぶ!水俣食べる通信制作
8月25日(木)に総合的な探究の時間の「高校生がつくる水俣食べる通信」班の生徒が、ライティングレクチャーを受けました。講師の方に記事を書く上での心構えを教えていただき、先日取材した生産者の方の話をどのように書いたら良いかアイディアを出し合いました。高校生らしい記事にはどんな要素が必要かな?^^取材活動の様子は8月23日のブログを見てくださいね!
水俣高校発のSDGsアプリを作ろう!
水俣高校では慶應義塾大学との高大連携事業として、今年「SDGsデジタルマップ」の作成を目指しています。これまでも慶應義塾大学の植原先生にご指導いただき、リグラスアートでデジタルマップを作ったり、マインクラフトでバーチャル水俣の作成を目指したりと色々なことにチャレンジしてきました。
今年は2019年から止まっていたSDGsデジタルマップを作成し、多くの人に使ってもらうための方法について考えて実行していく予定です。今日は、以前行ったわが町のSDGsスポットを探し、写真を専用サイトに投稿し、17のどのゴールと関連するのか、というワークショップを行いました。
慶應義塾大学から植原先生と4年生の佐藤さんに来校いただき、実際にグループに分かれて学校近くのSDGsスポットを探しに行きました。自分たちがとった写真が地図上に表示され、どの目標と関連するのか表示されるので、「これは確かに!」「これは何??」といった意見も飛び交い、改めてSDGsについて考えた一日となりました。
これからも作成に向けて活動していくので、完成までお楽しみに!
【2年総探】生産者を取材しました!
8月23日(火)の午後から総合的な探究の時間の活動として、水俣市の袋にある鐘ヶ江農園を訪問しました。「高校生がつくる水俣食べる通信」の制作に向けて、生産者の方を訪問し取材活動を行っています。実際に畑で収穫体験をしたり、採れた野菜を調理していただいたりすることで、生産者と消費者の両方の立場から「食」について考えました。今後の編集会議で本日の学びをまとめ、記事制作を始めていきます!
【2年総探】「水俣食べる通信」テーマ決め
「高校生がつくる水俣食べる通信」の制作に向けて、生徒たちでテーマを検討しました。読者ターゲットはどうするか、生産者のために何ができるか、高校生らしさを出すためには、など様々なアイディアを出しました!来週は実際に水俣市内の生産者の方々に取材活動を行う予定です!ドキドキですね♪
【SDGs】慶應義塾大学生とSDGsクイズ!
7月5日(火)に高大連携未来塾(水俣高校✕慶應義塾大学)のワークショップを実施しました。参加生徒は1・2年生16名です。今回は第1回オリエンテーションで、SDGsの概要を学び、大学生との交流を楽しみました!SDGsクイズでは、身の回りの物事がSDGsのどの項目に当てはまるか事前にスライドを作成し、ルーレットで当たった生徒が自分の考えを発表しました。これから大学生と一緒に「水俣市のSDGsマップ」を制作していきます!
【2年】探究活動の様子
6月24日(金)6時間目の2年生の総合的な探究の時間の様子です。理工学やスポーツ、医療やカキ養殖など様々なテーマごとに班をつくり、探究活動をしています。国立水俣病総合研究センターや民間企業の方がご来校され、たくさん助言していただきました!
【1年】水俣市の課題と解決策を考えた!
6月22日(水)の1年生の総合的な探究の時間にて、水俣市のグラフデータを分析しました。人口の推移や産業別就業者数などのグラフを班で分析し、課題やその背景を話し合って解決策を発表しました。生徒たちは活発に話し合いをして、たくさんアイディアを出していました!
【2年総探】ベトナムの大学院生と交流!日越大学ワークショップ
5月24日(火)にベトナムの日越大学と第1回オンラインワークショップをしました。本校では外部との連携事業を行っており、水俣環境アカデミアや水俣市役所と連携して日越大学との交流を実施しています。2年生の「総合的な探究の時間」の活動の一環として9名が参加し、日越大学の大学院生と英語や日本語を使って交流しました。生徒たちはお互いに自己紹介をしたり、連絡先を交換したりと楽しみながら交流をしていました^^
【2年総探】モンヴェール農山さんにご講話いただきました!
5月20日(金)の2年生の総合的な探究の時間に、モンヴェール農山から農山文康様に講話に来て頂きました!本校では外部との連携事業を行っており、水俣食べる通信の諸橋賢一様と連携して「高校生がつくる水俣食べる通信」の制作に携わっています。2年生5名の生徒がこの活動に参加しており、生産者と消費者とが一緒になって「食」について考えました。
【2年総探】牡蠣260枚計測!
5月19日(木)に第1回牡蠣生育調査を行いました。本校では外部との連携事業を行っており、総合的な探究の時間に様々な活動をしています。本事業では国立水俣病研究センターと水俣漁協の方々と連携し、水俣における牡蠣の収量安定を目指して養殖実験を行っています。今年度は袋湾で実験を行っており、異なる水深でどのように牡蠣が成長するのか比較調査を行います。参加生徒10名で協力し、260枚の牡蠣の大きさと重さを計測しました!
【建築コース&機械科】【WCP】Wood connect project2022スタート
先週の金曜日、水俣環境アカデミアで木育ワークショップがあり、建築コース3年生は今年度のウッド コネクト プロジェクト成功に向け、学んだり、習ったりしてきました。まず、林業者の方から水俣の森林の講演をしていただきました。今回この講演会には、本校機械科のイノシカハンターズも参加しました。講演会後には、水俣の山林の課題を自分事ととらえることができ、生徒たちから積極的に質問の手が上がりました。ウッド コネクト プロジェクトとイノシカハンターズの取組みは、とても密接な関係があり、この講演を聴き、学ぶことでさらにお互いのプロジェクトについてイノベーションが起きるのではないかと期待しています。
その後は、夏休みにアカデミアで計画している小中学生向け木育ワークショップ用に「木の加湿器」の試作品を建築コース3年生が製作してきました。講師をするために、製作してきたものを見てもらい、水俣市建具組合ものづくりマイスターの方々より、木製品の検討や木の性質や加工について、また製作方法についてアドバイスを受けました。
多くの地域の方々の支援を受け、社会に開かれた学びを体験できています。今後ともウッド コネクト プロジェクト2022、イノシカハンターズシーズン4の活動を報告していきます。
【総探】令和3年度校内成果発表会ベストポスター賞
先日開催しました校内成果発表会のベストポスター賞の発表を行います。発表に関わった皆さんお疲れ様でした。
ポスターとGoogle Meetを利用した発表動画を掲載していますので、以下のリンクよりご覧下さい。
(1~2年生を対象にした投票により支持率が高かったものから上位になっています。)
「第2言語として英語をマスターするための極意」
赤司ひなた、 廣田耕生、田村笑海夏 |
「ジェンダー問題とこれからの化粧品のあり方について」 永野瑞稀 |
「化粧品と動物実験の関係性」 中村凜音、中村夏野、久木田菜奈 |
「理学療法士と装具士の需要の差について」 井川陽仁、松本蒼汰 |
「水俣湾における漁業再生の課題」 児玉璃奈、齋藤可倫、前田桃寧 |
「色・文字によって変わる印象の違いについて」 岩﨑もも |
【総探】令和3年度校内成果発表会
先週3月11日(金)、本校にて校内成果発表会が行われました。
2学年の生徒を中心に、総合的な探究の時間や各学科の課題研究において1年間をかけて取り組んできた探究活動の発表を行いました。普通科・商業科・機械科・電気建築科のそれぞれの科の特色をいかした発表となりました。
いつもはポスターを使い、聴衆にむけて発表を行いますが、今年は蔓延防止の観点からオンラインでの発表となりました。1年生はMeetを使用し自分の教室から発表を聞きました。みなさんとても真剣にメモをとりながら聞いていました。
制限時間10分の中、ポスターデータやスライドを使用し、自らのテーマのもと実証実験の結果や収集したデータから分析を行い仮説の立証を行いました。どのグループも堂々とした発表でした。終わった後は、緊張から解放されほっとした顔をしていました。社会の問題に鋭く切り込む発表もあり、見ごたえがありました!
ベストポスター賞に選ばれたポスターと発表はYouTubeから見ることができます。ぜひ生徒たちの頑張りをご覧ください。
発表テーマは、次の通りです。
3年生の総探・課題研究発表会が行われました。
1月31日(月)に3年生の総探・課題研究発表会が行われ、それぞれのクラスの代表者が、3年間の研究の成果についてポスターやスライドにまとめ、リモートで発表しました。新型コロナウイルス感染症の影響で、全体の前での発表はできませんでしたが、それぞれの発表が終わると全てのクラスで拍手がおこり、スタジオにした教室まで拍手が聞こえてきました。その様子に、パソコン画面に向けての発表に戸惑っていた発表者も達成感を感じている様子でした。発表のタイトルは以下の通りです。それぞれの科の特性に合わせた、素晴らしい内容の発表ばかりでした。中学生のみなさん、水俣高校には、自分の興味関心を深める機会や夢中になれる題材に出会う機会がたくさんあります。ぜひ水俣高校で探究活動をしてみませんか?
<普通科>
①オゾン層破壊を止める、または再生させるためにはどうすればよいか
②地域政策と過疎化(都市部への人口流出の視点から水俣市の特徴を知る)
③OYSTER PROJECT(漁協や国水研と協力して牡蠣の養殖へのチャレンジ)
④平等な環境作りを目指して(水俣のユニバーサルデザインの現状と、今後に向けての提案)
⑤音楽による自殺率の削減(防災行政無線を活用した音楽放送の提案)
<商業科>
①商業科で学んだこと(商業科で取得できる資格検定の紹介と活用について)
<機械科>
①水中ロボットとレーザー加工機の製作(3Dプリンターを活用した水中ロボットコンテスト日本一に向けての取組と自作レーザー加工機で暗記パンをつくるまで)
②アイディアロボットの研究(アイディアロボットコンテストに向けて作成したロボットの紹介)
③真空砲の開発(真空砲を自作して、ペットボトルキャップでアルミの板を打ち抜け!)
④箱罠の研究(猟友会と協力して、自作した箱罠でイノシシ被害を減らす取組)
<電気建築システム科>
■電気コース
①プログラミングR03(小学生向けプログラミング教室での取組とプログラミング教材の開発)
②マイコンカーの製作(ジャパンマイコンカーラリー全国大会出場に向けての取組紹介)
■建築コース
①Wood Connect Project(水俣市や建具組合、林業者等との産学官連携による、水俣市役所新庁舎のキッズコーナー木製家具製作や中学校への出前授業等の取組紹介)
【総探】【1年生】SDGsについて学んだよ!
1月26日(水)、1年生対象にSDGs講演会が行われました。 来年からは各自興味のあるテーマについて探求活動・課題研究を深めていくことになりますが、 どのような分野のどのような探究であれ、社会との繋がりのある、世界中の誰もが取り残されることのない将来に向かう視点を持ったものであってほしいと企画されています。
水俣環境アカデミア所長の古賀実様を講師にお招きし、 17個あるSDGsターゲットについて1つずつ展望や問題点についてお話いただきました。急速な新型コロナ感染拡大を受け、今回は急きょ最小限の対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド型で実施しました。画面越しではありましたが、今回の話を受けて生徒一人一人の心の中に何かの種火が灯ってくれたら嬉しいですね。
ベトナムの大学生と社会の課題について発表してみた!
1月25日(火)、水俣市環境アカデミアのご協力を得て、水俣高校・日越大学共同オンラインプレゼンテーションが実施されました。
これは、以前より水俣市と関係のあった日越大学で学ぶ学生(ベトナム・香港・ミャンマー)と、海外との文化比較に関する探究テーマを進めている本校2年生との交流から実現したものです。1学期にスタートして、両国・両都市・メンバーの紹介から始まり、各種SNSを活用してテーマ設定・意見交換・資料作成を重ねた中間報告を経て、今回の最終発表に至りました。
①空気汚染、②英語教育、③ドメスティックバイオレンス、④水銀条約の効果的な周知に向けた取組、についての4つのグループに分かれて英語で発表し、古賀アカデミア所長や日越大学の先生方4名、本校副校長からフィードバックと修了証が送られました。
発表内容も各班よく考えられたものでしたが、今回の発表に至るにまで、資料収集やスライド作成などの分担などを、訛りも文化的背景の異なるメンバーと不完全な英語を活用して行ってきたこと自体が価値ある経験だったのではないでしょうか。こうした経験を経た若者は将来どんな未来を思い描いていくのしょうか?楽しみですね。