水高diary

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【速報】台湾・国際教育交流連盟が来校!注目される水俣高校の教育実践

 本日12月22日(月)、台湾の「高級中等以下学校国際教育交流連盟」および台湾教育部の皆様が、本校の先進的な教育活動を視察するために来校されました。水俣高校が展開する「国際交流」「半導体教育」「独自の探究活動」は、今や国内のみならず、海外からも注目されています。

 〇多彩なプレゼンテーションで本校の魅力を発信

 視察では、本校の職員が、動画やスライドを駆使して本校の取り組みを熱烈にプレゼンしました。

・学校概要、国際交流の実績: 本校及び國立嘉義高級中學(台湾)との交流について紹介

・世界基準の探究活動: 水俣市支援事業「Stanford e-minamata」や、水銀に関する水俣条約第6回締約国会議(COP6)ユース企画への参加など、本校ならではのグローバルな活動を報告

・次世代を担う半導体教育: 新設された「半導体情報科」のカリキュラムや、最新の教育環境について説明

 意見交換会では、半導体教育の展望や高校生を取り巻く教育環境の変化について、国境を越えた活発な議論が交わされました。

〇現場の熱気を体感!「ロボット制御」の授業見学

 説明会の後は、2年機械科の「実習」の授業を視察いただきました。シナジーシステム株式会社様の協力を得て行われている「アーム型ロボット制御」の実習では、生徒たちが最新の技術を使いこなす姿に、視察団の皆様も深く感銘を受けておられました。

水俣から世界へ。進化し続ける水俣高校

 今回の視察は、わざわざ台湾から本校を選んで視察に来てくださったことは、私たちにとっても大きな自信となりました。今後も水俣高校は、地域と連携し、世界を視野に入れた「本ものを体験できる学校」として歩み続けます。

生徒図書委員研修会に行ってきました

 令和7年12月15日(月)の午後、熊本県立八代東高等学校で、「八代・芦北・水俣生徒図書委員研修会」が開催されました。八代東校校の図書委員はじめ、芦北高校・八代高校・八代工業高校・八代白百合学園高校・八代清流高校・八代農業高校・水俣高校の各校から図書委員3名程度が参加しました。

 会場校の稲本校長先生の挨拶をいただき、続いて研修Ⅰ「八代白百合学園高校おはなしガールズによるパネルシアターお話会」では語りやパネル使いの見事さに引き込まれ、いくつものお話を楽しみました。花火は本当にきれいでした。研修Ⅱでは、イベント活動を報告し合い、各校の文化祭の様子などを知りました。研修Ⅲ・Ⅳでは、知らない語句の意味当てゲーム「図書館たほいや」を行い、グループで語句の意味を話し合い協力して得点獲得を頑張り、移動式プラネタリウでは星座や宇宙を見上げながら解説していただき、しばし夜空を楽しみました。

 最後に皆で記念撮影をして、次年度開催の八代清流高校のあいさつをいただき、解散しました。

 発表では予想以上に緊張し、ゲームでは自分のアイディアが採用されて喜んだり得点できずがっかりしたりしながら、さまざまな活動に刺激を受け、学びの多い研修会になりました。

 帰りの電車から見た夕日は美しく、心に残ること、実りの多い一日でした。

 おはなしガールズ活動発表図書館たほいや

【1学年】世界とつながる水俣高校!台湾・嘉義高級中学との交流会レポート4

【お見送り】:再会を誓って。「See you again!」

 楽しい時間はあっという間に過ぎ、お昼ご飯を一緒に食べた後は、お別れの時。 バスが出発する駐車場には、1年生だけでなく、授業前の2・3年生や先生たちも駆けつけました。

 そこには、朝の歓迎会で書道部と吹奏楽部が作り上げた、あの巨大な書の作品も展示! 「私たちの想い、届いたかな?」 そんな気持ちを込めて、バスが見えなくなるまで全員で手を振り続けました。

 「Bye bye!」「See you again!」 バスの窓から手を振ってくれる台湾の生徒たち。短い時間でしたが、確実に「絆」が生まれた瞬間でした。

 水俣高校では、こうした国際交流を通じて、グローバルな視野やコミュニケーション力を身につけるチャンスがたくさんあります。 中学生の皆さん、水俣高校で、教科書だけでは学べない「世界」を体験してみませんか?

【1学年】【部活動】世界とつながる水俣高校!台湾・嘉義高級中学との交流会レポート3

【体験授業】:剣道・弓道・茶華道・書道…一緒に楽しめば、もう友達!

 日本の文化を体験してもらう部活動交流の時間です。 剣道、茶道・華道、弓道、書道の4つのグループに分かれ、水俣高校生が先生役となってレクチャーしました。

剣道・弓道:初めて持つ竹刀や弓に、台湾の生徒たちは興味津々。剣道では、水俣高校生が手取り足取り教え、「メーン!」と声を合わせて打ち込むと、そこには国境を越えた一体感が。

茶道・華道・書道:日本の「静」の心に触れる時間。お茶を点てたり、漢字を書いたり。完成した時の笑顔は万国共通です。

 「最初は緊張したけど、一緒に体を動かしたり作品を作ったりしているうちに、自然と仲良くなれました」 体験が終

わる頃には、写真を撮り合ったりする姿が見られました。好きなことを通じてつながれるのも、部活動が盛んな水俣高校ならではの魅力です。

 

【1学年】世界とつながる水俣高校!台湾・嘉義高級中学との交流会レポート2

【教室交流】:英語が飛び交う!「伝えたい」気持ちが世界を広げる

 歓迎会のあとは、教室に分かれての授業交流です。 特進コースや半導体情報科のクラスに嘉義高校の生徒さんを招き、一緒に机を並べました。

 普通科特進コース1・2年では、英語のことわざを使った「かるた遊び」や、英語でのディスカッションに挑戦。「英語が飛び交う」教室の中で、生徒たちはジェスチャーも交えながら必死にコミュニケーションをとっていました。 「もっと英語を勉強して、自分の言葉で想いを伝えられるようになりたい!」 参加した生徒からは、そんな熱い感想が聞かれました。

 半導体情報科では、電子回路製作の授業で「LEDランタン」を一緒に製作。 言葉がわからなくても、技術は世界共通です。回路がつながり、LEDの光が灯ったときには、お互いにハイタッチをして喜び合う姿も。「専門技術を磨くことが、国際交流にもつながるんだ」と実感できる貴重な時間となりました。

 水俣高校の授業は、ただ机に向かうだけじゃありません。世界とつながるトビラが、教室の中にあります。