カテゴリ:探究活動
【探究活動】NIMDフォーラム2023での生徒発表
皆さんご存じの通り、水俣市湯の児にある国立水俣病総合研究センター(NIMD)は、国内外問わず水銀と水俣病に関する研究を行っている研究所です。本校は国立水俣病総合研究センター様に日頃から探究活動の指導を中心に大変お世話になっています。世界的な水銀のモニタリングの現状と課題をテーマにしたフォーラムが11月18・19日に開催され、日頃の研究成果の発表と活発な議論が行われました。
大変光栄なことに、そんな専門家に交じって本校生徒の2年生普通科の中村さんが「How is a Concentration of Atmospheric Mercury in My High School?」(私の高校の大気中水銀濃度はどのくらいか?)というテーマで英語で発表を行いました。
国立水俣病総合研究センターの丸本先生のご指導のもと、中村さんは校内における2つの地点で大気中水銀濃度を測定する実験を行い、測定値の違いがなぜ生じるのかという考察を行いました。難しい専門用語が盛りだくさんな上、全て英語での発表ということで当日はかなり緊張していました。しかし本番ではそんな緊張はいっさい感じさせない堂々とした発表で、発表後は多くの参加者の方から感想をもらったり、将来の夢について話をしたりしながら、国際フォーラムの場を楽しんでいました。
高校生に発表の機会を与えてくださった国立水俣病総合研究センターとご指導くださった先生方に感謝いたします。
【探究活動】ベトナム研修4日目!無事に帰国しました
おはようございます。ベトナムハノイでの研修の全行程を無事に終えて帰国しました。深夜便での帰国だったので若干眠そうですが、予定よりも早く福岡空港を出ることができました。研修を終えて得たたくさんの学びと思い出をまた学校生活に還元してくれると思います。
この研修にあたり、水俣市水俣環境アカデミア様をはじめ日越大学のみな様のご支援、三菱みらい育成財団と水俣芦北地域振興財団の助成に感謝いたします。そして生徒たちを送り出してくださった保護者様ありがとうございました。
【探究活動】ベトナム研修3日目!文化体験
ハノイでの研修も今日が最終日となりました。生徒たちはまだまだみんな元気いっぱいです。昨日の大学訪問と発表を無事に終えてほっと一息というところです。今日は午前中にハノイの旧市街散策を行い、市民の台所である市場などを見学しました。午後からは自分たちでお買い物をした材料でベトナム伝統のお菓子のチェーと豆乳プリン作りに挑戦しています。上手くできたかな?!
【探究活動】ベトナム研修2日目!日越大学訪問しました
シンチャオ!ベトナムハノイ2日目です。今日は朝から、4年前から交流を続けている日越大学に訪問しました。日越大学では最初に日本語教室の生徒さんたちと交流し、その後歓迎レセプションに参加しました。水俣高校からは高校の活動紹介を動画を交えて行い、大学生から大好評でした!午後からは探究活動の取材でスーパーマーケットにお茶の種類やコーヒー、調味料などを調べに行きました。そして文化交流は形から!ということでアオザイルックにもチャレンジしてみました。似合ってますね。夕飯は、日越大学の学生さんと一緒に色々ベトナムのことを質問しながら食べました。
【探究活動】ベトナム研修1日目!
水俣高校では4年前からベトナムにある日越大学と交流を行っています。今年はついに水俣市長の表敬訪問とあわせて現地での研修をすることになり準備をすすめてきました。今日から木曜日まで2年生のベトナム交流を行っている生徒から選抜された5名がベトナムハノイでの交流やフィールドワークを行います!
今日は水俣市長たちとJETROハノイに訪問し、日本とベトナムの貿易や水俣、日本企業のベトナム進出などのお話を聞いてきました。みんな積極的に質問し時間が足りないくらいでした。
明日以降も更新しますのでお楽しみに!
【探究活動】SDGsマップ班デジタルアートに挑戦
8月水俣市主催のSDGs未来フェスタでのクイズブースを出展したSDGsマップ班が新たなプロジェクトに挑戦します。それはSDGs×デジタルアートです。水俣市のSDGsの取組をもっと知ってもらおう!というのが私たちの目的ですが、今回はデジタルアートを作成し水俣市内に設置することで、もっと市民や観光客に興味を持ってもらおうというものです。
今日はどんなデジタルアートにするのか、何を表現するのか、どんな表現方法にするのか慶應義塾大学の学生と水俣高校生でグループワークを行いました。さてどんなアイデアが出てくるのか、お楽しみに。
【探究活動】環境科学会2023年会・最優秀発表賞をいただきました!
先週9月7・8日に神戸大学で行われた環境科学会の2023年会に参加したことをこちらのブログで報告していました。この年会では環境科学に関する様々な研究内容が発表されました。本校生徒が参加したポスター発表部門では、数あるポスターの中から若い研究者を育成するという目的で優秀発表賞が決まります。これは会員の投票をもとに決定される賞です。
なんとこのたび2023年度の学部学生・高専生・高校生の部の最優秀発表賞に本校生徒の「2050年までにカーボンニュートラルは可能か」をテーマにしたポスター発表が選ばれました。
2年生の時から自分でテーマを決め、国立水俣病総合研究センターの丸本先生のご指導のもと真面目にコツコツ取り組んできた彼の探究活動をこのような形で評価していただいたことが何よりも嬉しいです。
表彰式の前後も多くの大学の先生や学生の方に声をかけていただきました。水俣高校から、環境に興味関心を持ち、未来への提言ができる人材がこれからも出てこれるよう、また日頃の探究活動に力を入れていきたいと思います。
【探究活動】環境科学会のポスター発表に参加しました!
今回9月7日、8日に神戸大学で行われた環境科学会の年会に3年生の生徒が参加しました。『2050年までにカーボンニュートラルは可能か』というテーマでのポスター発表です。2年生のときに、年間を通じて国立水俣病総合研究センターの先生方にご指導いただき探究を行った結果を発表してきました。
周りは専門の大学生や教授、研究者ばかりという中で、緊張はかなりしていたようですが、堂々と発表していました。
色々な立場の方からアドバイスもたくさん貰ったようで、大学進学後の研究にもきっと繋がっていくと思います。
【探究活動】SDGsクイズイベント大成功!
8月26日に水俣環境アカデミアが主催した「SDGs未来都市フェスタ」に水俣高校からも3つのブースが参加しました。普通科からは慶應義塾大学との高大連携事業「SDGsマップアプリ」プロジェクトチームが、クイズブースを運営しました。水俣市のことやSDGsをもっと知ってもらうために、4月からプロジェクトチームみんなで考えてきました。
内容は、①段ボールでペットボトルキャップをとばすシューティングガンを作成→②SDGsに関するクイズに答える→③答えの番号を作ったガンで狙う→④正解した数に応じてスタンプがもらえる→⑤スタンプの数に応じてアイスクリームのトッピングがもらえる、というものでした。
お客さんは来るのかな…とドキドキしていましたが、当日は子どもだけでなく多くの大人の方、市役所の人や水俣市で働いている外国人の方、古賀所長にも挑戦してもらいました。昼頃には混雑で、クイズコーナーで待ってもらうほどでした。クイズより景品のアイスにくぎ付けな子どもたちもいましたが、多くのかたにクイズがとても勉強になった!という感想をいただき、少しでも水俣市のSDGsの取り組みを知ってもらうことができたのではないかと思います。
【探究活動】慶応大学学生とのワークショップ2023夏
慶應義塾大学の学生と日本に勉強に来ているアジア諸国の先生や大学生17名が水俣高校に来校し、水俣高校の生徒と一緒にワークショップを行いました。コロナウイルス感染の間はなかったので、久しぶりの開催となりました。マレーシアやフィリピン、ネパールなど色々な国の方と水俣高校生14名でゲームをしました。
水俣や熊本に関係するSDGsのクイズを水俣高校生が英語で出題し、4択の中から選ぶというシンプルなゲームですが、そう簡単ではありません!4択の正解をシューティングガンでうまく当てないと正解になりません。答えは分かったのに、うまく当たらずに不正解!なんてこともありましたが、大いに盛り上がりました。
水俣高校生はシューターの作り方を英語で教えたり、クイズを英語で作成するなど、英語でのコミュニケーションに必死なところもありましたが、これもよい経験になったと思います。
このクイズ&シューティングゲームは、8月26日に水俣環境アカデミアで行われるSDGs未来都市フェスタでもやるので、たくさんの人に遊びに来てもらえると嬉しいです。当日は当たったら嬉しいプレゼントもありますよ。
【探究活動】調理実験成功なるか…?!
2学年普通科・商業科の生徒が1年間をかけて総合的な探究の時間でテーマ探究に取り組んでいます。
現在はテーマに対しての背景や仮説を明確にして、どんな調査方法が適切か考える時期です。
そんな中、「高齢者の食事」「特産物でスイーツ」「家庭からの生ごみゼロ」というテーマで取り組んでいる3つのグループがさっそく調査として調理実験に取り組みました。
ハプニングもあったようですが、3班ともまずはデータを取るのに成功したようです。
ここからテーマに向かってどのように調査を進めていくか、引き続き頑張ってほしいです。
【探究活動】SDGsマップ班2023始動
本校の高大連携事業の一つ、慶應義塾大学の植原先生の指導のもと昨年度から取り組んでいる「SDGsマップアプリワークショップ」プロジェクトが今年も始まりました。新メンバーに1年生を7名加えてのスタートです。このプロジェクトには、SDGs未来都市である水俣市におけるSDGsの取組みをもっと多くの人に知ってもらいたいという目的があります。
1回目の6月23日は植原先生と大学生のお二人が本校に来校され、対面形式でのワークショップとなりました。大学生の先輩がファシリテーターとなって、8月26日(土)に水俣環境アカデミアで行われるSDGsフェスタに出店するブースのアイデアを出し合いました。
クイズがいいかな‥、いやいやゲーム的要素も入れて!景品があったほうがいい!など生徒たちの柔軟なアイデアがたくさん出て、白熱した議論になりました。
これから具体的に中身を決めていきます。どんなブースになるのか!?楽しみです。
【探究活動】水俣条約班2023、環境省から講話をいただきました
水俣の名前がついた「水銀に関する水俣条約」を皆さんご存じですか?
水銀のライフサイクル全体を管理する国際条約です。水俣高校では数年前から、2年生の生徒たちが水銀や水俣条約をテーマに探究活動を行っています。今年は8名の生徒がこのテーマで探究活動を行います。
今日は環境省の水銀対策推進班の黒田一樹様から、オンラインで講話をしていただきました。黒田様からは、水俣条約ができた背景や、途上国の水銀利用状況、日本にいる私たちできることなどの話をしてもらい、知っているようで知らなかった水銀の利用について知ることができました。
その後生徒たちの考えた今年の探究活動のテーマについてアドバイスをいただきました。
短い時間でしたが、生徒たちからは「質問いいですか?!」と積極的に発言があり、一つ一つに丁寧に答えていただきました。お話を聞いて、さっそく「次はこれを調べたらいいかな」「テーマをこうしたら…」などの言葉が生徒たちの間で交わされ、さらに探究活動への意欲が高まったようでした。
9月には水銀に関する水俣条約のユースダイアログも実施される予定です。
今年の生徒たちの活動もお楽しみに!
【探究活動】Oyster Project
水俣湾でのカキの最も良い養殖地点をさぐるOyster Project、水高生が代々取り組んで今年7年目になりました。埋め立てや浚渫、漁業の停止により漁獲量が減ってしまった水俣の漁業を応援するために、国立水俣病総合研究センターと水俣高校、水俣市漁業協同組合が連携し、カキの育成状況を調査しています。今年は水深4地点の調査です。
今日は今年の初調査でしたが、あっという間に測定のコツをつかみ、スムーズに測定することができました。
4地点の牡蠣がこの後どのように成長していくか、どのような違いがでるのか測定を続けていく予定です。
【探究活動】日越大学との交流2023スタート
2年生の総合的な探究の時間において、ベトナムとの比較文化研究を行うグループの活動が始まりました。水俣高校では、水俣市が締約しているベトナムの日越大学との交流を行っており、今年で4年目になります。
今日はまずオリエンテーションということで、生徒からの水俣高校紹介、その後ベトナムの紹介、さらに小グループにわかれてフリートークを行いました。
日越大学の学生のみなさんは日本語がとても上手で、日本文化にも興味をもってくれているようでした。フリートークでは「好きな音楽は?」「何がベトナムで流行っているの?」など話がはずみ、フリートークの終了時には「まだ話したかった!」という悲鳴があがったほどでした。
これからテーマを決めて研究を進めますが、日越大学の学生のみなさんと協力しながら内容を深めていけたら、と思います。楽しい時間でした。cố lên!
【探究活動】第5回大阪大学SSIシンポジウム発表の様子
2023年3月18日に実施された第5回大阪大学SSIシンポジウム『私たちの創る「誰一人取り残さない」未来の社会』にて、本校の牡蠣調査班と水銀条約班が発表している様子が、大阪大学のホームページから動画を見ることができます。以下のリンクからご覧ください。
https://www.ssi.osaka-u.ac.jp/activity/salon/5thssisymposium-2/?sortcat=cat01
【総探】2学年探究スタート!
今年も2年生普通科と商業科の生徒82名が探究活動に取り組みます。今年はどんなポスターができあがるのか、楽しみです。探究活動のポスター作成の基本レクチャーを昨日、国立水俣病総合研究センターの丸本倍美先生にしていただきました。
探究活動といっても、ポスターの作り方は?どんなことを書いたらいいの?ポスターとスライドの違いは?など分からないことが多いですよね。そんな基本を先輩たちのポスターを参考にしながら、大変分かりやすく教えていただきました。先生には来週からもアドバイスに来ていただきます。
2年生はこれから1年間かけて探究活動に取り組み、ポスターを作成し、3月に発表を行います。ぜひとも自分自身のなぜ?知りたい!伝えたい!という思いを大事に取り組んでほしいと思います。
【総探】日本OECD・大阪大学主催SSIシンポジウムに参加しました!
皆さん5月に広島で開かれるG7サミットを知っていますか?その関連行事として、日本OECDと大阪大学が中心となって、持続可能な社会のために地域で活躍する中高生を集めたシンポジウムが開かれました。水俣高校からも2年生の牡蠣調査班と水俣条約班の5名が発表を行いました。
今回のSSIシンポジウムは「誰一人取り残さない未来」を作るために、日本各地(栃木、広島、東京、大阪、福島など)の中高生がどのような活動に取り組んでいるのか、紹介するものでした。
本校からは、水俣病の歴史的な背景とそれに伴う地域課題、克服のために水高生が取り組んでいる取り組みをオンラインで発表しました。
牡蠣班も水俣条約班も先輩から後輩に受け継がれてきたプロジェクトなので、水俣で私たちが行っている取り組みについて今回のシンポジウムで少しでも知ってもらえたら嬉しいです。
【総探】【WCP】祝★企業賞受賞!SDGs Quest みらい甲子園
3月18日(土)に熊本県立劇場にてSDGs Quest みらい甲子園熊本県大会のファイナルセレモニーが開催されました。県下高校のエントリーチームのうちファイナリストに選出されたチームが一同に介し、授賞式に参加して各チームのSDGsアクションアイデアについて意見交換を行いました。ファイナリストは県内12チーム、うち3チームが本校からの選出!本校のファイナリストは普通科の「水俣カヌー班」「水俣食べる通信班」、建築コースの「Wood Connect Project」です。授賞式では、「Wood Connect Project」チームが企業賞(東海大学賞)を受賞しました!地元の山林に着目した取組を評価していただきました。今大会は生徒にとって取組の発信の場となるだけでなく、他校の発表を聞いて見聞を広め、探究活動への理解を深める良い機会となりました。
【総探】校内成果発表会ベストプレゼン賞
3月10日(金)に校内成果発表会を実施しました。2年生を中心に、総合的な探究の時間や各学科の取組について発表を行いました。各学科で取り組んできた活動の成果を発信する場となりました。自分たちの探究活動がSDGsのどの目標に関連しているか提示しながら、独自に集めたデータの分析結果をグラフで示したり、活動の様子を写真や動画で紹介したりなど、どれも興味深い発表でした!
今年度は生徒に1人1台配布されているタブレットを使用し、ポスターやスライドなどの資料を作成してオンライン配信という形で発表を行いました。発表を聞いている生徒たちも資料を見ながら真剣な様子で発表を聞いていました。
ベストプレゼン賞に選ばれた班のポスターと発表動画は以下のリンクからご覧ください。また、今回の探究活動については地域の方々に多くのご協力をいただいた班がありましたので、こちらのページにてお知らせします。ご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。
ベストプレゼン賞
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カヌーでゴミ0大作戦 in 水俣川 嶋田渚、濵田キララ |
みんな見たくなっちゃう!ウェブサイトの作り方 上田さくら、塚本紅音、山下敬人、生嶋音羽、髙木麻砂 |
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いま、日本があぶない!~イノシカハンターズの挑戦~ ※一部、狩猟の映像が流れますのでご注意ください。 川元瑞輝、吉田実生 |
フィジカルコンピューティングによるプログラミング教育の実践 設樂歩夢、野﨑義貴、渕上芽衣 |
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聖地巡礼と地域活性化 濱村竜信、山口祥明 |
地域の方々にご協力をいただいた班の発表
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高校生がつくる水俣食べる通信 濱洲ひなの、松原歓奈、山内結花、山岡千華、吉田遥姫 ご協力 ・水俣食べる通信代表 諸橋賢一 様 |
スイーツ開発で水俣をより良くするために 中村早希、森日芽、江口采那、六車希空、窪田夢香 ご協力 ・(有)ONITSUKA日昭堂 店長 鬼塚憲幸 様 |
プレゼンテーションテーマ一覧