電気科ブログ

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電気科1年・工業技術基礎

電気科1年・工業技術基礎(実習)風景
 本日(7/3)は、先週に引き続き、電気科1年の4班による「分流器の実験」「直流抵抗器(倍率器)の実験」の実習風景を報告します。この分流器と倍率器は、電気基礎という教科で習います。工業技術基礎は、その習ったこと(公式)が実際に成り立つのかを測定により確認するのが目的です。また、班ごとに実習をしますので、協力し合う協調性、準備から後片付けまで、常に安全を確認しながら、実習を行います。実習では、生徒が話し合いで役割(分担)を決めます。結線をする者、測定をする者、記録をする者、計算をする者、まとめる者、それぞれが早く実習が終わるように協力し合います。早く終われば、それだけレポートをまとめる時間が増えます。


実習前の、黒板です。きれいに消してあるので、気持ち良く、実習に入れます。


直流電流計2台を使っての、分流器の測定


測定結果を、黒板に記入します。式を書くときは、定規を使い、丁寧に記入します。


直流電圧計2台を使っての、倍率器の測定


結果の検討を電卓を使い計算し、まとめます。


自分がまとめた結果を、みんなの前で発表します。生徒は緊張しながらも一生懸命に説明します。


実習後は、次の班が気持ち良く使えるように、心をこめてきれいに消します。


最初の状態に、整理整頓します。

電気科・先輩による進路講話

電気科・先輩による進路講話
 6月30日(金)の2限目に電気科1~3年生を対象に、キャリア教育の一環として先輩社員の講演を通して、働くことの意義や学生のうちにやるべきことなどを考える機会の一つになればということで、進路講話を実施しました。
 講師は、本校を平成23年度に卒業した吉村純(人吉一中出身)様で、現在、関西電力(株)奈良支店にお勤めで、水力変電部門・南大阪電力所にて変電設備の管理を行っておられます。
 講話の内容としては、「企業が求める人材」・「働くことの意義・「社会人として必要なこと」・「学生のうちにやるべきこと」などを、生の体験や失敗したことなどを踏まえて分かりやすく話していただき、生徒達にとっては、とても充実した講義内容でした。


手前が1年生、左奥が2年生、右奥が3年生のスリッパです。高校生にもなると常識が身についています。


電気科長の仲嶺先生より挨拶及び講師紹介の後、進路講話をしていただきました。


パソコンを使い、後輩の前で熱心にプレゼンをされる吉村君


講話を聞いた生徒からは、活発な質問が出ました。
 ・仕事で辛かったことを教えてください(1年生)
 ・電力会社のメリットとデリメットについて教えてください(2年生)
 ・高校の時の評定を教えてください(2年生)
 ・他の電力会社と比較して、関西電力の強みを教えてください(3年生)
 ・面接のときに注意することや心構えについて教えてください(2年生)
 ・女子が働く上で、不利なことはありますか(3年生)
 ・職場(現場)での、男子と女子の比率を教えてください(3年生)
 ・現場の仕事内容では、女性が不利なことはありますか(3年生)
と、いろんな質問が出ましたが、1つ1つの質問に吉村君は丁寧に答えていただきました。


終了後、電力関係に進みたいと目標を持っている生徒を集め、意見交換会をしていただきました。

電気科1年・工業技術基礎

電気科1年・工業技術基礎(実習)風景

 本日(6/26)の4~6限は、電気科1年生の工業技術基礎がありました。今回は、4班(8名)の「ホイートストンブリッジによる抵抗の測定」を紹介します。
 実習は、2人1組で行います。測定器は、2台しかないので、2班が測定中のときには、残りの2班はレポートを書きます。最後に、ホイートストンブリッジの測定器を使い、一人づつ「未知抵抗」を測定し、合格するまで行います。
 今回は、8人全員が1発合格でした。


2人1組で、測定します。平成11年のホイートストンブリッジを使用して、測定します。


手前の黒の機材は、昭和43年のホイートストンブリッジです。現在も現役で動いています。


2班が実習をしているときは、残り2班は、レポートを書くことで時間を有効に使います。


紙に包まれた未知の抵抗を選び、一人づつホイートストンブリッジを使って、測定のテストを行います。


誰がどの未知抵抗を選ぶか、ジャンケンで決めました。


測定は、一人で行いますので、今回の実習が理解できていないと、再テストになります。


測定後、自分の担当のところに測定結果を、記入します。


記入した後、みんなの前で発表するまでが、テストです。
結構、単位のミスがあるのですが、今回は、8人全員が、1発合格でした。


見る人が見やすいように、丁寧に、記入することも、大切なことです。


次に使う班が気持ちよく使用できるように、心をこめてきれいに消します。


使用する前の状態に復元(整理整頓)するのも、実習の一つです。

電気工事士・実技指導(電気科)

 
第2種電気工事士・実技指導
 本日の実習の時間を利用し、7月22日(土)に実施される第2種電気工事士・実技試験の問題に、電気科39名がチャレンジしました。
 普段は実習台で作業をしますが、今回は自分が使っている机を教室から移動させ、狭いスペースでの作業に生徒は戸惑いながら、作業を行っていました。

さすが2年生。スリッパもきれいに並べています。


左が単線図(設計図)、右が複線図(配線図)


これが、完成する作品になります。生徒は実物を見て、製作に入ります。


先生方7名で、生徒一人一人に、丁寧に指導してくれます。


まずは、電線の被覆を剥ぎ、準備をします。狭いスペースで生徒は、やりにくいみたいです。


いろんな道具を使って、作業を行います。


ペンチの持ち方や、作業する上でのコツなどを先生方が巡回しながら、丁寧に指導してくれます。


これが、生徒が作った作品です。けっこう、うまく作っています。

生徒同士でお互いに教えあいながら、製作します。

先生に確認をして合格したら、解体作業に入ります。

解体したら、被服をすべて剥ぎます。

被覆を剥いだら、銅線は銅線にまとめて、ゴミの分別をします。

ものづくりコンテスト(電気科)

第14回熊本県高校生ものづくりコンテスト(電気工事部門)
 6月18日(日)に玉名工業高校で第14回熊本県ものづくりコンテストが行われ、電気科3年園田万帆さん(人吉一中出身)が昨年に続きし優勝することができ、見事2連覇を達成しました。熊本県の電気工事部門では、女子の2連覇は初の快挙です。
 園田さんは、7月8日(土)~9日(日)に鹿児島工業高校で行われる九州大会へ出場します。昨年は3位でしたので、それ以上の成績を残せるよう頑張ってください。

開会式の様子


 最初に部品の加工をする園田さん


次に墨付け作業です


金属管曲げ


金属管曲げの微調整


配線接続に入る園田さん


完成し、最終の手直しをする園田さん


制限時間(2時間10分)ぎりぎりまで作業を行いました


完成した作品の前での記念写真


結線のチェック


優勝の賞状と盾


受賞した全員での記念写真
 
 旋盤作業部門(金賞)、電気工事部門(金賞)、木材加工部門(金賞)、測量部門(銀賞)、家具工芸部門(銀賞・銅賞)と昨年に続き、ものづくりコンテストに出場した全員が3位入賞の快挙を達成しました。