2026年10月の記事一覧
【校歌の風景】金木犀が教えてくれる鹿本商工の秋
10月15日(木)、本校の金木犀が見頃を迎えつつあります。
校内を歩くと、どこからともなく甘くやさしい香りが漂ってきます。気温だけでなく、香りでも季節の移ろいを感じられるのが、この時期の鹿本商工です。
実は、この金木犀は本校の歴史とも深く結び付いています。
本校の校歌には、
「風青き来民の広野 木せいの花咲くところ」
という一節があります。
校歌の作詞を手がけた詩人・山口白陽先生が本校を訪れたのも、ちょうど金木犀の咲く季節だったと伝えられています。
玄関で「木犀が、いい香りですね」と語られたことが、やがて校歌の冒頭へと結実しました。
今から長い年月をさかのぼった当時から、この場所には金木犀が咲き、その香りが学校を包んでいたのでしょう。
校歌は、ただ歌い継がれる言葉ではありません。
1番には新入生の希望が、2番には菊池川の流れに重ねた成長が、3番には不動岩のように未来へ羽ばたく力強さが描かれています。
そして、その最初に置かれているのが、鹿本商工の秋を象徴する「木せいの花」です。
季節を感じる方法といえば、最近はスマートフォンの天気予報を見ることが多くなりました。
しかし、この時期の鹿本商工では、画面を見るより先に、香りが「秋ですよ」と教えてくれます。
今日も、生徒たちは金木犀の香りの中で授業を受け、実習に取り組み、部活動に励んでいます。
創立当時の生徒たちも、同じような香りの中で学校生活を送っていたのかもしれません。
変わっていくものが多い時代だからこそ、変わらずそこにあるものに気付くと、学校の歴史が少し身近に感じられます。
今年も鹿本商工に、「木せいの花咲くところ」の季節がやってきました。
【芸術鑑賞】津軽三味線・邦楽ユニット「あべや」の公演を鑑賞しました!
10月14日(水)、本校体育館において、令和8年度芸術鑑賞を実施しました。
今年度は、津軽三味線・邦楽ユニット「あべや」の皆様をお迎えし、津軽三味線を中心とした迫力あるステージを鑑賞しました。
今回の芸術鑑賞は、芸術作品に触れることで感性を磨き、創造性や表現力を育むとともに、将来にわたって文化や芸術に親しむ態度を培うことを目的として実施しました。
「あべや」は、津軽三味線全国大会で名を馳せた若手奏者を中心とする津軽三味線民族音楽ユニットです。公演では、津軽三味線の演奏はもちろん、トークを交えた親しみやすい構成で、邦楽の魅力をたっぷりと楽しむことができました。
津軽三味線ならではの力強い響きや、息の合った演奏に、生徒たちも引き込まれている様子でした。普段なかなか間近で触れることのない伝統芸能を、生の演奏で味わう貴重な機会となりました。
音楽や芸術は、実際にその場で音や空気を感じることで、より深く心に残ります。今回の芸術鑑賞が、生徒たちにとって日本の伝統文化や芸術に興味を持つきっかけとなればと思います。
「あべや」の皆様、素晴らしい公演をありがとうございました。
【令和8年度 交通講話が開催されました】
令和8年10月7日(水)、菊池自動車学校より2名の講師をお招きし、「交通講話」を開催しました。
当日は体育館の工事に伴い、3年生は多目的ホールにて直接講話を聴き、1・2年生は各教室からリモート配信で視聴する形をとりました。
前半は、原付バイクの免許取得の流れやバイクの種類、実際の事故発生状況について、動画を交えながら分かりやすく解説していただきました。
後半は一転し、自転車に関する事故や違反についてのシリアスなスライドが上映されました。身近な乗り物だからこそ潜む危険性や、万が一の際の重大性を、生徒一人ひとりが自分事として考えさせられる非常に貴重な機会となりました。
講話中、多くの生徒が真剣な表情で熱心に聞き入る姿が見られ、交通安全への意識をより一層高める行事となりました。