日誌

2020年7月の記事一覧

学校再開、3日目!

学校再開から3日目、今日も午前中4時間は授業、午後は昨日同様に被災の復旧作業を行ないました。

 

今日も照りつける太陽の下、30度を超える気温の中で、生徒・教職員汗を流して頑張りました。

 

昨日の場所に加え、今日はまだ泥や土砂の残る場所で懸命に復旧に精を出す姿が見受けられました。

 

プール周辺にはまだ泥がたまっており、幾分水分を失いかけた泥に変わりつつあります。

更衣室など室内は、まだ液状化した泥がたまっており、懸命にみんなではき出しますが、まだもう少しかかりそうです。

 

渡り廊下は何度も水をかけながら掃き出しますが、それでも翌日には泥が浮いてしまいます。

けれど、普段屋外での実習に慣れており、生徒達は元気に洗浄に取り組んでいました。

 

一方で、本校の裏手にある峰崎農場さくらの森も、今回の豪雨災害で土砂崩れがおきています。

こちらは入り口付近ですが、土砂が流れてきています。

 

生徒達が頑張って、小石の混じる土砂を掃き出しました。

 

かなりの土砂が流れていますが、力を合わせて土砂の除去を行なっています。

 

 

桜の森の入り口付近、先日は15~20センチくらいは土砂が覆っていました。

 

 

大きめの石も混ざっていて土砂が重たかったですが、林業科のみんなで力を合わせて土砂の除去に精を出しました。

 

峰崎の森は土砂崩れがひどく、道路の崩落や桜の木がえぐれたところもあります。

芦北高校80周年の時に、桜の森として整備され、毎年春に美しい景色を見せてくれていました。

生徒、教職員だけでなく、地域の方々や卒業生の方々も春先足を運ばれる美しい場所です。

復旧には多大な労力と時間がかかると思いますが、もう一度美しい桜の森の姿が見られることを願ってやみません。

 

(令和2年4月初旬の峰崎農場さくらの森)