日誌

2021年3月の記事一覧

桜の森から

平成13年(2007年)、芦北高校創立80周年記念事業として整備された「峰崎農場桜の森」。今年も、鮮やかな桜を斜面いっぱいに咲かせてくれました。

(国道沿いから臨む峰崎桜の森)

(3月22日頃、ほぼ満開を迎える)

(蝶も花も鳥も、春の到来を喜んでいるかのような光景)

 (満開の桜の中に臨む芦北高校の校舎)

 

 

(豪雨災害で滑り落ちても花を咲かせる桜)

(根元から滑り落ちても、立派に花を咲かせています!)

来年度、令和3年(2021年)11月19日、芦北高校では創立100周年の記念式典が予定されています。豪雨災害で大きな被害を受けましたが、この峰崎農場桜の森のように力強くこの困難を乗り越え、先輩方が築いてこられた100年の歴史を地域の方々とともにお祝いできればと考えております。これからも、芦北高校への応援をよろしくお願いします。

転退任式

 令和2年度の転退任式が行われました。新型コロナ感染症拡大防止のため、放送室から各教室へリモートでの式となりました。校長先生の挨拶に始まり、転退任される先生方から、一言ずつお言葉を頂き、生徒たちは各教室で真剣に聞いていました。

当日は、総合学習室(広い部屋)を開放したこともあり、卒業生も参加してくれました。芦北高校のために御尽力いただいた先生方との別れは、寂しく、辛いものですが、先生方から教わったことを糧に、芦高生一同成長し続けます。また、先生方から頂いたお言葉の通り、「感謝の気持ちを持つことの大切さ」「人との出会いを大切にすること」等々、今後の人生に生かしていきます。今まで、本当にありがとうございました。またお会いできることを楽しみにしています。

3学期終業式

3月19日、今日は3学期終業式を迎えました。

本日も、コロナ感染拡大防止のため、放送室と各教室とをリモートでむすんで行なわれました。

 

はじめに表彰式があり、アマモ研究の全国大会出場や介護技術コンテストの入賞、空手部やバスケ部などの入賞、校内漢字テストの表彰がありました。

 

つづいて、校長訓話では、丁校長が生徒達に向けてメッセージを送られました。

「三学期は、(芦北高校の)豪雨災害からの復旧、復興の様子が全国放送でも紹介されました。みなさんの頑張りがあったからこそ、こんなに多く紹介されたのだと思います。(私はこのことを)一番嬉しく思いました。」と、3学期を振りかえられて述べられました。また、「1,2年生にむけて、高校入学時の初心に帰って『どんな高校生になりたかったか』を思い出して様々なことにチャレンジをしたり、10年後20年後の自分を思い描いた進路実現にむけて、一日一日を大切にしていってほしい」と、激励の言葉を送られました。

 

校歌は、リモートによる演奏が流されました。

続いて各部連絡では、生徒指導部から春休みの生活についてお話しがありました。

 

いろいろあった1年でしたが、何とか終業式を迎えることができましたね!

4月には新入生もたくさんやってきます。

そして、来年度は歴史と伝統を踏まえた芦北高校創立100周年の年を迎えます。

 

 

校則の見直し

今年度、生徒会を中心に「校則」の見直し図りました。

先日、「代議員会」が行われ、生徒会三役がこれまで生徒・育友会・先生らと話し合ってきた内容を各学級委員へ説明しました。

生徒会長・副会長が追加・変更・削除した内容について、電子黒板を活用しながらわかりやすく説明しました。

 

 

 

 

 

 

地域に支えられ、卒業生が築いてきた信頼や実績があるからこそ、新しい校則が生まれます。決して、校則が変わったからといって、楽になったわけではありません。ある意味、正しい判断力行動力必要となり、一人ひとりの自立心が求められます。

これからも生徒の皆さんが主体となって、保護者・地域の方々、学校と一緒に、ルールやマナー、モラルについて考えていきましょう。そして、さらに芦北高校が進化していくことを期待していますにっこり

合格発表 サクラ咲く!

3月16日(火)、本日Web上での合格発表がありました。

合格合格おめでとうございます!お祝い

今日は、午前中制服採寸や、実習服などの採寸がありました。

ひらめき新入生の姿は、また後日入学式でお届けします!)

 

さて、本校校舎の敷地や峰崎桜の杜にも桜が咲き始めました! 

(全体的には、2~3部咲きといったところでしょうか。)

 

峰崎桜の杜の中には、昨年の豪雨被害で根元から崩れ落ちた桜の木も数本ありますが、

見事に花を咲かせています。花丸倒れてもなおも花を芽吹かせる木に、力強い大きな生命力を感じます。うれし泣き星

 

また、国道付近からは、2月末からこのような看板が本校の壁に掛かっているのを、

学校前を通られる方はご覧になられたでしょうか?イベント 

 令和3年11月19日に、芦北高校創立100周年記念式典が予定されています。お祝い来年度100周年を迎える芦北高校で、一緒にがんばりましょうキラキラ

 

花丸優しい先輩達も、新入生の入学を待っていますハート喜ぶ・デレ

 

 

 

World Day in Ashikita 2021

今年で3回目を迎えるWorld Dayキラキラ

2月24日(水)に、熊本学園大学(大学の先生、大学生、留学生)、国際交流員(八代市・水俣市)のご協力の下、新型コロナ感染拡大防止のため、今年度はWebによるリモートで開催されました。興奮・ヤッター!音楽

(リモートでの開催の様子、2年生は総合学習室、1年生は各教室での参加)

 

第1部では、芦北高校から、生徒会による学校紹介や2年生全員による各学科の取り組みを全て英語でプレゼンテーションによる発表を行ないました。会議・研修キラキラ

生徒会メンバーは、今年1年被災から復興する学校の様子を発表しました。ひらめき

農業科では、野菜や果樹の実習やアップルパイの食品加工、佐賀大学と高大連携で取り組んでいるダムの底泥を活用した栽培実験などが紹介されました。お知らせ興奮・ヤッター!

林業科では、演習林などで学んでいる実習実践や森林活動の他に、森林のシカによる被害を防ぐための狩猟や、アマモによる海の再生活動の取り組み等が紹介されました。昼

 福祉科では、福祉に関する学びや実習での様子、また車椅子バスケットやVRを用いての認知症に関する学び等が紹介されました。イベント

 

熊本学園大学の先生方から生徒達の発表をたたえるコメントと、各学科へ染め物のタペストリーを記念品としていただきました。喜ぶ・デレハート

 

第2部では、ALTキーガン先生トランペット演奏を皮切りに、World Tourがリモートで実施されました。ほくそ笑む・ニヤリ音楽

World Tourでは、日本から出発して、南アフリカ→ヨーロッパ→北米→オセアニア→東南アジア→東アジア→日本という風に12カ国をめぐる地球を一周する旅になりました。飛行機イベント

(南アフリカの発表の様子)

(ドイツとベルギーの発表の様子)

(アメリカ、ヴァージニア州とサウスカロライナ州の発表の様子)

(カナダとニュージーランドの発表の様子)

(オーストラリアとフィリピンの発表の様子)

(タイと中国の発表の様子)

(韓国の発表をえて、芦北へと地球1周しました!) 

それぞれの国について、熊本学園大学(先生方や大学生、留学生)、そしてCIR(国際交流員)の方々とALTとで紹介していただきました。各国の風土や気候、歴史、自然、動植物、食文化、お祭り、有名人、学校制度など話題満載で、それぞれに写真やスライドとともに個人的な体験やエピソードなどを交えて、全て英語でユーモラスに語っていただきました。私たちは、様々な種類の英語異文化理解を楽しむことができました。

 

第3部では、リモートでのクイズ大会Bingoゲームで盛り上がりました。喜ぶ・デレ星

熊本学園大学のみなさん、CIR(国際交流員)のみなさんこのたびは一緒に楽しい時間をどうもありがとうございました。にっこりキラキラ

 

なお、この国際交流事業は、芦北町の「芦北高校レベルアップ事業」の予算で実施されました。

 

第72回卒業証書授与式

令和3年3月1日、暖かな陽ざしと晴天のもと、芦北町民総合センター(しろやまスカイドーム)にて、お祝い第72回芦北高校卒業証書授与式が挙行されました。花丸

 卒業証書授与では、丁薫校長から各学科の代表生徒にむけて卒業証書が授与されました。今日はマスコミ各社の方々に取材に来ていただき、カメラ撮影の中で卒業生達は卒業証書を手にしました。

  

校長式辞では、丁薫校長が卒業生に向けてメッセージを話されました。豪雨災害から果敢に復興につとめる卒業生の姿や、各学科での取り組みについての奮闘をたたえられました。また、「人間は自分が考えているような人間になる」ために、辛抱強く、失敗にめげず、諦めずに、道を切り開いていってほしい、と願いを込められました。

 

在校生総代として、生徒会長の濵田くんが送辞を述べました。在校生の代表として、各学科の先輩方が日夜努力してこられた姿に、在校生のみんなが感謝と尊敬と感銘を受けたことが述べられました。また、卒業生の希望ある飛翔を願うメッセージを向けられました。

 

卒業生を代表して、元生徒会長の橋本くんが答辞を述べました。1年入学時から、「チャレンジ精神旺盛で負けず嫌い」な学年集団として様々な学校行事に果敢に取り組んできたエピソードや修学旅行でのスキーの思い出、また押しつぶされそうな思いに圧倒されながらも被災を乗り越え最後の野球部の試合に臨めた軌跡が語られました。また、3年間支えてくれた先生方への感謝とともに、在校生へ創立百周年を迎える芦北高校での学びの大切さが伝えられました。

 

残念ながら、式歌や校歌は新型コロナ感染拡大防止のため、CDを聴くにとどまりました。

これで無事卒業式終了、となるはずでしたが、ここで生徒の保護者からのサプライズで、なんとスザンヌさんが卒業生のために駆けつけてくれました。

 このあと、くまモンも一緒に登場してくれました。

素敵なサプライズを、卒業生にありがとうございました。 

スザンヌさん、芦北高校へも是非おいで下さい!

 

卒業式終了後、一路芦北高校へ!

ここで、最後のホームルーム!

(3年分の思い出と涙とスマイルとが交錯した温かいホームルームの時間)

3年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!

この3年間で培った様々な想いを胸に、大きく羽ばたいていって下さい。

そして、来年百周年を迎える芦北高校のことを、これからは卒業生として温かく見守って下さい!