令和7年2月20日(木)に本校裏の峰崎山で地元の小学生との森林教室を行いました。
まずは活動場所への高校生たちとハイキングです。
開会式後、森林の役割や大切さを高校生がわかりやすく説明してくれました。
いよいよ、体験パートに移ります。
まずは高校生による伐倒見学です。
大きな木をチェーンソーを使って倒す様子に、小学生たちは驚きの声を上げていました。
木を切っただけでは消費するだけなので、新たに木を植林していくことで持続可能な林業となっていきます。
一生懸命穴を掘って、丁寧に埋めて最後は落ち葉をかけておきました。
数年後、もし芦北高校に入学してきてくれたら大きく成長した姿を見ることができると思います。
最後にネイチャーゲームとして「宝探し」と「どんぐりグランプリ」を開催しました。
「宝探し」は高校生たちが事前に土の中や落ち葉の下に宝を隠していて、小学生はグループになって探すというゲームです。ちなみにお宝はヒノキを使った消臭剤です。
「どんぐりグランプリ」は山の中に落ちているどんぐりを「大きさ部門」「かたち部門」の2部門で審査する競技です。優勝者には木の賞状が与えられました。
最後にみんなで記念撮影をしました。小学生は皆楽しそうに遊んでいましたし、本校生徒も自分たちが企画したイベントで子どもたちが喜んでくれていたことに満足しているようでした。
2/19(水)林業科の1.2年生を対象にドローン研修がありました。
近年、様々な産業分野でICT技術の導入が盛んに行われており、その代表格がドローンです。林業分野においてもICT技術を駆使した「スマート林業」というものがあります。ドローンについての学習を行うことで、今後のスマート林業を知り、学びを得るため、開催されました!
講師はHIGH PEAKの高峰さん、Agridの矢尾板さんをお招きし、ドローンに関する様々な情報を教えていただいたり、高度なドローン技術を披露していただいたり、実際にドローンの操作方法を教えていただきました!ありがとうございました。
林業科のアマモ班がテレビに出演します。20年を超える「アマモ再生プロジェクト」森の活動とともに海の活動も行っています。この後、すぐに放送されます。ぜひご覧ください!
放送日 2月9日(日)10:15~10:30
放送局 RKK熊本放送
番組タイトル 世界一の九州が始まる!『海に、種をまく』
https://rkk.jp/tv/tv-prog.php?p=33873&s=0xE010&e=13007&ed=20250202
令和7月1月29日(水)田浦保育園児童12名に対して木育教室を開催しました。
木育教室とは本校の生徒が先生役となり、児童に木や森の大切さを教えたり、実際に木にに触ってもらって興味を持ってもらうことを目的に行っています。
最初は互いに緊張しているようでしたが会が進むにつれて緊張も解けていっているようでした。
木がどのような役割をしているかの説明や木についてのクイズ大会等も行い、児童は元気よく答えていました。
その後、卒園記念品として木の木片を使ったストラップ作りを行い、残りの時間は木製のオセロなどで交流をしました。
木に触れ合うことで自然を身近に感じてもらうことで関心を持ってもらうことができたと思います。本校生徒もとても楽しく活動ができ、有意義な時間となりました。
この1年取り組んできた「課題研究」の成果を林業科の授業等でお世話になった方や1,2年生に向けて発表しました。
3つの班に分かれて研究をしてきた内容は以下のとおりです。
「森育・木育班」:林地残材を活用した木製ペット用品の開発と森林環境教育の実践
「林家ハンター班」:「林ハンター」鳥獣被害対策の実践と研究 ~地域の森は私たちが守る~
「アマモ班」:アマモの促成栽培における基礎研究Part2
私が授業と重なっていて発表をしっかりと聞くことができませんでしたが、最後に講評をした林業科主任の前島先生の話から、それぞれの班で課題を考え、その解決に向かって一生懸命取り組んできたということが分かりました。こういった研究を行うということは、専門学科ならではの取り組みであり、その成果は、本当に高校生かと思うほどのものばかりです。
発表を聞いていた林業科の1,2年生は、しっかりとメモを取っていたのも印象的でした。来年、再来年は、こんな立派な先輩方がおこなったような研究をしていくことと思います。(K)