春休みなので、部活に来る生徒くらいと思っていたら、林業科の1年生(4月からは2年生)が朝から作業してました。何をしてるのかちょっと見学。
慣れた手つきで釘を打つ姿もあれば、おぼつかない感じで作業する姿もありました。
どうやら木箱を作っている様子でした。何に使うのでしょうか?
木箱には、焼印が押してありますが、これは見たことないマークです。
こんな感じで綺麗に仕上がりました!
何に使うのか聞いてみると、ペット用の商品を陳列するための木箱だそうです。
ジビエでお世話になっているマルコーフーズ様に依頼を受けて作ったそうです。
https://www.instagram.com/petya.yoshinaga?igsh=dmZvc2FyYjZ6b3Rj
こちらのサイトを見ると確かにこの木箱が使われてます。探してみてくださいね。ちょこっと出てきます!
作業中でもカメラを向けるとポーズしてくれます!でも作業にも集中してね!(K)
林業科1年生の「農業と環境」、2年生の「地域資源活用」の時間を活用して、主体的な学びを実践しています!
1年生は農業新聞で気になった農林業ニュースを取り上げ、それをクラスの皆に分かりやすく説明する取り組みを行いました。
2年生は授業で農林業の異業種連携の内容を行い、生徒自身が考える林業と異業種連携をプレゼンする取り組みを行いました。
それぞれの学年、発表の後は質問や感想がたくさん飛び交い、充実した時間となりました。
先生から学ぶだけでなく、自ら学びを掴みに行くことも大切なことですね。
3/13(木)に佐敷分教室さんとのシイタケの種駒打ち交流をしました!
2年林業科の生徒が講師として、佐敷分教室の生徒さんに丁寧に教えてくれていました!
2年林業科の生徒も3年生となる自覚が芽生え、終始素晴らしい行動をしてくれ、大いに盛り上がりました!
佐敷分教室の生徒さんにはシイタケ原木をプレゼントしました。良いシイタケとなるように観察をしてみてください。
林業科ではシイタケ原木1本を1,000円で、生シイタケを200円で販売しております!
文化祭や各イベントで販売しておりますので、ぜひお買い求めください!
3月13日に芦北支援学校としいたけ駒打ちの実習を行う予定です。
放課後の当番実習の時間で準備を行いました。
11月に鏡山演習林でクヌギを伐倒・玉切りし乾燥させたものにしいたけの菌を打ち込みます。
その準備としてクヌギについているコケや汚れをたわしで丁寧にはがしていきます。
理由はしいたけの菌はそれほど強くないので、他の菌などに負けてしまいます。
少しでもしいたけが育ちやすいように環境を整える必要があります。
この後、駒打ちの直前にドリルで穴をあけて種駒を打ち込んでしいたけの原木の出来上がり(数年寝かせます)です。
本校では、しいたけも販売していますが、駒打ち後の原木も販売しています。
先日、2年生最後の演習林実習が行われました。
今回の内容は「植林」です。
今まで伐採や林内整備実習が多かったのですが、今回久しぶりの植林実習を行いました。
まずは先に間隔を測りながら植林する場所に目印を立てていきます。
今回は2m間隔で植えていくことにしました。
場所が決まったら各自スギの苗を持ち植えていきます。
一人だいたい9本ずつ植えていき、今回は196本の植え付けを行いました。
これで植林は終了・・・と昔はなっていましたが、
現在の林業では鳥獣被害が深刻化しており、その対策が必要となっています。
そのため、今回植えた区域の周りを防護柵で囲い鳥獣の侵入を防がなければなりません。
ということでこの後みんなで防護ネットを張りましたが、写真を撮るのを忘れました。
今月、再度1年生が植林実習を行いますのでその際に植林後の写真を載せたいと思います。
令和7年2月20日(木)に本校裏の峰崎山で地元の小学生との森林教室を行いました。
まずは活動場所への高校生たちとハイキングです。
開会式後、森林の役割や大切さを高校生がわかりやすく説明してくれました。
いよいよ、体験パートに移ります。
まずは高校生による伐倒見学です。
大きな木をチェーンソーを使って倒す様子に、小学生たちは驚きの声を上げていました。
木を切っただけでは消費するだけなので、新たに木を植林していくことで持続可能な林業となっていきます。
一生懸命穴を掘って、丁寧に埋めて最後は落ち葉をかけておきました。
数年後、もし芦北高校に入学してきてくれたら大きく成長した姿を見ることができると思います。
最後にネイチャーゲームとして「宝探し」と「どんぐりグランプリ」を開催しました。
「宝探し」は高校生たちが事前に土の中や落ち葉の下に宝を隠していて、小学生はグループになって探すというゲームです。ちなみにお宝はヒノキを使った消臭剤です。
「どんぐりグランプリ」は山の中に落ちているどんぐりを「大きさ部門」「かたち部門」の2部門で審査する競技です。優勝者には木の賞状が与えられました。
最後にみんなで記念撮影をしました。小学生は皆楽しそうに遊んでいましたし、本校生徒も自分たちが企画したイベントで子どもたちが喜んでくれていたことに満足しているようでした。
2/19(水)林業科の1.2年生を対象にドローン研修がありました。
近年、様々な産業分野でICT技術の導入が盛んに行われており、その代表格がドローンです。林業分野においてもICT技術を駆使した「スマート林業」というものがあります。ドローンについての学習を行うことで、今後のスマート林業を知り、学びを得るため、開催されました!
講師はHIGH PEAKの高峰さん、Agridの矢尾板さんをお招きし、ドローンに関する様々な情報を教えていただいたり、高度なドローン技術を披露していただいたり、実際にドローンの操作方法を教えていただきました!ありがとうございました。
林業科のアマモ班がテレビに出演します。20年を超える「アマモ再生プロジェクト」森の活動とともに海の活動も行っています。この後、すぐに放送されます。ぜひご覧ください!
放送日 2月9日(日)10:15~10:30
放送局 RKK熊本放送
番組タイトル 世界一の九州が始まる!『海に、種をまく』
https://rkk.jp/tv/tv-prog.php?p=33873&s=0xE010&e=13007&ed=20250202
令和7月1月29日(水)田浦保育園児童12名に対して木育教室を開催しました。
木育教室とは本校の生徒が先生役となり、児童に木や森の大切さを教えたり、実際に木にに触ってもらって興味を持ってもらうことを目的に行っています。
最初は互いに緊張しているようでしたが会が進むにつれて緊張も解けていっているようでした。
木がどのような役割をしているかの説明や木についてのクイズ大会等も行い、児童は元気よく答えていました。
その後、卒園記念品として木の木片を使ったストラップ作りを行い、残りの時間は木製のオセロなどで交流をしました。
木に触れ合うことで自然を身近に感じてもらうことで関心を持ってもらうことができたと思います。本校生徒もとても楽しく活動ができ、有意義な時間となりました。
この1年取り組んできた「課題研究」の成果を林業科の授業等でお世話になった方や1,2年生に向けて発表しました。
3つの班に分かれて研究をしてきた内容は以下のとおりです。
「森育・木育班」:林地残材を活用した木製ペット用品の開発と森林環境教育の実践
「林家ハンター班」:「林ハンター」鳥獣被害対策の実践と研究 ~地域の森は私たちが守る~
「アマモ班」:アマモの促成栽培における基礎研究Part2
私が授業と重なっていて発表をしっかりと聞くことができませんでしたが、最後に講評をした林業科主任の前島先生の話から、それぞれの班で課題を考え、その解決に向かって一生懸命取り組んできたということが分かりました。こういった研究を行うということは、専門学科ならではの取り組みであり、その成果は、本当に高校生かと思うほどのものばかりです。
発表を聞いていた林業科の1,2年生は、しっかりとメモを取っていたのも印象的でした。来年、再来年は、こんな立派な先輩方がおこなったような研究をしていくことと思います。(K)
林業科1・2年生を対象に木育講座が行われました。
講師は熊本大学教育学部教授の 田口 浩継 先生でした。
森林の働きや私たちの生活とどのような関りがあるかについて講義をしていただきました。
「林業で二酸化炭素を吸収する木を伐採することは環境に悪いのでは」という質問が以前子どもからあったそうです。
樹木は二酸化炭素を吸収しながら成長していきます。しかし、樹齢が高くなるにつれ樹木の呼吸量も増えていくということで固定量の効率が悪くなるそうです。
そのため伐採して新たに植林していく方が環境によいということでした。
時折クイズも織り交ぜながら楽しい講座はすぐに終わってしまいました。
これからも樹木に触れることの多い高校生活を送る生徒にとって改めて森林・林業の魅力を感じられる講座になったと思います。
毎年、林業担い手の幅広い視野と見識の醸成、技術の向上を目的として、地域の林業関係企業の視察・体験を行っています。
今年の1年生は水俣芦北地域の企業を見学に行きました。
まずヤマショウ(津奈木町)の現場です。
高性能林業機械を使った迫力のある作業を見て生徒は驚きと歓声を上げていました。
伐倒する際の注意点や林業の現状などを現場の視点から話していただき、生徒からも多くの質問が飛び交っていました。
次に水俣芦北森林組合です。
ここでは水俣芦北地域の林業の歴史、森林組合での業務内容などの説明がありました。
OBの方々も数名働いているところなので高校時代に頑張っていたことややっておけばよかったことなど実体験を通した話をしていただきました。
昼食をはさんで3つ目は水俣木材市場です。
ここではヤマショウさんなどで伐採した丸太の市が行われています。
現在の丸太の相場を教えていただき、昔と今の違いなどを話されていました。
昔は今よりも木材の価格が高かったようでその金額を聞いた生徒は驚きの声を挙げていました。
最後に木谷製材所の見学です。
ここでは木材市場などから仕入れた丸太を製材するところになります。
丸太から家の材料となるような製品にしていく工程を見せていただきました。
大型の機械を使用して丸太をスライスしていくところは見ていてとても気持ちよかったです。
製材したものはプレカット工場などを通して家の材料となるようです。
今回の研修を通して、山から自分たちの家に使われるまでの一連の流れを見ることができ、それぞれのこだわりや現状を知ることができました。今回の経験を2年後の進路に活かしていけるようにクラス一丸となって頑張っていきます。
1年林業科でプロジェクト学習の一環として栽培していたラディッシュとリーフレタスが収穫の時期を迎えました!それぞれの班で条件を変え対照区・実験区を設定しました。教科書通りの結果になった班もありましたが、そうではなかった班もありました。ここでプロジェクト学習は終わりではなく、これから「なぜ上手くいったのか、上手くいかなかったのか」を探究していくことが重要になります。収穫の喜びを感じながらも、冷静に「疑問を持ち続けている生徒たちの姿」が逞しかったです。
1年林業科の「農業と環境」の授業では、秋作としてラディッシュとリーフレタスを栽培します。今回は、栽培暦どおりに栽培するのではなく、栽培の条件やかん水の頻度などを変えて栽培します。そのことが作物にどのような影響を及ぼすかなどを解明し、自分自身の「なぜ」を「わかる」へ変えるプロジェクト学習に取り組んでいきます!
さて、どんな結果が待っているのでしょうか・・・
今日は行事盛りだくさんです。終日、農業科と林業科の2年生は、鳥獣被害対策を目的とした狩猟技術向上研修を受けました。ご協力いただいたのは、くまもと農家ハンター、芦北地域林業研究グループ、熊本県猟友会芦北支部、熊本県県南広域本部芦北地域振興局の皆さまです。座学研修では、鳥獣被害の現状やICT/IoTを活用した被害対策について説明を受けました。
野外研修では、箱罠やくくり罠の設置方法、センサーカメラの取り付け方の研修を行いました。後半部分では実際に罠の設置に向かいますが、その前に農園に設置している電気柵の設置点検を行いました。
この電気柵とは、ワイヤーに電気を流し触れた動物にショックを与えることで、「痛み」とともに「怖い」と学習させ、動物の侵入を防ぐ「心理柵」として非常に有効性の高いものであるということでしたが、ここに設置してある電柵は、ちょっと改良が必要なようです。
果樹園にも同じく電柵を設置してありますが、そこもうまく稼働できていないかも…しれません。また、シカの入った痕跡も見つかりました。
ちょっと画像を小さめにしておきますが、シカさんの置き土産ですね。確実にいたことを証明しています。
食べられるか分かりませんが、キノコも結構な本数が生えていました。
まだ青々としていますが、しばらくするとオレンジ色に染まっていくんでしょうね。ますます鳥獣被害に対する対策が必要と感じます。さらに奥に進むと、林業科が捕獲罠を設置している場所があり、そこへ移動して班ごとに分かれてくくり罠を設置します。
けもの道にイノシシの蹄跡を発見したそうなので、ここにくくり罠を仕掛けていくようです。
最後は罠が見えないように落ち葉でカモフラージュします。土などを乗せると雨が降ったりして水分を含み、その重みで罠が作動したりするそうなので落ち葉だけです。歩いてきたところにも落ち葉を敷いて自然さを出していきます。
最後に箱罠の設置です。イノシシが好むエサを周辺にも巻いて罠へと誘導します。エサを置く場所なども考えなければ、なかなか罠に入ることは難しいそうです。
これが箱罠を監視するセンサーカメラです。スマホからでもいつでも確認できるようです。
令和4年度の調査では芦北地区の鳥獣被害額が約8,000万円、県内は6億円近くに上っており、県全体の13%を芦北が占めている状況で早急な対策が必要となっています。芦北高校では、この課題に取り組んでおり期待も背負っており、生徒・職員一丸となり研究に取り組んでいるところです。(K)
放課後、林業科の実習棟で作業をしている姿が見えたので行ってみました。林業科では、毎年各学年の生徒が文化祭で販売するために、木を使った製品を製作することになっています。1年生はハンガーラックを作ることになっているのですが、その名も「なんでもかけ」らしいです。
この「なんでもかけ」の材料は、芦北高校の演習林から間伐したヒノキの木の先端の部分を使用していて、本来なら捨てるところ部分ですが、有効活用しています。SDGsですね!
どの枝を残して、どの枝を切り落とすかセンスが問われるところですね!実際にどんなものをかけるかイメージして枝の間隔や方向を決めるんでしょうか?
枝とはいえ、根本はけっこう大きくのこぎりで切り落とすのも大変そうでした。ノミの使い方もまだまだぎこちなく、見てるほうがハラハラしてました。
「なんでもかけ」は芦高祭でのみの販売となります。11/9(土)が販売日となります。他に実習で製作した作品の販売がありますので、ぜひお越しください。
ベンチも絶賛製作中です!(K)
林業科の体験授業では、林業科ではどのようなことを学んでいくかという学科の説明と木材加工の実習としてスマホスタンドづくりを行っています。薄い板から切り込みを入れたりして完成させます。簡単そうですが、慣れていないとけっこう難しそうです。(K)
昨夜から雨が降り続いてますね。通勤中に側溝を見ると溢れんばかりになっていました。みなさん通学通勤の際は、十分にお気を付けくださいね。
さて、本日20:57からKAB(熊本朝日放送)にて芦北高校林業科・アマモ班の活動の模様が、放映されます。『放課後ていぼう日誌』の中にも登場しているこの取り組みついてお伝えします。ぜひ、ご覧ください!下のバナーに詳しい情報をリンクしています。(K)
1年林業科34名の実習服が届きました!
真新しい実習服に身を包み、「農業と環境」の実習に一生懸命取り組んでいます!
これから3年間お世話になる実習服。大切に使って、実りある3年間にしていきましょう
今回の実習では、トウモロコシ・キュウリ・クヌギの播種を行いました。皆で協力して育てていきます!
4/5(金)に、新2年林業科の当番実習がありました!
当番実習では、新入生を迎える準備を行いました。新入生に気持ちよく4月8日からの芦高生活をスタートしてもらえるよう、2年林業科23名全員が一生懸命取り組んでくれました!
この23名もいよいよ先輩という立場になります。その気持ちの表れか、本日の実習開始時間が8時30分で、全員集合完了は...8時25分!当たり前のことかもしれませんが、大事なことです。新学期が楽しみです
新入生の皆さん安心してください!芦北高校にはこんな素晴らしい先輩が皆さんを待っています