学校生活(〜2021年度)
【本渡校舎】苗もの 管理 (生物生産科2年)
ナデシコ・ノースポールが順調に成長してきました(*^_^*)
持ち運びやすいようにケースに入れているので、苗同士がかな~~り「密集」していますね。このままにしていると・・・・・「徒長」した株や「病害虫」にかかりやすくなります。 大変だ!!!(>_<)
密集していると植物は光を求めて、上に伸びようと成長します。そのときに茎(節間)が細く軟弱な苗(徒長)になってしまいます。(節間:葉と葉の間の茎のこと)また、通風も悪く湿度が上がりやすく病気になりやすくなり、葉と葉が密集しているので害虫の隠れ家にはうってつけです。良いことは、一つも無いですね・・・・・。
〈ナデシコ〉 〈ノースポール〉
なので、鉢間広げ(苗ずらし)を行うことで、光が一つ一つの苗に均等に当たるようになり、通風も良くなります。これで「徒長」や「病害虫」の予防対策になります。
次に追肥を行っていきます。ポット内の肥料分が切れてきたのでIB化成10-10-10をポットに3個ずつ三角形になるようにおいていきます。一カ所に置いてしまうと、根がそっちばかり集まってしまうので、ポット内に満遍(まんべん)なく根を張らしたいのでこのように置いていきます。
追肥するポットの棚は2列あります。ここで一人の生徒が「多い方を3人でして少ない方は2人でしようぜ!!」他の生徒「OK~」と3人と2人にすぐ分かれて取りかかり、3人でしていた生徒たちが早く終わったので、こちらが指示を出す前に2人でしている方に手伝いに行きました。生徒たちは農業教育を通じて、「リーダシップ」や「協調性」を身につけていきます。
【本渡校舎】アレンジしてみよう!! (生物生産科3年)
生徒たちが植えているのは「ディフェンバキア」と「アイビー」です。ディフェンバキアだけでは、なんか寂しい感じがしたのでアイビーも一緒に植えることで鉢全体にボリュームを出して、豪華に見えるように工夫してみました。
最初は、株を見てもどこを正面としてアイビーを植えようか悩んでいましたが、試行錯誤しながら植え付けて2~3回「やり直し」をさせると、どう植えたらいいのか分かってきて、自分が作った作品に自信をもって「先生、これどうですか?」と聞いてきました。
それがこのアレンジです。
【本渡校舎】輪台の調整 (生物生産科2年)
〈キクの花〉
【本渡校舎】せん定くずの片付け (生物生産科2・3年)
草花温室の横にサンゴジュの木が植栽されていて、昨年せん定していたのですが1年で枝が伸びたのでせん定しました。最初に大きな枝は手で運んでその後、小さい枝や葉などを熊手で集めて片付けました。
〈生徒の感想〉
「今日はセンゴジュの掃除をしてキレイに片付ける事が出来て良かったし、自分の心もキレイになった気がしたので良かったです。」
キレイに片付け後は、次に使う人のことも考えて使った道具もキレイに洗って片付けます。
夜も寒くなってきて、温室内も最低温度が20℃を切ってきたので、最後に温室の出入り口、側窓を閉めて今日は終わりです。
【マリン校舎】にっぽんの宝物グランプリ熊本大会
にっぽんの宝物グランプリ熊本大会に
本校マリン校舎の生徒が苓北町代表として出場しました。
この大会は、地方の事業者の育成を目的とした人材教育の一環で、
日本の地方に残っている素晴らしい商品や技術を
「にっぽんの宝物」として発掘、発展させることを目指した大会です。
苓北町からは5事業者が出場。
本校食品科も、最近のヒット製品「ヒオウギ貝のアヒージョ」をアピールしてきました。
パワーポイントを用いたプレゼンテーションもいつも以上に気合を入れ、
審査員の方々の目も惹くように、ランチョンマットやお皿にも工夫をしました。
結果はなんと…
準グランプリ!!
来年5月に開催予定の全国大会出場が決まりました!
昨年度の全国大会に出場した人もたくさんいる中、
我々の作ったアヒージョが評価されたことは本当に喜ばしいことです。
チーム苓北で写真撮影
かつ、この機会を与えてくださった苓北町役場のみなさん、
一緒に大会に出るために切磋琢磨した苓北町の事業者のみなさん、
大会中にお互い助け合った他の出場者のみなさん。
たくさんの方々に支えられてこの賞を取ることができました。
本当にありがとうございました。
全国大会に向けて、これからもっともっと精進しようと思います。