水高diary

カテゴリ:機械科

【機械科】ものづくりマイスター(溶接編)

火花が語る技術の世界 ~ガス切断の溶接実習~

 

機械科では先日、溶接作業の一環として「ガス切断」の実習を行いました!

今回はものづくりマイスターの吉岡先生にご指導いただきました。

ガス切断とは、酸素と可燃性ガスを使って金属を高温で加熱し、切断する技術。
火花が飛び散る迫力ある作業に、生徒たちは目を輝かせながら取り組んでいました。

実習では、以下のような工程を体験しました。

点火・炎の調整:安全に作業するための基本操作
直線切断:まっすぐに金属を切る技術


最初は炎の扱いに緊張していた生徒たちも、徐々に慣れてくると「切れる感覚が気持ちいい!」「火花がきれい!」と、ものづくりの楽しさを実感している様子でした。

実習後には、職員向けにもご指導いただきました。吉岡先生、ありがとうございました。

 

このような実習を通して、機械科では“現場で使える技術”を一つひとつ丁寧に学んでいます。

水俣高校機械科で「心を燃やす」体験を!

 

 

【機械科】ものづくりマイスター(旋盤編)

機械科では先日、「ものづくりマイスター事業」の一環として、普通旋盤作業の実習を行いました!

今回の実習では、現場で活躍する“ものづくりマイスター”の方を講師にお迎えし、プロの技術を間近で学ぶ貴重な機会となりました。今回は濱﨑先生に旋盤作業をご指導いただきました。

生徒たちは、以下のような旋盤加工の基本技術に挑戦しました。

端面切削(材料の端を平らに削る作業)
自動送り(工具を自動で一定速度で移動させる加工)
テーパ切削(角度のついた面を削る技術)
初めての作業に緊張しながらも、濱﨑先生の丁寧な指導のもと、少しずつコツをつかみ、金属が美しく削られていく様子に感動の声も上がっていました。

「自分の手で形を作るって、こんなに面白いんだ!」
「将来、こんな仕事に就きたいと思った!」

そんな声が聞こえてくる、充実した一日でした。

このような実習を通して、生徒たちは“ものづくりの楽しさ”と“職人の技術の奥深さ”を体感しています。
中学生の皆さん、地域の皆さん、ぜひ水俣高校機械科の学びをのぞいてみませんか?
次回の実習も、またブログでご紹介しますのでお楽しみに!

 

【機械科】重機の無線化プロジェクト 株式会社久環様より重機を貸し出していただきました

水俣高校機械科では重機の無線化プロジェクトに取り組んでいます。
9月10日(水)本校に株式会社久環様よりコマツミニバックホーPC-09を貸し出していただきました。
運搬には豊田実業株式会社の澤村様よりご協力をしていただきました。

 

講演会を実施していただくなど昨年度より大変お世話になっております。

雨の中、積載して学校まで持ってきていただきました。コンパクトでも900キロの重量がある重機だそうです。

貸出していただいたミニバックホーには外付けで重機を操作することができるユニットの開発を進めていきます。

【機械科】世紀の天体ショーと年に2回の鋳造ショー

先日、機械科では年に2回のビッグイベント「鋳造実習」を行いました!

アルミニウムを溶かし、型に流し込んで作品を作るこの実習は、まさに“ものづくりの原点”を体感できる貴重な時間。真っ赤に輝く溶湯(ようとう)を前に、生徒たちの目も真剣そのもの。安全に気を配りながら、仲間と協力して一つの作品を作り上げる姿は、まるで職人のようでした。

そしてこの日は、なんと3年ぶりの皆既月食の日でもありました。

未明の夜空を見上げると、ゆっくりと赤銅色に染まっていく月。昼間に見たアルミの赤い輝きと、夜空の神秘的な月の色が、どこか重なって見えたのは私だけでしょうか。

「熱」と「光」、そして「形」に命を吹き込む鋳造実習。
「影」と「時間」、そして「宇宙のリズム」を感じる皆既月食。
この日、機械科の生徒たちは、地上と宇宙、両方の“ものづくりの神秘”に触れたような気がします。

次回の鋳造実習も、また新しい発見と感動が待っていることでしょう。
中学生の皆さん、地域の皆さん、ぜひ水俣高校機械科の“熱い学び”を見に来てください!

【機械科】熊本版未踏的プロジェクトIPPO の2次審査に参加しました

 機械科3年生の課題研究では、昨年度から水俣での空き家対策解決をテーマに研究を行っています。今年度は社会課題解決のために、「熊本版未踏的プロジェクトIPPO」 へ応募(運営団体は、株式会社熊本日日新聞社)し、2次審査にWebにてプレゼンテーションに参加しました。

 結果は、残念ながら今年度の採択にはなりませんでしたが、今後も研究を発展させていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【機械科】体験入学に来てくれてありがとうございました!

先月行われました水俣高校の体験入学には多くの生徒や保護者、先生方にご参加いただきありがとうございました。

限られた時間でしたが、機械科の学びや取り組みを知り、体験をしていただき、水俣高校機械科のことについて知ってもらうことができたと思います。

体験入学の内容は、

①機械科の説明

②旋盤(ねじ切り作業)の見学

③ロボット操縦体験

④溶接見学・体験

 

機械科の体験入学に参加してくれた中学生の皆さんには、水俣高校機械科限定の特製定規を配布しています!大切に使ってね!

熱い中、ご参加ありがとうございました。高校の私たちにとっても有意義な時間になりました。

楽しい時間をありがとうございました。皆さんの入学を待っています!

【機械科】ロボットアイデア甲子園 熊本県大会予選会 参加

 7月28日(月)菊池市泗水町のシナジーシステム株式会社で開催された、2025ロボットアイデア甲子園 熊本県大会予選会 に機械科3年生の5名が参加しました。
 午前中は工場見学を行い、午後は、益城町のロボット技術教育センター熊本へ移動し、産業用ロボットを見学の後、各自が産業用ロボットを用いたアイデアを作成し、提出しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    工場でコネクタ接続の説明と体験

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ロボット技術教育センター熊本で産業ロボットの説明

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

  アイデア作成

 予選会で入賞した生徒は、9月23日に東海大学で開催される熊本県大会に出場します。
 すでに本校から1名が決定し、これから発表準備を進めていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   他校生徒と参加者全員で集合写真

【機械科】国家資格 技能検定 ”11名『優秀合格』を目指す ”

【機械科】「国家資格 技能検定試験 機械検査3級 実技試験」試験日まで約1週間となりました。

本校は、普通科(特進・普通)・商業・機械・半導体、電気・建築と多種多様な科から構成されています。機械科も少数精鋭ではありますが、厚生労働省管轄の技能検定試験では毎回、高い合格率(合格90%以上)を維持しています。検定の合格だけではなく、合格者の中で『特に優れている合格者』に与えられる「優秀合格者」も2年連続で輩出しております。(R5:2名(後期2名)、R6:3名(前期1名、後期2名))

 令和6年度後期 技能検定試験 優秀合格者 2名

  優秀合格者 機械検査 優秀合格者 普通旋盤

        機械検査3級                普通旋盤3級

 

筆記試験は既に、全国統一日で7月13日(日) に終了しており、自己採点ではありますが、受験者11名全員合格ラインを超え、ほとんどの人が9割以上の正答でした。
夏季休業中になり、8月9日(土)の実技試験に向けて、今回も合格だけを目指さず、高得点、満点を目指し、日々練習に励んでおります。

  練習風景1 練習風景2 

         練習風景1                  練習風景2

 

令和6年度後期 技能検定試験 機械検査3級 優秀合格者
機械科3年 開田 琉心(ひらきだ りゅうしん:水俣第一中出身)
7月31日 (木) にクラスメートや後輩へ、実技指導に来てくれました。
就職試験の履歴書作成や面接練習、筆記試験の勉強など大変な時期に時間を割いてきてくれました。
試験日まで、複数回、来てくれるとの事で、今回の受験者は皆、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 指導1 指導2 指導3

     試験区分 作業2           作業2              作業3

 

機械科2年 吉田 颯太(よしだ そうた:緑東中出身)
令和6年度後期普通旋盤3級での優秀合格者に続き、2回目の優秀合格者を今回受験の機械検査3級でも目指します。

    令和6年度 後期 優秀合格者2名

        左:機械科3年 開田   右:機械科2年 吉田 

 

機械科では、1人ではなく、皆で協力して、学校生活や検定、部活動などに取り組んでいます。
来週末まで練習しています。全員、良い形で合格できるよう、がんばります!

    集合写真1

       あたたかい応援とお声かけをよろしくお願いいたします!

【機械科】1年生計測実習 測定器具の使い方を学ぼう!

今週火曜日は機械科の1年生の計測実習が行われました。ノギスとマイクロメーターを使った寸法の測定方法や適切な取り扱い方を学習・習得するために大切な実習です!

メモリの読み方や測定器具の清掃方法などを電子黒板を使って確認していきました。

機械検査や旋盤の検定試験でも正確で素早い測定が求められます。しっかりと基礎を身に着けていきましょう!

 

【機械科】課題研究重機の無線化へのとりくみ その①

水俣高校機械科では昨年度から課題研究でゲーム機のリモコンを用いた重機の無線操縦化の研究に取り組んでいます。



今年度の最初の制作として12vで動く自動車のパワーウィンドウモータを無線操縦を行うテストをするため、リレー基盤の制作を行っています。

制作した基盤はフラットケーブルを通してマイコンと無線機を搭載したメインの基盤へ接続され、遠隔操縦が可能となります。動き始めるのが楽しみです!!