活動の記録

カテゴリ:探究活動

【探究】英語で全国の高校生と環境問題について話し合ったよ!

 12月19日(日)、2021年度全国高校生フォーラムがオンラインにて開催されました。

文部科学省が実施しているWWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業とSGH(スーパー・グローバル・ハイスクール)ネットワーク校の高校生がオンラインにより一堂に会し、日頃取り組んでいるグローバルな社会課題の解決や提案等を英語でのプレゼンテーション映像で発信・話し合う場となりました。

 海外を含む全国から118校の参加があり、本校からは2年生4名(新井康斗さん・山口功世さん・齋藤可輪さん・前田桃寧さん)が「水俣湾におけるカキ養殖の取り組み」を発表しました。指導助言係の筑波大学と関西外語大学の先生方から英語で質問を受けたり意見を求められりするなか、4人のチームワークを生かして水俣の漁業が抱える課題や将来への展望などを伝えることができたようです。

 後半は、全国の高校生と筑波大学大学院で生物と環境について学んでいるインドネシア出身の留学生と一緒に、「国際的な視点で解決しなければならない重要な課題は何か?」「そのための解決策として考えられることは何か?」「解決のために当事者としてどう取り組むか?」「将来、どのように地域や世界に貢献したいか」など、多岐に渡るテーマについて話し合いました。英語での交流を4時間半に渡り経験した生徒たちは、充実感と安堵感、そして心地よい疲労感に包まれていたようです。

 What can we do to save the earth? 投げかけられた問いかけに、水高生はどう答えていきますか?

【総探】いろんな「なぜ?」を発表してきた!

 12月18日(土)、水俣市環境アカデミアで研究体験プログラムの第3回目が実施されました。 今回のプログラムの目的は、「現在自分が答えを知らないことについて、答えを知ろうと挑戦し、その結果を発表する。答えを知るための手順は自分で考える。」という体験プログラムです。水俣の子どもに探求活動の楽しさを知ってもらおうという目的で水俣市が企画されて、今年で3年目になるプログラムです。本校から4名、市内の中学校から1名参加して本日の最終発表が行われました。

  参加者の研究テーマは以下の通り。

「即実践!洗濯物を速く乾かすテクニック」、「ハイブリッドレシピは存在するのか??」「ミネラルウォーターv.s.熊本の水道水」「牡蠣の旨味の測定方法について」「舌の仕組み」

 もともと第1回目のテーマが味覚・嗅覚センサ研究の第一人者であられる九州大学の矢田部先生の講話から始まった今年のプログラムでしたので、多くの中高生が「味」に関連したテーマを選択していましたが、中には実際の生活に根ざしたテーマもあり、日頃何気なく行動していることが探求テーマになり得ると考えさせられました。

 「味」という主観的なものなどを、第3者に説明しなければならないものが多く、疑問に対する考えをデータで提示するという経験をすることで、論理性という重要なキーワードを体験していたようです。

 これからも、日頃の「なぜ?」「どうして?」を大切にしていってもらいたいものですね。

  

モンタナオンライン研修3回目

モンタナオンライン研修は本日で3回目!生徒たちも少しずつ慣れてきた様子です。

最初の講義ではモンタナにある国立公園について復習し、自然や動物の保護について学びました。また、プレゼンテーションの様々な例を動画で見て、良いプレゼンテーションとはどのようなものか考え、最後にはグループに分かれて英会話を楽しみました!プレゼンテーションの準備も進んでいるかな?

研修も残りあと2回!全員で協力して課題を進めましょう!

国連事務次長(軍縮担当)と世界平和について話し合ったよ!

国連事務次長軍縮担当・上級代表 中満 泉 氏 を講師として開催された熊本県立大学特別講義に水高生も参加しました。

国連の軍縮に向けた取組の様子や中満氏のこれまでのキャリアについての話の後、県立大学生や県内の中高生からの質疑応答が行われました。

以下は参加者の感想:

Aさん:軍縮という大きな目標の為に自分達ができる範囲で活躍し、その輪を広げていこうとする考え方がいいと思いました。どんな問題に対しても様々な角度から改善の糸口を見つけていくことが変革を起こす為の重要なことだということが分かりました。私達がこれから生きていくためには解決しなければならない様々な問題があり、それに対して自分の意見を持つことが重要であり、一人ひとりの声は小さいものの社会全体に対して問題提起し、ともに議論を深めることが大切だということを学びました。

Bさん:今回の講義を聞く中で自分に関係ないことでも自分ごととして捉えるということが大切だと感じました。軍縮という言葉は平和な国日本には関係ないように思えますが、世界全体の問題でもあり世界全体に責任があると考えます。平和な国の日本で他の国のために何ができるのかも一度考え直して見たいと感じました。私は国際関係の仕事に就きたいと考えています。中満さんは国連で働く上で語学力と人の話をしっかりと聞くことが大切になってくるとおっしゃっていたので残りの高校生活や大学での学びを生かして英語だけでなく他の言語の習得にも力を入れたいです。またその語学力を活かし、文化や自分の常識が通用しない違う視点を持った人の意見を聞きより良いものを協力して作り上げて行きたいと考えています。この貴重な体験をこれからの生活に生かして行きたいです。

こうした若者がこれからの世界をより良いものにしていってくれるんでしょうね!

 

アイリーン・スミスさんに取材をしました

2学年の総合的な探究の時間の活動の一環として、映画「MINAMATA」のモデルにもなったアイリーン・スミスさんを招いて生徒が取材をしました。映画が上映されてからの反響や、中学校や高校での講演会での話、映画の脚本で特にアイリーンさんが監督にお願いしたことなど…、あっという間の1時間でした。アイリーンさんには水俣の高校生と話せてとても嬉しかったと言っていただきました。貴重なお話ありがとうございました。