カテゴリ:電気建築システム科
【電気建築システム科】【WCP】津奈木中学校へ出前授業
7月15日(木)に、電気建築システム科3年生が津奈木中学校へ出向き、技術の授業を行いました。中学2年生の皆さんが、自分で考えた木製本棚を作っているところに、電気建築システム科3年生が技術指導を行います。
けがき(しるしの付け方)や、のこぎりの使い方を教えることで、中学生の皆さんは安全で楽しく製作しているようでした。高校生たちにとっても人に教える経験は、コミュニケーション能力の向上や自らの技術力の見直しなどたくさんの効果があります。中学生の皆さんから「楽しい」や「できた」の声を聞くと高校生はさらに技術を高めなくてはと意識が上がったようです。
今後も出前授業を通してものづくりの楽しさを伝えることができればと思います。
*出前授業の様子は、7月17日(土)熊日朝刊のローカルワイド県南「水俣高生 技術の先生に」で紹介されました。 https://kumanichi.com/articles/317495
【建築コース】【WCP】1・2年生木造住宅現場見学
先日、建築コースの1・2年生が本校近くの木造住宅新築工事の現場見学を行いました。地元工務店さんと家主さんのご協力のもと、安全面に配慮して見学してきました。
現在の木造住宅ではプレカット(工場で木材の接合部分を機械で加工したもの)が主流ですが、この現場では、大工さん自ら木を伐採した上に、手刻み(大工さん自ら接合部分を手加工したもの)してあり、とても貴重なものを見せていただきました。木材一本、一本を見極め、組み立てられている状態は、まさに適材適所です。
生徒たちはとても興味深く見学し、大工さんにいくつも質問していました。百聞は一見にしかずですね。また、授業で学びを深め、工事が進んだところで現場見学をさせていただきます。建築コースは、地域の皆さんに支えられて、建築を学んでいます。
*写真は、工務店さん、家主さんの御理解のもと撮影させていただきました。写真・記事の転載はご遠慮ください。
【建築コース】【WCP】Wood connect project 2021(ウッド コネクト プロジェクト 2021)
先輩たちの取組みを引き継ぎ、今年度も建築コース3年生は、Wood connect projectをスタートさせました。水俣市建具組合の「ものづくりマイスター」の指導を受け、木工製品の製作を行います。前回の授業までに、生徒たちは担当教師と共にアイディアを出し合い、図面を完成させていました。まずは、図面通りに木材を切断します。大型パネルソーを使い、(この機械があるのは県内建築科で本校だけ)安全で早く、正確に作業を行います。
切断後は、墨付け(加工するために印をつけること)を、ものづくりマイスターの皆さんのご指導の下、行っていきます。プロの技術に感心しながらも、生徒自ら早速挑戦。手際よく作業を進め、予定通りに今日の分の作業を終えることができました。10月末の完成に向け、今後も作業を進めていきます。何ができるかお楽しみに!
*ものづくりマイスター制度:厚生労働省が、ものづくりに関して優れた技能、経験を有する方を「ものづくりマイスター」として認定・登録し、若年技能者への実践的な実技指導を行い、効果的な技能の継承や後継者の育成を行う制度です。建築コースでは、この制度を活用し、より実践的で効果的な授業を行っています。
【電気】プログラミングワークショップに向けて
標記のワークショップに向けたメンター教育が、7月2日(金)水俣市環境アカデミアで行われ、電気建築システム科電気コースの1、2年生7名が参加しました。
本ワークショップは、夏休みに開催される小中学生向けのプログラミングワークショップで、水俣高校生がメンターとして子供たちにプログラミングを教える催しです。
メンター教育の講師は、日鉄日立システムエンジニアリングの萬谷様で、プログラミングの面白さや小学生が必ずつまずくポイント等の指導がありました。
内容は、信号機のLED点滅やロボットカーのプログラム制御についてでした。
参加した生徒たちは、LEDやロボットカーをプログラムで制御し、楽しんでいました。
当日は、小学生が楽しめるワークショップになるよう頑張ってほしいです。
【建築コース】1年生木工実習~墨付け・のこびき編~
建築コース1年生は大工さんになった気持ちで実習を行っています。2回目の木工実習では、前回学んだ墨壺を使い、墨付け(加工するための印、線)を行い、のこぎりでの切断に挑戦です。
まず今年赴任した木工担当教師が手本を見せると、その技術に生徒たちは驚いている様子でした。その後、生徒自らのこびきをしましたが、まっすぐ木材を切断することの難しさに苦戦。怪我に注意し、適度な緊張感はありつつも、みんなで協力し、担当教師にも気軽に質問するなど和やかな雰囲気で楽しく木工ができています。何度も挑戦し、周囲のアドバイスを受け、着実に技術を向上させました。
【建築コース】【WCP】水俣市役所新庁舎工事現場見学
先日、建築コースの2・3年生が工事現場の見学に行ってきました。建築士、現場監督、水俣市役所の方々のご厚意で、詳しく説明を受けながらの見学でした。生徒たちは、授業で学んだことに加えて、プロの方々の話を聞き、実際に目で見て、手で触れることで建築技術のすごさを体感できました。また、完成する前にしか見られない場所や、工事の様子を見て新たな学びもありました。この現場では卒業生も現場監督として働いており、生徒たちは自分たちの将来についても考えることができました。
*建築コースでは、社会に開かれた学びを展開するため、地元企業や行政と連携し工事現場見学や講話、講習会などを積極的に行っています。
【電気コース】工基(総合選択制)
本日、電気コースの実習(総合選択制)でLEDキャンドルライトを製作しました。
はんだ付けで基盤を作り、電池ボックスとガラスのコップをグルーガンで固定し、完成です。
中学校以来のはんだ付けに戸惑いながらも上手に作業を行っていました。
また、それが終わって、学校内の電気設備の見学に行きました。
校舎の屋上では太陽光パネルと、学校の受電設備では6600Vの引き込みをしてあるキュービクルを見ることができました。
生徒達は、普段は入ることの出来ない空間に入り、ちょっとした探検気分で楽しそうでした。
【建築コース】【WCP】産学官連携事業「木育ワークショップ」
6月18日(金)に、水俣環境アカデミアで、木育ワークショップが開催され、建築コース3年生4名が参加しました。
水俣環境アカデミア所長様より、昨年までや今年度の建築コースの取組みについて話をしていただいたのちに、森林施業プランナーの方より、水俣の森林や林業の講話をして頂きました。続いて、新水俣市役所庁舎の設計をされた、1級建築士の方に、新庁舎の概要について講話をして頂きました。生徒たちは、学校では学べないことを多く学ぶことができました。
そして、今回の連携事業の目玉である新庁舎のキッズコーナーについて意見交換会を行われました。なんと、新庁舎キッズコーナーの企画、設計、製作を建築コース3年生の4名に任されたのです。意見交換会では、水俣環境アカデミア及び水俣市新庁舎建設室の方々や製作の指導をしてくださる水俣市建具組合の方々など多くの連携先の皆さんとアイディアを出し合うことができました。今後、早速設計を行い、11月の新庁舎完成に向け、キッズコーナー製作を行っていきます。随時作業の様子をお知らせしていきます。
*建築コースでは、Wood connect project(ウッド コネクト プロジェクト)や木育ワークショップなど地域の様々な方と連携し、地域貢献をしながら建築技能や知識を深める活動を積極的に行っています。
【建築コース】楽しい!1年生木工実習スタート
1年生にとって、初めての木工実習が始まりました。将来は大工を目指す生徒もいて、とても意識が高いです。
第一回目は建築道具について、学びました。写真は、墨壺(すみつぼ)と呼ばれる木材に印をつける道具の糸が切れたときの対処法について学んでいる様子です。説明を受けたのち、みんなに分かるように太いロープを用いて結び方を確かめました。その後は各自で割り当てられた墨壺の糸を切り、それを結びつけています。何度か練習すると上手にできるようになりました。まず、道具の仕組みや道具が故障したり、糸が切れたりするときの対処法から学ぶと次回の実習からより道具を大切にかつ思い切り使うことができますよね。
実習後のレポートもとても楽しかったと感想を書いてくれました。これからも真剣にそして楽しみながら知識や技術を身に付けていきましょう。次回は実際の作業内容を掲載します。お楽しみに。
【建築コース】2年生測量実習
今日の建築コース2年生は、幸いにも晴天に恵まれ、トランシット測量(角度測量)を行いました。1年生で行った測量器械より格段に操作の難易度が上がりましたが、さすが2年生、何度か練習をするとコツを掴み、精度高く測量できました。
測量器械を用いて、グラウンド上に地中梁(建物の基礎部分や地下を支えるために地中に埋められた梁のこと)を描く課題では、みんなで話し合い、座学で学んだ知識を活かして、完成させることができました。立派な建築技術者を目指してこれからも技術を磨いていきます。
*建築コースでは、教室で学ぶ座学とものづくりや実験、実習など身体を動かして学ぶ実習があり、それぞれリンクさせながら授業を行っています。