カテゴリ:電気建築システム科
【電気建築システム科】【WCP】
11月11日(木)、電気建築システム科の3年生と建築コース2年生で、水俣第二中学校に行ってきました。今回は中学2年生を対象に、電気建築システム科の電気コースと建築コースの授業内容や、卒業後の進路について紹介したり、実際に生徒の作品や実演を見てもらったりと、キャリアガイダンスに近い内容でした。
建築コースは、鉋がけ体験や木工作品の展示、ドローンの実演などの内容で、電気コースではマイクロビット(プログラミング教材)やドローンを活用したプログラミングを体験や、高校生が製作したパソコンゲームの体験など、盛りだくさんの内容でした。中学生がとても真剣に話を聞いてくれていたので、説明をする生徒もとても緊張していましたが、自分たちの取組を後輩に説明するという貴重な体験をすることができました。最後には中学生から「今日聞いた話を進路選択に役立てたい」とコメントをいただき、水俣高校の生徒も「将来、水俣高校に来てくれたら嬉しい」と話していました。また、ドローンを使った記念写真撮影も良い思い出になりました。またお邪魔します。
【電気建築システム科】【WCP】津奈木中学校よりお礼のメッセージをいただきました。
出前授業を行なった津奈木中学校2年生の皆さんから、お礼のメッセージをいただきました。「きれいに仕上がり嬉しかった。」や「やさしく教えてもらい楽しかった。」など中学生からの心のこもったメッセージ、本当にありがとうございます。メッセージは、教室後方に、掲示しています。
今まで身に付けた技術やコミュニケーション能力を活かすことができ、また中学生の皆さんと交流できた上に、感謝されるというとても幸せな経験を得ることができました。
これからも、地域に根ざした電気建築システム科で、さらなる技術の向上を図っていきます。中学校の生徒の皆さん、先生方ありがとうございました。
【建築コース】【WCP】Wood connect project
市役所新庁舎に納めるキッズコーナーの木製製品を完成させた、建築コース3年生は水俣市建具組合のものづくりマイスターの皆さんのご指導の下、新たな製作物の企画、計画、設計、施工を行なっています。
それは、建具パーティションです。木製パーティションは建具製作の技術を使い、釘を使わないものとなっています。また伝統的技法である組子を取り入れることで、外見の美しさ、建具技能を利用者に知ってもらうこと、また換気ができるため、新型コロナウイルス感染症対策にもなっています。材料となる木材は、今回も伐採体験をしてくださった林業者より頂いたものを使っています。完成後は、新庁舎で利用していただき、より市民の皆さまにwood connect projectについて知ってもらい、地元の山や自然や建築の技法などを守っていければと考えています。
新たなものを開発することはとても大変なことですが、その分、学びや得るものは大きいです。いつもご指導、ご支援いただき関係者の皆様に感謝です。
*建築コースでは、wood connect projectを通して、地域貢献することで、水俣の山林と建築技能の伝承を行なっています。
【電気建築システム科】1・2年生文化祭企画製品作り
電気建築システム科の生徒たちは、学年関係なく仲が良いです。今年の文化祭では電気建築システム科1・2年生が合同で、LEDライト竹灯籠を作っています。
電気コースの生徒は、LEDライトの基盤づくりをしています。授業で学んだ技術を発揮しています。建築コースでは、木工ドリルを使って竹に孔を空けています。安全かつ作業しやすいように竹を固定するなど道具の使いかもばっちりです。
さらに、1年生は2年生に作業手順や注意点を習うなど、まるで部活動のような関係性です。技術の伝承がきちんとできていますね。当日、どのように光るか、灯籠の出来映えはどうかお楽しみに。
【建築コース】2年生木工実習
今2年生は、手加工、機械加工を併用しながら、1年生の時に比べて、より早くより丁寧に製品を作り上げることに挑戦しています。前回ほぞ加工を終え、今回は仮組みから組み立てを行い、完成を目指します。
仮組みを終えて、担当教師から椅子の脚のデザインについて、生徒たちに質問がありました。「このままでいいのか、よりデザイン性を求めないか?」生徒たちの出した答えは、デザイン変更です。その分、時間はかかりましたが、脚が良い感じに仕上がりました。また座面部分には、以前の実習でデザインしたものをレーザー彫刻機で焼き、それぞれ自分の名前が入った椅子が完成しました。この実習を通して、木工技術の向上はもちろん、デザイン性や挑戦する姿勢などを身に付けることができました。
この製品は、文化祭に展示し本校生にお披露目したいと思います。その後は、各自持ち帰りそれぞれの自宅で使う予定です。
【電気建築システム科】【WCP】1年生木造住宅現場見学
新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、延期になっていた建築現場見学に行ってきました。工事途中の8月末に計画していましたが残念ながら延期になり、ほぼ完成した状態を見学させてもらいました。今回は、電気コースの生徒も一緒です。電気が専門の担任に電気設備について教えてもらう建築コースの生徒、建築コースの生徒に質問する電気コースの生徒など生徒たちはとても興味津々に見学していました。
最新の住宅設備と伝統建築工法の融合された、まさに不易流行の住宅。とても素晴らしいものを見学させてもらったので、この学びを今後の学習に繋げていきます。
施主様、工務店の皆様、ご支援、ご協力ありがとうございました。
【電気建築システム科】【WCP】津奈木中学校へ出前授業その2
7月に引き続き、先日津奈木中学校で出前授業を行ないました。今回は、電気建築システム科3年生に加え、建築コース2年生も参加しました。中学生はそれぞれが考えた木製ラックや本棚を製作しています。しかし、釘打ちやのこ挽きなど不慣れでなかなか上手くいきません。そこで本校生が中学生へ道具の使い方や作業手順など、困っているところを聞いて、作品完成に向けサポートしました。中学校にはない工具や機械も持参したことで、効率よく精度も高いものが仕上がりました。
また今回は、3年生の様子を2年生に学んでもらう目的もありました。積極的に動き、高い技術力を持つ3年生のかっこいい姿を見て、2年生も今持っている力を発揮して活動していました。これからは、2年生が中心となり今度は1年生や中学生にかっこいい姿を見せることができるよう授業を通して技術向上に励んでくれることでしょう。
このような機会をくださった津奈木中学校のみなさん、ありがとうございました。またものづくりを通して交流できたらいいですね。
*電気建築システム科は、先輩後輩の仲がいいです。学年を越えた活動を行なうことで、生徒間でも技術の伝承を行なっています。教える側、教わる側双方にメリットがあり、これらが高い技術力の習得に繋がります。
【建築コース】卒業生がキャリアガイダンスに来てくれました
2年生対象に、キャリアガイダンスが開催されました。進路決定に向け、生徒たちは働くことの意味や職業理解に繋がるよう地元企業の方々を講師に迎え、仕事に対する考え方や取組みを学ぶ良い機会です。
その中で、今年の3月に本校を卒業し、地元建設会社に就職したOGが社長さんと一緒に来てくれ、社長さんのプレゼンのサポートや生徒からの質問に答えてくれました。もう立派な社会人です。生徒たちは、顔も知る卒業生を間近で見て、進路に向けての意識がさらに高まったのではないでしょうか。
このような機会を作っていただいた企業の方々に感謝し、この学びを活かして今後の進路学習を進めていきます。
プログラミングワークショップ10月開催
令和3年度水俣環境アカデミア中高生研究活動支援事業「プログラミングワークショップ」を10月9日(土)に開催しました。
今年度は、コロナウイルス感染防止のため、講座の中止・延期が続いていましたが、10月にやっと1回目を開催することができました。
内容は、「こどもパソコンSkyBerryJAM」を使って、小学生がプログラミングを体験するというものです。
コースは、コース1は「信号機を作ろう!」(小学1~2年生向け)、コース2は「ロボットカーを自動で走らせろ!!」(小学3年~中学生向け)の2コースがあります。
今回は、水俣高校電気建築システム科電気コースの1,2年生が先生役となり、マンツーマンで小学生に教えましたが、初めて教える高校生ばかりで、最初はぎこちなくスタートしました。しかし、途中からは小学生のやる気と希望どおりに動かないロボットカーを動かすため、熱心に教えていました。
考えた通りにランプが付いたり、ロボットカーが動いたとき、小学生も高校生も目を輝かせ、同じ笑顔で楽しんでいました。
【建築コース】2年生木工実習
今、2年生の実習は木工です。木工では、精度高く、効率よく、材料の無駄がないように、そして安全に意識して図面通りに仕上げます(これを品質、工程、予算、安全の4管理といいます)。そのためには、道具や機械の使い方、作業手順など様々なことを身に付ける必要があります。生徒たちは、先生の話をしっかり聞き、そして初めてのことにも果敢に挑戦することで新たな知識や技能を身に付けていきます。
今回は、手加工と機械加工の両方を経験しました。これらを習得すると、来年のウッド コネクト プロジェクトで高いレベルでの製作が可能になり、さらに将来は、立派な建築技術者になることができます。積極的に取り組む生徒たちは、実習中にも確実に力を付けていきました。木製椅子の完成に向け、修行は続きます。
*写真は、椅子の脚の墨付け、加工をしている様子です。脚の椅子は木が立っていたとおりに組み立てます。木材の根元が脚の下部分になります。木材をみて根元がどちらか、木の表面、中心はどちらかなども見極めて製作を行なっています。