カテゴリ:電気建築システム科
【電気建築システム科】半導体関連人材育成事業「㈱アスカインデックス研修」
5月26日金、電気建築システム科3年7名(電気コース2名、建築コース5名)が、水俣市にある株式会社アスカインデックス水俣高度技術センターで半導体の研修を行いました。オープニングでは、熊本県議会議員松永様、水俣市長高岡様、水俣市議会議員小路様、熊本県教育庁県立学校教育局高校教育課太田審議員より事業の経緯や目的、高校生への激励等の挨拶がありました。
研修は、座学研修とクリーンルーム体験の2種類が行われました。座学研修では、半導体の使用例、材料、電子の振る舞いなど基本的な知識を副センター長の嶽本様より説明していただきました。クリーンルーム体験では、半導体ウエハーや電子回路の製造工程の体験をしました。
この日は、マスコミの取材もあり、生徒たちの研修を県内外に大きく取り上げてもらいました。
生徒たちは、初めて本格的な施設で半導体に関する研修を受けて、世の中を動かす小さな回路の重要性や製造工程に大いに興味を示していました。
今後も水俣高校では、全クラス、全職員で半導体関連の研修を順次行っていく予定です。
【電気建築システム科2年生】【WCP】水俣市青少年善行表彰
電気コースの「プログラミングワークショップ」の取り組みと、建築コースの「Wood Connect Project」が、水俣市青少年育成市民会議青少年善行表彰を受けました。
電気コースでは、水俣環境アカデミアや水俣第二中学校において、複数回に渡り小中学生対象にプログラミング学習会を企画、運営したことが評価されました。
建築コースのWood Connect Projectでは、久木野小学校や湯出小学校での出前授業と木製品の寄贈、水俣第二中学校での技術の木工製作のサポート、水俣環境アカデミアでの木育ワークショップなど、地域交流、地域貢献活動を評価されました。
水俣市教育長からは、「小中学校への交流や作品の寄贈など、今後も技術を磨いて続けて欲しい」と激励の言葉を頂きました。代表生徒が謝辞で「もっと技術を高めていきたい」と意気込みを語りました。
日ごろから同じクラスで授業を受けている電気建築システム科の生徒たちですが、専門の授業はそれぞれ別の分野で活動しています。お互いが刺激を受け、このような積極的な活動が、こうして認めていただけたことは本当に喜ばしいことです。さらに技術を磨き、周囲の人々の力になれる立派な技術者を目指していきます。
【建築コース】【WCP】令和4年度全国工業高等学校校長協会教職員表彰
このたび、建築コース教職員が全工協会より、工業教育の充実・振興に特に実績が顕著であったとして教職員表彰を受けました。
建築コースではカリキュラム及びコミュニティ・マネジメントに着手し、Wood connect projectを立ち上げ、各機関と連携し地域資源を活用した社会に開かれた教育環境を整え、様々な成果を上げてきました。また、SDGsゴール達成のために、主体的・対話的で深い学びを行い、建築を活用し、課題解決に向けた持続可能な取組みを行っています。生徒の成長や地域貢献はもちろん、本活動が本校や地域に好影響を与え、さらに地域と連携を深めるなど功績を残していることが評価されました。
この表彰は、生徒のたちの頑張りはもちろん、本校職員の助言、サポート、さらに地域の協力機関の皆様のおかげです。これからも、水俣高校や地域の発展や課題解決のために、建築をはじめとする様々な能力を発揮して、生徒たちと成長できる教職員を目指します。
【電気コース】1年生の工業技術基礎の様子
電気コース1年生は、工業技術基礎で、電気の基礎的な実験や機器の取り扱い方を学んでいます。
今回はその一部を紹介します。
〇キルヒホッフの法則の実験
回路設計の時に、回路の各要素(電圧降下や電流、抵抗)を計算する実験
〇オシロスコープの取り扱い方
オシロスコープとは、電気信号を観測するための装置で、波形を画面に表示できます。
電圧の大きさや位相のズレを計測しながら、オシロスコープの取り扱い方を習得する実験
【電気建築システム科】水俣第二中出前授業(プログラミング)
3月14日(火)、16日(木)に水俣第二中学校で出前授業(技術・家庭科中高連携授業)を行いました。今回は、1年生の技術(情報)の授業で、内容はScratchによるプログラミングとmicrobitの紹介です。
〇 Scratchによるプログラミング
Scratchは、プログラミング初心者のために作られた「ビジュアルプログラミングツール」の一つで、ブロックを重ねていくだけで、キャラクターを動かしたり、背景や音を付けることができます。
1年生は2クラスありますが、各クラスでは班をつくり、事前に各班で調べ学習し発表したテーマがありました。今回はそのテーマに即した動画をプログラミングで作るいうものです。
講師は、電気建築システム科2年生で、事前に電気コースの生徒がScratchを学習し、建築コースの生徒に教えることで全員がメンターとなり、中学生のプログラミング授業をサポートしました。
中学生は、高校生メンターから教えてもらいながらブロックを重ねていき、キャラクターに動きを付けたり、セリフを表示していました。中には、途中でプログラムが全部消えてしまった生徒もいましたが、高校生メンターが付きっきりで協力し、周りに追いつきことができ、喜んでいました。最後に完成した動画を各自でアレンジし、オリジナル動画をプログラミングして、大型テレビに映し出し、みんなで盛り上がりました。
高校生たちは、中学生が素直でやる気があり、とても教えやすかったようです。来年度は、他の中学校でもプログラミング授業をやりたいと言っており、教えることの難しさと楽しさを実感できたようです。
〇 microbitの紹介
microbitは英BBCが商品化したマイコンで、各種センサーやボタン、LEDが付いていて、PythonやMicrosoft MakeCodeでプログラミングすることで、しゃべらせたり、温度を表示したり、ゲームを作ったりできます。
今回は、事前に10パターンのプログラムを入力し、マイコンの動作を紹介しました。
中学生は、どちらも興味津々で取り組んでくれました。
水俣第二中学校の生徒の皆さん、先生方、貴重な体験をさせていただき有難うございました。
1年1組 1年2組
〇1年1組の様子
1組は、各班のテーマの中から「食中毒」を取り上げ実施しました。フグのキャラクターを動かし、セリフを表示しながら、食中毒の原因や危険性を伝える動画が作成できました。
〇1年2組の様子
2組は、各班のテーマの中から「筋肉をつけるには」を取り上げ実施しました。きんに君のキャラクターを動かし、セリフを表示しながら、筋肉に必要な食材や栄養素の取り方を伝える動画が作成できました。