水高diary

カテゴリ:機械科

【機械科】「工業版の高校総体」開幕間近!

【機械科】「工業版の高校総体「高校生ものづくりコンテスト」」開幕間近となりました。

工業系学科のある高校ならではの、もう一つの高校総体『「工業版高校総体「高校生ものづくりコンテスト」』が6月中旬(14日(土)15日(日))に行われます。機械科では『旋盤作業部門』に出場します。

機械科3年 中村 悠生(なかむら はるき:緑東中出身)が、平日・休日と練習を行っています。野球部との兼部で「①学業」と「2つの部活動(②工作部、③野球部)」と「三刀流」で、充実した学校生活を日々送っています。

「旋盤」は「機械実習の王道」の1つです。コンテストの課題は0.01mm、0.001mmを要する精度、表面形状(見栄え・輝き)、組み合わせ状態、ネジの締め付け具合と「若年者技能五輪」にも匹敵するような高難易度の課題です。当日発表の寸法もあります。

上位入賞目指して頑張っています。大会当日(6月中旬)まで練習を重ねます。

あたたかい応援をよろしくお願いいたします!

【機械科】コート製作が進みました!(ロボット製作)

「課題研究」3回目の授業が行われました。

体育大会や中間考査があったため、約1カ月ぶりの課題研究の授業となりました。ロボット製作班は毎年コート製作から始まりますが、この1カ月間は全く作業が進んでいませんでした。前回は材料の選定まで行っていたので、今回は材料の切断と組み立ての作業を行いました。

 

固定できるところからビスを打っていきます。今回は枠を作る作業がメインになりました。

 

 

最後に板を乗せ、ビスで固定していきました。

 

あまりスタート時と変わっていないように見えますが、6割程度の作業を終えることができています。別で作っている細かなパーツを完成させ、それぞれの場所に配置すればコートは完成となります。次回の授業(また2週間ほど間が空きますが…)では完成できるように頑張ります!

【機械科】溶接実習、それは金属と金属をつなぐ技術・・・

 

機械科では溶接実習を行います。

実はこの実習、とても在校生から人気の高い実習です。

今回は、溶接のスペシャリスト・中馬先生の指導のもと、

三輪車タイプの素敵なフラワースタンド作成に挑戦しています!

ちなみに溶接とは、

金属と金属をくっつける作業のことです。たとえば、鉄と鉄を強くつなげたいときに、溶接を使います。


どうやってくっつけるの?

とても熱い火(アーク)や機械の力を使って、金属の表面をドロドロに溶かす。
溶けたところを冷やすと、くっついて一つのかたまりになる。
まるで、チョコレートを溶かしてくっつけるみたいなイメージです!


実習ではどんなことをするの?

溶接機という機械を使って、金属をくっつける練習をする。

気をつけること

電気を使うので、安全第一!

安全のための服や手袋、マスクをつける。

火花が出るので、目を守るゴーグルも大事!
先生の話をよく聞いて、勝手に機械をさわらない。
作業が終わったら、道具をきれいに片づける。

どんなところで使われているの?

車や電車、橋など、大きなものを作るときに使われます。
工場や建設現場で大活躍!
 

【機械科】金属が溶けているところ、見たことありますか?

機械科では、「鋳造実習」というものがあります。

今回は鋳造のスペシャリストである機械科・佐藤先生のご指導のもと挑戦しました!

鋳造は、金属で物を作る方法のひとつです。

たとえば、チョコレートを型に流して冷やすと、ハートの形や星の形になりますよね?
それと同じように、金属をドロドロに溶かして型に流し込み、冷やして固めることで、いろんな形の部品や道具を作るのが「鋳造」です。

 

☆どうやって作るの?
型(かた)を作る
  → 作りたい形の入れ物を用意します。
金属を溶かす
  → 鉄やアルミなどを高い温度でドロドロにします。
型に流し込む
  → 溶けた金属を型に入れます。
冷やして固める
  → 金属が冷えて、かたい形になります。
型から取り出す
  → 完成した金属の形を取り出します。

 

☆どんなときに使うの?
  自動車のエンジンの部品
  鐘(かね)や仏像
  工場の機械の部品
  など、かたくて丈夫なものを作るときに使われます。

 

水俣高校機械科で「鋳造」やってみませんか?

【機械科】つばめの巣のひなが育っています

機械科実習棟の階段の壁に、今年もつばめが巣を作っています。

5月に巣のひなが育ち、この一週間で体も大きくなりました。

巣の中には5羽のひながいます。巣立ちの日も近そうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  餌を運ぶ親鳥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ひな鳥は5匹がいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  見守る親鳥(左)と ひな(右) 飛ぶ練習が始まりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  このような場所に巣があります。

【機械科】2年生鋳造実習#アルミ溶解砂型づくり

2年機械科鋳造の実習では鋳造と溶接の実習テーマで取り組んでいます。

今回は【鋳造】の砂型づくりの様子を紹介します!

鋳造とは溶かした金属を型に入れて冷やし製品を形成する加工方法です。

 

砂型づくりは製品を形成するための型を作る大事な工程です。

最初は土づくりからです。
砂山を作ってホースで水をかけよく混ぜていきます。

調合していくことで崩れにくい砂ができていきます。

土をふるいにかけて細かい砂と分けていきます。

なだらかに揃えた後はつき棒を使って土を押し固めていきます。


 湯だまり、受け口と呼ばれる溶かした金属を入れる穴を作っていきます。

これから乾燥させることで砂型は完成します。次回は作成した型にアルミを流し込む鋳込みの作業を行っていきます!

【機械科】卒業生が再び水俣高校に!

今年3月に卒業した卒業生の5人が進路体験談の講話のために水俣高校来てくれました。
それぞれが色々な職種や生活をしており、普段どんな生活をしているのか、仕事の内容、進路への考え方やライフワークについてなど計1時間、機械科の3年生に向けて話してもらいました。

 

富永さん、瀬崎さん、柳野さん、鶴田さん、中山さんありがとうございました!

これからも元気に頑張ってください!

【機械科】2年生溶接実習#フラワースタンド製作

月曜日の2限目からは機械科2年生の「実習」の授業が行われており、先週から「溶接」と「鋳造」の2ローテにわかれておりに取り組んでいます。

今回の記事では溶接の実習で取り組んでいる「フラワースタンドの製作」を紹介します!


このフラワースタンドは昨年度から継続して製作しているもので全て材料から手作りで製作しているものです。

 

まず、鉄筋に印をつけては正しくけがいてカットしていきます。

道具を使わないと鉄筋は人力では曲げたり切ることはできません。

鉄筋をベンダーや手作りの治具で曲げていきます。

ハンマーで叩いて隙間を埋めていきます。歪みやズレ、隙間を修正していきます。

作った部品を半自動溶接機を使って溶接していきます。

 

後二周でどんな製品ができてくるのかが楽しみです
(塗装前の完成品の写真)

【機械科】木材の確認をしました(ロボット製作)

「課題研究」の2回目の授業が行われました。

 ロボット製作班では毎年コートづくりからスタートしますが、木材は学校にあるものをベースに作るので、何年も使いまわしています。今年も多くの木材が必要となるため、リストをみながら、今学校にある木材で足りるのか?どういう組み合わせで切断していくといいのか?などを考えながら選定をしています。

 コートの完成はいつになるやら・・・頑張ります!!

 

 

【機械科】3年生の実習スタート!

 本日から3年生の実習がスタートしました。最初の実習は3DCADとフライスです。

  3DCADでは、SolidWorksというソフトを用いて3Dモデルの作成方法について学びました。

 形ができあがってくると面白くなってきます。

  

フライス(金属加工の切削)では、バイスの取り付け方法について学びました。ダイヤルゲージを用いて方向を合わせていきましたが、指の感覚も必要とするので集中力も必要となる実習になりました。

 

【機械科】 1年生の工業技術基礎がスタート!

機械科1年生の工業技術基礎の授業が始まりました。今回は初回ということで、機械科製図室にてオリエンテーションを行いました。1コマ目には実習服を着てみたり、安全メガネや安全靴等に記名をしました。自分の道具を手にしたことで実習への期待が高まっているように感じました。

2コマ目には各実習項目の内容説明を担当者から行いました。1年生では、溶接・旋盤・手仕上げ・MC・計測の実習が行われます。

3コマ目には安全教育を行いました。事故防止と安全作業の心構えについて学びました。いよいよ来週から本格的に実習が始まります。今回学んだことを基に1年間事故ゼロで取り組んでいきたいと思います。

【機械科】2年生専門科目「実習」始まる・安全教育!!

今日から2年生は、機械科の専門科目「実習」がスタートします。

まず第1週目は、オリエンテーションです。3時間かけて行います!

オリエンテーションでは、実習内容の説明や担当者の発表を行いました。

2年生では、旋盤作業溶接作業鋳造作業ロボット制御学習など実践的な内容が詰まっています!

そして、オリエンテーション後半では、最も大切な「安全教育」を呉原先生が実施されました。

「不安全な状態」をつくらず、「不安全な行動」をなくす心構えと実践が必要ですね。

今年度も「安全第一」で取り組んでまいります!

【機械科】科の集会を行いました

 令和7年4月15日(火)7限に、機械科1年から3年までの全生徒と職員が集合し、機械科集会を実施しました。今年度の機械科のみで全学年が集合する初めての集会でした。
 はじめに機械科職員の挨拶を行い、機械科主任より機械科の方針の説明があり、「From Blueprint to Reality(設計図から現実へ)」を英語で表現し、ことばに込めた機械科主任の思いを生徒へ熱く暑く語りました。
 また、昨年度後期の技能検定受検で、県からの優秀表彰者表彰が、2年生と3年生が1名ずつ、合計2名が受賞したので、紹介と生徒の受賞の思いを話しました。

 

 

機械科集会

 

 

 

 

 

 

 

 

 

機械科方針発表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【機械科】Launchpad of 2025(ロボット製作)

機械科では毎年ロボット製作を行っています。

今年度も、熊本県高等学校アイディアロボット境涯大会に向けた挑戦が始まりました。

この板の上にどのようなマシンが、どのような夢を描くのか。

私たちの挑戦の始まりです。

機械科アイディアの発射台「工作実習室」より

 

【機械科】企業・上級学校訪問(平田機工・崇城大学)

機械科1,2年生で平田機工株式会社様及び崇城大学空港キャンパス様へ企業・上級学校訪問をさせていただきました。

平田機工株式会社様では、企業の紹介や実際に工場見学をさせていただき、本社エントランスの見学および説明をしていただきました。CMで拝見するようなロボットや様々な産業分野を支える生産設備について学ぶことができました。工場の規模や製品、エントランスでの展示など驚くものばかりで充実した見学になりました。

崇城大学空港キャンパスでは、工学部宇宙航空システム工学科航空整備学専攻について説明を受けました。当日は晴天で屋上からの風景をとても美しかったです。間近で飛行機を見学させていただいたり、実際に乗車させていただきました。ピストンエンジンの体験実習もさせていただき、充実の体験となりました。

この見学を通して、生徒は県内企業や県内上級学校への理解を深め、進路学習への意欲を高め、進路選択について考えを深める機会となりました。ご協力いただきました平田機工株式会社様及び崇城大学様、ありがとうございました。

 

【機械科】2年鋳造実習で鋳込みを実施しました

機械科では2年生の実習項目に鋳造があります。鋳造実習作業は、大きく砂型作成と鋳込みの作業について学びます。

鋳込みは金属(アルミニウム)を炉で溶かし、鋳型に流し込む製造法です。

令和7年1月27日(月)の実習は鋳込みを行いました。

製法とともに、作業を通して安全作業の大切さを学びます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【機械科】3年生の課題研究発表会を開催

【機械科】3年生の課題研究発表会を開催

機械科3年生は、この1年間課題研究の授業で3つのテーマで研究を行いました。
一年の集大成を発表する、課題研究発表会を令和7年1月17日(金)に本校柔道場にて開催し、機械科1,2年生の生徒、3年保護者と職員、企業や自治体関係者にもご参加いただきました。
発表テーマは、
 1.鳥獣被害対策班 イノシカハンターズの挑戦
 2.最新のデジタル機器を用いた製品開発
 3.「+ロボットで未来のまちづくり」&「ロボット開発の軌跡」
でした。
今回の発表では、これまで3年間の機械科の学習をもとに身につけた技術を応用した複数の地域の課題解決研究がありました。先輩から数年間の継続研究の実績や今後の後輩への研究への期待を語り、各班はスライドだけでなく自発的に動画作成も行い、創造的に課題解決を図る様子を伝えました。事前にスライド準備や発表練習を行い、一年間、各班が研究してきたことを熱心に後輩や保護者に発表しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  機械科科長の挨拶 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  イノシシ罠の製作発表 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  3D CADによる学校校舎模型の製作発表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ロボット班大会発表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  質疑応答 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  アイデアロボット大会出場ロボットの実演

【機械科】機械科3年生で研究授業を開催


 本校公開授業週間の令和6年11月7日に、機械科3年生(3年5組)において「原動機」の研究授業が行われました。授業担当の小松傑教諭による研究授業には、県教育委員会高校教育課をはじめ保護者など、多方面の見学参加がありました。

 これまでの学習をもとに、船などの浮力についての考えさせる授業となり、実験後の生徒のディスカッションでは活発な討議も行われました。

浮力について熱く語る小松傑

 

 

 

 

授業の雰囲気

 生徒発表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

説明

授業

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【機械科】令和6年度熊本県高等学校アイデアロボット競技大会出場 技術賞 受賞

 令和6年11月2日(土)に熊本工業高校第2体育館にて「令和6年度熊本県高等学校アイデアロボット競技大会」が開催され、機械科3年生が課題研究で製作したロボットが出場しました。
 本校からは2台出場し、1台は予選敗退、もう1台は決勝トーナメントに残り、4位と予想以上に健闘しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうにかならんかこの車名

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【大会結果】
 1位 熊本工業高校
 2位 鹿本商工高校
 3位 熊本工業高校
 4位 水俣高校(技術賞)

表彰式

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 4位の技術賞は、来年度の全国大会出場の権利を獲得することができるため、来年度の全国大会出場に向けて、技術を向上させて取り組んでいきます。

 大会当日の出発時は大雨のため、製作したロボット積み込みや現地での移動時に動作しないなどトラブルが発生しないかをが心配したものの、生徒たちは慎重に扱いました。また、会場では本校に製作したコースとは異なっており、試走で正確に自律機が動作しないことが判明し、慌てて会場外で調整するトラブルもありましたが、生徒たちは突発的なトラブルにも冷静に対応していました。

集合写真