水高diary

カテゴリ:探究活動

【1年】水俣市の課題と解決策を考えた!

6月22日(水)の1年生の総合的な探究の時間にて、水俣市のグラフデータを分析しました。人口の推移や産業別就業者数などのグラフを班で分析し、課題やその背景を話し合って解決策を発表しました。生徒たちは活発に話し合いをして、たくさんアイディアを出していました!

【2年総探】ベトナムの大学院生と交流!日越大学ワークショップ

5月24日(火)にベトナムの日越大学と第1回オンラインワークショップをしました。本校では外部との連携事業を行っており、水俣環境アカデミアや水俣市役所と連携して日越大学との交流を実施しています。2年生の「総合的な探究の時間」の活動の一環として9名が参加し、日越大学の大学院生と英語や日本語を使って交流しました。生徒たちはお互いに自己紹介をしたり、連絡先を交換したりと楽しみながら交流をしていました^^

【2年総探】モンヴェール農山さんにご講話いただきました!

5月20日(金)の2年生の総合的な探究の時間に、モンヴェール農山から農山文康様に講話に来て頂きました!本校では外部との連携事業を行っており、水俣食べる通信の諸橋賢一様と連携して「高校生がつくる水俣食べる通信」の制作に携わっています。2年生5名の生徒がこの活動に参加しており、生産者と消費者とが一緒になって「食」について考えました。

【2年総探】牡蠣260枚計測!

5月19日(木)に第1回牡蠣生育調査を行いました。本校では外部との連携事業を行っており、総合的な探究の時間に様々な活動をしています。本事業では国立水俣病研究センターと水俣漁協の方々と連携し、水俣における牡蠣の収量安定を目指して養殖実験を行っています。今年度は袋湾で実験を行っており、異なる水深でどのように牡蠣が成長するのか比較調査を行います。参加生徒10名で協力し、260枚の牡蠣の大きさと重さを計測しました!

【建築コース&機械科】【WCP】Wood connect project2022スタート

 先週の金曜日、水俣環境アカデミアで木育ワークショップがあり、建築コース3年生は今年度のウッド コネクト プロジェクト成功に向け、学んだり、習ったりしてきました。まず、林業者の方から水俣の森林の講演をしていただきました。今回この講演会には、本校機械科のイノシカハンターズも参加しました。講演会後には、水俣の山林の課題を自分事ととらえることができ、生徒たちから積極的に質問の手が上がりました。ウッド コネクト プロジェクトとイノシカハンターズの取組みは、とても密接な関係があり、この講演を聴き、学ぶことでさらにお互いのプロジェクトについてイノベーションが起きるのではないかと期待しています。

 その後は、夏休みにアカデミアで計画している小中学生向け木育ワークショップ用に「木の加湿器」の試作品を建築コース3年生が製作してきました。講師をするために、製作してきたものを見てもらい、水俣市建具組合ものづくりマイスターの方々より、木製品の検討や木の性質や加工について、また製作方法についてアドバイスを受けました。

 多くの地域の方々の支援を受け、社会に開かれた学びを体験できています。今後ともウッド コネクト プロジェクト2022、イノシカハンターズシーズン4の活動を報告していきます。

 

【総探】令和3年度校内成果発表会ベストポスター賞

先日開催しました校内成果発表会のベストポスター賞の発表を行います。発表に関わった皆さんお疲れ様でした。

ポスターとGoogle Meetを利用した発表動画を掲載していますので、以下のリンクよりご覧下さい。

(1~2年生を対象にした投票により支持率が高かったものから上位になっています。)

 星第1位

「第2言語として英語をマスターするための極意」

08_ポスター.pdf

 

赤司ひなた、 廣田耕生、田村笑海夏

 星第2位

「ジェンダー問題とこれからの化粧品のあり方について」

23_ポスター.pdf

永野瑞稀

星第3位

「化粧品と動物実験の関係性」

12_ポスター.pdf

 中村凜音、中村夏野、久木田菜奈

星第4位

「理学療法士と装具士の需要の差について」

11_ポスター.pdf

井川陽仁、松本蒼汰

 星第5位

「水俣湾における漁業再生の課題」

30_ポスター.pdf

児玉璃奈、齋藤可倫、前田桃寧

星第6位

「色・文字によって変わる印象の違いについて」

21_ポスター.pdf

岩﨑もも 

【総探】令和3年度校内成果発表会

先週3月11日(金)、本校にて校内成果発表会が行われました。

2学年の生徒を中心に、総合的な探究の時間や各学科の課題研究において1年間をかけて取り組んできた探究活動の発表を行いました。普通科・商業科・機械科・電気建築科のそれぞれの科の特色をいかした発表となりました。

いつもはポスターを使い、聴衆にむけて発表を行いますが、今年は蔓延防止の観点からオンラインでの発表となりました。1年生はMeetを使用し自分の教室から発表を聞きました。みなさんとても真剣にメモをとりながら聞いていました。

制限時間10分の中、ポスターデータやスライドを使用し、自らのテーマのもと実証実験の結果や収集したデータから分析を行い仮説の立証を行いました。どのグループも堂々とした発表でした。終わった後は、緊張から解放されほっとした顔をしていました。社会の問題に鋭く切り込む発表もあり、見ごたえがありました!

ベストポスター賞に選ばれたポスターと発表はYouTubeから見ることができます。ぜひ生徒たちの頑張りをご覧ください。

発表テーマは、次の通りです。

3年生の総探・課題研究発表会が行われました。

1月31日(月)に3年生の総探・課題研究発表会が行われ、それぞれのクラスの代表者が、3年間の研究の成果についてポスターやスライドにまとめ、リモートで発表しました。新型コロナウイルス感染症の影響で、全体の前での発表はできませんでしたが、それぞれの発表が終わると全てのクラスで拍手がおこり、スタジオにした教室まで拍手が聞こえてきました。その様子に、パソコン画面に向けての発表に戸惑っていた発表者も達成感を感じている様子でした。発表のタイトルは以下の通りです。それぞれの科の特性に合わせた、素晴らしい内容の発表ばかりでした。中学生のみなさん、水俣高校には、自分の興味関心を深める機会や夢中になれる題材に出会う機会がたくさんあります。ぜひ水俣高校で探究活動をしてみませんか?

 

<普通科>

①オゾン層破壊を止める、または再生させるためにはどうすればよいか

②地域政策と過疎化(都市部への人口流出の視点から水俣市の特徴を知る)

③OYSTER PROJECT(漁協や国水研と協力して牡蠣の養殖へのチャレンジ)

④平等な環境作りを目指して(水俣のユニバーサルデザインの現状と、今後に向けての提案)

⑤音楽による自殺率の削減(防災行政無線を活用した音楽放送の提案)

 

<商業科>

①商業科で学んだこと(商業科で取得できる資格検定の紹介と活用について)

 

<機械科>

①水中ロボットとレーザー加工機の製作(3Dプリンターを活用した水中ロボットコンテスト日本一に向けての取組と自作レーザー加工機で暗記パンをつくるまで)

②アイディアロボットの研究(アイディアロボットコンテストに向けて作成したロボットの紹介)

③真空砲の開発(真空砲を自作して、ペットボトルキャップでアルミの板を打ち抜け!)

④箱罠の研究(猟友会と協力して、自作した箱罠でイノシシ被害を減らす取組)

 

<電気建築システム科>

■電気コース

①プログラミングR03(小学生向けプログラミング教室での取組とプログラミング教材の開発)

②マイコンカーの製作(ジャパンマイコンカーラリー全国大会出場に向けての取組紹介)

■建築コース

①Wood Connect Project(水俣市や建具組合、林業者等との産学官連携による、水俣市役所新庁舎のキッズコーナー木製家具製作や中学校への出前授業等の取組紹介)

【総探】【1年生】SDGsについて学んだよ!

 1月26日(水)、1年生対象にSDGs講演会が行われました。 来年からは各自興味のあるテーマについて探求活動・課題研究を深めていくことになりますが、 どのような分野のどのような探究であれ、社会との繋がりのある、世界中の誰もが取り残されることのない将来に向かう視点を持ったものであってほしいと企画されています。

 水俣環境アカデミア所長の古賀実様を講師にお招きし、 17個あるSDGsターゲットについて1つずつ展望や問題点についてお話いただきました。急速な新型コロナ感染拡大を受け、今回は急きょ最小限の対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド型で実施しました。画面越しではありましたが、今回の話を受けて生徒一人一人の心の中に何かの種火が灯ってくれたら嬉しいですね。

ベトナムの大学生と社会の課題について発表してみた!

1月25日(火)、水俣市環境アカデミアのご協力を得て、水俣高校・日越大学共同オンラインプレゼンテーションが実施されました。

 これは、以前より水俣市と関係のあった日越大学で学ぶ学生(ベトナム・香港・ミャンマー)と、海外との文化比較に関する探究テーマを進めている本校2年生との交流から実現したものです。1学期にスタートして、両国・両都市・メンバーの紹介から始まり、各種SNSを活用してテーマ設定・意見交換・資料作成を重ねた中間報告を経て、今回の最終発表に至りました。

 ①空気汚染、②英語教育、③ドメスティックバイオレンス、④水銀条約の効果的な周知に向けた取組、についての4つのグループに分かれて英語で発表し、古賀アカデミア所長や日越大学の先生方4名、本校副校長からフィードバックと修了証が送られました。

 発表内容も各班よく考えられたものでしたが、今回の発表に至るにまで、資料収集やスライド作成などの分担などを、訛りも文化的背景の異なるメンバーと不完全な英語を活用して行ってきたこと自体が価値ある経験だったのではないでしょうか。こうした経験を経た若者は将来どんな未来を思い描いていくのしょうか?楽しみですね。