水高diary

カテゴリ:工業科

【工業科半導体研修】夏GAKUで半導体の体験学習を実施!

半導体情報科1年生を除く工業科(機械科、建築科、電気コース)の1、2年生が、夏GAKUを利用し、半導体の体験学習を行いました。

場所は、水俣市にある株式会社アスカインデックス様のご協力で同社内にある「半導体実技総合大学校」で行いました。

内容は、1年生がクリーンルーム体験、2年生が半導体製造装置のメンテナンス作業体験です。

1年生は、初めての体験で半導体の原理や役割、身の回りの半導体について学習した後、クリーンスーツに着替えてクリーンルームで装置の見学や作業の体験をしました。

2年生は、半導体製造装置のリークチェック(真空漏れチェック)の体験をしました。製造装置は内部を真空状態にし、回路を製造することで品質管理を行っています。したがって、装置の真空漏れは製品の品質に大きな影響を与えます。作業内容は、特殊なガスを装置の接続部に吹きかけ、専用テスターでガス漏れのチェックを行うものです。地味な作業ですが、半導体製造装置のメンテナンスの中でも重要で頻繁に行われる作業です。

1年生も2年生もそれぞれの内容を興味深く、積極的に取り組んでいました。

水俣高校では、半導体情報科以外の科でも、半導体の世界を少しだけ体験することができ、将来の進路活動の一助となるよう取り組んでいます。

※夏GAKUとは、夏休み期間中の課外学習のことで、工業科では、資格取得や進路活動を中心に実施しています。

 

〇機械科2年

 

〇電気建築システム科2年6組

 

 

〇建築科1年

【工業科職員研修】「サーキットデザイン教育」を学ぶ!

6月30日(月)期末考査3日目の午後に、工業科職員研修として「サーキットデザイン教育」を行いました。

講師は有明工業高等専門学校の石川先生、城門様です。

6/16月に半導体情報科1年生と電気コース2年生が同じ「サーキットデザイン教育」を受講しましたが、それに加えて今回は、職員向けに回路設計ソフトの使い方や生徒への指導スキル向上につながる内容を講義していただきました。

高度な回路設計、製造工程を簡単な「ぬり絵」、「パンにジャムを塗る作業」、「メタバースで製造工程の疑似体験」など石川先生独自の切り口で教えていただき、楽しみながら学べるあっという間の2時間でした。機械科や建築科の先生方にとっては初めて学ぶ内容でしたが、わかりやすいと大好評でした。

今回教えていただいた「サーキットデザイン教育」について、生徒への指導や中学生への体験入学で実践していきたいと思います。

 

 

【工業科】高校生ものづくりコンテスト選手推戴式

6月10日(月)朝のSHR後 全校生徒によるものづくりコンテストの推戴式が体育館で行われました。

本校から出場する生徒を紹介します。


旋盤部門 3年5組 渡辺 達也

電気告示部門3年6組 上野 航 

木材加工部門 3年6組 溝上 晃良

溶接部門 3年5組 中山 樹

2年5組 柏木 真聖

2年5組 上原 昂士


一言ずつ決意表明と意気込みを話してもらいました。

最後に校長先生から激励の言葉がありました。

本番は6月15日16日に玉名工業高校と熊本県産業技術センターで行われます。

今まで取り組んできたことを本番にぶつけて頑張ってください!

【工業科】第20回熊本県高校生ものづくりコンテストへの挑戦

 6月10日(土)、11日(日)に工業系高校生の技術の大会である熊本県高校生ものづくりコンテストが玉名工業高校で行われました。全8部門中、本校からは3部門に3名の生徒が参加しました。3名とも大会までの数か月間、毎日練習に取り組み、大会に臨みました。

 大会では、作業の正確性、安全性、作業スピード、課題に即した作品の精度、全体的な完成度などが採点されます。

 結果は、電気工事部門の渕上芽衣さんが金賞(優勝)で九州大会に出場することになりました。また、木材加工部門の宮崎幸さんが銅賞(3位)に入賞しました。旋盤作業部門の山下訊くんも練習の成果を発揮し、丁寧で正確な作業を行いましたが、もう一歩のところで入賞を逃しました。

 3名とも3年生で、体育大会や総体・総文祭、進路活動など多くの学校行事や学習活動、部活動を中心的な存在で取り組みながら、並行してものづくりコンテストの練習に励んでくれました。大変な期間だったと思いますが、この経験を今後の進路やその先の人生に必ず生かしてくれると確信しています。

 

 〇大会結果

 旋盤作業部門 敢闘賞 3年5組 山下 訊

 電気工事部門 金 賞 3年6組 渕上芽衣(九州大会出場)

 木材加工部門 銅 賞 3年6組 宮崎 幸

 

 なお、九州大会は、7月8日(土)、9日(日)に北部九州を中心に分散会場で行われます。電気工事部門の会場は、佐賀県立鳥栖工業高校です。渕上さんは、上位入賞を目指し、さらなる練習に取り組んでいきます。

 

  

【半導体関連人材育成】機械科3年生が半導体製造施設で体験型学習を実施

水俣高校において、今年度から半導体関連産業への興味関心を高める学習を全科の生徒に対して行うことになりました。
地元企業の株式会社アスカインデックス水俣高度技術センターの協力を受けながら、学習の取り組みを行っていきます。
今回は第1弾として、機械科の3年生6名が課題研究で訪問しました。半導体製造装置が置かれたクリーンルームでの機器の動作や作業を見学しました。生活に不可欠な電子機器に使用される半導体がどのように生産されるのか、雰囲気を感じることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 クリーンルーム入室

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ウエハー洗浄機器の動作を見学