学校生活

2023年9月の記事一覧

23/09/28 10市町村講話「水上村」が行われました!

本日7限目の1年生の球磨地域学は、水上村役場の椎葉真珠美様より講話をいただきました。

水上村は熊本県の東南端、宮崎との県境に位置しており、熊本県で唯一森林による癒し効果が科学的に評価された「森林セラピー基地」に認定されています。人口減少が続く中、村では「稼ぐ力と地域経済を回す仕組み」づくりに力を入れています。特にクロスカントリーのコースが整備された「水上スカイヴィレッジ」では、長期のスポーツ合宿が可能となり、近隣の観光地の活性化にも良い影響を与えています。人口が少ない水上村ですが、最大1万人近くこの施設を利用した年もあり、今後水上村への移住定住が促進されることが期待されています。地域の特産物であるイチゴや栗を使ったパフェやソフトクリームの紹介では、生徒たちも生き生きとした表情で聞いていました!

「球磨地域学・十市町村講話」はこれまで四つの町村について学んできました。聞いたことを実際に自分の目で見て、地域の様子を肌で感じることも“生きた学び”につながりますよ!

23/09/28 地域未来探究科2年生 外部講師授業

今日の5・6限目、地域未来探究科の2年1組のGLS(グローカル・スタディーズ)の授業では、熊本県立大学総合管理学部の岩見麻子先生と、岩見ゼミ3年生の学生5名による外部講師授業を行いました。

アイスブレークでは、学生さんが自身の大学生活の様子を話してくださいました。学生生活を知らない高校生にとっては。とても楽しそうに映ったようです。

その後、現在地球上で起こっている環境破壊、気候変動などが示された複数のカードをグルーピングし、グループごとの関係性について考える作業を行いました。

今回のように、GLSの授業で班でワイワイ話したり考えたりしながら活動する機会は少なく、生徒たちはとても楽しそうに活動し、考えたことを自分の言葉で表現していました!

岩見先生、ゼミ生の皆さん、事前準備から今日の授業までご尽力いただき、ありがとうございました。

   

23/09/27 SNSトラブル防止教室が行われました!

9月26日(水)6限目、全学年生徒を対象に「SNSトラブル防止教室」が行われ、人吉警察署生活安全課生活安全係員の山崎海斗様よりお話を頂きました。近年問題になっている「闇バイト」や「児童ポルノ」などのSNSトラブルに巻き込まれないためにはどうすればいいのかを詳しく伺うことができました。SNS社会を生きる生徒たちは、自分たちが被害者にならないために、真剣な表情で話を聞いていました。

講話が終わった後の生徒たちの感想の中では、「今までもSNSの使い方には注意していたけどまだよくわかっていなかったことがあった。今日の講話でSNSの使い方についてよく考えてSNSの使い方の正しい知識を身につけたい」など前向きに使用していきたいという感想が多くありました。山崎さんに教えていただいた、自分を守るための方法、「フィルタリングをかける」「家庭で時間や使用場所などのルールを作る」「何かトラブルで困ったら相談する」これらを念頭に、正しいインターネットの使用を守り携帯電話を使用しましょう!

山崎様、本日はお忙しい中ありがとうございました!

2023/09/22 チャレンジショップ班商品開発

 9月22日(金)の午後、3年生課題研究チャレンジショップ班のうち9名の生徒が、新商品の試作を行いました。

 JA球磨様からの依頼で、昨年度は球磨栗を使ったシフォンケーキ「マロフォン」を開発・販売しました。今年度は「米粉を使ったピザ」というお題をいただき、9名の生徒が3人数ずつ3班に分かれて、①シーフード②タラコと球磨焼酎③フルーツを使ったピザを考案しました。生地を伸ばすところから体験させていただき、それぞれの試作品を完成させました。

 今後、検討して1品にしぼり、12月9日(土)のオータムフェスタでの販売に向けて準備を進めていきます。どうそお楽しみに!!

 

 

 

 

10市町村講話「五木村」が行われました!

本日7限目の1年生「球磨地域学10市町村講話」は、五木村です。株式会社日添の土屋望生様よりお話をいただきました。

土屋様は、五木村で3つの企業経営等に携わっておられます。その中の1つである株式会社日添は、「活かす」「つなぐ」「つくる」「食べる」事業を柱に活動しておられ、地域の人が地域の資源を活かしながら、楽しんで仕事ができるよう手助けしたり、ともに商売に取り組んだりしています。もともと「日添」とは「日が当たらない陰の場所」という意味。暗い印象の名前ですが、名付けた理由を聞いて納得しました!「日が当たると必ず陰ができる。陰があるということはそこに光があるということ。五木村に住む人に“日を添える”(光を当てる)ため、自分たちがその陰の部分になる」という意味だそうです。明るく軽快な語り口で生徒たちにわかりやすくお話いただいた土屋様。最後、生徒たちに向けて「自分の頭で考えて、選んでほしい」とメッセージをくださいました。

五木村は、九州でいちばん人口の少ない村です。しかし、過疎という暗いイメージをまったく感じさせない五木村の人たちの素敵な笑顔が印象的でした。そこに住む人たちに光を当て、楽しみや幸せを生み出す土屋様たちの取り組みがあってのことだと感じました。生徒だけでなく、学年職員も土屋様のお話にとても刺激を受けました。素晴らしいご講演をありがとうございました!