学校生活(芦高ブログ)

カテゴリ:乙千屋日記

「夢の実現に向けて」③ 林業科3年 吉野颯真

林業科3年 吉野 颯真(よしの そうま)くん(田浦中出身)

熊本学園大学経済学部リーガルエコノミクス学科 合格

 

熊本学園大学経済学部へ進学が決まった吉野くん。どういった経緯から経済を学ぶという進路選択をしたのか知りたいと思い話を聞きました。彼も藤澤さんと同じように総合型選抜を受験して合格しました。

 

Q 熊本学園大学を志望したきっかけ

将来的には消防士になりたいと思っています。しかし、このまま消防士を目指すのではなく、様々な知識や教養を身につけ、世の中の仕組みを知って消防士になりたいと考えたからです。熊本学園大学を志望したのは、英語教育に力を入れているところです。私は、2年生のときに芦北町が主催したイギリス研修にも参加した経験もあり、英語を話せるようになりたいと思っています。

Q 受験して感じたこと

他校生もたくさん受験会場にいたり、初めての大学受験でもあったのでとても緊張しました。しかし、筆記試験や面接試験の対策にじっくりと時間をかけて取り組むことが大切と感じましたし、そうやってきたのが今回の成果につながったと思います。

Q 将来の夢

多くの人に頼ってもらえる消防士になりたいと考えています。消防士の仕事は、消火、救急、救助、予防と大きく4つ分けられますが、様々な知識や技術を使いこなし、人々の安全を守り、地域に貢献できるようになりたいです。

 

 これまで続けてきた空手道では「心技体」を学び、高校では「林業」を学び、これからは大学で「経済・法律」を学ぼうとしています。まさに多面的に様々なことを捉えることができるようになるのではないかと思います。

頼られる消防士として活躍する日を楽しみにしています。頑張ってください。

 

熊本学園大学ホームページ https://www.kumagaku.ac.jp/

「夢の実現に向けて」② 林業科3年 藤澤莉杏

 

林業科3年 藤澤 莉杏(ふじさわ りあん)さん(八代四中出身)

熊本学園大学経済学部リーガルエコノミクス学科 合格

 

これまで熊本学園大学への進学実績はありました。福祉系学部に進む場合が多かったのですが、今回、2名が経済学部へ進学することとなりました。ということで藤澤さんにも話を聞いてみました。

 

Q 熊本学園大学を志望したきっかけ

元々公務員志望で、高校卒業後は公務員(林業職)になりたいと考えていました。3年生の5月くらいに「どうせ公務員を目指すなら、大学を卒業してからでもいいのでは?」とふと思い、進路希望を大学へと変更しました。経済や行政に興味を持っていたので、そのことについてもっと勉強したいと考えて、経済学部を選びました。

Q 受験して感じたこと

私は、入試種別としては、総合型選抜で受験したので、探究的な活動である「課題研究」の成果が合格に結びついたので、今までやってきたこと(アマモの研究)が認められたと感じました。

Q 将来の夢

国家公務員(農林水産省)を目指したいと考えています。「課題研究」や「森林科学」で学んだことを生かして環境問題に取り組みたいということと、農や食といった仕事は、日本の中心的な産業であり、そういったことに関わっていきたいと思います。

 経済というこれまでの学びとは違う世界で、新たな学びになりますが、将来はこれまでやってきたことがつながっていくことになりそうですね。図書委員として「朝読書」時間に放送で朗読などもしていました。今後の活躍を楽しみにしています。頑張ってください。

 

熊本学園大学ホームページ https://www.kumagaku.ac.jp/

「夢の実現に向けて」① 林業科3年 高峰榮杜

先日、3年生の進路状況をお知らせしました。大学等の進学は、農業や林業、福祉といった専門分野の学びを深めるということが多かったように思いますが、今年度は、これまでの学びを生かしながら、さらに新たな学びにつなげたいという進路を志望し、合格を果たした生徒がいますので紹介していきたいと思います。

林業科3年 高峰 榮杜(たかみね えいと)くん(佐敷中出身)

熊本県立大学総合管理学部総合管理学科 合格

 

おそらく芦北高校から熊本県立大学総合管理部に合格したのは初めてではないかと思います!(現在調査中)ということで高峰くんに少し話を聞いてみました。

★大学にも問合わせましたが、2006年4月の公立大学法人熊本県立大学の発足以降は入学実績がありませんでした。

 

Q 熊本県立大学を志望したきっかけ

元々情報技術に興味がありました。そこで、情報技術に関する知識・技能を身につけ、過疎地域のDX化に役立てたいと考えたことがです。芦北町にもサテライトオフィスなどが導入されたり、芦北高校にもクリエイティ部ができたりしたことも参考になっています。

Q 受験を通して感じたこと

自分を見つめる機会が多くありました。自分で決めた目標があって、それを達成させるためにどのようなことを考え、実際の行動に移していけばいいのかというように将来あるべき姿をイメージすることで具体的なビジョンにつながり、目標に向かう覚悟を固めることができたと感じています。

Q 将来の夢

起業することを視野に入れています。志望のきっかけにもなった情報通信技術の普及・発展に貢献できる人材になりたいと思います。

 

生徒会長も務めた高峰くんですが、次は、くまもとの未来を拓くグローバルDX人材となって熊本県をけん引していってくれるのではないかと思います。頑張ってください。

 

熊本県立大学ホームページ → https://www.pu-kumamoto.ac.jp/

速報!令和6年度進路状況(2024/11/14)

これまで、年度まとめて進路状況はお伝えしておりましたが、速報として今後お知らせしていきたいと思います。現時点では、公務員の二次合否や大学等の合否について、反映していない部分もありますので、都度お伝えしていければと思います。

【 進 学 】
大学

熊本県立大学(総合管理学部総合管理学科)

熊本学園大学(経済学部リーガルエコノミクス学科)2名

国士舘大学(体育学部体育学科)

大学校等 熊本農業大学校(農産園芸学科)
看護・医療系

福岡医療専門学校(看護科)

八代看護学校(准看護師過程)※就職進学

熊本総合医療リハビリテーション学院(作業療法学科)

鹿児島第一リハビリ専門学校(理学療法学科)

専門学校

九州測量専門学校(測量科)

九州美容専門学校(美容科)

専修学校モア・ヘアメイクカレッジ(美容科)

宮崎福祉医療カレッジ(福祉総合学科スポーツ福祉コース)

八代実業専門学校(美容師養成科)

【 公務員 】 
国家公務員 国家一般(5名)
地方公務員

熊本県(教育事務)

佐賀県(林業職)

福岡県(林業職)2名

広島県(林業職)

津奈木町(一般事務)

水俣芦北消防(消防)

水俣市総合医療センター(介護福祉士)2名

【 就 職 】
熊本県内(11名)

(株)松下組(芦北町)4名

(株)佐藤産業(芦北町)

(株)テラプローブ九州事務所(芦北町)

ネイルサロンスーリール(水俣市)

(株)エーブル(八代市)

(株)福岡建設(八代市)

日本郵政(株)九州支社(熊本市)

(株)杉本本店(宇城市)

熊本県外(5名)

(株)ツマミナ(福岡県)

尾園建設(株)(福岡県)

久留米運送(株)(福岡県)

トヨタ自動車(株)(愛知県)

トヨタ車体(株)(愛知県)

介護職(4名)

くまもと芦北療育医療センター(芦北町)2名

(医)桜十字病院(熊本市)

(株)木下の介護(本社:東京)

持久走の授業が始まりました(体育科)

持久走の授業がスタートしました。「え~っ」と言いながらも、自分の力をしっかり出して走ってくれるのが芦高生のいいところです。(きっと…そうだと信じています)

持久走は、人と競い合いを目的とせず、自分で決めておいたタイムに目標にしたり、前回のタイムを上回ることを目標とすることもあります。つまり「持久走」は自分自身との戦いです。目的は「体力の向上」や「精神力の鍛錬」、「我慢する力を鍛える」ことにあります。

長距離走大会は12月20日(金)の予定で、芦高から芦北マリンパークビーチ近くまで走ります。完走することや記録を狙ったり、それぞれの目標は違いますが、それぞれの目標が達成できるよう頑張りましょう。(K)

芦高祭(壁新聞)

昨年までは、クラス毎に壁新聞を作成していましたが、今年は学科紹介の壁新聞になりました。小さくて何を書いてあるか分からないかもしれませんが、雰囲気だけでもご覧ください。

農業科、林業科、福祉科、佐敷分教室ともに趣向を凝らした内容となっています。

芦高祭は、たくさんの方にご来場いただきありがとうございました。大盛況だったとのことですが、私は当日参加できず寂しかったです。部活動等の大会でいなかった部活動もありました。また、来年を楽しみにしたいと思います。(K)

 

11月1日(金)の学校では…

今日から11月に入りました。台風21号の影響なのか秋雨なのか、雨が降ったりやんだりしています。来週に芦高祭を控え、どのクラスも準備が最終段階となってきたようです。

福祉科2年は、芦北支援学校佐敷分教室の皆さんと合同練習してました。

その間に、本日はシェイクアウト訓練も行われました。シェイクアウトとは、地震の際の安全確保行動「まず低く、頭を守り、動かない」を身につける機会です。日頃からの心構えも必要ですね。

福祉科1年も佐敷分教室の皆さんと合同練習中で、大きな声でしっかりと歌ってました。

さらに福祉科1年が続きますが、紙コップを使って何かやってました。何をしていたかは当日のお楽しみです。

放課後は、1年生の保護者会もあり、修学旅行の行程や旅行代金積立など業者から説明がありました。

本校は、明日からの3連休に11月9日(土)分の代休も加えた4連休となります。充実した休日をお過ごしください。(K)

剣道の授業(体育1年)

芦北高校では1年生の体育授業で、剣道を行っています。

剣道場は試合できるスペースが2面確保でき、広々としており、風通しもよく、少し肌寒いくらいです。竹刀や防具の置き方もようやく慣れてきたところですかね。

まずは素振りから!気合いを入った声で回数を数えます。体育館は少し離れたところにありますが、そこにも声がしっかりと聞こえます。足さばきの練習もここで行います。

次は、面や小手をつけての活動になります。ここはまだまだ慣れていないようで、先生や部員に手伝ってもらっている生徒が多かったように思います。

面や小手、胴といった打突部位ごとの練習を繰り返します。剣道って打てば終わりではなく、有効打突となるためには要件や要素がいくつかあるようです。有段者でも完璧な有効打突を打つのは難しいそうです。まさに「心技体」が揃わないといけないんですね。何にしても基本をしっかりと体得しないといけませんね。

先生も生徒の誰にも負けない大きな声を出していました。高校生になり、初めて剣道をするという生徒もいたようです。私が高校生の頃は、剣道と柔道から選ぶという感じでした。柔道を選択していて、当時、教えていただいた先生にいつも寝技の相手に指名していただくなど、だいぶ…ご指導してもらいました。今でもその先生に会うと背筋が伸びます!(K)

「おためし地域留学」2日目(2024/10/27)

おためし地域留学2日目です。曇り予報が快晴で暑いくらいです!中学生の皆さんは、御立岬キャンプ場の浜辺で朝食を食べたそうですが、どんなメニューだったんでしょうか?高校生と私たちは、フットパスからの参加だったので何を食べたのか気になるところですが、聞くのを忘れてました…

ということで、大野小学校前に集合して大町さん、杉村さんのガイドで大野地区フットパスが始まります。「フットパス」とは、イギリスを発祥とする『森林や田園地帯、古い街並みなど地域に昔からあるありのままの風景を楽しみながら歩くこと【Foot】ができる小径(こみち)【Path】』のことらしいです。車では訪れたことのある大野ですが、歩くのは初めてです。

こんな感じで、車も通れないような本当に小径を自然を感じながら歩きます。こういう道を歩くって何年ぶりだろうって思いながら足を進めていきました。

ピンぼけですが、桜が咲いていたり、

こんな花が咲いていたり、

『キヌガサダケ』!!! 図鑑などでは見たことありますが、生えているのを実際に見たのは初めてで、みんな「おぉ~!」ってなりました。香りは、ちょっと表現しにくいですが、土の香りがしました。食べられるそうですが、どんな食べ方があるんでしょうね?

コースも2/3くらい歩いたところで休憩です。画像左下に移っている方が、周辺の草刈りをして準備をしてお待ちでした。

「ちみばあちゃん」と言われるこの方ですが、「ちみちゃんだんご」と大町さんが言ってましたが、いもあんの饅頭を作って持ってきていただきました。

皮だけでなく中まで紫のさつまいもを育てられているそうで、自然な甘みを生かした「イモ餡」は、絶品そのものでした!このザルもちみばあちゃん手作りだそうですが、職人技ともいえるほど丁寧にきれいに作ってありました。

お腹も満たされ、再びフットパスです。田んぼ道を歩いていきますが、この頃には打ち解けまくりな感じになってきました(笑)。

昨日とは、だいぶ表情も違いますよね!それにしても山の緑と空の青が美しいこと!

これはオマケですが、大野小学校の前に車屋さんがあり、そこに芦北高校と名前の入った車が1台ありました。聞くと林業科で以前使用していたらしいです。演習林実習も泊りがけで行っていた頃に活躍していたのでしょうか?

昼食のセッティングもみんなで協力して行います。どんなお昼ご飯なんでしょう?

そう!大野と言えば「そば」ですね!(そうではないかもしれませんが…)私も何度かお邪魔したことのある「りんどう」さんが出張サービスでおそばを出してくれました。おしゃれに言うとケータリングですね。

「りんどう」さんの紹介記事 https://sarukuma.info/gourmet/post-64683/

準備も整い、みんなでいただきます。そばののど越し最高です!おにぎりもそば茶もそば湯も非常に美味でした。さっきお饅頭をいただいたばかりで、食べられるかちょっと不安でしたが、別腹でしたね!

食後は、大町さんの作られたというキャンプ場(夏場は田んぼ)で大暴れしてました。やっぱり中学生や高校生は基本的に元気いっぱいですね。

大野キャンプ場ホームページ https://oono-camp.com//

大町さんの愛犬「クロ」です!(なんでクロ?)

さきほどお昼ご飯を食べたところで記念撮影!クロもポーズを決めてますね。それでは大野を後にして佐敷に戻ります。時間が押してるので急ぎ足…

最後は、交流館「桝屋(ますや)」で最後の振り返りです。高校生は、大野で終わりの予定でしたが、最後まで参加したいということだったので、参加することになりました。中学生からはこの2日間の思い出が語られ、芦北の魅力の一端を知ってもらうことができたようです。今回の経験が高校を選ぶ一助になるといいなと思いました。

最後にみんなで記念撮影をして、帰路につきました。心配していた天候もとてもいい秋晴れとなりました。中学生はもちろんですが、高校生や私たち大人にとっても「とてもいい学び」ができた2日間でした。

「地域みらい留学」は、今年度から参画した事業ですが、来年に向けてブラッシュアップして、全国に向けて芦北町や芦北高校の魅力を伝えて、実際に3年間を芦北の地で過ごしてもらえるようしていきたいと思います。(一財)地域・教育魅力化プラットフォームの出濱さん、真殿さん、芦北町の方々、芦北町役場の山本さん、江口さん、高校生でお手伝いしてくれたみんな、そして何よりおためし地域留学に参加してくれた中学生の皆さん本当にありがとうございました。(K)

テレビ放映(KAB)10月29日(火)午後8時57分から

芦北町で進められている「海洋ごみゼロプロジェクト」ですが、本校生が中心となり、海水浴場など3か所に「拾い箱(ひろいばこ)」を設置しました。拾い箱は『放課後ていぼう日誌』とコラボしたオリジナルデザインのものです。芦北のきれいな海を守るため、ごみの持ち帰りと削減の実現を目指す本校生の姿をご覧ください。詳細は、以下のバナーをクリックしてください。(K)