2017年7月の記事一覧
【本渡校舎】天草支援学校との交流学習
本校、農場にて天草支援学校と生物生産科3年草花専攻生の交流学習を行いました。
天草支援学校から生徒21名が「マリーゴールド」「ポーチュラカ」「アイビー」を使ってプランターに寄せ植えしました。
草花専攻生は、今まで勉強してきたことを生かし、花の置き場所や土の量などをアドバイスしていきます。
天草支援学校の生徒の皆さん、今日は楽しかったですか??
草花専攻生、職員はとても楽しかったです。
ありがとうございました。
時間があるときは、いつでも農場に来ていただいていいですよ。
【本渡校舎】防鳥ネットの設置
梅雨の時期は、ブドウは雨による病気の感染が懸念されるため、ビニールによる雨よけの屋根をします。
ただ、ブドウの着色を促すためには、朝晩の気温差が必要になるため、梅雨がひと段落したので雨よけの屋根を外します。その後、防鳥ネットの設置をしました。
今日は専攻生と力を合わせて実習を行いました。
だんだんとブドウに色が付いてきました。約一ヶ月後の8月中旬頃収穫予定です。
そんな中、事件は起きました・・・・
あれだけ防鳥ネットをすき間無く張っていたはずなのにどこからか進入して袋を破いています。犯人は分かっています。カラスです。
くやしぃ~~~(>_<)
「事件は会議室で起きているんじゃない!!
果樹園で起きているんだ!!!」【本渡校舎】メロンの根取り
メロン栽培が終わり、地上部(茎や葉)をきれいに片付けましたが、まだまだ残っている植物体があります。それは・・・・「根」です。
根もきれいに取り除いて行きます。根に「ネコブセンチュウ」という害虫(目視ではみられないほど小さい)が根の中に入り込み植物を弱らせます。ひどくなると枯れてしまいます。なので、根もきれいに取り除きます。
恐れていたものを発見しました(>_<)根にコブが出来ています。これが「ネコブセンチュウ」がいる証拠です!!!!
すべての根が取り除かれたら、土壌消毒して病害虫を駆除します。
【本渡校舎】大菊の「3本仕立て」と「定植」
生物生産科2年生で栽培中の大菊の「3本仕立て」と「定植」を行いました。
まずは、土作りからします。配合土3に堆肥1の割合で土をよく混ぜていきます。9号鉢に支柱を針金で固定していきます。
土はそのまま入れず、少し軽石を下に引きます。これは、排水をよくするためです。
その後、大菊を3本仕立てにするためにえき芽を整理していきます。6月13日に本葉5枚残しで摘心したのでえき芽が5本生えてきています。これを3本にします。
えき芽を取るときは、茎に対して上下に折るのではなく左右に折ってあげるときれいに取れます。上下にして取ると下に付いている葉を折ったり、取ったえき芽に表皮が付いてきて、傷口が広がってしまうからです。
9号鉢に定植します。定植時は、3本残した「※えき芽」を鉢に固定した支柱の方に向くように植え付けていきます。 「※えき芽は今後、側枝と表記していきます」
今後、この残した3本の側枝を成長させて、3花の大輪を咲かせます。
【本渡校舎】ミカンの高品質化対策
果樹専攻生で「ウンシュウミカン」高品質化対策の為、タイベックという被服資材を張りました。
鉄パイプをタイベックの幅で置いていきます。
置いてある鉄パイプにパッカーでタイベックを固定していきます。
ウンシュウミカンの果実糖度を高めるためには、果実の生育状況に応じた水分調整が必要なので雨水浸透防止のために敷いていきます。 また、糖度上昇以外にも光反射による害虫行動抑制の効果が期待できます。害虫(アザミウマやアブラムシなど)は日光が当たっている葉ではなく、裏側によく潜んで食害や吸汁(きゅうじゅう)しているので、白いタイベックで光を反射して裏側にもよく当ててやると害虫が寄りつきにくくなります。完成です。これで美味しいミカンが収穫できます(^o^)