活動の記録

2024年11月の記事一覧

【建築コース】【WCP】和紅茶販売台贈呈式

 本日、建築コースが昨年度から取り組んできた探究活動の産学官民連携Wood Connect Projectで製作した木製和紅茶販売台を、道の駅ミナマータ新水俣駅店の館長様へ贈呈をさせていただきました。

 生徒たちは、館長様が抱えていた販売台の課題を解決するため、様々な実践や工夫を重ねました。まず、現地を訪れ取材し具体的な要望を深く理解し、それを反映させることを心がけました。次に、水俣環境アカデミアのご支援のもと、林業者の方に講師をしていただき、水俣の山の課題について学びました。さらに、実際に山に入り、山の現状や伐採方法を学び、伐採した木材を材料として寄贈していただきました。次に、建築士会水俣芦北支部青年部よりプレゼンやプランニング技術を学びました。その後のコンペでは、それらを活かし、クラスメイトと協力して、館長様のご要望に応えるべくアイディアを出し合いました。水俣の特産である和紅茶が、木のぬくもりを感じ、建具技術の美しいデザインによって映えるように設計しました。製作にあたっては、水俣市建具組合ものづくりマイスターのご指導のもと、高い木工技術を学び、たくさんのアドバイスのおかげで、3年間磨いた木工技術をさらに高めることができました。

 贈呈式では、本校生徒の製品紹介及び贈呈者代表挨拶、水俣市建具組合ものづくりマイスターの方より、実技指導について生徒への講評、水俣環境アカデミア所長より生徒たちへねぎらいの言葉を頂きました。ミナマータ館長様からは、想いが形になる建築の素晴らしさ、そして水俣の和紅茶生産者の方へ想いを伝えたいと言っていただきました。そして、最後にプレートを関係者みんなで釘打ちを行いました。

 生徒たちは充実感に溢れる表情をしていました。ぜひ、みなさんも新水俣駅に作品を見ていただき、たくさんの素晴らしい水俣の特産物を知っていただければと思います。関係者の皆様本当にありがとうございました。

Wood Connect Project2024

〜水俣の山林から学び、活用し、守る地域貢献で自然と建築技能の伝承〜

産 業:合同会社Wood one:伐採実習、木材提供

    建築士会水俣芦北支部青年部:設計講話 プレゼンやプランニング技術指導

    水俣市建具組合:木工、建具技術指導

学 校:熊本県立水俣高等学校電気建築システム科建築コース:3年生9名

官公庁:水俣市地域振興課水俣環境アカデミア:生徒への学習支援、探究活動助言

民 間:道の駅ミナマータ新水俣駅店:依頼者

 

【探究活動】日越大学とのオンライン交流(2学年「総合的な探究の時間」)

 11/29(金)11:00〜11:50の時間帯に、2学年の「総合的な探究の時間」の中で「日本とベトナムの比較文化」をテーマにしている2名の生徒が、ベトナムの日越大学とオンライン交流を行いました。

 日越大学の大学生のみなさんは「日本語」を主として学習している皆さんだけに、非常に日本語が流暢でした。最初は緊張していた本校生2名でしたが、話を進めていくうちに笑顔になり、準備していた質問を積極的に伝え、交流を深めていました。本校生2名は主に、映画を通した価値観の相違について質問をしていました。今後の各自の調査・研究の一助になるといいですね。

 日越大学の大学生、日越大学の先生方、そしてこの交流事業を実施していただいた水俣環境アカデミアの方々、本当にありがとうございました。

【探究活動】Stanford-e-Minamataに関する記事がスタンフォード大学のSPICEのホームページに掲載されました!!

 先日11/23(土)に5回目の受講が行われたStanford-e-Minamata。受講生の皆さんは、本当によく頑張っています!課題にも一切手を抜くことなく真摯に取り組み、難しい内容に果敢に挑戦している受講生の皆さんの姿に、成長を感じます。残りあと6回です。最後まで諦めることなく、頑張りましょう!

 

 さて、このプログラムの講師であるナタリー先生が、Stanford-e-Minamata に関して記事を書かれています。スタンフォード大学のSPICEのホームページに掲載されました。皆さんもぜひご覧ください!

下記のリンクから閲覧できます。

https://spice.fsi.stanford.edu/news/resilience-and-renewal-official-launch-stanford-e-minamata-program

【工作部】ジャパンマイコンカーラリー2025九州地区大会

令和6年11月23日(土)24日(日)大分県立大分工業高校にてジャパンマイコンカーラリー2025九州地区大会が実施されました。本校から2名が出場し、完走、入賞を目指して頑張ってきました。

結果は以下の通りです。

Advance class 3年6組 金澤 学志 9位/105台(決勝トーナメント2回戦進出)(全国大会出場)

Camera class 3年6組 金子 拓矢 1位/19台(全国大会出場)

 

〇表彰式の様子

全国大会は令和7年1月11日(土)12日(日)岐阜県の可児工業高校で開催されます。

今後も改良、調整を行っていきます。

【機械科】機械科3年生で研究授業を開催


 本校公開授業週間の令和6年11月7日に、機械科3年生(3年5組)において「原動機」の研究授業が行われました。授業担当の小松傑教諭による研究授業には、県教育委員会高校教育課をはじめ保護者など、多方面の見学参加がありました。

 これまでの学習をもとに、船などの浮力についての考えさせる授業となり、実験後の生徒のディスカッションでは活発な討議も行われました。

浮力について熱く語る小松傑

 

 

 

 

授業の雰囲気

 生徒発表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

説明

授業

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【図書委員会】令和6年度(第57回)水俣市読書感想文・標語コンクール表彰式出席

 11/20(水)16:00より、「令和6年度(第57回)水俣市読書感想文・標語コンクール表彰式」に出席してきました。

 今年は4名が応募し、2名が最優秀賞、2名が優秀賞を受賞することができました。

 講評では、「本の中で経験し、出会い、世界が広がる」「本の世界を自分のものとし、言葉を紡いでいる」「これからこのようにしたい、なりたいという自分の意思を感じた」「文字の丁寧さに気持ちが伝わる」等の言葉を頂きました。特に一人は名前も出て、「絵本では?と思ったが、大人の読み方がしてあって、見事だった」との評価をいただきました。ありがとうございました。

 表彰式後、記念撮影をして、帰校しました。

最優秀賞表彰記念撮影

【カヌー部】水俣市表彰式 「功績章」生徒受賞!

 令和6年度の水俣市表彰式の対象に本校カヌー部の生徒が推薦され、令和6年11月11日(月)に水俣市もやい館において開催された、表彰式に出席しました。
 これまでの功績を称え、髙岡市長から表彰状が授与されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 功績章 表彰区分:スポーツ

本校の被表彰者(主な推薦内容)
・水俣高等学校カヌー部(団体としてインターハイ男子総合1位)男子4名が入賞に貢献
・島津成彰(鹿児島国体、カヌースプリント日本代表(ブルガリア)、インターハイカヌー競技 出場)
・柳野志弥(インターハイカヌー競技 出場)
・新井伶実(カヌースプリント日本代表(オーストラリア))
・大澤風季(カヌースプリント日本代表(ハンガリー)、インターハイカヌー競技 出場)
・鶴長威丸(カヌースプリント日本代表(オーストラリア)、インターハイカヌー競技 出場)

 

水俣高等学校カヌー部表彰

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個人表彰

 

 

 

 

 

 

 

被表彰者挨拶

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今後も、水俣に元気を与えることのできるよう、生徒たちは頑張っていきます。

【探究活動】「水銀に関する水俣条約」ユースダイアログ 事前学習会

皆さんは「水銀に関する水俣条約」を知っていますか?この条約は、水銀による人の健康及び環境を保護することを目的としており、採掘から流通、使用、廃棄に至る水銀のライフサイクルにわたる適正な管理と排出の削減を定めるものです。

水俣高校では、若者の意見交換を目的としたユースダイアログに今年も参加することとなりました!

本日は環境省や海外環境協力センターの方々をお招きして1月27日に行われるユースダイアログについての事前学習会と打ち合わせを行いました!

当日は海外の高校生が参加するため、英語での発表となることに生徒は少し緊張していましたが、水俣に住む高校生にしかできない発表をしようと意気込んでいました!現在の探究活動をもっとブラッシュアップしなければならないと気合も入ったようです!

 

 

【建築コース】2年生外部招聘左官工事体験会

 11月18日(月)の午前中建築コース2年生の実習において、有限会社溝口工業の溝口様とその若手社員2名の方々により、左官工事体験会が行われました。本校OBでもある溝口様には、毎年インターンシップを受け入れてくださっており、今年度は建築コース2年生2名がお世話になりました。その縁もあって、今回生徒たちに無償で体験会を実施してくださることになりました。

 体験会では、ごみ集積所前の道路の砂利部分に水たまりができており、段差もあることからそこを修繕するために、土間コンクリート打設とコテをつかって、表面をきれいにする作業を教えていただきました。生徒たちは、様々な道具を使ってきれいにする技術はもちろんのこと、そのテキパキとしたスピード感に驚いていました。また生コンを一輪車で運んだり、バイブレーションで振動を与え、生コンを均一にするなど、初めての作業も経験できました。次に土間コンクリートが硬化する間に、実習室に移動し土壁塗り体験をしました。若手職人の方々が垂直の壁に素早く丁寧に土壁を塗っていきます。生徒たちも真似てみますがなかなかうまくいきません。ただ、インターンシップで体験した二人は、上手に塗ることができていました。その後も時間いっぱいまで、職人さんにアドバイスをもらいながら積極的に技

術を磨いていました。

 左官工事体験に加え、学校の営繕作業もでき、とても充実した1日となりました。溝口工業の皆様、本当にありがとうございました。

【建築コース】【WCP】優秀賞受賞~専門高校生徒の研究文コンクール~

 11月14日(木)に熊本学園大学において、建築コース3年生が令和6年度専門高校生徒の研究文コンクール熊本大会で優秀賞(櫻井精技賞)授賞式に参加してきました。

 建築コースでは、Wood Connect Projectのメンバーである、水俣環境アカデミア、地元林業者のWood one、水俣市建具組合ものづくりマイスター、建築士会芦北水俣支部青年部などと連携して、高校生が建築の技術や技能を通して、地域の課題解決を図る取り組みを行っており、その成果が評価されました。これも連携先の方々のご支援のおかげです。ありがとうございます。

 この受賞を励みに、引き続きプロジェクトを進めていきます。 

令和6年度専門高校生徒の研究文コンクール熊本大会 優秀賞(櫻井精技賞)

Wood Connect Project

~水俣の山林から学び、未来を担う建築人に自然と技能を伝承する~