2024年2月の記事一覧
【電気コース】ある日の2年生実習風景です
電気コースの2年生実習の様子をご紹介します。
今日は「直流電動機の始動と速度制御」という実習を行いました。【電動機】とはモーターのことで、身の回りのたくさんの家電などにも使われており、とても身近なものです。実際に、電動機が動き始めると生徒たちからは「おぉ~」という声があがりました。電源を入れる前には、結線を再確認したり、周囲への声掛けを行ったり、安全への意識もしっかりとできていました。さすが、もうすぐ3年生になる生徒たちです。
これからも、座学と実習の両面から、電気の知識を学んで行きましょう!
【探究活動】Oyster Project~おいしく育ったかな??~
水俣高校が7年前から取り組んでいる、水俣湾での牡蠣養殖プロジェクトですが、今年の調査が終了しました。
今年は袋湾で水深別と、かごの密度別の生育状況を調査しました。いつもの大きさと重さの測定に加えて、今日は最後でしたので、牡蠣を開けて中身の重さも測定しました。11月ぶりの牡蠣との再会でしたが、かなり大きくなっている牡蠣にみんな驚いていました。
大きさと重さの測定の後は、牡蠣の生育地による味の違いを調査しました。今年は水俣産、広島産、三陸産の3地点で評価しました。また、牡蠣を食べなれない人でもおいしく食べるためには、という視点からトッピングの調査も行いました。チーズやバターなどいろいろなトッピングに挑戦していました。何が一番だったのか気になりますね。
今回の牡蠣養殖実験のまとめは3月8日(金)の校内成果発表会で発表します。
牡蠣養殖実験にご協力いただいた水俣市漁協の皆さん、国立水俣病総合研究センターの松山先生、ありがとうございました。
【2学年】保護者説明会を開催しました
令和6年2月7日6限に、第2学年保護者説明会が本校体育館で開催され、保護者とともに2年生徒が参加しました。
全体会では校長挨拶後、PTA学年委員長から卒業アルバム等、本校同窓会会長から、同窓会についてお話しいただきました。
また、学年主任から修学旅行代金残金について説明がありました。
校長挨拶 同窓会長挨拶
後半の分科会は、就職、大学進学、短大・専門学校の進路希望に分かれました。
就職希望者の分科会では、初めに就職の体験談を3名の3年生が発表しました。就職試験での立ち振る舞いができるまでの多くの練習を重ねたことや、学習と部活動、進路を同時に考える1学期の大変さ、将来の建築士への夢など、生徒は保護者とともに真剣に聞きました。
その後は、進路指導部からのスケジュールや求人票に関する件、受験対策について説明が行われました。
進路指導部説明 3年体験発表
大学進学希望者には、3年生の体験発表とともに選抜・受験方法、入試日程が説明されました。はっきりとした目標を持ち、学力だけでなく資格取得やボランティア活動など幅広く取り組み、情報を得ることの大切さを説明されました。
短大や専門学校進学希望者へは、3年生の体験発表後に学校の特徴、入試や実際の学費について説明がありました。
学年末考査が終わったら、2年生は来年度の進路実現のために気持ちを切り替えて取り組みましょう。
【商業科】令和5年度簿記会計教育講演会
令和6年2月7日(水)5限目に商業科1年生を対象に簿記会計教育講演会が開催されました。
講師は、東京CPA会計学院熊本校 広報就職担当の山口 能敬様です。
「社会で役立つ商業の学び」という演題で、商業を学ぶ意味や社会が求めていることなど、
分かりやすくお話いただきました。生徒たちは、現在学んでいる内容の重要性を改めて実感することができました。
山口様、ありがとうございました。
【PTA】生徒会との朝のあいさつ運動
2月7日(水)の朝に、3年生の登校日に併せて、PTA役員による朝のあいさつ運動を行いました。生徒たちに朝から元気に学校生活を送ってほしいと、小嶋PTA会長の提案で企画したとこと、生徒会役員も一緒もすることになりました。さらに、生徒会役員より、能登半島地震被災者支援のために募金活動も行いたいと要望があり、こちらも一緒に行うことになりました。
小雨の中、登校してくる生徒たちはいつもと違う正門の様子に最初戸惑いを見せますが、明るく笑顔で挨拶をしていました。また、中には一旦教室に入ったあとに、わざわざ校門まできて募金に協力する生徒もいました。次は2月21日にあいさつ運動と募金活動を計画しています。
いいあいさつで、一日をスタートできました。
【探究活動】水銀について若者から啓発!水俣条約ユースダイアログ
皆さんは「水銀に関する水俣条約」を知っていますか?
この条約は人体や環境に影響を及ぼす水銀について、水銀のライフサイクル全体に渡る規制を行うための条約です。現在世界中で150を超える国がこの条約に批准していますが、まだ水銀を使用している国も多くあります。水銀を規制するこの条約には「水俣」の名前がついており、これは水俣でおきた公害の被害を忘れないことやそこから立ち上がった人々への尊敬の意味が込められています。
私たち水俣高校では、この条約の第一回締約会議から探究活動の一環として関わっています。若者の意見交換を目的としたユースダイアログに今年も参加しました。今年は水俣高校のほか、フィリピンとスロベニアの高校から生徒が参加し、各国の水銀使用や普段の学習の成果を発表し、意見交換を行いました。
英語での発表ということで、リハーサル時は非常に緊張していましたが、ファシリテーターの熊本県立大学のレヴィン先生のアドバイスもあり、本番では相手との会話を楽しみながら交流することができました。むしろ時間が足りないくらいで、生徒たちからは「あっという間におわった!」「もっと質問したかった!」という頼もしいコメントが聞かれました。他国の高校生の意見を聞いてとても刺激になったようでした。
環境省、OECCの皆様貴重な機会をありがとうございました。