活動の記録

2019年2月の記事一覧

 第5回防災型学校運営協議会を開催

平成28年の熊本地震の教訓から、熊本県の県立学校では学校運営協議会を設置し、地域防災や防災教育に関する取組を進めています。水俣高校では、関係者(水俣市防災課、水俣警察署、水俣消防署、水俣保健所、地域自治会、近隣小中学校、PTA)を交え、災害時に生徒等の命を守ることや学校を避難所とすることについて学校と地域住民等との連携・協力体制の在り方、地域と共同の防災訓練の企画運営など、防災に関するテーマについて、今年度は5回の協議会を開催しました。最後となる今回は、避難所運営マニュアルの総点検を中心に、1年間の総括を行いました。

【SGH】水銀に関する水俣条約記念フォーラム2018-19

「水銀に関する水俣条約」は、2013年に熊本市・水俣市で開催された外交会議において採択された国際環境条約です。環境省・熊本県及び水俣市は、水俣条約の採択の地として条約の周知を進め、各国の条約実施を促進するため、毎年水俣条約を記念する行事を開催してきました。今年度は、2月7日(木)に熊本市国際交流会館にて「水銀に関する水俣条約記念フォーラム2018-19」が開催されました。このイベントでは、昨年11月に開催された水俣条約締約国会議第2回会合(COP2)の結果を報告するとともに、地元からのCOP2に向けた情報発信の取組等が紹介されました。その中で本校生徒4名が北海道の野村興産イトムカ鉱業所でのフィールドワークにおける学びを含めた研究内容について発表しました。また、水俣条約外交会議で配布したタンブラーを介して、タンブラーを絵に描いた水俣と熊本の子供たちと外交会議参加者との交流において、以前描いた絵がタンブラーに採用された本校生徒が、ステージ上で自分の描いた絵によって繋がったことに対する思いを発信しました。

 

  

 

 

【PTA】水俣市PTAビーチボールバレー大会

 2月3日(日)本校体育館で行われた大会に、PTA役員・職員で結成したA,B2チームが参加しました。両チーム共に決勝進出!!Aチーム2勝2敗、Bチーム3勝1敗、ケガなく楽しく参加できました。ちなみに、優勝は2年連続で袋小学校さんでした。

【建築コース】木製ベンチの贈呈式が行われました。

 2月4日(月曜日)水俣環境アカデミアにおいて、本校建築コースの生徒が制作した木製ベンチの贈呈式が行われました。建築コースでは本年度より、山林管理業者や水俣市建具組合、水俣市との連携により「ウッドコネクトプロジェクト」を立ち上げ、自分たちで伐採した木材を用いた木製ベンチの製作を行ってきました。その最初の成果である10台の木製ベンチを、水俣環境アカデミアや自治会へ贈呈しました。水俣市建具組合の方々から技術指導をしていただきながら製作したベンチの出来映えに、生徒たちも満足げな表情を浮かべていました。ご協力いただいた沢山の方々に、この場をお借りして心よりの感謝を申し上げます。

<Wood Connect Project>

合同会社WoodOne様 山林不動産様 水俣市建具組合様 水俣市総務課様 水俣市環境アカデミア様 熊本県職業能力開発協会様

【SGH】高大連携「未来塾」が開催されました。

 2月3日(日)慶應義塾大学の学生と本校生徒による「未来塾」が開催されました。3回目となる今回は、午前中は慶應義塾大学の植原先生による講演会「IoT機器とセンシングの現在」、午後はリグラスを活用したアート作品を作るための実験活動を行いました。講演会では、最先端のIoT機器を活用した近未来的生活風景を紹介していただき、本校生徒も目を輝かせていました。

 また、午後のワークショップでは、プロジェクターとリグラス、アクリル板を使い、光の当て方を工夫して綺麗に見える角度を検証したり、様々な形状のアクリルにリグラスを貼り付け、光の演出具合について研究したりと、今年の夏に行われる予定である「環境デジタルアート」のワークショップに向けての実験活動が行われました。慶應義塾大学の学生と本校生徒がチームを作り、お互いに意見を出し合いながら実験を重ね、最後には報告会まで行いました。

 貴重な経験ができ、イベントを終えたあとの生徒の表情もとても素晴らしいものでした。夏に向けて更なる実験を重ねて、より良いアート作品を完成させたいと思います