2021年6月の記事一覧
【建築コース】【WCP】水俣市役所新庁舎工事現場見学
先日、建築コースの2・3年生が工事現場の見学に行ってきました。建築士、現場監督、水俣市役所の方々のご厚意で、詳しく説明を受けながらの見学でした。生徒たちは、授業で学んだことに加えて、プロの方々の話を聞き、実際に目で見て、手で触れることで建築技術のすごさを体感できました。また、完成する前にしか見られない場所や、工事の様子を見て新たな学びもありました。この現場では卒業生も現場監督として働いており、生徒たちは自分たちの将来についても考えることができました。
*建築コースでは、社会に開かれた学びを展開するため、地元企業や行政と連携し工事現場見学や講話、講習会などを積極的に行っています。
【エコスクール委員会】お礼状が届きました
昨年度、1月27日~3月15日の期間に、校内で「使い捨てカイロ回収活動」を実施しました。
集まった使い捨てカイロは、SDGsへの取り組みを実施されている、GO GREEN GROUP(株) 様へお送りしました。
ここでは、カイロの中身の鉄粉・炭粉に特殊な酸を加えてキューブ状にし、
ヘドロの溜まった川や池などの水の浄化剤にする研究が進められています。
そして今日、GO GREEN GROUP(株) 様より、本校の活動へのお礼状が届きました。
カイロからできたキューブで水をきれいにするプロジェクトがスタートするそうです!
私たちも持続可能な環境活動をさらに深めていきたいと思います。
【電気コース】工基(総合選択制)
本日、電気コースの実習(総合選択制)でLEDキャンドルライトを製作しました。
はんだ付けで基盤を作り、電池ボックスとガラスのコップをグルーガンで固定し、完成です。
中学校以来のはんだ付けに戸惑いながらも上手に作業を行っていました。
また、それが終わって、学校内の電気設備の見学に行きました。
校舎の屋上では太陽光パネルと、学校の受電設備では6600Vの引き込みをしてあるキュービクルを見ることができました。
生徒達は、普段は入ることの出来ない空間に入り、ちょっとした探検気分で楽しそうでした。
【機械科】いのしか日記 Vol.3 いよいよ罠設置!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
6月18日(金)は、地元観光農園さんにご協力いただき、私たちが製作した罠を設置させてもらいました。農園の方の話によると「近隣の開発が進んでイノシシの生活環境が変わったこともあるかもしれないが、最近はイノシシが増えてきたと思う。」とおっしゃっていました。
初めて罠を設置するので少し時間がかかりましたが、上手く設置することができました。廃棄予定の作物と米ぬかを餌にし、しばらく様子を見てみます。トレイルカメラも設置したので、生態調査も併せて行います。
6月21日(月)にトレイルカメラを確認しに行きましたが、今のところ何も映っていませんでした…。引き続き確認していきます!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「今回初めて現場実習にいき、そこでイノシシ被害の深刻さを目の当たりしました。被害を減らすためにも設置場所や餌のまき方を試行錯誤して、捕獲数を増やしていこうと思いました。」
【総探】水俣について本気出して考えてみた!
5時間目は1年生の総合的な探究の時間でした。
本日のテーマは「水俣の現状と課題」について、水俣市の人口や産業のデータから意見を出し合いました。というと、なんだか難しいようですが、「水俣の今の課題は何だろう!?」「その理由は何か?」「将来のために自分たちにできることは?」といったことをグループで話し合いました。
自分の意見を付箋に書いて、グループみんなの意見も聞いて、とても活発に意見が交わされていました。「水俣市に大きな企業を呼び込むにはどうすれば?」「こどもに優しい町作りをするためには?」など自分たちで考えることができたことが大きな経験になったと思います。発表もみなさんとても上手でした。将来の町長候補がいるかもしれません!
【総探】マインクラフトでプログラミング〜慶応義塾大学とのデジタルアート〜
本日、慶應義塾大学とのデジタルアートプロジェクト「マインクラフトを用いたプログラミング〜ネット空間に水俣の街を作ろう〜」の本年度2回目の遠隔講義が実施されました。
前回、プログラムでマインクラフトの街を作れることを学んだ水高生。今回は、実際に何を作りたいのかを考え、そしてどのように作るのかを具体的に体験しました。エクセルで作ったマス目を利用して座標について学習し、プログラミングに応用するようです。
数学的な思考を楽しみながら体験できて、生徒の様子も生き生きとしたものでした。
新しい時代の学習って、こんなものなんでしょうね。
【建築コース】【WCP】産学官連携事業「木育ワークショップ」
6月18日(金)に、水俣環境アカデミアで、木育ワークショップが開催され、建築コース3年生4名が参加しました。
水俣環境アカデミア所長様より、昨年までや今年度の建築コースの取組みについて話をしていただいたのちに、森林施業プランナーの方より、水俣の森林や林業の講話をして頂きました。続いて、新水俣市役所庁舎の設計をされた、1級建築士の方に、新庁舎の概要について講話をして頂きました。生徒たちは、学校では学べないことを多く学ぶことができました。
そして、今回の連携事業の目玉である新庁舎のキッズコーナーについて意見交換会を行われました。なんと、新庁舎キッズコーナーの企画、設計、製作を建築コース3年生の4名に任されたのです。意見交換会では、水俣環境アカデミア及び水俣市新庁舎建設室の方々や製作の指導をしてくださる水俣市建具組合の方々など多くの連携先の皆さんとアイディアを出し合うことができました。今後、早速設計を行い、11月の新庁舎完成に向け、キッズコーナー製作を行っていきます。随時作業の様子をお知らせしていきます。
*建築コースでは、Wood connect project(ウッド コネクト プロジェクト)や木育ワークショップなど地域の様々な方と連携し、地域貢献をしながら建築技能や知識を深める活動を積極的に行っています。
【ハンドボール部】1年生大会に向けて
日々の練習の成果で、実践形式の練習もできるようになってきました。今日は3対3の練習を行っています。今、チームで意識していることは、「連動と継続」。攻撃面では、ボールを持っている人も持っていない人もスペースをつくる動きをして、かつそれを続けること。守備面では、自分のマークのみならず、隣の人と協力して守るということを練習しています。「意識し実行することで、結果が変わる」この積み重ねがハンドボールのみならず学校生活や私生活で生きてきます。
さて先日、1年生大会の要項が届きました。今年は、9月4、5日の開催予定です。現在、1年生部員は5名。あと2名の入部で、単独チームでの出場ができます。興味のある方は是非見に来てください!
皆さん応援、よろしくお願いします。
【建築コース】楽しい!1年生木工実習スタート
1年生にとって、初めての木工実習が始まりました。将来は大工を目指す生徒もいて、とても意識が高いです。
第一回目は建築道具について、学びました。写真は、墨壺(すみつぼ)と呼ばれる木材に印をつける道具の糸が切れたときの対処法について学んでいる様子です。説明を受けたのち、みんなに分かるように太いロープを用いて結び方を確かめました。その後は各自で割り当てられた墨壺の糸を切り、それを結びつけています。何度か練習すると上手にできるようになりました。まず、道具の仕組みや道具が故障したり、糸が切れたりするときの対処法から学ぶと次回の実習からより道具を大切にかつ思い切り使うことができますよね。
実習後のレポートもとても楽しかったと感想を書いてくれました。これからも真剣にそして楽しみながら知識や技術を身に付けていきましょう。次回は実際の作業内容を掲載します。お楽しみに。
【2年生・総探】 ベトナム日越大学とのオンライン交流会
本日、水俣市環境アカデミアの協力を得て、ベトナムにある日越大学生とのオンライン交流会が実施されました。
水俣環境アカデミアの古賀所長による水俣の紹介の後に、まず、本校生徒が作成した日本の高校生活紹介動画を上映しました。
そして、日越大学で学んでいるベトナム・ミャンマー・香港の大学生と、都市問題・心理学・英語教育・環境教育に興味のある本校2年生が英語と日本語を交えながら各グループのテーマについてお互いの意見を交換していました。
お互いの言いたいことがうまく伝わらないこともあったようですが、それをお互いがどうにかして乗り越えようとする気持ちの方が今は大切なような気がします。
今回だけでは時間が不足したようなので、そこは現代っ子らしくFacebookで今後の議論を深める約束をしていたようです。
がんばれ、水高生!がんばれ、未来のグローバルリーダー!
【理科】生物でゲノム編集技術を学習!
先日、研究授業(生物)がありました。
内容は、ゲノム編集技術をはじめとした遺伝子操作の展望と問題点についてです。
ゲノム編集のしくみについて学習し、その後ペアワークで専門用語を用いて自分の言葉で説明を行いました。
ゲノム編集技術が農産物や医療へ応用されていることに自分の意見や感想が出ました。
一方で、ゲノム編集技術をはじめとした遺伝子操作技術にどのようにつきあっていくのか考えることができました。今後も最先端の内容を学び続けます!!!
【3年生】進路実現に向けて
本日、3年生進路別学年保護者集会が実施されました。
就職・進学・公務員と各自の希望に分かれてそれぞれ今年度の進路決定の流れや心構え等について本校職員から説明を受けました。生徒・保護者どちらも真剣に聞き入っていました。希望する進路希望の実現に向けて頑張ってもらいたいと思います。
【陸上競技部】南九州大会へ出陣!
6月17日より熊本市で開催される陸上競技南九州大会に向け、3年普通科の山本剛くんが職員室で意気込みを述べて出発していきました。
自己ベストを目指して頑張ってください。
【英語科】熊本県主催Online English Salon
昨日、県立高校に配置されている外国語指導助手(ALT)が、県内の中高生を対象にそれぞれの出身国の文化や風習の紹介し、そして英会話の練習するというオンライン英語サロンが熊本県教育委員会によって実施されました。本校からも生徒が参加して、楽しそうに交流を深めていました。
こうしたオンラインでの交流をきっかけに外国の文化や言語に興味を持つことも多いかと思います。9月以降に実施される分は改めて募集があります。奮って参加してもらいたいですね。
【音楽部】コンクールに向けて
音楽部は、3年生1名、2年生2名、1年生1名で活動しています。
7月27日に行われる独唱コンクール、8月3日に行われるNHK全国学校コンクールに向け、練習中です。
今日は自由曲を練習。練習を通しての気づきや見つかった課題等をホワイトボードで共有します。
自分だけでは気づけなかったことに気づいたり、楽曲への理解を深めたりして、さらに楽譜に書き込みます。
少人数ですが、大編成の合唱団に負けない響きを目指し、頑張ります!
【機械科】いのしか日記 Vol.2 水俣の鳥獣捕獲量が増加!?
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
6月4日(金)に、熊本県猟友会副会長(水俣市猟友会会長)の高橋さんに、水俣や日本における鳥獣被害や対策についての講話をして頂きました。
5年ほど前の捕獲量はシカ1割、イノシシ9割だったのが、現在ではシカ4割、イノシシ6割と、シカの捕獲量が増えてきているそうです。私たちが製作している箱罠はイノシシの捕獲をメインに考えているので、シカ対策も考えていく必要があると思いました。捕獲数を増やすためにも生態を深く学び、罠製作に活かしていこうと思います。また、捕獲した鳥獣のほとんどは埋設処理されるので、捕獲後の利用方法についても課題があります。
6月11日(金)は箱罠の門扉を製作し、ついに1基目が完成しました!!これからどんどん箱罠を製作していきます。来週は地元観光農園さんで現場実習をする予定なので、その様子も発信していきます。
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(生徒の感想)
「捕獲するだけでは命が無駄になるので、その後の処理についても考えていかないといけないと思いました。」
【建築コース】2年生測量実習
今日の建築コース2年生は、幸いにも晴天に恵まれ、トランシット測量(角度測量)を行いました。1年生で行った測量器械より格段に操作の難易度が上がりましたが、さすが2年生、何度か練習をするとコツを掴み、精度高く測量できました。
測量器械を用いて、グラウンド上に地中梁(建物の基礎部分や地下を支えるために地中に埋められた梁のこと)を描く課題では、みんなで話し合い、座学で学んだ知識を活かして、完成させることができました。立派な建築技術者を目指してこれからも技術を磨いていきます。
*建築コースでは、教室で学ぶ座学とものづくりや実験、実習など身体を動かして学ぶ実習があり、それぞれリンクさせながら授業を行っています。
【PTA】令和3年度第2回PTA本部役員会開催
6月10日(木)午後7時から月に1度の役員会が開催されました。会長はじめ、委員長の方々から議題や報告を行い会が進行されました。コロナ禍で行事等が制限される中ですが、約30分の会議で役員の皆様と職員の共通理解が図られました。本校生のために、様々なところでご活躍いただいている皆様、いつも本当にありがとうございます。
会議内容(抜粋)
・議題
(1)全国PTA連合会大会島根大会:無観客オンライン開催
(2)県PTA共済説明会:オンライン受講
(3)令和4年度10周年事業について:今後同窓会と内容を検討していく
(4)学校生活アンケートについて:内容をまとめ中
・報告
(1)熊本県公立学校PTA連絡協議大会参加報告:小嶋会長
紹介:前PTA会長 島田様 熊本県PTA連合会表彰
(2)高校総体、総文祭前部活動見学:小嶋会長
(3)研修委員会:県内企業理解促進事業 10月実施で県に申請中
(4)生活指導委員会:津奈木夏祭り中止
(5)広報委員会:6/4(金)広報誌もえぎデータ印刷業者渡し、7/20配付予定
(6)各学年より
1学年:5/9修学旅行検討委員会開催済み 7/7(水)学年保護者会
2学年:恋龍祭中止 7/14(水)学年保護者会
3学年:進路激励会8月実施予定 6/16(水)学年保護者会
・次回会議について確認
保護者の皆様、今後もご支援ご協力よろしくお願いします。
【電気・建築】ものづくりコンテストに向けて
今週末に行われる第18回熊本県高校生ものづくりコンテストに向けて、電気建築システム科の仲間たちが見守る中、模擬練習を行いました。
代表の生徒は、いつもより緊張した面持ちで練習に励んでいました。
本番まであと少し!頑張れ!
Minecraftでプログラミング
本日、慶応義塾大学植原先生による遠隔講義が実施されました。
Minecraftと言うソフトを使って仮想空間上に水俣市を作ろうと言うテーマで講話がありました。通常の方法だと一つ一つのブロックを置いていく手間のかかる作業を、今回はプログラミングの理論を生かして一気に作業しようと言う提案がなされました。参加した生徒もイメージしていた内容とは異なったため戸惑った様子も見受けられましたが、中にはこれから効率的に建物が作れると楽しみにしている生徒もいました。
今後水俣の街が出来上がったら、仮想空間上でどんなことができるか、現実社会とデジタル技術の融合の可能性をみんなで話し合っていきたいと思います。