水高diary

2025年10月の記事一覧

令和7年度 芸術鑑賞 素晴らしい公演でした

 令和7年10月31日(金)、芸術鑑賞を行いました。

青島広志・ブレーメン楽団4名(ピアノ・解説・指揮・司会の青島広志様、フルートの中山広樹様、クラリネットの粟生田直樹様、コントラバスの飯田克哲様)による演奏に加え、ソプラノ歌手の横山美奈様、テノール歌手の小野勉様による、クラシックを中心としたコンサートでした。

 「面白かったら笑っていいのよ」という青島様のメッセージの柔らかさは、一曲一曲への解説、演者及び自己紹介などにもあらわれ、クラシック音楽と聞いて緊張していた生徒たちの心をほぐしてくれました。

 作詞・作曲者や曲に対する解説をホワイトボードに絵を描きながら話し、曲を楽しむ準備をしてくださるので、作品への理解も深まり、集中して聴くことができました。また、聴くことに集中する場合や一緒に歌ったり踊ったりする曲もあり、バラエティーに富んだプログラムがさらに演目を魅力的に響かせました。

 あっという間の公演でした。生徒の謝辞を受け、アンコールでは『椿姫』の「乾杯の歌」を披露してくださり、終幕となりました。本当に素敵な時間でした。

 保護者の方々の参加もあり、皆で楽しむことができた芸術鑑賞だったと思います。

 生徒の感想から感動の深さが伝わりました。

「3年に1度の芸術鑑賞がこの公演でよかったです」「さまざまな楽器の一つ一つの音の重なりが素晴らしく、どれが欠けてもならないと思った」「お二人の声の幅と声量、響き、本当にすごかった」「皆で歌ったり、踊ったりできたのが楽しかった」「さまざまな楽器の音色が組み合わさると、どんな音楽でも奏でられるのだと感じ、すごいと思った」

青島広志様ホワイトボードで解説みんなも踊ります謝辞青島広志・ブレーメン楽団 小野氏 横山氏

【建築科】上がり台、ついに完成!畳が入り「おもてなしの心」が形に

 「テッラマードレ・ジャパン 2025 in 水俣」を彩る重要なアイテム、和紅茶用上がり台の製作が、ついに完成を迎えました。製作を担ってきた水俣高校建築2年生たちの熱意と技術が結実し、本日、座面に八代産イグサを使用した専用の畳がはめ込まれました。

素晴らしい出来栄えに生徒も満足!

 畳がぴったりと収まり、一つの美しい姿を現すと、製作に携わった「大工技能士」の資格を持つ生徒たちから大きな歓声が上がりました。

 製作過程では、地元企業様からのご提供いただいた木材を「超仕上げ鉋盤(かんなばん)」で鏡のように滑らかに仕上げ、のこぎりや鑿(のみ)といった手道具を駆使して、寸分の狂いもない正確な加工と組み立てに情熱を注いできました。特に、座面に畳をはめ込むための「精度を極めた組み立て作業」は、プロとしての誇りが試される工程でした。

 完成した上がり台に生徒たちが早速座ってみると、その素晴らしい出来栄えと、畳の温かい肌触りに心から満足した様子でした。

 この上がり台は、地元企業様からの木材・合板の提供、八代のイグサ、地元の畳店による製作、そして高校生の確かな技術という、地域全体の力が集結して生まれる「おもてなしの心」の結晶です。

 イベントのご案内

 生徒たちの技と想いが詰まったこの上がり台は、イベントでお披露目されます。高校生たちの情熱と地元連携の「ものづくり」をぜひご体感ください。

 テッラマードレ・ジャパン 2025 in 水俣

日時: 令和7年11月1日(土)・2日(日)

会場: 11月2日(日)はエコパーク水俣にて開催される「スローフードマーケット」と「九州和紅茶サミット in みなまた」にて使用されます。

概要: 食と農を通じて持続可能な未来を考える世界的な祭典。水俣の豊かな自然と再生への強い想いが詰まったイベントです。会場で皆様をお迎えする上がり台にも、ぜひご注目ください。

 また、11月12日(水)18:30から本校で開催される保護者のための水俣高校ガイダンスへご参加ください。

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【建築科】【DXP】未来の建設技術「DX」を最前線で学ぶ!

 建築科では、次世代の建設業界をリードする「建設DX(デジタルトランスフォーメーション)」を、企業・行政と連携した実践的な教育で提供しています。最先端の技術を、産学官連携で実現!本日、建築2年生を対象に、企業や行政機関とタッグを組んだ特別な授業を実施しました。高校にいながら、プロの技術者や行政の視点を学べる、この実践的な学びこそが水俣高校建築科の最大の魅力です。

・参加機関

株式会社KAWATSU様及び技術顧問条谷様(ジョウ所長https://www.youtube.com/@dobokusuppurt_johyo7

芦北振興局土木部の職員の方々

建設業協会芦北支部

・未来の建設現場を体感!デジタル技術の力を実感

1. 講義:業界の未来を知る
講師の条谷様からは、建設業界が直面する人手不足の解消や生産性向上に不可欠な「ICT施工(情報通信技術を活用した施工)」の原理を学びました。
未来へのメッセージ: 「若い柔軟な力と、3次元設計データを活用するスキルが、これからの建設を担うカギになる」業界の進化は非常に速いからこそ、高校生のうちから最先端の知識に触れることが、未来を切り開きます。


2. 実習:最新技術で作業効率を大幅アップ!
屋外実習では、株式会社KAWATSUの技術者の方々から従来の測量と最新のデジタル測量を比較体験!生徒は最新技術を使えば、作業が大幅に効率化され、ヒューマンエラーも防止できることを肌で感じました。
教科書だけでは学べない「現場のリアル」を、水俣高校建築科では大切にしています。

3.まとめ:建築科で「社会で求められる力」を身につける!
 生徒からの「今からできること」について具体的な質問に対して、「多角的な視点を持ち、積極的にICTを活用すること。それが社会で求められる力になる」と熱いメッセージを頂きました。
 今回の学びは、11月11日に予定されているICT建機を使った現場見学へと繋がります。座学と実体験を結びつけながら、水俣高校の生徒たちは未来の建設技術者として成長しています。

 「好き」を「将来性のある仕事」にしませんか。 水俣高校建築科で、未来のまちづくりを担う専門的かつ実践的なスキルを一緒に身につけましょう。
ぜひ、11月12日(水)18:30から本校で開催される保護者のための水俣高校ガイダンスへご参加ください。

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【半導体情報科】読売新聞の取材を受けました!!

 9月16日(火)5,6限目に読売新聞社の方が「現場人材育成」題して授業を取材に来られました。

授業の中では、前の週に行った企業見学の事後指導や半導体の構造・性質についての授業が行われました。

授業の終わりには、インタビューを受け「最近、ニュースで『半導体』という言葉をよく聞くようになり、興味を持

った。将来は半導体関係の企業に入りたい」と抱負を語った。この記事の内容は、水俣高校の「半導体情報科」の産学

連携の取り組みとして掲載されました。

 

【機械科】県教育長が3年生のロボット製作を見学されました

令和7年10月29日に、本校で開催された「半導体協定に係る所属長会議」の後に、県教育長をはじめ、関係の皆様が機械科実習室へお越しになりました。
機械科3年生は、今週末11月1日に熊本工業高校で開催される、「令和7年度熊本県高等学校アイデアロボット競技大会」に出場します。現在は最終段階でロボットの調整中ですが、3年生が課題研究で製作しているロボット製作の様子をご見学いただきました。太田審議員からは、製作に関するアドバイスもいただきました。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【機械科】文化祭で3年生が製作したバーベキューコンロを販売しました

機械科3年生(3年5組)は、「一人用バーベキューコンロ」を製作し、10月25日(土)の本校文化祭において製品を販売しました。

これまでの実習や学習で身につけた技術を活かし、生徒が板金加工、溶接など行い、製作しました。

バーベキューコンロとしてだけでなく、小型のなべやかんを置いても強度は十分です。
人気があり、おかげさまで、販売後短時間で ”完売” いたしました。

ご購入いただいた皆様、ありがとうございました。

【販売の様子】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【製作の様子】

 

 

 

 

 

 

 

 

【工作部電気班】ジャパンマイコンカーラリー2026熊本県大会 結果報告

 

10月26日(日)ジャパンマイコンカーラリー2026熊本県大会が八代工業高校で開催されました。今年度より工作部に3名の部員が入部し、今年は電気建築システム科3年生の課題研究で製作したマイコンカーも3台も出場し、計10名での出場となりました。

大会は、予選1回目、2回目のタイムで順位が決まり、九州地区大会出場枠は、advenced class30台、basic class12台、camera class3台です。

advance class 3年 機械科 河元、本山 2年 吉田 1年 吉田、福本

basic class 3年 機械科 邑上 電気建築システム科 緒方 宮本 床並

camera class 3年 機械科 上原

 

結果は以下の通りです。

九州大会出場

上原(2位入賞) 河元 邑上 本山 福本



九州地区大会は、11月15日、16日(土)(日)に佐賀工業高校で行われます。
工作部では目標を高く、上位入賞&3クラスでの全国大会出場目指して頑張っていきます。



【探究活動】1学年「総合的な探究の時間」語り部講話

1年生の総合的な探究の時間では、水銀学習を行っています。

その一環として水俣病資料館語り部より会長の緒方正実様をお招きし、語り部講話を実施しました。

自身が生まれ育った地域や家族のこと、なぜ語り部として活動しているのかなど写真を交えお話しいただきました。

「水俣病は負の面ばかりが言われるが、水俣病から気づかされたこともある」「自分が経験したことを自分でとどめておくのではなく、他者に伝え循環していく必要がある」「自分に正直に生きることが大切だ」と話されました。水俣病やこれまでに自分で見聞きしたことを、他者がどのように受けとるかに関わらず、伝え残していくことが大切だと気付かされました。その思いを繋いでいきたいと実感しました。



【機械科】1年実習で、ものづくりマイスターによる溶接指導

今年度の1年実習(工業技術基礎)においては、旋盤と溶接の分野のものづくりマイスターによる指導を、熊本県職業能力開発協会の支援により実施しています。

10月28日から新たに溶接の指導を開始しました。
実習では、初めに溶接作業の安全指導、被覆アーク溶接機の使用方法、アーク発生を学びました。

マイスターの先生の溶接時の体験など、幅広いお話がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【建築科】【DXP】「建設DX推進プロジェクト講義」で学ぶ、建設業の「今」と「未来」

 建築科では、地域社会の安全と発展を担う、未来志向の専門教育を展開しています。
本日、建築科1・2年生を対象に、熊本県建設業協会芦北支部にご協力いただき、社会の変化に対応する最新の学びとして「建設DX推進プロジェクト講義」を開催しました。

1. 「地域を守る」役割と将来性
 講義ではまず、坂田建設の坂田様より、「建設業の役割と地域の防災・減災」について熱いメッセージをいただきました。多様な職種(仕事)をサッカーのポジションに例えて解説され、生徒にも身近なイメージで建設業の全体像が伝わりました。
世界における国土面積は0.3%という小さな日本で、大規模地震が20%も発生する日本の災害リスクを踏まえ、地域の安全・安心を支える建設業の重要性を強調され、「地域社会への貢献」という、やりがいと使命感を持てる仕事である点を深く掘り下げていただきました。

2. 進化する建設業!最先端技術「建設DX」を学ぶ
 次に、株式会社松下組の杉本様から、「ICT施工と建設DX(デジタルトランスフォーメーション)」についての講義がありました。
「見える・つながる・まちがえない」をキーワードに、ドローンやAIなどのデジタル技術を建設現場でどのように活用し、安全と効率を向上させているかを具体的に学びました。最新技術が進む中でも、安全・品質・信頼を担保するのは「人間」であり、ICTと人間の得意分野が組み合わさることで初めて「社会を支える力」になるという、技術と人間性の両立の重要性を生徒たちは強く意識しました。

3.「ものづくり」の魅力とキャリア形成
 さらに、株式会社松下組の池﨑様から、アスファルト舗装の技術においては、再生材を約75%使用するなど、環境に配慮した技術についても触れ、進化し続ける建設技術の奥深さを知る機会となりました。現場監督の仕事の面白さや、一つとして同じものがない「一品製作」の工程管理など、「手に職をつける」ことの醍醐味を具体的に知ることができました。

保護者の皆様へ
 本講義は、生徒たちが建設業の「今」を知り、「未来の可能性」を感じる貴重な機会となりました。地域社会に貢献し、安定した将来を目指せる専門スキルを身につけたいとお考えでしたら、ぜひ水俣高校 建築科をご検討ください。11月12日(水)18:30から本校で開催される保護者のための水俣高校ガイダンスへご参加ください。

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【普通科】普通科集会③開催

外はめっきり涼しくなってきましたね。「〇〇の秋」と言えばみなさんは何を思い浮かべますか?

ここ数年は、涼しくなったと思ったら、急に寒くなることも多く「秋」の気配を感じる期間が短くなったように感じます。

いずれ「〇〇の秋」という言葉は、涼しさとともに消えていくのでしょうか。

 

さて、そんな過ごしやすい今の季節に、第3回普通科集会を実施しました。

今回の内容は、進路指導主事からは、大盛況だった文化祭からの切り替え、3年生の進路状況、11月模試・進路マップに向けた話、3年生担任からは、受験最前線で指導している立場から思うこと等の話の2本立てでした。みな真剣な面持ちで聞いていました。

これから、充実した「秋」にしてほしいと思います。

 

【文化祭】【3-6】【建築科】魂を込めた木製ジェットコースター!

 いよいよ明日は文化祭本番!私たち電気建築システム科3年6組は、本気で木製ジェットコースターを製作しました。材料の合板やむき芯は、新栄合板株式会社様よりご寄贈いただきました。ありがとうございます。

  放課後、足場の組み立てからコース製作まで、毎日みんなで力を合わせて作業。3年間、苦楽を共にしたクラスの団結力は伊達じゃありません。電気やガソリンを使わない、地球に優しいエコなコースターです。何度も調整し、試乗を重ね、安全確認も万全!

  乗車は無料です。皆さんのご来場を心よりお待ちしています。最高のスリルと達成感をぜひ体験してください。

【建築科】【DXP】未来を拓く建設DX教育の実践

 水俣高校建築科では、従来の建築知識に加え、デジタル技術(DX)を核とした建設エンジニア育成に注力しています。劇的に進化する建設業界において、卒業後すぐに最先端の現場で活躍できる力を高校段階から習得できる点が、本学科の強みです。

2年生が習得する「3次元設計」と「ICT技術」
 先日、建築2年生対象に、職員によるDX(デジタルトランスフォーメーション)授業を実施し、昨年度の基礎学習を土台に専門性の深化を図りました。ICT建機を動かす「3次元設計データ」の理解 現場の効率化・省人化を実現するICT建機(情報通信技術を活用した建設機械)は、3次元設計データを活用することで、正確かつ無駄のない作業を実現します。生徒は、このデータが工事の省力化・省人化の鍵であることを理解し、デジタル設計図面を作成するための基本(線形要素を用いたデータ作成要領など)を学びました。さらに、地形解析の基礎となる「三次元座標」と「TINデータ」 建設・測量において不可欠な、現場の地形を正確にデジタル化する技術を学びました。
・三次元座標:現場データを平面座標に変換し、設計に活用する基礎技術。
・TIN(不規則三角形網)データ:地形の起伏をデジタル空間で正確に表現する、測量・設計分野のプロフェッショナルが用いるデータ構造。
生徒たちは、これらの知識を携え、来週予定されている株式会社KAWATSU様および技術顧問である条谷様(建設系YouTuber「ジョウ所長」)による外部講師招聘授業に臨みます。プロフェッショナルから最先端の建設技術を直接学ぶことで、学習意欲を高め、具体的なキャリアビジョンを形成します。

求めるのは「未来を築くエンジニア」
 水俣高校建築科は、「デジタル技術」と「建築知識」を融合させ、安全で豊かな街づくりに貢献できる「未来の建設エンジニア」を育成しています。ドローン測量や3次元設計といった最先端技術を高校のうちから体験できる環境は、生徒の将来の可能性を大きく広げます。「社会で求められる専門技術を身につけたい」中学生の皆様、ぜひ本学科でDX時代を牽引する一歩を踏み出してください。

 11月12日(水)18:30から本校で開催される保護者のための水俣高校ガイダンスへご参加ください。

保護者のための水俣高校ガイダンス

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【建築科】和紅茶用上がり台、精度を追求し組み立てへ

 前回の作業に引き続き、「テッラマードレ・ジャパン 2025 in 水俣」を彩る和紅茶用上がり台の製作は、次の重要な段階へと進みました。木材の切断・表面加工を終え、いよいよ組み立て作業が本格化しています。

精度を極める組み立て作業
 「大工技能士」の資格を持つ建築2年生たちは、提供企業様と大会への熱い想いを胸に、直角を強く意識しながら加工を進め、組み立てに取り掛かっています。特にこの上がり台の組み立てにおいては、精度が極めて重要となります。その理由として、この上がり台の座面には、八代の農家さんより提供いただいたイグサを使用し、地元の畳店がこの上がりに専用の畳を製作してはめ込む予定だからです。わずかな寸法の狂いが畳の納まりに影響し、美しい仕上がりを損なってしまいます。生徒たちは、畳の肌触りやぬくもりを最大限に感じてもらい、イベントに貢献したいという思いから、プロの技術者としての誇りを持って、一つ一つの接合部の直角と寸法を厳しくチェックしながら、慎重に作業を進めています。

地元連携で実現する「おもてなし」の心
 この上がり台は、地元企業様からの木材や合板の提供、八代のイグサ、地元の畳店による製作という、地域全体の力が集結して生まれる「おもてなしの心」の結晶です。生徒たちは、完成品が和紅茶を楽しむ方々に安心感と心地よさを提供できるよう、責任をもって、丁寧に作業を進めています。

 水俣の豊かな自然と再生への強い想いが詰まった「テッラマードレ・ジャパン 2025 in 水俣」の成功に向け、上がり台は順調にその姿を現し始めています。完成まで、引き続き情熱を注いでいきます。

 ぜひ、11月12日(水)18:30から本校で開催される保護者のための水俣高校ガイダンスへご参加ください。

保護者のためのガイダンス

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【建築科】1年生未来の匠を育む! 伝統の「ほぞ穴加工」に挑む、熱き修練

 水俣高校建築科では、日本の建築を支える伝統的な「大工の技」を本格的に学びます。今回ご紹介するのは、建築科1年生による「ほぞ穴加工」の実習。これは、二つの木材を隙間なく、そして強固に繋ぎ合わせるための、まさに"大工の魂"が宿る重要な技術です。

伝統を受け継ぐ、本物の技術との出会い
 初めて手にするのは、古来より受け継がれてきた職人の道具「のみ」。生徒たちはまず、先生によるデモンストレーションに真剣に集中します。道具の正しい使い方、安全で効率的な作業手順はもちろん、一本の木に向き合う大工としての基本姿勢まで、熱心に学びを深めます。

ぎこちない一歩から、確かな自信へ
 初めての「のみ」加工は、誰もが最初は緊張し、金づちを叩く音も控えめです。しかし、そこは建築科。生徒たちは、先生のきめ細やかな指導と、隣で真剣に技術と向き合う仲間の姿から刺激を受け、作業のリズムは徐々に軽快に、そして確かな力強さを増していきます。木くずが舞う実習場に響く、リズミカルな金づちの音。それは、単に木を削る  音ではありません。それは、彼らがひたむきに精度を追求し、己の技術と向き合う「修練」の証。その真摯な姿は、まさに伝統の職人芸を習得せんとする「求道者」そのものです。

単なる技術ではない、「大工の魂」を宿す
 建築科では、この実習を通じて、生徒たちは単なる知識や技術以上の「ものづくりへの情熱」や「大工の魂」を宿し始めています。手を動かし、木と対話することで、生徒らは日本の建築文化の奥深さを体感し、未来の建築家としての道を、力強く、そして誇りをもって歩み始めているのです。
 水俣高校建築科は、あなたの「ものづくりへの夢」を、確かな技術と情熱で未来へと繋ぎます。 ぜひ、私たちと一緒に、次世代の建築を担う匠を目指しませんか。

 ぜひ、11月12日(水)18:30から本校で開催される保護者のための水俣高校ガイダンスへご参加ください。

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【商業科】「情報処理」でも「会計」の勉強を

商業科「情報処理」の勉強内容について紹介します。

今、取り組んでいるのは、情報処理検定の実技の練習です。

内容は、データを表とグラフにまとめて、報告書を作成することです。

本時は、売上高や営業利益から企業の経営成績をデータ分析しました。これらは、情報処理だけでなく会計、電卓のビジネス計算でも取り扱う内容です。

商業科には、自分で会社やお店を経営している卒業生も多くいらっしゃいます。商業科での学びは、将来の実務でも役に立つものです。

全ての勉強は、自分の未来につながっているんですよ。

【機械科】インターンシップに行ってきました!4

続編です!

機械科の2年生が4日間、肥薩おれんじ鉄道でインターンシップを体験しました。

特別な車両の説明を受けただけでなく、 なんと乗車もさせていただきました。

機械科に来るとこんな経験ができるのも魅力ですね!

とても貴重な経験になりました!肥薩おれんじ鉄道様、ありがとうございました!

【ソフトテニス部】九州高等学校新人ソフトテニス熊本県予選結果

10月11日、熊本県民総合運動公園にて九州高校新人ソフトテニス熊本県予選会があり、男子2ペア、女子1ペアが選手として参加しました。

結果は男子が1勝1敗と2敗、女子が1勝1敗で、3ペアとも予選リーグを勝ち抜くことはできませんでした。しかし、高校総体よりも成長したプレーも多く、また応援の大きな力も後押しし、次回につながる試合となりました。

次は県下大会団体戦です。肌寒さを吹き飛ばすほどのアツさで、残り3週間頑張ります!

【建築科】【WCP】水俣高校で、本物のプロと挑む「神社復興プロジェクト」

 社会で即戦力となる技術を高校生のうちに水俣高校建築科では、教室での座学だけにとどまらず、「Wood Connect Project(WCP)」として、実践的かつ社会貢献性の高いプロジェクトに挑んでいます。現在、3年生が取り組んでいるのは「塩釜神社復興プロジェクト」における、御本尊を祀る観音開きの建具製作です。この特別な学びを支えているのが、ものづくりマイスターの皆様。日本の伝統建築技術を知り尽くした「本物のプロフェッショナル」による直接指導が、生徒たちの技能を飛躍的に高めています。
 マイスターの「神業」を間近で学び、大きく成長!
 先日行われた第三回目の技術指導では、いよいよ建具の最終工程である「組み上げ」に挑みました。生徒たちは、マイスターの方々が繰り出す卓越した技術を目の当たりにし、驚きつつも、その「神業」を吸収しようと真剣そのもの。はじめは緊張していた生徒たちも、回を重ねるごとにマイスターと打ち解け、今では積極的に質問や会話を交わしています。このプロの現場に近い環境で、技術を習得するだけでなく、社会人としてのコミュニケーション能力や積極性も同時に身につけているのです。

 「世界に一つだけ」の建具が形になる感動
 丁寧に加工してきた「ほぞ」と「ほぞ穴」を組み上げる瞬間は、まさに感動的です。寸分の狂いもなく直角に組み上がった建具は、生徒たちが自ら設計した世界に一つだけのデザイン。この建具には、技術指導への感謝、そして塩釜神社復興に携わる方々の強い想いが込められています。

 水俣高校建築科では、このような貴重な社会貢献プロジェクトを通じて、座学では決して得られない確かな技術力、深い達成感、そして社会で通用する自信を生徒たちに提供しています。「将来、ものづくりに関わりたい」「手に職をつけたい」と願う中学生の皆さんへ。水俣高校建築科で、本物の技術を学び、地域社会に貢献する誇り高き建築人を目指しませんか。

 ぜひ、11月12日(水)18:30から本校で開催される保護者のための水俣高校ガイダンスへご参加ください。

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【機械科】インターンシップに行ってきました!3

続編です!

機械科の2年生が3日間、熊本ダイハツ販売水俣店でインターンシップを体験しました。

実際の車を使って、整備の仕事を学んだり、工具の使い方を教えてもらったりしました。 

ユニフォームも用意していただき、生徒はプロの気分で楽しく学んでいました。

働く現場の雰囲気を肌で感じることができ、とても貴重な経験になりました!

【商業科】文化祭の準備始まる

10月24日(金)と25日(土)で行われる文化祭の準備が始まりました。

商業科では、例年、生徒の開発商品を販売し好評をいただいています。

今年は、1年生が「おれ鉄コメせん(3種類)」と「お野菜ゴロっと ミネストローネ」を

2年生が「オリジナルデザイン タオル」を販売します。

2年生は商品が届き、検収作業を行いました。

いよいよ今週は文化祭。日頃、地域の皆様に応援していただいていることに感謝し、正面玄関前で心を込めて販売実習を行います。どうぞよろしくお願いします。

【商業科】商品開発事業に係る選考審査会に参加してきました!

令和7年10月16日(木)、くまもと県南フードバレー推進協議会主催の商品開発事業に係る選考審査会に参加してきました。商業科1年生は、これまで商品企画提案のため、何度も話し合いを重ね、放課後を利用し、発表の準備を行ってきました。発表当日は、極度の緊張状態でしたが、その中でも堂々と落ち着いた発表を行なってくれました。審査の結果、選考審査会を突破し、商品化されることが決定しました!どんな商品が完成するか、お楽しみに!!

【半導体情報科】半導体研究の第一人者黒田先生による特別講話がありました!

 10月14日(火)5限目の時間に半導体情報科1年生8名、2年電気コース16名を対象に半導体研究の第一人者で熊本県立大理事長の黒田忠広先生による特別講話が本校で行われました。

 熊本県立大学では令和9年4月より半導体に関する学科が新しく設立されるます!

 今回は黒田理事長先生に半導体の発展やAIの可能性、それらを学ぶ大切さなどをご講演いただきました。

 生徒からは、「今日の講話を通して大学進学もあり得ると思った。また、熊本県立大学に「半導体学部」ができるのは2027年の春なのでそこを目指して行きたいとも思った。」などの感想もあり、とても有意義な時間となりました。

 県立大学の皆様、貴重な時間を提供していただきありがとうございました。なお、当日は報道機関の取材も受けました。

 

 

【機械科】インターンシップに行ってきました!2

今回も機械科の生徒に注目して、インターンシップの様子をお伝えします。

どのような企業で体験をしているのかご紹介します!

第2回の投稿は、肥薩おれんじ鉄道株式会社様です。
肥薩おれんじ鉄道株式会社は、熊本県八代市から鹿児島県薩摩川内市までを結ぶ第三セクターの鉄道会社で、地域の交通・観光・産業振興に貢献している企業です。今回は4日間、特別スケジュールを作成していただき、インターンシップに参加しました。

とにかく特別な体験の連続でした。通常では入れない場所や鉄道の裏側を知ることができました。そして何より社員の皆様の情熱に、働くことの意義、仕事との向き合い方など勉強させていただきました。

【建築科】2年生が「テッラマードレ・ジャパン 2025 in 水俣」を彩る和紅茶用上がり台の製作を開始

 来る令和7年11月1日(土)・2日(日)に開催される、食と農を通じて持続可能な未来を考える世界的な祭典「テッラマードレ・ジャパン 2025 in 水俣」を彩る重要なアイテムの製作が、水俣高校建築科2年生の手によりスタートしました。

 特に2日(日)にエコパーク水俣で開催されるスローフードマーケットと同時開催の「九州和紅茶サミット in みなまた」において、水俣名産の香り高い和紅茶を提供するための「上がり台」を、建築2年生が主催者からの依頼を受け、心を込めて製作しています。

 製作に使用する木材と合板は、大会の成功と地域への貢献を願う地元企業様から全てご提供いただきました。生徒たちは、この温かい期待と想いを真摯に受け止め、未来へ繋ぐ「ものづくり」として、本日より本格的に製作に取り組んでいます。専用の機械で正確に切断・加工された木材は、「超仕上げ鉋盤(かんなばん)」により表面が鏡のように滑らかに美しく仕上げられます。これは、提供された地元木材の持つぬくもりと木目を最大限に活かすための丁寧な作業です。さらに、のこぎりや鑿(のみ)といった手道具を駆使し、熟練の技で加工を進めています。

全員が「大工技能士」の確かな技術者集団

 製作に携わる建築2年生は、なんと全員が若くして「大工技能士」の資格を持つ、確かな技術者集団です。生徒らはプロの技術者としての自覚を持ち、正確性、迅速性、そして安全を徹底しながら、提供企業の想いと大会成功への熱意を胸に、一つ一つの工程を責任もって進めています。

 水俣の豊かな自然と再生への強い想いが詰まった「テッラマードレ・ジャパン 2025 in 水俣」。生徒たちが製作するこの上がり台は、地元高校生と企業、そして食文化が一体となった「おもてなしの心」を形にするものです。和紅茶を楽しむ際、生徒たちの技と想いが詰まったこの上がり台にもぜひご注目ください。大会の成功に向け、最後まで情熱を注ぎ完成させます。

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【機械科】インターンシップに行ってきました!1

この時期、2年生はインターンシップに参加しています。
今回は機械科の生徒に注目して、どのような企業で体験をしているのかご紹介します!

第1回の投稿は、熊本ダイハツ販売株式会社 水俣店様です。
熊本ダイハツ販売株式会社は、熊本県内に15店舗を展開するダイハツの正規ディーラーで、新車・中古車の販売、車検・整備、保険代理業などを行っている企業です。今回はその水俣店でインターンシップをさせていただきました。

工場内では、本物の車を前に、指導員の方から丁寧なご指導をいただきながら、自動車についてさまざまな学びや実習を経験しました。
なんとユニフォームまでご準備いただき、生徒もとても嬉しそうな様子でした!

大変お世話になりました!

【進路指導部】進路講話(2学年)開催!

2学年対象に進路講話を実施しました。

講師は企業連携コーディネーターの藤原様にお越しいただき「進路選択の前の前! 進路選択を考える前に必要なこと」と題してご講話いただきました。


まずは進路実現は、単なる願望ではなく、目的と意図を持つことで「将来の現実を選択する」ことだと強調されました。

 

また、自分の「好き(“快”)」 を深く掘り下げることが重要だと解説されました。例えば、「ゲームが好き!」という感情を構造化し、それが「創造」や「攻略」の喜びであれば、そこから具体的な行動(創作や分析)へと試すことが大事だと推奨されました 。これは、「専門性 × 独自性」 を高め、「自分を開発していく」 ための道筋となるものです。

 

最後に、生徒たちへ希望する企業に対して「考えを見える化する」というメッセージをいただきました。自問自答の内容をノートに書き出し、「問い」と「意見」などを整理することで 、漠然とした願望ではなく、明確な意図を持った進路選択を目指していくというものです。

今回の進路講話を受け、今後の進路選択、人生に活かしていきたいです!

 

【弓道部】令和7年度県下大会(県新人戦)結果報告

10月4日・10月5日(八代市弓道場)

男子団体A:新立・前田・西本・宮﨑・濱崎

男子団体B:野添・城・秋山・吉田

女子団体:谷口・堀井・脇元・諌山・宮下・渕上・西川

女子個人:石本

 

男子団体

Aチーム:1次予選10中 → 通過(48チーム中5位)

Bチーム:1次予選2中  → (予選落ち)

     2次予選10中 → 通過(12チーム中5位)

トーナメント1回戦(対八代工業)   7-10→ 敗退

 

女子団体:

Aチーム:1次予選14中(59チーム中1位)

      2次予選6中 → 同中競射へ(22チーム中10位タイ)→競射により通過

Bチーム:1次予選2中(予選落ち) 

トーナメント1回戦(対熊本商業A)   7-8→ 敗退

  

個人

女子個人予選

石本 → 敗退

男子準決勝

宮﨑:0中→敗退

 

女子準決勝

谷口:2中→敗退

脇元:1中→敗退

宮下:4中→決勝へ

 

女子決勝

宮下:順位なし

 

結果:男子・女子団体ベスト16

 

新チームとなってはじめての試合である新人戦が八代市弓道場で行われました。男女団体優勝・入賞を目標に努力を続けてきましたが、トーナメント1回戦(ベスト16)で敗退、悔しい結果に終わりました。近的の公式戦では1年以上ぶりに入賞なしという結果に終わったので、次の選抜に向けてもう一度気を引き締めて臨みたいと思います。応援ありがとうございました。

 

文責:松下新之介

【卓球部】ラブオール!20 学年別大会「準優勝」!

 9月23日(火・祝)に、熊本県卓球協会主催、熊本県高等学校体育連盟共催で、熊本県高校学年別卓球大会が、トヨオカ地建(八代市総合体育館)で開催されました。選手一人ひとりが日ごろの練習の成果を発揮するため、自分自身の課題の克服を目標に大会に挑みました。

 特筆すべき結果として、1年男子の部で大川くん(水俣一中出身)が名だたるシード選手との接戦をものにし、決勝まで進みました。結果は惜しくも準優勝でしたが、この夏の成長を感じさせる、次につながる戦いぶりでした。

 写真は決勝戦の様子です。観客が見守るなか、大きな体育館のセンターコートで試合をすることは、とても特別です。みんなの士気が上がる、そんな一日でした!

【商業科】探究学習発表会IN玉名に向けて

10月末、玉名市で開催される「探究学習発表会IN玉名」に本校商業科の全学年が参加します。

今回は、3年生の準備風景を撮影してきました。

3年生は今夏出場した熊本県生徒商業研究発表大会での発表内容を柱に構成を組み立てます。

どんな仕上がりになるか、お楽しみに!

【建築科】資格と実力で未来を拓く! 1年生が培う「社会で生きる力」

 本校建築科では、将来社会で活躍するための「確かな専門技術と、それを支える人間力」を徹底して育てています。

 確かな実力を証明する「資格」への挑戦

 現在、建築科1年生は、専門分野の基礎となる「トレース技能検定」の実技対策に夏から熱心に取り組んでいます。週末の検定本番を目前に、生徒たちは真剣そのもの。正確で迅速、そして丁寧に描く技術を追求し、製図用具を自在に操るプロの基礎技能を身につけています。苦手な課題にも自ら挑む高い意識は、将来の専門職としての自覚の表れです。この検定合格をゴールとするのではなく、社会で通用する「揺るぎない実力」を育成する貴重な機会と捉えています。

専門教育が育む「将来に役立つ3つの力」

 この資格対策を通じて、生徒たちが大きく伸ばしているのは、製図技術だけではありません。それは、将来、どのような分野に進むにしても必ず必要となる「生きる力」です。

難解な図面を読み解く「読解力」:複雑な情報を正確に把握し、論理的に理解する力。

長時間集中し続ける「集中力」:目標達成のために粘り強く取り組み続ける精神力と習慣。

図面を見る人の立場になる「想像力」:他者の視点を理解し、質の高い仕事を提供する意識。

 これらは、建築家にとって不可欠であると同時に、社会人として求められる「課題解決能力」の土台となります。一本一本の線に「命」を吹き込むように取り組む姿勢は、単なる技術習得を超え、仕事への真摯な向き合い方を学んでいる証です。

経験こそ、未来を支える力

 水俣高校建築科での経験は、机上の知識に留まらない「経験こそ力」という揺るぎない自信となります。今後さらに専門性を増す製図課題も、この基礎力があれば必ずや乗り越えていくでしょう。

 ぜひ、11月12日(水)18:30から本校で開催される保護者のための水俣高校ガイダンスへご参加ください。

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【電気コース】小学校体験学習

令和7年10月7日(火)と10日(金)、水俣市立水俣第二小学校の6年生(2クラス・計50名余り)を水俣高校にお招きし、体験学習を実施いたしました。このプロジェクトは昨年度(対象:4年生)に続き、2回目の開催となります。

この体験学習は、高校生が主体となって授業やサポートを行う形式です。児童たちにとってはキャリア教育の一助となり、将来的に水俣高校を志望するきっかけとなることを目指しています。同時に、高校生にとっては創造力やプレゼンテーション能力の向上、さらには自主性や相手を思いやる力を身に付ける貴重な機会とすることを目的としています。

当日は、高校生が手作りした信号機のモデルを使ったプログラミング授業を体験してもらいました。事後アンケートでは肯定的なご意見が多く、こうした温かい声は、指導した高校生の大きなやりがいとなりました。また、初めて高校の校舎に入る児童も多かったようで、「とても新鮮な体験ができた」との感想もいただきました。

今後も地域連携を推進し、地域活性化に貢献できるよう努めてまいります。

【カヌー部】県新人大会結果

9月20日、21日に鹿児島県菱刈カヌー場で令和7年度熊本県高等学校カヌー新人大会が行われました。結果は以下の通りです。

男子カヤックシングル 優勝 鶴長

男子カナディアンシングル 4位 柳川   

女子カヤックシングル 優勝 鶴長 準優勝 集

女子カヤックペア   優勝 鶴長・集 3位 田端・福山

シングルで8位、ペアで9位以内に入った選手は、11月1日、2日に大分県で行われる九州新人大会へ出場します。

高校からカヌーを始めた1年生にとっては初めての公式戦になりました。練習では何度も転覆していましたが、本番では全員が最後まで漕ぎきることができました。緊張もありましたが力を出し切れたと思います。まだ実力が不安定な分、毎日の練習で成長を実感できる期間でもあります。1か月後の九州新人大会では、今回よりも大きく成長して漕いでくれると思います。

九州新人大会でも、応援よろしくお願いします。

【建築科】【WCP】プロの技術を体感!塩釜神社復興プロジェクトで「本もの」に触れる

 水俣高校の建築科では、ただ設計図を描いたり、教科書で勉強するだけじゃない、未来の建築を担うプロの技術を学ぶことができます。
 現在、建築科では「ものづくりマイスター」の指導のもと、塩釜神社の建具(たてぐ)を製作する貴重なプロジェクトに挑戦中です。
・「本もの」を知るからこそ機械のすごさがわかる
 本日行われた第2回目の実技指導は、なんと学校を飛び出し、マイスターの工場(こうば)で実施されました。
生徒たちは、伝統工法である組子(くみこ)の加工を先に手作業で体験済です。手作業で木材を寸分の狂いもなく組むことが、どれだけ難しくて、どれだけ集中力のいる作業かを知っていたからこそ、工場で初めて建具製作専用の機械を目の当たりにしたとき、「すげえ!」「なるほど!」と驚きの声が上がりました。これは、単に機械がすごいという感動じゃなく、手加工の難しさを知っているからこそ、プロの技術と機械の正確さ、効率の良さを心から理解した瞬間です。
・本気の技術が自分を成長させる
 マイスターの迷いのない手際と、技術の核心を突く分かりやすい説明は、生徒たちの学びへの集中力をグッと高めました。建築科の先生たちも見たことのない専門機械がありと、学校では味わえない本気の現場での学びは、みんなの技術と意識を大きくグレードアップさせています。
 現在、生徒たちは神社の復興に関わる人たちの強い想いを背負い、「最高にいいものをつくろう」という責任感と意気込みを持って作業に奮闘しています。水俣高校建築科で学ぶことは、技術だけじゃありません。「プロの仕事の進め方」「本ものの現場の空気感」「社会の役に立つものづくりの責任感」これら全てを実践的に学ぶことができます。

 「将来、自分の手で何かを生み出したい」「一生ものの技術を身につけたい」と思っている人は、水俣高校建築科で、未来の自分の可能性を広げてみませんか?

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【建築科】2年生が挑む、プロの現場体験

 「家を建てる」って、どういうことだろう? 実際に自分の目で見て、手を動かしてみたいと思いませんか?2年生が、今、その疑問の答えを探るべくインターンシップに全力で取り組んでいます。
・若きプロフェッショナルから直接学ぶ
 今回、特に注目したいのは、住宅の木造新築工事現場で奮闘している生徒です。この現場を任されているのは、なんと水俣高校建築科のOG(卒業生)
・憧れの先輩は「現場監督」
 彼女はまだ若くして一級建築施工管理技士補の資格を持ち、工事全体を一人で仕切るプロフェッショナルです。そんなかっこいい先輩のもとで、生徒は仕事の楽しさも難しさも肌で感じながら、優しく、そして実践的に指導を受けています。
・ 挑戦!プロの技「貫(ぬき)の釘打ち」
 現場では、先輩だけでなく大工さんからも直接指導を受け、建物の構造を支える「貫(ぬき)」と呼ばれる部材の釘打ちにも挑戦しました。
・ 資格が光る!真剣な挑戦に「合格点」
 大工技能士の資格を持つ生徒は、大工さんのアドバイスをすぐに実践。プロには敵わなくとも、丁寧さと安全を意識した作業で、大工さんから「合格点」をもらうことができました。学んだことが、現場で活かせることを証明した瞬間です。
・地元のプロとのつながりも
 さらに、この現場の電気工事担当にも、本校電気科のOBが。担当職員との嬉しい再会もあり、水俣高校の卒業生が地元の建設業界を支えていることを改めて実感しました。
~君も「つくる」喜びを水俣高校建築科で~
 今回のインターンシップは、生徒たちにとって、将来の仕事の楽しさややりがい、そして大変さをリアルに知る貴重な機会となりました。
「設計」や「ものづくり」に興味がある君へ。
水俣高校建築科で、資格を取得し、プロの技術を身につけ、未来のまちを「つくる」一歩を踏み出しませんか?
              水俣高校建築科で、あなたの夢をカタチにしよう!

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【普通科】水俣高校版アカデミックインターンシップ(2学年特進)開催!

2学年特進クラスを対象に水俣高校版「アカデミックインターンシップ」が実施されました。

本事業は「学び(学問)」と「しごと」のつながりを知り、社会のなかで学びがどのように活かされているのか、今学ぶ意義は何なのか、などを考察することを目的としています。

理系コース、文系コース、医療系コースにわかれ、午前は大学より講師をお招きしたご講話、午後は地域企業や医療現場等に赴き、午前の「学び(学問)」がどのようにつながっているのか、地域課題は何なのか、などを見学・体験させていただきました。

以下、長文になりますがお付き合いください!↓

 

【理系コース】

午前は熊本大学大学院先端科学研究部の高藤誠教授(専門:超分子化学)による講義を受けました。高藤教授は、ご自身の生い立ちから現在の研究に至るまでをライフステージに沿って紹介され、学会参加の意義や得られる経験について、生徒にも分かりやすくお話しくださいました。さらに、光の波長や光学顕微鏡・電子顕微鏡の仕組み、英語の重要性など幅広くお話していただきました。

午後は、水俣市の産業団地にある株式会社アミカテラ様を訪問しました。池田雄亮様から、会社の概要や製品紹介、持続可能な社会を目指す企業の取り組み、海外技術の活用時のやりとりなどをお話しいただきました。また、ご自身の経験や水俣高校時代の思い出を交えながら、「学習することの大切さ」についても語ってくださいました。工場見学では、スライドで見た製造工程の一端を実際に確認することができ、専門的な知識が社会でどのように生かされているかを実感できる貴重な体験となりました。

 
















【文系コース】

午前は熊本学園大学経済学部より溝上章志教授、UTモビリティサービス株式会社、水俣市役所からそれぞれ職員の方にお越しいただき、熊本県や水俣市の公共交通計画、移動支援サービス等についてご講話いただきました。交通混雑の実態や熊本県の公共交通サービスの現状と課題など、水俣市の交通課題も含め、考えるきっかけとなりました。

午後は水俣市役所に移動し、水俣市をより良くするためのワークショップに取り組みました。それぞれの班で、水俣市を盛り上げるための案を出し合い、協議しました。産学官が連携した、まさに「協働的な学び」となりました。

 

 
















【医療系コース】

午前は熊本保健科学大学より水本教授にお越しいただき、ご講話いただきました。実際に大学の教科書から今の学びを振り返り、社会やしごとにどうつながっていくのか、今の学びとの関連性はどのようなものがあるか、ということを中心にお話いただきました。生徒は思い思いに興味のある教科書を手に取り、真剣に読み込んでいました。

午後は水俣市立総合医療センターへ移動し、院長先生や薬剤師のお話、看護部や臨床検査科、リハビリテーション技術科などを見学・体験させていただきました。「忘れない努力をすること」や「学ぶほど患者さんの力になれる仕事」であることなど、学び続けることの重要性を身をもって体験できる貴重な時間となりました。

 

 

 

【建築科】未来の職人へ 待望の木工実習スタート!

 将来、「ものづくり」に携わりたい、自分の手で何かを形にしたいと考えているなら、水俣高校建築科でその第一歩を踏み出しませんか?
建築科1年生は今日から、待ちに待った木工実習をスタートさせました。この実習は、建物づくりの基礎となる職人の技を体で学ぶ、非常に重要なカリキュラムです。

・職人の基本、墨付けに挑戦
最初の課題は「墨付け」。これは、木材を加工するための印をつける工程で、建築の正確さを左右する重要な作業です。生徒一人ひとりに配られた角材と、職人の必須アイテムである「さしがね」や「墨つぼ」を使います。
最初は、さしがねの表と裏の使い分けに戸惑ったり、角材を一周しても始点と終点の線がうまくつながらなかったり…と、予想通り手こずる場面も。しかし、そこは未来の建築家たち。集中して練習を重ねるうちに、みるみるうちにコツを掴み、誤差のない正確な線が引けるようになりました。
・のこぎりを使いこなす!
墨付けの次は、いよいよ「のこぎり」の体験です。先生が手本を見せると、そのスピードと寸分の狂いもない精度に、生徒からは驚きの拍手が起こりました。代表生徒が挑戦した後、全員がのこぎり挽きに何度も挑戦。最初はぎこちなくても、クラスメイトの良いところを観察し、真似ることで上達のスピードが加速します。まるで修行のような真剣さで取り組む生徒たちは、体と頭をフル回転させて、いい汗をかいています。
・大工技能士を目指そう
水俣高校建築科では、このように実践的な学びを通して、将来大工技能士をはじめとする立派な技術者を目指します。単なる勉強だけでは得られない、「自分の手で未来を創る」という確かな手応えと、仲間と一緒に技術を高め合う楽しさが、ここにはあります。「建築」に少しでも興味があるなら、ぜひ一度、水俣高校建築科の学習の様子を見に来てください。未来の技術者として、一緒にスタートを切りましょう!

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【普通科】九州大学未来創成科学者育成プロジェクト(QFC-SP)報告

九州大学未来創成科学者育成プロジェクト(QFC-SP)に、本校生徒6名が参加しました。

このQFC-SPは、九州・山口地方の高校生を対象に、将来グローバルに活躍できる次世代の科学技術人材を育成するための、高度で実践的な教育プログラムで、約3ヶ月間実施されました。本校からも熱意ある6名生徒が参加し、大学の先生方による専門的な講義や研究活動を通じて、大きな成長を遂げました。

本事業はまず、プレセミナーに参加・聴講しレポート提出し、そこで合格した者のみが参加できるものです。本校生徒6名が見事にプレセミナーを合格し参加することができました。

先日、閉講式が行われ、なんと本校生徒が、全参加者の中でBio&Natureコースを代表して「受講生代表スピーチ」の大役を務めました。

代表スピーチに選ばれた生徒は、この3ヶ月間にわたるプログラムを通して学んだこと、そして課題解決能力を身につける中で感じた自身の変化や将来への展望について、堂々と、そして熱意のこもった言葉で語り上げました。

参加者の前で、自身の体験と学びをしっかりと伝えるその姿は、本校生徒のひたむきな努力と確かな成長を証明するものであり、会場にいる参加者や大学関係者の方々から大きな拍手が送られました。

水俣高校は、今後も生徒たちの知的好奇心を満たし、グローバルな舞台で活躍できる力を育むための活動を積極的に支援していきます。

QFC-SPでの学びを糧に、参加者の今後のさらなる活躍に期待します!

 

 

【建築科】建物のカタチが見えてきた!1年生軸組模型製作

 建築科1年生による軸組模型製作もいよいよ大詰めです!前回までの軸組(骨組み)に続き、4回目の実習では建物の輪郭を形作る壁の立ち上げと、建物の傘となる小屋組み(屋根の骨組み)の製作に取り掛かりました。

・緊張の壁の立ち上げ!「直角」へのこだわり

 模型製作において、柱が直角に立っているかどうかは、建物の安定性と美しさの命です。生徒たちは、これまでに組んだ骨組みに対し、壁の部材を垂直になるように慎重に接着・固定していきました。図面を見ながら作業するだけでなく、「しっかり目で見ること」を意識し、少しの傾きも見逃さないよう、班員同士で確認し合いました。この丁寧な作業が、本物の建物を建てる時と同じくらい大切であることを肌で感じています。

・模型のクライマックス!小屋組みの製作

 壁が立ち上がると、いよいよ建物の屋根を支える小屋組みの製作です。

小屋組みは、複雑な形の部材を正確に組み合わせていく必要があり、難易度が上がります。座学で学んだ母屋(もや)や棟木(むなぎ)、垂木(たるき)といった部材の配置を、立体的に再確認しながら慎重に作業を進めました。

「ここはどう組むんだ?」「この角度で合ってるかな?」といった声が飛び交う中で、お互いに教え合い、助け合うチームワークが光りました。難しい作業ですが、パーツが組み上がり、屋根の形が見えてくると、生徒たちの顔には達成感が溢れていました。

・完成まであとわずか!協力してゴールへ

 製作開始から約1ヶ月、模型は残すところ仕上げの段階です。

一つ一つの作業が学びであり、全員で協力して取り組むことで、建築への理解が深まっています。最後の工程まで気を抜かず、班員一丸となって、正確で美しい軸組模型を完成させることを目標に頑張ります!

 次回の完成報告をお楽しみに!

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