活動の記録

カテゴリ:機械科

【機械科】いのしか日記 Season4 Vol32 ラジオ収録&講義準備!!

こんにちは!!イノシカハンターズです!!
10月14日(金)はラジオ収録と講義準備を行いました。
RKKラジオさんにて、イノシカハンターズの活動について取材をしていただきました。
10月23日(日)14:30「村上美香のヒトコト」にて放送されます。
「radiko(ラジコ)」を使用すれば、PCやスマホでも聞くことができますのでぜひ、お聞き下さい。

講義の準備は、パワーポイントというプレゼンテーションソフトで行っています。60分の講義を飽きずに聞いてもらえるよう、動画やアニメーションを入れて工夫していますが、慣れない作業で悪戦苦闘しています。10月25日(火)が本番なので、最後まで頑張ります!

 “それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

今日のひと口(班員の感想)

「私が話す場面はあまりなかったけど、とても緊張しました。緊張していましたが、話す時は力を抜いて笑顔で会話をすることを意識し、自分の感情を整理して話すことができました。村上さんやディレクターの方が緊張を和らげる空気を作ってくれ、とても有り難かったし、凄いと思いました。私も皆が平等に笑顔を出せて、相手に安心感を与えられるような人になりたいと思いました。」

「スライド制作はある程度の形が見え始めてきて良かったです。しかし、原稿を読んだ時に内容が変なところがあったり繋がりがないところがあったりしたので、もう一度見直していいスライドを作ります。」

【機械科】いのしか日記 Season4 Vol31 罠設置!

 

こんにちは!!イノシカハンターズです!!

 9月30日(金)は地元観光農園さんにて、箱罠とくくり罠の設置実習を行いました。箱罠はこれまでも仕掛けていたのでお手の物ですが、くくり罠は仕掛けたことがないので猟友会の方々にご指導していただきました。

 くくり罠は、罠を踏むことで発動し、ワイヤーで足をくくるタイプの罠です。ピンポイントで踏ませる必要があるので、くくり罠の仕掛け方には大事なポイントがいくつもあります。こういったノウハウを知らなければ踏ませることはとても難しいので、猟師の方の経験から導き出された知識もイノシカハンターズは受け継いでいきます!

 この日はKABさんが取材に来られていたので、放送も楽しみです。

 今日も、多くの方のご協力により充実した活動が行えました。「頑張っている高校生を応援したい」とおっしゃっていただいているので、これからも地域貢献できるよう頑張っていきます!これからも応援お願いいたします! 

 “それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

今日のひと口(班員の感想)

「観光農園なので、景観を守りながら鳥獣被害対策を行うことは、とても難しいことだと思った。罠を仕掛ける猟友会の方はたくさんの工夫をされておりとても勉強になり、それだけの工夫をしなければ捕まらない鳥獣の賢さと警戒心の強さも知ることができた。斜面に仕掛けるやり方や、平地に餌と一緒に仕掛けるやり方など、環境によって合わせていく技術はすごいと思った。」

  

 

 

【機械科】いのしか日記 Season4 Vol30 今年も猟に同行しました!

こんにちは!!イノシカハンターズです!!

9月23日(金)秋分の日に、待ちに待った猟に同行させていただきました!見事、雌のシカを1頭仕留められました。そして・・・美味しくいただきました!今日は全員の感想を載せているので、ご覧ください。

“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

今日のひと口(班員の感想)

「今回の活動では、命の大切さを改めて感じました。また、獣道や足跡など自分が気づかないところまで猟友会の方々は気付いておられ、すごいと感じました。猟では、ただ来た獲物を撃つだけでなく、獣道や地形などを考えて行っていると教えてもらい、想像以上に考えながら猟をしなければならないことを知り驚きました。試食会は、鹿の方が美味しそうというイメージがあったのですが、食べてみるとイノシシの方が柔らかくて美味しかったです。また食べたいと思いました。」

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「猟友会の方に同行し率直に思ったことは、山を登るスピードが早すぎるということです。頑張って早く歩きましたが、なかなか追いつけませんでした。猟では、仕留めたシカを運ぶという貴重な体験をしました。40キロ程の個体でしたが、到底ひとりでは運ぶとこのできない重さで、こんなにも重労働なのだと実感しました。仕留めたシカを捌いている時に猟友会の方が“若い世代に捌き方や、猟の仕方を教えないといけない。だけど教える若手がいない”と仰っていました。イノシカハンターズの活動をもっと皆さんに知ってもらい、こういった課題を解決できるようさらに活動を頑張ります!」

「狩猟体験では、とても多くのことを学びました。シカの生活などは実際に現地に行かないと分からず、猟友会の方達がいなければ、その痕跡にすら気づくことも出来なかったと思いました。 また、山道は歩くのが大変で、猟友会の方は簡単に進まれていたのですごいと思った。試食会では、イノシシは部位によって食べ方が変わり、味もそれにあった分バリエーションが増えるのですごく楽しめると思った。」

「今日は濃い時間を過ごさせて貰ったなと、強く感じました。獲物を狙い、血の跡を追い、それを運ぶ。解体の様子など、多くの場面を近くで見られてとても良かった。意外だったのは、撃った獲物について、周りの方の反応が思っていたものと違い、あまり印象の良い感じではなかったので、そこは驚いた部分でした。猟友会の方達の技術や連携など、長年培われてきた動きや知識を教えていただき、とても感動しました。丁寧に教えて頂いた事で、もう一度体験してみたいという気持ちになりました。体験することができ、これからの製作や発表に、より力を入れていきたいと思いました。」

「私は今回の狩猟に同行し、沢山のことに気づくことができました。まずは猟友会の方のプロの仕事ぶりに感動しました。私たちが気付かない微かな動きや音にも気づき、足跡や樹木の被害の状況を見てどこから来たのか判断するなど、素人ではできない凄さがあった。また、猟友会の方は、森の被害を自分自身のことと思うくらい強く考えておられました。同行中、多くの木の皮が食べられている様子を見て“林業関係者の方に申し訳ない”とおっしゃっていた。売れるまで50年ほどかかる木は一生に一回ぐらいしか売れないのに、被害を増やしてしまって申し訳ないとのことだった。その部分に私は、人として本当にかっこいいと思った。これからの箱罠作りも、そう言った人の助けになると考え、より一層取り組もうと思った。」

「イノシシやシカが近くの山の身近な場所にいることがとても驚きました。私は、クロちゃんとギンくんという強力な助っ人と一緒に、狩猟に行きました。私の目の前で吠えだし、イノシシと戦っている姿がとても印象に残っています。銃を撃つ場面も見ることができ、貴重な経験をしました。猟犬は、笛を吹くと主人のところまで戻ってきて、歩くペースを2匹とも合わせていて、とても信頼し合っていると感じました。今回の経験を生かし、今後のイノシカハンターズに繋げていきます。」

【機械科】いのしか日記 Season4 Vol29 遠隔講義の準備開始!

 こんにちは!!イノシカハンターズです!!

 今日から企業選考がはじまり、イノシカハンターズのメンバーからは4人が選考に行きました。今日は3名での活動ですが「水俣市と慶應義塾大学との連携・協力」に基づく遠隔講義の準備を行いました。イノシカハンターズがこれまで行ってきた全ての取り組みをまとめ、パワーポイントを使って説明をします。聞いていただく方にしっかり伝えられるよう、分かりやすい資料作りに取組みます!

 来週は秋分の日ですが、駆除狩猟に同行する予定なので、報告を楽しみにお待ち下さい!

 

“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

 

今日のひと口(班員の感想)

「分かりやすい資料を作ることをこころがけ、私達の活動をしっかりと報告できるよう頑張ります!来週は私達も選考があるので、緊張です・・・」

【鉄道模型】全国大会、3タイトル獲得!

機械科3年5組で全国高等学校鉄道模型コンテストへ挑戦しました。

東京の新宿住友ビル三角広場で開催され、私たちはオンライン参加をしました。

今回は地元を走る肥薩おれんじ鉄道三をモチーフに「走れ!おれんじ鉄道~地元の魅力を世界へ~」というテーマで製作を行いました。今回の作品はおれんじ鉄道の車両を大型施設とし、Nゲージの車両は遊具として探検して遊べるように、傍には休憩スペースを作り水俣の特産品について学べるような幅広い世代が楽しめる場所となるようにしました。

Youtubeでの動画作成やレポート作成、プレゼンなど模型製作以外にも多くのことに取り組まなければならなく大変でしたが、完成した後の達成感は格別でした。

全国大会では、約170校が参加し、ベストクリエイティブ賞(20校)、ベストライター賞(10校)、スタッフが選ぶナンバーワン賞(1校)に選ばれました。

製作を通して、肥薩おれんじ鉄道さんはじめ、多くの方にご協力いただきました。ありがとうございました。

【機械科】いのしか日記 Season4 Vol28 芦北高校さんと合同実習!

 こんにちは!!イノシカハンターズです!!

 今日は、芦北高校林業科の林家ハンターさんと合同実習を行いました。昨年度から協力して鳥獣被害対策に取り組み、今回が2度目の合同実習です。

 はじめに林家ハンターさんの研究について、発表をしていただきました。芦北高校林業科では実習用に33haの演習林を持っておられますが、5年ほど前からシカの食害(樹皮採食)に悩まされており、食害に遭った木がどんどん枯れています。これらの被害を食い止めるため、今回は「くくり罠」の設置実習を行いました。

 イノシカハンターズはくくり罠の設置は初めてだったので、林家ハンターのみなさんに丁寧に教えてもらいながら設置を行いました。シカの通る道を想像し、習性を利用しながら設置を行うので「シカとの知恵比べ」と言われた意味がとてもよく分かりました。

 今回は市販のくくり罠を設置しましたが、次回は私たちが製作したくくり罠を提供し、罠の製作方法についても教えられるよう今後の活動に取り組んでいきます。

 今回の活動は8月1日(月)の熊本日日新聞さんに掲載されているので、そちらも是非ご覧下さい。

 

“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

今日のひと口(班員の感想)

「今回は合同で鳥獣被害対策について学んだ。芦北高校林家ハンターさんの取り組みを知り、自分たちの作る罠はこう使われているのだと分かった。現地ならではの考え方や仕掛け方があり、生き物を捕まえるのは難しいと思った。」

「芦北高校の林家ハンターさんと合同実習を行い、山の深刻な状況や害獣被害などを実際に観察し、くくり罠の設置をしました。くくり罠の設置方法を林家ハンターの皆さんに教えてもらい、自分たちだけで設置できるようになりました。大人2人を騙すくらい上手く隠せたので、自信につながりました。最初に設置したときは紐が届かないという失敗をしたので、次回から紐の長さも考えて、設置します。」

           発表の様子                     くくり罠の設置

         くくり罠の設置                   赤丸の所にくくり罠があります

      シカに皮を食べられた木              林家ハンターさんと一緒に

【機械科】いのしか日記 Season4 Vol27 くくり罠製作ワークショップ!!

こんにちは!!イノシカハンターズです!!

 今日は、猟友会の方に教えていただきながら「くくり罠」を製作しました。今までは「箱罠」だけを製作していましたが、箱罠では、近年増えてきたシカの捕獲が上手くいかないので、くくり罠を製作することにしました。

 くくり罠は地面に埋めて使用します。獣が罠を踏み抜くとバネの力で罠が作動し、ワイヤーが獣の足を括(くく)ります。箱罠と違い、獣の動きを読んで仕掛けなければならないので、経験が必要です。今後は実際に設置に行き、どういった所に仕掛ければ良いのか学んでいきます。

“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

今日のひと口(班員の感想)

「とても細かい作業が続き集中力が切れそうになりましたが、丁寧に教えて下さったので1つのくくり罠を作ることができました。この罠で250以上の鹿を捕らえているのがとても驚きました。道具が組み合わさることで、丈夫で機能性のある物が生まれたのがとても感動的でした。今回教わった作り方の工程を芦北高校のみなさんに教えて、水俣・芦北の鳥獣被害ゼロを目指して頑張ろうと思います。そのためには作り方の工程のおさらいをして、猟友会の方々が言われていた細かいところの技術を確認します。」

           部品を分けています                 ワイヤーの加工

      ワイヤー切断               上:かしめる前    下:かしめ後 

【機械科】いのしか日記 Season4 Vol26 進学ナビにも掲載されました!

 こんにちは!!イノシカハンターズです!!

 熊本日日新聞社さんが発行されている進学情報誌「進学ナビ」に、イノシカハンターズの活動を掲載していただきました。様々な場面で私たちの活動を発信し、水俣高校を宣伝できるようこれからも頑張ります!進学ナビを見つけた際は、ぜひご覧ください!

 

“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

今日のひと口(班員の感想)

 「中学生のみなさん!水俣高校で自分の将来をつかまえましょう!」

【機械科】いのしか日記 Season4 Vol25 熊本日日新聞に掲載されました!

 こんにちは!!イノシカハンターズです!!

 先週は取材を受けた御報告をしましたが、24日(金)に早速掲載していただきました。今回はメンバーの1人が部活の試合で欠席したため全員集合ではないですが、今年のメンバーの初お披露目となります。今年度はこのメンバーで活動を行っていくので、注目していて下さい!

 さて、今回の活動は、前回が講演に取材にと大忙しだったので、塗装やウリボー対策、扉のフレーム加工と軽い作業を行いました。期末考査が28日(火)から始まるので、勉強への余力を残しました!2基目も完成間近なので、また報告します!

 

“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

今日のひと口(班員の感想)

「扉の取手の溶接では、ハンマで叩いた時に外れたのでとても焦ったが、罠の設置中におきると怪我につながるので、今分かって良かった。ハンドグラインダーの切削作業は、刃の交換が一苦労で疲れたけど、作業は以前に比べ、怖いと思わなくなった。今後の課題は、箱罠の設置作業を1人でも簡単にできるようにすること。箱罠を完成させつつ、この事に対しても考えを深めていく。」

 

トリガーを塗装しています。塩ビ管を入れるので、手作業で塗装。

【機械科】いのしか日記 Season4 Vol24 盛りだくさん!!!

こんにちは!!イノシカハンターズです!!

 1週間が経つのは早いものですね!前回の活動報告をする前に、次の活動が来てしまいました。今回は前回の分も一緒に・・・といきたいところですが、今回の活動が盛りだくさんとなっているので、お許しください。

 今回は、熊本県猟友会副会長(水俣市猟友会会長)の高橋様に来校していただき、水俣市の鳥獣被害の現状と使用している罠について講演をしていただきました。講演では捕獲頭数の話がでてきましたが、私たちが活動を始めた4年前と大きく状況が変わっていました。それは、シカの捕獲頭数が約3倍になったことです。令和元年度は255頭でしたが、令和3年度には729頭と爆発的に増えているので、シカの捕獲にも取り組む必要があります。また、講演には、水俣市役所から農林水産課課長の永松様をはじめ3名来校していただき、私たちの活動へ感謝の言葉をいただきました。

 今回はその他にも、熊本日日新聞さんとRKKさんが来校され、取材をしていただきました。いつお披露目されるかわかりませんが、分かったらすぐにお知らせするのでお待ちください。

“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

今日のひと口(班員の感想)

「水俣の課題について解決しようとしている人の講話を聞けて、とても貴重な経験をすることができた。最近では鹿の被害に悩まされているので、簡単で効率的な罠を作って対策されていたのですごいと思った。取材は緊張したけど、みんなで話し合いながら活動することができて良かった。今回は溶接が外れる失敗もあったので、次回はしっかり溶接する。」

       罠についての説明           農林水産課課長 永松様より  

     取材を受けている様子          イノシカハンターズ!!!