カテゴリ:機械科
【機械科】いのしか日記 Vol.09 就職試験!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
9月16日(木)から3年生の仲間たちが就職試験へと向かいました!夏休みに入る前から多くの先生方に面接練習や、作文のご指導をして頂き本当に感謝しています。全員が第1希望の企業に内定をもらうことが、お世話になった先生方への恩返しだと思っています。練習の成果を出し切れるように頑張ります!!
9月17日(金)は、今後の作業を効率よくするために作業スペースと工具類の整理整頓を行いました。整理整頓が終わり、残った時間で発表練習と動画撮影をしました。作業もしやすくなったので24日(金)から作業スピードを上げて頑張ります!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「家族や友人、先生方だけではなく地域の方々も応援してくれています。絶対内定をもらってきます!!」
【機械科】いのしか日記 Vol.08 組み立て工程の動画撮影!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
9月10日(金)は、組み立て行程の動画を撮影しました。毎年、県の工業高校が集まって発表会が行われており、今年の水俣高校は機械科が代表として発表するので、その発表会用の動画です。夏休み中は就職試験に向けて勉強を行っていたため、約1ヶ月ぶりの組み立て作業でした。久しぶりの作業で忘れている部分もありましたが、丁寧に工程を確認し合い、無事に組み立ての撮影を終えることが出来ました。これからは製作と発表の練習を並行して行わなければならないので、より忙しくなりますが、最優秀賞を取れるよう頑張ります!!応援お願いします!!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「みんなと確認し合いながらだったので、ミスなく組み立てられました。9月16日から就職試験が始まります。第1希望の企業に内定をもらえるよう頑張ります!」
【SDGs】 市民講座に参加してみた♪
4日(土)、水俣環境アカデミアにて市民講座「自動車産業から見た地球環境への対応」(講師:UTモビリティサービス モビリティサービス事業部企画推進室室長 江島正明氏)が実施されました。県内の昨今のコロナ感染症拡大を受け、機械科2・3年生の24名が本校視聴覚室にてオンライン受講することになりました。
講義は主にこれまでの自動車産業の変遷と、カーボンニュートラルについての概要及び水素自動車の紹介といった自動車産業界におけるSDGsの取組み、そして水俣市で今後導入されるMaaS(Mobility as a Service「サービスとしての移動」)についてでした。
地球温暖化が深刻化する中、従来の省エネ技術の発展だけでなく新しい動力源を開発しなければならない現況についてなどは生徒たちも真剣に聞き入っており、質疑の時間には活発に質問していたようです。
終了後、CO2削減のない水素自動車「MIRAI」の展示もあり、機械科の生徒らしくエンジンルームの内部など食い入るように眺めていました。
【機械科】水中ロボコン優勝とベストプレゼンテーション賞受賞
水俣高校機械科3年生の有志3名が、日本で最大の水中ロボットの祭典である水中ロボットコンベンションin JAMSTEC 2021のジュニア部門に出場しました。コロナ前は20チーム近くの参加がありましたが、今年もコロナ禍で部活動中止が相次いで辞退する学校が多く、全国の高専、高校、中学校から8校の参加でした。
去年に引き続き動画と質疑応答によるリモートでの大会です。動画の内容は「JAMSTECで大会が開かれる場合に行おうと思っていた戦略」を5分以内にまとめて発表しなさい、というものです。
水中ロボットの難しさは、以下のとおりです。水は電気を流しますので水の中に回路を入れるとショート(短絡)して燃えます。防ぐためには水が入らないようOリングなどで水密にしなければなりません。空気に比べ水の抵抗が大きいので、速度を上げるためには流線型や球形にするなど形状に気を使います。泳ぐ機体では浮力と重力のバランスをとって浮きもしない沈みもしない「中性浮力」にする必要があります。このバランスが1g単位で取らないと行けないのでかなり大変です。今回の水俣高校の機体は、床面走行なのでタイヤが空転しないように浮力を減らして重力を増やす必要がありました。
今年は、水中床面走行により昨年比4倍速、缶を一気に6個回収など、箱を廃止して浮力を減らす、スイッチでの操縦など、この大会史上初の機能を持った、勝つためのロボットを設計して製作を進めてきました。
コロナ禍で大雨などで思ったように活動できませんでしたが、3次元CADや3Dプリンタを駆使して、なんとか締切り前日に最速の水陸両用ロボットを完成させることができました。
事前に提出していた動画が無事再生されました。そして5分間の質疑応答では、緊張のあまり顔を青ざめながら、東京大学や東京海洋大学や海洋研究開発機構の水中ロボット研究者の先生方から質問されましたが、なんとか答えることができました。写真は緊張の質疑応答です。終わったあとはほっとした表情が見られました。
翌日の講評では缶の回収機構や、戦略面の説明と機体の設計思想と実証実験の完成度、それと「赤い機体」が高い評価を得ることが出来ました。
その後表彰式が行われました。Best Presentation賞は出場チームの選手だけでなく一般の見学者からも投票された結果です。ドキドキしましたが、水俣高校が選ばれて大喜びしました。
続いて機体を支給されていないチームの中で、選ばれる特別奨励賞は、神奈川県立磯子工業高校でした。
準優勝の発表の時は「今年も準優勝か?」と複雑な気持ちで見守りました。
結果は神奈川県の慶應義塾湘南藤沢高等部でした。
残るは優勝です。「優勝は・・・」というこの間がドキドキします。
「水俣高校機械科工作部です!」と発表されました。
初挑戦から4年目でやっと日本一となることが出来ました。これまで参加した先輩の思いなどを含めて、生徒も卒業生も指導職員も心が震えました。結果は以下にあります。
http://jam21.underwaterrobonet.org/junior/
これからも、水俣高校機械科はものづくりを楽しむために学習をがんばります。応援して下さった皆様、ありがとうございました。
【機械科】いのしか日記 Vol.07 箱罠をメッキ加工へ!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
9月1日(水)、一昨年から箱罠のメッキ加工でお世話になっている地元企業さんに、完成した箱罠3台を取りに来て頂きました。メッキ加工をすれば錆びにくくなるので、箱罠を安全に長く使えます!出来上がりが楽しみです!
現在仕掛けた罠には、まだ何も掛かっていません。捕獲できるように色々と工夫していきます。
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「私たちのために協力してくれる地元企業さんには本当に感謝しています。地域の方々から支えられていることを忘れず、これからもイノシカハンターズの活動を頑張ります。」
【機械科】水中ロボコンに参加します!
水俣高校機械科3年生の有志3名が8/28土曜13時半から行われる水中ロボットコンベンションin JAMSTEC 2021のジュニア部門に出場します。今回も動画と質疑応答によるリモートでの大会です。
ちなみにJAMSTECとは海洋研究開発機構という所で、神奈川県横須賀市にあります。「しんかい6500」などの深海調査船などが有名だと思います。
水俣高校は過去3回出場し、初回は初戦敗退、2回目はベスト4、去年は準優勝となりましたので今年こそ初優勝を狙っております。
動画の内容は「JAMSTECで大会が開かれる場合に行おうと思っていた戦略」を5分以内にまとめて発表しなさい、というものです。
予定されていた大会の内容は
水深1.2mのプール内にあるゲートを通過し、底にあるカニのオブジェを水中撮影したり、スチール缶やアルミニウム缶(中身は入ってますが浮力で軽くなります)を手元に回収するとそれぞれポイントが得られます。5分間の制限時間内の合計点で競います。
今年は、水中床面走行、缶を一気に6個回収など、コンピュータを廃止してスイッチでの操縦可能など、この大会史上初の機能を持った、勝つためのロボットを設計して製作を進めてきました。
プレゼンテーションでは「戦略設定点(どんな作戦でどんな形状にしたか?)」「力学的検討点(浮力とか重力とか水の抵抗など)」「その他、意気込みなど」で評価されます。
コロナ禍でも、大雨などで思ったように活動できませんでしたが、3次元CADや3Dプリンタを駆使して、なんとか締切り前日に最速の水陸両用ロボットを完成させることができました。
写真は上から試作途中の機体全体、組立検討中の様子、ボール盤による鋼板の穴開けの様子です。
※今回、部品代の一部に三菱みらい育成財団の助成金を活用させていただいたおかげで、充実した製作が行えました。
表彰は29日曜の15時です。
参加者からの投票もありますので、以下で事前にzoomウエビナー「見学者」登録いただければ幸いです。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_6tg4Kh-2Rhu6E2z_-am_gg
投票フォームはhttps://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSex9ZJS64wuPlUKMR_1xcangLdNzNx04USMIAKjlbIUs0orcw/viewform
です。
動画も各学校が出揃いましたのでご覧下さい。
http://jam21.underwaterrobonet.org/junior/
から見ることができます。
皆さんの応援をよろしくお願いします。
【機械科】いのしか日記 Vol.6 芦北高校さんとの初めての合同実習!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
7月29日(木)に芦北高校さんの鏡山演習林で合同実習を行いました。芦北高校さんは去年から「林業ハンター班」として鳥獣被害対策に取り組まれていたので、今年度から合同で活動することにしました。
鏡山演習林を視察させて頂き、シカによる木々の食害の深刻さを目の当たりにしました。イノシカハンターズはシカの捕獲実績がなかったので、捕獲実績のある林業ハンター班さんにエサの撒き方や罠の設置方法を教えて頂き、箱罠を設置しました。箱罠には、扉が閉まったことを知らせるセンサーを付けただけではなく、くまもと☆農家ハンターさんが管理しているクラウドシステム「ファームキャプチャー」も使用し、箱罠の管理を行います。「ファームキャプチャー」は、動物が近くを通ると仕掛けてあるカメラで撮影し、その画像をスマートフォンやパソコンで見ることが出来るシステムです。
今年度から始めた取り組みですが、それぞれの高校の特色を生かし、協力して林業・農業を守って行きたいと思います。1枚目の写真は、演習林のパワースポットの杉の木です。なぜこのような形になったか定かではありませんが、自然の神秘さを感じました!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「今回の合同実習では、鏡山の鳥獣被害の視察を行い、どのような被害や特徴があるのかを知ることができました。視察後は、箱罠の設置を行い、低コストや軽量化されていて良いなどの意見もいただき、人の役に立てていることを実感しました。これからも頑張っていきたいと思います。」
【機械科】いのしか日記 Vol.5 材料・道具到着!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
7月2日(金)は期末考査だったので、活動がありませんでした。その分、勉強を精一杯行い、進路実現に向けて頑張りました!
7月9日(金)は久しぶりの作業となりました。今年度分の箱罠の材料が到着し、これからは量産体制に入ります。
7月16日(金)には、令和3年度公益財団法人水俣・芦北地域振興財団地域振興事業による助成金で購入した、半自動溶接機・発電機・自動遮光面が届いたので、これからはより充実した作業を行うことが出来ます。
多くの方に私たちの活動を知ってもらい、応援して頂けるように今後も活動を頑張ります!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「今日は新たな道具が沢山届きました!これからもっともっと暑くなってくるので、熱中症対策をして活動していきます!!」
【機械科】いのしか日記 Vol.4 2基目完成!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
6月25日(金)は製作を進め、2基目が完成しました。作業にも慣れてきたので、作業スピードを上げて製作に取り組んでいきます。
7月5日(月)にトレイルカメラを確認したところ、イノシシやシカは映っていませんでしたが、かわりに野良猫やイタチの親子が映っていました。(日付は設定し忘れのため違います。すみません…。)
トレイルカメラの写真は随時載せていきます。
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「どんどん暑くなってきていますが、班員みんなで一生懸命、箱罠の製作を進めています。早く地域に貢献できるよう頑張ります。」
【機械科】いのしか日記 Vol.3 いよいよ罠設置!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
6月18日(金)は、地元観光農園さんにご協力いただき、私たちが製作した罠を設置させてもらいました。農園の方の話によると「近隣の開発が進んでイノシシの生活環境が変わったこともあるかもしれないが、最近はイノシシが増えてきたと思う。」とおっしゃっていました。
初めて罠を設置するので少し時間がかかりましたが、上手く設置することができました。廃棄予定の作物と米ぬかを餌にし、しばらく様子を見てみます。トレイルカメラも設置したので、生態調査も併せて行います。
6月21日(月)にトレイルカメラを確認しに行きましたが、今のところ何も映っていませんでした…。引き続き確認していきます!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「今回初めて現場実習にいき、そこでイノシシ被害の深刻さを目の当たりしました。被害を減らすためにも設置場所や餌のまき方を試行錯誤して、捕獲数を増やしていこうと思いました。」