電気科ブログ
電気科 放課後の様子(技能検定)
今、2年生3名が、「3級電気機器組立て シーケンス制御」と「3級電気製図 配電盤・制御盤製図」の取得に向けてそれぞれ取り組んでいます。
先日は特別講師にも指導していただきました。
生徒たちは1月の実技試験に向けて毎日頑張っています!
<3級電気機器組立て シーケンス制御の練習風景>
信号機やエレベータはシーケンス制御で動作しています。保全作業には必要な技能です。
<3級電気製図 配電盤・制御盤製図>
制御盤の外形図や回路の接続図を作成します。本校初の受験となるため、試行錯誤しながら練習に取り組んでいます。
電気科 電気工作部の活動「多良木町サイテク祭」
電気工作部では、マイコンカーの制作や、ロボットやドローンの研究、そのほかにも色々な電気工作物を作る活動をしています。
12月4日に多良木町民体育館で開催された「サイテク祭2016」に参加してきました。
(サイテクとはサイエンス&テクノロジーの略です)
電気工作部のブースでは、
・マイコンカーの走行実演
・黒のテープを自由に貼って、そのライン上を走る「ライントレースカー」
・2足歩行ロボットの操作体験コーナー
をおこないました。参加した子供たちも楽しんで活動してくれていました。
<サイテク祭の様子>
●2足歩行ロボットの操縦体験の様子
●マイコンカーの実演とライントレースカーの体験コーナー
この他にも、電気科の授業で製作した「ボクシングロボット」も体験してもらいました。
会場では多くの方に電気工作部のブースを訪問していただいてありがとうございました。
また、サイテク祭実行委員の皆さま、多良木町教育委員会の皆さま、大変お世話になりました。
電気工作部ではこのような活動もおこなっています。部員も募集していますので、興味のある方は球磨工業高校電気工作部へ入部してください。
電気科 1年 ロボット製作実習
この実習では、2人1組でロボットを製作します。全チームが完成したら、大会をおこないます。
課題をクリアするために、2人が協力してアイデアを出しながら試行錯誤しています。
<製作の様子>
大会は3月を予定しています。その様子も紹介しますのでお楽しみに!
技能五輪全国大会銅メダル・土屋君来校
10月31日(月)に、本校に報告に来てくれ、電気科の後輩の前で、高校時代に頑張っていたことや、㈱九電工アカデミーでの練習や仕事内容及び技能五輪の大会の様子を話してくれました。メダルを披露してもらい、中には、直にメダルを手にし、首から掛けさせてもらう生徒もおり、先輩の偉業とメダルの重みに驚いていました。生徒の前で土屋君は、「来年は、是非、金メダルを取り、また来ます」を目標を話してくれました。
【電気科の在校生の前で銅メダルの披露と大会等の話をする土屋君】
【実際に銅メダルをつけさせてもらい、メダルの重さに驚く生徒】
【校長室での記念写真】
【実際の銅メダル】
電気科 放課後の様子(電気工事士課外)
上期では26名が筆記試験に合格し、7月23日(土)に行われる実技試験に挑戦します!
<練習の様子>
技能試験では、制限時間(40分)以内に一般電気工作物の電気工事に係る基本的な作業を机上で行います。毎年、技能試験は100%近い合格率です!
全員合格を目指して、放課後も頑張っています!
高校生ものづくりコンテスト九州大会
【期 日】 平成28年7月10日(日)
【会 場】 鹿児島県立鹿児島工業高等学校
【電気工事部門】
7月10日(日)に、第15回高校生ものづくりコンテスト九州大会が鹿児島県立鹿児島工業高等学校で開催され、電気工事部門に電気科2年園田万帆さん(人吉第一中学校出身)が熊本県代表として出場し、優良賞(3位)に輝きました。
球磨工業高校では、旋盤部門に機械科3年上田まゆみさん(五木中学校出身)が
優良賞(3位)、木造加工部門に建築科2年村上正真君(菊池北中出身)が優秀賞(2位)に輝くなど、出場した全員が、3位入賞を果たしました。
◎大会前日には、使用する道具などもチェックを受けます。
◎さぁ~、競技開始です。制限時間は2時間です。
◎右人差し指を負傷し心配されましたが、順調に金属管曲げ作業を行う園田さん。
◎配線接続作業
◎1時間53分32秒で1番早く完成させました。
熊本県大会では、1時間59分34秒でしたので、大幅にスピードアップです。
◎完成させた作品です。
◎優良賞の3位に輝きました。
関西電力㈱講師派遣による講演
【期 日】 7月1日(金)11:00~12:00
【場 所】 球磨工業高校・視聴覚室
【対 象】 電気科1年~3年(99名参加)
【講 師】 関西電力㈱ 奈良支店
永野 友浩 『本校 電気科 平成17年度卒 水上中出身』
【演 題】 企業が求める人材
キャリア教育の一環として、先輩より後輩へ「企業が求める人材」と題して、講演をしていただきました。
永野さんは入社して10年になりますが、高校で取組むべき事項や入社面接での取組み、研修中や現場での体験談などを話して頂き、後輩である電気科の生徒にとっては、実際の話を聞くことによって、大変勉強になったと思います。
講演の後は、電力関係の進路を考えている生徒数名に、いろんな話をして頂きました。
◎スリッパも奇麗に整頓することが、癖になっているようです。
◎講演をして頂いた、永野さん(電気科H17年度卒、水上中出身)
◎真剣に先輩の話を聞く、生徒達
◎質問をする生徒
◎謝辞を述べる舟戸君(3年、球磨中出身)
◎講演の後、電力関係の進路を考えている生徒を集めて、話をして頂きました。
ものづくりコンテスト(電気工事部門)金賞
熊本県高校生ものづくりコンテスト(電気工事部門)
6月19日(日)、玉名工業高校で開催された、第13回ものづくりコンテスト・電気工事部門において、電気科2年園田万帆さん(人吉一中出身)が、見事、金賞に輝きました。女子の金賞受賞は、熊本県の電気工事部門では初となる快挙です。
現在、7月10日(日)に鹿児島工業高校で行われる九州大会に向け、特訓中です。
◎金賞に輝いた園田万帆(左)さん、旋盤作業部門で金賞(2連覇)の上田まゆみ(右)さん
◎金属管曲げ作業
◎配線(接続)作業
◎完成作品
電気科3年生 課題研究
今回は、班の1つが取り組んでいる「電動綿繰り機(でんどうわたくりき)の製作」の活動の様子を紹介します。
「電動綿繰り機の製作」
電動綿繰り機とは、綿と種を分離する機械のことで、あさぎり町の企業の方や地域の方が中心となって取り組んでおられる「和綿の里つくり会」と協力して製作しています。今年で3年目となる研究で、現在2台同時に製作を進めています。
<活動の様子>
この時間は3名ずつに分かれて、電動綿繰り機への配線と、体育で使用するデジタルタイマーの修理に挑戦しています。
<デジタルタイマーの修理>
表示できない箇所があったのですが、不具合を発見して修理することに成功しました!
<電動綿繰り機の製作>
今回は電磁リレーへの配線(写真:左側)と、軸の加工(写真:右側)をおこないました。軸は「旋盤」という工作機械を使って削っていきます。軸の材料には「樫(かし)の木」を使っていて、建築科と協力して製作しています。
電動綿繰り機は組み立て、調整後に納品します。
この班では電動綿繰り機の製作などを通して、ものづくりに必要な加工技術や、実際に動作させる制御技術を学びながら研究に取り組んでいます。
電気科1年生 実習
今回は「抵抗の直並列回路の実験」です。
この実験は、授業で勉強する電圧や電流の内容を実験で確認してみよう!という内容です。そして、実習を通して電圧計などの機器の扱い方や配線の仕方も学んでいきます。
<実験の様子>
5人ずつの班に分かれて、協力しながら実験に取り組んでいます。
計算して求めた値と実際に計測した値が同じになることもあれば、違っていたりします。
実験後は、なぜ違う値になったのかなどの考察をおこないます。
電気実習では授業で学んだ内容を実験で確かめてみることで、より理解を深めることができます!
デモンストレーション(ものづくりコンテスト)
6月19日(日)に玉名工業高校で実施される「ものづくりコンテスト(電気工事部門)」に昨年に引き続き出場する、園田万帆さん(2年・人吉一中出身)が、クラスメイトの前で、本番同様の条件で、デモンストレーションを行いました。
電気工事関連の記事は こちら>>>
電気科3年実習
電気科3年の電気実習の様子(3班)
【ガラス(絶縁)の破壊の様子】
3mmの厚さのガラスは、45,000[V]で、貫通しました。
【球ギャップの放電電圧の測定】
20mmのギャップでは、38,000[V]で放電しました。
【針電極と平板電極ギャップによる放電電圧の測定】
針と平板電極で、20mmのギャップでは、14,000[V]で放電しました。
電気科 交歓会
4月12日(火)午後から交歓会が実施されました。
学校隣の村山公園まで移動し昼食後に各科毎に集まって、電気科は3年生を中心に自己紹介やドッヂボール、手つなぎ鬼ごっこを行いました。
本年度の体育大会の群長が指揮をとりました。
ドッヂボールは各学年2チームに分かれ、Aパート、Bパートそれぞれで総当たりをして、最後に順位決定戦を行いました。
2年生vs1年生の様子
3年生vs2年生の様子
1年生vs1年生の様子
入学して3日目ですが、1年生ものびのび楽しんでいました。
決勝戦(2年生vs3年生)は途中からボールを2球使いました。
<結果>
優勝:2年Aチーム
準優勝:3年Bチーム
3位:3年Aチーム
4位:2年Bチーム
5,6位:1年生
手つなぎ鬼ごっこは一番の盛り上がりを見せました。
学年関係なく仲良く楽しんでいます。
あとちょっとで逃げられました。
電気科の絆ができた良い交歓会となりました。
電気科 ロボット競技大会(1年生)
この大会は平成6年度からスタートして、今回で22回目の歴史のある大会です。
電気科1年生が実習で2人・3人のチームに分かれて球磨工独自ルールに合わせたロボットの設計・製作をしています。このロボット製作実習は、他県の先生から実習内容についての問い合わせがくることもあります。
今年度は16チームがエントリーして、予選、決勝トーナメントが行われました。
<操縦の様子> 2人が協力してロボットを操作します。みんな真剣です!
<競技中のロボット>色々なアイデアのロボットがあり、見ていて楽しめます!
<優勝チーム>ロボット名「アルカディア号」(椎葉君・園田さん・土屋君)
抜群の安定感で、満点で優勝しました!おめでとうございます!
<準優勝 「プッチョモービル1号」(赤池君・荒毛君) 第3位 「テラフォーマー」(尾方君・笠原君)>
<集合写真>みんな自分たちで作ったロボットでの大会を楽しんでいました!
すべてのロボットに個性があって素晴らしかったです!
ロボットの製作と大会を通して、アイデアから形にすることの難しさや楽しさを経験できたと思います。また、自分たちが思いつかなかった色々なアイデアのロボットを見ることもとても勉強になったと思います。ものづくりはトライアル&エラーの繰り返しです。ロボット製作の経験を今後に活かしてほしいですね!
電気科 2年生(電気機器)
今回は「電気機器」という授業です。
この時間は「誘導電動機」について学習しています。
「誘導電動機」はモーターの種類の1つで、電車や洗濯機など生活の身近な所に最も使われているモーターです。この「誘導電動機」のしくみについて学びます!
写真や図を大型モニターに表示して授業をしています。
理解しやすいように工夫されています!
実際にモーターを動かして実験をしています。
実物を見ながらの説明で、より理解も深まります。みんな興味を持って授業に参加しています!
フレミングの法則などを使って、モーターが回るしくみを学んでいます。
先生の熱心な説明に、生徒たちもしっかり考えながら授業に取り組んでいます!
電気機器の授業ではモーターや発電機、変圧器などの学習を行います。
モーターは自動車(電気自動車やハイブリッドカー)や産業機械、身近な家電製品など様々ところに使われており、これから必ず必要となる知識です。
生徒たちは時には友達同士で考えたり、先生に質問しながら学習に取り組んでいて、とても充実した様子でした!
電気科 3年生(卒業式)
電気科3年生の朝からの様子を紹介します。
<教室に一番乗りです。最後の登校ですが、いつもと変わらない風景です>
<朝のSHRです。これから卒業式が始まります!>
<卒業式後、教室で担任から卒業証書が渡されました>
<卒業おめでとうございます!みんな晴れやかな表情です>
電気科3年生は、進学5名、就職29名で全員進路が決定しました!
これからの皆さんの活躍に期待します!頑張ってください!
電気科 1年実習(接地抵抗の測定)
電気工事の中の一つに接地工事というものがあります。
接地工事は電気工事の中でも大事な工事で、感電、火災事故、機器の損傷などを防止
するために行われる工事です。
ここでは、その実際の測定法を学び、体験します。
地面にポイントなる杭を打ち込みます。
今回は、テニスコートとグラウンドの二カ所で測定を行いました。
電気科 1年実習(シーケンス制御)
1年生で「電磁リレーを用いたシーケンス回路」を学びます。
シーケンス制御は洗濯機や信号機、エレベーターなどに用いられている制御で、将来就職してからも必要とされる技能の1つです。
<実際の回路>
ボタンを押すと、ランプが点灯する回路です
<配線の様子>
2人1組で協力して作業を進めています。
集中して取り組んでいます。技能習得のために頑張っています!
これからさらに高度な「PLCを用いたシーケンス制御」を学びます。
この実習は、「技能検定」で使用する機材を使用するので、資格取得にも直結する内容です。
電気科 課題研究紹介 その6
電気科の課題研究を紹介していく第6弾です。
今回は「マイコンカーの製作・ARドローンへの挑戦」です。
この課題研究では、毎年10月に開催されるマイコンカーラリー熊本県大会出場に向けてマシーンの製作を行いました。また、ARドローンについてプログラムを中心に研究し更なる技術の向上に向けて取り組みました。
マイコンカーとは、マイコンボードを搭載し、独自に製作、プログラミングした手作りのマシーンで規定のコースを完走しスピードを競う競技です。
実際に製作したマシーンです!!
大会の様子です。今年は2台のマイコンカーが県大会を勝ち抜き九州大会に出場することができました。
次にARドローンの紹介です。今何かと話題のドローンを使ったプログラムの研究を行いました。この研究では、拡張現実プログラミングの技術を身に着け、応用させることを目標に取り組みました。
拡張現実とはマーカーや特徴量のはっきりした物体をカメラで認識し、リアルタイムでCG合成することです。
ドローンに搭載されているカメラを使いマーカーや人を認識しています。
今後の研究が楽しみです!!
電気科 課題研究紹介 その5
今回は「シーケンス制御を用いた早押しゲーム機製作」です。
シーケンス制御とは、自動で制御する技術で、信号機やエレベーター、工場など多くの場面で活用されており、私たちの生活に欠かすことのできないものとなっています。
本校電気科では、2年生と3年生時にシーケンス制御について学び、技能検定にも挑戦します。今回の研究では、授業で学んだことを活かしたものづくりを行い、現在の産業社会を支える技術を身につけようと製作に取り組みました。
まずは、実際の技能検定の問題を使いプログラミングの学習をしました。
ランプが順番に点灯していき、赤や緑のランプの所でストップさせるゲームです。
ランプの点灯間隔は0.02秒まで速めることができます!
全員で協力し完成できました!
今後は、イルミネーションなどにも取り組んでいきたいと思います!