◆上天草高校の『いま』◆

上天草高校の『いま』をお伝えします

2年生研修旅行団からの便り⑦

遺構見学③

3箇所目は「高野台大規模地すべり跡地」です。

震災前はペンションや温泉が有名な別荘地で観光地でした。しかし、熊本地震によって大きな地すべりが起こり、民家が土砂にのみこまれたそうです。

その跡地にはまだ草も生えていません。

ガイドさんからは「自分たちが住んでいる地域をよく知ってほしい、自然災害には日頃から備えてほしい」と、震災の教訓を活かすことを学びました。

2年生研修旅行団からの便り⑥

遺構見学②

続いては「数鹿流崩(すがるくずれ)之碑展望所」です。

ここでは崩落した阿蘇大橋の遺構と、3月7日に開通した新阿蘇大橋を見学してきました。

ここではガイドさんから、当時大学生だった大和光さんの話を聞きました。新阿蘇大橋が開通し、復興しつつある被災地ですが、被災された方々の中にはまだ傷が癒えずつらい思いをされている方もいらっしゃるそうです。様々な思いを学び、これからの自分たちの生活に生かせたらと思います。

崩落した阿蘇大橋

土砂崩れの跡

開通した新阿蘇大橋も見学しました。

耐震を備えた強い橋が完成しました。

2年生研修旅行団からの便り⑤

阿蘇に到着し、熊本地震の遺構3箇所を、3グループに分かれて見学しました。

1箇所目は「九州東海大阿蘇キャンパス」です。震災前はこの阿蘇のカルデラまで布田川断層帯が来ていることを知らず、ここにキャンパスが建てられました。

しかし、熊本地震で活断層が地下にあることが分かりました。活断層の上にあったこの東海大学キャンパス。もともと1つの建物だったそうですが、震災によってこのように3つになってしまったそうです。割れたガラスや亀裂の入ったコンクリートの床など、地震の爪痕が生々しく残されていました。

地震によって地面が横ずれしています。

ガイドさんの話によって地震の怖さを知るとともに、当時東海大学の学生さんたちが、高齢者の避難を支援し、多くの命が助かったことを聞きました。

ガイドさんからは「若い人たちには行動力があるので、非常時にはぜひ活躍してほしい、動いてほしい」と訴えられました。

2年生研修旅行団からの便り④

 城彩苑で昼食タイムです。

 お刺身や天ぷら、炊き込みご飯や茶碗蒸し。色とりどりのお食事を美味しくいただきました。

 食事の前後は城彩苑内を自由行動。晴天に恵まれた研修旅行団。

 こういったときは冷たいものが欲しくなります。生徒はいちごのソフトクリームを買い求めていました。

 恋おみくじのコーナーでは、おみくじを引いている生徒もいました。

 熊本城おもてなし武将隊のショーも行われていました。

 新型コロナウイルスの影響でエンターテイメント世界も制限がかかっています。そのなかでも精一杯の「おもてなし」をする姿にプロ意識を感じます。

 城彩苑では、色々なお土産を見たり、食べたり、楽しむことができました。

 研修旅行団は城彩苑をあとにして、次は阿蘇に向かって出発します。

2年生研修旅行団からの便り③

9時30分過ぎ、無事に「城彩苑」に到着しました。

こちらでは熊本城見学です。

熊本城特別拝観の案内をしてくださるガイドの皆さんとの顔合わせ。

 崩れた石垣を見たり、熊本城の歴史や加藤清正公のお話しをたくさん聞かせていただきました。

 籠城に備えて掘られた井戸の中を覗き込んでいます。

 覗き込むと自分の顔が見えるかも!?だそうです。生徒たちは体を乗り出して覗き込んでいるようです。自分の顔は見えますか?

 

本丸御殿の中をくぐり抜けると...

天守閣のある熊本城に到着!

熊本城をバックにクラスごとに記念撮影。

1組

2組

3組

4組

熊本城がどんどん修復されていく姿を見ると、熊本地震からの復興の歩みを感じさせてくれます。