◆上天草高校の『いま』◆

上天草高校の『いま』をお伝えします

上天草高校の植物 冬編(1)

 植物は、動物のように移動能力を持たないので、寒さや乾燥といった不利な環境においては、そのほとんどが休眠して生き延びます。ところが、ツバキやサザンカ、ウメのような植物は休眠せず、その時期に花を咲かせます。
 花は、植物の生殖器官です。受粉を行って子孫をつくりますが、受粉の際、おしべの花粉をめしべに自ら運ぶことができません。そのため、風や動物を利用します。大概、スギやマツ、ブタクサなど花が目立たない植物は、風を利用する風媒花で、バラやヒマワリのように花が目立つ植物は動物媒花です。ツバキやウメもその例で、寒い時期には昆虫に代わりメジロという小鳥が集団になって花の蜜を吸いにやって来るので、メジロの顔には黄色い花粉がいっぱいくっついています。それで、メジロをあまり見かけない年には、ウメの実が少なくなるというわけです。            (文責 田代周史)

ヤブツバキ(ツバキ科)

 一般的にはツバキと呼ばれ、日本の照葉樹林に生える代表的な常緑樹である(Camellia japonica)。江戸時代には多くの園芸品種が生み出され、肥後ツバキ(肥後六花の一つ)は有名である。

サザンカ(ツバキ科)

 ヤブツバキとよく似ているが、めしべを囲んでいるおしべの柄の下半分が離れていることで区別できる。これも肥後サザンカと呼ばれ親しまれている肥後六花の一つで、多くの品種が存在している。

ウメ(バラ科)

 中国原産の落葉広葉樹。古くから栽培され、500種類以上の品種が存在している。果実は梅干しとして食されているが、未熟果には青酸が含まれるため、生で食べると中毒を起こすといわれている。

 

【福祉科】近隣小学校との交流

12月に近隣の小学校の行事に一緒に参加させていただき、福祉科の生徒は高齢者疑似体験のお手伝いや高校で福祉の実習を通して学んだことや感じたことなどをお話をしました。訪れた小学校を卒業した福祉科の生徒は、「懐かしい~!」と久しぶりにお会いした小学校の先生と会話を楽しみ、福祉科の生徒も小学生との交流から学び多き一時でした。

 

                                     

【進路部】小論文講座が実施されました

 12/28(木)に講師の先生をお招きし、小論文講座を実施しました。

講師の先生は、田中潤一先生です。

第一学習社でご勤務をしながら、宮崎県都城市で受験指導や小論文指導を行なっていらっしゃいます。

本校で、この小論文講座が実施されはじめたのは4年前。

毎年冬期課外の最終日に、小論文や志望理由書、さらには進路に向けて、生徒たちに熱くお話をしてくださっています。

今年も生徒に身近な質問をなげかけながら、「なぜこのような勉強が必要なのか」「小論文はどのような書き方をすればよいのか」「志望理由書で大事なことは?」など講義してくださいました。

 

今回講座に参加したのは、大学進学を目指す「グローカル文理コース」、資格取得や商業関係のプロを目指す「情報会計科」、福祉や地域に根ざした課題に取り組む「福祉科」の中で、進学を希望している生徒たちです。

田中先生のご講義に、時には笑ったり時には真剣にうなずきメモを取ったりと、非常に凜とした空気の中、一生懸命生徒たちは受講していました。

進路に向けて、道をひらくきっかけを一つでも多くつかんでくれたら幸いです。

第11 回高校生ビジネスプラン・グランプリ発表会&表彰式in南九州へ参加してきました。

2023年12月25日(金)

熊本市森都心プラザホールにて、第11 回高校生ビジネスプラン・グランプリ発表会&表彰式in南九州に参加しました。

今回、本校はビジネスプランへの取り組みが評価され、「学校賞」を受賞しました。

発表会には本校から2名の生徒が参加し、空き家を生かした農業を行うビジネスプラン「あきやふぁーまー」について発表しました。上天草市のみならず、他の地域でも問題になっている空き家の解決策として、空き家の中で生活と農業を行うことをコンセプトとした本プランは、審査員の方々からもお褒めの言葉をいただけました。

緊張していた2名も、大きな声で素晴らしい発表をしてくれました。ご声援ありがとうございました。

 

読み聞かせに行ってきました

2023年12月22日(金) 14時30分より

近くの小学校の学童保育室へ読み聞かせに行ってきました。

3冊読み終えた後、紙コップでツリーの工作をして遊びました。

ツリーがいろんな物に変化していく小学生の発想に高校生も驚きです。

仲良くなれた頃にお別れです。

また来年、待っててくださいね。

 

 

落語絵本「はつてんじん」