◆上天草高校の『いま』◆

上天草高校の『いま』をお伝えします

2学期終業式 

12月24日(水)、本校は2学期の終業式を迎えました。

文化祭、上天草バザール、長距離走大会など、大きな行事が目白押しだった2学期。

生徒たちはそれぞれの場面で主役となり、大きく成長した姿を見せてくれました。 

 

終業式に先立ち、2学期中に素晴らしい活躍を見せた生徒たちの努力を称える表彰式が行われました。

今学期も様々な場面で生徒の活躍がありました。中には、8月の豪雨災害のボランティア活動を称えた表彰も。皆さん、本当に頑張りました!


終業式の校長講話では元メジャーリーガーのイチロー氏による殿堂入りスピーチから、「『夢』と『目標』の違い」「単なる憧れではなく、達成のための具体的な計画と継続的な行動を伴う『目標』を持つことの重要性」についてお話をいただきました。



式典の後は、学習面での課題、生活面でのマナーや安全、そして進路実現に向けた準備など、各部から冬休みを前にした大切な心構えが伝えられました。   



明日からはいよいよ冬休みが始まります。

夏休みに比べると短い期間ではありますが、高校生の皆さんにとっては勉強、部活動、ボランティア活動、そしてアルバイトなど、盛りだくさんだと思います。季節の行事も大切にしながら、計画的に、そして有意義な時間を過ごしてください。


2026年1月8日(木)の3学期始業式には、一回り大きく成長した皆さんと笑顔で再会できることを楽しみにしています。

 

【福祉科】「熊本県立高校OneTeamプロジェクト事業」Ⅲ

福祉科はワンチームプロジェクトで矢部高校林業科、松橋支援学校の皆さんと学んでいます。

今回は3回目ということで、実際に矢部高校で福祉科の生徒のアイデアを基に、UDスポーツに使用するための木工製品を完成させていきました。

矢部高校の生徒さんから、たくさんの技術を教えていただきました。また自分たちのアイデアが、初めて見る専門的な機械であたたかな木工製品として形になっていくことに魅力を感じている生徒でした。これからも活動は続きます。皆さん、お楽しみに(^^)/

矢部高校の皆様、ありがとうございます。

 

【上天草プロジェクト/総合的な探究の時間】KSH全体発表会で、上天草高校の魅力を発信!

12月20日(土)、グランメッセ熊本にて「第4回 熊本スーパーハイスクール(KSH)全体発表会」が開催されました。


「県立高校 学びの祭典」とも呼ばれるこの発表会には、県立高校から約1,000人もの生徒が集結。

各校が特色ある取り組みの成果を、ポスター掲示や体験ブースを通して全力で発信しました。


本校からは、総合的な探究の時間(上天草プロジェクト)グローカル文理コースの理数探究のポスター発表を行いました。

緊張しながらも、自分たちのアイデアを一生懸命に説明する上天草高校生の姿に、多くの方が熱心に耳を傾けてくださいました。

質疑応答も行われ、同年代や外部の方との交流は、生徒たちにとって大きな刺激となったようです。


また、福祉科による「UD-eスポーツ」体験ブースと、ギルドヒーローズゼミによる「カードゲーム」体験ブースも大盛況でした!高校生たちが優しく丁寧にルールを説明し、いざゲーム開始!好記録を目指して一生懸命に頑張る子供たちの姿と、それを笑顔で支える生徒たちの交流が、非常に印象的な光景でした。


さらに今回、本校のマスコットキャラクター「カミ・アーマちゃん」が登場!

多くの方から「かわいい!」など様々な言葉をかけられていました。

今回が初めての校外でのお仕事、上天草高校のアピールを頑張っていました!


今回の発表会を通じて、自分たちの学びを「外」に向けて発信する難しさと楽しさを同時に感じることができました。

多くの方からいただいた温かい言葉やアドバイスを糧に、これからも地域に根ざした探究活動をさらに深めていきます。

ご来場いただいた皆様、そして交流してくださった他校の皆様、本当にありがとうございました!

走り抜け、維和島!「長距離走大会」

12月19日(金)、冬の澄んだ空気の中、本校周辺にて「長距離走大会」が開催されました。

今回の舞台は、風光明媚な「維和島コース」。距離は男女ともに、末広がりで縁起の良い「8.88km」の設定です。



オーシャンビューを眺めながらの島ならではのコースに、力強い足取りで挑みました。

沿道からの声援を受けながら、一歩一歩ゴールを目指す姿は、まさに2学期の集大成にふさわしいものでした。


大きなケガもなく、参加者全員が無事にゴール!

完走後には、育友会手作りの温かい豚汁とおにぎりをいただきました。

冷えた体と緊張がほぐれ、校内には生徒たちの清々しい笑顔が広がりました。



大会後に行われた表彰式では、男女とも上位6名には賞状が、そして上位3名には健闘を称えるメダルが授与されました。




今回の行事でより深まったクラスの絆を大切に、残りの学期も頑張っていきましょう! 

 

未来の自分を描く!「キャリアデザイン講座」

12月18日(木)、本校にて「キャリアデザイン講座」が開催されました。 この講座は、1・2年生を対象に、生徒それぞれの志望に合わせた「就職希望者」と「進学希望者」の2つに分かれ、外部から専門の講師をお招きして行われました。


自分の将来を真剣に見つめ、具体的な「一歩」を踏み出すための貴重な学びの様子をご覧ください。


●【就職希望者向け講座】社会人としての心構えを学ぶ

就職を目指す生徒たちは、働くことの意義や、仕事の選び方についての講義を受けました。

①タイトル:「将来社会人になる皆さんへ」  講師:西部ガスグループ熊本管工建設株式会社  代表取締役社長 谷本 篤史 様

②タイトル:「働くとは何か」  講師:ヤマハ天草製造株式会社  管理部管理課 田所 優里 様

プロの視点からのアドバイスに、生徒たちはメモを取りながら熱心に聞き入っていました。

 

● 【進学希望者向け講座】その先の学びを見据えて

大学や専門学校への進学を目指す生徒たちは、上級学校でどのような勉強をするのか、密度の濃い授業が展開されました。

①タイトル:「化粧品を科学的に考えるということ~佐賀大学コスメティックサイエンス学環が目指すもの~」  講師:佐賀大学大学院先進健康科学研究科 化粧品科学講座  教授 徳留 嘉寛 様

②タイトル: 「看護学の魅力と看護職への道のり」  講師:熊本保健科学大学保健科学部看護学科  准教授 大澤 早苗 様

単に「合格すること」だけでなく、その先の「学び」をどう人生に活かすか、視野を広げるきっかけとなりました。

 

このキャリアデザイン講座を通して、生徒たちには以下のことを改めてじっくりと考えてほしいと思います。

・自分は将来、どのような仕事に就きたいか?

・希望する進路を実現するために、今何が必要か?

・どのような大人になって社会に貢献したいか?

自分一人で抱え込まず、ぜひご家庭でも今回の講座の内容を話題に出し、保護者の方とこれからの将来についてじっくり話し合ってみてください。


今回、お忙しい中、生徒たちのために貴重なお話をしていただいた講師の皆様、本当にありがとうございました。