令和8年度(2026年度)熊本県立上天草高等学校入学者選抜に係る情報
掲載内容
- 募集要項について(2025.11.05)>>> 【令和8年度(2026年度) 熊本県立上天草高等学校入学者選抜募集要項】
- インターネット出願について(2025.11.26)
上天草高校の施設見学や個別相談会を”随時”行っています。
上天草高校の『いま』をお伝えします
【情報会計科】教育実習「高松先生、ありがとうございました!」
5月12日(月)~23日(金)の2週間にわたり、高松先生が教育実習に来られました!高松先生は、人生の新たな挑戦として高校で商業の教員免許を取りたいと本校に来られました。私たちはこの2週間で、高松先生がこれまで経験された様々な出来事や物事の考え方、商業を学ぶことの大切さについて教えていただきました。
5月21日(火)は「かみあまカレッジ①」として、情報会計科1年~3年生を対象に講話をしていただきました。話の中で、切り取った情報をうのみにするのではなく全体を見ることの大切さや、今は無駄に思えるかもしれない知識や勉強したことが、何かの課題を乗り越えようとしたときにネットワークのようにつながって役に立つときがくること、知識や勉強したことに自分で意味を持たせることが大事、と本当に貴重なお話を聞くことができました。
また最終日の5月23日(金)の5・6時間目は、2年情報会計科「原価計算特別授業」として、高松先生がご自分の会社で製造されている製品の実際の原価資料を用いて、自分たちで費目別に分類して製造原価を計算するという授業を行ってもらいました。グループワークでは「これって材料?経費?」「直接製造しているから直接費じゃない?」などの会話が飛び交い、これまでに学んだ知識を活用しながら、それぞれの原価計算を行いました。高松先生からは「これが正解という答えはないよ。自分たちで考えたことをきちんと説明できればいいんだよ。」とアドバイスをいただき、求めた製造原価からいくらで販売するかという売価の設定まで行い、すべてのグループが発表することができました。
最後の高松先生のお話では、世の中はお金がすべてではないけど、お金があった方が気持ちに余裕ができること、頑張って努力すればそれが収入の増加につながり新たなモチベーションにつながる事、そしてビジネス社会でステップアップしていくためには簿記の学びが大切であることについて、生徒たちに伝えていただきました。
最終日は別れを惜しむ生徒の姿もあり、高松先生も2週間の実習期間を振り返って「最初はどうなることかと思っていたけど、充実した教育実習だった。嬉しかったです。」とその思いを語られました。
高松先生とのご縁をいただいたことに感謝して、先生から伝えていただいた学びを糧として、いつかまた出会ったときに成長した姿が見せられるように、私たちも頑張っていきましょう!高松先生、本当にありがとうございました。
【上天草プロジェクト】上天草市の現状と課題を探る
5月22日(水)、本校生徒が取り組む「上天草プロジェクト」(総合的な探究の時間)で、上天草市の職員の方を講師にお招きし、上天草の現状や課題についての講話を実施しました。
講話では、観光、空き家、農業、漁業の4つの視点から、それぞれの分野における現状と具体的な課題について詳しくお話しいただきました。生徒たちは熱心にうなずきながらメモを取り、普段暮らしている地域の「リアル」を知る貴重な機会となったようです。
講話の後は、いよいよ生徒たちが主体的に考える時間です。上天草が抱える課題を深く掘り下げ、その解決策をどうすれば見つけられるか、活発なブレーンストーミングが行われました。個人でじっくりと考える生徒、グループで意見を出し合いながらアイデアを練る生徒。それぞれの方法で探究を進めていました。
このプロジェクトを通して、生徒たちのフレッシュな視点から、上天草をさらに魅力的な地域にするための新たな一歩が生まれることを期待しています!
【人権教育】人権教育LHR
5月15日の7限は、1学期の人権教育に関するLHR(ロングホームルーム)を実施しました。
1年生は「いじめの現状を知り、いじめを許さない意識を高める」ことを目標に、「いじめ」と「いじり」の違いや、SNSなどのコミュニケーションで気をつけるべき点について学びました。授業の中盤では、いじめの認知件数の推移を示した資料をもとに、クラス内で活発な意見交換が行われました。
2年生は、社会的な差別の一例としてジェンダーによる偏見や不公平について考えました。途中、ジェンダーギャップ指数(男女間に生じる格差や不平等の実態を数値化したもの)で、日本が146か国中125位であることを知り、生徒たちからは驚きの声があがっていました。今回の学習は、自分自身の在り方や生き方について考える良い機会となりました。
進路決定を間近に控えた3年生は、入社試験の採用面接について、学年全体で取り組みました。架空の入社試験を想定し、班ごとに課題に取り組む中で、自分たちが考えた質問が「違反質問」に該当するかどうかを検討しました。また、実際の面接で違反質問を受けた場合の対応や、その後の行動について、人権教育推進委員の先生から話を聞きました。
令和7年度育友会総会
5月17日(土)、本校の育友会総会が開催されました。
総会に先立って行われた授業参観では、生徒たちが真剣に授業に取り組む姿を、保護者の皆様にご覧いただくことができました。 多くの生徒にとって、日頃の学びの成果をお見せできる貴重な機会になったことと思います。
授業参観後には、体育館にて育友会総会を実施しました。
総会では、令和6年度の活動報告や育友会費決算報告、そして令和7年度の活動計画について、報告がありました。
また、令和7年度の新役員が承認され、育友会役員の新体制がスタートいたしました。
土曜日にも関わらず、たくさんの保護者の皆様にご参加いただき、誠にありがとうございました。
今後とも、生徒たちの活躍を温かく見守り、本校の教育活動にご理解とご協力をお願い申し上げます。
【部活動】全国V 川瀨選手が表敬訪問
令和7年3月に石川県金沢市で開催された「第40回全国高等学校ウエイトリフティング競技大会」において、本校ウエイトリフティング部の川瀨かつら選手が女子59kg級に出場し、見事優勝を果たしました。
この素晴らしい結果を受けて、5月9日、川瀨選手は木原校長、顧問の松岡教諭とともに、上天草市役所を訪問し、堀江隆臣市長へ優勝報告を行いました。
訪問の中では、松岡教諭より川瀨選手の紹介とともに大会の詳細が報告されました。競技では、スナッチとクリーン&ジャークの合計重量で順位が決まります。
最終試技を残した時点で2位以上が確定していたものの、自己ベストの更新が優勝の条件となる中、プレッシャーを跳ねのけ見事に成功。合計165kgを挙げ、悲願の全国優勝を手にしました。
川瀨選手は、「目標としていた全国優勝を果たすことができて嬉しいです。次は8月に行われる高校総体での優勝を目指して頑張ります」と力強く語りました。
また、熊本県高等学校総合体育大会の開会式において、選手宣誓の大役も務める予定です。今後のさらなる飛躍が期待されます。
※写真提供:上天草市