2020年11月の記事一覧
英語でCooking!
3年英語会話の授業では、調理に関する英語を学び、英語でCookingに挑戦しました。
事前に基本的な調理に関する英語を学んだ上で、ALTのキーガン先生を招いての英語での調理を試みました。
前日のうちから、干し椎茸を漬け込みました。
この日挑戦したのは、3つのレシピ
・大学芋(Candied Sweet Potatoes)
・炊き込みご飯(Mixed Rice)
・お味噌汁(Miso Soup)
2手に分かれて、早速調理開始!
3人で、大学芋と野菜たっぷりのお味噌汁を!
2人で、炊き込みご飯を調理します!
ごぼうも手際よく笹がきにします。鶏肉は、料理酒を使って下ごしらえをします。
炊き込みご飯のだしをあじみしてもらってから、具材を詰めてスイッチを入れます!
3人で、みそ汁の具材や大学芋の切り方を相談しながら調理をすすめます。豆腐も形を整えながらカットします。ゴボウもキレイに包丁の背でこそげて洗います。具材を切り終えたら、一緒に煮込みます。
サツマイモはきれいに洗って切りますが、なかなか固いですね!切り終えたら水につけ、キッチンペーパーで水気を取ります。少し小さめに切って、フライパンで二度揚げをします。これがなかなか熱かったですが、こんがりといいきつね色になりました。
温めたはちみつを流し込み、しっかり混ぜ合わせて、それから黒ごまをふりかけて出来上がり!
できたての温かいうちにちょっと味見を!「うーん、おいしい。」
裏メニューとして、抹茶ミルクも作成してみました。
さて、1時間後!炊き込みご飯ができあがり、みんなの分を次ぎ分けます!
お昼休みに、みんなでおいしくいただきました!
深まりゆく秋、食欲の秋、スポーツの秋、学びの秋、芦北高校は充実の秋を迎えています。
地震・津波避難訓練
15:00
「日奈久断層帯を震源とする震度6弱の地震が発生」との放送が流れました。
4年前の4月に何度も耳にしたあの音.........。
訓練と分かっていても嫌な音です。
みんな机の下に移動し、まず頭を 守ります
頭だけではなく体全体がすっぽり入ってしまいました。
こちらもお見事!!
周囲の状況を確認しながら、グランドへ避難します。
人員点呼!
皆、無事に避難できました。
校長先生より講評をいただきます。
概ねスムーズに避難することができました。
ただ、学校でするときは、先生方の指示がありますが、大事なのは自分の身は自分で守ること!
自分で判断をいれて、行動する
家に一人でいるときや、登下校中など最善の避難ができるようにしましょう。
地震後の二次災害「津波」浸水に備え峰崎の高台を確認しに行きます。
登り口、避難場所を実際に登って確認します。
歩いて3分ほどで着きます。
学校が見下ろせます。
地震大国の日本、ないことが1番なのですが、今回の訓練のようにまだ日奈久断層も動くかもしれません。
南海トラフ地震も起こるかもしれません。
実際起こったときに落ち着いて行動できるのか不安です。
自分の身は自分で守る! いつも心にとめておきましょう。
芦校祭 千紫万紅
朝夕の冷え込みがはじまり、校舎周辺の樹木も赤や黄色に少しずつ色づきはじめました。
農場では、花がつぼみを開きはじめ、果実が実り始めました。
校舎内では、1週間ほど前から生徒達の作品が並ぶようになりました。
書道の作品や、各クラスオリジナルの壁新聞、色紙やイラストなどがならび、支援学校さんもレインボーカラーのオリジナル手形の展示を行なっていただきました。
11月13日、秋晴れの青空に恵まれて、芦北高校文化祭が、『千紫万紅:211人の心がつなぐ物語』という今年のテーマの元、行なわれました。今回は、コロナ感染予防の観点から、学校近くにあります芦北町民総合センター(しろやまスカイドーム)を貸し切っての実施となりました。
ドーム内では、3密を避ける並びで実施されました。開会式では、学校長と生徒会長から挨拶をいただきました。
弁論大会では、各学年の予選を勝ち抜いた6名が、全校生徒、保護者そして審査員の先生方が見守る中、力強いまっすぐな想いを堂々と発表してもらいました。最後に、国語科の木下先生から、ひとりひとりにに向けて講評をなされました。
休憩を挟んで、今回のメインイベントである動画放映が行なわれました。各学科や部活動、各クラスから持ち寄られたオリジナルの動画を参加者全員で視聴しました。
大正琴の演奏や、新体操部の全国大会での中継映像、野球部のメモリアルムービーが放映されました。
「歌っちゃえ」は、今年は収録映像で行なわれましたが、時折会場から歓声が沸き上がりました。
各クラスからは、ダンスパフォーマンスや、生徒達が時間をぬって作成したコミカルなショートムービー、中には豪雨災害からの復興をテーマとした感動的な内容の動画も紹介されました。
「収穫感謝祭」では、例年収穫物を食材とした会食が行なわれるのですが、今年はセレモニーのみの実施となりました。
農業科、林業科、福祉科から代表して、それぞれ収穫物に対する感謝の思いが語られました。農業科からは、米や野菜、果物、花などが添えられていました。林業科からは、演習林で育まれた杉や檜(ひのき)についても語られました。福祉科からは、実習の際に食べ物を提供する際メニューを語ることで、食べることの喜びを感じてもらうことなどが話されました。
閉会式では、表彰のアナウンスがあり、弁論の部では2年林業科の柳田くんが最優秀賞を、壁新聞コンクールの部では3年福祉科が最優秀賞をそれぞれ受賞しました。最後に、学校長講評と生徒会長挨拶をいただいて、無事閉幕しました。
しかし、これで終わりではありません。今回は、しろやまスカイドームまで来ましたので、全校生徒全員で芦北町の歴史的遺産である佐敷城跡に登り、クラスごとに記念撮影を行ないました。東には、遠くは不知火海の風景から佐敷駅など町の風景が見渡せました。西には、芦北高校の校舎や佐敷川の流れる景色が望めました。
クラスごとに、今日のこの日を記念して、写真撮影。はいポーズ!
全九州高等学校空手道新人大会優勝(男子個人組手)
11月6日~8日まで宮崎市で全九州高等学校空手道新人大会が行われました本校から男子団体組手と男子個人組手に1名出場しました。この大会は3月に行われる全国選抜大会の予選も兼ねています。全国大会を目指し、九州の強豪たちと試合をしました
【男子団体組手(九州北ブロック)】
1回戦 芦北2-3瓊浦(長崎)
相手は長崎県を代表する強豪校、試合大将戦までもつれました。しかし、終盤に逆転を許してしまい、負けてしまいました
【男子個人組手(九州北ブロック)】
ー68kg級 優勝 弓削くん(林業科2年)
決勝戦までどの試合も常にリードを保ち、優勝することができましたこれで3月の全国選抜大会への出場権を獲得しました
優勝することができましたが、団体で負けた悔しさが残る結果となりました弓削くんには負けた選手の分まで頑張ってほしいと思います
ヴォルターズ来校
先日、ヴォルターズによるクリニックが開かれました。
豪雨災害後、体育館での練習がなかなかできないため、ほかの学校へ出向き、合同練習を行ってきました。10月に行われるウィンターカップ予選の対戦相手が一緒に練習をさせてもっらてきた学校と決まり、勝つことで恩返しをしようと意気込んでいました。
しかし、試合2週間前になってキャプテンのバッシュが履けなくなってしまいました。
サイズも大きく(32cm)手に入らなくて困っていたところ、ヴォルターズの方からバッシュを支援していただきました。
おかげで試合に出場することができました。そして、ヴォルターズのコーチや広報の方の実家も被災されたことから、何かできないかと考えておられたようで、「豪雨災害後も頑張っている芦北高校生にクリニックを開きたい」とお話をいただきました。
このような流れでクリニックが開かれたのです。
よろしくお願いします。
まずは、基礎練からです。
ダッシュ、ダッシュ、ダッシュ~!
走り方が悪かったようです。
基本ですのでしっかりやりましょう。
ドリブル練習
相手をかわす練習
個人技のあとは、基本的な攻め方を学びます。
ここをしっかりやらないと、いい攻めに繋がりません。
自分の役割を確実に!
熱心に指導してくださり、生徒達も積極的に励んでいる姿がありました。感謝です。
最後にbリーグで使用する新品の貴重なボール、私たち普段練習するボール、タオルなどを寄贈していただきました。
貴重な経験になりました。
ヴォルターズの皆さんも頑張ってください。応援しています。
災害への備えを! 防災学習LHR
11月6日 2時限目に、全校生徒に向けて「防災学習LHR」が行なわれました。
2年生は、体育館で防災に関するDVDを視聴しました。
1年生は、各教室で担任の先生からスライドを元に防災に関する学習を行ないました。
水害について、降水量のグラフなども提示されながら説明されていました。
3年生も、それぞれのクラスで担任の先生が防災に関するスライドを元に説明をされていました。
熊本地震に関する内容もあり、事前にそうした画像が出ることを話された上で紹介されていました。
地震、水害、大型台風など、私たちの身近なところで災害が起きています。
そうした災害がもしも起きた時のために、私たちひとりひとりが防災への備えと心構えを持つことの大切さを学べた貴重な1時間でした。
水俣病に学ぶ!人権学習フィールドワーク!
先週金曜日、人権学習の一環として本校2年生全員で「水俣病学習フィールドワーク」へ行きました!
農業科、林業科、福祉科、それぞれのグループに分かれて水俣病の歴史や今もなお続く訴訟問題など、語り部の方々の生の声を聴くことができました
バスでそれぞれ場所を移動しながら、「水俣湾埋立地」や汚染水を流した「百間排水口」などを現地で直接見て、当時の様子や情景を思い浮かべながら学ぶことができました!
【↑フィールドワーク 百間排水口で説明を聴く生徒】
【↑語り部さんの話をメモを取りながら真剣に聴いていました!】
【2W生徒感想】
「今回の講話をお聞きし、水俣病にかかった患者さんや家族の方は、周りに自分のことや親のことを話すことができなかったという辛さを知りました。水俣病を風化させず、私たちが学んだ事を次の世代へ伝えていきたいと思いました。」
水俣病については、地元でもあり幼い頃から学習しているものでしたが、今回のフィールドワークで始めて感じたことや改めて感じたことも多かったと思います!!
我々職員も、知識として知るだけでなく、現地の方々や当時の苦しんだ方々の思いを感じることが大切だと感じさせられました。
これからも、生徒たちと共に学ぶ姿勢を忘れず、芦北水俣のみならず郷土の魅力を伝えていきたいと思います
育友会主催 学校清掃活動
育友会主催の学校清掃活動を11月1日(日)に開催しました。
7月豪雨災害から4ヶ月、芦北高校は応急的な片付けを行い、学校生活と授業を優先して参りました。コロナ禍で校外からのボランティア受入れが難しく、片付けや掃除が後回しになった場所がたくさんあります。
今回の清掃活動には生徒、保護者、職員合わせて100人以上の方が参加してくださいました。卒業生の保護者の参加もあり、たくさんの方が泥だらけでの活動となりました。
プールのトイレです。当初に泥を掻き出しただけだったので、手付かず状態でした。
泥の塊を出して、高圧洗浄機やポンプで吸い上げたプールの水を利用してきれいにしました。
剣道場は水没して壊れた棚や床の間の掃除、道場外周りの溝上げをしました。
床の雑巾がけは何度も往復しました。
体育館横 フェンス沿いの溝は泥が堆積して草が生い茂っていました。溝の中に入っての草撤去はなかなかの重労働です。
農場の溝上げ 細い溝にたっぷり泥が溜まっていました。
甘夏果樹園は山から流れ込んだ石がゴロゴロ散らばって、足下がとても危険でした。
石撤去のおかげで、12月末頃に行う収穫時は安心して実習が出来ます。
道具の片付けを終えて、支援物資としていただいていた水やジュースと育友会からパンの配付がありました。
前日に公式の大会があった部活動もあり、貴重な休日にも係わらず参加してくださった皆様には感謝申し上げます。ありがとうございました。
今後とも育友会活動に御理解・御協力くださいますようお願い申し上げます。
生徒達の夢を乗せて、おれんじ列車出発進行!
7月の豪雨災害を受けて、一部不通となっていた「肥薩おれんじ鉄道」が全線で運転を再開することになりました。
これまでに川内ー佐敷間の不通区間は8月に解消され、残る佐敷ー八代間のトンネル付近の土砂の影響で一部不通が続いておりました。生徒達はその間、準備いただいた代替バスに乗って通学をしていました。
令和2年11月1日(日)、ついに「肥薩おれんじ鉄道」全線での再開の運びとなりました。
この日生徒達は、肥薩おれんじ鉄道株式会社様よりご招待をいただいて、記念イベントと記念乗車をさせていただきました。
式典前に、生徒達は肥薩おれんじ鉄道様からイベント参加の説明や注意事項を説明いただきました。また、丁校長とともに、多くの来賓の方々にも声をかけていただきました。
続々と関係者のみなさまがご来場される中、取材を受けたりしながらも、ドキドキワクワクの心境で式典の開始を待ちます。
式典イベントが始まると、多くの方々やマスコミ関係の方々で会場はいっぱいになりました。
そしてホームには、今回の記念イベントのために、おれんじ食堂の特別列車が到着していました。
この日を待ちわびた多くの方々の歓声や、手持ちのカメラや携帯のシャッター音があふれかえっていました。
くまモンも、このイベントのために来てくれました!
多くの方々が見守る中、テープカット!
芦校ガールズ、芦校ボーイズも並んで記念撮影、そして記念乗車します!
町長による出発進行の合図と芦北鉄砲隊による祝砲のあと、多くの方々に見守られながら、「全線運転再開記念列車」は佐敷駅を出発しました。
通学列車とは違う雰囲気に、ついついきょろきょろしてしまいます。
土砂が流入していた復旧地点を通過!
トンネルに入ると、照明が木目調の美しい車内に照らされて、華やかな雰囲気に!
おれんじ食堂車内では車内アナウンスがなされ、記念のスイーツがふるまわれました!
スイーツと海岸の景色とともに!いつもの通学列車が、なんとも言えない贅沢な時間になりました!
車窓の風景を楽しみながら、おいしいスイーツに舌鼓!
その間にも、おれんじ列車は海岸線を、安全にスムーズに走っています!
記念乗車チケットとともに!
名残惜しいですが、いよいよ終点の八代駅にまもなく到着。いつもとは違った車窓の風景をしみじみと味わうことができました!
おれんじ食堂の車両は、八代駅へ到着しました。
私たちのために、こんなすてきな旅を用意して下さいました肥薩おれんじ鉄道株式会社様、ありがとうございました。また、この復旧のために多大なご尽力を賜り、心から感謝申し上げます。また、多くの関係者の方々にも、この復旧のために力を尽くしていただいたことだと思います。誠にありがとうございます。
これから毎日、生徒達はそれぞれに未来への希望という大きな夢を乗せて、肥薩おれんじ鉄道で通学してまいります。私たち芦北高校生は、全線復旧させていただいたこの感謝の気持ちを忘れず、に頑張って参ります。これからもどうぞよろしくお願いします!
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