2024年10月の記事一覧
日本学校農業クラブ全国大会 優秀賞受賞!!
10月23日(水)~24日(木)に岩手県で
日本学校農業クラブの全国大会が行われました。
1年農業科 高野 世成(たかの せな) 野菜の部出場
2年農業科 能塚 香心(のうつか こころ)果樹の部出場
3年林業科 中野 悠菜(なかの ゆうな) 森林の部出場
【大会結果】
3名とも各部門にて
優秀賞受賞
来年"最優秀賞"を目指してまた頑張っていきます!!
剣道の授業(体育1年)
芦北高校では1年生の体育授業で、剣道を行っています。
剣道場は試合できるスペースが2面確保でき、広々としており、風通しもよく、少し肌寒いくらいです。竹刀や防具の置き方もようやく慣れてきたところですかね。
まずは素振りから!気合いを入った声で回数を数えます。体育館は少し離れたところにありますが、そこにも声がしっかりと聞こえます。足さばきの練習もここで行います。
次は、面や小手をつけての活動になります。ここはまだまだ慣れていないようで、先生や部員に手伝ってもらっている生徒が多かったように思います。
面や小手、胴といった打突部位ごとの練習を繰り返します。剣道って打てば終わりではなく、有効打突となるためには要件や要素がいくつかあるようです。有段者でも完璧な有効打突を打つのは難しいそうです。まさに「心技体」が揃わないといけないんですね。何にしても基本をしっかりと体得しないといけませんね。
先生も生徒の誰にも負けない大きな声を出していました。高校生になり、初めて剣道をするという生徒もいたようです。私が高校生の頃は、剣道と柔道から選ぶという感じでした。柔道を選択していて、当時、教えていただいた先生にいつも寝技の相手に指名していただくなど、だいぶ…ご指導してもらいました。今でもその先生に会うと背筋が伸びます!(K)
「おためし地域留学」2日目(2024/10/27)
おためし地域留学2日目です。曇り予報が快晴で暑いくらいです!中学生の皆さんは、御立岬キャンプ場の浜辺で朝食を食べたそうですが、どんなメニューだったんでしょうか?高校生と私たちは、フットパスからの参加だったので何を食べたのか気になるところですが、聞くのを忘れてました…
ということで、大野小学校前に集合して大町さん、杉村さんのガイドで大野地区フットパスが始まります。「フットパス」とは、イギリスを発祥とする『森林や田園地帯、古い街並みなど地域に昔からあるありのままの風景を楽しみながら歩くこと【Foot】ができる小径(こみち)【Path】』のことらしいです。車では訪れたことのある大野ですが、歩くのは初めてです。
こんな感じで、車も通れないような本当に小径を自然を感じながら歩きます。こういう道を歩くって何年ぶりだろうって思いながら足を進めていきました。
ピンぼけですが、桜が咲いていたり、
こんな花が咲いていたり、
『キヌガサダケ』!!! 図鑑などでは見たことありますが、生えているのを実際に見たのは初めてで、みんな「おぉ~!」ってなりました。香りは、ちょっと表現しにくいですが、土の香りがしました。食べられるそうですが、どんな食べ方があるんでしょうね?
コースも2/3くらい歩いたところで休憩です。画像左下に移っている方が、周辺の草刈りをして準備をしてお待ちでした。
「ちみばあちゃん」と言われるこの方ですが、「ちみちゃんだんご」と大町さんが言ってましたが、いもあんの饅頭を作って持ってきていただきました。
皮だけでなく中まで紫のさつまいもを育てられているそうで、自然な甘みを生かした「イモ餡」は、絶品そのものでした!このザルもちみばあちゃん手作りだそうですが、職人技ともいえるほど丁寧にきれいに作ってありました。
お腹も満たされ、再びフットパスです。田んぼ道を歩いていきますが、この頃には打ち解けまくりな感じになってきました(笑)。
昨日とは、だいぶ表情も違いますよね!それにしても山の緑と空の青が美しいこと!
これはオマケですが、大野小学校の前に車屋さんがあり、そこに芦北高校と名前の入った車が1台ありました。聞くと林業科で以前使用していたらしいです。演習林実習も泊りがけで行っていた頃に活躍していたのでしょうか?
昼食のセッティングもみんなで協力して行います。どんなお昼ご飯なんでしょう?
そう!大野と言えば「そば」ですね!(そうではないかもしれませんが…)私も何度かお邪魔したことのある「りんどう」さんが出張サービスでおそばを出してくれました。おしゃれに言うとケータリングですね。
「りんどう」さんの紹介記事 https://sarukuma.info/gourmet/post-64683/
準備も整い、みんなでいただきます。そばののど越し最高です!おにぎりもそば茶もそば湯も非常に美味でした。さっきお饅頭をいただいたばかりで、食べられるかちょっと不安でしたが、別腹でしたね!
食後は、大町さんの作られたというキャンプ場(夏場は田んぼ)で大暴れしてました。やっぱり中学生や高校生は基本的に元気いっぱいですね。
大野キャンプ場ホームページ https://oono-camp.com//
大町さんの愛犬「クロ」です!(なんでクロ?)
さきほどお昼ご飯を食べたところで記念撮影!クロもポーズを決めてますね。それでは大野を後にして佐敷に戻ります。時間が押してるので急ぎ足…
最後は、交流館「桝屋(ますや)」で最後の振り返りです。高校生は、大野で終わりの予定でしたが、最後まで参加したいということだったので、参加することになりました。中学生からはこの2日間の思い出が語られ、芦北の魅力の一端を知ってもらうことができたようです。今回の経験が高校を選ぶ一助になるといいなと思いました。
最後にみんなで記念撮影をして、帰路につきました。心配していた天候もとてもいい秋晴れとなりました。中学生はもちろんですが、高校生や私たち大人にとっても「とてもいい学び」ができた2日間でした。
「地域みらい留学」は、今年度から参画した事業ですが、来年に向けてブラッシュアップして、全国に向けて芦北町や芦北高校の魅力を伝えて、実際に3年間を芦北の地で過ごしてもらえるようしていきたいと思います。(一財)地域・教育魅力化プラットフォームの出濱さん、真殿さん、芦北町の方々、芦北町役場の山本さん、江口さん、高校生でお手伝いしてくれたみんな、そして何よりおためし地域留学に参加してくれた中学生の皆さん本当にありがとうございました。(K)
テレビ放映(KAB)10月29日(火)午後8時57分から
芦北町で進められている「海洋ごみゼロプロジェクト」ですが、本校生が中心となり、海水浴場など3か所に「拾い箱(ひろいばこ)」を設置しました。拾い箱は『放課後ていぼう日誌』とコラボしたオリジナルデザインのものです。芦北のきれいな海を守るため、ごみの持ち帰りと削減の実現を目指す本校生の姿をご覧ください。詳細は、以下のバナーをクリックしてください。(K)
「おためし地域留学」1日目(2024/10/26)
10月26日(土)~27日(日)にかけて「おためし地域留学」が芦北町主催で実施されました。芦北高校は「地域みらい留学」に今年度から参画しており、中学生に芦北町や芦北高校の魅力を深く知ってもらいということで企画され、秋田県、神奈川県、兵庫県、福岡県から5名の中学生が参加してくれました。その模様をお届けしたいと思います。結構なボリュームになるので、2回に分けて紹介します。
1日目の10月26日(土)午後に芦北高校に到着しました。中学生の皆さんも少し緊張気味でしたが、迎えるこちらも当日のお手伝いしてくれた高校生も緊張してましたが、とりあえず笑顔でお出迎えしました!
中学生の皆さん、(一財)地域・教育魅力化プラットフォーム事務局、芦北町、芦北高校職員みんなでオリエンテーションをおこないました。自己紹介とちょっとしたアイスブレイクで少し場が和んできたところで、学校見学と農業科と林業科の製作体験に移りました。
最初に林業科の取り組みについて説明を受けたり、ヒノキのスマホスタンドを製作したりしました。(完成品を撮ってませんでした…)
校舎から外に出て、みねさき農場に向かい学校全体の広さやここから見える学校周辺の風景を堪能しました。芦北町については、これからもっと紹介していきます。
農業科の実習棟に移り、今度はハーバリウムの製作です。ドライフラワーを瓶に詰めて、オイルを流し込みますが、色合いや花の配置など、工夫を凝らして作ってました。(こちらも撮ってませんでした…)さらにお土産に不知火やあまなつマーマレード、緑茶・和紅茶クッキーをもらい、すごく喜んでいました。
フラワーアレンジメントは、ハロウィンをイメージした農業科3年の小笠原くんの作品を自分で紹介してくれました。
福祉科の体験は今回準備していませんでしたが、福祉科1年の遠山くんが入浴介助について説明してました。初めて見る機械に男子は興味津々でした。メカに興味あるみたいです。
あっという間の1時間半でした。高校生のみんなは会場の準備から後片付けまで頑張ってくれました。ありがとうございます。まだまだ続きます。
みんなで記念撮影!花がきれいに咲いててよかったです!さぁ次の場所へと移動します。
続いて「道の駅たのうら肥後うらら」に到着、以前紹介した本校卒業生の高峰さんが店長をつとめる「キッチンイチカ」でおやつ休憩です。地元の特産物を使った商品が売りで、もちろん「あまなつソフト」をおススメしました!みんなの感想「濃!」でした。私もいただきましたが、やっぱり「濃!酸っぱ!」でした。まだまだ内容的にようやく半分というところです!
田浦にある御立岬キャンプ場(本日の宿泊場所)に移動します。
キャンプ場では地域の大人との対話・交流ということで、芦北町で有害鳥獣対策に取り組んでいる渡邊さんに話をしていただきました。福岡県出身の渡邊さんが、どうして芦北町に移り住み生活をしているのか、これまでの経験や生きていく上での羅針盤となったものなど、和やかな雰囲気の中にも参加した中学生は興味深い話に目を輝かせていました。渡邊さんは、本校の農業科・林業科でもお世話になっています。
そして、いよいよBBQのスタートです。御立岬キャンプ場の方々にほぼほぼ準備や焼き係をしていただき、ありがとうございました。(焼き係を想定していたので…)
さすがに年も近いので、打ち解けるのも早いですね。それぞれ住んで地域の話や色んなことを話していました。先ほどの渡邊さんの話がよっぽど面白かったのか、男子のほうは、色々と話し込んでました。(暗くてよく写りませんでした…)
これは渡邊さんが持ってきてくれた鹿肉です。スライスされたのはもちろんですが、ブロック肉をホイルで包み焼きにして、たたき風ですが厚めにカットされた肉は、噛めば噛むほど味が深くなっていく感じで、とてもおいしかったです。画像はありませんが、猪肉もありました。これまであまり得意ではありませんでしたが、こちらも美味しくいただきました。上等な豚肉といった感じでした!
夜も更けてきたので、ごちそうさまをして後片付けです。高校生はここで解散、中学生は御立岬温泉センターにお風呂に行ってコテージに泊りです。翌日聞いた話によるとムカデ騒ぎがあったらしいです…
1日目は、このあたりで終わります。次にもご期待ください。(期待されてるのか?…)(K)
ドローン講習会がありました(農業科1年)
今日は農業科1年生の午後の授業はドローン基礎講習会が行われました。講師は、いつもお世話になっている高峰農園の高峰さんです。高峰さんは、農業にとどまらず、今回のようなドローン講習の講師や映像撮影等、様々なことに取り組んでおられます。以前このブログでも紹介した高峰苺花さんのお父様でもあります。
ドローンについての基本的な情報や法令、職業としてドローンをどのように活用しているか、ドローン操縦体験が、本日の講習の内容です。
農薬散布等の作業に使われる機体は結構大きいですね。でも見た感じよりもずっと軽く感じます。
まずは体育館内でドローンを飛ばしてみます。普段見ることのない景色をモニター越しですが見ることができ、生徒も「おぉー!」と歓声を上げてました。グラウンドから体育館を映した映像は割と大きめのドローンでした。4K撮影ができるもののようで、とてもきれいな映像でした。
小さめのドローンを実際に操縦してみます。コントローラーで、右と左で使い分けて操作するというのと空間に浮いているドローンを操縦するという難しさがあるようですね。
操縦したドローンには、GPSやセンサーが装備されておらず、期待の安定が難しいようですが、練習を繰り返していくうちに安定して機体が飛ぶようになってきたところでレースもしてみました。
最後は、家にドローンを3台持っているという告くんが、少し大きめのセンサーやカメラを搭載してあるドローンを飛ばしてみます。着陸は機体を直視せず、モニターのみを使って行いました。操縦技術もあったと思いますが、指定された位置に安定した着地ができました。
これでドローンに少なからず興味を持った人はいるはずです。ドローンの活用場面は、防災や土木・建築、農林業のみならず、防犯、物流と広がっていくと思います。「お出かけ知事室」では、企業誘致等を要望する声も上がりましたが、知事は地元にある産業を大切にしていくことが重要とも話されていました。今の芦北で重要なことは何なのかということも考えさせられる2日間を送りました。(K)
お出かけ知事室~ともに未来を語る会~ in 芦北町
昨日の10月24日(木)にあしきた青少年の家で「お出かけ知事室~ともに未来を語る会~」と題して県内17市町村に木村知事が訪れ、県民の意見や提案等を直接聞き、県の政策につなげるという広聴会が行われました。
今回は、12人の発表者がそれぞれの思いを語り、知事が回答していくという形でした。小学5年生から70代まで幅広い世代からの思いを聴くことができました。小学生から芦北町を盛り上げるためにどうしたらいいかといった質問もあり、会場内に驚きの声が…。その他にも芦北町で地元の特産品を使ったクラフトビールを製造している人やUターンしてきた人、コミュニティースクールに携わる人など様々な視点からの思いが語られていました。知事は、その思いに丁寧に一つひとつ答えられ、会場も終始和やかな雰囲気で会が進んでいきました。
そんな中というか、トップバッターに福祉科2年の川添くんが発表しました。このブログにも記事が上がっていますが、福祉科2年生が、現在、バリアフリーについて学んでいます。車いすや高齢者疑似装具を付けて芦北町を回った経験をもとに、障がい者体験ができる施設をお願いしたいといった内容でした。
知事からは、熊本市内にそれに近い施設はあるものの十分とは言えず、そういった施設で研修できるような施策を考えていきたい。とくに芦北高校は農業科や林業科もあり、農福連携で高齢者対策や学科横断的な取り組みなども考えていけるのではないかという提案もいただきました。
最後に記念撮影もしていただけました。月曜にも県立高校あり方検討会の意見交換会がありましたが、総じて芦北町を盛り上げたい、芦北高校を応援していきたいといった声が多く聞かれました。本校としても地域に根差し、何ができるかということを考え、取り組んでいくことができたらと思います。(K)
介護福祉士国家試験合格に向けて(福祉科3年)
1月26日(日)に介護福祉士国家試験が実施されます。
現在、3年福祉科の生徒は 合格に向けて、徐々にエンジンをかけ始めています。
自分の就職・進学試験を終えた生徒から自主的に放課後、学習をしています。
頑張れ!3W
高校サッカー選手権大会熊本県大会(サッカー部)
10月5日(土)から高校サッカー選手権大会熊本県大会が始まりました。
本校は八代農業高校との合同チームで参戦しました
3年生にとって高校サッカー最後の大会は1回戦敗退となりましたが、選手は楽しみながらプレーしていました。
今後はフットサル大会や新人戦に向けて、トレーニングに励んでいきたいと思います。
日頃からたくさんの応援ありがとうございます
マネージャーからお守りとエネルギー補給のお菓子をもらい喜ぶ選手
試合前にエンジンを組み、気合を入れる選手
バリアフリー調査(福祉科2年)
福祉科2年の授業では、現在、バリアフリーについて学んでいます。
今回は「誰もが住みやすい芦北町」と題して、グループ毎に車いすや高齢者疑似装具を付けて芦北町を回りました。
場所は佐敷駅、スカイドーム、コミュニティセンター、図書館、道の駅でこぽん、専妙寺、スーパーひらき、佐敷川緑地公園です。
もしかしたら、その様子を道中やお店等で見かけられた方もいらっしゃるかもしれませんね
あちこちで調査をしましたが、普段何気なく利用している場所も、車いすだと通りにくかったり、届かなかったりと不便を感じる箇所もあったようです。
小さなお子様と遊びに来られていた方は「子育てしやすい街だと嬉しいですね。来やすい、利用しやすい遊び場があると、安心できる」とのことでした。
地域の方々にもインタビューをしました。「買い物しやすいように、店員さんやお客さんに声をかけてもらえると助かる」とのことでした。「普段、生活しながら少し周りを見て、困っている人がいれば勇気をもって声掛けができるあたたかい心を持ち合わせたいな」と生徒が一言。私はハッと!生徒から学ばされました。
帰り道、車いすを自操しながら学校に戻っていると、道路工事をしている方々が、歩道上の落ち葉などをサッと箒で掃き、道を空けてくださりました。生徒が「この気遣い、嬉しいね」と話しながら、笑顔で帰る様子が印象的でした。
ー「住みやすい街づくり」ー
環境がよくなることもそうですが、人と人、心と心のつながりこそが住みやすさ・生活しやすさになる一番大事なことなのかもしれませんね
次の日、「1日車いす体験」と題して、学校内を車いすで生活しました。
机と机の間の狭さ、段差、高さ、いろんなバリアを感じながら1日過ごしました。
そんな中、福祉科の生徒がトイレに行くとき、段差を乗り越えられずにいると、別の学科の生徒が車いすを押してくれたようです。クラスも部活も違うこの生徒は、きっと車いす操作なんて専門的に学んだ経験もあまりないのに、何のためらいもなくパッと手を貸す姿。見ていてほっこりしました。
私たち福祉科の授業では、介護者(支援者)として車いす操作や介助方法について学んでいます。
しかし、意外に当事者目線で体験する機会は少なかったなと改めて感じました。
高齢者、障がい者、子育て中の親、小学生から大人まで、いろんな人のことを考えるきっかけになりました。
芦北町役場の方にもご協力いただきながら、これからも学びを深めていきたいと思います。
〒869‐5431
熊本県葦北郡
芦北町乙千屋20-2
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