芦北高校剣道部です!
いつも地域の皆様や保護者の方々より温かい応援をいただき感謝申し上げます。
今回剣道部では、中学生、小学生を対象とした
「OPEN稽古会」を開催します!
日時は令和8年9月20(日)(日)9:00~12:00
場所は芦北高校剣道場にて行います!
7月に行われた玉竜旗高校剣道大会において最終日3日目(ベスト64)へ進出し奮闘した剣道部。
ぜひこの機会にそんな高校生と一緒に剣道の楽しさを感じ、芦高剣道部の魅力を体験してみませんか!?
OB・OGの先輩方のご参加もお待ちしています。
夏の日差しがまだ強く残る、眩しい秋空。
第44回全九州高等学校陸上競技新人対抗選手権大会熊本県予選大会は、いよいよ最終日を迎えました。
【試される「自分の身体」との向き合い方】
今日、芦北高校陸上競技部が挑んだのは男女200m。
昨日までに掴んだ「アスリートとしての自覚」を胸に、選手たちは最後まで一歩一歩を噛み締めるようにトラックへ挑みました。
直線だけでなく、コーナーを全速力で駆け抜けるタフな200m。
競技を終えた男子生徒からは、思わずこんな率直な一言が漏れていました。
「全然体が動きませんでした。自分の身体じゃないみたいです」
自分のイメージ通りに身体が動かないもどかしさと悔しさ。
その言葉を聞いて、専門家である顧問の先生はすかさず、優しくも真理を突いた言葉を返します。
「練習での追い込みが足りなかったからだな」
大会の日に最高のピークをどう持ってくるか。
自分の身体をいかに自在にコントロールし、走りに変換していくか。
昨日の「陸上はごまかせない」という言葉が、実感を伴って生徒の胸に深く深く突き刺さります。
【春に大きな花を咲かせるために――知らない自分に出会う旅へ】
隣のコースを走る選手よりも早く、ゴールへ。
前にいる選手に、一歩でも追いつくために。
そして何より、昨日の自分を越えていくために。
3日間の激闘をすべて終え、スタンドではやり切った生徒たちが集まり、記念撮影の時間を迎えました。
生徒たちの表情を見つめ、優しくシャッターを切る顧問の先生。
そして、レンズに向かって晴れやかな表情を向ける部員たち。
カメラに向けられたその表情には、悔しさの中にも、自分たちの現在地をはっきりと見定めた力強い眼差しが宿っています。
自分と誤魔化さずに向き合い、泥臭く地力を蓄える厳しい冬が、もうすぐやってきます。
けれど、その過酷な冬こそが、春に大きな大輪の花を咲かせるための、深く頑丈な「根」を張るかけがえのない時期なのかもしれません。
次にこのスタジアムに立つとき、僕たちはどんな走りをしているのだろう。
きっと、厳しい冬を乗り越えた先で、まだ見ぬ「自分の知らない自分」に出会えるはずです。
3日間にわたって温かいご声援を送ってくださった保護者の皆様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。
ここからまた一歩ずつ、真のアスリートとして前へ進んでいきます。
これからも芦北高校陸上競技部をよろしくお願いいたします!
一面を低く覆う曇り空。
猛烈な暑さはやわらいだものの湿度が高く、じっとしているだけで湿り気を帯んだ空気が身体にまとわりつくような「えがお健康スタジアム」に、新チームとなった僕たちの挑戦の音が響いています。
第44回全九州高等学校陸上競技新人対抗選手権大会熊本県予選大会。
芦北高校陸上競技部は本日、男女100m、そして女子走幅跳に出場しました。
【一歩踏み出した先の、新しい緊張感】
どんよりとした空模様とは対照的に、ピットやトラックに立つ選手たちの表情は鋭く引き締まっています。
日頃の練習で地道に積み重ねてきた努力が実を結び、女子生徒1名が見事に準決勝進出を果たしました。
着実に芽吹き始めた成果に、チーム全体がパッと華やぐような喜びに包まれます。
しかし、一歩先の世界へ進んだからこそ、肌で感じるものがありました。
勝ち上がった者だけが立つトラックの重み、そしてこれまで以上に胸を締め付けるような「更なる緊張感」です。
【「陸上はごまかせない」――届いた温かくも本質的な言葉】
競技を終え、重い雲を見上げる静かなミーティングの場。
専門家である顧問の先生から、戦い抜いた生徒たちへ、優しく語りかけるように言葉が贈られました。
「一歩前へ進めた喜びもあるけれど、同時に本当の緊張感も味わえた内容になったね。
今回の結果を通して、目標を達成するためには『怪我をせず地道に積み重ねること』がいかに大切か、みんなも肌で感じたはず。
陸上は、嘘をつけないしごまかせない競技。
だからこそ、日頃からどう自分の体と向き合って怪我のリスクをケアできるか……それこそが、アスリートとしての本質なんだよ。
チームとしてもうワンランク上を目指すために、ここからしっかり冬季練習に取り組んでいこう」
厳しさの中にも、生徒たちを温かく包み込むような眼差し。
数字や記録だけに一喜一憂するのではなく、日々のコンディションづくりや自己管理を含めた「日常の姿勢」こそが競技なのだということ。
ただの「部員」や「生徒」としてではなく、一人の自律した「アスリート」として認め、向き合っている先生の想いが、その言葉には滲んでいます。
「陸上はごまかせない」
その言葉を胸の奥深くに落とし込みながら、生徒たちは静かに頷いていました。
自分自身をコントロールし、限界に挑む真の「アスリート」へ――意識が大きく芽生えた瞬間でした。
【大会は明日へ。僕たちの挑戦は止まらない】
一歩進んだからこそ知った、喜びと現在地。
成績やタイムだけではない、積み重ねていくことの重みと尊さ。
大会は明日も続きます。
今日掴んだ手応えと悔しさを糧に、芦北高校陸上競技部は明日もまた、スタジアムの風を切って挑み続けます。
皆さまの温かいご声援を、明日もどうぞよろしくお願いします!
高校総体は、いよいよ最終日・大会4日目を迎えました。
4日間にわたって部員たちの歓喜と悔し涙、そして容赦ない酷暑を受け止めてきたスタジアムも、どこか祭りの終わりを前にしたような、独特の熱気と静けさに包まれています。
芦北高校の今大会、最後の戦いの舞台は男子三段跳び。
そこに立ったのは、これが「初挑戦」となる2年生の男子生徒。
【未知なるピットへ、未来を占う『三歩』の挑戦】
彼が今回、未経験の三段跳びに出場することになったきっかけは、指導者である先生の鋭い眼差しでした。
「彼のストライド(歩幅)なら、三段跳び特有のリズムに綺麗に合うのではないか」
先生のその一言に背中を押され、新しい可能性を信じて未知のピットに立つことを決意しました。
競技開始前、彼は「緊張もあるけれど、それ以上に楽しみです!」と、ハツラツとした笑顔を見せてくれました。
ピットのスタートラインに立ち、深く息を吐き出す。
静まり返る直線の助走路をじっと見据えた次の瞬間、力強く地を蹴り出しました。
一歩、また一歩とスピードに乗るたび、その大きなストライドがスタジアムの風を切り裂いていきます。
最高速に達したその時、踏み切り板を力強く捉えました。
Hop, Step, Jump――。
初めて挑む三段跳びの複雑なリズム、そして大舞台のプレッシャーのなかで、身体全体を使って必死に前方へとステップを刻みます。
結果は、三段跳びの壁の厚さを知り、思うような跳躍には届かなかったかもしれません。
しかし、ピットから戻ってきた彼の表情は、驚くほど晴れやかで、次なる野心に満ちあふれていました。
「実際に跳んでみて、コツさえ掴めれば、もっともっと跳べそうな気がします!」
現状に臆することなく、早くも次の成長のイメージを描いている頼もしい姿。
先生が見抜いたその大きなストライドは、来年のチームを引っ張っていくための、未来への偉大な「最初の一歩(三歩)」となりました。
【焦がれる舞台、 そしてスタジアムの影のラストミーティング】
自分たちの出場競技がすべて終了した最終日の午後、部員たちはスタンドに身を寄せ合い、トラックで行われているマイルリレーの決勝を見つめていました。
決勝のトラックを凄まじいスピードで駆け抜けていくのは、他校の代表選手たち。
そして、スタンドでメガホンを強く握りしめ、割れんばかりの声を枯らしてスタジアムを揺らしているのもまた、他校の応援団の生徒たちでした。
会場全体が一つになって最高潮の盛り上がりを見せるなか、その熱狂の輪に、自分たちは入ることができていないという、突きつけられた現実。
押し寄せる静かな寂しさと、言いようのない悔しさが、スタンドの部員たちの間にじわりと広がっていきました。
しかし、その悔しさをじっと堪えながらトラックを食い入るように見つめる下級生たちの目には、新たな闘志が灯っていました。
「いつかは自分たちが、あの熱狂の中心に立ちたい」
この場所で味わったすべての感情を忘れないと誓うような、そんな心震える観戦となりました。
その後、スタジアムの外でのラストミーティング。
4日間の激闘、そしてこれまでの厳しい練習を闘い抜いた部員たちへ、先生から心からの慰労と、ひたむきな頑張りに対する感謝の言葉が贈られました。
同時に、大舞台を経験して一回り大きくなった下級生たちへの熱い鼓舞と、これで一つの区切りを迎える3年生のこれからの人生に向けた、最高の応援エール。
先生の言葉をじっと聞き入る部員たちの表情には、悔しさを越えた先にある、やりきった充実感が満ちていました。
【4日間の感謝を込めて。芦北高校陸上競技部、完結】
泣いても笑っても、これで私たちの高校総体はすべて終了しました。
振り返れば、この4日間は「終わりと始まり」が目まぐるしく交錯する時間でした。
3年生が笑顔と涙で結実させた集大成のバトンは、現状に満足せず牙を研ぐ2年生へ、数々の驚きを吸収して芽吹こうとする1年生へと、今、確かに引き継がれました。
明日からは、新チームとしての新しい日常が始まります。先輩たちが命を吹き込んでくれたこのバトンを大切に握りしめ、私たちはまた、それぞれの自己ベストに向かって泥臭く走っていきます。
最後になりますが、この4日間、倒れそうなほどの猛暑のなかで大会を運営してくださった役員の皆様、審判員の皆様、本当にありがとうございました。
何より、連日朝早くからお弁当を準備し、一番近くから熱いエールを送り続けてくださった保護者の皆様。
皆様の支えがあったからこそ、最後まで誰一人諦めずに戦い抜くことができました。
心より、深く感謝申し上げます。
ミーティングを終え、いよいよスタジアムを後にする生徒たちの後ろ姿。
そのバックパックには、この過酷な夏を共に乗り越えた証である、お揃いのマスコットチャームが優しく揺れていました。
これからも芦北高校陸上競技部は、全員で前を向き、一歩ずつ進んでまいります。
4日間の温かいご声援、本当にありがとうございました!
この夏を共に駆けた、かけがえのない絆を胸に。
私たちは今、それぞれの新しい明日へと歩き出します。
さあ、部員全員、それぞれのスタートラインへ。
次のステージへ 「On your marks!」
高校総体は大会3日目を迎えました。
会場のスタジアムは見上げるほどの雲一つない快晴。
時折吹き抜ける風が心地よく頬を伝いますが、一歩日向に出ればじっとりと汗ばみ、強い日差しが露出した肌を容赦なく焼きつけます。
陽を浴び続けたスタンドの座席は熱々に熱せられ、そのままでは座れないほど。
そんな文字通りの「酷暑」のなか、スタジアムは連日以上の熱気に包まれています。
この過酷な舞台の上で、同じ芦北高校のユニフォームをまといながらも、それぞれの学年が全く異なる「想い」の現在地を走っていました。
歴史を紡いできた先輩から、未来を繋ぐ後輩へ。
この場所で、確かな「終わり」と「始まり」、そして「次への決意」が、みずみずしく交錯していました。
【3つの学年、それぞれの現在地】
数えきれないほどの厳しい練習を乗り越え、競技人生の集大成としてこの総体に挑んだ3年生。
女子800メートルに出場した3年生の女子生徒は、レース後に晴れやかな充実感を滲ませて語ってくれました。
「練習では200メートルのインターバルを何度も繰り返してきました。そのおかげで、本番ではしっかりとスピードを出すことができました。最後に、心から楽しく走れました!」
苦しかった日々の記憶が、裏切らない強さとなって自分の身体に宿っている。
その確信があったからこそ、すべてを出し切った彼女の快走は、これまでに培った努力のすべてを結晶化させたかのように、眩しく、そして華やかでした。
そんな先輩の背中を追いかけ、最も貪欲に自らの課題と向き合っているのが2年生です。
女子200メートルに出場した2年生の女子生徒。
レースを終えた彼女の言葉には、現状に甘んじることのない強い意志が込められていました。
「昨日よりは良かったです。でも、まだまだ満足する内容ではありません」
昨日の自分より確実に前へ進んだ手応えを感じつつも、見つめているのはもっと高いステージ。
「これで終わりではない、もっと強くなれるはずだ」という滲み出るような悔しさは、来年のチームを引っ張っていく頼もしい強さとなって、その眼差しに宿っています。
その一方で、まぶしいほどに瑞々しい光を放っているのが、今回が初めての総体となる1年生たちです。
男子走り幅跳びに出場した1年生の男子生徒は、先輩たちの驚異的な跳躍を目の当たりにし、新鮮な驚きを言葉にしてくれました。
「周りの選手たちが、めっちゃ跳ぶな……!と思いました。先輩たちとの間には、経験に本当に大きな差があるんだなと身に染みて感じました」
「実力の差」「経験の差」を肌で知ることは、時にちょっぴり悔しく、圧倒される経験かもしれません。
しかし、それは裏を返せば、これから彼が手にする伸びしろそのものです。
驚きをエネルギーに変えて突き進む姿は、まるで今まさに花開こうとする「芽吹きのつぼみ」のように、圧倒的な生命力に満ちて輝いていました。
【背中を押す、フィールドの上の「もう一つの眼差し」】
そんな1年生が挑んだ走り幅跳びのピットには、もう一つの温かいドラマがありました。
本校の指導者の一人は、走り幅跳びの専門家です。
この日は大会の競技運営役員として、遮るもののない炎天下のなか、真剣な表情で記録の計測にあたっていました。
じっと座っているだけでも汗が噴き出すような過酷な環境下で、大会の厳正な運営に全力を注ぎながらも、先生の目は、大舞台に緊張しながら挑む教え子の姿を決して見逃しません。
助走から踏み切り、 そして砂場へ――。
1年生の選手が全力を尽くした跳躍を終え、砂場から起き上がってふとピットを振り返った、まさにその瞬間でした。
運営のポジションから遠く離れた場所で、先生が温かい笑顔でたたえてくれていたのです。
「今の跳躍、思い切りよくて良かったぞ!次もいける!」
言葉は交わせなくても、跳び終えた直後の張り詰めた心のなかに、先生の表情と手振りに込められた想いがダイレクトに届きました。
専門家としての確かな信頼と、教え子を一番近くで見守り、次へと導く温かい眼差し。
このタイミングだからこそ、孤独に戦う選手にとって、どれほど心強い支えになったことでしょう。
【下級生の目に焼き付いた、偉大な3年生の背中】
夕暮れが近づくスタジアムで、この日、さらに誰もが胸を熱くする光景がありました。
400メートル×4リレーでは、3年生から1年生へ、一本のバトンが直接手から手へと手渡されました。
ただの道具ではない、3年間の汗と想い、芦高の伝統そのものが、確かに次の世代へと託された瞬間でした。
さらに、過酷を極める5000メートルでは、3年生の先輩が自らの限界のその先を削り出すようにしてトラックを走り抜き、ゴールラインへ倒れ込むようにフィニッシュしていきました。
前を走る先輩の、大きく、そして必死に もがく背中。
すべてを出し切って崩れ落ちる誇り高き姿。
その圧倒的な背中は、見つめる下級生たちの目に、一体どんな風に映っていたのでしょうか。
「いつか、自分もあの背中のようになりたい」
言葉にせずとも、彼らがスタジアムに残した魂の走りは、後輩たちの心に強烈な憧れと決意を植え付けていました。
【いよいよ明日が最終日!最後まで応援お願いします】
すべてを出し切り、「やりきった、楽しかった」と笑う3年生の誇り高き「終わり」。
手応えと悔しさを胸に、「もっと上へ」と牙を研ぐ2年生の「決意」。
世界の広さを知り、「もっと強くなりたい」と未来を見据える1年生の瑞々しい「始まり」。
そして、それをフィールドの真ん中から温かく見守り、支え続ける指導者の情熱。
陸上競技部という一つの大きなつながりの中で、たくさんの感情が美しく交わった3日目が幕を閉じます。
泣いても笑っても、大会は明日がいよいよ「最終日」です。
これまで紡いできたチームの想い、支えてくださった方々の応援、そのすべてをバトンに込めて、最後の1秒、最後の1歩まで、私たちはスタジアムを全力で駆け抜けます。
皆様、どうか陸上競技部の最後の挑戦に、熱いエールをよろしくお願いいたします。