天草拓心高校生の生活を紹介!

学校生活(〜2021年度)

【マリン校舎】熊本丸5次航海 日報①


①動  静 調査中

 現 在 地 北緯 30-08.3  東経 127-26.9 漁区 260-3

 速  力 3.0ノット

 気象海象 天候 曇り     風向 北北東  

      風力 47.6 m/s 波浪 2.0m

      視程 6M以上

②船長記事

 時化気味。本日より5次航海。調査開始する。生徒その他皆元気。

③指導教官記事

 3年生が乗船し、5次航海が始まった。

 しかし、久しぶりの乗船であった為か、出港後、生徒達は船酔い気味
 であった。
 
  食料を積み込んでいざ出港!  東シナ海へ向けいってきまーす!

【マリン校舎】お魚調理教室②

 お魚調理教室の午後は、オリーブ講話がありました。
 天草市崎津でオリーブ農家をされている北野様に来ていただき、
 天草にUターンしてオリーブ農家を始められた苦労などを伺いました。

  
       北野様の講和             真剣に聞きます

 一般的に上質なオリーブオイルは「エクストラバージンオイル」と言われますが、
 なぜそれが上質なのか、それと北野様のオリーブオイルがどう違うのか、
 大変興味深いお話を聞かせていただきました。

  
    オリーブオイルの試飲             謝辞

 2種類のオリーブオイルを試飲させていただきましたが、
 市販のものと北野様のものは香りから全く別物だというのが分かりました。
 
 天草にこんな素晴らしい食材が眠っている。
 眠っているだけではもったいない!私たちが広めていこう!
 そう強く思う一日でした。

 
          みんなで記念撮影!

【マリン校舎】お魚調理教室①

 11月29日(水)

 本日は天草市役所の主催で、海洋科学科食品系の2・3年生を対象に
 第30回お魚調理教室を開催しました。

 一昨年から天草市在住のフランス料理のシェフ・松田様を講師にお招きし、
 プロフェッショナルの手法を教えていただいていました。

  

 今年は、本校栽培コースの育てた車エビや鯛を使用した料理ができるよう、
 2つの素材を生かした「鯛のポワレ、アメリケーヌソース」、
 また本校が今年度力を入れているヒオウギ貝を用いた料理である
 「ヒオウギ貝のスモーク、ヴィネグレットソース」、
 そして昨年度大好評だった「ブリのカルパッチョ、セビーチェソース」
 の3品を作りました。

     
 華麗な松田様の包丁さばきにうっとり…     盛り付けもキレイに

    
     焼き加減を五感で感じる        飾り切りにも挑戦!

 焼き加減や茹で加減など、時間で測っても調理環境によって変わってきます。
 どうやってその加減を身に着けられるようになるか。
 経験も大事ですが、松田様から「自分がその素材になりきってみる」とアドバイスいただきました。
 
 「もし自分がヒオウギ貝だったら。これくらい茹でられたら火が通り過ぎてしまうだろう。
  そういった想像力が料理には必要」

 最初は冗談だと思って生徒は笑っていましたが、
 料理の世界で成功されたプロフェッショナルの言葉に、生徒はどんどん惹き込まれていった様子でした。

  
  ソースのかけ方もコツがあります     すべて生徒が作りました!

 初めてのフランス料理を自分の手で作る。
 非常に貴重な体験ができたのではないでしょうか。

【マリン校舎】5次航海出港

      熊本丸 5次航海出港 
   12月1日(金)~12月18日(月) 18日間
 

 越冬場である東シナ海において底魚資源量の分布、成熟、食性等の調査を行う。航海中は航海当直、各種漁業実習をとおして船舶運航と漁業生産に関する総合的な知識と技術を習得する。

日報を随時掲載しますので、ご覧下さい。

【本渡校舎】大菊。今後の為に。  (生物生産科2年)

  園芸的分類で分けるとキクは「宿根草(しゅっこんそう)」に分類されます。宿根草とは植物体の全体、または、地下部が越冬して毎年成長サイクルを繰り返す、耐寒性のある草本です。
  

  草丈が1mほどの大菊を20~30㎝ほどに切り戻して、越冬させます。また、春には新しい芽が出てきて、新2年生の教材として活用されます。