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新着情報

ASⅠ 天草学連続講義『天草の農業』

5/29(火) 7限目に天草学連続講義がありました。
今回は、天草市役所農業振興課の山﨑様に天草の農業というテーマで御講演頂きました。
関東地方が農作物生産量第1位であり九州地方が第2位であることや、世界視野で考えるとアメリカが第1位であることを教えて頂きました。
また、九州と同じ面積であるオランダは、農業で多額の貿易黒字を誇っており、環境条件を整えるために科学の力を利用していることなども教えていただきました。
天草市でも、同じような農業が行われている場所があるそうです。
本校にもあるドローンを活用した事例も教えていただきました。
山﨑様、御講演ありがとうございました。
 

ASⅠ 天草学連続講義のこれまでのまとめ

5月29日(火) 6限目に1年生の各クラスで、第1回から第4回までの天草学連続講義のまとめを行いました。
はじめに、今までの配布資料や自分のメモを見返しながら研究すると面白そうな内容を各自が考えます。
その後、グループになり各自の意見を出し合い、グループで研究テーマを練ります。
最後に、班ごとに研究テーマを発表し合い、クラスの Best of Theme を決定しました。
各クラスの Best of Theme は以下の通りです。
1組:一攫千金!天草産で一番高価な魚を研究
2組:天草の知名度調査
3組:サンゴの手術(天草周辺のサンゴを再生する取組に関する考察)
4組:天草周辺の各海流による塩分濃度の違いと魚の種類の相関関係について
5組:天草の企画戦略と、似た地域で行われている企画戦略の比較及び考察
6組:天草の特産品である柑橘類を天草の魚のエサにするとどうなるのかの検証

地域課題について、楽しくディスカッションしている様子が印象的でした。
天草学連続講義は後4回ありますので、もっと深めましょう。

 
 

数科学探究Ⅰ 2次方程式の有理数解に関する考察のまとめ

5月28日(月)に、数科学探究Ⅰがありました。
前回に引き続き、2次方程式の有理数解に関する考察を行います。
各班が前回立てた仮説「a+b+c=0」「このとき、必ず x=1 が一つの解となる」を証明することに挑戦しました。
多くの班が、解の公式を用いて証明していました。
最後には、別視点からの証明や新たな探究の問いを投げかけられ、関心を高めていたようです。

数科学探究Ⅰで2次方程式に関するゲームを行いました

5月21日(月) 数科学探究Ⅰの第2講義が始まりました。
今回は「2次方程式の有理数解について考察すること」がテーマです。
初めに次の3つのステップで行うゲームをしました。
①先手の生徒が3つの数字を選び後手の生徒に渡します。
②後手の生徒は3つの数字を2次方程式の係数にあてはめて、先手の生徒に返します。
③先手の生徒は、その2次方程式を解き、有理数解であれば勝ちとなります。
つまり2次方程式の係数に入る数字をどのように入れ替えても有理数解となる3つの数字を後手に渡すことができれば、必ず先手の勝ち(先手必勝)となるのです。
みなさんはどう思いますか。
講義を受けた生徒たちは、自分たちで数字を出し合いゲームをする中で実験を行い、一つの先手必勝パターンを見つけていたようです。
次回は、先手必勝パターンが本当に存在するのかについて考察・検証します。

ASⅠ 天草学連続講義『天草の水産業』

5/15(火) 7限目に天草学連続講義がありました。
今回は、天草市役所水産振興課の深川様に天草の水産業というテーマで御講演頂きました。
天草で生産された魚が熊本県の約70%を占めていることや、多くの種類があることなどを教えて頂きました。
また、若者の魚ばなれや事業者の高齢化といった問題があることも教えて頂きました。
天草市では、様々な課題に対する対応策も行われているそうです。
新たな視点を得るだけでなく、解決に向けどう動いていくのかを考えさせられました。
深川様、御講演ありがとうございました。



ASⅠ 天草学連続講義『天草の自然活用』

5/15(火) 6限目に天草学連続講義がありました。
今回は株式会社DENSO新事業統括部の小林様に、天草の自然活用というテーマで御講演頂きました。
DENSOは車部品の開発等で有名な会社ですが、カーボンニュートラルの考えに基づいたバイオ燃料抽出も手掛けられています。
これをトウモロコシではなく、藻を使って行われているのが特徴です。
藻の中でも成長速度が速く、オイル含有量が多い種類を扱われており、このバイオディーゼルは2035年に実用化されるように研究が進んでいます。
「光合成でつくるオイル量とストレスによってオイル量はどちらが多いですか?」などの質問も飛び交いました。
小林様、御講演ありがとうございました。



ASⅠ 天草学連続講義『沿岸生態系における環境と生物多様性について』

5月8日(火) ASⅠで第2回天草学連続講義がありました。
今回は沿岸生態系の生物について、九州大学理学部の新垣誠司様にご講義頂きました。
潮間帯に関する説明や、天草とインドネシアに生息する生物の種数の違いなど、専門的な知見と豊富な研究データをもとに教えて頂きました。
また、1年生にとって初めて受ける大学の先生からの講義であったことや、授業で使われる実際のスライド(言語は英語)であったこともあり、多くの生徒にとって刺激的な時間となりました。
新垣先生ありがとうございました。

数科学探究Ⅰの第1講義まとめ

5月1日(火)に数科学探究Ⅰがありました。
今回は、前回調べた各自の不足栄養素を補うサプリメントの購入方法を考えます。
安く購入するために、どのサプリメントを何錠摂取するかを線形計画法によって明らかにしました。

ASⅡで石鹸や赤潮の研究をしています

4月26日(木)ASⅡの時間に課題研究を実施しています。
まだ、ほとんどが先行研究を行っている段階です。
赤潮の研究を行う班は、日本や世界の論文調査や専門書を読みながら、研究内容及び計画を立てていました。
また、石鹸の研究を行う班は、各自の家にある石鹸を持ち寄り、成分を比較していました。
薬用石鹸には、必ず〇〇〇という成分が含まれているそうです。
 

ASⅠ 天草学連続講義『天草の概要と企画戦略について』

4月24日(火)に学習センター大研修室で、今年度第1回の天草学連続講義がありました。
天草市役所総合政策部の多間田様から、天草の概要や企画戦略について講義頂きました。
天草市の人口推移や6つの政策の柱を教えて頂き、移住者が昨年度110名もおられることなど、様々な話をして頂きました。
また、イルカセンターや図書館などの複合型施設が新たに建設されるといったホットな話題も教えて頂きました。
謝辞の中で「新たな発見が多く、地域に対する視野が大きく広がり今後の研究が楽しみになりました。」とありました。
次回は、5/8(火)に九州大学の新垣様をお迎えして、天草の生物多様性について御講演頂きます。


数科学探究Ⅰで食事で摂取した栄養素を考えています

4月23日(月)、今年度から始まった学校設定科目「数科学探究Ⅰ」の授業の様子です。
数科学探究は、日常の諸問題を数学を用いて探究する力を身につけることを目的として開講しています。
今回の講座では、まず各自の1日の食事を振り返り、摂取した栄養素を数値化しました。
その後、市販のサプリメントの栄養素をもとに、どのサプリメント(複数の種類)を何錠ずつ摂取すればよいかについて考えました。
写真のPC画面にある黄色の部分が摂取しすぎた栄養素であり、ピンク色の部分が補填しなければならない栄養素です。
次回は、どのサプリメントを何錠摂取すれば最も安く栄養が補填できるかを、数学Ⅱの内容である線形計画法を活用して考えます。

ASⅡで宇宙エレベーターの可能性を模索しています。

4月19日(木)のASⅡで、宇宙エレベーターの可能性を模索しています。
昨年度の進路講演会で、宇宙エレベーターに関する講話を聞いたことがきっかけだそうです。
現在、ASⅠでプログラミング学習の研究を行った経験を活かし、LEGOを使って効率性や可能性を研究しています。
写真は、天井から吊り下げた“ヒモ”をLEGOが登っている姿です。
今後の広がりに期待します。

ASⅠ始動!

4月17日(火)の6限目に、今年度のASⅠがスタートしました。
写真は各クラスで天草の地域課題を考え、ディスカッションしている様子です。
高校に入ってから出会った様々な地域出身の生徒同士が、楽しく活動していました。
7限目にはSSH研究主任より、ASⅠの目的や年間の活動計画に関するオリエンテーションがありました。
地域を探求することや協働する力を育てることなど、近い未来に必要となる力について話されました。

来週24日(火)の天草学連続講義から本格的に始まることになりますが、1年生全員でASⅠの活動をがんばりたいと思います。



ASⅡ始動!

4月12日(木)に、科学的な手法を用いた探求活動を行う学校設定科目「ASⅡ」が始動しました。
初めに各担当者の自己紹介があり、SSH研究主任の井上先生から「天草に科学的なメスを入れてほしい。天草高校の探求モデルとなる活動を期待します。」と激励がありました。
その後、グループ編制と研究テーマを様々なディスカッションを通して決定していきました。
今後の研究活動に注目です。



東京大学大気海洋研究所で年代測定の原理と手法を学びました。

3/25()に科学部5名が、千葉県柏市にある東京大学大気研究所で実習を行いました。

この実習では、本校科学部がすすめる有明海の海水準変動を明らかにする研究の根拠となる年代測定の原理と手法を学びます。

以前、SSH特別講演会で御講演いただいた横山祐介教授にお力添え頂き実現しました。

当日は宮入陽介先生に以下の3つの作業を御指導いただきました。

①貝殻の表面の不純物を取り除く作業

②炭素を取り出す作業

③加速器を用いた測定の仕方

短時間の実習でしたが「この作業は何のために行うのか」などの質疑を受けながら、11つ作業することができました。








宮入先生ありがとうございました。

つくばScienceEdge報告②

3/24(土)午後からはポスターセッションがあり、 有明海の海水準変動の研究班(地学部門)と、水草の光合成(生物部門)の研究が発表しました。
発表言語は英語です。
日本語部門もありましたが、国際的な研究活動を見据えて英語部門にエントリーしたそうです。
海外の高校生などに英語を使って堂々と発表していました。
最後には、タイの高校生と一緒に雑談をしたりしながら、打ち解け楽しんでいました。
大会公式サイト→http://www.jtbbwt.com/ScienceEdge/


タイの高校生に説明する様子①
 
タイの高校生に説明する様子②
 
海外の方に説明する様子

台湾のプログラミング技術(高度なオセロロボット開発)

つくばScienceEdge報告①

3/24(土)に、つくば国際会議場(茨城県つくば市)で「つくばScienceEdge2018」が開催され、本校科学部5名が参加しました。
つくばScienceEdgeは、中高生国際科学アイデアコンテストと位置づけられており、日本を代表とする科学者が直接審査やアドバイスされる新しいタイプのコンテストです。
大会公式サイトはこちら→http://www.jtbbwt.com/ScienceEdge/

午前中は事前審査を通過した代表8校によるオーラルプレゼンテーションを参観しました。
物理、化学、生物、数学などの研究成果を学習することができました。
また、中学生や海外の高校生の発表を聞くことができ、刺激を受けました。
午後からは、本校生のポスター発表が行われます。





天草ケーブルテレビ放映「SSH 研究成果発表会」

2/27に実施した「SSH 研究成果発表会」が天草ケーブルテレビの「あまくさタイム2(Ch10)」で放送されることが決定しました。
天草の地域課題を研究テーマとした発表及び2年生や大学の先生方による質問に答える姿も見ごたえがあります。
ぜひ、一度ご覧いただきたいと思います。放送日は下記の通りです。

4/6(金) 13:00~15:00
4/7(土) 9:30~11:30 , 25:00~27:00
4/8(日) 17:00~19:00
4/9(月) 13:00~15:00
4/10(火) 9:05~11:05 , 25:00~27:00
4/11(水) 19:00~21:00
4/12(木) 13:00~15:00
【3/14 16:30 一斉メール配信】

第1回天草高校SSH研究成果発表会を開催しました。

2月27日(火)天草市民センターで、第1回SSH研究成果発表会を行いました。
この発表会は、今年度の研究成果報告と生徒の口頭発表(今回はASⅠの代表7班と科学部1班)、ポスター発表(ASⅠ全部の班)を実施するといったものです。
運営指導委員の皆様や全国の高等学校の先生方、また近隣中学校の先生方や保護者の方々にお越しいただき、盛大に開催することができました。
また、2年生の多くの生徒が質問をするなど、校内全体に研究発表の風土が広がっていったようにも感じ取れる一日となりました。
次年度は、もっと発展した成果が報告できるよう頑張りたいと思います。

※熊本日々新聞2018年3月4日(日)14面に関連記事が掲載されました。

※天草市役所ホームページのトピックスに紹介されました。
 https://www.city.amakusa.kumamoto.jp/kiji0034327/index.html

【SSH研究主任による研究成果報告】

【科学部発表】

【生徒代表口頭発表】


 


 
【ポスターセッション】

 







科学部、九州大会で優秀賞(2位相当)を受賞!

2月11,12日に別府大学にて九州高等学校生徒理科研究発表大会が行われました。
本校の科学部が10月の県大会を突破し、出場しました。
当日は天草の海水準変動についての発表を行いました。
発表は4人で行いましたが、チームワークの光る発表でした。
審査の結果、データの丁寧な分析と発表のわかりやすさが評価され、優秀賞(2位相当)を受賞できました。
2月27日の天草高校SSH成果発表会にて、本研究の発表も行います。
天草の海や植生が、500年前はどの様であったのか説明します。
興味のあられる方は、ぜひお越し下さい。