新着情報
【科学部】化石班が調査を行いました
化石班が御所浦の「スフェノセラムスの壁」を調査しました。
今回は、科学部の他の班の部員やASクラスからも参加を募り、総勢7名で調査しました。
有意義な調査が出来ました。
調査結果は、12月の古生物学会や2月の九州大会で発表します。
【SSH】SSH台湾海外研修 事前研修
本日放課後、肥後銀行台北駐在員事務所の本島様より、SSH台湾研修の事前研修として研修参加生徒4名にオンラインでのご講話をいただきました。台湾の基本情報に始まり、台湾の経済状況や人々が日本に対してどのような印象を持っているか、また、熊本に子会社を設立した半導体受託製造企業であるTSMCに関してなど、詳細なデータとご経験に基づいた、大変分かりやすいご講話をいただきました。
最後には質疑応答の時間も設けていただき、台湾の人々とコミュニケーションをとる上で気を配るべきこと、台湾の情勢についてなど、様々なことを教えていただきました。充実した内容であったことはもちろん、オンラインであることを感じさせないほどアットホームな雰囲気で、1時間の講話があっという間でした。天草に縁のある、いわば天草の”先輩” が、台湾で活躍されている姿を見て海外で働くということに具体的なイメージを持つことができたと同時に、その”先輩”に励ましのお言葉をいただいたことも、生徒たちにとってよい刺激となったようです。本島様、本当にありがとうございました。
早いもので、台湾研修まで残り半月となりました。現地で多くのことを学べるよう、しっかりと準備をして研修に臨みたいと思います。
【ASⅠ】熊本大学研修
本日は、1年生全員を対象としてSSH熊本大学研修を行いました。7時30分に学校を出発し、バス6台で熊本大学の8つの学部と合津マリンステーションを訪れ、それぞれで研修や実習を体験しました。
大江にある薬学部では、16名の生徒が研修を行いました。午前中は薬学部甲斐先生より、「透析患者をゼロにする」薬の開発に関する講義を受けました。研究内容や研究に必要なスキルについての話のほか、先生のモットー「運を運びたければ足を運べ 河の流れのままに」という言葉のように、生徒たちが自ら行動を起こし、会ったことのない人に会うことで、成長の機会としてほしいこと。河の流れに逆らって溺れてしまうのではなく、自然体でいること。つまり、ゴールに向かう道は様々であっても、最終的な目標をしっかり持って意欲的に挑戦することが大事だと、講義を通して高校生に向けての力強いエールをいただきました。午後からは天草高校のご出身である和田先生より「植物の二次代謝産物」について講義を受けた後、様々な植物由来の飲料の抗酸化活性の測定を体験しました。今まで使ったことのない実験器具ばかりでしたが、薬学部の岸本先生や学生の皆さんに丁寧に扱い方を教えていただき、生徒たちはとても充実した時間を過ごせたようです。実習後は薬草園をご案内いただいて多種多様な植物の特徴を伺ったことも、また有意義な時間となりました。
本日の研修では、生徒が自分の興味・関心に沿って選択した9箇所で大学の最先端の研究に触れ、専門家である先生方の講義を受けたり、質問の機会をいただいたりと、各学部で実に貴重な学びの機会を得ることができました。また、研究施設を見せていただいたり、学生のみなさんと交流することにより、大学で研究を行うことについてのイメージも膨らませることができたのではないでしょうか。帰りのバスでは、今日の研修で印象に残ったことや、将来の目標について熱く語る天高生の姿が多くみられました。この貴重な経験をASでの研究活動の深化につなげることはもちろん、今後の将来の進路選択にも、きっと活かしていってくれることと思います。
最後になりましたが、今年度も熊本大学の先生方やスタッフの皆様をはじめ、多くの方々のサポートをいただいて本研修を実施できたことに感謝いたします。本当にありがとうございました。今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。
文学部(埋蔵文化財調査センター)
共創学環(ヘルスコミュニケーション)
黒髪地区(ひご未来図書館)
教育学部("ゲーム理論"を活用したグループワーク)
理学部(熊本の地質構造と、姫の浦層群の化石)
薬学部(抗酸化活性の実験)
黒髪地区施設研修(午後)
黒髪地区散策(お昼休み)
【科学部】「全国豊かな海づくり大会」参加報告
先日行われた「第44回全国豊かな海づくり大会」の参加報告を校長先生に行いました。
当日いただいた資料等を用いて、部長が報告しました。
【SSH職員研修】探究型授業の工夫・仮説の設定について
本日の研修日課では、天高版探究型授業及び課題研究指導法に係る職員研修を行いました。まず、教科間連携を進める手立ての1つとして授業での実践報告を行い、英語科で実践した「リプロダクション活動」と、国語科で実践した「google classroomの質問機能活用」について紹介がありました。次に、「仮説の設定」における指導の実践報告として、自然科学分野・社会科学分野のそれぞれで 「仮説とは、方法と予想が合わさったもの」である、という前提として「◯◯すれば、☓☓となる」という仮説の作り方に従って、生徒の仮説をどのように検証可能なものにできるか、という点について事例の紹介がありました。ここでは、具体的な事例をもとに、ざっくりとした「研究仮説」とより具体的な「実験仮説」それぞれについて、どのような点に着目すべきかということを考えました。
その後のワークショップでは、「仮説の設定」の指導分野でのロールプレイングを行いました。先に説明のあった「質問機能」を活用して、仮説をどのように検証可能にするか、ということを個人や教科毎のグループで考えました。仮説が十分に作成されれば、その後の研究活動がスムーズに進みやすくなります。今回の研修での学びを各教科の授業やAS・ATで実践し、生徒たちの探究活動での学びを深めるための効果的な指導・助言を行っていきたいと思います。
【ASⅡ・Ⅲ】続々実験中! / 論文、絶賛改訂中!
本日のASⅡでは、満を持して「大工さん」たちが登場しました。その正体は、音響班。木材を切って、切って、切りまくっています。だんだんと、ノコギリさばきも板についてきました。これらの材料を使って、「音響実験室」を作るとのこと。完成のあかつきには、思う存分実験ができますね!
他の班も、着実に実験や実験の準備を進めています。海洋プラ班は人工的に作ったマイクロプラスチックを使って、塩分濃度を変えた水(海水)に浮くか、沈むかを調べているとのこと。また、薬草班はついに自分たちで配合した薬草を使った実験に向けてせっせと薬草の準備中のようです。また、盛んにディスカッションを行っている班も多くあります。思わずジェスチャーも飛び出し、盛り上がっているようですね!
さて、3年生は引き続き、論文の改訂を進めています。受験の時季も刻一刻とせまり、勉強に追われている受験生も、ASの時間だけは少しリラックスしつつ、残り少ない研究時間を楽しんでいる様子です。貴重な1時間、班員同士で協力して、論文の完成度を高めていきましょう!
<2年生:ASⅡ>
<3年生:ASⅢ>
【ASⅠ】ドキドキのスライド発表...!
本日のASⅠでは、先行研究をスライドにまとめ、発表する活動を行いました。授業冒頭に先週の学習を振り返ったあと、6時間目を使って論文の要約や明らかになったこと、課題として残っていることをスライドにまとめ、7時間目にはグループ発表を2回行いました。
限られた時間でのスライド作成に苦戦した生徒もいるものの、見やすく、分かりやすい発表スライドにするにはどのようにしたら良いかを考えながら、それぞれ工夫した跡がしっかり資料に表れていました。発表では、スライドの文章をそのまま読んでいる場面もまだ多く見られる中、クロームブックを持ち上げて見えやすくしたり、ジェスチャーをうまく活用したり、発表の中で意識的に顔を上げ、グループのメンバーの表情を見ながら発表している人もいました。クラスによっては、担任の先生の推薦やクラスのみんなの投票によって選ばれた代表者がクラスメイトの前で発表を行いました。(家で練習したのかな?と思うぐらい、堂々とした発表&工夫がつまったスライドでした。さすが!)
スライド作りや発表がうまくいった人も、いかなかった人も、実際に発表したり、クラスメイトの発表を聞いたり、質問したりして学んだことや気づいた今日の経験は、今後のポスター発表やスライド発表にきっと活きてくるはずです! 協働して、どんどん「進化」していく天高生、応援しています!
グループ発表の様子。ばっちり顔が上がっています!
みんなの投票で選ばれた代表者。さすがの一言です!
【科学部】農林水産大臣賞受賞!!第44回全国豊かな海づくり大会~美し国みえ大会~
SSH指定初期から代々継続されてきた科学部アマモ班の活動が評価され、この度表題の賞を受賞しました。
科学部が「大臣賞」を受賞するのは初であり、大きな快挙と言えます。
本大会は、漁業者やその関係の方々及び水産高校等の活動に対する表彰が多く、その中で普通科高校の一部活動が受賞できたことも、大きな快挙と言えます。
11月9日(日)、三重県志摩市の阿児アリーナにて、天皇皇后両陛下の御臨席の下、式典行事(表彰式を含む)が行われました。
科学部を代表し、部長が参加し、大役を果たしてくれました。
代々の先輩の研究成果に恥じない、立派な式典参加でした。
↓11/19:三重県から御提供いただいた写真を掲載しました。
部長は前日(11月8日(土))に行われた両陛下との御懇談にも参加しました。
その際、両陛下からお声がけをいただき、天高科学部の成果をお伝えできました。
最後に皇后陛下から、以前天草に御訪問されたとのお話があり、「海がきれいですよね。」とのお言葉がありました。
<以下の写真はリハーサルの様子です。御懇談の様子は写真撮影できません。>
今後も、この天草のきれいな海を後世につなげていけるように、科学部一同頑張っていきます。
その為に、以前にもまして地域の皆様方のお力もいただきたいと考えております。
どうぞよろしくお願いいたします。
【SSH】科学の甲子園
11月8日(土)に崇城大学において開催された「令和7年度 科学の甲子園全国大会」熊本県出場校選考会に2年生理系有志6名で参加しました。
午前中は、理系分野に関する筆記試験にチームで協力しながら取り組み、午後からは実技試験にチームで意見を出し合いながら試行を重ね臨みました。
思い通りにできた部分とそうではなかった部分とがあったかとは思いますが、科学はチームで協働し、試行錯誤を重ねながらよりよいものを追い求めていく営みだと思います。今回の経験を糧に今後の探究活動や学校生活を実りあるものにしていって欲しいと願っています!
【ASⅡ・Ⅲ】探究まっただなか! vs 研究のしめくくり...
本日のASⅡでは、「帰ってきたスキルアップ講座」にて、仮説について考える時間をもちました。ざっくりとした仮説では、いざ、検証というときに困ってしまいます。具体的な検証の仕方をじっくり練った仮説の立て方を改めて考えることにより、自分たちの仮説を見直す機会となりました。その後の研究活動では、実験材料を取りに川へ行ったり、コツコツと実験を進めたりなど、充実した活動ができていたようです。
一方、ASⅢでは、先週の研究論文の相互評価を受けて論文改訂に向けたディスカッションを行いました。同じ論文を読んでも、人によって着眼点が多少異なり、これまでの個々の経験や知識により、様々な視点でのコメントをもらうことができます。また、生徒同士で評価をし合うことで論文を読む側、読まれる側双方にとって大きな学びがある活動です。各班で、受け取った様々なコメントを見ながら自分の論文の該当部分を改めて読み返し、より分かりやすく、説得力のある論文にするにはどのように改訂すべきか、班員同士でしっかりとディスカッションができていました。
今後、生徒たちは自分たちの研究を振り返って社会実装の方法を模索し、ふるさと・天草に、どのように研究で貢献できるかを考えながら、論文の内容を更にふくらませていきます。気づけば、授業で研究活動ができる期間も残りわずか。これまでの成果をしっかりまとめ、後輩にしっかり伝えていけるように、あと少し、全力で駆け抜けましょう!
【ASⅡ】仮説を見直して研究を深めています!
【ASⅢ】「評価シート」を参照して、論文改訂中...
【ATⅠ】A3本評価、果たして皆さんの進み具合はいかに?
11/4のATⅠでは、A3の本評価を実施しました。
A3とは「郷土貢献を踏まえた研究課題と仮説の設定」です。現在行っている研究がどれだけ地元天草が抱えている課題と関連があるか、どのようにして解決へ導いていくかを設定できているかが鍵となります。
評価の方法は担当者との面談形式、生徒の皆さんはそれぞれ緊張していましたが、自身の研究についてしっかりと自信を持って伝えることができていました。
【ASⅠ】中間発表会の振り返り&先行研究
本日のASⅠでは先週のSSH中間発表会の振り返りを行い、その後先行研究をさらに進めました。
生徒たちは、中間発表会でのSSHシンガポール海外研修報告、その後のASⅡおよびATⅠのポスター発表を聞いたり質問したりとする活動を通して、2年生がどんな研究をしているかを知ることができ、今後、自分がどんな研究をしていくのかを考えるよい機会となったようです。今日のASⅠで振り返りの時間をとることで、先週異なる発表を聞きにいったクラスメイトと情報を共有することができました。
さて、続いての先行研究においては、まず、これから研究しようと思っている分野の論文を要約したり、その研究で分かったことや今後の課題などをワークシートにまとめる活動を行いました。たくさんある論文の中から自分が興味があるものを見つける作業まではスムーズですが、その後の要約で苦戦する生徒が多いようです。どのようにしたら、その論文を読んでいないクラスメイトに分かりやすく情報を伝えることができるか? 担任の先生にコツを聞いたり、周りの友人とも助け合いながら、試行錯誤している生徒たちです。それから、ワークシートでのまとめが終わった生徒は、スライド作成に入っています。スライド作りの鉄則は、文字を少なく、見やすくすること。来週の発表を見据え、ポイントを意識しながら各自、工夫を重ねているようです。
来週はスライドを完成させ、班で共有する活動を行います。それぞれ、どんな論文を選んだのか、内容を伝えるためのどのような工夫をしているのか... みんなの発表が楽しみです!
【ASⅢ】論文相互評価!
本日のASⅢでは、3年生が先日提出した研究論文の相互評価を行いました。1時間で自分の研究班以外の論文を2つ読み、10項目の評価基準に沿ってそれぞれ3段階で評価をします。
お互いの研究についての基礎知識があるとはいえ、5,000字を超える論文をじっくりと時間をかけて読み、評価するのは思ったより大変なようで、それぞれ評価シートとにらめっこしながら、真剣に評価やコメントを書いていました。
この相互評価は、評価された側の生徒が、自分たちの論文のどこを改善すべきかを知る機会になることはもちろん、評価する側の生徒の「読む力」を育てる活動でもあります。クラスメイトの論文を読んで良いところを褒めるだけでなく、どこをどうすれば更に良くなるのかを的確に指摘できるか... なかなか難しい部分もありますが、この活動がお互いに学び合い、高め合う機会となってほしいものです。
【ASⅠ・Ⅱ、ATⅡ】SSH中間発表会
本日6・7時間目、本校体育館にてSSH中間発表会を実施しました。これは、毎年この時季に行っている行事で、2年生にとってはこれまでの研究活動の成果や今後の展望を発表する場、1年生にとっては先輩方の研究に触れ、数値などに注目して質問することのできる貴重な機会です。6時間目の冒頭には夏に実施したSSHシンガポール海外研修の報告が行われ、6名の生徒たちが南洋理工大学やスンガイ・ブロー湿地保護区、企業訪問で訪れたデンソーウェーブシンガポールなどの研修で学んだことを発表しました。研究の深化につながる様々な発見や英語での研修を通しての自身の成長など、盛りだくさんの内容で、1年生も熱心に聞き入っていました。
その後、2年ASⅡのポスター発表、2年生ATⅠのポスター発表と続きます。まだ研究したい分野の選択を終えたばかりの1年生にとっては、先輩の研究発表を聞き、実験や調査の方法を知ることが、今後の研究の方向性を決めるうえで大きなヒントとなることでしょう。また、2年生にとっては聞き手を意識した発表を意識する機会となることはもちろん、これまでの研究を振り返り、今後やるべきことを整理する良い機会でもあります。今回の発表会では、まだ発表技術のつたなさやポスターの情報の不足も見られるものの、発表する2年生、聞く1年生、双方にとって学びの大きいものとなったのではないかと思います。この中間発表会で気づいたこと・学んだことを活かし、引き続きそれぞれの研究をがんばっていきましょう!
【科学部】生徒理科研究発表会
今年度の生徒理科研究発表会が実施されました。
今年は熊本学園大学で実施され、物理部門に1件、生物部門に2件、地学部門に2件参加しました。
<物理部門>
L字パイプによる水流の制御と電磁誘導型波力発電の試み
<生物部門>
クラゲの摂食行動に影響する成分の検討
DNA解析から判明した天草周辺地域に生息するゲンジボタルの遺伝的分布
<地学部門>
回収・分類調査に基づく天草の海洋ごみの現状と要因について
古環境の推測とコロニー判別の手法改良による、スフェノセラムスの生態と成長段階の考察
化石班は最優秀賞(県2位)となりました!2月に行われる九州大会に出場します!
番外編
他校が発表する際には、質問を積極的に行いました。
ASクラスで学んだことを生かして、データの取得方法や処理方法についての質問が多かったです。
【ASⅡ・Ⅲ】まぶしい2年生(Time flies!)
本日のASⅡは東京学芸大学と天草市教育委員会より学校訪問があり、ASⅡの授業もご覧になっていただきました。そんな中、本日の「帰ってきたスキルアップ講座」では、より良い対照実験について考えました。普段と少し違う雰囲気に少し緊張していたようでしたが、しっかり自分の意見を言うことができたでしょうか。仮説の検証がきちんとできるように、これからも実験方法やデータ収集について、班の仲間とディスカッションを密にして研究を進めていきたいですね。
7時間目には3年生も加わり、少しリラックスした様子の2年生。いつもの、思い思いに研究を進めるASらしい雰囲気が戻ってきました。論文の締切日ということで、3年生は論文を読み直して最後の点検をする班、もう6,000字を優に超えた!と余裕そうな班、相変わらず、それぞれの班の個性が論文執筆にも出ています。その隣でああでもない、こうでもない、と班の仲間と試行錯誤しながら、それぞれの実験に勤しむ2年生。これからまだ研究を深めていける後輩の姿は、3年生にとって少しまぶしく映っているようです。
2年生と3年生のASクラスが同じ教室で学べるのももう少し。お互いが学びあうことのできる恵まれた環境に感謝しつつ、それぞれの活動を充実させていってくれることを願っています。
↓ 笑顔が素敵なベビーリーフ班。海藻肥料の効果はいかに!?
↓ ヘドロからの発電量を増やそうと奮闘する発電班。がんばれ!
↓ 着々と実験をすすめるホタル班。ディスカッションも大事にしています。
余裕の表情? 本日、論文締切日のASⅢのみなさん
【ATⅡ】討論会を振り返って
先週まで行われていました討論会、とても白熱していました!意見交換を通して、自身の研究がより深まったのではないかと思います。
この経験を作成中の提言書に活かし、さらにいい提案やアピールが思いついたという生徒もいました。私たちが住むこの天草をもっと魅力的な街にするために、天髙生の生の声を天草市に届けましょう!!
【ATⅠ】来週はいよいよ中間発表会!
いよいよ来週に迫った中間発表会。本日は発表に向けて最後の準備の時間となりました。ポスターを仕上げる班、発表原稿を作り練習に励む班など進捗具合はそれぞれですが、どの班も研究内容をしっかりと伝えるための努力をしていました。
今回は中間発表のため、これからどのような研究(実験や調査)を行っていくかということを発表し、質問を受けることによりさらに内容を深めていくことが目的です。中にはすでに実験等行っている班もありますが、その方法などについてもさらにいいものになるような機会にしてほしいと思います。
皆さんの明るくそして内容の濃い発表を楽しみにしています!!
【ASⅠ】研究テーマ設定開始!
本日から、1年生の研究活動が本格的にスタートします。
先ずは数か月かけて、研究テーマの設定を行います。
探究スキルアップ講座で学んだ、先行研究調査の手法を思い出して、各自が論文調査を行っていました。
ネットにうまくつながらないなどのトラブルもありましたが、担任の先生方の御指導もあり、少しずつ進めていました。
【科学部】第12回宇宙エレベーターロボット競技会に出場しました!!
科学部より、宇宙エレベーターロボット大会に2年生の2名が出場しました。
宇宙エレベーターロボット競技会は、小学生から高校生を対象に宇宙エレベーターについて学び、ロボットを製作しながらものづくりやプログラミング能力、創造力、コミュニケーション能力、コラボレーション能力の育成と、将来の宇宙事業エンジニアの育成に繋がる課題解決型学習(Project Based Learning)とのことです。
競技会では、できるだけ軽量なロボットを製作し、アースポート(地上駅)から地上5mに設置された宇宙ステーション(円形の箱)に、物資(ピンポン球)を運んだり、宇宙ステーションの物資をアースポートまで安全に降ろし、そのポイントやタイムを競う競技です。また、ポスターセッションでは、製作した宇宙エレベーターロボットについて各チームが発表します。
今回、天草高校科学部はグローバル中高生部門(地上から、宇宙ステーションにピンポン球を運び、再び地上に戻ってくる)に出場、入賞は逃したものの生徒自身の目標をしっかりと達成し、天草高校での最高記録の更新もすることができました。ガールズチーム賞を受賞し、これからの活動に自信をつけることができたと感じています。
【ATⅠ】熊大の日、果たしてどれくらい進捗してるかな?
今回のATⅠは、第2回目の熊本大学との連携でした。
第1回が7月だったので、実に3ヶ月ぶりです。前回よりも成長した姿を、天草のかっこいい大人たちに見せられたでしょうか?
来校いただいた皆さんからは「内容が前回よりもしっかりとしていた」「実際に実験に入っているグループもあり、真剣さを感じた」とお褒めの言葉をいただきました。また「仮定をもっとしっかりと考えた方がいい」や「聞き手にもっと見やすいポスター作りを」といった意見もいただきました。
10月28日はいよいよ中間発表です。今回の経験を活かし、来週にはポスターを完成させ、実りのある発表会にしましょう!!
【ASⅠ】研究スキル、絶賛アップ中!
先週に引き続き、本日のスキルアップ講座では「課題の設定」について学びました。「輪ゴム」をトピックとして課題を設定し、”ロジックツリー”を作成して、実験や調査の条件などを整理する活動を行いました。研究テーマを設定する際には、まず、「自分の興味・関心に基づいていること」が大事です。また、「希望進路や将来学びたいことの関連性」も是非考慮に入れてみてください。
さて、今日のスキルアップ講座では、仮説の設定について考える活動もありました。研究には欠かせない「仮説」ですが、なんとなく立てた仮説で研究を進めても、思うようなデータが取れなかったり、検証の段階でうまくいかなかったりということが起きてしまいます。本日の授業では、輪ゴムを題材にした仮説を様々な角度から考えてみました。仮説を立てる上で考慮すべきことを整理したり、どうすれば検証できる仮説となるのかをクラスメートと意見を出し合ったりすることで、仮説への理解が深まったようです。
写真はあるクラスの、ASⅠの授業後の黒板です。「スキルアップ講座」はmeetで5クラスをつなぎ、担任・副担任の先生が各クラスで個々の生徒の理解を助けたり、活動のサポートを行ったりします。この写真のクラスでは、講座の進行に沿って担任の先生がリアルタイムで黒板に講座の内容を書き留めることにより、みんなの活動を後押ししています。活動中のヒントとしてはもちろん、授業後に重要事項を振り返ることもでき、素敵な工夫ですね!
今日のポイントがぎっしりの黒板。見応えがあります!
【ASⅡ・Ⅲ】帰ってきたスキルアップ講座&5,000字の高い壁
先週に続き、ASⅡでは「帰ってきたスキルアップ講座」と題して、授業の最初に昨年度学んだ研究スキルの復習を行っています。本日復習したのは、「仮説の検証」について。検証できる仮説になっているか見極める方法や、研究は大小様々な仮説を検証していくことの積み重ねであること、研究を深化させる仮説設定とは... などなど、一度習ったスキルではありますが、現在進めている自らの研究を踏まえて考えることで、頭の中を整理し、これからの研究の道筋を立てることができるのではないかと思います。
さて、講座の後は、待ちに待った研究タイムです! 本日密着したのは、個人で研究に励む「発電班」。この班は、先輩が行ったヘドロ発電に関する先行研究を受け、ヘドロ発電の効率化の方法を模索しています。今日は、秋晴れの空の下、これまで数々の研究の舞台となってきた「町山口川」に、いざ突入! スコップを巧みに操り、ヘドロをすくい取ります。さぁ、どれくらい電気を生み出すことができるのでしょうか。これからが楽しみですね!
7時間目になると、青春、ならぬ、「論文」真っ只中の3年生が続々とやってきます。2学期になって取り組み始めた研究論文もそろそろ大詰めか...?ということで、今日は各班に進み具合を尋ねてみました。さて、現時点で一番文字数が多いのは... コツコツ頑張る3人組の「カビ班」で4,000字超とのこと。規定の5,000字までもう少し! では、一番少ない班(今の時季、あちこちで咲いているあの花がテーマの班です..)、およそ2,100字とのことです。うーん、進み具合に多少の違いはありますが、ほとんどの班が、5,000字という、未知の長さへの挑戦になかなか手こずっている様子。でも、あきらめないで! 中間考査や受験勉強と並行しつつ、授業時間を有効に使って、5,000字の壁にみんなで挑みましょう!
【ASⅡ・Ⅲ】パーティタイム!? それとも…
本日のASⅡ、本評価が終わったと思ったら、ある班が理科棟を抜け出し、どこかへいったとの情報が...。あちこちを探し回ったところ、ついに視聴覚室で該当者をを発見! 廊下からそっと覗くと、何やら大きなスピーカーとスタンドマイク、パーティ用のクラッカーが見えます。そして、その奥には、カラフルな風船を楽しそうに膨らましている若者を、また別の若者が動画撮影中。なぜ、ASの授業中にパーティー開催!? いえいえ、実は、彼らは2年ASクラスの「音響班」のメンバー。クラッカーや風船で大きな音を出し、部屋の中での残響時間を調べているとのこと。決してパーティーが行われるわけではないそうです(でも、楽しそう!)。風船を割る方も、それを撮影する方もちょっとドキドキの実験、みなさんがんばってください!
さてその頃、4階の科学実験室から、すごい匂いが....! 急いで駆けつけると、その発生源は「ベビーリーフ班」が手作りした、海藻肥料でした。この黒くてどろどろした肥料、レタスやルッコラの生育にはもってこいなのですが、発酵の力を使っていることもあり、何しろ、匂いが強烈...! 2年生の他の研究班が耐えられず、ついに「緊急避難」する中、同じ教室の先輩たちは何もなかったかのように論文を進めています。うーん、さすが、これまでの実験で酸いも甘いも経験済みの3年生、何事にも動じない姿は、ちょっとかっこいいです!
ということで、今日も2年生の多くの班は実験、3年生は論文執筆に励む、充実したASとなりました。来週もこの調子でがんばりましょう!
【職員研修】教科間連携へ向けて
今回の職員研修のテーマは「教科間連携」
1学期までに行った授業を振り返りながら、
13の探究場面を意識して授業を行うことができていたかを確認しつつ、
今後行うことができそうな連携について考えました。
短い時間の中、話し合う姿。
職員も日々成長中です。
【ATⅠ】熊大連携に向けて
ATⅠでは今週もポスター作りを実施しました。実験内容を改めてみる班、実験を進めていく班など、それぞれできることを一生懸命に取り組んでいます。次回のATⅠでは熊大連携のため、自分たちの研究にアドバイスをもらう機会を得ることができました。今後の研究内容についてしっかりとまとめ、よりよいアドバイスをもらえるように取り組んでいきますよう!
【ASⅠ】要約の力をさらに高める!
本日のASⅠでは先週に引き続き、要約を行い後半はスキルアップ講座を行いました。要約では先週頑張ったこともあり、すらすらと書けている生徒が見られました。
スキルアップ講座では、課題の設定方法を行いました。ロジックツリーを使い、問題を細分化し、解決方法を明らかにしていく作業は今後の研究にとってとても重要です。みんな真剣に取り組んでいました!
【科学部】「スフェノセラムスの壁」調査
科学部化石班が御所浦の「スフェノセラムスの壁」を調査しました。
調査内容は、前回の継続でしたので、慣れた手つきで進めていました。
暑い中でしたが、短時間で効率よく調査していました。
【科学部】クラゲの個体識別について
皆さん、クラゲってどうやって周りの生き物を識別しているか知っていますか?
科学部クラゲ班は、クラゲの個体識別について研究を進めています。
本日は、先行研究に基づいて構築した実験を行っていました。
生物を題材とした研究は難しいことが多いのですが、諦めずに粘り強く試行錯誤しながら進めています。
【科学部】<科学劇>「桃太郎」の桃は本当に浮くのか?(撮影編)
科学部では毎年、文化祭に合わせて「科学劇」を作成しています。
今年度は桃太郎をやります。
科学的なテーマは「桃太郎の桃は本当に浮くのか?」です。
現在、実物の桃での実験、桃太郎が入るサイズの桃モデルの物理計算及び作成が終わりました。
本日は撮影をしていました。
文化祭で上映しますので、皆さん理科棟2階地学教室までお越し下さい。
また、科学実験講座も行います!小さなお子様連れも大歓迎です!
【ASⅡ・Ⅲ】足湯しながらディスカッション...?!
今日のASⅡでは、大きな鍋を抱えて家庭科室にいる薬草班を発見! それに、海洋プラスチック班も裸足で家庭科室に大集合しています。さて、これから何が起こるのでしょうか?
実は、本日の家庭科室では薬草班の足湯を使った実験が行われています。一定時間足湯をして、その後の体温などの変化を観察するとのこと。この実験は、近い将来薬草を使って足湯をした場合と比較して、それぞれの薬草の効果を検証するのに使われます。どんな結果になるか、楽しみですね!
その頃、科学室で実験していたのは、おなじみ、ベビーリーフ班。先週から発酵をすすめていた海藻肥料(すごい匂いがします...!)を使って、レタスやルッコラを水耕栽培で育てるそうです。早ければ2,3日で芽を出すとのこと。残念ながら前回の実験では発芽後まもなく枯れてしまったとのことですが、9月になり暑さも(少しだけ)やわらいだ今回こそ、うまくいくはず。期待しています!
ところで、「5000字の壁」に挑むASⅢの3年生達はというと、真剣な面持ちでクロームとにらめっこ。各班、着々と論文の執筆を進めている様子です。とはいえ、気づけば第一次締切までASは2時間しかありません。協力してがんばって!
↑ 足湯班、もとい、薬草班。担任の先生も加わり、湯温のチェック中
↑ 被験者になってくれた海洋プラ班。リラックスして研究も進むかも!?
↑ リベンジに燃える(?)ベビーリーフ班。芽が出ますように!
↑ これがウワサの(すごい匂いの)schoolmade海藻肥料...!
↓ 担当の先生とディスカッションしながら論文執筆中の3年生。ファイト!
【科学部】<科学劇>「桃太郎」の桃は本当に浮くのか?(実験編)
科学部は毎年、文化祭で科学劇を作成しています。
科学劇とは、童話や昔話で語られている現象を科学的に検証し、その検証結果も含めて劇としたものです。
今年は「桃太郎の桃は本当に浮くのか?」です。
これまで実験を繰り返してきましたが、実物の桃では大部分が沈んでしまい、劇中の絵のように大部分が浮いた状態にはなりませんでした。
そこで、中に桃太郎が入っている場合を想定し、種を取った桃の密度を測定し、実際の大きさも計算しました。
計算の結果、大きさが大凡判明したため、発泡スチロールの球を取り寄せ、劇中の桃モデルを作成しました。
家庭科で使っている赤ん坊の教材を活用して、作成したモデルは浮きました。
詳しい検証結果は科学劇の中で御覧ください。
【ASⅠ】要約は「テーマ」と「結論」をしっかり!
今日のASⅠでは、まず、先週行った論文読解の活動の続きとして、特に「まだ分かっていないこと」に着目し、先日それぞれが読んだ論文の内容の共有を行いました。
その後、今度は全員同じ論文を読んで要約をし、班およびクラスでの「ベスト要約」を選ぶ活動を行いました。多くの生徒が難しいと感じている、論文の要約。国語科のN先生によると、要約では、その文章が何についてのものなのか(=テーマ)と、その文章で言いたいことは何なのか(=結論)をしっかり述べることが重要とのこと。今日扱った文章は天草高校化学部の化石班による、スフェノセラムスの生態に関する論文です。高校生による論文なので読みやすいかと思いきや、「生痕化石」や「カイ二乗検定」など、聞き慣れない言葉も多く登場して難しいと感じた生徒も多かった様子。それでも、テーマと結論に注意して、分かりやすい要約を書こうと奮闘する生徒たちでした。
授業の最後には、12月に行われるSSH台湾海外研修に関する説明もありました。1、2年生、文理問わず応募チャンスのある研修です。海外の大学や高校で英語を使って発表や交流ができるこの研修、ぜひ、チャレンジしてみてください。19日の説明会で多くのみなさんにお会いできることを願っています!
【ATⅠ】ポスター作り真っ最中!!
みんなポスター作りに全力を注いでいます!
計画内容を見直したり、よりよい研究にするために取り組んでいますね!
今日は貝殻の粉砕の仕方を伝授してもらいました!
先輩方からたくさんアドバイスをもらい、もっともっといい研究にしていきましょう!
【科学部】地質学会(ジュニアセッション)参加
本日、科学部化石班が、日本地質学会のジュニアセッション(ポスター発表)に参加しました。これは、日本地質学会が毎年行っている全国規模の学会で、熊本大学を会場に行われるのは33年ぶりだそうです。当日はジュニアセッションの他にも多くの研究者の発表も行われ、化石班の3人も積極的に最先端の発表を聞きに行き、熱心にメモをとっていました。
さて、ジュニアセッションでは、御所浦で発掘された「スフェノセラムス」の生態について、化石班の2年生3人がポスター発表を行いました。コアセッション開始の1時半より随分前から全国各地の研究者の方がポスターを見に来られ、熱心に質問したり、発表を聞いたりしてくださいました。3時過ぎまで人が途切れることがなく、大盛況でした。初めはやや緊張していた様子の3人でしたが、発表を重ねる毎に余裕も出てきて、しっかりと観衆の反応を見ながら発表したり、丁寧に質疑応答に対応することができていました。他校の発表からも多くを学ぶことのできた1日となりました。
【科学部】日本昆虫学会第85回大会で発表しました
科学部ホタル班の4人が、日本昆虫学会で研究成果を発表しました。
学会は東京農業大学の厚木キャンパスで行われました。
参加した1年生2名は初めての学会参加となりましたが、2年生からアドバイスを受け、一生懸命発表していました。
研究の中で参考にさせていただいている論文の著者の先生に直接指導を受けるなど、学びの多い学会参加となりました。
今後の研究の深化が楽しみです。
発表に御尽力いただいた昆虫学会の皆様、発表に対して助言をいただいた皆様、誠に有り難うございました。
【科学部】学会発表に向けて
この季節は多くの学会が開かれます。
学会は大学等の研究者だけでなく、高校生も出来ることを知っていますか?
科学部からは、化石班が地質学会(熊本大学で開催)、ホタル班が昆虫学会(東京農業大学で開催)に参加します。
今日は最終練習を行っていました。
多くの研究者と議論を重ね、研究の深化に繋がることを目指します!
【ASⅡ・Ⅲ】「違う活動」×「同じ教室」=...?
本日のASⅡ・Ⅲでは久しぶりに2、3年生が一緒の教室で活動しています。まだまだたっぷりと研究時間がある2年生の多くの班は、楽しそうに実験をしています。にぎやかなメンバーが集う「海洋プラスチック班」は、実験の素材(クッション等に使うマイクロビーズ)が届き、水槽とサーキュレーターを使ってプラスチックの動きの観察真っ最中。その頃、地学室の「ホタル班」はホタルをピンセットで小さくしています。これから水に入れて攪拌し、DNAの検出へと進んでいくようです。
その頃、3年生は日本学生科学賞へ応募する論文に取り掛かっています。5,000字以上の論文ということは、5人の班は1人あたり1,000字、でも、2人班だと2,500字...! これは、計画的に頑張らないとかなりきつそうですね。今の段階では締切まで余裕があるからか、まだ笑顔でクロームに向かう3年生たち。この余裕がいつまで続くか... 協力してがんばって!
それぞれの学年で違う活動をしていても、同じ教室内に研究分野が似ている班が集合するのが天草高校の研究スタイル。いつでも気軽に話し合えるこの環境が、ときに研究を大きく進めてくれます。困ったことは相談し、発見を共有しながら、みんなで研究を深めていきましょう!
研究でゲンジボタルの保護を目指す「ホタル」班。シンガポールでも発表しました。
発想力豊かな「海洋プラスチック」班。いつも楽しそうです!
まだ余裕(?)の様子で論文に取り組む3年生たち。ファイト!
【ATⅠ】先輩や外部の力も借りながら・・・
本日のATⅠは研究活動とポスターの作成です。
調理室をのぞくと・・・
実験が行われていました!
野菜のエキスで化粧品を作成しているようです。
お次は地学室・・・
こちらでは先輩とともに実験をしている班が!!!
他の教室でも3年生の研究を引き継ぐ班が出てきたり、
外部の企業に電話で問い合わせる班があったりと、
「協働」「連携」が盛んに行われていました。
【ATⅡ】よりよい提言ができるように!
本日のATⅡは久しぶりにATⅠと合同の教室で実施しました。
討論会に向けて、自身の研究成果から発信できる天草市への提案やアピールポイントを班員と協議しながらまとめていきました。
中には、自分たちで想定質問や反論を考えている班もありました。
白熱した討論会になるように準備を進めています。
【ASⅠ】先行研究を深めよう!
本日のASⅠでは、6月のスキルアップ講座、夏季休業中の課題につづき、通算3回目の「先行研究調査」を行いました。
まず、前回の先行研究調査とその後の情報共有を振り返り、注意すべき点や必ず押さえるべきポイントなどを確認しました。次に、今回の先行研究のテーマ発表。前回の「海洋ごみ」から180度異なる、「輪ゴム」と関連する研究について調べ、読み解く活動を行います!
3回目の先行研究とあって、みんなスムーズに論文サイトにアクセスしている様子。今日は読解の対象とする論文を選ぶための下調べの時間もしっかり取っています。担任・副担任の先生方の助言も受けながら、自分の興味・関心などを踏まえてお目当ての論文にたどり着いたようです。さて、研究で「明らかになったこと」に加え「まだ分かっていないこと」や「課題として残っていること」にも注意して情報をまとめることができたでしょうか。
みなさんが読んだ「輪ゴム」に関する様々な論文を用いて、来週はまたグループでの情報共有を行います。自分が選んだ研究について分かりやすく伝えたり、相手に積極的に質問したりできるように、工夫してみましょう。
【ASⅡ・Ⅲ】研究真っ最中の2年生と...
長かった夏休みが終わり、楽しいASの授業がまた始まりました。2年生は10月の中間発表会や12月の生徒理科研究発表会も見据え、計画的に活動を進めていかなくてはなりません。北九州研修やシンガポール研修、環境シンポジウムなど夏休みも忙しかったASクラスですが、さて、各班の研究も進めることができたでしょうか...?
さて、小雨の降る中、川沿いを歩いているのは「薬草班」。この3人は、食べられる薬草を足湯に使用し、体への影響を調べる研究を行っています。今日は、あらかじめ調べた薬草のほかに研究に活用できそうな薬草がないか探しているとのこと。新聞紙で作った特製ボックスに多くの薬草(っぽい草や葉)を入れていきます。実際に歩いてみて発見できることも多いはず。良い出会いがありますように!
ところで、7月の探究成果最終発表会にて、これまでの 研究成果の総まとめを発表した3年生。これから何をするかというと... そう、「論文」です! 今日のASで、各班5,000字以上の論文を書く必要があるという説明を受けた生徒たちは、途方に暮れ... いえ、おおいに発奮して、早速論文に取り掛かったのでした。
今日の授業の最後には、8月に神戸で行われたSSH生徒研究発表会に参加した「ヒガンバナ」班が、発表会での学びを2年生と共有してくれました。「時間内に全てを言うことは難しいため、結論から逆算して内容を肉付けしていく」ことや「データのまとめからを工夫することで理解が深まり、質疑での対応力も上がる」こと、「ポスターで大事なことを目立たせる工夫」など、今後の研究で活用できる数々のポイントを教わったことで、2年生の研究もますますパワーアップするに違いありません。2・3年生が同時に活動できるASの授業は2学期が最後。切磋琢磨しながら、がんばっていきましょう!
地学室に戻って「戦利品」を鑑定する薬草班の3人
神妙な面持ち(?)で論文の体裁についての説明を聞く3年生
神戸でまた一回り大きく成長した「ヒガンバナ」班
【ATⅠ】2学期始動!
2学期のATⅠがスタートしました!
初回である今回は「2学期前半の大まかな流れ」と「研究活動」
新学期は始まったばかりですが、
10月の「中間発表」に向けエンジン全開で活動します。
早速調理室でも実験が行われていました。
この班は3年生の研究を継続した班なのですが、
なかなか蜜柑の皮の「苦み」が消えず、
何か良い方法はないかといろいろな方法を試しているようです◎
良い方法が見つかるといいね・・・!
【ASⅠ】論文 ”読んでみた”!
昨日の始業式を終え、早速2学期のASが始まりました。1学期の「スキルアップ講座」では、先行研究をする際に活用できるサイトや論文を探したり必要な情報をまとめる際のポイントについて学んだ1年生。そのスキルを活かし、夏季休暇中に「海洋ごみ」に関する様々な論文を読み解く課題に取り組みました。今日のASでは、課題の内容を踏まえ、論文を読んで学んだことや気付いたことをグループで共有する活動を行いました。
研究で明らかになったこと、まだ課題として残っていることを分かりやすく要約したり、論文を読んでの気づきを伝えたり。少し緊張しながらも、一生懸命聞いてくれる人の目を見たり、ジェスチャーを交えたりして自分の言葉で相手に「伝えよう」とする一生懸命な姿が印象的でした。
来週からはまたスキルアップ講座が再開し、研究で活用できる様々な知識やスキルを学んでいきます。SSH熊大研修(1年生全員)など、2学期も多くの探究の機会があります。楽しんで活動していきましょう!
グループ活動でも、相手の目をしっかり見て発表&聞くことのできる1年生。素敵です!
【ASⅡ・科学部】環境シンポジウム(後半)
さて、環境シンポジウムは午前中の大ホールにおける講演やパネルディスカッションを終え、午後からは展示ホールにて、小・中学生対象の科学実験講座、サイエンスアカデミーを実施しました。
通常は天草高校にて実施しているこのサイエンスアカデミーですが、今回は環境シンポジウムのなかでの実施となりました。3つの科学実験講座(スライムづくり、カラフル水の層づくり、プログラミング)と1つの体験(海洋ゴミアート体験)を実施し、2回の講座でのべ80名ほどの小学生が参加してくれました。
きょうだいや友達と一緒に参加してくれた人も多く、会場はおおにぎわい。作ったものを見せ合ったり、お互いにアドバイスし合ったりなど、楽しく科学の不思議を体験し、笑顔で学んでいる姿があちこちで見られました。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
今年度第2回のサイエンスアカデミーは、12月実施の予定です。詳細が決まりましたら、天草高校のホームページ等でお知らせします。どうぞお楽しみに!
【科学部】環境シンポジウム(前半)
本日は天草市民センターにて、科学部による環境シンポジウム アマプロ(Amakusa Protect Project)を開催しました。
午前中はWWFジャパンのヤップ・ミンリー様による講演があり、天草でも調査が行われているゴーストギアの現状や環境に与える深刻な影響について学ぶことができました。その後、科学部海洋プラスチック班による発表を行い、海ゴミ問題の解決に向けて「レンタルマイバッグ」導入および「海ゴミアート」作成の提案がありました。その後、ヤップ様、中野誠志様(よかよかダイビング代表)、本校科学部でパネルディスカッションを行い、天草での海洋プラスチックゴミの削減をテーマに、天草の美しい海を守っていくために私たちが何ができるかについて討議を行いました。
会場のお客様からも科学部の活動に関してコメントをいただいたり、上天草市の海岸における清掃活動についてご紹介いただいたりなど、市民のみなさまと一緒に環境について考える、有意義な時間となりました。
後半に続きます。
【ASⅡ・科学部】環境シンポジウム前日!
こんにちは!ASⅡ&科学部です。
私たちは今、天草市民センターで、いよいよ明日開催となった環境シンポジウム「アマプロ」の準備をしています。今年のテーマは「海洋プラスチックゴミの削減」。明日のシンポジウムでは午前中に環境に関する講演、科学部の発表、それからパネルディスカッション、午後からは小・中学生向けの科学実験講座「サイエンスアカデミー」と盛りだくさんの内容となっています。
◆環境シンポジウム「アマプロ」詳細はこちら
https://sh.higo.ed.jp/amakusa/sshtop/amapro
わたしたち高校生が企画・運営を行うこのシンポジウムで、自然豊かで美しい日本の宝島、天草の環境についてみなさんと考えたり、サイエンスアカデミーでは、楽しんで科学に触れる機会としていただけたらと考えています。シンポジウムは途中の入退場も可能です。どうぞお気軽にお越しください。2年生ASクラス&科学部一同、みなさまのお越しを心よりお待ちしています!
「海洋プラスチック班」の2人。発表原稿の最終確認中です。
環境に関する研究ポスターも是非ご覧ください!
「プログラミングカーでゴールを目指せ!」 コース作成中です★
童心に返ってプログラミングカーのコースの装飾を作るみなさん
「カラフルな水の層」をつくろう! 楽しい実験の準備中...
【科学部】環境シンポジウムに向けて
夏休みももう少しで終わりですね!
本日の地学室は久しぶりに科学部員が大集合でにぎやかです。今週末(8月30日(土))に天草市民センターで開催する、環境シンポジウムの準備を部員で協力して行っています。
◆ 環境シンポジウム アマプロ2025 詳細と申込はこちら(当日参加もできます)
https://sh.higo.ed.jp/amakusa/sshtop/amapro
環境シンポジウムの午後には、小・中学生向けのお楽しみ「サイエンスアカデミー」も開催します。年2回実施しているこの科学実験講座、今回は天草高校を飛び出して市民センターでの開催です。まだ各講座の定員には空きがあります! 夏の思い出にも、自由研究としても。ぜひ楽しんで科学に触れる機会にしていただけたらと思っています。
◆ サイエンスアカデミー(科学実験講座)詳細と申込はこちら(申込は先着順です!)
https://sh.higo.ed.jp/amakusa/academy
さて、ミーティングの後は、天草のあちこちに散らばって、イベント告知に励む科学部員たち。今日は、イオンでも店内放送やチラシ配布をさせていただきました。
イオン天草店をはじめ、快くポスター掲示に御協力いただいた各店舗や事業所、学校のみなさま、チラシを受け取っていただいたみなさま、ありがとうございます。当日、会場でお会いできることを楽しみにしています!
【ASⅡ】無事に日本に帰国しました
シンガポール海外研修参加者は帰国の途についています。
先ずはチャンギ国際空港に到着です。
広大なショッピング等の複合施設である「JEWEL」内で夕食を食べました。
その後、深夜便にて帰国し、無事に天草高校に到着しました。
熊本駅では、主幹教諭の米村先生が出迎えてくれました。
高校では、休日にもかかわらず校長先生と海外研修担当の小玉先生が保護者の方々と出迎えてくれました。
最後に終了式として、田中さんが校長先生に今回の学びと今後の抱負を述べてくれました。
<編集後記>
研修を通じて上手くいかないこともありましたが、各自が挑戦し、協力して研修を成し遂げようとする姿勢が随所に見られました。
4日間の研修を通じて、大きく成長してくれたと思います。
今後も成長を続け、今回の学びを多くの高校に広めてほしいと思います。
JSTをはじめ、国内外で御協力いただきました皆様方、誠にありがとうございました。
【ASⅡ】シンガポール研修4日目(最終日)
4日間の研修も最終日です。
朝からスコールでものすごい雨です。
朝食は雨音を聞きながらとなりました。
野外での活動が危ぶまれましたが、出発前には青空が広がっていました。
熱帯であることを感じた出来事でした。
本日の研修はスンガイ・ブロー国立公園とアートサイエンスミュージアムで行いました。
午前中のスンガイ・ブロー国立公園では、現地ガイドの案内で湿地の生物や水循環について学びました。
各自が自分自身の研究に絡めて、英語で積極的に質問していました。
午後からは、アートサイエンスミュージアムにて研修を行いました。
このミュージアムは、芸術と科学、そのつながりを探求している場所です。
科学の様々な成果を、アートという手法を用いてわかりやすく展示している場所で、自分自身のプレゼンテーションについて再考する経験を得られました。
ここまででシンガポール研修は終了です。
日本では経験できない体験を通じて、多くの学びを得ました。
このことを各自が今後に生かしてほしいと思います。
また、今回の学びを天草高校にも広める活動を進めていきます。
昨年度よりも充実した研修となりました。
御協力いただきました皆様、誠にありがとうございました。
【ASⅡ】シンガポール研修3日目
シンガポール研修3日目です。
少し疲れもありますが、シンガポールにも慣れてきました。
本日はNTUでの研修2日目です。
冒頭、佐藤先生に講義室や機械航空学科の施設を案内していただきました。
NTUのキャンパスは広大で、1学科の面積が日本の大学の1学部規模に匹敵します。
海外大学のスケールの大きさに驚かされるばかりです。
施設紹介の合間に、NTUでの講義についても教えていただきました。
講義は、最初に大きな教室(最初の紹介していただいた階段教室など)で300人ほどの学生が一斉に講義を受けます。
ちなみに講義はオンラインでの参加も可能です。
その後、20人ほどのグループに分かれて、上の写真のディスカッションルームにて、講義に関する演習を行います。
演習の様子を見学しましたが、グループ内でディスカッションしながら、実施されていました。
施設やNTUでの学びについての紹介後は、佐藤先生による講義です。
佐藤先生のこれまでの研究活動の紹介を踏まえながら、研究や社会との関わり方について御講義いただきました。
社会との関わりについては、最新研究の成果や社会実装の実例を御紹介いただきました。
また、講義全体から「技術で人を救う。」ことを本気で考えておられる先生の熱い思いを感じました。
研究活動の中でも、特に工学の分野はこれまでの知見を組み合わせて新しい何かを開発することが求められます。
佐藤先生のこれまでの研究成果の結晶である「昆虫サイボーグ」による災害現場での活用、これは生徒たちが将来目指す研究成果の社会実装の最も良い例です。
生徒たちは、講義を受けることで、自分たちの大学卒業の未来を垣間見たようでした。
講義後は昨日に続いて、佐藤先生の研究室で研修を行いました。
本日は3つの研修を行い、「昆虫サイボーグ」の実現に必要な技術を個別に学んでいきました。
<①神経による電気信号測定>
<②動体の把握システム>
<③ロボットアーム実習>
昼食は学食で食べました。
学食の道のりでは、案内の学生に英語で話しかけていました。
様々な言語の飛び交う中で各自注文も上達していました。
昼食後は佐藤先生と、その学生の方が向けて研究発表を行いました。
英語のやりとりで上手くいかないことも一部ありましたが、各自が一生懸命プレゼンテーションを行いました。
佐藤先生からの御指摘もいただき、今後も各自で改善に取り組んでいきたいと思います。
佐藤先生、研究室の皆様、本当にありがとうございました。
夕食後のミーティングでは、各自の反省を述べ、帰国後の改善について意見交換しました。
研究の進化につながるNTU研修となったようです。
【ASⅡ】シンガポール研修2日目
シンガポール研修は2日目です。
今日も朝食をしっかり食べました。
今日と明日は南洋理工大学(NTU)での研修です。
NTUでは、機械航空学科の佐藤裕崇教授にお世話になります。
佐藤先生は「昆虫サイボーグ」の世界的権威で、昆虫サイボーグを活用した人命救助に取り組んでおられます。
※佐藤先生の研究内容については以下のURLをご覧ください。
https://www.jetro.go.jp/biznews/2025/06/c1720e8f99aacdc9.html
研修の冒頭では、佐藤先生の研究室の学生さんの案内でNTUのキャンパスツアーが行われました。
各学部の施設を巡り様々な施設で説明を受ける中で、自分自身の大学での学びや研究の深化について考えていました。
説明は全て英語でしたので、最初は耳が慣れなくて理解できない場合も有りましたが、徐々に理解していきました。
施設見学の際には、積極的に英語で質問していました。
質問内容を聞いてみると、やはり自己の研究(音響や環境)に関する質問を各自がしていました。
また、ツアーの休憩時にも、シンガポールの生活などについて学生さんに積極的に質問し、英語力向上を図っていました。
昼食は大学の飲食店街で食べました。
多国籍な大学の雰囲気を食の面からも体感しました。
午後からは佐藤先生の研究室での研修です。
本日は4つの研修を行い、「昆虫サイボーグ」の実現に必要な技術を個別に学んでいきました。
<①操作体験>
<②電子顕微鏡実習>
<③金属メッキ加工>
<④マイクロコンピュータ実習>
夕食は、シンガポール名物「チキンライス」を食べました。
日本のチキンライスと全く違うものでしたが、とてもおいしかったです。
宿舎に戻ってからのミーティングでは、明日の研究発表に向けて最終練習を行いました。
各自が自分の研究の発表と質疑に対する応答と、他の班への質問を英語で行いました。
本日の研修で積極的に英語を活用したこともあってか、自分たちで活発に練習を進めていました。
明日の研究発表が楽しみです。
【ASⅡ】シンガポール研修初日
シンガポールでの4日間の研修がスタートしました。
朝から元気いっぱい!朝食もしっかり食べました。
初日の今日のテーマは「海外で働く日本人から学ぶ」です。
午前中は「デンソーウェーブ シンガポール」にて研修を行いました。
「デンソーウェーブ シンガポール」は産業用コントローラを開発している会社です。
(親会社の「デンソーウェーブ」は皆さんおなじみのQRコードを開発している会社です。)
所長の渡邉様、現地スタッフの吉木様や現地の外国人スタッフの方から研修を受けました。
多くの学びを得ることができ、生徒たちは海外で働くことへの心理的ハードルが下がったようでした。
また、開発をする上で「課題を明確にすることが大切」との話もありました。
このことは課題研究を行う上でも大切なことです。
課題研究の進め方についても学びを深めた研修となりました。
デンソーウェーブの皆様、ありがとうございました。
昼食はラオ・パサで各自購入して食べました。
英語での注文も上達しています!
午後はCLAIR(自治体国際化協会)のシンガポール事務所で研修です。
研修前半はCLAIRシンガポール事務所の佐山様から、CLAIRの職務内容の紹介がありました。
職務としては、「地方自治体の活動支援」「国際交流」「各国の調査・情報収集」があり、地方自治体が海外と連携する際のサポートをされておられます。
研修の中では、シンガポールの調査結果についてもあり、特に飲料水と廃棄物の話がありました。
日本とは異なる部分も多く、双方が科学技術を活用して解決を図っていました。
課題研究でも、「研究成果の社会実装」を目指しています。
その好例として、新しい知識を得ることができました。
佐山様に続いて、熊本県アジア事務所の山口様から熊本県の国際交流について教えていただきました。
熊本県が行っている海外との交流について知ることができ、「自分たちも海外へ熊本の良さを発信したい。」と思いを新たにした生徒たちでした。
また、質疑応答の際に質問した技能実習生の方が地域にとけこめるようにする熊本県の取組に生徒は関心を持ったようでした。
今後、熊本県は海外との連携がさらに重要になってきます。
今回の学びを踏まえて、自分が熊本で何ができるのか考えてほしいと思います。
佐山様、山口様に続いて、UBSシンガポールの堀江様より研修を受けました。
堀江様は天草の御出身で、以前はアメリカ、現在はシンガポールで活躍されておられます。
お勤めの「UBSシンガポール」は世界的にも有名な銀行です。
研修では、生徒たちと対話しながら、シンガポールの実情について講話していただきました。
生徒たちとの対話の中では、「若いうちに世界に目を向けるのは大変良い。」と御自身の御経験からお話しされました。
生徒たちはそれぞれの思いを持って本研修に参加しています。
思いは様々ですが、本研修で見聞きした「生の海外」での経験を今後の進路選択に役立ててほしいと思います。
堀江様、山口様、佐山様を始めCLAIRシンガポール事務局の皆様、ありがとうございました。
終了後には、堀江様の御厚意により、マーライオンまで御案内いただきました。
移動中も様々なことを教えていただき、学びの多いマーライオン見学でした。
堀江様、ありがとうございました。生徒たちは良い思い出となりました。
夕食は近くのショッピングセンターのフードコートに案内していただき、各自で注文して食べました。
ホテルへの帰り道では、周辺の建物や人々の暮らしについて、ガイドの方から教えていただきました。
市内の散策で現地の人々の生活に触れ、日本と比較することで学びを得ているようでした。
宿舎に戻ってからのミーティングでは、本日の学びについて共有した後、明後日の英語での研究発表に向けて、生徒同士で英語の質疑応答を行いました。
生徒によっては鋭い質問もあり、生徒同士の活動で向上を図っている様子が見られました。
【ASⅡ】シンガポールに到着!
早朝に出発したシンガポール研修参加者の一行は、福岡空港で出国し、無事にシンガポールに到着しました。
チャンギ国際空港では、シンガポールの自然を表現した展示水槽を見学しました。
珍しい魚も多く、思いがけず研修で訪れるスンガイブロー国立公園の事前研修となりました。
初日の今日は移動日でしたが、シンガポールの地下鉄の路線の把握の仕方をJTBのガイドの方に習いました。
これで明日以降の移動がスムーズに行われると思います。
夕食はホテル近くのフードコートでした。
ガイドさんの協力も得ながら各自で注文し、海外の方々との交流の第一歩となりました。
夕食後のミーティングでは、明日の流れを確認しました。
明日も地下鉄で移動しますが、各自が今日の学びを生かして、移動経路を確認していました。
明日からいよいよ4日間の研修が始まります。
多くの学びを持ち帰れるように、頑張っていきたいと思います。
【ASⅡ】シンガポールへ出発!
本日から6日間のSSHシンガポール海外研修がスタートし、2年生ASクラスの6名が早朝、福岡空港に向けて出発しました。
学校で行った出発式では、出発生徒を代表して、田中さんが「シンガポールの最先端技術を学んだり、文化に触れたりなど、研修での様々な貴重な経験を今後の人生にもつなげていきます」と抱負を述べました。副校長先生と海外研修担当の小玉先生、保護者の方々の見送りを受け、全員元気にバスに乗り込みました。
今年度の研修は、昨年度より日程も長くなり、南洋理工大学研修に加えて企業研修、国立公園での研修、博物館での研修など多彩な内容となっています。様々な場所で新しい人々と出会い、英語を活用して多くのことを学ぶ、またとない機会となることでしょう。
また、シンガポールからも研修の様子をお届けします。お楽しみに!
【科学部】ここらす体験隊に参加しました
ここらすで行われている「ここらす体験隊」で科学部が科学実験講座を行いました。
(正式名称は、本渡地区公民館講座「この夏、高校生から学ぼう」です。)
科学実験講座は3つ行い、科学部の有志が講師を務めました。
講座1つ目は「氷に塩をかけるとどうなるかな?」です。
参加した小学生の皆さんは、塩のかけ方や分量を調整して、どうすればより低温になるかを試行錯誤していました。
講座2つ目は「レゴカーをプログラミングしてゴールを目指そう!」です。
何度も失敗しながらも、本校生のアドバイスを受けながら多くの小学生がゴールしていました。
講座3つ目は「海洋ごみアートを作ろう。」です。
本校生が海岸清掃で回収したゴミを使用して、アートを作成しました。
(台紙は当初、回収したペットボトルキャップを粉砕して作成したシートにする予定でした。)
科学部卒業生も参加して、楽しく作ることが出来ました。
本講座の参加に当たっては、天草市奨学学習課の皆様に大変お世話になりました。
有り難うございました。
【ASⅢ】SSF2025に参加しています(2日目:最終日)
昨日から始まったSSF(Super Science High School Students Fair)2025:SSH生徒研究発表会にASⅢ代表3名が参加しています。
2日日の今日は、午前中に代表による口頭発表、午後からポスター発表と閉会行事が行われました。
午前中の口頭発表では、代表に選ばれた12校の発表を聞き、今後の研究や発表の参考となる学びを得ました。
午後からのポスター発表では、昨日の学びをさらに深めることができました。
残念ながら、今年は受賞出来ませんでしたが、多くの学びを得た発表会となりました。
参加した3名は夏休み明けの天草サイエンスの授業時に2年生に対して学びを報告、今回の学びを学校全体で共有します。
さて、どんな学びを得ているのでしょうか?
報告会が楽しみです。
【ASⅢ】SSF2025に参加しています(初日)
今年のSSF(Super Science High School Students Fair)2025:SSH生徒研究発表会にASⅢ代表3名が参加しています。
初日の今日は、終日ポスター発表が行われました。
参加した3名は開始当初は緊張した面持ちでしたが、徐々に調子を上げていきました。
質疑応答に対しても、しっかり自分の意見を回答することができました。
他校の生徒さんや先生方との交流も行い、研究内容や発表技能を深化させることができていました。
また、本日は「あまたか関西」の濵田会長が激励に来ていただきました。
本当にありがとうございます。
夕食後のミーティングでは、各自が本日の学びを述べてくれました。
夏休み明けの2年生に対する報告会で、研究の深化につながる学びを報告できそうです。
【ASⅡ】SSH北九州研修
8月4日(月)~8月6日(水)にかけてASⅡの生徒たちがSSH北九州研修に参加しました。
8月4日(月)は、北九州エコタウンセンター及び響灘ビオトープでの研修を通して、環境に配慮しながらエネルギーを生み出すための工夫など、北九州市のエコタウン事業について学びを深めました。
8月5日(火)は、北九州市立大学ひびきのサイエンススクール研修が行われました。まずはじめに、大学院生の方々に向けて各班が取り組んでいる研究についての発表を行い、質疑応答を通して研究の改善につながる手掛かりを得られていたようでした。その後、水が濁るメカニズム等について講義を受け、実際に水の濁りを取り除く実験を行いました。実験の際に工夫すべきポイントなどについて各自か考えを深めながら取り組んでいました。午後からは機械工学と情報工学の2つのグループに分かれて講義を受け、その後は学部生と大学院生の方と大学での生活や授業、研究等について座談会を行い大学での学びについての理解を深めました。
8月6日(水)は、TOTOミュージアムで研修が行われました。SDGsの理念に基づいたTOTOの環境への影響に配慮したものづくりの技術についての説明を受けた後、館内の展示を通して実際に用いられている技術や技術の進歩などについて学びを深めることができました。最後に事前に送付させて頂いていた生徒からの質問事項に対して資料を用いて回答を行って頂き、さまざまな技術に対する疑問を解消する一助となったいたようでした。
また、1日目と2日目の夜には宿舎においてその日の学びを振り返り、スライド資料としてまとめて全体に発表を行い、研修を通して学んだことを全体で共有する取り組みも実施しました。各グループがしっかりと振り返りを行い、協働して資料の作成及び発表を行うことができました。
【ASⅢ】SSF2025に参加しています。
今年のSSF(Super Science High School Students Fair)2025:SSH生徒研究発表会にASⅢ代表3名が参加しています。
この発表会は全国のSSHから代表班1班が発表します。
今年はヒガンバナ班が参加しています。
今日は準備日でブースにポスターを設置し、練習していました。
他校の先生などからアドバイスをいただき、改善点も見い出せました。
宿舎に戻っても練習を繰り返し、さらに良い発表にしようと意欲的に取り組んでいます。
明日の本番頑張ります!
【ASⅢ】SOJOサイエンスコンテストに参加しました
7月26日(土)に崇城大学主催のSOJOサイエンスコンテストに参加してきました。
九州の各校から83件の応募があり、ポスター発表が行われました。本校からはASⅢの9班が参加し、来月SSH生徒研究発表会に参加するヒガンバナ班は現地参加してきました。
ポスター発表では崇城大学教授の方々から指摘やアドバイスを数多くいただいたり、質の高い他校の発表から結論の導き方やポスターの見せ方などを学ぶことができました。
ヒガンバナ班以外はこれで研究成果を発表する機会は最後となり、2学期以降は論文作成を行っていきます。ヒガンバナ班はSSH生徒研究発表会に向けてさらに発表をブラッシュアップさせ、全国の高校生たちと意見を交えてきます。
SOJOサイエンスコンテスト終了後には崇城大学田丸教授にご協力いただき、ヒガンバナから抽出した液体の質量分析を行いました。ありがとうございました。
▼オンライン発表する有機栽培班
▼オンライン発表する3Dスキャン班
▼オンライン発表するカビ班
▼現地でポスター発表するヒガンバナ班
▼崇城大学で実験をするヒガンバナ班
【ASⅡ】湿地を探検!(SSHシンガポール海外研修事前研修)
やってきました、姫戸町! 今日、2年生ASクラス6名がやってきたのは、雲仙天草自然公園内にある白嶽森林公園です。8月19日からのシンガポール海外研修の事前研修として、シンガポールで訪れるスンガイ・ブロー湿地と生態系などを比較するために、ここ天草の白嶽湿地での学習を行います。
本日は森林インストラクターの益田様と松永様にご案内いただき、湿地を中心に森林公園内の動植物などについて実際に公園内を散策して学びました。ふもとではなかなか見かけないキイトトンボやモノサシトンボ、真っ赤でかわいいベニツチカメムシ(臭くないそうです!)、白嶽湿地のあちこちで見られる特徴的なヒモヅル(シダ植物)に、在来種と外来種の松の違いなど、ただ自分たちで散策するだけでは気づくことのできない豊かな森の宝物について、楽しく、分かりやすく教えていただきました。
観察をする中で、白嶽湿地においても気温変動などにより生態系が少しずつ変わってきていること、白嶽湿地は人の手が入ってできた湿地であり、維持・管理のために多くの努力がなされていることを学びました。また、森の中で古い木と新しい木がどのように共存し、世代交代を繰り返しているか、同じ木に生えている葉っぱでも形が違うことにどんな意味があるのかなど、多くの興味深いお話を伺うこともできました。
今回お世話になった森林インストラクターのお二人は、県内各地でご活躍のかたわら、森林に関わる最近の研究について調べたり、大学の先生のお話を聞きに行かれたりして知識を常にアップデートされているとのこと。豊富な知識と経験がありながら、探究心を持って常に学び続けていらっしゃる姿は、とても輝いて見えました。何よりも、お二人の「森が好き」という気持ちが伝わる、素敵な観察会となりました。
益田様、松永様、それから、今回の事前研修に際してサポートいただいた上天草市役所のみなさま、本当にありがとうございました。今回の学びをシンガポール研修だけでなく、今後の探究活動に活かしていきます。このブログをお読みのみなさま、ぜひ白嶽湿地での森林浴で、体と心のデトックスをお試しください。ちなみに、昨年に開業した天空ジップライン「白嶽」も大人気とのこと。こちらも機会があれば、ぜひ!
【科学部】3連休はビーチへ!
3連休の初日、みなさんはどのようにお過ごしでしたか? 昨日の雨がウソのような、夏らしい青空が広がる今朝、科学部が集結したのは地学室... ならぬ五和町! 家族連れにも人気のここ、「若宮公園海水浴場」ですが、科学部有志のみなさん、今日は泳ぎにきたのでもビーチで映える写真を撮りに来たのではありません。海洋プラスチック班の発案で、海岸のゴミ拾い&漂着物の調査にやってきたのでした。
通りがかりに車窓から見る分には美しい若宮海水浴場ですが、海水浴場脇の砂浜に降りてみると、それはそれは多くのゴミが散乱しています。最も多いのはペットボトル、それに缶、漁業で使われる浮きや網... 海が綺麗な天草でもこれだけゴミがあるなんて...実際にクリーン活動をしてみるとゴミ袋があっという間にいっぱいになっていき、その量に驚かされます。
1時間のクリーン活動の終盤に生徒たちが発見したのは、縦16cmくらい、横20cmくらい?の半透明の袋。持ち手のような、青い針金のようなものがついています。周りを見渡すと、そこにもここにも、同じ形のものが落ちています。これは何だろう? 気になった生徒たちは、お互いの予想を出し合ったり、googleレンズで検索してみたり。身近な疑問から、探究活動が自然発生していく瞬間を見ることができました。
ちなみに、今回のクリーン活動は7月21日の海の日に全国一斉に海をきれいにしよう!という「BLUE SANTA2025」のブルーサンタごみ拾いの一環として実施したものでもあります。「青いサンタ」を意識してみんな青や水色を身に着けているのが写真で伝わるでしょうか? このクリーン&研究活動はこれからも続けていきます。次回は更に多くのみなさんと天草の海をきれいにしたいと思います。ぜひ、ご参加ください!
【科学部】英語発表@森都心!
科学部化石班の3人が、本日、くまもと森都心プラザにて行われたKSISF (Kumamoto Kita Student International Science Forum)に参加してきました。この国際フォーラムには、ALTの先生方や熊本大学の留学生の方も多く参加されており、進行や指示も全て英語で行われました。最初は緊張していた生徒たちでしたが、アイスブレイクで他校生と一緒に活動する機会もあり、だんだんと会場の雰囲気にも慣れてきたようでした。
(天草高校前校長の中川校長先生(北高)ともお会いでき、激励のお言葉をいただきました!)
ポスタープレゼンテーションでは、3回の英語発表を行い、それぞれの回で外国からのアドバイザー計6名にご助言いただきました。他校で研究をしている高校生も含め多くの方に発表をお聞きいただき、研究の背景や調査方法についてなど、今後の研究にもつながる様々な質問やコメントをいただきました。また、他校の趣向を凝らしたポスターや様々なテーマの研究内容、プレゼンからも多くを学ぶ機会となりました。
先日の土坪高校との交流授業では、「課題研究」をテーマに韓国の高校生と英語で交流した2年生ASクラス。今日の国際フォーラムで得たことを活かし、今後の海外研修(ASクラス)をはじめ、科学部として各種発表会での英語でのプレゼンテーションにも意欲的に挑戦していきたいと思います。第二言語である英語で伝えるのは簡単ではありませんが、伝わったときの喜びはその分大きいはずです。1つ1つ、経験を積んで成長していきましょう!
【ATⅡ】ARPの振り返り
7/15(火)に行われたATⅡの授業では、クラス毎に分かれてARP探究成果発表会の振り返りを行いました。
振り返りの中では、発表に関する自己評価や、他者の発表を聞いての気付き、参考になったことを確認しました。
今後3年生は、自分たちの研究をもとに、天草市に対する提言書の作成を行っていきます。
生まれ育った街である天草をよりよくしていくよう精一杯頑張ります!
【ATⅠ】天草未来創造塾生との交流会!
本日のATⅠでは、天草のこれからを考えていくかっこいい大人の代表として、天草未来創造塾の方々と研究についてディスカッションしました。自身の研究を発表しアドバイスをもらう、まさに先日のARPの練習のような時間でした。生徒たちは最初こそ緊張した様子でしたが、後半は塾生の方たちとも打ち解け、研究内容だけではなく外部との連携の仕方なども話しているグループもありました。実は授業後、塾生の方々は反省会をされており、もっと生徒たちとコミュニケーションをとりたい、何なら自分が外部連携先となって連携のやり方を伝えてあげたい、もっと進学にも役に立つようにしてあげたいなど、生徒のことを第一に考えてくださってました。これ以上に力強く、嬉しいことはないですね。このアドバイスを活かすも殺すも自分たち次第、しっかりとこれからの研究に活かし、まずは「まちでみんなの発表会」に向けて、よりよい研究にしてほしいと思います。
【ASⅠ】天草の海に学ぶ!
本日のASⅠは、「天草の沿岸環境と生物多様性(Coastal environments and biodiversity)」という演題で、九州大学天草臨海実験所の新垣先生にお越しいただき、天草の様々な海洋生物についてや天草の海で行われている研究活動についてご講義をいただきました。
九州大学天草臨海実験所は苓北町にありますが、天草だけではなく北海道から沖縄まで、更には台湾などのアジア沿岸域で、サンゴや魚類、潮間帯魚類、藻類などに関する研究が行われているそうです。本日の内容は多岐にわたり、英語での説明や専門用語も多く、やや難しい部分もありましたが、それぞれクラスメイトと助け合いながら理解を深めていました。講義では、環境が多様な天草ならではの、変化に富んだ沿岸生態系についてだけでなく、生態系の変化についても言及されました。例えば、年を追うごとに通詞島でのひじきや富岡でのサンゴが減少しているといった経年変化だけでなく、季節によって同じ場所の生態系が大きく変わる場所もあるということも教えていただきました。
今回の質疑応答では、天草で育った高校生ならではの質問も出ました。それは、「なぜ、九州大学は、わざわざ天草に実験所を作ったのか」という質問です。この質問の「島民らしさ」は、天草で生まれ育ったからこそ、そこにあるものが当たり前すぎてその価値に気づきづらい、というところにあります。今回、新垣先生から教えていただいた、「多くの研究者が認める天草の海の多様性の素晴らしさ」。みなさんはきっと、天草を離れたときに気づくのかもしれませんね。
1学期のASⅠの授業は今日でラスト。1年生のAS夏季課題は「海洋ゴミ」についての先行研究となっています。これまでの学びをふまえつつ、がんばって色々な文献にあたってみてください。良い夏休みを!
【ATⅠ・ATⅡ】今週いよいよARP!
今週はいよいよARP探求成果最終発表会となりました。発表に向けて3年生は発表の練習に全力投球です!皆さん、ぜひご来場いただき、3年生に貴重なご意見やご質問をいただけましたら幸いです!
2年生は研究計画書にそっていよいよ本格始動です!方向修正等あると思いますが、こちらも全力で進めましょう!また、3年生の発表からたくさんのことを教えてもらいましょう!
【科学部】ARP探究成果発表会に向けて
7/10のARP探究成果最終発表会に向けて、科学部が発表練習をしています。
現在の科学部は1,2年生が中心ですので、「最終」発表会ではなく、「初めて」の発表会となる1年生がいます。
今日は2年生が1年生にアドバイスを行っていました。
1年生は先輩のアドバイスを受けて、ポスター作成が進展していたようです。
初めての発表となりますが、2年生の力を借りて頑張ろう1年生!
【科学部】くまもと未来ドクター塾生への研究活動支援
熊本市内から熊本大学が実施している「くまもと未来ドクター塾」に参加している小学生が本校にやってきました。
この小学生はアマモの研究に取り組んでおり、先日はオンラインで科学部アマモ班の生徒がアドバイスを行いました。
本日はアマモ場の観察と実験用水槽の作成のために本校を訪れ、本校科学部生徒がお手伝いしました。
疑問があれば積極的に質問し、目的達成のために最適な対照実験を考案するなど、研究熱心な小学生でした。
今後もアマモ班がサポートしていきたいと思います。
【ASⅡ・Ⅲ】ポスター&インタビュー / Getting ready!
今日のASⅡ・Ⅲは、ARP探究成果発表会で心がけたいことについての確認と共有から始まりました。2年生は発表時の「分かりやすい言葉」や「視線」、発表資料の「視覚に訴える工夫」、3年生では「ジェスチャーや表情」「聴衆と会話をする」「自信を持って質疑を行う」といった意見が出ました。様々な発表経験を通して、発表内容と発表技術、どちらも磨いていってくれることと思います。
さて、本日の主な活動は、2年生は発表会で使用するポスター作成、3年生は本評価です。2年生は、以前作った研究計画書を元にして実験のデータなどを加え、分かりやすいポスターになるように知恵を出し合っています。その頃、3年生はそれぞれの担当者とC2(結論を導く)の評価を行っています。これまでの研究において、仮説の検証をどのように行ったかなど、一人ひとり、自分の言葉で丁寧に説明してくれました。
さぁ、いよいよARP探究成果最終発表会まで、あと1週間です。ASクラスのリーダーシップにより、発表者・聴衆双方にとって、学びの多い会になることを期待しています!
話し合いながらポスター作成を進めていく2年生(音響班)
本評価前に、自己評価を記入している3年生
In today's AS II and III, students first shared their ideas on what they should pay attention to in preparation for the ARP Exploratory Results Presentation. For example , some students said “eye contact” during the presentation and “visually appealing devices” are important, while some others said “gestures and facial expressions” and “asking questions with confidence” are very important. We teachers were happy to see their bright ideas! Through experiencing a variety of presentations, they will surely improve both the content and technique of their presentations.
Today's main activities are poster making (the 2nd year students) and the evaluation (the 3rd year students). Everyone was busily but happily preparing for their presentations. Now, we are just one week away from the final presentation of the ARP research results, and I hope that their leadership will make it a learning experience for both the presenters and the audience!
【科学部】ゴミ? それとも...
放課後の地学室の隅で何やらごそごそと物音がしています。何だろう?と覗いてみると、科学部の海洋プラスチック班のメンバーが、先日あちらこちらの海岸から集めたゴミの入った数々の袋から、ロープや発泡スチロール、何かのかけらのプラスチック片などを抜き出していました。
実は、ゴミとして集められたこれらのものは、今後、作品として新たなデビューを飾ろうとしている「候補生」たちです。というのも、海洋プラスチック班では、8月の環境シンポジウムに向けて、「海ごみアート」に挑戦するとのこと。さて、天草の海で見つかった数々の海ゴミに新たな命を吹き込むことができるのでしょうか。この作品は、8月30日に市民センターで行われるシンポジウム「アマプロ」で展示されます。ぜひ、素材を生かした、それでいて芸術の香りもする「海ごみアート」を見にいらしてください。会場でお待ちしています!
「環境シンポジウム アマプロ2025」 について 詳しくはコチラ!
https://sh.higo.ed.jp/amakusa/sshtop/amapro
【AS・AT】「プレ発表会」はじめました / Getting ready for the ARP presentations
7月10日のARP探究成果発表会を前に、本日よりステージ発表班のプレ発表会を行っています。今日のトップバッターはATⅡ(天草探究Ⅱ)選択者で、疲れの解消について研究している3年生のグループ。少々緊張した面持ちながらも、ストレッチ後の疲れの解消度合いや、アプリを活用した睡眠に関する実験結果など、丁寧に説明してくれました。早くもあと1週間で本番がやってきます。各班、グループで協力してしっかり準備をしていきましょう!
The stage presentation groups are getting ready for their ARP (Amakusa Research Process) Presentation on July 10th. Today we had a group of 3rd-year AT (Amakusa Exploration), who are researching the relief of fatigue. They explained the degree to which fatigue dissipates after stretching and the results of their experiments on sleep using an application. As you can see, they’re a little nervous, but we’re sure they’ll be ready soon and have a wonderful presentation on stage!
We have about a week to go before the big day. We hope everyone will do their best in the stage/poster presentations and also learn from other groups. Keep up your good work!
【ATⅠ・ATⅡ】一区切りさせる貴重な一時間
本日も交流タイムですが、それぞれの学年で一区切りをさせる貴重な一時間となりました。
ATⅡでは、7月のARP探求成果最終発表会で使用するポスター作成の最終日となりました。研究の集大成をここに完成させたのです。次回からは発表の練習や修正に入っていきますので、研究活動が行えるのは実質本日が最後となります。研究が終わってほっとしたりさみしがったりと様々な生徒の様子が見ることができました。しかし、発表は7月10日です!あと少し、自身の研究をさらにブラッシュアップしましょう!!
ATⅠでは、研究計画書を本日完成させました。これで今後は、計画書に基づいて本格的に研究がスタートします。計画書通りいくものもあればいかないものもあります。メンバーで支え合って試行錯誤し、よりよい研究を作っていってほしいです。また、3年生の姿を見て、来年の自身たちの姿を想像してくれた生徒がどれだけいるでしょうか。計画をしっかりと吟味し、来年は自分たちの発表会を成功させるぞ!という気持ちで取り組んでください!!
【ATⅠ・ATⅡ】雨にも負けず研究活動
今日も前回までに引き続き研究活動を進めました。
2年生は前回作成した研究計画書をもとに、担当の先生と今後の研究をどうしていくか話し合うことが出来ました。
研究計画書は今後の研究の根幹を成すものです。この機会にブラッシュアップし、今後の活動をより実りあるものにしていきましょう。
3年生は前回の本評価を受けて、自らの研究の改善点を見つけていたようです。
ARPまでもうすぐです。集大成に向けて頑張っていきます!
【ASⅠ】天草の「イノベーター」たち、参上!
天草市と熊本大学との連携講義、最終回の本日は、天草で活躍中の若きイノベーターのみなさまが10名、天草高校にいらしてくださいました。ITや観光、リハビリや農業、建築、そして食やデザイン... 様々な分野で天草を元気にしよう!と精力的に活躍するイノベーターのみなさんの講座を受けたことは、生徒たちにとって大変貴重な機会となったようです。
いくつか感想を紹介します。
・今回の講義を通して、どの活動においても人との交流がいちばん大切だなと実感することができました。人と交流し課題を見つけ、仲間と一緒に解決していくのがすこいなと思いました。
・天草の課題を解決しようとしている方々は、自分の得意なことなどを活かしていると分かりました。また、一度天草を出てから気づくこともたくさんあるんだなと感じました。
・この講義を聞いて自分の知らないところで天草の課題を解決しようとしている大人たちを知れて良かった。私も将来こんな人になれればいいと思った。
全3回の講義で学んだことは、みなさんの研究の根っこの養分となり、これからの探究活動を豊かにしてくれることでしょう。この講義に関わっていただいたみなさま、本当にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いします!
Special thanks to today's lecturers! : 江頭さま(OFDO), 鍬崎さま(株式会社白亜紀), 佐々木さま(昭和建設工業株式会社), 上村さま(栄美屋旅館/cafe pole), 植田さま(音楽と野菜), 渡邊さま(マリタイムサポート), 森野さま(うみ猫食堂), 林さま(天草自然生活農法), 山崎さま((有)口福堂), 小川さま((株)リハビリテーションコムラッド)
Today we had ten talented local innovators in Amakusa as lecturers. They are trying to make our city a better place, with their unique skills in various fields such as IT, tourism, agriculture, or music..! It was a great opportunity for us to listen to such energetic and “cool” people, working to revitalize Amakusa with passion.
Here are some of the comments from our students.
Our lecturers have been interacting with others, find issues, and solve them together with people around them. I learned that interacting with people means a lot in every activity.
I found that the innovators in Amakusa are making use of their own strength in order to solve local problems. I also realized that many people can have different perspectives only after leaving their hometown.
I am glad that I was able to listen to this lecture and learn about the adults who are trying to solve issues in Amakusa. I hope I can become such a cool person in the future.
Well, it’s time to say good-bye to our lecturers for now, but what we learned through lectures will surely enrich our future exploration activities. Thank you very much to everyone who was involved in these lectures. We look forward to working with you in the future!
【ASⅡ・Ⅲ】実験って楽しい!(その2) / Fun experiments! vol. 2
今週も、お待ちかねのASⅡ・Ⅲがやってきました。科学実験室では、2年生の「ベビーリーフ班」が、実験で使用予定の土のPH計測を試みています。なかなか安定した数値が出ないことを受け、次はろ過した後に計測してみることにしたようです。(今度はうまくいきますように!)
その頃、2階の廊下では「”超音波”海洋プラスチック班」が何やら楽しそうな様子。実験に使用するマイクロプラスチックを試作しようとしているとのこと、先輩にミルは危ないぞ!と念押しされたようで、おっかなびっくり、説明書を熟読しつつ誰がボタンを押すか決めようとしています。…しばらくして様子を見に行ってみると、無事ミルを使えた様子!さて、実験に使えるものはできたかな?
今日は他にも2年生には実験や実験に向けての準備を行っている班が多く見られ、これぞAS!という雰囲気の、活気ある授業でした。7月のARP研究成果発表会に向けて、研究計画書の総仕上げ(2年生)、ポスターやアブストの作成(3年生)もがんばってください!
It's time for AS II and III again! In the science lab, a 2nd-grade group called “Mesclun greens” was trying to measure the PH of the soil they plan to use in their experiments. After several trials, they decided to try measuring it after filtering - hope they can make it!
Meanwhile, the “Ultrasonic Marine Plastics” are trying to make some microplastics to be used in their experiments. Someone told them that mills are dangerous if not used with care, and now they are trying to decide who will start a machine. We wonder who will be a hero this time!
It’s so nice to see our students enjoying learning with their friends. Keep up the good work everyone!
【ASⅠ】何ができるかな? / What can we do for our town?
7時間目は天草市役所の原田様より、「あまくさ未来創造スクール」で学び、天草をより良くしようと頑張る「ローカルイノベーター」のみなさんの紹介がありました。天草にいながら福岡に出店している方、天草に移住し、御所浦を日本一楽しい場所にしたい!と奮闘している方、天草の女性が集まる場を設け、女性のパワーで地域を活性化しようとしている方。聞いているだけでワクワクしますね!来週は10人のイノベーターのみなさんに天草高校に来ていただくことになっています。ぜひ、積極的に色々質問ができるといいですね。
後半は、熊本大学准教授の尾山先生から和歌山県田辺市の事例をご紹介いただきました。その1つは、どんぐりを2年間自宅で育て、和歌山県の山に戻すことで森林保全に関わることができる、「MODORINAE」というビジネスです。最初は小さな1歩でも、地域の現状を踏まえて知恵を出し合って活動していくことで、メディアに取り上げられ、より多くの企業に採用されるという好循環を生み出したそうです。
講義後のディスカッションを経て、質疑応答では今日も多くの手が挙がりました。この調子で来週も積極的に学んでいきましょう!
In the 7th period, Mr. Harada from Amakusa city introduced “Local Innovators,” who are working hard to make Amakusa a better place. Next week, we will have 10 innovators as guests. We are sure it will be a great opportunity to meet the “cool adults” they have learned about in the lectures.
In the latter half of the 7th period, Prof. Oyama, Associate Professor of Kumamoto University, introduced case studies from Tanabe City, Wakayama Prefecture. One of them is a business called “MODORINAE,” in which people take part in forest conservation by growing acorns at home and returning them in two years. Growing an acorn at home sounds like a very small step, but people doing MODORINAE never stop trying to find better ways. They gradually made things happen - now many companies are interested in their project and more and more people started to join them.
This story from Tanabe made our students more interested in creating something new, and more and more students are now thinking about what they can do for our town. Let's continue to learn actively next week at this rate!
【ASⅠ】考えてみよう! / Why don’t you try… ?
今日のASⅠは天草市・熊本大学との連携講義の2回目です。6時間目は前回の振り返りから始まり、熊本大学副学長の金岡先生が天高生の講義後のアンケート結果をシェアしてくださいました。前回、「将来天草に住みたい」と答えた生徒はかなり少数でしたが、アンケートで「天草に帰ってきた大人の人にインタビューしてみたい」「福岡で暮らしたいと思っているが、なるべく天草に住めるようにしたいと思った」「都会からでも地域のためにできることがあると気付いた」「これから、探究活動を頑張っていきたい」など、講義での学びがしっかりと回答に表れていました。
今回の講義では、専門的な言葉も多く登場しました。「共創」「小さな拠点」「CSR」… なかなか馴染みの薄い用語もあるかもしれませんが、今日のディスカッションやワークシートのメモを手がかりに今後調べていくことにより、みなさんの学びはどんどん深まることでしょう。
「ぜひ、みなさんも考えてみてください」ー金岡先生は、「◯◯しなさい」とは決しておっしゃいません。様々なことについて「調べてみる」「考えてみる」「話してみる」このような活動を重ねることにより、天高生の探究力はぐんぐん伸びていくことでしょう!
7時間目に続きます。
Today's AS I started with a review of the last lecture and Prof. Kanaoka shared the results of the questionnaire with the Amakusa High School students. Last time, quite a few students said they wanted to leave their hometown in the future, but after the lecture, some of them started to think differently. Here are some of their answers:
“I would like to interview adults who have returned to Amakusa.”
“I was thinking of living in Fukuoka, but I would like to try to live in Amakusa if possible.”
“I realized that there are things I can do for the community even from another city.”
“I want to do my best in my exploration activities from now on.”
As you can see, their answers clearly showed that they learned a lot in the lecture.
Mr. Kanaoka never tells us to do something. Instead, he always says “why don’t you try doing….?” Students have a freedom to choose what they can do in AS. By repeating activities such as “researching,” “thinking,” and “sharing ideas,” they will be able to fullfill their future research!
【ATⅠ】研究開始に向けての大きな一歩
本日ATⅡでは本評価を実施しているため、交流タイムはお預けとなりました。わくわくしていた皆さんごめんなさい。
ATⅠでは研究計画書を作成し、研究活動に移ろうとしています。本日がその一次締め切りです。計画書が完成し、活動に移った班もありますが、その中で計画書を作り直す班もありました。活動の中で仮定そのものを見直し、本日の提出締め切りに臨みました。何度も議論や活動を繰り返し、先人の知恵を借り、しっかりと研究の先の見通しを立てることで、よりよい研究活動にしてほしいです。
【ASⅡ・Ⅲ】実験って楽しい! / Fun Experiments!
今日のASⅡ・Ⅲでは多くの班が実験をしています。
まず、目を引いたのは、波の力で電磁誘導を使って電気を効率よく起こす研究をしている2年生の「電磁誘導班」。地学室で、水槽と波を起こすための手作り装置で実験しています。将来の電磁誘導を見据えて、まずはコイルなしで波を起こし、L字型の管の中での水面がどのように上下するか、L字管の長さを変えながら観察しています。
その頃、3階の物理室で何やら作業をしているのは3年生の「カビ班」。キノコのようなものをピンセットでバラバラにしています。白色腐朽菌のカワラタケを寒天培地上で培養し、樹脂のコーティングの有無による繁殖の仕方の違いを観察するそうです。
化学室では、3年生の「ヒガンバナ班」がせっせと球根を切ってはすりつぶしています。ヒガンバナの球根抽出液に含まれるリコリンの発芽抑制効果について研究しているこの班は、追加実験のために抽出液を増産しているとのこと。実験用の保護メガネで、有毒であるリコリン対策もバッチリです!
このように、今日の6、7時間目も充実したASとなったようです。少しずつ研究が進みつつある2年生と、7月の最終成果発表会に向けてデータを増やしている3年生。それぞれ、楽しみながらがんばってください!
As you can see, many groups are conducting experiments in AS II and III today.
The first group we introduce to you today is a group called “Electromagnetic Induction,” researching how to generate electricity efficiently with the power of waves. In preparation for their future experiments, they are now observing how the water surface in the L-shaped tube rises and falls while changing the length of the L-shaped tubes.
Meanwhile, the third grade group called “Mold” is taking apart a mushroom with tweezers. They are culturing the white rot fungus named “Coriolus versicolor," on agar medium and observing the difference in the way it reproduces with and without a resin coating.
Another group called “Cluster Amaryllis” is cutting and mashing some bulbs. This group, studying the germination inhibitory effect of Lycoline contained in the extract of the bulbs of Cluster Amaryllis, is trying to get more extract for additional experiments.
As shown, while the second-year students are gradually making progress in their research, the third-year students are trying to get more data to be used for verifying their hypothesis. If you have time, why don’t you come see them in July? We’re sure you’ll enjoy listening to their presentations!
【科学部】小学生からの研究相談
科学部アマモ班が研究について、小学生からオンライン相談を受けました。
相談した小学生は熊本大学が行っている「ジュニアドクター塾」に参加している児童で、アマモについて研究したいとのことです(すごい小学生です!)。
アマモ班の3年生と1年生が相談を受け、これまでの研究を紹介したり質問に答えたりしました。
今後も相談を受けたり、研究を支援していきます。
次世代の科学者育成のために出来ることをしっかりやっていきたいと思います。
【科学部】退部式を行いました
本日で3年生は引退します。
そこで、2年生が主体となって退部式を行いました。
退部式では、3年間の感想が3年生からありました。
感想の中には、
「チャレンジ精神が養われた」「他校の生徒との交流が刺激になった」などがありました。
また、3年生から研究活動に関する最後のアドバイスが1,2年生に対してありました。
アドバイスの中には、
「数値の取り扱いには注意するべき」「データは量にも、質にも気をつけて集めるべき」
「英語論文から逃げたら後悔することになる」
和やかな中にも、今後の研究のヒントとなる学びもある式でした。
3年生の皆さん、受験勉強頑張ってください。応援しています!
【ASⅠ】天草高校✕天草市✕熊本大学 連携講義 第1週目②
7限目は熊本大学副学長の金岡先生に「地方創生とは〜人口減少のメカニズム」というタイトルでご講義をいただきました。
大手企業が地方都市とタイアップして地方創生に力を入れていること、都会では地方創生が「最先端」で「格好いい」と認識されつつあること等について紹介がありました。また、日本郵政や吉本興業など企業での取り組みや、大学での学びがどのように変化しているかについても教えていただきました。
今日の講義で印象深かったのは、金岡先生をはじめ、講師の先生方の温かさです。「将来、天草を出ていこうと思う人?」「地方創生ってかっこいいと思う人?」「天草の人口が増えると思う人?」様々な問いに素直に(ある意味ネガティブに)答える1年生。天草を出ていこうという生徒が多くても、地方創生ってかっこいいと答える生徒が誰もいなくても、「そっか、うん、それもいいね」「なるほど、そうだよね」。天高生のどんな答えも受け入れる懐の深さを感じ、「どんな意見でも言っていいんだ、受け入れてもらえるんだ」という安心感が広がります。結果、7時間目の講義後の質疑応答では、開始直後から多くの手が挙がりました。地方創生について1人ひとりが考え、みんなが意見を出し合う。小さな1歩ですが、この1歩がきっと将来の天草を変える1歩になることでしょう。
来週、再来週と講義は続いていきます。熊本大学の先生方と天草市役所のみなさんは天草や天高生の未来をちょっと良くするための、心強いサポーターになってくださるはずです。楽しんで、最先端の「地方創生」をみんなで創っていきましょう!
In the 7th period, Prof. Kanaoka, Vice President of Kumamoto University, gave a lecture titled "Regional Development - Mechanism of Population Decline.”
He introduced how major companies are putting their efforts into regional development through tie-ups with local cities, and how regional development is becoming recognized as “cutting-edge” and “cool” in urban areas. He also told us about initiatives at companies, and how learning at universities is changing.
One thing that impressed us about today's lecture was the warm atmosphere of the lecturers. No matter what responses (in many cases, rather negative ones) students had, they were warmly accepted with comments such as “I see your point.” or “Yeah, that's a cool idea!” That made every student relieved and more confident in showing their opinions. Thinking about regional development and sharing ideas - It is a small step, but this step will surely help make our Amakusa a better place.
We will have more lectures next week and the week after that. The lecturers we had today will be with us in our study for a brighter future. Remember, as we learned, ”regional revitalization” is cool and now in fashion! Let's work together and keep learning!
【ASⅠ】天草高校✕天草市✕熊本大学 連携講義 第1週目①
熊本大学と天草市役所から講師の皆様にお越しいただき、地域の魅力や課題について学ぶ3週連続の講義が始まりました。初回の本日は、熊本大学客員教授の鍋屋先生から、ご出身の田辺市で地域課題を「ピンチではなくチャンス」ととらえ、様々な課題を「ビジネス」で解決するために大人たちがどんなアクションを起こしているか、ワクワクする実例を数多くご紹介いただきました。
6時間目の後半は同じく熊本大学の尾山先生のご指導のもと、講義を通して心に残ったキーワードを使ってグループワークを行いました。「ローカルイノベーター」「スモールビジネス」「かっこいい大人」「起業」など、自分たちが書き留めた様々なキーワードを基にディスカッションを行いました。質疑応答では、「東京の企業が何を求めて地域にアプローチしているのか」という質問が出ました。「地域に赴いてリアルな地域課題に着目し、それを都会に持ち帰って新しいビジネスにつなげようとしている」という答えをいただき、なるほど!という顔でうなずいていた生徒たちでした。
次の記事に続きます。
A series of “Collaborative Lectures” started in ASⅠ, in which lecturers from Kumamoto University and Amakusa City visit us to talk about the charms and challenges of the region. In the first lecture today, Prof. Nabeya, a visiting professor at Kumamoto University, introduced many exciting examples of how adults in his hometown are taking action to solve various problems through “business” by viewing regional issues as "opportunities, not ”difficulties.”
Later in the 6th period, students had a group work session using what they learned from the lecture. Discussions were based on various keywords such as “local innovators,” “small business,” and “cool adults.” After the lecture, a student stood up asking a question, "What are Tokyo-based companies trying to find in regional towns?” The lecturer answered that more people in big cities are visiting small towns, to learn more about “real” regional issues, hoping to start new and innovative business in the future. Many students looked a little surprised to learn that people in big cities have found value in regional cities and towns like Amakusa.
【ATⅠ・ATⅡ】それぞれの目標に向かって
ATⅡ(3年生)は現在、7月のARP探求成果発表会に向けての追い込みの時期です。さらなる研究活動と発表ポスター作成に全力で取り組んでいます。これまでグループで取り組んできた研究の大きな節目の1つとなります。全員でできる限りを尽くし、最大のパフォーマンスを発揮して発表会に臨みましょう!!
ATⅠ(2年生)では、今後の研究に向けて計画書作成に取り組んでいます。ああでもない、こうでもないとグループや担当の先生とのディスカッションが行われています。研究の仮定(〇〇すれば△△になる)をしっかり考えることで、今後の研究をよりよいものにしていきましょう!
【科学部】総文祭での研究発表(2日目)
県総合文化祭2日目です。
2日目も来場者に向けて「伝わる」発表をしていました。
昨日の反省を受けて、一般の方にも伝わるように専門用語の説明を付箋に書いて追加しました。
口頭による説明に加えて、付箋で説明することで少しは分かりやすくなったようでした。
1日目の発表を受けて試行錯誤する様子に、本気で「伝えたい」と思う気持ちを感じました。
今日も先輩が応援に駆けつけてくれた先輩のアドバイスも受けました。
多くの高校生や一般の方々に発表することで、学びの多い総文祭となりました。
【科学部】総文祭での研究発表(1日目)
本年度の第37回熊本県高等学校総合文化祭(県総文祭)理科部門で化石班が研究発表しました。
本年度の県総文祭理科部門は市民会館シアーズホーム夢ホールで行われました。
化石班は昨年度の生徒理研以降に加えたデータも含めて研究発表を行いました。
多くの人たちに発表することで新たな考えも生まれました。
明日も頑張ります。
校長先生にも見ていただきました。
卒業した先輩も応援に駆け付けてくれました。
【ASⅡ・Ⅲ】活動場所が変わりました!/ ASⅡ&Ⅲ started to work together
2年ASクラス各班の研究内容確定に伴い、今日の7時間目から2,3年生の活動場所が変わりました。今までは2年AS:地学室、3年AS:パソコン室だったのが、研究内容に合わせて3箇所の教室に2・3年混合で分かれています。このことにより、2年生は1年後の見通しを持って活動を進めることができ、困った時にいつでも先輩に助言をもらうことができます。また、3年生にとっても、新しい発想を2年生から得る機会となり、自分たちが研究を通して学んだことを継承していくうえできっといい環境になるはずです!
本日は3年生の仮評価の後、研究活動と並行して2・3年生がお互いに自己紹介をしたり、研究活動について先輩からの助言をもらったりしていました。崇城大学の田丸先生にもお越しいただき、実験方法や結果の分析について相談に行く班も多かったようです。早いものでもうすぐ6月。7月のARP探究成果最終発表会では海外からのお客様も含め、学校内外の多くの方に向けて研究発表をすることになっています。各班、ディスカッションを重ねて、研究をより良いものにしていきましょう!
From today, the 2nd and 3rd year AS students started to work together in three different classrooms according to what they’ve been researching. This change will hopefully allow 2nd-year students to proceed with their activities with an outlook for the year ahead, and to seek advice from their seniors whenever they have problems. It can also help the 3rd-year students to gain new ideas and pass on what they have learned through their research.
【ASⅠ】スキルアップ講座① / Upskill Training Lectures
本日のASⅠは各クラスをオンラインでつなぎ、今後の研究の基礎となる2つのスキルアップ講座を実施しました。1つ目の講座である「課題研究の全体像」では、自由研究と課題研究とはどう違うのか、どのように研究を進めていくのかについて学びました。更に、今後の研究に使える様々な機器の紹介もありました。(SSH校だけあって、様々なデータを測れる機器が数多くあります。ぜひ活用してください!)
2つ目の「思考のまとめ方」では、自分の興味のあることや調べてみたいことをキーワードで書き出し、マインドマップを作りました。あるクラスでは、担任の先生から「勉強は勉強でも、正解はない勉強だから、難しく考えすぎずにどんどん書いていくといいよ」とのアドバイス。少しずつみんなのマップが広がっていきます。コツコツ1つずつ慎重に進めていく人、とりあえず先に枠をたくさん書いて埋めていく人、それぞれ思い思いの方法で個性豊かなマインドマップを作っていました。
あるクラスの講座中のひとコマ。
担任の先生がスキルアップ講座の進行に合わせてキーワードを黒板に書き留め、みんなの理解を助ける工夫をされていました。
Today in ASⅠ, the first graders had two upskill training lectures: the first, “Overview of Problem-Based Research,” covered how Problem-based research differs from Independent research, how to conduct research, and also introduced various equipment that can be used for future research.
In the second session, “How to organize your thoughts,” students wrote down their interests and things they would like to research using keywords and made a mind map. In one class, the homeroom teacher advised, "There is no single correct answer for this work, so don't think too hard and just keep writing down your ideas,” which helped many students think outside the box. We hope everyone enjoyed this activity, which hopefully will help them a lot in the future!
【ATⅠ・ATⅡ】今日も元気に研究活動!
先日の火曜日に実施されたATでは、2年生、3年生が同じ教室で各々の研究活動を進めました。
2年生は今後何を研究していくか考える時間、3年生は1年間進めてきた研究を磨いていく時間でした。
また、2年生の中には、3年生の研究を引き継ぎ、さらに研究を深めようと決意した班が1班出ました。
引き続き、研究活動を頑張ります!!
また、今日は教育実習生も研究に参加し、熱心に生徒たちと議論する様子が見られました。
ありがとう、教育実習生の皆さん!
【ATⅠ】わくわく交流タイム① ~先輩方の研究方法を知ろう!~
前回のATⅠより期間が空いてしまいましたが、本日より活動再開です。
これまでは2年生だけで研究を行ってきましたが、本日より3年生と同じ教室で研究を進めていきます。自分たちよりも長く研究を行ってきた先輩方の知識と経験を見せていただくことで、生徒たちも今後について話し合うことができ、わくわくしてきた様子でした。まさにわくわく交流タイムですね!
昨年度より実施されているわくわく交流タイムですが、3年生にとっては自分たちの考えをまとめる機会に、2年生にとっては課題を解決するヒントを得る機会となります。今回は教育実習の先生方もいらっしゃったため、大学で得た知識等を伝授いただき、さらに理解が深まった様子でした。
昨年学習した13の探究場面の1つである「A2:先人の知恵活用」を実施し、まずは研究計画書の作成に全力で取り組みましょう!
【ATⅡ】今年度も交流!!
ATは今年度も異学年交流を行います!
本日は初めての交流ということで、授業のはじめに3年生から自分たちの研究について紹介を行いました。
紹介の際には「継続研究」を呼びかけた班もありました。
真剣な気持ちが伝わったようで、実際の研究について質問にくる後輩たちの姿が!
継続研究が生まれそうな予感です・・・
【SSH】職員研修を行いました(第1回)
本年度初回の職員研修を行いました。
今回は「天高版探究型授業」を活用した教科間連携と、課題研究指導について研修を行いました。
教科間連携については、今年度から実施する各教科の授業内容を「見える化」する手法の説明し、共通理解を図りました。
課題研究指導に関しては、「仮説の設定」について共通理解を図り、グループワークを行いました。
各グループ活発な意見交換が行われていました。
【ASⅡ】保護者の方々に参観していただきました
本日は授業参観でした。
2年ASクラスは「ASⅡ」を参観していただきました。
一部保護者の皆様も交えて、各班で活発なディスカッションが行われていました。
保護者の皆様も含めて、多くの人たちの助けを借りて研究活動が進んでおります。
本当に有り難うございます。
【ASⅢ】年間計画の確認
ASⅢの研究活動が進んでいます。
本日は、年間計画表を見ながら、発表会や評価の日時を確認しました。
その後、各班で発表会までの残り日数を踏まえて計画を再確認していました。
【ASⅡ】仮説を立てよう!
ASⅡの研究活動が進んでいます。
本日は、冒頭に仮説の設定について確認しました。
仮説の設定については、昨年度の「ASⅠ」のスキルアップ講座でも学習していますが、復習を行いました。
各班、班のメンバーや担当の先生方と議論を重ねていました。
早くも実験準備に取りかかる班もあり、活発な研究活動が行われています。
【ASⅡ・Ⅲ】毎週木曜はASの日!
今週もやってきました、お待ちかねのAS(天草サイエンス)の授業!本日、2年生が授業開始後すぐに実施したのは、今年度初めての仮評価。A3(郷土貢献を踏まえた研究課題と仮説の設定), B1(情報収集の計画を立てる)という、研究がまだほとんど進んでいない班にはなかなか手ごわい内容だったようです。ただし、「評価という名前がついてはいますが、仮評価で重要なのは結果そのものよりも、本評価を見据えて自分たちがこれから何をしていく必要があるのか確認し、班のメンバーや担当の先生としっかり話し合うこと。ASⅡでは今年度9つの研究班が研究を行っていますが、それぞれの班で今後の研究の方向性について活発にディスカッションが行われていました。
ところ変わって3年生、お隣のパソコン室を起点として、それぞれ研究活動を進めています。昨年度は週に2時間あったASの授業も、3年生となった今は半分の1時間。なかなかまとまった研究時間を確保するのは難しい状況で、班で協力して計画的、かつ効率的に動いていくことが求められます。7月には3年ASクラスの集大成となる市民センターでのARP探究成果発表会、2学期には、これまでの研究成果を論文にまとめていくことも求められます(なんと5,000字以上!)。勉強と部活動とそして研究活動の両立。大変な面もあるかと思いますが、せっかくやるなら楽しんでいきましょう。みなさんにとってこの1年が充実したものになりますように!
<2年生>
<3年生>
Today in ASⅡ, the 2nd year students had their first provisional evaluation of the school year, with A3 (Establish research questions and hypotheses based on local contributions), B1 (Develop a plan for information gathering), which was quite tough for many groups. In fact, what is important in this provisional evaluation is not the result itself, but rather to confirm what they need to do in the future with a view to the main evaluation, and to discuss it thoroughly with the members of the group and the teacher in charge. Each group had a lively discussion about the future direction of their research.
Third-year students, meanwhile, are conducting their own research activities in the computer room next door. Last year, they had two hours of AS classes per week, but now that they are third-year students, they only have half the amount of time they used to have. In July, they will present the results of their research to the public, and they will be required to compile the results of their research into a paper (in over 5,000 words!). They are expected to balance their studies, club activities, and research activities. We are sure it will be a challenge for them to balance their studies, club activities, and research activities. It would be quite challenging, but we are sure they can still enjoy themselves! We hope this year will be a fulfilling one for all of you!
【ASⅢ】SSH生徒研究発表会代表選考会を実施しました
8月に行われるSSH生徒研究発表会(in神戸)の選考会が行われました。
今年度は2班立候補し、質疑応答を含めた10分以内での発表を行ってもらいました。どちらの班もこれまでの研究成果をわかりやすく説明してくれました。
まだ、どちらの班か選ばれたのか発表はされていませんが、選ばれた班は夏までにまた研究を深め代表として頑張って欲しいと思います。
【科学部】スフェノセラムスの壁調査
科学部化石班が本年度初回の調査を実施しました。
今回の調査から新入部員の1年生も加わり、計5名で調査しました。
調査では新たにコドラートを活用するなど、新手法での調査を試みました。
さて成果の程は、どうだったのでしょうか?
化石班は5/30,31に市民会館シアーズホーム夢ホールで行われる県高校総合文化祭で研究発表します。
御都合がよろしければ、是非お越し下さい。
<番外編>
帰りに立ち寄った「御所浦恐竜の島博物館」で、先輩たちの研究ポスターを発見しました。
このポスターは、昨年8月実施の「SSH生徒研究発表会」にてポスター賞を受賞した際に掲示をお願いしたものです。
半年以上掲示していただき、有り難うございます。
さらにより良いポスターとなるように、研究を頑張ります。