【SSH職員研修】探究型授業の工夫・仮説の設定について
本日の研修日課では、天高版探究型授業及び課題研究指導法に係る職員研修を行いました。まず、教科間連携を進める手立ての1つとして授業での実践報告を行い、英語科で実践した「リプロダクション活動」と、国語科で実践した「google classroomの質問機能活用」について紹介がありました。次に、「仮説の設定」における指導の実践報告として、自然科学分野・社会科学分野のそれぞれで 「仮説とは、方法と予想が合わさったもの」である、という前提として「◯◯すれば、☓☓となる」という仮説の作り方に従って、生徒の仮説をどのように検証可能なものにできるか、という点について事例の紹介がありました。ここでは、具体的な事例をもとに、ざっくりとした「研究仮説」とより具体的な「実験仮説」それぞれについて、どのような点に着目すべきかということを考えました。
その後のワークショップでは、「仮説の設定」の指導分野でのロールプレイングを行いました。先に説明のあった「質問機能」を活用して、仮説をどのように検証可能にするか、ということを個人や教科毎のグループで考えました。仮説が十分に作成されれば、その後の研究活動がスムーズに進みやすくなります。今回の研修での学びを各教科の授業やAS・ATで実践し、生徒たちの探究活動での学びを深めるための効果的な指導・助言を行っていきたいと思います。