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新着情報

【科学部】化石班が調査を行いました

化石班が御所浦の「スフェノセラムスの壁」を調査しました。

今回は、科学部の他の班の部員やASクラスからも参加を募り、総勢7名で調査しました。

有意義な調査が出来ました。

調査結果は、12月の古生物学会や2月の九州大会で発表します。

【SSH】SSH台湾海外研修 事前研修

 本日放課後、肥後銀行台北駐在員事務所の本島様より、SSH台湾研修の事前研修として研修参加生徒4名にオンラインでのご講話をいただきました。台湾の基本情報に始まり、台湾の経済状況や人々が日本に対してどのような印象を持っているか、また、熊本に子会社を設立した半導体受託製造企業であるTSMCに関してなど、詳細なデータとご経験に基づいた、大変分かりやすいご講話をいただきました。

 最後には質疑応答の時間も設けていただき、台湾の人々とコミュニケーションをとる上で気を配るべきこと、台湾の情勢についてなど、様々なことを教えていただきました。充実した内容であったことはもちろん、オンラインであることを感じさせないほどアットホームな雰囲気で、1時間の講話があっという間でした。天草に縁のある、いわば天草の”先輩” が、台湾で活躍されている姿を見て海外で働くということに具体的なイメージを持つことができたと同時に、その”先輩”に励ましのお言葉をいただいたことも、生徒たちにとってよい刺激となったようです。本島様、本当にありがとうございました。

 早いもので、台湾研修まで残り半月となりました。現地で多くのことを学べるよう、しっかりと準備をして研修に臨みたいと思います。

【ASⅠ】熊本大学研修

 本日は、1年生全員を対象としてSSH熊本大学研修を行いました。7時30分に学校を出発し、バス6台で熊本大学の8つの学部と合津マリンステーションを訪れ、それぞれで研修や実習を体験しました。

 大江にある薬学部では、16名の生徒が研修を行いました。午前中は薬学部甲斐先生より、「透析患者をゼロにする」薬の開発に関する講義を受けました。研究内容や研究に必要なスキルについての話のほか、先生のモットー「運を運びたければ足を運べ 河の流れのままに」という言葉のように、生徒たちが自ら行動を起こし、会ったことのない人に会うことで、成長の機会としてほしいこと。河の流れに逆らって溺れてしまうのではなく、自然体でいること。つまり、ゴールに向かう道は様々であっても、最終的な目標をしっかり持って意欲的に挑戦することが大事だと、講義を通して高校生に向けての力強いエールをいただきました。午後からは天草高校のご出身である和田先生より「植物の二次代謝産物」について講義を受けた後、様々な植物由来の飲料の抗酸化活性の測定を体験しました。今まで使ったことのない実験器具ばかりでしたが、薬学部の岸本先生や学生の皆さんに丁寧に扱い方を教えていただき、生徒たちはとても充実した時間を過ごせたようです。実習後は薬草園をご案内いただいて多種多様な植物の特徴を伺ったことも、また有意義な時間となりました。

 本日の研修では、生徒が自分の興味・関心に沿って選択した9箇所で大学の最先端の研究に触れ、専門家である先生方の講義を受けたり、質問の機会をいただいたりと、各学部で実に貴重な学びの機会を得ることができました。また、研究施設を見せていただいたり、学生のみなさんと交流することにより、大学で研究を行うことについてのイメージも膨らませることができたのではないでしょうか。帰りのバスでは、今日の研修で印象に残ったことや、将来の目標について熱く語る天高生の姿が多くみられました。この貴重な経験をASでの研究活動の深化につなげることはもちろん、今後の将来の進路選択にも、きっと活かしていってくれることと思います。

 最後になりましたが、今年度も熊本大学の先生方やスタッフの皆様をはじめ、多くの方々のサポートをいただいて本研修を実施できたことに感謝いたします。本当にありがとうございました。今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。

 

文学部(埋蔵文化財調査センター)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

共創学環(ヘルスコミュニケーション)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒髪地区(ひご未来図書館)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教育学部("ゲーム理論"を活用したグループワーク)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 理学部(熊本の地質構造と、姫の浦層群の化石)

 

薬学部(抗酸化活性の実験)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒髪地区施設研修(午後)

 

黒髪地区散策(お昼休み)

【SSH職員研修】探究型授業の工夫・仮説の設定について

 本日の研修日課では、天高版探究型授業及び課題研究指導法に係る職員研修を行いました。まず、教科間連携を進める手立ての1つとして授業での実践報告を行い、英語科で実践した「リプロダクション活動」と、国語科で実践した「google classroomの質問機能活用」について紹介がありました。次に、「仮説の設定」における指導の実践報告として、自然科学分野・社会科学分野のそれぞれで 「仮説とは、方法と予想が合わさったもの」である、という前提として「◯◯すれば、☓☓となる」という仮説の作り方に従って、生徒の仮説をどのように検証可能なものにできるか、という点について事例の紹介がありました。ここでは、具体的な事例をもとに、ざっくりとした「研究仮説」とより具体的な「実験仮説」それぞれについて、どのような点に着目すべきかということを考えました。

 その後のワークショップでは、「仮説の設定」の指導分野でのロールプレイングを行いました。先に説明のあった「質問機能」を活用して、仮説をどのように検証可能にするか、ということを個人や教科毎のグループで考えました。仮説が十分に作成されれば、その後の研究活動がスムーズに進みやすくなります。今回の研修での学びを各教科の授業やAS・ATで実践し、生徒たちの探究活動での学びを深めるための効果的な指導・助言を行っていきたいと思います。

【ASⅡ・Ⅲ】続々実験中! / 論文、絶賛改訂中!

 本日のASⅡでは、満を持して「大工さん」たちが登場しました。その正体は、音響班。木材を切って、切って、切りまくっています。だんだんと、ノコギリさばきも板についてきました。これらの材料を使って、「音響実験室」を作るとのこと。完成のあかつきには、思う存分実験ができますね!

    他の班も、着実に実験や実験の準備を進めています。海洋プラ班は人工的に作ったマイクロプラスチックを使って、塩分濃度を変えた水(海水)に浮くか、沈むかを調べているとのこと。また、薬草班はついに自分たちで配合した薬草を使った実験に向けてせっせと薬草の準備中のようです。また、盛んにディスカッションを行っている班も多くあります。思わずジェスチャーも飛び出し、盛り上がっているようですね!

 さて、3年生は引き続き、論文の改訂を進めています。受験の時季も刻一刻とせまり、勉強に追われている受験生も、ASの時間だけは少しリラックスしつつ、残り少ない研究時間を楽しんでいる様子です。貴重な1時間、班員同士で協力して、論文の完成度を高めていきましょう!

<2年生:ASⅡ>

 

<3年生:ASⅢ>

【ASⅠ】ドキドキのスライド発表...!

 本日のASⅠでは、先行研究をスライドにまとめ、発表する活動を行いました。授業冒頭に先週の学習を振り返ったあと、6時間目を使って論文の要約や明らかになったこと、課題として残っていることをスライドにまとめ、7時間目にはグループ発表を2回行いました。

 限られた時間でのスライド作成に苦戦した生徒もいるものの、見やすく、分かりやすい発表スライドにするにはどのようにしたら良いかを考えながら、それぞれ工夫した跡がしっかり資料に表れていました。発表では、スライドの文章をそのまま読んでいる場面もまだ多く見られる中、クロームブックを持ち上げて見えやすくしたり、ジェスチャーをうまく活用したり、発表の中で意識的に顔を上げ、グループのメンバーの表情を見ながら発表している人もいました。クラスによっては、担任の先生の推薦やクラスのみんなの投票によって選ばれた代表者がクラスメイトの前で発表を行いました。(家で練習したのかな?と思うぐらい、堂々とした発表&工夫がつまったスライドでした。さすが!)

 スライド作りや発表がうまくいった人も、いかなかった人も、実際に発表したり、クラスメイトの発表を聞いたり、質問したりして学んだことや気づいた今日の経験は、今後のポスター発表やスライド発表にきっと活きてくるはずです! 協働して、どんどん「進化」していく天高生、応援しています!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グループ発表の様子。ばっちり顔が上がっています!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなの投票で選ばれた代表者。さすがの一言です!

【科学部】農林水産大臣賞受賞!!第44回全国豊かな海づくり大会~美し国みえ大会~

 

SSH指定初期から代々継続されてきた科学部アマモ班の活動が評価され、この度表題の賞を受賞しました。

科学部が「大臣賞」を受賞するのは初であり、大きな快挙と言えます。

本大会は、漁業者やその関係の方々及び水産高校等の活動に対する表彰が多く、その中で普通科高校の一部活動が受賞できたことも、大きな快挙と言えます。

 

11月9日(日)、三重県志摩市の阿児アリーナにて、天皇皇后両陛下の御臨席の下、式典行事(表彰式を含む)が行われました。

科学部を代表し、部長が参加し、大役を果たしてくれました。

代々の先輩の研究成果に恥じない、立派な式典参加でした。

↓11/19:三重県から御提供いただいた写真を掲載しました。

 

 

部長は前日(11月8日(土))に行われた両陛下との御懇談にも参加しました。

その際、両陛下からお声がけをいただき、天高科学部の成果をお伝えできました。

最後に皇后陛下から、以前天草に御訪問されたとのお話があり、「海がきれいですよね。」とのお言葉がありました。

<以下の写真はリハーサルの様子です。御懇談の様子は写真撮影できません。>

今後も、この天草のきれいな海を後世につなげていけるように、科学部一同頑張っていきます。

その為に、以前にもまして地域の皆様方のお力もいただきたいと考えております。

どうぞよろしくお願いいたします。

【SSH】科学の甲子園

11月8日(土)に崇城大学において開催された「令和7年度 科学の甲子園全国大会」熊本県出場校選考会に2年生理系有志6名で参加しました。

午前中は、理系分野に関する筆記試験にチームで協力しながら取り組み、午後からは実技試験にチームで意見を出し合いながら試行を重ね臨みました。

思い通りにできた部分とそうではなかった部分とがあったかとは思いますが、科学はチームで協働し、試行錯誤を重ねながらよりよいものを追い求めていく営みだと思います。今回の経験を糧に今後の探究活動や学校生活を実りあるものにしていって欲しいと願っています!

【ASⅡ・Ⅲ】探究まっただなか! vs 研究のしめくくり...

 本日のASⅡでは、「帰ってきたスキルアップ講座」にて、仮説について考える時間をもちました。ざっくりとした仮説では、いざ、検証というときに困ってしまいます。具体的な検証の仕方をじっくり練った仮説の立て方を改めて考えることにより、自分たちの仮説を見直す機会となりました。その後の研究活動では、実験材料を取りに川へ行ったり、コツコツと実験を進めたりなど、充実した活動ができていたようです。

 一方、ASⅢでは、先週の研究論文の相互評価を受けて論文改訂に向けたディスカッションを行いました。同じ論文を読んでも、人によって着眼点が多少異なり、これまでの個々の経験や知識により、様々な視点でのコメントをもらうことができます。また、生徒同士で評価をし合うことで論文を読む側、読まれる側双方にとって大きな学びがある活動です。各班で、受け取った様々なコメントを見ながら自分の論文の該当部分を改めて読み返し、より分かりやすく、説得力のある論文にするにはどのように改訂すべきか、班員同士でしっかりとディスカッションができていました。

 今後、生徒たちは自分たちの研究を振り返って社会実装の方法を模索し、ふるさと・天草に、どのように研究で貢献できるかを考えながら、論文の内容を更にふくらませていきます。気づけば、授業で研究活動ができる期間も残りわずか。これまでの成果をしっかりまとめ、後輩にしっかり伝えていけるように、あと少し、全力で駆け抜けましょう!

 

【ASⅡ】仮説を見直して研究を深めています!



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ASⅢ】「評価シート」を参照して、論文改訂中...

【ATⅠ】A3本評価、果たして皆さんの進み具合はいかに?

11/4のATⅠでは、A3の本評価を実施しました。

A3とは「郷土貢献を踏まえた研究課題と仮説の設定」です。現在行っている研究がどれだけ地元天草が抱えている課題と関連があるか、どのようにして解決へ導いていくかを設定できているかが鍵となります。

評価の方法は担当者との面談形式、生徒の皆さんはそれぞれ緊張していましたが、自身の研究についてしっかりと自信を持って伝えることができていました。

【ASⅠ】中間発表会の振り返り&先行研究

本日のASⅠでは先週のSSH中間発表会の振り返りを行い、その後先行研究をさらに進めました。

生徒たちは、中間発表会でのSSHシンガポール海外研修報告、その後のASⅡおよびATⅠのポスター発表を聞いたり質問したりとする活動を通して、2年生がどんな研究をしているかを知ることができ、今後、自分がどんな研究をしていくのかを考えるよい機会となったようです。今日のASⅠで振り返りの時間をとることで、先週異なる発表を聞きにいったクラスメイトと情報を共有することができました。

さて、続いての先行研究においては、まず、これから研究しようと思っている分野の論文を要約したり、その研究で分かったことや今後の課題などをワークシートにまとめる活動を行いました。たくさんある論文の中から自分が興味があるものを見つける作業まではスムーズですが、その後の要約で苦戦する生徒が多いようです。どのようにしたら、その論文を読んでいないクラスメイトに分かりやすく情報を伝えることができるか? 担任の先生にコツを聞いたり、周りの友人とも助け合いながら、試行錯誤している生徒たちです。それから、ワークシートでのまとめが終わった生徒は、スライド作成に入っています。スライド作りの鉄則は、文字を少なく、見やすくすること。来週の発表を見据え、ポイントを意識しながら各自、工夫を重ねているようです。

来週はスライドを完成させ、班で共有する活動を行います。それぞれ、どんな論文を選んだのか、内容を伝えるためのどのような工夫をしているのか... みんなの発表が楽しみです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ASⅢ】論文相互評価!

 本日のASⅢでは、3年生が先日提出した研究論文の相互評価を行いました。1時間で自分の研究班以外の論文を2つ読み、10項目の評価基準に沿ってそれぞれ3段階で評価をします。

 お互いの研究についての基礎知識があるとはいえ、5,000字を超える論文をじっくりと時間をかけて読み、評価するのは思ったより大変なようで、それぞれ評価シートとにらめっこしながら、真剣に評価やコメントを書いていました。

 この相互評価は、評価された側の生徒が、自分たちの論文のどこを改善すべきかを知る機会になることはもちろん、評価する側の生徒の「読む力」を育てる活動でもあります。クラスメイトの論文を読んで良いところを褒めるだけでなく、どこをどうすれば更に良くなるのかを的確に指摘できるか... なかなか難しい部分もありますが、この活動がお互いに学び合い、高め合う機会となってほしいものです。 

【ASⅠ・Ⅱ、ATⅡ】SSH中間発表会

 本日6・7時間目、本校体育館にてSSH中間発表会を実施しました。これは、毎年この時季に行っている行事で、2年生にとってはこれまでの研究活動の成果や今後の展望を発表する場、1年生にとっては先輩方の研究に触れ、数値などに注目して質問することのできる貴重な機会です。6時間目の冒頭には夏に実施したSSHシンガポール海外研修の報告が行われ、6名の生徒たちが南洋理工大学やスンガイ・ブロー湿地保護区、企業訪問で訪れたデンソーウェーブシンガポールなどの研修で学んだことを発表しました。研究の深化につながる様々な発見や英語での研修を通しての自身の成長など、盛りだくさんの内容で、1年生も熱心に聞き入っていました。

 その後、2年ASⅡのポスター発表、2年生ATⅠのポスター発表と続きます。まだ研究したい分野の選択を終えたばかりの1年生にとっては、先輩の研究発表を聞き、実験や調査の方法を知ることが、今後の研究の方向性を決めるうえで大きなヒントとなることでしょう。また、2年生にとっては聞き手を意識した発表を意識する機会となることはもちろん、これまでの研究を振り返り、今後やるべきことを整理する良い機会でもあります。今回の発表会では、まだ発表技術のつたなさやポスターの情報の不足も見られるものの、発表する2年生、聞く1年生、双方にとって学びの大きいものとなったのではないかと思います。この中間発表会で気づいたこと・学んだことを活かし、引き続きそれぞれの研究をがんばっていきましょう!

【科学部】生徒理科研究発表会

今年度の生徒理科研究発表会が実施されました。

今年は熊本学園大学で実施され、物理部門に1件、生物部門に2件、地学部門に2件参加しました。

<物理部門>

L字パイプによる水流の制御と電磁誘導型波力発電の試み

 

<生物部門>

クラゲの摂食行動に影響する成分の検討

DNA解析から判明した天草周辺地域に生息するゲンジボタルの遺伝的分布

 

<地学部門>

回収・分類調査に基づく天草の海洋ごみの現状と要因について

古環境の推測とコロニー判別の手法改良による、スフェノセラムスの生態と成長段階の考察

 

化石班は最優秀賞(県2位)となりました!2月に行われる九州大会に出場します!

 

番外編

他校が発表する際には、質問を積極的に行いました。

ASクラスで学んだことを生かして、データの取得方法や処理方法についての質問が多かったです。

【ASⅡ・Ⅲ】まぶしい2年生(Time flies!)

 本日のASⅡは東京学芸大学と天草市教育委員会より学校訪問があり、ASⅡの授業もご覧になっていただきました。そんな中、本日の「帰ってきたスキルアップ講座」では、より良い対照実験について考えました。普段と少し違う雰囲気に少し緊張していたようでしたが、しっかり自分の意見を言うことができたでしょうか。仮説の検証がきちんとできるように、これからも実験方法やデータ収集について、班の仲間とディスカッションを密にして研究を進めていきたいですね。

 7時間目には3年生も加わり、少しリラックスした様子の2年生。いつもの、思い思いに研究を進めるASらしい雰囲気が戻ってきました。論文の締切日ということで、3年生は論文を読み直して最後の点検をする班、もう6,000字を優に超えた!と余裕そうな班、相変わらず、それぞれの班の個性が論文執筆にも出ています。その隣でああでもない、こうでもない、と班の仲間と試行錯誤しながら、それぞれの実験に勤しむ2年生。これからまだ研究を深めていける後輩の姿は、3年生にとって少しまぶしく映っているようです。

 2年生と3年生のASクラスが同じ教室で学べるのももう少し。お互いが学びあうことのできる恵まれた環境に感謝しつつ、それぞれの活動を充実させていってくれることを願っています。

 

↓ 笑顔が素敵なベビーリーフ班。海藻肥料の効果はいかに!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


↓ ヘドロからの発電量を増やそうと奮闘する発電班。がんばれ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


↓ 着々と実験をすすめるホタル班。ディスカッションも大事にしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

余裕の表情? 本日、論文締切日のASⅢのみなさん

【ATⅡ】討論会を振り返って

先週まで行われていました討論会、とても白熱していました!意見交換を通して、自身の研究がより深まったのではないかと思います。

この経験を作成中の提言書に活かし、さらにいい提案やアピールが思いついたという生徒もいました。私たちが住むこの天草をもっと魅力的な街にするために、天髙生の生の声を天草市に届けましょう!!

【ATⅠ】来週はいよいよ中間発表会!

いよいよ来週に迫った中間発表会。本日は発表に向けて最後の準備の時間となりました。ポスターを仕上げる班、発表原稿を作り練習に励む班など進捗具合はそれぞれですが、どの班も研究内容をしっかりと伝えるための努力をしていました。

今回は中間発表のため、これからどのような研究(実験や調査)を行っていくかということを発表し、質問を受けることによりさらに内容を深めていくことが目的です。中にはすでに実験等行っている班もありますが、その方法などについてもさらにいいものになるような機会にしてほしいと思います。

皆さんの明るくそして内容の濃い発表を楽しみにしています!!

【ASⅠ】研究テーマ設定開始!

本日から、1年生の研究活動が本格的にスタートします。

先ずは数か月かけて、研究テーマの設定を行います。

探究スキルアップ講座で学んだ、先行研究調査の手法を思い出して、各自が論文調査を行っていました。

ネットにうまくつながらないなどのトラブルもありましたが、担任の先生方の御指導もあり、少しずつ進めていました。

 

【科学部】第12回宇宙エレベーターロボット競技会に出場しました!!

科学部より、宇宙エレベーターロボット大会に2年生の2名が出場しました。

宇宙エレベーターロボット競技会は、小学生から高校生を対象に宇宙エレベーターについて学び、ロボットを製作しながらものづくりやプログラミング能力、創造力、コミュニケーション能力、コラボレーション能力の育成と、将来の宇宙事業エンジニアの育成に繋がる課題解決型学習(Project Based Learning)とのことです。
競技会では、できるだけ軽量なロボットを製作し、アースポート(地上駅)から地上5mに設置された宇宙ステーション(円形の箱)に、物資(ピンポン球)を運んだり、宇宙ステーションの物資をアースポートまで安全に降ろし、そのポイントやタイムを競う競技です。また、ポスターセッションでは、製作した宇宙エレベーターロボットについて各チームが発表します。

今回、天草高校科学部はグローバル中高生部門(地上から、宇宙ステーションにピンポン球を運び、再び地上に戻ってくる)に出場、入賞は逃したものの生徒自身の目標をしっかりと達成し、天草高校での最高記録の更新もすることができました。ガールズチーム賞を受賞し、これからの活動に自信をつけることができたと感じています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ATⅠ】熊大の日、果たしてどれくらい進捗してるかな?

今回のATⅠは、第2回目の熊本大学との連携でした。

第1回が7月だったので、実に3ヶ月ぶりです。前回よりも成長した姿を、天草のかっこいい大人たちに見せられたでしょうか?

来校いただいた皆さんからは「内容が前回よりもしっかりとしていた」「実際に実験に入っているグループもあり、真剣さを感じた」とお褒めの言葉をいただきました。また「仮定をもっとしっかりと考えた方がいい」や「聞き手にもっと見やすいポスター作りを」といった意見もいただきました。

10月28日はいよいよ中間発表です。今回の経験を活かし、来週にはポスターを完成させ、実りのある発表会にしましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ASⅠ】研究スキル、絶賛アップ中!

 先週に引き続き、本日のスキルアップ講座では「課題の設定」について学びました。「輪ゴム」をトピックとして課題を設定し、”ロジックツリー”を作成して、実験や調査の条件などを整理する活動を行いました。研究テーマを設定する際には、まず、「自分の興味・関心に基づいていること」が大事です。また、「希望進路や将来学びたいことの関連性」も是非考慮に入れてみてください。

 さて、今日のスキルアップ講座では、仮説の設定について考える活動もありました。研究には欠かせない「仮説」ですが、なんとなく立てた仮説で研究を進めても、思うようなデータが取れなかったり、検証の段階でうまくいかなかったりということが起きてしまいます。本日の授業では、輪ゴムを題材にした仮説を様々な角度から考えてみました。仮説を立てる上で考慮すべきことを整理したり、どうすれば検証できる仮説となるのかをクラスメートと意見を出し合ったりすることで、仮説への理解が深まったようです。

 写真はあるクラスの、ASⅠの授業後の黒板です。「スキルアップ講座」はmeetで5クラスをつなぎ、担任・副担任の先生が各クラスで個々の生徒の理解を助けたり、活動のサポートを行ったりします。この写真のクラスでは、講座の進行に沿って担任の先生がリアルタイムで黒板に講座の内容を書き留めることにより、みんなの活動を後押ししています。活動中のヒントとしてはもちろん、授業後に重要事項を振り返ることもでき、素敵な工夫ですね!

 

今日のポイントがぎっしりの黒板。見応えがあります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ASⅡ・Ⅲ】帰ってきたスキルアップ講座&5,000字の高い壁

 先週に続き、ASⅡでは「帰ってきたスキルアップ講座」と題して、授業の最初に昨年度学んだ研究スキルの復習を行っています。本日復習したのは、「仮説の検証」について。検証できる仮説になっているか見極める方法や、研究は大小様々な仮説を検証していくことの積み重ねであること、研究を深化させる仮説設定とは... などなど、一度習ったスキルではありますが、現在進めている自らの研究を踏まえて考えることで、頭の中を整理し、これからの研究の道筋を立てることができるのではないかと思います。

 さて、講座の後は、待ちに待った研究タイムです! 本日密着したのは、個人で研究に励む「発電班」。この班は、先輩が行ったヘドロ発電に関する先行研究を受け、ヘドロ発電の効率化の方法を模索しています。今日は、秋晴れの空の下、これまで数々の研究の舞台となってきた「町山口川」に、いざ突入! スコップを巧みに操り、ヘドロをすくい取ります。さぁ、どれくらい電気を生み出すことができるのでしょうか。これからが楽しみですね!

 7時間目になると、青春、ならぬ、「論文」真っ只中の3年生が続々とやってきます。2学期になって取り組み始めた研究論文もそろそろ大詰めか...?ということで、今日は各班に進み具合を尋ねてみました。さて、現時点で一番文字数が多いのは... コツコツ頑張る3人組の「カビ班」で4,000字超とのこと。規定の5,000字までもう少し! では、一番少ない班(今の時季、あちこちで咲いているあの花がテーマの班です..)、およそ2,100字とのことです。うーん、進み具合に多少の違いはありますが、ほとんどの班が、5,000字という、未知の長さへの挑戦になかなか手こずっている様子。でも、あきらめないで! 中間考査や受験勉強と並行しつつ、授業時間を有効に使って、5,000字の壁にみんなで挑みましょう!

 

 【ASⅡ・Ⅲ】パーティタイム!? それとも…

 本日のASⅡ、本評価が終わったと思ったら、ある班が理科棟を抜け出し、どこかへいったとの情報が...。あちこちを探し回ったところ、ついに視聴覚室で該当者をを発見! 廊下からそっと覗くと、何やら大きなスピーカーとスタンドマイク、パーティ用のクラッカーが見えます。そして、その奥には、カラフルな風船を楽しそうに膨らましている若者を、また別の若者が動画撮影中。なぜ、ASの授業中にパーティー開催!? いえいえ、実は、彼らは2年ASクラスの「音響班」のメンバー。クラッカーや風船で大きな音を出し、部屋の中での残響時間を調べているとのこと。決してパーティーが行われるわけではないそうです(でも、楽しそう!)。風船を割る方も、それを撮影する方もちょっとドキドキの実験、みなさんがんばってください!

 さてその頃、4階の科学実験室から、すごい匂いが....! 急いで駆けつけると、その発生源は「ベビーリーフ班」が手作りした、海藻肥料でした。この黒くてどろどろした肥料、レタスやルッコラの生育にはもってこいなのですが、発酵の力を使っていることもあり、何しろ、匂いが強烈...! 2年生の他の研究班が耐えられず、ついに「緊急避難」する中、同じ教室の先輩たちは何もなかったかのように論文を進めています。うーん、さすが、これまでの実験で酸いも甘いも経験済みの3年生、何事にも動じない姿は、ちょっとかっこいいです!

 ということで、今日も2年生の多くの班は実験、3年生は論文執筆に励む、充実したASとなりました。来週もこの調子でがんばりましょう!

 

【職員研修】教科間連携へ向けて

今回の職員研修のテーマは「教科間連携」

1学期までに行った授業を振り返りながら、

13の探究場面を意識して授業を行うことができていたかを確認しつつ、

今後行うことができそうな連携について考えました。


短い時間の中、話し合う姿。

職員も日々成長中です。

【ATⅠ】熊大連携に向けて

ATⅠでは今週もポスター作りを実施しました。実験内容を改めてみる班、実験を進めていく班など、それぞれできることを一生懸命に取り組んでいます。次回のATⅠでは熊大連携のため、自分たちの研究にアドバイスをもらう機会を得ることができました。今後の研究内容についてしっかりとまとめ、よりよいアドバイスをもらえるように取り組んでいきますよう!

【ASⅠ】要約の力をさらに高める!

本日のASⅠでは先週に引き続き、要約を行い後半はスキルアップ講座を行いました。要約では先週頑張ったこともあり、すらすらと書けている生徒が見られました。

スキルアップ講座では、課題の設定方法を行いました。ロジックツリーを使い、問題を細分化し、解決方法を明らかにしていく作業は今後の研究にとってとても重要です。みんな真剣に取り組んでいました!

 

【科学部】クラゲの個体識別について

皆さん、クラゲってどうやって周りの生き物を識別しているか知っていますか?

科学部クラゲ班は、クラゲの個体識別について研究を進めています。

本日は、先行研究に基づいて構築した実験を行っていました。

生物を題材とした研究は難しいことが多いのですが、諦めずに粘り強く試行錯誤しながら進めています。

【科学部】<科学劇>「桃太郎」の桃は本当に浮くのか?(撮影編)

科学部では毎年、文化祭に合わせて「科学劇」を作成しています。

今年度は桃太郎をやります。

科学的なテーマは「桃太郎の桃は本当に浮くのか?」です。

現在、実物の桃での実験、桃太郎が入るサイズの桃モデルの物理計算及び作成が終わりました。

本日は撮影をしていました。

文化祭で上映しますので、皆さん理科棟2階地学教室までお越し下さい。

また、科学実験講座も行います!小さなお子様連れも大歓迎です!

【ASⅡ・Ⅲ】足湯しながらディスカッション...?!

 今日のASⅡでは、大きな鍋を抱えて家庭科室にいる薬草班を発見! それに、海洋プラスチック班も裸足で家庭科室に大集合しています。さて、これから何が起こるのでしょうか?

 実は、本日の家庭科室では薬草班の足湯を使った実験が行われています。一定時間足湯をして、その後の体温などの変化を観察するとのこと。この実験は、近い将来薬草を使って足湯をした場合と比較して、それぞれの薬草の効果を検証するのに使われます。どんな結果になるか、楽しみですね!

 その頃、科学室で実験していたのは、おなじみ、ベビーリーフ班。先週から発酵をすすめていた海藻肥料(すごい匂いがします...!)を使って、レタスやルッコラを水耕栽培で育てるそうです。早ければ2,3日で芽を出すとのこと。残念ながら前回の実験では発芽後まもなく枯れてしまったとのことですが、9月になり暑さも(少しだけ)やわらいだ今回こそ、うまくいくはず。期待しています!

 ところで、「5000字の壁」に挑むASⅢの3年生達はというと、真剣な面持ちでクロームとにらめっこ。各班、着々と論文の執筆を進めている様子です。とはいえ、気づけば第一次締切までASは2時間しかありません。協力してがんばって!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑ 足湯班、もとい、薬草班。担任の先生も加わり、湯温のチェック中

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑ 被験者になってくれた海洋プラ班。リラックスして研究も進むかも!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑ リベンジに燃える(?)ベビーリーフ班。芽が出ますように!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑ これがウワサの(すごい匂いの)schoolmade海藻肥料...!

 

↓ 担当の先生とディスカッションしながら論文執筆中の3年生。ファイト!

【科学部】<科学劇>「桃太郎」の桃は本当に浮くのか?(実験編)

科学部は毎年、文化祭で科学劇を作成しています。

科学劇とは、童話や昔話で語られている現象を科学的に検証し、その検証結果も含めて劇としたものです。

今年は「桃太郎の桃は本当に浮くのか?」です。

これまで実験を繰り返してきましたが、実物の桃では大部分が沈んでしまい、劇中の絵のように大部分が浮いた状態にはなりませんでした。

そこで、中に桃太郎が入っている場合を想定し、種を取った桃の密度を測定し、実際の大きさも計算しました。

計算の結果、大きさが大凡判明したため、発泡スチロールの球を取り寄せ、劇中の桃モデルを作成しました。

家庭科で使っている赤ん坊の教材を活用して、作成したモデルは浮きました。

詳しい検証結果は科学劇の中で御覧ください。

【ASⅠ】要約は「テーマ」と「結論」をしっかり!

 今日のASⅠでは、まず、先週行った論文読解の活動の続きとして、特に「まだ分かっていないこと」に着目し、先日それぞれが読んだ論文の内容の共有を行いました。

 その後、今度は全員同じ論文を読んで要約をし、班およびクラスでの「ベスト要約」を選ぶ活動を行いました。多くの生徒が難しいと感じている、論文の要約。国語科のN先生によると、要約では、その文章が何についてのものなのか(=テーマ)と、その文章で言いたいことは何なのか(=結論)をしっかり述べることが重要とのこと。今日扱った文章は天草高校化学部の化石班による、スフェノセラムスの生態に関する論文です。高校生による論文なので読みやすいかと思いきや、「生痕化石」や「カイ二乗検定」など、聞き慣れない言葉も多く登場して難しいと感じた生徒も多かった様子。それでも、テーマと結論に注意して、分かりやすい要約を書こうと奮闘する生徒たちでした。

 授業の最後には、12月に行われるSSH台湾海外研修に関する説明もありました。1、2年生、文理問わず応募チャンスのある研修です。海外の大学や高校で英語を使って発表や交流ができるこの研修、ぜひ、チャレンジしてみてください。19日の説明会で多くのみなさんにお会いできることを願っています!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ATⅠ】ポスター作り真っ最中!!

みんなポスター作りに全力を注いでいます!

計画内容を見直したり、よりよい研究にするために取り組んでいますね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は貝殻の粉砕の仕方を伝授してもらいました!

先輩方からたくさんアドバイスをもらい、もっともっといい研究にしていきましょう!

【科学部】地質学会(ジュニアセッション)参加

 本日、科学部化石班が、日本地質学会のジュニアセッション(ポスター発表)に参加しました。これは、日本地質学会が毎年行っている全国規模の学会で、熊本大学を会場に行われるのは33年ぶりだそうです。当日はジュニアセッションの他にも多くの研究者の発表も行われ、化石班の3人も積極的に最先端の発表を聞きに行き、熱心にメモをとっていました。

 さて、ジュニアセッションでは、御所浦で発掘された「スフェノセラムス」の生態について、化石班の2年生3人がポスター発表を行いました。コアセッション開始の1時半より随分前から全国各地の研究者の方がポスターを見に来られ、熱心に質問したり、発表を聞いたりしてくださいました。3時過ぎまで人が途切れることがなく、大盛況でした。初めはやや緊張していた様子の3人でしたが、発表を重ねる毎に余裕も出てきて、しっかりと観衆の反応を見ながら発表したり、丁寧に質疑応答に対応することができていました。他校の発表からも多くを学ぶことのできた1日となりました。

【科学部】日本昆虫学会第85回大会で発表しました

科学部ホタル班の4人が、日本昆虫学会で研究成果を発表しました。

学会は東京農業大学の厚木キャンパスで行われました。

参加した1年生2名は初めての学会参加となりましたが、2年生からアドバイスを受け、一生懸命発表していました。

研究の中で参考にさせていただいている論文の著者の先生に直接指導を受けるなど、学びの多い学会参加となりました。

今後の研究の深化が楽しみです。

発表に御尽力いただいた昆虫学会の皆様、発表に対して助言をいただいた皆様、誠に有り難うございました。

【科学部】学会発表に向けて

この季節は多くの学会が開かれます。

学会は大学等の研究者だけでなく、高校生も出来ることを知っていますか?

科学部からは、化石班が地質学会(熊本大学で開催)、ホタル班が昆虫学会(東京農業大学で開催)に参加します。

今日は最終練習を行っていました。

多くの研究者と議論を重ね、研究の深化に繋がることを目指します!

【ASⅡ・Ⅲ】「違う活動」×「同じ教室」=...?

 本日のASⅡ・Ⅲでは久しぶりに2、3年生が一緒の教室で活動しています。まだまだたっぷりと研究時間がある2年生の多くの班は、楽しそうに実験をしています。にぎやかなメンバーが集う「海洋プラスチック班」は、実験の素材(クッション等に使うマイクロビーズ)が届き、水槽とサーキュレーターを使ってプラスチックの動きの観察真っ最中。その頃、地学室の「ホタル班」はホタルをピンセットで小さくしています。これから水に入れて攪拌し、DNAの検出へと進んでいくようです。

 その頃、3年生は日本学生科学賞へ応募する論文に取り掛かっています。5,000字以上の論文ということは、5人の班は1人あたり1,000字、でも、2人班だと2,500字...! これは、計画的に頑張らないとかなりきつそうですね。今の段階では締切まで余裕があるからか、まだ笑顔でクロームに向かう3年生たち。この余裕がいつまで続くか... 協力してがんばって!

 それぞれの学年で違う活動をしていても、同じ教室内に研究分野が似ている班が集合するのが天草高校の研究スタイル。いつでも気軽に話し合えるこの環境が、ときに研究を大きく進めてくれます。困ったことは相談し、発見を共有しながら、みんなで研究を深めていきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

研究でゲンジボタルの保護を目指す「ホタル」班。シンガポールでも発表しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

発想力豊かな「海洋プラスチック」班。いつも楽しそうです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ余裕(?)の様子で論文に取り組む3年生たち。ファイト!

【ATⅠ】先輩や外部の力も借りながら・・・

本日のATⅠは研究活動とポスターの作成です。

 

調理室をのぞくと・・・

実験が行われていました!

野菜のエキスで化粧品を作成しているようです。

 

お次は地学室・・・

こちらでは先輩とともに実験をしている班が!!!

 

他の教室でも3年生の研究を引き継ぐ班が出てきたり、

外部の企業に電話で問い合わせる班があったりと、

「協働」「連携」が盛んに行われていました。

【ATⅡ】よりよい提言ができるように!

本日のATⅡは久しぶりにATⅠと合同の教室で実施しました。

討論会に向けて、自身の研究成果から発信できる天草市への提案やアピールポイントを班員と協議しながらまとめていきました。

中には、自分たちで想定質問や反論を考えている班もありました。

白熱した討論会になるように準備を進めています。

【ASⅠ】先行研究を深めよう!

 本日のASⅠでは、6月のスキルアップ講座、夏季休業中の課題につづき、通算3回目の「先行研究調査」を行いました。

 まず、前回の先行研究調査とその後の情報共有を振り返り、注意すべき点や必ず押さえるべきポイントなどを確認しました。次に、今回の先行研究のテーマ発表。前回の「海洋ごみ」から180度異なる、「輪ゴム」と関連する研究について調べ、読み解く活動を行います!

 3回目の先行研究とあって、みんなスムーズに論文サイトにアクセスしている様子。今日は読解の対象とする論文を選ぶための下調べの時間もしっかり取っています。担任・副担任の先生方の助言も受けながら、自分の興味・関心などを踏まえてお目当ての論文にたどり着いたようです。さて、研究で「明らかになったこと」に加え「まだ分かっていないこと」や「課題として残っていること」にも注意して情報をまとめることができたでしょうか。

 みなさんが読んだ「輪ゴム」に関する様々な論文を用いて、来週はまたグループでの情報共有を行います。自分が選んだ研究について分かりやすく伝えたり、相手に積極的に質問したりできるように、工夫してみましょう。

【ASⅡ・Ⅲ】研究真っ最中の2年生と...

 長かった夏休みが終わり、楽しいASの授業がまた始まりました。2年生は10月の中間発表会や12月の生徒理科研究発表会も見据え、計画的に活動を進めていかなくてはなりません。北九州研修やシンガポール研修、環境シンポジウムなど夏休みも忙しかったASクラスですが、さて、各班の研究も進めることができたでしょうか...?

 さて、小雨の降る中、川沿いを歩いているのは「薬草班」。この3人は、食べられる薬草を足湯に使用し、体への影響を調べる研究を行っています。今日は、あらかじめ調べた薬草のほかに研究に活用できそうな薬草がないか探しているとのこと。新聞紙で作った特製ボックスに多くの薬草(っぽい草や葉)を入れていきます。実際に歩いてみて発見できることも多いはず。良い出会いがありますように!

 ところで、7月の探究成果最終発表会にて、これまでの 研究成果の総まとめを発表した3年生。これから何をするかというと... そう、「論文」です! 今日のASで、各班5,000字以上の論文を書く必要があるという説明を受けた生徒たちは、途方に暮れ... いえ、おおいに発奮して、早速論文に取り掛かったのでした。

 今日の授業の最後には、8月に神戸で行われたSSH生徒研究発表会に参加した「ヒガンバナ」班が、発表会での学びを2年生と共有してくれました。「時間内に全てを言うことは難しいため、結論から逆算して内容を肉付けしていく」ことや「データのまとめからを工夫することで理解が深まり、質疑での対応力も上がる」こと、「ポスターで大事なことを目立たせる工夫」など、今後の研究で活用できる数々のポイントを教わったことで、2年生の研究もますますパワーアップするに違いありません。2・3年生が同時に活動できるASの授業は2学期が最後。切磋琢磨しながら、がんばっていきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地学室に戻って「戦利品」を鑑定する薬草班の3人

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神妙な面持ち(?)で論文の体裁についての説明を聞く3年生

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神戸でまた一回り大きく成長した「ヒガンバナ」班

【ATⅠ】2学期始動!

2学期のATⅠがスタートしました!

初回である今回は「2学期前半の大まかな流れ」と「研究活動」

新学期は始まったばかりですが、

10月の「中間発表」に向けエンジン全開で活動します。

早速調理室でも実験が行われていました。

この班は3年生の研究を継続した班なのですが、

なかなか蜜柑の皮の「苦み」が消えず、

何か良い方法はないかといろいろな方法を試しているようです◎

良い方法が見つかるといいね・・・!

【ASⅠ】論文 ”読んでみた”!

 昨日の始業式を終え、早速2学期のASが始まりました。1学期の「スキルアップ講座」では、先行研究をする際に活用できるサイトや論文を探したり必要な情報をまとめる際のポイントについて学んだ1年生。そのスキルを活かし、夏季休暇中に「海洋ごみ」に関する様々な論文を読み解く課題に取り組みました。今日のASでは、課題の内容を踏まえ、論文を読んで学んだことや気付いたことをグループで共有する活動を行いました。

 研究で明らかになったこと、まだ課題として残っていることを分かりやすく要約したり、論文を読んでの気づきを伝えたり。少し緊張しながらも、一生懸命聞いてくれる人の目を見たり、ジェスチャーを交えたりして自分の言葉で相手に「伝えよう」とする一生懸命な姿が印象的でした。

 来週からはまたスキルアップ講座が再開し、研究で活用できる様々な知識やスキルを学んでいきます。SSH熊大研修(1年生全員)など、2学期も多くの探究の機会があります。楽しんで活動していきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グループ活動でも、相手の目をしっかり見て発表&聞くことのできる1年生。素敵です!

【ASⅡ・科学部】環境シンポジウム(後半)

 さて、環境シンポジウムは午前中の大ホールにおける講演やパネルディスカッションを終え、午後からは展示ホールにて、小・中学生対象の科学実験講座、サイエンスアカデミーを実施しました。

 通常は天草高校にて実施しているこのサイエンスアカデミーですが、今回は環境シンポジウムのなかでの実施となりました。3つの科学実験講座(スライムづくり、カラフル水の層づくり、プログラミング)と1つの体験(海洋ゴミアート体験)を実施し、2回の講座でのべ80名ほどの小学生が参加してくれました。

 きょうだいや友達と一緒に参加してくれた人も多く、会場はおおにぎわい。作ったものを見せ合ったり、お互いにアドバイスし合ったりなど、楽しく科学の不思議を体験し、笑顔で学んでいる姿があちこちで見られました。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

 今年度第2回のサイエンスアカデミーは、12月実施の予定です。詳細が決まりましたら、天草高校のホームページ等でお知らせします。どうぞお楽しみに!

【科学部】環境シンポジウム(前半)

 本日は天草市民センターにて、科学部による環境シンポジウム アマプロ(Amakusa Protect Project)を開催しました。

 午前中はWWFジャパンのヤップ・ミンリー様による講演があり、天草でも調査が行われているゴーストギアの現状や環境に与える深刻な影響について学ぶことができました。その後、科学部海洋プラスチック班による発表を行い、海ゴミ問題の解決に向けて「レンタルマイバッグ」導入および「海ゴミアート」作成の提案がありました。その後、ヤップ様、中野誠志様(よかよかダイビング代表)、本校科学部でパネルディスカッションを行い、天草での海洋プラスチックゴミの削減をテーマに、天草の美しい海を守っていくために私たちが何ができるかについて討議を行いました。

 会場のお客様からも科学部の活動に関してコメントをいただいたり、上天草市の海岸における清掃活動についてご紹介いただいたりなど、市民のみなさまと一緒に環境について考える、有意義な時間となりました。

 後半に続きます。

【ASⅡ・科学部】環境シンポジウム前日!

 こんにちは!ASⅡ&科学部です。

 私たちは今、天草市民センターで、いよいよ明日開催となった環境シンポジウム「アマプロ」の準備をしています。今年のテーマは「海洋プラスチックゴミの削減」。明日のシンポジウムでは午前中に環境に関する講演、科学部の発表、それからパネルディスカッション、午後からは小・中学生向けの科学実験講座「サイエンスアカデミー」と盛りだくさんの内容となっています。

◆環境シンポジウム「アマプロ」詳細はこちら

https://sh.higo.ed.jp/amakusa/sshtop/amapro

 わたしたち高校生が企画・運営を行うこのシンポジウムで、自然豊かで美しい日本の宝島、天草の環境についてみなさんと考えたり、サイエンスアカデミーでは、楽しんで科学に触れる機会としていただけたらと考えています。シンポジウムは途中の入退場も可能です。どうぞお気軽にお越しください。2年生ASクラス&科学部一同、みなさまのお越しを心よりお待ちしています!

 

「海洋プラスチック班」の2人。発表原稿の最終確認中です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

環境に関する研究ポスターも是非ご覧ください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「プログラミングカーでゴールを目指せ!」 コース作成中です★

 

 

 

 

 

 

 

 

 

童心に返ってプログラミングカーのコースの装飾を作るみなさん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「カラフルな水の層」をつくろう! 楽しい実験の準備中...

 

 

 

【科学部】環境シンポジウムに向けて

 夏休みももう少しで終わりですね!

 本日の地学室は久しぶりに科学部員が大集合でにぎやかです。今週末(8月30日(土))に天草市民センターで開催する、環境シンポジウムの準備を部員で協力して行っています。

 ◆ 環境シンポジウム アマプロ2025 詳細と申込はこちら(当日参加もできます)

https://sh.higo.ed.jp/amakusa/sshtop/amapro

 

 環境シンポジウムの午後には、小・中学生向けのお楽しみ「サイエンスアカデミー」も開催します。年2回実施しているこの科学実験講座、今回は天草高校を飛び出して市民センターでの開催です。まだ各講座の定員には空きがあります! 夏の思い出にも、自由研究としても。ぜひ楽しんで科学に触れる機会にしていただけたらと思っています。

 

◆ サイエンスアカデミー(科学実験講座)詳細と申込はこちら(申込は先着順です!)

https://sh.higo.ed.jp/amakusa/academy

 

 さて、ミーティングの後は、天草のあちこちに散らばって、イベント告知に励む科学部員たち。今日は、イオンでも店内放送やチラシ配布をさせていただきました。

 イオン天草店をはじめ、快くポスター掲示に御協力いただいた各店舗や事業所、学校のみなさま、チラシを受け取っていただいたみなさま、ありがとうございます。当日、会場でお会いできることを楽しみにしています!

 

【ASⅡ】無事に日本に帰国しました

シンガポール海外研修参加者は帰国の途についています。

先ずはチャンギ国際空港に到着です。

広大なショッピング等の複合施設である「JEWEL」内で夕食を食べました。

 

その後、深夜便にて帰国し、無事に天草高校に到着しました。

熊本駅では、主幹教諭の米村先生が出迎えてくれました。

 

高校では、休日にもかかわらず校長先生と海外研修担当の小玉先生が保護者の方々と出迎えてくれました。

最後に終了式として、田中さんが校長先生に今回の学びと今後の抱負を述べてくれました。

<編集後記>

研修を通じて上手くいかないこともありましたが、各自が挑戦し、協力して研修を成し遂げようとする姿勢が随所に見られました。

4日間の研修を通じて、大きく成長してくれたと思います。

今後も成長を続け、今回の学びを多くの高校に広めてほしいと思います。

JSTをはじめ、国内外で御協力いただきました皆様方、誠にありがとうございました。

【ASⅡ】シンガポール研修4日目(最終日)

4日間の研修も最終日です。

朝からスコールでものすごい雨です。

朝食は雨音を聞きながらとなりました。

野外での活動が危ぶまれましたが、出発前には青空が広がっていました。

熱帯であることを感じた出来事でした。

 

本日の研修はスンガイ・ブロー国立公園とアートサイエンスミュージアムで行いました。

午前中のスンガイ・ブロー国立公園では、現地ガイドの案内で湿地の生物や水循環について学びました。

各自が自分自身の研究に絡めて、英語で積極的に質問していました。

 

午後からは、アートサイエンスミュージアムにて研修を行いました。

このミュージアムは、芸術と科学、そのつながりを探求している場所です。

科学の様々な成果を、アートという手法を用いてわかりやすく展示している場所で、自分自身のプレゼンテーションについて再考する経験を得られました。

 

ここまででシンガポール研修は終了です。

日本では経験できない体験を通じて、多くの学びを得ました。

このことを各自が今後に生かしてほしいと思います。

また、今回の学びを天草高校にも広める活動を進めていきます。

昨年度よりも充実した研修となりました。

御協力いただきました皆様、誠にありがとうございました。