新着情報
【ATⅡ】本評価&提言書最終締切 / The Evaluation and Proposals
本日はE2の本評価と提言書の締切日でした。E2(地域を創造する)では、実験や調査の結果やそれらを根拠とした提案を地域に示すことができたかを問います。生徒はこれまでの研究でどのように地域とつながってきたか、また、地域の企業や自治体などと連携をしてきたかを本評価を通して振り返っていました。
評価が終わった生徒たちは、いよいよ本日が最終締切となった提言書の仕上げに取り組みます。提言書の中で、生徒たちはこれまでの研究結果をふまえ、地域課題の解決のための提案を具体的に数値とともに示すことを期待されています。控室・本評価実施教室・評価後の待機室は全て分かれており、全ての班員が顔を合わせて作業ができるわけではありません。別の場所にいながらも班員たちが協力し合えるのは、一人一台端末でドキュメントを共有して編集を行う仕組みが整っているからです(便利な時代になったものですね!)。さて、各班、提言書の中でしっかり根拠を示し、説得力のある提言ができているのでしょうか。締切まであと1時間、がんばって!
Today ATⅡstudents had their last evaluation, E2 (Creating a Community) , which asks whether they were able to show the results based on their research to the community. Through this evaluation, students reflected on how they have connected with the community in their research, and how they have collaborated with local businesses and communities.
After the evaluation, the students worked on their final proposals, which are due today. In their proposals, they are expected to present concrete and numerical proposals for solving local issues based on the results of their research. Since students had their evaluation interview separately, not all group members were able to work face to face. Still, they could communicate with each other and edit their proposals by sharing a document on a computer. Hope all went well, also, we are all looking forward to reading your persuasive proposals. Good luck!
【ASⅢ】最後の本評価 / The Last Evaluations
本日のASⅢでは、E1(提案を創造する)、E2(地域を創造する)の2つの本評価を実施しました。生徒たちはパソコン室でまず自己評価(評価シートに記入)をし、それぞれの担当者が待つ部屋に向かいます。先行研究を活かすことができたか、地域にどのような提案ができたか、地域と連携して研究を進めることができたかなど、合わせて11の評価項目について、しっかり自分の言葉で説明することができていました。
面談が終わった生徒たちは、論文のリライトに取り組みます。先日提出した論文に加えるのは、「継続研究する後輩へのアドバイス」と「天草市に対して貢献できること」の2項目です。AS(天草サイエンス)の総まとめのASⅢ。ASⅠ~ASⅢの3年間、地域に密着した研究をしてきた人も、そうでない人も、何らかの形で研究の成果を天草市 に還元し、地域とつながりつづけていってほしいと思っています。
Today in AS III, we conducted two evaluations, E1 (Creating a proposal) and E2 (Creating a community). The students first completed their self-evaluation by filling out the evaluation sheet in the computer room and then went to the rooms where their respective supervisors were waiting for them. In the interview, the students were able to explain in their own words, including whether they were able to make use of their previous research, what proposals they were able to make to the community, and whether they were able to promote their research in cooperation with the community.
After the interviews were over, the students worked on rewriting their paper as a summary of AS (Amakusa Science) classes. We hope everyone can return the results of their research to Amakusa City in some way and continue to be connected with the local community.
【ATⅡ】本評価を行いました / An Evaluation Day
本日のATⅡでは、本評価を行いました。今回実施したE1(提案を創造する)の評価では、先行研究を自分たちの研究に活かせているか、地域課題解決のための新たな方法を提案できたかなどの質問をします。いつものように担当者との面談形式で行われた本評価のそれぞれの会場で、生徒たちはやや緊張した面持ちで、2年間行ってきた研究について一生懸命説明をしていました。
生徒たちは並行して「提言書」の推敲を行っています。今日は、ATⅡ(3年生)担当の先生方からのコメントを参照し、より説得力のある文章になるよう知恵を出し合っていました。いよいよ、来週は提言書の最終締切日。みんなの研究成果と知恵をぎゅっと詰め込んだ提言書が、天草市をより魅力的な「宝島」にする一歩になることを願っています。
We had evaluation interviews in today’s ATII class. This time, we had E1, which evaluates on “Creating Proposals,”, and of course all the students did their best. Each tried hard to explain their research in their own words, by answering questions such as the use of previous research or ways to solve regional problems.
Students who finished the interview-style evaluations, worked on editing their proposals to the city.They were discussing how to make their proposals more persuasive by referring to the comments of their teachers. The final deadline for the proposal is coming up next week. We hope that their proposals will have everyone's wisdom to make Amakusa even more attractive “Treasure Islands.”
【ATⅠ】来週の中間発表会へ最終調整!
11/12(火)のATⅠは、久々に2年生のみでの活動となりました。
まずは、夏季課題として行った先行研究調べの振り返りを行い、「研究の問いと結論を読み取ること」「結論の根拠となる数値データに着目すること」など論文を読む上で大切にしたい視点を再確認しました。
その後は、来週に迫った中間発表会の練習を行いました。本番同様のポスターをもとに、役割分担を行い、どこを重点に発表するか、説明が不足しているところがないかなどを担当者と最終確認しました。
探究スキル講座を受けてきた1年生に、「やっぱり2年生はさすがだな」と思わせる発表になるよう頑張りましょう!
【科学の甲子園】11校で競いました
11月10日(日)に行われた「科学の甲子園」熊本県予選に参加してきました。
筆記試験・実技競技に向けて一生懸命取り組んできました。特に実技競技では、与えられた事前課題に対して放課後や休日の時間を使って試行錯誤してきました。
本番は思うような結果が出せませんでしたが、このチャレンジを通して一回り成長してくれたと思います。
応援ありがとうございました。
【科学部】グローバルサイエンティストアワードに参加しました
科学部がグローバルサイエンティストアワードに参加しました。
このアワードは、鹿児島県の池田学園が主催している研究発表会です。
本校からは化石班の2年生1名、1年生2名とオブザーバーとして3年生1名が参加しました。
残念ながら発表時間を超過してしまい、受賞には至りませんでした。
発表が上手くいかなかったので、落ち込んでいるかと思いきや・・・。
なんと!オブザーバー参加の3年生からアドバイスをもらって、改善を図っていました。
失敗から学ぶ姿勢が素晴らしいです。
次回は九州大会での発表です。
今回の経験を活かして、さらに良い発表としてくれると信じています。
【ASⅢ】研究成果の波及のために / How can we contribute to the city?
本日のASⅢでは、先週の論文提出を受けて各班論文のリライトに取り組みました。この2週間で「継続研究する後輩へのアドバイス」と「天草市に対して(自分たちの研究が貢献できること」の2項目を考え、論文に足していきます。AS(天草サイエンス)が大事にしている、地域や異学年とのつながりが、論文にも反映されていっています。
「音」班が「うーん」と頭を抱えていたのは、「天草市への貢献」の部分。この班はこれまで、防音壁の形状を主に研究してきました。天草に特有のものを研究対象としていないため、自分たちの研究と天草がどうつながるか、悩んでいるようです。「難しく考えずに、身のまわりで『うるさいな』って思う場面を思い浮かべてみたら?」というアドバイスに、ぽつぽつ意見が出始めました。「いつも使っている防音室が、意外と防音できていない」「模試のリスニングのとき、部活の声が気になる」「吹奏楽の練習時間と定時制の授業時間が重なっていて工夫している」などなど、どんどん身近な「音」問題が出てきます。さて、これをどう「市への貢献」につなげるか? ここからが腕の見せ所です!
早いもので、ASⅢの授業も残すところあと5回となりました。各班、最後までしっかり班で協力し合い、集中して活動を行っています。これまでの活動で学んだことを後輩につなぎ、研究成果を地域に波及できるよう、1回1回の授業を大切に、がんばっていきましょう。
In today's AS III, each group worked on rewriting their papers they submitted last week. They need to add some advice to the 2nd graders, and also write about how their research could contribute to Amakusa city.
The “Sound” group was having a discussion with a puzzled look. They have mainly studied the shape of soundproof walls, and were wondering how their research could be connected to Amakusa city. Then they got a piece of advice from a teacher, saying “why don’t you just simply think of some situation where you wish to have soundproof walls?” Students started to state their opinions little by little. “The soundproof room I always use is surprisingly not soundproof,” ‘I am bothered by the voices of club activities outside during mock exams,’ ‘Our brass band practice after school might bother students of night school,’ Now that they have some good ideas - they should be able to think how they can contribute to the city too!
With only five AS III classes left, each group is working hard until the last minute. We are sure they can pass on what they have learned through their research activities to the younger students, and spread the results of their research to the local community. Good luck!
【ASⅡ】「耕作放棄地」班の奮闘 / An adventure to the abandoned land
天草高校では課題研究の発表会を1年に3回設けています。そのうち2回が校外の発表会で、3月の「探究成果発表会」と、7月の「探究成果最終発表会」です。(なお、7月の「最終」は3年生にとって最後であることを示しています。)そして、3月と7月の中間の時期に校内で行うのが、現在2年生(ASⅡ、ATⅠ)が発表準備に勤しんでいる「中間発表会」です。
今日のASⅡでは、多くの班が発表のためのポスター製作に取り組む一方、「耕作放棄地」班はデータ収集のために、校外に出かけました。発表会までにもう少しデータを集めたいと考えているようです。目星をつけていた1つ目の候補地は、土地の所有者が熊本にお住まいとのことで断念。あきらめずに次の候補にあたってみます。学校から出てしばらく西に行ったところに放棄地らしき土地を見つけた班員たち。隣にある立派なお屋敷に許可をお願いしに行 くことにしました。ドキドキ… 少し緊張しましたが快くOKしてくださり、しかも、4、5年前まで稲を植えていたという情報もいただくことができました。背丈を超えるススキやセイタカアワダチソウが元気よく育っている、まさにお手本のような放棄地で、計測地点までの道のりもちょっとした冒険気分。いやー、これはなかなかの「インスタ映えする」活動になりそうです。
「うわ、蜘蛛の巣やばい!」「バッタがすごい!うわっ、蚊がレベチ」「めっちゃ刺された!早くヒモちょうだい!」「うわ、足が水没した」と、何ともにぎやかな様子で3箇所の計測が終了し、分析用に少し土もいただいて帰ってきました。これもひとえに、快く調査の許可をいただいた、土地の所有者の方のおかげです。AS活動は地域のみなさまに支えられていると改めて感じます。さて、アドベンチャー(?)を終え、無事帰校した「耕作放棄地」班。大量の蚊に刺され、やや疲れも見えたものの、「今日は頑張った!」と充実感でいっぱいの3人でした。中間発表会も期待していますよ!
Our school holds three presentations of research projects per year. Two of these presentations are held in March and July, outside the school. The other presentation, called the “Interim presentation” is what the second-year students are currently preparing for.
Today in AS II, while many of the groups were working on posters for their presentations, the “Abandoned Land” group went outside the school to collect more data before the presentation. They went to the first candidate site they had chosen in vain - the owner of the land lives in Kumamoto. They decided not to give up easily, and found a piece of land that looked abandoned after a while. They decided to ask permission from the owner of a house next to and the owner kindly gave them permission. Hooray! The abandoned land was filled with tall grasses which were even taller than their height. Well, this is going to be quite an “instagrammable” activity.
“The cobwebs! Watch out!” “Grasshoppers, here and there!” “Mosquitoes are biting us!” ”Oh, my feet got wet!’ - they seem to be enjoying themselves a lot. After their little adventure to the abandoned land, the three students returned safely to the school. Although they were bitten so badly by mosquitoes and looked a little tired, they were filled with a sense of fulfillment, saying, “We did our best today!” Well done, students, we are looking forward to seeing their interim presentation too!
【SSH】肥後椿の植樹
先日行われた「世界津波の日」高校生サミットで使用された肥後椿を3本寄贈を受けました。
この椿は、アンゴラ、カナダ、フランスの学生が式典で使用したものです。
本日、寄贈された肥後椿を本校南側校舎前庭に植樹しました。
植樹はサミットに参加した生徒たちが行い、校長先生も共に行いました。
この椿が各国の友好の証として、天高の庭で大きく成長することを祈っています。
<アンゴラ>
<カナダ>
<フランス>
<集合写真>
【ASⅠ】探究スキルアップ講座⑭ プレゼンテーション②
本日は探究スキルアップ講座の第14回目が実施されました!
本日のテーマは、前回に引き続き「プレゼンテーション」について学ぶというものでした。
研究発表に対する「質問する力や技能」を身に付けることを目標に据えて活動に取り組みました。前回のスキルアップ講座では先輩のプレゼンテーションを見て発表のスキルや工夫について気づいたことをまとめる活動に取り組みましたが、今回は、発表内容に対する質疑応答を考える活動に取り組みました。
まずは、質問をする際の着眼点について学び、プレゼンに対する質問をどのように考え、つくっていくか、そのポイントを抑えていきました。その後、先輩が行った実際のプレゼンを見て質問を考えて書き出す活動に取り組みました。専門的な用語や説明が多く含まれるプレゼンでしたが、先程学んだポイントを振り返りながら一人一人が真剣に質問を考えることができていたように感じます。最後に一人一人が考えた質問をグループやクラスで共有し、同じプレゼンであっても着目するポイントによって様々な質問を作り上げることができることが理解できたようです。
【ATⅡ】より良い提言書を目指して / To make proposals better
本日のATⅡでは、先週1次提出した提言書にコメントが入ったものを返却するとともに、11月19日の最終提出時に用いる評価基準および他班の提言書を共有しました。生徒たちは返却された提言書を見て、誰が読んでも内容がしっかり伝わるか、自分たちの提言をサポートする根拠がきちんと示されているかなど、ポイントに沿って内容を再確認していました。
現在、生徒たちが取り組んでいるのは、「天草市に向けた」提言書です。つまり、自分たちの提言を受けることにより、市にどのような良い影響があるかを述べる必要があるのです。自分たちの研究の紹介文になっていたり、「こうだったらいいな」という希望を何となく書いていたりするようでは、提言書としては合格とは言えません。外部データを効果的に用いながら、市役所の方々が思わず「いいね!」と言ってくださるような提言ができるといいですね。あと2週間、班で協力して頑張って!
コメントで真っ赤になった提言書を見つめる班員たち
During today's ATII, students got their checked proposals and shared the evaluation criteria to be used for the final submission on November 19. Is our proposal clear enough to anyone who would read it? Do we have enough evidence to support our proposal? Students discussed how to make their proposals better by checking the comments.
The students have been working on a proposal to Amakusa City. In other words, they need to state the positive impacts their proposals have on the city. We cannot call it a “ proposal” if it is just an introduction to their research or a wish list of what they would like to see in the future. I hope many can make proposals that will convince the people of the city. Good luck to all the groups!
【ATⅠ】研究計画書完成!
ついに研究計画書が完成しました!
研究の方法を練り直したり、担当の先生からの助言に悩んだりしながらも、最後まで一生懸命作成する姿が見えました。先輩方からのアドバイスも今回の計画書を書くときの参考になりました。3年生、ありがとう!
今回提出してもらった研究計画書は、11月19日(火)に行われる中間発表会で、1年生に向けて発表する予定です。
いよいよ本格的な研究活動がスタートしますね。限られた時間の中でベストを尽くそう!!
【ASⅢ】あと5分! / The Last Minute!
10月も今日で終わり。今日はハロウィン、かつ、3年ASクラスの生徒たちにとっては、ついにやってきた、論文締切日です。2年生が「ノサリバ」で不在のため、本日の授業は珍しく3年ASクラス全員が地学室に集結して論文を仕上げる1時間となりました。
締切日といっても、班によって論文の仕上がり具合はさまざま。結論がわずか数行という、なかなかに大胆な(!)論文があったり、最後に述べる謝辞がものすごーく長かったり(宮﨑先生によると、過去には1,500字にもわたって謝辞を書いたツワモノの先輩もいるそうです…!)。それぞれ、個性豊かな論文が出来上がってきています。
授業の最後のベルが鳴った瞬間、論文の編集は終了です。みんな、必死ながらどこか楽しそうに、最後まであきらめず論文を作成しています。指導担当の先生方のコメントを反映して内容を分かりやすくしつつ、しっかり目標の5,000字に届くよう、ラストスパート頑張って!
Happy Halloween! Today is Halloween for everyone, and for the students in the 3rd year AS class, October 31st means the paper deadline. All the ASⅢstudents gathered in the Earth Science room for an hour to finish their papers.
Even though it was deadline day, some of the papers still looked half way through, with only a few lines of conclusion. Some tried their best to make their paper long enough, and ended up having a very long acknowledgement at the end. (Mr. Miyazaki mentioned that one of his students wrote an acknowledgement of 1,500 words in the past. Wow!) As expected, each group's paper was very unique.
Students will need to stop editing immediately when the bell rings. Only five minutes to go! Everyone is frantically but somewhat happily working on their papers until the very end. We’re sure you can make it. Never give up, everyone!
【ASⅠ】探究スキルアップ講座⑬ プレゼンテーション①
本日は探究スキルアップ講座の第13回目が実施されました!
本日のテーマは、「プレゼンテーション」について学ぶというものでした。
「プレゼンテーションとは、どのような活動なのかを理解する」ことを目標に据えて活動に取り組みました。まずは、先輩のプレゼンテーション(スライド発表)を見て、気付いた点をまとめるということに取り組みました。この活動を通して、生徒は視線の向け方や資料の提示の仕方などの重要性を感じていたようでした。
その後、今度は同じプレゼンテーションでも、ポスターによる発表の様子を見て、気付いた点をまとめるということに取り組みました。この活動を通して、同じプレゼンテーションでもその方法によって特徴の違いや留意すべき点なども異なってくることを理解しました。プレゼンテーションの形に合わせた工夫を凝らした発表ができるように更に学びを深めていきましょう!
【ATⅡ】提言書の1次締切日です / Deadline!
本日は、天草市役所に提出することになっている「提言書」の1次締切日です。自分たちが考えた提言内容を他班と発表し合ったり、班内でのディスカッションを重ねたりしてようやく出来上がった(?)提言書。授業開始時にもう「完璧です!」と、自信たっぷりに言っていた班もあるようですが、果たして、その提言書は誰が読んでも思わず納得するような、説得力のあるものに仕上がっているでしょうか。
私たちATⅡの担当者は、生徒たちに、この「提言書」で夢を語るのではなく、市の現状に即した実践的な「提言」をして欲しいと思っています。そのためには、これまでの研究を分かりやすく説明することはもちろん、信頼できる外部データが根拠として示されていなければなりません。
担当者チェックを経て各班が今日提出した提言書は、今後、ATⅡで他班を指導している先生方や2年生のATⅠを指導している先生方にも見ていただき、助言をいただくことになっています。日頃指導している担当者とは異なる視点で提言書をチェックしていただくことで、根拠の弱い箇所を見つけられたり、文章の伝わりづらい部分の改善につながったりするはずです。3年生のみなさんには、2年間の研究の総まとめとして、じっくり時間と手間をかけ、より良い提言書を創り上げていってほしいと思います。
Today is the first deadline for the “proposal” to be submitted to the Amakusa City in the future. The proposals were finally completed after many presentations and discussions among the other groups. When being asked how their proposals are, some of the students confidently said, “It's perfect! Is that so? Are the proposals really so persuasive that anyone who reads them will be convinced?
We teachers would like the students to make practical proposals that reflect the current situation of Amakusa, but some of the students seem to be talking about their dreams in this “proposal” instead. In order to make practical proposals, we believe, students should not only explain previous research in an easy-to-understand manner, but also present some reliable external data as evidence.
The proposals submitted today will be reviewed by some teachers, which would give them some useful advice. We hope that they will take the time and effort to create a better proposal as a summary of their two years of research. We are counting on you!
【ATⅠ】研究計画が固まってきたようです!
本日のATⅠでは、研究計画書大詰めです。
担当者とディスカッションを行ったり、研究がうまく進むためにあらゆる情報を収集したりする班がみられました。
この計画書は11/5に完成です。11月19日の中間発表会に向けて各班頑張りましょう!
【科学部】生徒理科研究発表会での出来事
1つ前の記事で紹介した生徒理科研究発表会の地学部門では化石班が入賞しました。
これも一つの成果ですが、もう一つあります。
それは、天高生が積極的に他校の研究発表に対して質問したことです。
他校生からの質問は1人のみの中で、天高生はよく頑張ってくれた(8回質問)と思います。
このことは、自分たちの発表を行うだけでなく、他校の発表からも学ぼうとする意思の表れだと思います。
天高生の素晴らしさが垣間見える研究発表会となりました。
【科学部】化石班、九州大会出場決定!
本年度の生徒理科研究発表会が行われました。
科学部からは生物部門にホタル班、地学部門に化石班と海洋ごみ班が出場しました。
<化石班>
3年生から引き継いだ研究を発展させ、発表しました。1年生は初めての外部発表会でしたが、緊張が見られたものの、しっかり発表できました。見事、最優秀賞3位となり、12月に行われる九州大会に出場します。
<海洋ごみ班>
海洋ごみ班は1年生が始めた研究を2年生がサポートする形で研究が進んでいます。今回は3つの海岸での調査結果を発表しました。今後も先輩が後輩を指導する形で研究を進めていきます。研究活動を顧問と上級生で指導をしていく、「研究の自走化」を目指した取組です。
<ホタル班>
天草に生息するゲンジボタルの特異性について継続研究をしています。今年度は昨年度の実験手法を改善し、より精度が高いデータを収集しました。また、新手法として行ったDNA解析による結果を報告しました。
【ASⅡ・Ⅲ】質疑応答で研究を深めています
ASⅡは中間発表会に向けたポスター、ASⅢは研究論文の締切が近づいてきました。
現段階までの成果をまとめています。
本日で3回目となる質疑応答の時間にもだんだん慣れてきたようで、活発な意見交換ができており研究内容の深まりが期待されます。
【科学の甲子園】実技競技の練習を開始
地学室を覗くと「科学の甲子園」チームが練習をしていました。
「科学の甲子園」は筆記競技と実技競技の合計点で競われる大会で、6名でチームを組んで出場します。
今日は実技競技に向けて意見を出し合い、出題された課題を解決するために試行錯誤していました。
11/10の本番に向けて頑張っています。
【AS・AT】世界津波の日サミット(2日目)/ Tsunami Awareness Day Summit - Day 2
さて、サミット2日目が始まりました。朝からの記念植樹・記念碑除幕式では、肥後六花の1つである肥後ツバキを日本の高校生と海外の高校生がペアになって植樹します。天草高校からも2年生の北野さんが選出され、アンゴラから参加した生徒と一緒に植樹を行いました。(植樹の前後で話が盛り上がり、すっかり友達になっていました。さすがのコミュニケーション・スキルです!)
その後はホールでの総会が始まりました。昨日の分科会でまとめたグループ毎の「アクションプラン」を、15グループの代表者がステージで発表します。1グループ3分の短いプレゼンテーションではありますが、自信溢れるスピーチや観客を惹きつける発表に、思わず惹きつけられます。その後、「絆を深めた仲間と共にリーダーとして防災、減災、復興の取り組みを進める」という大会宣言が発表され、2日間のサミットが閉幕となりました。
このサミット参加を通して、英語力やプレゼンテーションのスキルを伸ばしただけでなく、協働する力や忍耐力を身につけ、チャレンジすることの大切さやコミュニケーションの楽しさなど、多くのことを学んだ13名の生徒たち。今後のますますの活躍に期待しています!
The second day of the ”High School Students Summit on World Tsunami Awareness Day” has begun. In the morning, high school students from Japan and high school students from overseas paired up to plant a Higo Camellia, known as one of the flowers symbolizing Kumamoto. From our school, Ms. Kitano was selected to plant the tree with a student from Angola. Two students from Angola and Amakusa - they became good friends through this tree planting!
After that, the general meeting began in the hall. Representatives from each of the 15 groups presented on stage the “action plans” for each group that had been compiled in workshops yesterday. Each group's confident speeches and audience-attracting presentations were unforgettably engaging. The two-day summit came to a close with the presentation of the conference declaration: “As leaders, we will work together with our bonded friends to promote disaster prevention, disaster risk reduction, and creative reconstruction.”
Taking part in this summit, our students not only improved their English and presentation skills, but also acquired the ability to collaborate and persevere, and learned many things, including the importance of taking on challenges and the joy of communication. We look forward to their continued success in the future!
【AS・AT】世界津波の日サミット(1日目番外編)/ Tsunami Awareness Day Summit - Day 1-3
サミット1日目の晩にレセプションが行われました。
レセプションは立食形式のパーティーで多くの人々と交流しました。
本校生徒が熊本県代表として挨拶を述べました。
牛深ハイヤが披露されたり、くまモンがゲストで紹介する中で、多くの方々と交流しました。
【AS・AT】世界津波の日サミット(1日目その2)/ Tsunami Awareness Day Summit - Day 1-2
1日目レポートその2です。
休憩後の分科会2では、コミュニケーションを図りながら各班での意見をまとめました。
意見をまとめる際には、それぞれが役割を持ち、協議に参加しました。
その後、海外の高校生と協働して発表を行いました。
分科会2の後には、開会式が行われました。
開会式では、来賓等の挨拶の他に、各国代表の紹介がありました。
それぞれの国の個性が垣間見える紹介となりました。
開会式後に行われた分科会3では、分科会を通じての感じた思いなどを全員でボードにまとめました。
【AS・AT】世界津波の日サミット(1日目その1)/ Tsunami Awareness Day Summit - Day 1-1
いよいよサミット本番が始まりました。天草高校からは3班、計13人が参加しました。
会場の熊本城ホールに到着すると、たくさんの海外の方々がおられ、日本にいるはずなのに海外留学したようです。
サミット初日の本日は、分科会1~3と開会式が行われました。
分科会1では国内外の高校生を交えて、研究発表を行いました。
昨晩の練習を活かして、それぞれが精一杯発表を行いました。
各班の発表後は、グループに分かれて「防災」「減災」「復興」のいずれかをテーマに自分たちに出来ることを話し合いました。
開始当初は緊張している様子でしたが、徐々に打ち解け、議論が進んでいました。
分科会の合間の休憩時間では、各自で海外生徒と交流しました。
【AS・AT】世界津波の日(前日)/ Tomorrow is a big day!
いよいよ明日から、「世界津波の日」2024 高校生サミットin熊本 が始まります。午前中の天草交流を終えた13名の生徒たちは昼食をとり、熊本市へ向けて出発しました。
バスの中で明日のプレゼンテーションの練習をする生徒もいます。感心、感心...! 会場である熊本城ホールの近くの宿舎で、3つの班がそれぞれ発表練習を行います。これまで練習してきた内容を英語でしっかり伝えられるよう、聴いている人の反応を確かめながら発表すること。グラフや表の内容を理解してもらえるよう、強調する部分や指し方を工夫すること。実験などで使った道具などをどう見せたら良いか。質疑応答で、自分たちの考えをどのようにしたら分かりやすく伝えられるか。1班につき1時間弱、本番さながらの練習を行いました。
しっかり頑張ると、お腹もすきます! 練習後にはそれぞれ好きなメニューを選んで、腹ごしらえ。でも、これで終わりではありません。夕食後、それぞれ30分ほど練習をしてから、明日に備えてしっかり休息をとりました。
40以上の国や地域から参加者が集う今回のサミットの使用言語は英語のみ。実は、天草高校から参加する生徒達は英語が大得意!という生徒ばかりではありません。しかし、「やってみよう!」というチャレンジ精神にあふれ、素直で優しく、お互いを思いやることができる、笑顔が素敵な13名がひたむきに頑張る姿は何よりも輝いて見えます。明日からのサミットでもベストを尽くし、きっと多くのことを学んでくれることと思います。応援していますよ!
The World Tsunami Day High School Summit will start tomorrow. After the cultural exchange in the morning, 13 students had lunch and departed for Kumamoto City.
Some students are practicing tomorrow's presentation on the bus. After arriving at a hotel, each of the three groups practices their presentations. How can we make a presentation while checking the reactions of those listening? How can we show the graphs and tables more effectively? How can we communicate our ideas in a way that is easy to understand during the Q&A session? They are trying their best until the last minute. Great job!
After the practice, they had dinner, and they each had another 30 minutes and then got a good rest to prepare for tomorrow.
English is the only language spoken at the summit, tomorrow since it has participants from 40 countries around the world. In fact, not all of the participants from our school are fluent in English. However, they are full of challenging spirit and willing to “give it a try! Their honesty, kindness, consideration for each other, and beautiful smiles are all shining through their hard work. We are sure that they will do their best and learn a lot at the summit starting tomorrow. Good luck, everyone!
【ASⅠ】探究スキルアップ講座⑫ データ処理③
本日は探究スキルアップ講座の第12回目が実施されました!
本日のテーマは前回に引き続き、「データの処理」について学ぶというものでした。
「テキストデータの処理方法を理解する」ことを目標に据えて活動に取り組みました。まずは、先行研究として収集した論文などの様々文献の内容の理解や把握をしやすくするためのAIによる処理(要約)について学びました。同じ内容であっても処理するAIによって処理(要約)の仕方や内容が異なることを理解し、処理をする際にどのAIを用いるのか、また複数のAIを用いて内容を比較・分析することの重要性などについて学びました。
その後、文章から意味のある情報や特徴・傾向を見出す際などに活用できるテキストマイニングについて学びました。実際に取ったアンケートの記述回答の内容をもとにテキストマイニングを行った結果の図を各自が作成し、その図から読み取れることを分析してペアやグループなどでの意見交換を行いました。テキストマイニングの結果に大きく影響するため、アンケート等のどの部分に着目し、どういうデータの抜き出し方をするかが重要になることを学びました。
【AS・AT】天草で「世界旅行」!? / a "World Tour" in Amakusa
突然ですが、みなさんは世界旅行に行ってみたいと思ったことはないですか?
わたし(天草出身)はもちろんあります! でも、最寄りの三角駅まで1時間超かかるし(むしろ「最寄って」ない疑惑)、熊本から外国に行く便も限られているし、何より、世界旅行って莫大な費用と時間がかかるだろうし…
そんなあなたにピッタリの機会をご用意しました! 天草にいながら、ドイツ語の歌をドイツの若者と歌ったり、インド映画でしか見たことがなかった、思わず踊りたくなる生歌を聞いたり。南国のカラフルな民族衣装を身にまとったバヌ アツの高校生と恋バナをしたり(!?)。
それ全部、天草でできます!
下の写真は、全て本日10月22日に行われた「世界津波の日」にかかる天草交流でのものです。世界5カ国から天草を訪れた25人の高校生と、天草高校生が英語で(時には「心」で)交流を楽しんでいます。今回来天したのは前述した3カ国に加え、カンボジアとソロモン諸島のみなさんです。カンボジアの素敵な詩をシェアしていただいたり、ソロモン諸島の素晴らしいダンスを見せていただいたりと、しばし天高での交流を楽しみ、一行は諏訪神社へ。あいにくの雨でしたが、神社を訪問して日本文化やしきたりを体験したり、諏訪会館で天草太鼓を教えていただいたり。限られた時間でしたが、天草にいながら世界中に友達を作ることのできる、素晴らしい機会となりました。
神社見学に際してご助言賜りました大野宮司をはじめ、本渡諏訪神社の皆様、天草太鼓のデモンストレーションおよび体験のご指導をいただいた天草太鼓推進会の皆様、本当にありがとうございました。
午後からサミット参加生13名は熊本市に向かいます。プレゼン&交流がんばるぞ!
Have you ever dreamed of traveling all over the world?
Of course you have, right? As you know, however, it takes us Amakusa residents over an hour to get to the nearest station, Misumi, more than three hours to Kumamoto airport, and above all, traveling around the world would cost thousands of dollars...
Don't worry! We have prepared the perfect opportunity for you! You can sing German songs with young German people, or listen to live songs that you have only heard in Indian movies that make you feel like dancing. Or, you can even have a girls talk with someone from Vanuatu.
You can experience all of these in Amakusa!
All the photos below are photos from the Amakusa Visit today, which is part of High School Students Summit on World Tsunami Awareness Day. Our students enjoyed talking in English with 25 high school students who visited Amakusa from 5 countries around the world. The visitors were from Cambodia and Solomon Islands in addition to the aforementioned three countries. After sharing beautiful poems from Cambodia and a wonderful dance performance from the Solomon Islands, the group went to Suwa Shrine. We visited the shrine, experienced Japanese traditions with students from all over the world, and enjoyed Amakusa Daiko drumming together. It was a wonderful opportunity to make friends from all over the world while in Amakusa.
In the afternoon, the 13 Summit participants from our school will head to Kumamoto City. We will do our best for the presentations and exchange!
【AS・AT】世界津波の日(番外編)/ In Three Days!
ジャジャーン! 見てください!! 今年度の世界津波の日高校生サミットにかかる天草でのスタディーツアーで使用する手ぬぐいが、ついに完成しました!
この手ぬぐいは、サミット参加者の2年生の2人がデザインし、天草市の「紫谷染物店」様にお願いして作っていただいたもので、世界に唯一、オンリーワンのものです。シンプルながらも躍動感のあるデザインに使ったこの青は、イギリス王室の公式カラーでも使われる「ロイヤルブルー」という色なのだそう。紫谷染物店の皆様にはデザインの段階から仕上げまでお力添えをいただきまして、本当にありがとうございました。大事に使わせていただきます!
いよいよ3日後に迫った22日の天草交流で、この手ぬぐいがお披露目されます。さて、どのように活用されるのか、海外の高校生の反応はいかに…!? 当日の様子は、またブログ記事でご紹介します。是非お楽しみに!
Ta-da! Look at our ”tenugui," or Japanese hand towel, to be used during the study tour in Amakusa for the High School Students Summit on the World Tsunami Awareness Day! This tenugui was designed by two of the 2nd-year students who will participate in the summit, and then made by a dye shop called "Shikoku Somemonoten” in Amakusa. The blue used for the simple yet dynamic design is called “Royal blue,” which is known as the official color of the British Royal Family. We would like to thank everyone at the Shop for their great assistance from the design stage to the finishing touches. We will use it with great care!
You are interested in how this tenugui will be used, and how the students from overseas will like it, right? Please visit our blog again in three days and find out!
【AS・AT】世界津波の日(番外編その2)/ Time for Art!
芸術の秋! 2年生の生徒数名がせっせとコラージュをしています。外国の美しい建物の写真もあれば、神社の写真もあり、美味しそうなウインナーの写真と海鮮丼の写真がコラボ…
さて、これは何の「作品」なのでしょう?
実は、彼女たちがにぎやかにアートを楽しんでいるのは、地学室。このグループは津波の日スタディツアーにかかる22日の天草交流で、ドイツの高校生と交流することとなっています。そのため、ドイツで有名なものや、天草から紹介したいものをコラージュし、ウェルカムボード(お客様を歓迎するためのパネル)をせっせと制作していたというわけです。
3日後の交流会では、ドイツをはじめ、カンボジア、インド、ソロモン諸島、バヌアツの5ヶ国の高校生が天草を訪れます。地学室には他国のウェルカムボード(絶賛制作中)も出番に備えてスタンバイ中です。天気が少し心配ではありますが、世界のあちこちからやってくる若者たちと素敵な交流ができますように。
A beautiful autumn day! Several 2nd-year students are working hard on their collages. We can see pictures of beautiful foreign buildings, a shrine, delicious-looking sausages or a picture of a seafood bowl....
Now, what are these “works of art”?
Actually, it is the Earth Science Lab where they are enjoying themselves. This group is going to exchange with German students on the 22nd, which is an activity planned as part of the World Tsunami Awareness Day Study Tour. They were making a welcome board with a collage of things famous in Germany and things they wanted to introduce from Amakusa.
Three days later, high school students from Germany, Cambodia, India, Solomon Islands, and Vanuatu will be coming to our school. In the Earth Science Room, welcome boards for the other countries are also being made. We hope that our students can have a wonderful exchange with the young people coming from all over the world.
【科学部】生徒理科研究発表会に向けて
27日に行われる生徒理科研究発表系に向けての準備が佳境を迎えています。
生物部門に出場するホタル班は、担当の先生とのディスカッションを進めていました。
地学部門に出場する化石班は、最後の考察部分について班員同士で意見を出していました。
どちらも議論が進み、内容がまとまったようです。
【ASⅡ・Ⅲ】質疑応答は難しい! / Another Q and A session
7時間目、第2グラウンドから戻ってきたASⅡ「芝」班は、育てた芝の葉緑素を計測しようとしています。とはいえ、ここにいるのは、測定器を見るのも触るのも初めてのメンバーばかり。さて、正確なデータ計測ができるのでしょうか...!
その頃3年生は... もちろん今日も、必死で(?)研究論文に取り組んでいます。ついこの間、あちこちで楽しそうに実験していたような気もしますが、もう論文を書いている姿を見ると、時が過ぎるのは早いものです。さて、あっという間に授業終了10分前になりました。質疑応答の時間です! 各班、先週とは別の3年生を対象に、それぞれの研究について説明し、質問に1つ1つ答えていきます。今日お邪魔したある班は、3年生からの鋭い質問に、班員同士顔を見合わせ、言葉に詰まってしまいました...
質疑応答、難しいですよね。でも、実践あるのみ! 今日答えられた質問と答えられなかった質問を整理して、今後につなげていきましょう!
葉緑素の測定に初挑戦の「芝」班
3年生、論文頑張っています! 実践あるのみ! 2年生の質疑応答
In the seventh period, the AS II “Turf” group returned from outside and measured chlorophyll in the turf they grew using a measuring device. However, all the members here have never seen or touched the device before. Now, will they be able to measure the data successfully...??
Meanwhile, the 3rd graders... as usual, they are working hard on their research papers. It seems like just a few weeks ago that they were doing experiments, but time flies and now we see them writing their final papers.
Now, the time for the Q&A session has come! Each group explains their research and answers questions one by one to the 3rd-year students. One of the groups we visited today, was at a loss for words as they looked at each other in response to the sharp questions. Q&A sessions are difficult, but we can be better only by practicing again and again! Let's all review the questions we had today, and keep trying hard!
【ASⅡ】外へレッツゴー! / Let's go outside!
朝夕ずいぶん涼しくなったと思ったら、本日はまた蒸し暑い気候に逆戻りの天草です。
今日のASⅡでは、最初に来月行われる中間発表会のアナウンス(ASⅡは各班ポスター発表を予定しています)と、発表会が終わってから実施予定の「本評価」の内容について確認をしました。具体的に言うと、本評価の実施日までに進めておかなくてはならない実験等について、ルーブリックを見ながら確認し、各班の現状と照らし合わせるということです。あと1ヶ月ほどの期間で対照実験まで進めておく必要があるという事実を目の当たりにして、「やばい!」という表情で顔を見合わせている生徒もいます。
さて、活動が始まると、「芝」班は育成中の芝の生育状況の確認と葉の採取に、「ヒガンバナ」班はもちろん実験に用いる彼岸花を取りに、そして「耕作放棄地」班は、雑草の状況を測定しに、それぞれ元気よく飛び出して行きました(すみません、あまりに早かったので追いつかず、今回写真がありません,,, 次回こそ!)。クロームブックや論文とのにらめっこそろそろ、じっくりディスカッションすることももちろん大事ですが、やはり、そろそろ実際にアクションを起こし、データを集めていきたいところです。
7時間目に続きます。
In ASII today, students were first told about their presentation to be held next month; each group is scheduled to make a poster presentation. Then, they checked what they needed to do before the “main evaluation.”
After that three groups went outside for their research: the “Turf” group went out to check the growth status of growing turf and collect leaves, the “Cluster amaryllis” group went to get some flowers for the experiment, and the “Abandoned Land” group went to measure the weed situation. They all looked excited!
【ASⅠ】探究スキルアップ講座⑪ データ処理②
本日は探究スキルアップ講座の第11回目が実施されました!
本日のテーマは前回に引き続き、「データの処理」について学ぶというものでした。
「表中の特徴を適切な方法で、視覚的にわかりやすく表現する」ことを目標に据えて活動に取り組みました。まずは、表の数値を視覚的にわかりやすく表現するための準備として、表から読み取れる特徴を書き出す作業に取り組みました。この作業を通して、表の数値のどこに着目するのか、その数値をわかりやすく、見る人に捉えさせるためにはどのような工夫を凝らせば良いのかなどについて考えを深めました。その後、ペアで視覚的にわかりやすく表現するための工夫について話し合い、他者の気づきを取り入れ、自らのグラフをよりわかりやすくするためのきっかけとしました。最終的には、演習課題として、与えられた膨大なデータから自らが着目した部分を抜き出し、それを今までの講座で学んだデータの表し方や他者との対話や協働のなかで得た気づきを活かして視覚的にわかりやすい形に表現する作業に取り組みました。データからグラフを作成する作業に悪戦苦闘しながらも、一人一人、データのなかで着目した部分やグラフでの表し方も異なり多種多様な表現を見ることができました!
【ATⅡ】2回目の「ワクワク」は... / How did the “Exchange Time” go?
同じ教室内で、提言書(3年生)と研究計画書(2年生)にそれぞれ取り組む光景もなんだか見慣れてきた今日この頃のATです。心なしか2,3年生の心の距離も近づいているような...?(だったらいいなぁ!)
2、3年生の活動風景をカメラに収めるべく、ある教室にお邪魔したところ、ややっ! 窓の外に怪しい人影が!! ...よくよく話を聞いてみると、「外来種」の植物の研究を始めたばかりの、2年生たちでした。まずは、校内の外来種の植物を調査・記録しているとのことです。2年生の多くの班は教室内で研究計画を立てている一方、既に調査やアンケート、実験の準備などにとりかかっている班もあります。(これは11月の「中間発表会」も期待できそうですね!)
さて、今日も授業最後の10分間で「ワクワク交流タイム」を実施しました。先週とは違う班・違うメンバーが2年生の各班を訪問します。正直なところ、話がはずんでいる班もあれば、両者とも恥ずかしそうに下を向きがちな班もあるようです。これから上級学校に進んだり就職したりする3年生にとって、自分の班以外の人や学年が違う人と意見交換するのは、今後につながる大事な経験となるに違いありません。この交流の機会は、今後も不定期で設ける予定となっています。2年生の研究が進むにつれ、さらに活発な意見交換ができることでしょう。先輩方、頼りにしています!
We have become accustomed to seeing third-year and second-year students working on their proposals and research plans, respectively, in the same classroom.
At one such classroom, while taking some photos of them, we see a ”suspicious figure” outside the window! ... Well, it turned out to be a group of second-year students who had just started research on “invasive species,” and they were walking outside for their research. Surprisingly, while many 2nd graders are still planning their research, some have already started to conduct surveys, questionnaires, and prepare for experiments.
Today, we had another “Exciting Exchange Time” in the last 10 minutes of the class. Different groups and different members from last week visit each of the 2nd grade groups. To be honest, some of the groups seemed to have a good time talking with each other, while others tended to look down in embarrassment. Exchanging opinions with people from a different group or a different grade will be an important experience for 3rd-year students who will be going to a college or finding a job in the near future. We plan to continue to provide this opportunity for exchange, and as the 2nd-year students' research progresses, we expect to see an even more active exchange of ideas. We are counting on you, 3rd graders!
【ATⅠ】調査を始める班が増えてきました
本時のATⅠの様子を見ると、アンケートを作成する班やウニの殻を割って肥料づくりに励む班など、研究計画を組み立てて実験や調査に動き出している班が見られました。
また、3年生に質問する2年生の姿も見られ、異学年交流もうまく行っているようです。
11月19日の中間発表会での報告が今から楽しみです。
【科学部】AABEでの英語発表
科学部ホタル班が松山市で行われたAABE(第29回アジア生物教育協議会隔年会議)にて発表しました。
英語による発表でしたが、昨年度から重ねた経験を生かして、しっかりした発表を行いました。
他県の高校のホタル研究班とも交流ができ、有意義な発表会となりました。
初めて参加した1年生部員も発表に参加したり、英語の質疑応答に触れることで貴重な経験をできたようです。
この経験を次に生かすことを期待します。
【ASⅡ・Ⅲ】質疑応答、始めました♪ / Question and answer session
本日のASⅡでは、授業の冒頭に今回から始める「質疑応答」についての説明がありました。質問形式(オープンクエスチョン?クローズドクエスチョン?)に応じて簡潔に答える(=まず結論を述べ、必要に応じて補足する)こと、想定外の質問で答えられない場合にはどうするか、など、具体例を用いて質疑応答の流れを押さえました。
その後は、各班の活動場所に分かれての研究活動です。天気にも恵まれ、屋外で活動したり、実験を始める班も少しずつ増えてきました。急に秋めいてきて、天草のあちこちで彼岸花が見頃を迎えています。ということで、今日はASⅡの「ヒガンバナ班の実験におじゃましてみました。2人のメンバーはヒガンバナの持つ毒性を除草に活用するという研究をしているのですが、今日は特に強い毒を持つ球根の部分をつぶしてリコリンが含まれる液を抽出しようとしています。聞いてみると、抽出液は取れたものの、思ったより球根の粘度が高かったので少し苦戦したとのこと。次回は水をもう少し加えつつ抽出を試みるそうです。
7時間目から活動を始めた3年生はというと、時にディスカッションをしつつ、クロームブックとにらめっこ。論文作成を頑張っています。いよいよ締め切りが今月末に迫ってきて、みんな必死な様子です。研究の総まとめとなる論文、良いものができるといいですね!
授業の最後に、いよいよ「質疑応答」の時間がやってきました。今回は2年生が2分間で研究内容を説明し、その後の3分間で3年生からの質問に答えます。最後に、その場で答えられた質問とその回答をワークシートに書き込みます。答えられなかった質問には、それに対する回答を後日調べて記録することで、今後の研究につなげることができます。初日の今日は、どの班も少し緊張した面持ちながら、一生懸命説明や質疑応答を頑張っていました。継続は力なり! 来週も引き続き、研究&質疑応答を頑張っていきましょう♪
Autumn has come and flowers called Cluster amaryllis are at their best here and there in Amakusa. In ASⅡ, a group called ”Cluster amaryllis” has been working on utilizing the toxicity of the flower for weed control, and today they are trying to extract a liquid containing lycorine by crushing a particularly poisonous bulb. They told us that they struggled a bit in extracting liquid because the viscosity of the bulb was higher than they expected. Next time, they will try to extract while adding a little more water.
The third-year students, who began their activities in the seventh period, were all writing papers with their chromebooks. The deadline is coming up at the end of this month, and everyone is working really hard. We hope they can produce a good paper that summarizes their research!
At the end of class, the second-year students began a new “question and answer” activity. This time, they will have two minutes to explain their research, followed by three minutes to answer questions from the third graders. At the end of the session, they write down the questions and their answers on a worksheet. For questions that were not answered, the answers to them will be researched and written down later for future research. Today, the first day, all the groups looked a little nervous, but tried their best to explain and answer questions. Question and answer sessions are not so easy, but never give up, great things take time!
【ATⅠ】継続研究も進んでいます
ATⅠでは、3年生の継続研究に取り組む班も出てきています!
先週、いい匂いにつられ調理室に行ってみると、ATⅠの生徒の姿が!!何を試作しているのか聞いてみると継続研究を行っている班でした。先輩の研究を深化させるべく、早速試作を行っていたのです。
そして今週。先週の試作品はどうだったか気になり教室を覗いてみると、先週の結果を基に、検証を行っていました。まだまだ研究は始まったばかり。今後どのように研究が進んでいくのか、今から楽しみです。
多岐にわたるテーマを設定できるのがASやATの強みの一つではありますが、今回紹介したように、今までの先輩の研究に惹かれ、後を継ぐ形で研究テーマを設定できるのも本校の探究活動の魅力の一つです☆
【ATⅠ】ワクワク交流会で研究を前進!
本日のATⅠでは、2年生が3年生から研究のアドバイスをもらう「ワクワク交流会」が実施されました。
自分たちで話し合いながら研究計画書の作成を進めていた2年生でしたが、「何回実験すればいいのか」「〇〇を検証するにはどんな実験をすればいいのか」など、多くのことを決めなければなりません。
そんな時、心強いのは昨年ATⅠを経験した3年生です。自らの経験を元に、「もっと地域課題と絡めるとより良くなるのではないか」「私達はこんな機材を使って測定したよ」など2年生にアドバイスしてくれていました。
この取り組みを通して、2年生は新たな視点で自らの研究を考え、研究を進展させてくれることでしょう。「ワクワク交流会」は交流する班を組み替えて来週も実施します。
【ASⅠ】探究スキルアップ講座⑩ データ処理①
本日は探究スキルアップ講座の第10回目が実施されました!
本日のテーマは「データの処理」について学ぶというものでした。
「スプレッドシートを活用したデータの処理について学びを深める」ことを目標に据えて活動に取り組みました。まずはスプレッドシートにまとめられた数値データから必要な情報を読み取って、数式を用いて数値データを明らかにしたいことに沿った形で集計するための方法を学びました。自らが明らかにしたいことをまとめるにはどのような数式をどの場所に適用すれば良いかなどはじめは戸惑っていた生徒も自然と自ら数値データの処理ができた生徒がまだできていない生徒に処理の仕方について教え合う姿が見られるなど、協働して物事に向き合うことができていたように感じました。
その後は、数式を用いて処理した数値データをもとにグラフを作成し、そのグラフから読み取れることの分析を行いました。どの数値をグラフとして表すのかや、表す際に適切と考えられるグラフの種類等について各自がしっかりと考えながらグラフの作成及び分析を実施することができていたのではないでしょうか。今後、探究活動を進めるうえで様々な数値データが収集されることになるかと思います。データをどのように処理してどのように見せていくのかは自らの研究を発信していくうえで非常に重要な要素となってきます。今回の学びを活かして数値データを適切に処理できるようにしていきましょう!
【ATⅡ】わくわく交流タイム!/ "Exciting Exchange" time!
これからしばらくの期間、3年生は「提言書」、2年生は「研究計画書」の作成に取り組むことになります。授業中の様子を観察してみると、2・3年生はどちらもドキュメントを作成しているのですが、3年生には活発にディスカッションしながら活動をしている班が多い一方、2年生には静かに活動している班が多い印象です。さて、異学年交流が進むことで、この状態に変化が出てくるのでしょうか?
さて、授業の終わりごろ、満を持して(?)始まった「わくわく交流タイム」。ある班では、最初に軽く自己紹介と研究内容について説明をした後、2年生の研究について話を聞いています。「研究テーマ決まった?」「今、計画書どこまで進んでる?」「どうやって調査するの?」さすが、聞き上手な3年生、うまく2年生の言葉を引き出しながら交流会をリードします。「私たちは市役所の人にもらったデータを研究で使ったよ。これは発表で使ったスライドなんだけど…」と、ARP研究成果最終発表会で使った資料を見せながら上手に説明をしているようです。
少し時間があるので、隣の班も覗いてみましょう。こちらでは、商品開発に取り組んできた3年生が熱く語っています。「…やっぱりね、どうやって数値で見せられるかが本当に大事。何回かデータを取って比較したり、自分の研究以外でも同じような研究があれば、そこから使えるデータがないか探してみたり。数値がないと、説得力に欠けるって絶対突っ込まれるから、まずは使えるデータをしっかり集められるように…」なるほど! ポスター作成時などに担当者から「数値データは?」と繰り返し「突っ込まれた」実体験が、ここで活かせましたね!
そんなこんなで無事(?)終了した、第1回の「ワクワク交流タイム」。最初は恥ずかしそうにしていた生徒たちも、交流の後半には自然と笑顔になり、中には時間が足りなくなった班もあったようです。かわいい後輩のために、3年生のみなさん、来週もよろしくお願いします!
↓ 班の前方にいる2名が3年生、班でまとまって話を聞いているのが2年生です。実りある交流会になりました!
In ATⅡand Ⅲ, 3rd-year students will be working on their “Proposals” and 2-year students on their “Research Plans. In the last ten minutes of the class today, we had the “Exciting Exchange” time. During this 10 minutes' of time, two students of the 3rd grade are visiting a 2nd graders' group, and they will listen to the 2nd graders and answer their questions on their research.
Well, let's have a close look at one of the groups. After introducing themselves and explaining what they have done, the 3rd-year students are listening to the second-year students talk about their research. "Have you decided on your research theme?" "How far along are you with your research plan?" "How are you going to do your research?" - The third-year students are excellent listeners, and they lead the meeting by eliciting the second-year students' words. The 3rd-year students continue, "We used the data we got from the city hall for our research. This is the slide that we used in our presentation...” - They are explaining while showing the materials they used in the final presentation of the ARP research results, which is so easy to understand!
Now, let's take a peek at another group. Here, the 3rd-year students, who have been working on product development, are speaking passionately: “...I think it's really important to be able to show the results in numerical form. You should take data several times and compare them. Also, you may find some data you can use in similar research. If you don't have enough data to support your hypothesis, you will be criticized for not being persuasive enough, so I recommend you try to gather ALL the data you can...” - Wow! He is surely making use of his experience this time, and it would be a great help for the 2nd graders!
So, this is what happened during our first “Exciting Exchange” in AT class. The students, who were shy at first, naturally started smiling in the latter half of the period, and some of the groups even ran out of time. Thank you so much, 3rd-graders, and please help the younger students next week again!
【AS・AT】「世界津波の日」高校生サミットに向けて
本日のお昼休み、会議室では「津波の日」サミットメンバー13名が集まり、熊本城ホールでの本番に向け、プレゼンテーション発表の練習を行いました。今日の練習では、英語科の先生方やALTの先生方の協力を得て、班で用意した発表原稿(全部英語です!)を直したり、発音の確認をしたりしました。
天草高校からこのサミットに参加する3班は、それぞれ「災害時における夜間の避難」「火災避難のためのハザードマップ」「貝殻を利用したカイロの開発」に関する研究をしており、それぞれ英語でのプレゼンテーションを予定しています。10月23日, 24日に行われるサミットでは、世界50カ国の高校生とともに災害の脅威と対策を学び、世界各国の「きずな」を深めます。
いよいよサミット本番が近づき、どの生徒もいつにも増して真剣な表情で活動を行っていました。天草高校からサミットに参加する13名にとって、これほど大規模なイベントでオール・イングリッシュで活動するというのは、初めての経験です。緊張して言葉につまることもあるかもしれませんが、コミュニケーションではまず、伝えようとする気持ちが大事です。まずは、練習あるのみ! みんな、がんばって!
【ASⅠ】探究スキルアップ講座⑨ データ収集④
本日は探究スキルアップ講座の第9回目が実施されました!
本日のテーマは「社会科学分野のデータ収集(インタビュー)」について学ぶというものでした。
「社会科学分野のデータ収集法(インタビュー)を習得する」ことを目標に据えて、まずはじめに、インタビューの実施についての説明が行われました。そのなかで、前回のスキルアップ講座で学んだアンケートとの違いについて生徒に考察してもらいました。そのなかで、インタビューはアンケートと比較して対面で実施される調査のため、大規模な調査は難しいが、対話による詳細な調査が可能というような特徴や違いを把握することができました。またオープンな質問ではなく、自分の研究テーマや明らかにしたいことなどを踏まえて、「焦点化」した質問を作ることの重要性を理解しました。
その後、講義で学んだインタビューの留意点を踏まえた上で、「学力をより高めるための方策をさぐるため」のインタビューを実施するという仮定のもと、インタビューの項目を各自で考え、ペアでお互いにインタビューを実施する取り組みを行いました。そのなかで投げかける質問の順序や、相手の反応や回答内容に応じて、質問内容を調整することの重要性について生徒は学びを深めていたようでした。
【ATⅡ】討論会を終えて...
本日のATⅡは、先週の討論会でのディスカッションを受けての各班でのブレインストーミングから始まりました。3年生は今後、自分たちのこれまでの研究の成果を地域に対する提案である「提言書」にまとめていきます。提言書には、研究で分かったことだけではなく、先行研究や他機関の研究や調査から得られたデータからの数値的根拠や、地域で実施可能と思われる施策、期待される効果までしっかりと考えて書く必要があります。提言書の1次提出締切は10月27日。担当の先生ともしっかりディスカッションを重ね、これまでの研究の総まとめができるといいですね。
さて、来週・再来週のATⅡでは、「わくわく交流タイム」を実施します。これは、シャイな(人もいる)2・3年生が授業でもっと自然に話す機会が増えるように!という、ATⅡ担当者のたくらみ、もとい、優しさから計画されたものです。具体的に言うと、授業の最後の10分間でATⅠの各班に3年生が2人ずつ入り、研究計画書を作り始めたばかりの2年生のお悩み相談を受けるというものです。これまでの経験を活かして、2年生の今後の研究につながる助言をしてくれるものと期待しています。
優しく面倒見の良い3年生のみなさん、2年生をリードしてしっかり交流をしてきてください。期待していますよ!
(※カメラを向けると、パソコンに向かって集中モードに入った(演技をした)り、カメラ目線でポーズをとってくれたりする3年生の生徒たち。サービス精神旺盛です!)
Today's ATII began with a brainstorming session for each group after last week's discussion meeting. The third-year students will compile the results of their research into a “proposal” for Amakusa city. The proposals must include not only what they have learned from their research, but also numerical evidence based on data obtained from previous research and studies and surveys conducted by other organizations, as well as measures that could be implemented in the region and their expected effects. The group leaders were trying their best to lead the discussion on what kind of recommendations they wanted to make. The deadline for the submission of proposals is October 27. We hope that everyone will come up with a proposal that will make the most of the research they have done so far.
Now, in ATII next week and the week after that, we will hold “Exciting Exchange Time”. This was planned to encourage some of the shy students to know each other in class. During the last 10 minutes of class, two 3rd-year students from each group will come over to consult with the 2nd graders who have just begun to write their research plans. We expect that the 3rd graders can offer useful advice that will help the 2nd-year students in improving their research.
To the kind and caring 3rd year students, please lead the 2nd year students in class. We are counting on you!
【ATⅠ】研究計画書の作成へ
本日のATⅠから、研究計画書を作り始めました。
背景や目的、仮説や研究方法を記載していきます。
今回の計画書には担当者から受けた助言やそれを受けて変更を加えた点を記入する項目が設定されており、研究がどのように進んだのかも読み取ることができます。
これまでよりも詳細な計画をメンバーと話し合う様子が多く見られました。
作成した研究計画書は11月12日の中間発表会の発表資料となります。誰が見ても理解できるように具体的かつ分かりやすく表現しましょう。
【ASⅡ】第2グラウンドへ出動! / Research under the beautiful autumn sky!
本日のASⅡは、2・3学期に行われる外部発表会に関する説明から始まりました。テーマを決め、研究計画を立ててはいるものの、まだ実験を行っていない班も多く、発表会までにどこまで研究を進める必要があるのか、発表会で何をどのように発表するのかがまだ具体的にイメージできない生徒も多いようです。
しかし、十分なデータが揃い、仮説の検証が終わらなければ研究発表ができないというわけではありません。まだあまり研究が進んでいない今の段階だからこそ、発表会を単に発表の機会ととらえるのではなく、他校の研究から学んだり、外部の専門家に意見をもらったりして、自分たちの研究を発展させていく手段にする、というのも有効な活用法の1つとなるはずです。多くの班の積極的な参加を期待しています。
さて、秋晴れの今日、水はけ(芝)班は、本校第2グラウンドで活動を行いました。この班は、夏芝の上に冬芝を植え、年中枯れない芝を育てる方法についての実験を行っています。現在は、夏芝の育成中で、10月に冬芝を種類や植えるタイミングを変えて種まきして観察するそうです。今回は、冬芝を植える前の夏芝ができるだけ同じように育つようにメンテナンスを行っていました。
読書の秋、スポーツの秋、そして研究の秋! ASⅡの様々な研究が今後どう発展していくのか、楽しみです!!
Today's class began with an explanation about the external presentations contests to be held in the 2nd and 3rd semesters. Although everyone in AS II has decided on a theme and made a research plan, there are many groups that have not yet conducted experiments. So, it is natural that many students are still wondering how far they need to advance their research before the presentation and what and how they will present it at the presentation.
However, it is not true that they cannot present their research until they have enough data and have finished verifying their hypotheses. Making presentations could also be a means to improve their research by learning from others and receiving opinions from experts. We hope many will make use of those opportunities!
Today, the "Turf” group went outside for their research. They have been conducting an experiment on how to plant winter turf on top of summer turf, and grow turf that does not die all year round. This time, they were maintaining the summer turf before planting the winter turf.
Autumn is the season for reading, sports, and research! We look forward to seeing how students' various research projects will develop in the future!
【SSH】職員研修を行いました
本日の職員研修では、まず、九州・沖縄地区SSH担当者交流会での講演および先日行われた中間評価ヒアリングを受けて、今後の課題研究や科学技術人材育成の方向性についての説明をSSH研究主任が行いました。
その後、A〜Eの「5つの力」から各自が選択したグループに分かれ、協議を行いました。この5つの力とは、天草高校で育成を目指す天高版科学技術人材に必要な資質・能力を表しており、それぞれの項目は以下の通りです。
A:問いを立てる力
B:情報を収集する力
C:情報を分析する力
D:対話する力
E:創造する力
(※この「5つの力」の詳細をご覧になりたい方は、本校ホームページ内 A天草サイエンス(AS)ルーブリック(R6,04改訂).pdf をご参照ください)
5つのグループのうち、英語科、数学科、地歴公民科、芸術科の先生方が参加した「D:対話する力」のグループでは、まず、それぞれの授業で実践している「対話する」活動について共有しました。(少しご説明すると、この「D:対話する力」には「協働する」「伝える」「質問する」「英語を活用する」という4つの探究場面が設定されています)一例として英語科のディベートや、芸術科(音楽)の、曲を聴いてイメージするものを伝えあう活動の実践などが紹介され、活動をスムーズに行うための工夫や、教科連携の方向性についてグループ内で協議しました。各教科での実践を振り返り、今後のより効果的な授業内の活動について考える貴重な機会となりました。
授業中の活動を通して様々な発見をしたり、学んだ事柄を自分の言葉で表現したり、クラスメイトと協働して考えを深めていったりする天高生の姿は、とても生き生きとしており、そして頼もしく感じられます。このように、生徒たちが授業内外での学びを通して自ら問いを見い出し、探究する力をつけていけるよう、私たち職員も学び続け、探究型授業の実践と工夫を重ねていきたいと思っています。
【ATⅠ】異学年交流進んでいます
9/24のATⅠです。
授業冒頭は全員、学習センターに集まり、担当の小玉先生より台湾研修と「津波の日」の交流会に参加する生徒の募集がありました。
台湾研修では、研究発表を行い現地の高校生と意見交流をしたり、〜したりすることができます。お金では買うことができない貴重な経験ができると思います。
「津波の日」では、天草に訪れた海外の高校生とともに天草太鼓などの天草独自の文化にも触れながら交流することができます。
ぜひ積極的に参加をしてみてください。
その後は、各教室に戻り、B1の仮評価を行ったあと、研究計画書の作成を行いました。
先輩の継続研究を考える班では、先輩に直接話を聞きに行くなど異学年の交流も行われています。
3年生に質問する2年生
【科学部】ゲンジボタルのDNA分析実習2
ホタル班の4名が崇城大学でDNA分析実習の2回目を行いました。
本日は校内で上手くいかなかった点を長濱先生に相談し、その工程を実際に大学で行いました。
大学では上手くいったので、天高でも上手くいきそうです。
長濱先生と研究室の皆さん、大変お世話になりました。
【科学部】スフェノセラムスの壁調査
ASⅢ化石班の研究は、科学部化石班に引き継がれました。
※ASⅢ化石班は先日神戸で行われたSSH生徒研究発表会で「ポスター発表賞」を受賞しました!
本日は科学部化石班の1,2年生4名が、引継ぎ後初の調査を行いました。
調査の様子を見ていると、何やら新しい調査も行っているようです。
先輩たちの研究を引き継ぎつつ、研究を深化させようとしていました。
今後の発展に期待です!
調査後は白亜紀資料館に展示してあるスフェノセラムスを観察し、理解を深めていました。