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新着情報

【ASⅠ】天草学連続講義①・②(天草市役所政策企画課・農業振興課・水産振興課)

本日より天草学連続講義が始まりました。

1限目は天草市役所政策企画課より天草市全体の現状及び課題についてご説明を頂きました。

天草市の現状や課題を数値やデータを基に示して頂き、人口減少や少子高齢化など天草市が抱えるをより実感をもって捉えていたようでした。

2限目は農業振興課及び水産振興課より農業や水産業についての現状や課題についてご説明を頂きました。

豊かな資源に恵まれている天草市において農業や水産業は基幹産業である一方その担い手やどのように価値を生み出していくか増やしていくかということなどに関しては多くの課題もある現状について示して頂きました。

天草市の現状や課題を踏まえた上で天草市の課題解決に向けた糸口を掴むきっかけにしていってもらえたらと思います。

【ATⅡ】より良い研究を目指して / Aiming for Better Research

 本日のATⅡは、まず、昨年度の自分達のポスターを見ながら、改善が必要な点を洗い出すところから始まりました。多くの班が抱える課題としては、実験やアンケートから得られたデータ数が不十分なことや、結果と考察の記述がきちんと区別されていないこと、そもそも検証が難しい仮説になっていることなどがあります。7月の発表までに、これらの課題を1つずつ解決していかなければなりません。各班の班長を中心に、課題の洗い出しをしながら今後の具体的な研究計画を立てていました。

 1階の教室をのぞいてみると、天草の新たな特産品、その名も「でっぷるパイ」作りを研究している班が活動していました(ちなみに、「でっぷる」は「でこぽん」+「アップル」に由来するそうです)。今日は、昨年度の試作品制作をもとに、でこぽん以外の柑橘系の果物の利用や、製品化したの原価の計算を行っていました。

 また、別の教室では民話の研究をしている班が活動していました。尋ねてみると、最近、天草の民話との比較対象として内陸部の民話を調べることにしたようです。今のところ、ターゲットは岐阜県の民話とのこと。天草とは気候も風土も大きく異なる地域の民話にはどんな特徴があるのでしょうか。結果が楽しみですね。

 このようにATⅡでは、化学や生物、物理などの自然科学系の研究だけではなく、社会科学や人文科学系の研究を行っている班も多くあります。班のメンバーで協働し、他の班とも交流をしながら、それぞれの興味がある分野で地域社会に貢献できる研究活動が進めていけるといいですね。

     Students started today’s AT II with checking their research posters so that they could identify areas in need of improvement in their research. Many groups have been struggling with having enough data as well as discussing results clearly. Some groups may even need to check if their hypothesis could be verified within the limited time left. Students are having discussions to make their last year in high school fulfilling.

 A group trying to make a specialty of their town was reviewing the prototype product they made last year. They have been trying to make some orange pies using local oranges called “Dekopon.”  Today they were calculating costs of their future products and discussing whether they should also try other citrus fruits. (Sounds delicious!)

 Another group studying local folktales seemed to have decided to look into folk tales from inland areas as a comparison target. At the moment, the stories from Gifu Prefecture are in their mind. What are the characteristics of folktales from regions with different climates and culture from Amakusa? We cannot wait for the results!

 In ATII, there are many groups conducting research not only in the natural sciences such as chemistry, biology, and physics, but also in the social sciences and humanities. We hope that the members of the groups can collaborate and interact with other groups to promote research activities that can contribute to the local community in their respective fields of interest.

【科学部】女子部員、奮闘中です

1年生女子部員8名が、研究テーマの設定に向けて文献等の調査をしていました。

それぞれ中学校は違うのですが、和気あいあいと話し合いをしていました。

話し合いに参加すると、「ドローンの農業活用」や「プラスチックのケミカルリサイクル」などに興味を持っているようでした。

次は興味をどのように研究へと進化させるかが重要です。

先輩の教えを受けながら、頑張ってほしいと思います。

【ASⅢ】研究が進んでいます! / Research in Progress

 2回目のASⅢとなった今日の授業では、まずSSH主任の宮﨑先生から1年間の研究の流れや発表会などの説明があり、その後、早速生徒たちは各班での研究活動に入りました。今年度から研究ベースを3階の物理室に移し、気持ちも新たに探究に勤しむ34名の若き研究者たちです!

     今日の1時間、各班では春休みまでの研究の進捗状況の共有や実験の準備、これからに向けてのディスカッションやデータの分析など、それぞれ有意義に時間を活用していました。下の2枚の写真は物理室で手作りししおどしを使って研究を進める「電磁誘導」班と、地学室でこれまた手作り防音室作りに励む「音」班です。ちなみに、音班の防音壁は熱したカッターを使って様々な形に加工しているとのこと(初めて知りました)。頭をひねり、手を動かして、各班、懸命に研究活動を進めています!

 昨年度のASⅡとの一番の違いは、研究時間が2時間から1時間になったこと。昨年度以上に効率よく研究を進めていかなければなりません。まずは、7月18日(予定)のARP探究成果発表会が今年度最初の舞台です。早くも論文を作成し始めた班もあります。この1年がみんなにとって実りある研究の年になりますように!

     In today's second AS III, the head of SSH Department,  Mr. Miyazaki first explained the research schedule and presentations for the year.  Then the students immediately began their research activities in their groups. This year ASⅢ students moved to the Physics Room on the 3rd floor, and our 34 brilliant young researchers are now working on their research with enthusiasm!

     For an hour today, each group made use of their time by sharing the progress of their research, preparing for experiments, and discussing and analyzing data. The photo below shows the "Electromagnetic Induction" group working on their research using a handmade shishio-doshi (a traditional Japanese water-filled device used to scare birds in the garden), and group "Soundproof" is working hard to build a soundproof room. Surprisingly, they have been using a heated cutter to make walls in various shapes - they are such great craftworkers!  Anyway, each group is doing what they should be doing, not wasting a single second! 

 The biggest difference from last year is that their class period has been reduced to only 1 hour a week as opposed to 2, which means they must conduct their research even more efficiently than last year. First of all, the ARP Presentation in July will be the first presentation outside school this year for them. We hear that some of the groups have already started writing research papers! We hope that this year will be a fruitful one for all of you!

 

 

【ASⅡ】先行研究...からの情報交換会! / Sharing Information in Groups

 今日のASⅡでは、冒頭に授業担当者の一人である井上先生と田上先生からお話をいただきました。井上先生には、大学で学んだ「非ユークリッド幾何学」についてや、数学の授業で扱う統計学をはじめとした知識がどう研究結果の立証に活かせるかについて、数学科の立場からお話しいただきました。物理の田上先生からは、井上先生の非ユークリッド幾何学に対抗して(?)「ニュートン力学」についての話や、歴代の先輩方がこれまで試行錯誤してきた「データを取る」際の技術面でのお話をしていただきました。どちらの先生も地球儀や測定器具などの実物を用いたりしながら、生徒の興味・関心に沿った様々なお話をしてくださいました。

 その後、生徒たちは先行研究の調べ方を学びました。昨年度のASⅠでも先行研究を経験してはいますが、信頼できる論文や研究をこれまで以上にしっかり調べることが、今後の研究テーマや仮説の設定、研究計画の立案などに必ず生きてくるはずです。今日の授業では論文検索サイトの「J Stage」を活用して、自分が興味のある分野の論文や、今後の研究の参考になりそうな論文を探す時間を取りました。ここで得た情報を自分の言葉でプリントにまとめ、7限目には6班に分かれての「情報交換会」を行いました。

 研究テーマの設定には、本やインターネットを活用しての情報収集が欠かせませんが、単に情報を得る(インプット)だけではなく、仲間との情報共有(インプット+アウトプット)を経ることで、情報を自分の知識として活用でき、研究につながるヒントを発見できるはずです。今日のASⅡも、貴重な学びの機会となりそうですね!

Today in the ASⅡ, we had a talk from Mr. Inoue and Mr. Tanoue at the beginning of the class. First, Mr. Inoue, a math teacher, talked about "non-Euclidean geometry," which he learned in college, and how mathematical knowledge such as statistics can be used to substantiate research results. Then Mr. Tanoue, a physics teacher, talked about "Newtonian mechanics." He also talked about the "data acquisition," which many senior students have been struggling with. 

The students then learned how to research previous studies. Although they did some previous research in the AS I last year, researching reliable articles and studies more thoroughly will help them formulate research themes, hypotheses, and research plans in the future. Today, they spent some time using a website called "J-Stage" to find interesting articles. 

In the 7th period, the students exchanged the information they got in smaller groups.  Today’s classes would surely be another valuable learning opportunity! 

【科学部】上級生からの研究手法レクチャー

昨日、入部した1年生に対して、3年生が文献調査の方法と意義をレクチャーしていました。

1年生は研究テーマの設定に生かしてほしいと思います。

3年生は自身が1年生だった時に先輩に教えてもらったことを思い出し、自分の研究経験も交えながら、レクチャーしていました。

【科学部】部結成が行われました

本日、部結成が行われました。

科学部には男子1名、女子9名の10名の1年生が入部しました。

部結成では自己紹介と研究分野の紹介が全員から行われました。

その後、それぞれの活動となり、1年生は上級生から研究テーマの設定に関するレクチャーを受けていました。

さて、1年生はどんな研究を行うのでしょうか?

今年も活発な科学部となりそうです!

【ASⅠ】天草高校生としての探究活動がスタートしました!

本日より、1年生の天草サイエンスⅠ(ASⅠ)の授業がスタートを切りました。

6限目はSSH研究主任より探究活動の概要等についてのオリエンテーションが行われました。これから始まる天草高校生としての探究活動に向けての心構えについて学びました。

7限目は、学年のSSH担当より、次週より実施される天草学連続講義について実施の目的や意義、実施される内容やスケジュールの確認及び6月に実施される熊本大学研修について実施の目的や意義の説明と研修希望先の調査を行いました。

探究活動での学びを通して生徒一人一人がどのように成長していってくれるか楽しみです!

【ATⅠ】ついにスタートです!

 ついに今年度のATⅠの授業がスタートしました!

 はじめにSSH研究主任の宮﨑先生から活動内容や今後のスケジュールについて説明がありました。その後、SDGsについての動画を視聴し、自分の関心のあるゴールやターゲットについて天草市がどのような取組をおこなっているのかワークシートにまとめました。

 1学期は「テーマを見つける学期」です。来週以降、ATⅡの先輩方の話を聞く機会や、講師をお招きしての講義・講演会も予定されています。様々な視点から天草の現状や課題を知ることで、自分たちの身近なものとして課題を捉え、その解決のために取り組んでほしいと思います。

 

【ATⅡ】探究の総まとめ ~ATⅡ、スタート! / ATⅡ: To Conclude our Research

 無事3年生に進級した文系・理系の4クラスの生徒たち。毎度おなじみ、火曜の7時間目の探究活動もATⅠ(天草探究Ⅰ)からATⅡにバージョンアップしました。1年生から継続してきた探究活動も、気づけばまとめの時期となりました。昨年度から継続している研究が順調に進んでいる班も、なかなか結果が出ず苦しんでいる班も、7月の成果発表会では成果を発表できるようにしっかりと準備を進めていかなければなりません。

 久しぶりのATとなった今日の授業では、まず、ATⅡ担当の中村先生より1年間のスケジュールや活動内容について説明がありました。その後、生徒たちは各研究班に分かれ、春休みの活動の振り返りや現時点での課題の洗い出し、今後の具体的な計画の立案を行いました。

 2週間後には、ATⅠ選択者である2年生が先輩の研究について聞きにくる「質問タイム」が設定されています。研究をしっかり進めるためにも、そして後輩たちに自分たちが行ってきた研究の魅力を伝えるためにも、各班でのディスカッションをしっかりと進めていってください!

   The 3rd graders continued their inquiry activities from AT I (Amakusa Inquiry I) into AT II. This is the last year for them to finish up their research. Whilst some groups are making good progress in their research, some other groups are struggling to make results. In any case, their first goal this year is the ARP presentations in July.

 In today's class, Mr. Nakamura explained the schedule and activities for the year. After that, students gathered in groups and discussed their spring break activities, the problems they have at the moment, and their research plans this year.

 In two weeks, the 2nd graders, who are taking AT I classes, will come and ask about their seniors' research. This is not only a good learning opportunity for the 2nd graders but also a great opportunity for 3rd graders to look back on what they have done so far. Maybe they can even find someone to take over their research in progress after their graduation! Anyway, in order to make good progress in their research and to effectively communicate what they have done to the younger students, they need to make sure to have a good discussion in groups for now. Let’s have fun researching, everyone!

【SSH】「世界津波の日」第2回ミーティング!!

 今日の体育大会決団式の後、「世界津波の日 2024年高校生サミットin熊本」に向けた2回目のミーティングを行いました。本校では、事前に希望を募った2年生13人が3チームに分かれて研究を行い、10月に行われるサミットで研究成果を発表します。

 このサミットは、世界約50か国の高校生が参加し、津波などの自然災害の脅威と対策を学ぶ場として、2016年から開催されているものです。(実は、2018年の和歌山での開催時に天高の先輩方が県代表として参加したこともあります!)第6回目となる今回は、総会や分科会に加え、レセプションやスタディーツアー、記念植樹などが熊本市または熊本県の各地で行われる予定です。世界約 50 か国からの参加者が予定されており、国内・県内の高校生 約 500 人 が参加する大規模なサミットです。

 今日のミーティングでは、3チームのメンバー決定と研究内容についてのざっくりとした話し合いがありました。メンバーは文系と理系が半々くらい、弓道部、バドミントン部、ソフト部、科学部などなど、所属部活も様々なメンバー(女子多め)が集結し、面白い研究が生まれそうです! これから、グーグルクラスルームで連絡を取りつつ、10月に向けてそれぞれのチームで研究を進めていくことになります。それぞれの研究の様子はまた追ってお知らせしますので、どうぞお楽しみに!

【ASⅡ・Ⅲ】AS対面式 / Welcoming new students!

 今日の7時間目は、ASⅢの3年生がASⅡの23名に対して、自分たちの研究についてポスター発表及びスライド発表を行いました。12の研究班が3教室に分かれ、これまでの研究の成果や研究の面白さについて熱く語りました。

 研究の中には、結果が出るまでに多くの時間を要するものも多くあれば、動植物を対象とした研究など、特定の季節にしか実験に必要なものが入手できない研究もあります。さらに、仮説の検証を確かなものにするためにはどの分野においても実験を重ねたり被験者数を増やしたりして信頼できるデータを集めることが不可欠で、それにはやはり、どうしても時間がかかってしまいます。そのような点を考えると、自分たちの研究結果をもとにした継続研究が生まれることで、卒業するまでの限られた期間では難しかったことが可能になるという側面もあります。各班、10分の発表で研究の魅力を伝えようと工夫を凝らしていました。

 2年生にとっては、少人数のアットホームな雰囲気の中で、様々な分野の研究内容をじっくり聞くことができる、またとない機会です。それぞれの班の先輩に温かく迎えられ、やや緊張しつつも、積極的に質問もしている姿が見られました。

 今年度のASⅡ、ASⅢでは、2年生と3年生が同じ教室で研究を進める場面もこれまで以上に増やしていきます。同じ部屋で研究の手法や器具の使い方を先輩に気軽に質問したり、また、3年生にとっても、下級生に教えたり説明したりすることにより、新たなアイデアが生まれたり、アウトプットの工夫に磨きがかかっていくことでしょう。

 進化し続けるASⅡ・ASⅢ、これからの活動をどうかお楽しみに!

     In the 7th period today, 3rd year students in ASⅢ gave poster / slide presentations on their research to the new AS II students. 12 research groups, divided into 3 classrooms, spoke passionately about their research and the excitement of inquiry study.

    Conducting research usually requires a lot of time before results are obtained, moreover, some research can only be conducted (such as one's involving certain plants and animals),  in certain seasons.  Furthermore, in all fields, it is essential to collect reliable data through repeated experiments and increasing the number of subjects in order to verify hypotheses, which, again, inevitably takes time. From this perspective, having someone to take over their research makes many things possible that would have been difficult to do in the limited time before graduation. Each group tried their best to attract successors-to-be in a 10-minute presentation.

   For the new ASⅡ students, this is of course a great opportunity to listen to the details of research in various fields in a small-group. They were warmly welcomed by the seniors in their respective groups, and–while somewhat nervous–they were also actively asking questions.

    In this year's AS II and AS III, second-year and third-year students will have more opportunities than ever to conduct their research in the same classroom. Being close to each other, students will be able to easily ask their seniors questions about research techniques and how to use equipment. This is also a good opportunity for the third-year students: by teaching and explaining to their junior classmates, they would have more chances to have new ideas and refine their output devices.

AS II and AS III will continue to evolve - please stay with us and look forward to our future activities!

【ASⅡ】今年度のASⅡ、始動します!/ The Very Beginning of ASⅡ!

 今日は、今年度のASⅡの記念すべき第1時間目の授業がありました。23名の精鋭たちで構成された2年ASクラス(男子多め)、まだ新年度が始まって間もないこともあり、まだまだ初々しい感じです! 

 担任&SSH研究部の松原先生より、授業に必要なものや1年の流れ、研究テーマの設定についてなどのオリエンテーションがありました。1番はじめの大事な予定として、7月のARP発表会にみんなでマーカーで印をつけました。さて、3ヶ月後にはそれぞれどんな研究を進めているのでしょうか。

 授業では、まず、生徒たちは「聞いたらわくわくするワード」と「社会が抱える問題」をワークシートに書き出しました。生徒たちはそれぞれ、「インターネット」や「音響」など色々な「わくわくする」言葉を書いています。また、社会問題としては「高齢化」や「外来種」など様々なキーワードが書かれているようです。今日の6,7時間目で先生方の話を聞いたり、ASⅢの先輩たちの研究発表を聞くことで、みんなのイメージはどんどん膨らんでいくことと思います。これからの探究活動が楽しみですね!

 昨年度のASⅠでは、観光や行政に関わる研究を行ってきた生徒もいますが、ASⅡでは生物や物理など、科学分野の研究を突き詰めていくことになります。これまでの学びを活かして、それぞれの班で独自性のある研究を進めていってください。

  Today we had the very first ASⅡ with our 23 brilliant students. Since it is still early in the new school year, they are still very much in their infancy!

  First of all, Mr. Matsubara, the homeroom teacher as well as an SSH department member, had a talk about matters such as what to bring to the classes and the schedule of the year. With markers, the students took note of their very first important event of the year - the ARP presentation in July. There are about 3 months to go before their first presentation, which means they need to choose the research theme and make plans by that time. Well, can you imagine what you will be doing in ASⅡ in three months?

  In the class, students first wrote down "exciting words to you" and "social problems you can think of" on their worksheet. Each student wrote various "exciting" words such as "Internet" or "sound.” They also wrote various keywords for social problems, such as "aging population” or “invasive alien species” etc. Listening to the teachers and senior students today will surely help students  expand their imagination. We’re looking forward to their future exploration activities!

       In AS I last year, some students have conducted non-scientific research such as ones related to tourism and local government, but in AS II, they will be pursuing research in scientific fields such as biology or physics. 

To the Students: Please make use of what you have learned so far and proceed with your own unique research in your respective groups!

【ATⅠ】お茶日和! / An Ideal Day for A Cup of Tea?

 春休みが始まって早1週間。あれ? 春休み中だというのに教室から何だかにぎやかな声が聞こえてきます。突撃してみると、机をくっつけて何やら作業中の2年生でした。ATⅠの研究活動のために集まっているとのこと、各々の手にははさみが握られ、オリーブの葉を切っているようです。この葉っぱ、実は天草高校のご近所の「本渡南小の運動場」直送。実は、12月の台湾研修のときに、オリーブの実を分けていただいて以来のご縁です。今回も快く許可をいただけたとのこと、本当にありがたいことです。大事に使わせていただきます!

 さて、しばらくすると「オリーブ班」の班員たちは家庭科室に大移動。市立図書館から借りた資料を手に、「オリーブ茶」の製作に入るそうです。葉を洗ったり、熱湯で下処理をしたりと作業を進める一方、手の空いた生徒はオリーブの葉に含まれるポリフェノールを検出する方法について調べています。そう、ただの「調理実習」になってしまっては、探究活動にはなりません。「どんな数値を取りたいのか」「何と比較するのか」などなど考えながら研究を進めていくのが大事ですね! 本格的なカメラでしっかり記録も取りつつ、和やかに、かつ、てきぱきと作業を進める生徒のみなさんでした。

 3年生のATⅡでは、研究の成果を7月のARP探究成果発表会で発表したり、天草や世界に「提言」したりと、ATⅠから行ってきた研究の結果を分析し、まとめていく必要が出てきます。週1時間という限られた時間だからこそ、計画的に研究を進め、信頼できるデータを蓄積していきたいものですね。

 

 One day, during spring break, we heard some lively voices coming from a classroom.  With scissors in each hand, students were cutting olive leaves. These leaves were picked in the "playground" at Hondo Minami Elementary School, a neighbor of ours. In fact, another study group visited them for olives in December. We are very grateful that they kindly helped us again this time.  

   After cutting the leaves, the students of the "Olive Group" moved to the cooking room. With a book borrowed from the city library in hand, they were planning to make some olive tea. While some students were pre-treating the leaves with boiling water, some were researching how to detect polyphenol contained in the leaves. Yes, the students cannot just “cook”, they must “study” olives as well -  they must think about what kind of data to obtain, or what to compare the results with, and so on. But don’t worry, these students are smart enough to know what to do!

 In the third grade AT II, students will have to analyze and summarize the results of their research conducted since they were 2nd graders. They will need to present the results of their research at the ARP Research Results Presentation in July, and make "proposals" to–at first–the locals, then eventually to the world! With a limited time of one hour per week, students need to systematically carry out their research and accumulate reliable data. Good luck!

【SSH】ARP探究成果発表会 / ARP Inquiry Research Presentations

 本日、天草市民センターにてARP(Amakusa Research Process)探究成果発表会を実施しました。ステージでは台湾研修報告に始まり、研究発表としてはASⅠ(1年生)の代表6班とASⅡ(2年ASクラス)の代表4班に加え、アメリカ・モンタナ州にあるカーター郡立博物館の学芸員であるネイサン・キャロル博士の講演もありました。ASⅡの化石班の発表と学芸員講演は全て英語で行われ、生徒たちが英語でのプレゼンテーションに必死でついていこうとする姿、何とか英語で質問しようと奮闘する姿も見られました。

 体育館ではポスター発表を行いました。ASⅠの38班、ASⅡの8班、科学部の2班、卒業生の2名が前半・後半に分かれての研究発表を行いました。生徒たちは実験に用いた模型を見せたり、ジェスチャーを使ったりしながら、それぞれの研究について熱のこもった発表をしていました。

 2年ASクラスにとっては、今回の発表会は学校のSSH事業の中心として活躍する初舞台となりました。受付やステージ裏での運営、体育館での司会進行等、市民センターのあちこちで周りを見ながらきびきびと動いている姿はとても頼もしいものでした。ステージ発表は初めての生徒がほとんどでしたが、堂々とした発表の様子や分かりやすいスライドからは、今日の発表に向けてスライドに工夫を重ねたり、練習を繰り返してきたことが伺えました。

 1,2年生のみなさん、本日はお疲れさまでした。ご観覧いただいた来賓の皆様をはじめ、ご来場いただいた方々、オンラインで視聴いただいた皆様、本当にありがとうございました。生徒たちの探究はこれからも続きます。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

   

   Today, the ARP (Amakusa Research Process) Inquiry Results Presentation was held at the Amakusa Civic Center. We had eleven presentations on stage, including a guest lecture by Dr. Nathan Carroll at Carter County Museum in Montana. 

 In the gym, poster presentations were given by over 50 groups.  There were also two poster presentations by graduates, which attracted so many students.  The students gave enthusiastic presentations about their research, showing models used in their experiments and using gestures.

 For the students in AS class, this presentation was their debut as participants playing an active role. They were working so diligently in various areas of the Civic Center, such as at the reception desk, backstage, and in the gym as moderators, keeping a close eye on their surroundings. Although it was the first time for most of the students to give a presentation on stage, their magnificent presentations and easy-to-understand slides showed that they had been doing so much for today's presentation.

 Thank you to all the guests and visitors who came to see the event and to those who viewed it online. The students' exploration will continue in the future. Please stay with us!

<研究発表:ステージ>

<カーター郡立博物館の学芸員であるネイサン・キャロル博士の講演>

<研究発表:ポスター>

【ATⅠ】校内ポスター発表会 / Poster Presentation at School

 本日のATⅠでは、1年間の研究に関するポスター発表を実施しました。10月の中間発表会以来ということもあり、担当以外の先生方に向けて発表する機会はなかなかないこともあり、生徒たちは少々緊張した面持ちです。

 今回の発表は6分+質疑応答2分。生徒達は、これまでの実験や調査の結果について、ポスターを指し示したり、ジェスチャーを使ったりしながら、他の班に伝えようと頑張っていました。中には3分半ほどで発表が終わってしまう班もあり、その分長くなった質疑応答に一生懸命答えていました。核心をつく鋭い質問も多く出て、とても学びの多い発表会となりました。

Today, we had a poster presentation in ATⅠ. The students were a bit nervous because it has been a while since their last presentation in October.

 Each group had a 6-minute presentation and a 2-minute Q&A session afterwards. The students tried their best to tell others about the results of their experiments and investigations so far, pointing to their posters and using gestures. Some of the groups finished their presentations so quickly, which required them to have a longer Q&A time. There were many questions that got to the heart of the matter, and the presentations became very informative.

【ASⅠ】ARP探究成果発表会に向けての発表練習

いよいよ来週火曜日に迫ったARP探究成果発表会に向けて、発表練習が行われていました。

練習は作成したポスターを使って行いました。

本番さながらの練習となるよう、質疑応答まで行いました。

鋭い質問も出て、答えられないこともあり、良い練習となったようです。

本番も頑張ります。

<発表練習の様子>

<練習前の打合せ・準備の様子>

【科学部】熊本県水産研究報告及び普及事例合同報告会に参加しました

科学部の卒業生が「熊本県水産研究報告及び普及事例合同報告会」に参加しました。

この会は県の水産センターが実施し、水産に関連する研究報告が行われます。

普段聞けない貴重な内容も発表中にあり、大変勉強になりました。

参加した卒業生4名は水産に関連する大学に進学する予定です。

(卒業しているので、スーツ姿でやってきました。新鮮です。)

この経験を4月からの大学生活に生かして欲しいと思います。

水産研究センターの方々ありがとうございました。

 

【AS・AT】SSH特別講演会 / SSH Special Lecture

 本日、シンガポールの南洋理工大学(NTU)の佐藤裕崇教授をお招きして、SSH特別講演会を実施しました。佐藤教授は世界で初めて、昆虫とコンピュータを融合した「サイボーグ昆虫」を開発した方です。NTUの機会航空学科にて研究室を開かれ、災害現場で人命を救うために「サイボーグ昆虫」を応用されています。

 講演では、他で開発されている「飛行ロボット」と比較して「サイボーグ昆虫」にどのような利点があるかをはじめ、研究の経緯や内容について詳しくご紹介いただきました。壁に直面しても諦めず、様々な工夫や試行錯誤を重ねることの意義を、実体験を基に分かりやすくお話しいただきました。

 研究のお話に加えて、ご勤務されている南洋理工大学やシンガポールについてもご紹介いただきました。シンガポールの安全面や暮らしやすさに始まり、他国の災害時にも真っ先に救助に向かうほど「災害救助」が重視されていること、NTUの学生の学ぶ姿勢や、学生同士で刺激し合い、良い雰囲気で研究に打ち込んでいる姿などを伺い、シンガポールや海外の大学の様子が少し身近になった気がしました。また、英語を使えるようになることで自分の可能性を広げられること、必ずいる「批判する人」を気にすることはないということ、スーパースターではなく「Niche」を目指すことの意義などについてもお話しいただきました。

 長時間の講演でしたが、生徒たちはそれぞれの進路希望と重ねあわせ、メモをとりながら真剣な眼差しで講演を聴いていました。文系・理系問わず、探究活動を行っている全ての生徒の学びとなり、将来につながる貴重な100分となったのではないかと思います。佐藤先生、本当にありがとうございました。

   Today, we invited Professor Hirotaka Sato of Nanyang Technological University (NTU), Singapore, to deliver the SSH Special Lecture. Professor Sato is the world's first developer of "cyborg insects," a fusion of insects and computers, and has opened a laboratory at NTU, where he is applying "cyborg insects" to save lives at disaster sites.

 In his lecture, he explained in detail the background and content of his research, including the advantages of "cyborg insects" compared to some flying robots being developed elsewhere. Based on his own research experience, he told students the significance of not giving up when faced with obstacles, and of making various innovations and trial-and-error attempts.

 He also introduced us to Singapore and what NTU is like. He talked about how safe and comfortable it is to live there, and the importance the country places on disaster rescue, which he has devoted himself to. He also told us about the eagerness which NTU students have in learning.  After listening to him, we felt Singapore and the students’ lives to be more familiar. Later in his lecture, he said that the capability of English can expand our possibilities. He also told us not to worry about the "naysayers," who always complain or object to what we do. In his words, we can aim for a “niche" rather than becoming a superstar.

 Students were engaged in his unique and outstanding lecture, taking notes busily. It was an unforgettable 100 minutes for all students and us teachers, to learn and think about how to expand their own possibilities. 

【科学部】環境DNA分析、始めました

科学部ホタル班は、自分たちが考案した保護施設を利用した保護活動に取り組んでいます。

次年度から天草各地に保護施設を設置する予定ですが、その効果の検証も重要な研究活動の一つです。

そこで環境DNA分析を行うことにしました。

本日は分析用の試料を採水しました。

今後、採水した水からDNAが取り出せるか実験し、検証の材料としていきます。

忙しくて大変ですが、一生懸命やっている生徒の姿から保護に対する思いが伝わってきました。

【科学部】佐藤教授(南洋理工大学)とのディスカッション

シンガポールの南洋理工大学で昆虫サイボーグを活用した人命救助の研究をされておられる佐藤教授と科学部がディスカッションを行いました。

科学部の研究発表に対して、熱く指導していただきました。

生徒たちはまだまだ自分の研究が不十分なことに気づき、ディスカッション後には改善策を考えていました。

今後の研究に生かしてくれると思います。

佐藤先生、ご多用な中ありがとうございました。

【ASⅡ】超集中(?)の2時間 / Two weeks to go!

 今日はARP探究成果発表会前の最後の授業時間ということで、どの班も1秒も無駄にしないよう、必死に研究を進めたりデータをまとめたりしています。英語の発表を控えている「化石班」は、助っ人William先生とディスカッションしながら、英語の発表スライドと原稿を手直ししています。「魚糞」班は、加熱していない魚糞を肥料にして育てているアマモの瓶中の水のPHを計測しているところです(今日のPHは8.2とのこと。今後、アルカリ化が進んでアマモが枯れていくという予想)。「走り」班はドローンを手に、これから外に飛び出します!

  物理室にもうかがいしました。「テトラポッド」班は水槽を使って実験中です。青い装置は「力学台車」といい、バネの伸びで力を測り、計算で振れ幅(波の振幅)を求めるそうです。「ししおどし」班が制作中なのは「ししおどし3号(バネなしバージョン)」。ペットボトルの軌道を確認しながら、川での使用に耐えうるボディに仕上げていっています。両班とも楽しそうなこと!

 先生方もあちこちの班で、生徒たちの研究に対して愛のある「つっこみ」をしています。化石班では、「コロニーの判定を80%にした、その数字の根拠は?」との指摘。魚糞班では、「アルカリ化の原因を魚糞と特定する根拠は? アマモは、どの部分から、どのように枯れていく?」という問いかけ。「何となく」や「多分これくらい」のような「感覚」で研究を進めてしまうと、より説得力のある考察から遠ざかってしまいかねません。なぜこの方法で実験をするのか? 対照実験は必要ないのか? その結論に至る根拠はどこにあるのか? 他の可能性はないのか? 数値を集めようと必死になるあまり大切なことを見落としていないか、時に立ち止まって考えることも大事なのかもしれませんね。

 さぁ、3月になりました。ASⅡのみんなが主役の成果発表会まで約2週間。今週は高校入試期間となり、登校して研究を進めることが難しくなってきます。各班、工夫が必要そうですね! この2週間を最大限活用して発表会を成功させましょう!!

 

     

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

       

   

   

      Today is the last ASⅡ class period before the ARP presentation, and all the groups are working so hard to compile their research and data. The "Fossil Group," which is preparing to give a presentation in English, is discussing and editing their English presentation slides and manuscript with William-sensei. The "Fish Manure" group is measuring the PH of the water in the eelgrass jars.  They are growing eelgrass using unheated fish waste as fertilizer, and expecting that the water will become more alkalized and the eelgrass will die off in the future. The "Arm Swingers" are about to head outside, drone in hand!

  We also visited the physics room to see two groups. The "Tetrapod" group is doing experiments in a water tank. They’re using a blue cart which measures the force by the extension of the spring and calculates the amplitude of the swing (amplitude of the wave). The "Electromagnetic Induction" group is currently working on the "No.3 Shishi-Oshi (version without spring). While checking the trajectory of the PET bottles, they are working on a body that can withstand use in the river. Both groups seemed to be having fun!

 Teachers are also helping the students by asking some questions. In the fossil group, one teacher asked, "You gave 80% for the colony, but where is the proof?" The fish manure group was asked, "What is the basis for identifying fish feces as the cause of alkalinization? Which part of the eelgrass dies first and how?" 

    If we proceed with our research based on feelings without clear reasons or proof, we may be getting away from more convincing considerations. Why are we conducting the experiment in this way? Don’t we need some control experiments? What is the basis for reaching this conclusion? Are there any other possibilities? Even when we are in a rush, we may need to stop and think once in a while to see whether or not we have overlooked something important.

 It’s already March, and we are about two weeks away from the ARP presentation. Since there will be high school entrance examinations this week, it is hard for them to come to school to conduct their research. Let's make the most of these two weeks and make the presentation a success!

【ASⅠ】プレゼンテーション講演会

2月27日(火)、生徒のプレゼンテーション能力の向上を目的として、

プレゼンテーション講演会が開催されました。

講師に日本マイクロソフト株式会社業務執行役員・エバンジェリストの西脇資哲様を迎え、

「プレゼンテーションの極意」と題してご講演をいただきました。

人生においてプレゼンテーションがいかに重要か、どのように見せれば効果的なプレゼンテーションになるか、など

多くのことを学ばせていただきました。

質疑応答の時間には生徒の質問が途切れることなく続き、さらに多くの知見を得ることができました。

今回の講演会で学んだことを、3月のARP探究成果発表会のみならず、今後の人生においても活かしていきたいですね。

 

【ASⅡ】ARP探究成果発表会に向けて&研究の続き

2月22日(木)6,7限目のASⅡです。

ARP探究成果発表会が間近に迫っています!

速度を出すために効果的な走るフォームの研究をしている班は、自分たちで撮った動画を分析して、研究結果をまとめていました。

ポスターを完成させた班は、発表会で使う原稿を作り、読む練習をしていました。

多くの班の生徒が実験器具を持って、研究活動に励んでいる姿が見られました。

発表会に向けて最後の追い上げの機会です、頑張りましょう!!

 

The day of the presentation is coming, and students are busy working on their studies.

In one group, which tries to get to know the best movement of a runner to run the fastest, all three of the members are watching a movie of their experiment.

They are planning to analyze the result of the experiment later, and add the date they got it on their poster.

Students in another group are making the draft of their presentation and are practicing reading it.

I was moved by their hard work to get as much of a good result on their experiments as possible.

I hope they will have a wonderful performance on their presentation.

 

【ATⅠ】今年度最後の本評価でした / The last evaluation interview this semester

 本日のATⅠでは、C1(数値データを処理する)の本評価を行いました。この評価では、これまでの実験や調査でどのような数値データを取ってきたか、また、そのデータの考察を文章にまとめたり、グラフなどで分かりやすくまとめることができるかを評価します。生徒達はやや緊張した面持ちで担当者との面接に臨んでいました。

 評価が終わった生徒から別室に集合し、各班でポスター完成に向けてディスカッションをしたり、グラフなどを入れる作業をしていました。

 ポスターの第一次提出は3月4日(月)となっています。3月14日(木)の「ミニ発表会」は、今年度の研究をまとめ、班員以外の人に説明したり、アドバイスをもらったりできる、貴重な機会となると思います。時間は限られていますが、協力しながら見やすく、分かりやすいポスターに仕上げていってください。

    In today's AT I, we conducted the C1 assessment: Processing Numerical Data. In this assessment, students are evaluated on what kind of numerical data they have obtained in previous experiments and surveys, and whether they can summarize their discussion of the data through writing and graphs. The students looked somewhat nervous going into the interview with the teacher in charge.

 After the evaluation, the students regrouped to discuss and include graphs and other information in order to finish up their posters. They have only one more ATⅠ class to go before the deadline.

 Their "mini presentation" on March 14 will be a valuable opportunity to summarize what they have done throughout the year, explain it to people outside the group and receive some advice. We cannot wait to see what their posters will be like. Keep up the good work!

 

   

【ASⅡ】時間との戦い / Against the clock

 研究成果発表会まで約1か月となりました。限られた時間の中で可能な限りデータを追加しようと、どの班も実験などに必死な様子です。実験や調査結果の考察をするには、「信頼できる」かつ「ある程度の数の」データを集めることが必要です。さて、あと1か月で必要なデータを揃えることはできるのでしょうか? 時間との戦いです!

 とはいえ、色々な道具を駆使して実験を行っているみなさんは、いつ見ても楽しそうです。イシクラゲの細胞を観察したり、発電量を調べたり、ドローンを飛ばしたり! 研究は一日にしてならず。仮説の検証に向けて、一歩一歩進んでいくしかありません。みんなの「コツコツ」の集大成を3月の発表会で多くの方々に見てもらえますように!

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   Students have about a month to go before the presentation at Amakusa Civic Center. All the groups have been working hard to add as much data as possible in the limited time, and they are struggling with their experiments and other activities. In order to discuss the results of experiments and surveys, it is necessary to collect a “sufficient” amount of "reliable" data. Now, will they be able to gather the necessary data in just one month? It is a race against the clock!

 Although many of them are in a big hurry to collect more data, it is always fun to see everyone conducting experiments using a variety of tools. We can see a group observing the cells of a kind of cyanobacterium, another checking the amount of electricity generated, and another flying a drone outside. Needless to say, research is not done in a day - they have to go step by step to verify their hypotheses. We hope that many people will come and see the fruits of our labor at the presentation in March!

【ATⅠ】ポスターできるかな? / Poster Time!

 本日のATⅠでは、3月14日に予定しているミニ「探究成果発表会」に向けて、各班で発表のためのポスター制作が始まりました。ポスターを作るのは昨年度の発表会以来となる生徒たち。10月に作った研究計画書を基に、その後の実験や調査で分かったことをグラフや表にしたり、考察をまとめていかなければなりません。データ数が足りないことに気づき、追加の調査(アンケート)を計画したり、そもそも仮説ができるのかについて班で話し合ったり、発表まであまり準備の時間が取れないこともあり、どの班も急ピッチでポスター作成に取り組んでいました。

 ATⅠでは2年生4クラスの生徒が26の班に分かれてグループ研究を行っています。生徒たちは文・理問わずそれぞれの興味・関心に沿って研究テーマを選定しており、科学系や物理系の研究もあれば、観光や地域振興など、社会系のテーマで研究を進めている班もあります。週1時間と決して多い時間ではありませんが、各班計画的に研究を進めており、研究の完成と地域や世界への提言をするところまで2年間じっくり研究を行うこととなっています。

 さて、ミニ発表会まで1ヶ月。他のグループの生徒たちや先生方にこれまでの研究の成果を分かりやすく伝えることはできるでしょうか。各班、担当の先生方の助言を活かしながら、がんばってください。

 

    

  Today in AT I, each group began making posters for their presentations in preparation for the mini "Exploratory Results Presentation" scheduled for March 14. The students, who have not made posters since last year's presentation, must create graphs and tables based on the research proposal they made in October, and summarize their findings from the subsequent experiments and investigations. They realized that they did not have enough data, so they had to plan additional surveys (questionnaires), discuss whether they could formulate a hypothesis in the first place, and work on their posters at a rapid pace, as there was not much time for preparation before their presentations.

 In ATi I, students in the four second-year classes are divided into 26 groups for group research. Students choose their research themes based on their interests, both in the humanities and the sciences. Some research is in the sciences or physics, while others are working on social themes such as tourism or regional development. Although one hour per week is not a lot of time, each group is systematically working on their research, and they will spend two years carefully completing their research and making recommendations to the local community and the world.

 Now, we have one month until the mini presentation. Will they be able to present the results of their research to the other groups of students and teachers in an easy-to-understand manner? Each group should do their best, making use of the advice of their teachers.

【科学部】魚糞を活用したアマモ肥料の開発

魚糞を利用したアマモ肥料の開発が続いています。

現在はアマモの生育状況を測るためにクロロフィル測定器を使っています。

このクロロフィル測定器は水温によって誤差が生じる場合があります。

本日はその補正のために、サーモカメラを使ってアマモの温度等を測定していました。

上手く補正は出来るのでしょうか?今後が楽しみです。

【ASⅡ】本評価を行いました / An Evaluation Day

 本日はB2(数値データを収集する)、C1(数値データを処理する)、D4(D4:英語を活用する)の本評価でした。生徒は地学室で各自自己評価をシートに記入した後、一人ひとり別室で担当者との本評価に臨みます。生徒のみなさんは、これまでに行ってきた実験やその結果、海外研修代替研修などでどのように英語を活用することができたか等、時にはジェスチャーも交えつつ、一生懸命自分の言葉で説明しようと頑張っていました。

 さて、本評価が終わった生徒から地学室に戻って研究の続きです。研究が進むごとに「インスタ映え」しそうな機器や手作り実験器具があちらこちらで見られるようになってきて、これぞAS!といった風景になっています。週に2時間、自分の好きなことを突き詰めることに授業時間を使えるなんて、なんて贅沢なんでしょうね。(と、大人になった私たちは思います。生徒はどうでしょう?) さて、各班の様子を見てみると、データをもう少し増やすために実験を重ねたり、検証のための追加実験を行うなどしながら、3月19日のAPR探究成果発表会に向けて準備を進めているようです。これまで順調に研究を進めてきているように見えた班がちょっと足踏みしていたり、熱心にディスカッションしていたり、急ピッチで実験を進めていたりなど、各班様々に頑張っています。

 発表会では大学の先生方や外部機関の方々、本校を卒業して研究を続けている大学生など、学校外の研究者に研究を見ていただいたり、助言をいただいたりする機会もあります。発表・運営とも、2年ASクラスが主役となり、学校全体を引っ張っていく大事な発表会です。残された1ヶ月強の時間で、各班協力しながらしっかり準備を進めてほしいと思います。

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     Today was the main evaluation for B2 (Collecting Numerical Data), C1 (Processing Numerical Data), and D4 (D4: Using English). After filling out their own self-assessment sheets in the Earth Science room, each student went to a separate room for the interview with their supervisor. The students tried their best to explain in their own words, sometimes with gestures, about the experiments they had conducted so far and their results, and how they used English in the JICA study tour.

 Now, after this evaluation, the students came back to continue their research. As the research progressed, various equipment and handmade experimental apparatuses were utilized here and there. What a luxury to be able to spend two hours a week of class time on figuring out what they love to do! The students are preparing for the APR (Amakusa Research Process) Presentation on March 19 by conducting additional experiments to add a little more data and to verify their findings. Some groups that had seemed to be making good progress until now are at a standstill, some are having heated discussions, and others are trying hard to obtain some more data. 

 At their presentation in March, students will have the opportunity to share what they have found with some university professors, researchers, and undergraduate students - those who they do not always have the opportunity to meet. These students’ AS class will play a leading role in both the presentation and management of the day. We hope that each group tries their best in every class so that they can make their presentations successful in March!

【SSH】SSH職員研修 ~結果と考察の指導について~

 本日の午後、SSH職員研修が行われました。今年度最終回である今回の研修では、研究主任より研究結果と考察の指導のポイントについての講義があった後、グループに分かれて実際の指導について考えました。

 生徒達はASやATの研究を進める中で実験や調査を複数回実施し、集めたデータを分析して考察を行っています。年々、データの集め方や見せ方が上達している一方、結果と考察が混在していたり、根拠が薄く推測の域を出ない考察も多いことが課題となっています。今回の職員研修では、実際の研究ポスターを見ながら、より良い考察を行うための追加実験や先行研究の活用について「生徒」と「指導者」に分かれてロールプレイを行いました。それぞれの立場から、対象や条件を変えた調査に関する提案や、仮説と結果が異なる場合の検証方法等、様々なアイデアや意見が出て、活発な話し合いをすることができました。

 3月にはARP探究成果発表会が予定されています。限られた時間ではありますが、授業内外で生徒と対話を重ね、よりよい考察につなげられるように私たち職員も指導を工夫していきたいと思います。

【ASⅠ】分野別発表会

1月30日(火)、1年生のASⅠにおいて分野別予選会を行いました。

分野別予選会とは、3月に行われるARP探究成果発表会で、各分野から代表発表をする班を選出するための予選会です。

今年度は6分野に分かれてスライド発表を行い、これまでの研究の成果を発表しました。

生徒たちは役割分担をして発表を行い、中には目を見張るような研究成果を披露する班もありました。

この予選会から6つの班が3月にステージ上で発表を行い、その他の班は体育館でポスター発表を行う予定です。

3月のARP探究成果発表会にご期待ください。

 

【ATⅠ】本評価を行いました / Another Evaluation Day

 本日はB2(数値データを収集する)の本評価でした。この評価は、研究の中での対照実験や調査、追加実験の実施回数や内容を問うものです。いつものように担当者との面談形式で行われ、生徒たちはこれまでの研究への取組を精一杯自分の言葉で説明しようと頑張っていました。

 終了後は、各班、研究のデータを整理するなど、ポスター作成のための下準備をしていました。これは、3月に学年で実施する「ミニ探究成果発表会」に向けての活動です。2年生(ATⅠ)は3月19日に天草市民センターで行うARP探究成果発表会では発表を予定していませんが、その代わりに、この「ミニ発表会」で各班の成果を共有することにしています。学年の仲間に自分が研究していることについて知らせるだけでなく、他の班の研究の手法やプレゼン技術を学ぶ貴重な機会になると思います。週1時間と限られた時間ではありますが、時間の使い方を工夫して、計画的に進めていきましょう!

     Today at ATⅠ, students had an evaluation called ‘B2’ (collecting numerical data). Students were asked how many times they had conducted controlled experiments or surveys, and what they were about. They also had a chance to talk about their additional experiments if they had any. As usual, students had an interview with teachers in which they tried their best to explain how their research had been going so far.

 After the evaluation, each group organized data from their research in preparation for their poster. This was for their small presentation that will be held at the school in March. This will be a valuable opportunity to share what they have been researching, and to learn about other groups' research methods and presentation techniques. Good luck!

【ASⅡ】久々の研究活動 / Enjoying our research

 海外研修の代替研修も無事終了し、今週のASⅡでは久々の研究活動が活発に行われています。何かを作ったり、機械や装置などを使ったりしている班も多く、みんな生き生きとしています! 中には、3月19日に行われるARP探究成果発表会に向けて、スライドを作り始めた班もあります。KSH、JICA研修など、学校外での発表経験も少しずつ増えてきています。これまでの経験を活かし、データに基づいた考察をしっかりと行うことで、発表会では各班、研究の成果をしっかり見せたいところです。

 さて、今日は冬晴れの中、久々に汽水域班がウェーダー着用で川に出かけました。今日は汽水域以外のヘドロを求めて、海の方まで歩いてみるとのこと。塩分濃度計で川の水の塩分を計測しつつ、学校前の町山口川を、どんどん海に向かって歩いていきます。ちなみに、塩分0.05-3.0%が汽水域なんだそうです。

 色鮮やかな鯉や、のんびり日向ぼっこをする鴨たちを見ながら歩くこと15分。わが町が誇る、国の重要文化財!祇園橋までやってきました。なかなか風情があって素敵な石橋です。でも、うーん、川底は石や砂ばかりで、お目当てのヘドロは見つからず。困って「ヘドロはどこ?」と検索したところ、検索結果の上位に来たのは人気ゲームの「くろいヘドロ」の入手方法でした... すみません。ちゃんと自分たちの足で探すことにします。

 またしばらく歩くと、だんだん海の匂いがしてきました。塩分濃度を測り、水の流れが少ないところを探して、スコップを挿してみます。「黒いのあった!」「匂ってみて!」「くさい!やった!ヘドロだ!!」...うん、若者にこんなに喜んでもらえるなんて、ヘドロもきっと本望だと思います。バケツに「戦利品」を入れて、ついでにプラスチックゴミも拾いつつ、帰路についた2人。学校に帰ったら、このヘドロからの発電量を調べる作業が待っています。汽水域のヘドロと、それ以外の場所のヘドロの発電量はどう異なるのでしょうか? もしかしたら他にも違いがあるかも!? 気になる人は、是非3月の成果発表会で「汽水域班」の発表をお聞きください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

   In AS II this week, Many of the groups are making something or doing some experiments, and it looks like everyone is enjoying their research! Some of the groups have started to make slides for the ARP presentation to be held on March 19.  We hope that each group can make the best of their presentation experience, and of course, can share what they have been devoting themselves with the audience!

      Today, the “Brackish-water” group went out to the river wearing waders. They were walking towards the ocean in search of sludge outside the brackish water area, as well as measuring the salinity of the river water. After 15 minutes of walking, they arrived at the Gion Bridge, which is a lovely and elegant stone bridge built in 1832.  Searching around the bridge, the river bottom was full of stones and sand, and there was none of the sludge they had been longing for…  feeling lost, they googled: "where is sludge?"  Do you know what they got? - Well, the top result was how to get one of the Pokemon items, "Black Sludge"...  looks like they have no other choice but to look for the “real” sludge by themselves.

       After walking again for a while, they gradually began to smell the ocean. The students measured the salinity, looked for a place where the water flow was low, and inserted a shovel into the mud - “I can see the black stuff!” “It smells really bad!” “Hurray! We got it!”  With their black "treasure" in the bucket, they headed back to school, picking up some plastic trash along the way.  After returning to school, they will have to investigate the amount of electricity generated from this sludge. How does the amount of electricity generated from sludge in brackish water differ from that of sludge in other areas? Maybe there are other differences too! If you are interested, please come and listen to the presentation by the "Brackish Water Group" in March!

【ASⅡ】海外研修代替研修 その3 / JICA Study Tour Part 3

 セルビアのお菓子でほっと一息ついた後は、ASの本領発揮! プレゼンテーションタイムです。今日の研修に参加しているのは合計12班あり、防音、電磁誘導、汽水域など様々な研究テーマについての発表です。はじめに、奇数班が発表します。慣れない英語での発表、自分たちなりに準備してはきたものの、ついつい原稿を読んでしまったり、10分のプレゼンなのにわずか4分で終わってしまった班も! しかし、プレゼン10分+質疑応答の5分、なんとかつながないといけません。(セルビアのみなさんの、身を乗り出したり、ジェスチャーを交えたりして、生徒たちのプレゼンを理解しようとしてくれる姿勢に感謝...! )早く終わった班も、質問があったところをもう一度違う言い方で説明してみたりと工夫して、なんとか15分の発表をやりきっていました。

 後半は偶数班の発表です。前半の発表を見ていたからか、心なしか顔を上げてアイコンタクトをしっかり意識して発表できている班が増えたようにも感じます。ここでは研究に使っている精油の香りをかいでもらったり、防音の度合いを計測するために作った器具を実際に見せたり、複数の班に発表の工夫が見られました。とはいえ、大半の班が発表時間10分に大きく満たず、結果として質疑応答でたくさん質問を受けるという状況に陥ってしまい、苦戦(?)を強いられている様子...。やはり、質問を聞き取ることはできても、英語で説明をするのはかなり難しいようです。それでも、どの生徒も班の仲間と協力しながら、何とか自分たちの言いたいことを伝えようと精一杯がんばっていました。

 プレゼンテーションが終了したのは3時半。名残惜しいですが、そろそろお別れの時間です。みんな笑顔で写真撮影をし、JICAをあとにしました。(研修員の方々には、セルビアの工芸品までいただきました。大事にします!)バスがJICA九州の玄関を出たその先の先まで、スタッフのみなさんはずっと手を振って見送ってくださいました。今回の研修にはJICAのスタッフの方々や研修員の方をはじめ、多くの方々にお世話になっています。温かく送り出してくださった保護者の方にも、感謝の気持ちが表せるといいですね。

 さて、生徒たちは学校に無事8時ごろ到着し、それぞれの家路に着きました。どの生徒も今回の研修をやりきった充実感にあふれた、すがすがしい表情でした。今回の学びをこれからに活かし、明日からまた研究活動をがんばってください!

   After enjoying Serbian sweets, it's time for presentations! There are 12 groups participating in today's training, presenting on various research topics such as soundproofing, electromagnetic induction, or power generation with sludge from brackish water soil. The first half of the groups had their presentations first. Although they had been preparing their presentations in English, some ended up staring at their drafts, and some finished their presentations in only 4 minutes instead of 10 minutes! However,  thanks to the Serbian participants who leaned forward and made gestures to try to understand the students' presentations, students managed to complete their 15-minute presentation by asking questions or explaining more about their research.

 Then the second of the groups had their presentations. After the first groups’ presentations, more students were able to make their presentations with their faces up and making more eye contact. Several groups tried to attract the audiences by having them smell the oil used in their experiments or showing the equipment they had made to measure the degree of soundproofing. However, most of the groups still finished their presentations very quickly. As a result, they were asked more questions than they had expected during the Q&A session, and they seemed to be struggling a lot. Nevertheless, all the students tried their best to convey what they wanted to say in English, cooperating with their group mates.

 The presentation ended around 3:30 pm. and it was time to say goodbye. Everyone was taking pictures with smiles on their faces. The JICA participants even gave us a Serbian handicraft as a gift!  The staff members waved us off until the very last minute, when our bus finally disappeared from sight. It was thanks to the JICA staff, JICA participants, and many other people who helped us on this program that we could make this study tour a success. We hope the students can also express their gratitude to their family who always support them.

 We arrived safely at the school around 8:00 p.m. All the students looked satisfied after completing this long day. We hope that they will make the most of what they have learned through this study tour, and keep going on their research activities from tomorrow onward!

【ASⅡ】海外研修代替研修 その2 / JICA Study Tour Part 2

 昼食後、いよいよ本格的に研修がスタートしました。まず最初に、九州海外協力協会の宮原様にJICAの事業説明をしていただきました。動画を交えた分かりやすいプレゼンテーションで、生徒たちは開発途上国の状況と、JICAがどのような方法で途上国に支援を行っているかを学びます。その後は、同じく九州海外協力協会の原口様のワークショップ「世界の観方をシフトする “Think globally, act locally”」。このワークショップでは、あるベストセラー本からのクイズ(「チンパンジークイズ」、聞いたことありますか?)や、数種類の世界地図を用いてその違いを考えたりする活動などを行いました。生徒たちだけでなく、私たち引率者も、今まで一方向からしか物事を見ていなかったことに気づかせてくれる、まさに「目からウロコ」の体験をさせていただきました。

 その後、セルビアからの10名の研修員のみなさんといよいよご対面です。ちなみに、ここからの活動は司会も含めてすべて英語で行います。日本に到着してまだ3日目だという研修員のみなさん、素敵な笑顔で自己紹介してくださいました。その後、有志5名が天草の魅力と天草高校、ASクラスの活動についてスライド発表をしてくれました(トップバッター、本当にお疲れさま!)それから、生徒たちは小グループで研修員の方々との交流を行います。折り紙でかぶとや折り紙を作ったり、筆ペンを使って研修員の方のお名前を日本語で書いたり。最初はやや緊張していた様子の生徒たちでしたが、徐々に打ち解け、研修員の方々の笑顔につられて思わず笑顔になる生徒が増えてきました。セルビアの名所を教えていただいたり、中にはセルビアの「ピースサイン」の仕方(日本の「ピース」と違います!)を教えてもらっていたグループもありました。グループ交流後の休憩時間には、セルビアのおやつ(チョコレートやピーナッツ味のスナック、プレッツェルなど)までごちそうになりました!

 記事「海外研修代替研修 その3」に続きます。

   We had various activities after lunch. First, Ms. Miyahara from the Kyushu Overseas Cooperation Association explained what JICA is about and what they do to help people in developing countries. Through her presentation, which contained some videos, students gained an overview of JICA. This was followed by a workshop by Mr. Haraguchi called, "Think globally, act locally.”  In this workshop, we first had a chance to see if we were any wiser than Chimpanzees!  (Well, it’s a kind of joke - if you want to know in detail, you can look up “Chimpanzee quiz.”)  We also had an activity using several different world maps and discussed the differences between them. His workshop truly gave us an eye-opening experience that made not only the students, but also us teachers, realize that we had been looking at things with a one-sided view.

 After that, we finally met the 10 trainees from Serbia. After their self-introductions, five students gave presentations about our town and what we do at our school. Then all the students interacted with the Serbians in small groups. They made origami warrior helmets or wrote the names of the Serbian participants in Japanese using brush pens. At first, students seemed a little nervous, but they gradually became more relaxed as they learned more about each other through these activities. Some learned about beautiful places in Serbia, and some learned how to represent the Serbian "peace sign" (which is different from the Japanese way!). During the break time, we were even treated to Serbian snacks (chocolate, peanut-flavored snacks, pretzels, etc.)!

 Want to know more about what we did? Please proceed to "JICA Study Tour Part 3.”

【ASⅡ】海外研修代替研修 その1 / JICA Study Tour Part 1 

 いよいよやってきました、JICA研修! ASⅡの生徒33名はまだ暗い朝6時半に学校を出発し、11時前に北九州市にあるJICA九州に到着しました。今回の研修で予定されている大まかな内容は以下のとおりです。

 1.JICA九州事業説明・研修員制度についての紹介

 2.JICAワークショップ「世界の観方をシフトする」

 3.JICA Exchange Program(JICA研修員の方々との交流)

   ・天草および天草高校(ASクラス)の紹介

   ・班に分かれての自己紹介・文化交流(折り紙、日本語)

   ・ポスター・プレゼンテーション及び質疑応答


 到着後、生徒たちは早速、スタッフの方々に様々な展示を案内していただきました。実際に触ったりして体験できるSDGsについての展示や、漂着ゴミで制作されたクジラのモニュメント、JICAのボランティアのことがよくわかる写真など、興味を引くものがそこここに展示してあります。特にSDGsは授業で扱った内容ということもあり、多くの生徒たちの興味を引いたようです。ホールにある世界地図で、今日お会いする研修員の方の出身国、セルビアの場所を確認している生徒もいました。(みなさんはセルビアがどこにあるか知っていますか?)

 さて、少し早い昼食はJICAのカフェ、「JICAFe」でいただきます。天高生の一番人気は、ジンガマサラと呼ばれるエビがごろごろ入ったインドカレー。ちなみに、このメニューには「TFTランチ」という名前がついています。TFTは「Table for Two」の略。開発途上国の子どもたちの食事に貢献できる、20円の寄付が含まれたメニューです。美味しい食事を楽しみながら少しだけ世界に貢献できるって素敵ですね! また、「ジーローハン」という、台湾のメニューもなかなかの人気。ごはんに鶏肉や野菜がのっていて、こちらもとても美味しそうです。世界に目を向けたメニューに加え、唐揚げやミートパスタなどベーシックなものもあります。中には2食注文する食べ盛り男子も! みんな、4時間のバスの旅の疲れからもすっかり回復した様子です。

 記事「海外研修代替研修 その2」に続きます。

   Leaving school at 6:30 am in the dark, we 33 students and 4 teachers arrived at JICA Kyushu just before 11:00 am. The program they will join today will go as follows: 

 1. An Introduction to JICA Kyushu and its trainee system

 2. JICA Workshop "Think Globally, Act Locally”

 3. JICA Exchange Program (with JICA participants)

  - Introduction of Amakusa and our School
       - Self-introduction and cultural exchange in groups
       - Poster presentations and Q&A sessions


 Upon arrival, the students were guided through the various exhibits by the staff. In the hall, there were so many things they could see and experience - such as displays on SDGs, a whale made from debris of the sea, and photos of JICA volunteers. Some students are currently checking the location of Serbia on the map, the country where the JICA participants we will meet today are from. (BTW, do you know where Serbia is?)

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 Now, we are just finishing lunch at JICAFe. The most popular dish for our students today was an Indian prawn curry called "Jhinga masala."  This week they set this menu as "TFT" lunch, or "Table for Two” - which means the price includes a 20 yen donation to help children in developing countries. Isn’t it wonderful that we can contribute to the world over a delicious meal? Also, a Taiwanese dish called "鶏肉飯 (Chicken rice)" is also quite popular. There are also basic dishes such as fried chicken and meat pasta. They were all so delicious, and some students even ordered two meals! 

 You can read more in the next post "JICA Study Tour Part 2.”

【科学部】環境省の方々にアマモの研究について意見をいただきました

環境省九州地方環境事務局、九州大学、天草市役所から来校された方々にアマモ班の研究成果を説明しました。

その後の意見交換会では、研究内容に対する意見だけで無く、研究者としての姿勢や進路選択などについてもお話をいただきました。

また、多くの励ましの言葉をいただきました。

誠に有り難うございました。

 

【ATⅠ】地学室に潜入!AT at the Earth Science Room

 今学期最初のATⅠが始まりました。実は、 考査や入試などの関係で、3学期はATⅠの研究時間はわずか5時間しかありません...  限られた授業時間ですが、今月末と来月には本評価(B2, C1) も予定されており、 計画的に研究を進めていく必要があります。各班、 班長を中心に先を見据えて動いてほしいものです。

 さて、ATⅠでは教室、理科棟、 家庭科室など校内の色々な教室で活動を行っているのですが、 今日は、地学室におじゃましてみました。というのも、ここは、 毎週この時間にはASⅠ(1年生)とATⅠ(2年生) が同じ部屋で研究を進めているという、 とてもユニークな環境だからです。ここでは、1年生3班、 2年生3班が貝の粘着成分や自転車のスリップ軽減対策など、 それぞれ独自性のある研究に取り組んでいます。例えば、2 年生のある班は、身近な草花からの消毒液の作成について研究しており、現在は2種類の作成方法に取り組んでいるそうです。この班では1つ目の方法で作った消毒液を保存していたところ、残念ながら年末年始にカビが生えてしまったとのことで、今日の活動ではその消毒液の観察を行っていました。班のメンバーは上手く出来なかったので落ち込んでいるかと思いきや、カビの繁殖の違いから消毒効果が検証できないか協議していました。まさに「ピンチをチャンスに変える」です!

 2年生ATⅠとしてはしばらく学校外での研究発表は予定されていませんが、 年度終わりに現段階での研究の成果を共有し合う「ミニ発表会」 のようなものができたらと考えています。 あっという間に終わってしまう3学期。 限られた時間を有効に使って、班の仲間だけでなく、 他の班や先生方、学校外の専門家や機関とも関わりをもちながら、 研究の質を高めていってくれることを期待しています。

    It’s time for AT I again!  In fact, we have only 5 AT I classes this term, due to examinations and entrance examinations. With this limited time, students are expected to plan very well for the two evaluation interviews scheduled later in the term. 

 We might have told you this already, but AT I is held in various classrooms in the school.  Now we are in the Earth Science room, which is a very unique environment; AS I (first graders) and AT I (second graders) work together in one room. Here, at the moment, six groups are working on their own unique research projects, such as the adhesive components of shellfish and measures to reduce bicycle slips.  One group in particular has been researching the creation of disinfectant solutions from familiar plants and flowers, and are currently working on two different methods. In today's activity, they observed the disinfectant solution made by the first method, which unfortunately grew mold during the holidays. At first they looked a little depressed, yet they soon started discussing whether the disinfection effect could be verified based on the difference in mold growth. We were amazed to see they were turning a crisis into an opportunity!

   At the end of the school year, we are planning a "mini-presentation" at which students can share the results of their research with others. With the limited time, hopefully they can still find a way to improve the quality of their research -  not only by having discussions with their group mates, but also with other groups, teachers, and specialists and institutions outside the school.

【SSH】肥後の水とみどりの愛護基金」の関係者が天草高校を訪問されました

 1月16日に、公益財団法人「肥後の水とみどりの愛護基金」の関係者が、天草高校を訪問されました。肥後の水とみどりの愛護基金は、郷土における水資源の質・量両面の愛護並びに緑化推進・緑の保全に資するとともに、豊かな地域文化の創造を目的に、様々な啓発活動等を行っておられます。
 本校科学部は「天草ブルーカーボンニュートラル構想」と称して、天草市との共催による環境シンポジウムにおける地域住民とのアマモの定植を通したアマモ場再生、廃校プールを活用したアマモと魚糞を使った肥料開発、アマモを活用したバイオ燃料の開発等の研究活動を行っています。この活動は2022年9月に「STI for SDGs」アワードで次世代賞を受賞しました。肥後の水とみどりの愛護基金のみなさまも、本校科学部の研究活動に興味を持たれ、本校地学教室に設置しているアマモの栽培水槽も見学していただきました。
 今後の研究の充実・発展に向け、様々な外部との連携を深めながら、SSH活動に取り組んでいきます。

【科学部】DNA分析を開始しました

本日は崇城大学の田丸先生をお呼びして、科学部ホタル班がDNA分析を行いました。

分析は、最初に手順の最終確認をし、その後に先日抽出しておいたホタルのDNAについてPCR処理を行いました。

結果として、ホタルのDNA量の不足により、上手くいきませんでした。

今後は、この経験を生かして、より多量のDNAを抽出できるように実験を重ねます。

田丸先生、長時間にわたって御指導いただき、誠に有り難うございました。

【科学部】ホタル班の2024年の活動がスタートしています。

年末は全国高校生フォーラムや県立学校「学びの祭典」で英語の発表を頑張ったホタル班ですが、3学期は研究活動を頑張ります。

今日は今週末の実習に向けて、再確認をしていました。

ホワイトボードにまとめた実習手順を再確認し、必要な薬品や機材をまとめていました。

1年生でもあり、専門用語等について行けない部分もありましたが、解説動画等を活用して理解を進めていました。

【ASⅡ】オール・イングリッシュ! / AS in English!

 今日のASⅡでは、1月18日にJICA九州で行う海外研修代替研修に向けて、William先生、Jennifer先生、英語科の中村先生をお招きし、英語でのポスタープレゼンテーションと質疑応答を行いました。

  とはいえ、ほとんどの班の生徒にとって、英語でのポスター発表は初めての経験です。まだ練習を始めたばかりとあって、原稿をそのまま読むだけだったり、専門用語をうまく説明できなかったりと、どの班も悪戦苦闘しています。できたてほやほやのポスターも、まだまだ改善の余地がありそうです。William先生からは、クラス全体に向けて以下のようなアドバイスをいただきました。

 1 自信がなさそうに発表する生徒が目立つ。心配な語はあらかじめ辞書などで正確な発音を確認し、自信をもって発表すること。

 2 アイコンタクトが十分でない。完璧な英語でなくていいので、相手の反応を見ながら発表すること。

 3 ポスターは要点をしぼって、見やすく。長々と文章を書いている班が多い。読む原稿とポスターに書く文章を同一にしてはいけない。

 今回の研修では、海外からの研修員の方々にプレゼンテーションをするだけではなく、「世界の観方をシフトする」ワークショップでの活動や、英語での文化交流なども予定しています。この貴重な学びの機会を最大限に活かせるよう、あと一週間、精一杯準備をしてほしいです。期待しています!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   In Today’s AS II, students gave a poster presentation in English to William-sensei, Jennifer-sensei, and Mr. Nakamura.  They did this as a practice for their presentations in their StudyTour at JICA Kyushu next week, on January 18.

 For most of the students in the group, however, it was their first experience giving a poster presentation in English. So, many students had a hard time explaining things in English, or asking questions.  They also need some more improvement with their posters.  Here is some advice William-sensei gave to the class: 

1. Please check the pronunciation of the words beforehand with a dictionary so that you can be confident in your presentations.

2. Make more eye-contact. It is not necessary to use perfect English, but if you are looking down and just reading out what you had prepared, your presentation won’t succeed.

3. Do not write everything on your posters.  Think of the main points you want to focus on, and your posters will be much better.  What is on the poster should be different from what you speak.

 In the upcoming study tour, students will not only give presentations to the JICA participants, but will also have workshops and cultural exchanges in English. We hope they will do their best in preparation so that they can make the most of this valuable learning opportunity.

【SSH】九州大学理学部付属天草臨海実験所における調査実習

 本日は、苓北町にある九州大学理学部の臨海実験所にて調査実習を行いました。参加した生徒は来年度ASクラスを希望している生徒で、九州大学理学部准教授の新垣先生に講師を務めていただきました。

 午前中の実習では、臨海実験所の説明と本日行われる実習について、プランクトンネットの使い方など採取に関する講義が行われ、実際に桟橋からプランクトンネットを海におろしてプランクトンの採取を行いました。

 普段の授業では取り扱うことのないプランクトンネットに触れ、生徒たちはとても貴重な経験をしたようでした。

 採取したプランクトンは、顕微鏡を用いて観察を行いました。

 

 午後からは、午前中に採取を行ったプランクトンの同定作業を行いました。まず新垣先生からプランクトンに関する講義が行われ、それぞれでプレパラートを作成し、プランクトンの同定作業とスケッチを行いました。

 スケッチと同定作業はとても難しく感じたようで、生物の特徴から、ある程度の分類までは分かっても、最終的にどの種類か分からないままになっている生徒も多く、同定作業の難しさを知ったようでした。

 1日を通して、日頃の授業では体験することのできない経験をすることができ、今後の探究活動に活かすとともに、今回研修に参加した生徒が、他の生徒にこの経験を還元してほしいと感じました。

 講師を担当してくださった新垣先生、研究室の学生の皆さん、本日はありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

【科学部】卒業生がやってきました。

新年が明けて、活動が少しずつ再開したある日、卒業生がやってきました。

訪問理由は、新年の挨拶と韓国の学会に参加した際の活動報告だったのですが、活動していた在校生とのディスカッションもしていました。

このように長期休みとなると卒業生がやってきて、ディスカッションをしてくれます。

これも科学部の研究内容が深化する1つの方法なのでしょう。

有難い限りです。卒業生の皆さん、これからも待っています!

【ASⅡ/科学部】第10回サイエンスアカデミー

 本日、本年度2回目のサイエンスアカデミーが行われ、のべ60名の子どもたちが参加して、科学の面白さを体験してくれました。今回、開催した講座は下記の4つです。

①ふわふわ巨大静電気クラゲ!

②カイロを作ろう!

③【検証】ルミノール反応の実験をしてみた!

④ドラえもんもびっくり?くうきほうのしくみ

 空気砲の講座では、空気砲の仕組みや「粘性摩擦」についての説明があった後、子どもたちがグループに分かれて実際に空気砲を作りました。その後、ドライアイスで作った煙を空気砲に入れ、子どもたちが順番に叩いて煙の「輪っか」を作り出していました。叩き方にもコツがあるようで、強くても弱くてもきれいな輪になりません。やっときれいな煙の輪が「発射」されると、子どもたちは輪を捕まえようとしたり、食べてみようと口を開けたり、大興奮の様子でした。最初は丸の形に空いた穴から発射して丸の輪っかが出てきた空気砲。さて、今度は三角やハート、四角の穴の空気砲で実験をします。さて、発射される煙の形はどうなるでしょうか? そして、その形になる理由は何なのでしょうか。答えは、アカデミー参加者に聞いてみてください!

 静電気クラゲの講座では、ストローなどを使った静電気の「じっけんタイム」の後に、どうしてそうなるのかを考える「なぞなぞタイム」、それからメインイベント、「くらげをうかせてみよう」という活動という流れでした。静電気の仕組みの説明では、頭にプラスとマイナスのお面をかぶった高校生たちが劇で静電気の仕組みを説明していました。ストローを使った実験では、ストロー同士をくっつけたり海の生物が描いてあるスポンジを釣ったりと色々な活動があり、子どもたちを飽きさせない工夫がされていました。最後の「くらげ」の実験では子どもたちがカラフルなバルーン用の風船を手に、すずらんテープのくらげを教室中をふわふわと泳がせていました。

 その他、身近な材料を使って「カイロ」を作る講座もありました。講座ではカイロの材料に使われる鉄を粉状にする理由について考えたり、発熱させるためのコツをわかりやすく説明していました。ジッパー付きポリ袋に材料を入れ、袋をしっかり振ってできあがったカイロはちょうどいい温かさ。市販のものに比べて、定期的に袋を開けて酸素を入れないといけないという手間はあるものの、この季節ならではの楽しい講座となりました。また、色々なものを混ぜあわせ、混ざるかどうか試してみる実験を行う講座もありました。材料は、水、ごま油、洗剤、しょうゆ、それからバター。ものによっては混ぜると美味しそうな香りがしてきます。どの講座も子どもたちに分かりやすい説明や実験を工夫し、生徒同士協力しながら無事アカデミーを終了することができました。

 今回で第10回を迎える「サイエンスアカデミー」は小中学生に科学の楽しさを体験してもらうために天草高校で年2回、毎年実施している活動です。来年も多くのみなさんの参加をお待ちしています。

【ASⅡ/科学部】KSH「学びの祭典」/ A big presetation opportunity!

 本日、ASⅡ(2年ASクラス)と科学部の計29名の生徒がグランメッセ熊本で行われたKSH「学びの祭典」に参加しました。まだ暗い朝6時半に学校を出発し、無事8時半頃に会場に降り立った生徒たち。到着後、早速自分達のポスターを貼ったり学校紹介ブースを設営したりと、それぞれの準備を開始しました。

 会場では300以上ものポスターが分野別に並び、また実業系の学校を中心に実習製品の販売や体験などのブースも数多くありました。ステージでは書道や歌などのオープニングセレモニーの他、興味深い研究発表が行われました(午後からはくまモン登場の場面も!)。

 学校や地域の特産品を高校生が発売しているところもありました。ジビエ(鹿肉)を使ったポトフや特産のきくらげ販売、企業とコラボして作った和菓子や実習で作ったウインナーや缶詰など、バラエティー豊かな品揃えで会場はにぎやかな雰囲気でした。また、VR体験やバッジなどの制作体験など、高校生も楽しめるような工夫をしていたブースも多くありました。

 大きな会場でのポスター発表は初めての生徒も多く、最初はお客さんがくるのをただ待っている生徒も多かったのですが、少しずつ、自分から声をかけて発表を聴いてもらったり、聴いている人の顔を見て発表をしたりできるようにになってきました。他校の発表を積極的に聞きに行って質問もできた生徒も多く、今後の研究のヒントを得ることができました。また、発表に関して、ポスターへの工夫の必要性や発表時に実物を見せたり、聴衆の様子を観察しながら臨機応変に発表することの必要性を学んだりと、多くの学びが得られた1日となりました。

    Today, 29 students from AS II and Science Club participated in the KSH "Festival of Learning" held at Grand Messe Kumamoto. The students left the school at early dawn at 6:30 a.m. and arrived around 8:30 a.m.  Then they started preparing by putting up their own posters or setting up a booth to introduce our school.

 There were more than 300 posters, lined up by field of study.  There were many booths selling practical training products, while some others were offering hands-on experience. On the stage, there was an opening ceremony with calligraphy and singing, as well as interesting research presentations (also a Kumamon visit in the afternoon!). 

 Some of the school’s and local specialty products were sold there: A soup using venison, curry with wood ear mushrooms. They all looked so delicious!  There, many other products were sold, such as Japanese sweets made in collaboration with a company, sausages, and canned goods made through practical training.  Many other high schools were making efforts to attract people by offering VR experiences, badge making, and other hands-on activities.

 It was the first time for many of our students to have presentations at such a large venue.  At first, many of them stood still waiting for the audience to arrive, but gradually they were able to speak up and have their presentations heard.  With more and more presentations, they became able to look their audiences in the face during their presentations little by little.  Many students also had a chance to listen to other schools’ presentations and ask questions.  Many of the groups seemed to have gained hints for their future research.  They also learned of the need to improve their posters, to show what they use in their research, and to be flexible in their presentations while observing the audience.  

 

【科学部】九州生徒理科研究発表大会1日目

科学部化石班が九州生徒理科研究発表大会に参加しました。

1日目は開会式の後、研究発表と質疑応答がそれぞれ4分間行われました。

発表は4分ジャストで終了し、伝えたいことを練習通りに発表できました。

続く質疑では苦戦した質問もありましたが、全て答えることができました。

明日は再度質疑が行われます。

宿舎に戻ってからも、ディスカッションを続けて明日に備えていました。

明日も頑張りたいと思います。