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新着情報

ASⅠ ドローンを用いた研究に挑戦中です。

9月25日(火)に、ASⅠがありました。
現在、1年生全員が10月に行われるポスターセッションに向けて研究活動を実施しています。
グラウンドでは、ドローンの自動フライトに挑戦している班がありました。
自動フライトができた先に、どのようなビジョンを描いているのでしょうか。

数科学探究Ⅰ 最短航路問題

9月18日(月)に、数科学探究Ⅰが行われました。
今回は、社会科から地図や地球儀、体育科からサッカーボールをお借りし、飛行機の最短航路問題を探究しました。
地球(球体)をどのように扱うのかを、様々な補助線を描きながら考えました。
 

数科学探究Ⅰ コンビニの出店問題と天草の防災問題

9月10日(月)に数科学探究がありました。
天草の防災マップを題材とし、どの地域に住んでいる人が、どの避難所に避難すべきかを考えます。
天草市が提供されている防災マップ避難所の収容人数、地域の人口密度、避難する人の割合、災害の種類など、様々なものさしがありますが、一つ一つを焦点化して解決に向かいました。

数科学探究Ⅰ「コンビニの出店問題と天草の防災問題」

9月6日(木)、2学期最初の数科学探究です。
今回は、1学期末に実施したコンビニ出店問題を高度化し、天草の防災問題への応用を行いました。
実際の天草市の防災マップに境界線を引き、どの地域の方々がどの避難所に避難された方が良いのかを提案できるように考えました。
しかし、今回学んだ内容だけで提案できるのでしょうか?
他に、どのような要因をクリアすべきかまで話し合いを深めていました。

ASⅠ ポスターセッション説明会

9月4日(火)の6限目に、ASⅠでポスターセッション説明会を実施しました。
10月23日(火)にASⅠの中で、ポスターセッションを実施します。
1年生は初めてのポスターセッションとなるため、ポスターの作製法や、プレゼンテーションの仕方を昨年度の取組例(写真や動画)を見ながら学びました。
ASⅠでは、これからグループ研究本番に入ります。

SSH関西研修⑥ スーパーコンピュータ“京”

最後は、神戸にある計算科学研究センターでの研修です。
ここには、日本最速の計算スピードを誇るスーパーコンピュータ“京(けい)”があります。
1秒間に1京回の計算が可能であり、複雑な計算を要するシミュレーションなどに活かされているそうです。
性能100倍のポスト京の開発も楽しみです。

SSH関西研修⑤ 理化学研究所BDR

8月29日(水)の午前中は、神戸にある理化学研究所での研修です。
今年度から “生命機能科学研究センター(通称BDR)” となり、ヒトの理解を目指すライフサイエンスの先端研究をされています。
高橋SCから概要説明をして頂き、展示室や実験室を見学しました。
皮膚や内蔵まで透明になっているマウスの実物を見たときには驚きました。
難しい内容もありましたが、事前レポートの効果もあり、充実した研修となりました。
 







SSH関西研修④ 海遊館

午後は、世界最大級の水族館 “海遊館” のバックヤードツアー研修です。
みなさんは、体長5mを越えるジンベエザメをどのように水槽に運び、体調管理されているか知っていますか?
水族館に設置されている設備で吊り上げて、高知県にある研究所から運び込まれるそうです。
また、他の魚をえさと認識しないように、1日6~7kgのえさを所員の方々が定期的に食べさせておられます。
ジンベエザメだけでなく、その他の魚も含めて詳しく教えて頂きました。
また、魚を専門とする獣医師が日本に2人しかおらず、特別な技術を要することも教えて頂きました。
※バックヤードツアーは撮影ができなかったため、下記のような写真掲載となっています。


 

SSH関西研修③ 企業研修

8月28日(火)、関西研修2日目です。
午前中は、大阪内の企業を3班に分かれて研修しました。
どの企業も専門的な研究に基づいた技術力で、社会貢献を第一に考えられていました。
海外進出の難しさや、やりがいなども教えて頂きました。

【(株)日鉄住金ボルテン】
概要・製品説明 ➡ 工場見学 ➡ 海外規格 ➡ 質疑応答




【(株)協同シャフト】
概要・製品説明 ➡ 工場見学 ➡ 質疑応答




【(株)大和紙料】
概要説明 ➡ 工場見学 ➡ 紙漉き体験 ➡ 質疑応答

紙漉きは、次回の天草サイエンスアカデミー候補になりました。

SSH関西研修② 阪大院生講話

大阪大学理学部の大学院に所属されている2人の卒業生による講話です。
野下くんは、ガン細胞に関する研究を行っておられ、細胞を培養し、遺伝子を自在に切り貼りしながら研究されています。
前田さんは、乳ガンに関する研究を行っておられ、ガン細胞の種類ごとの対応策を導き出そうとされているそうです。
その他にも、大学生活や大学院の魅力、私たちが行っている研究についてのアドバイスなどを親身になって教えて頂きました。

SSH関西研修① 大阪大学核物理研究センター

8月27(月)から、2年ASクラス34名が関西研修に参加しています。
関西研修は、大学や企業、研究所などを訪問し、先端科学技術を学ぶプログラムとなっています。
初日の今日は、大阪大学の核物理研究センターを伺いました。
加速器を用い、イオンや中性子といった微小粒子の性質を研究され、医療分野などへ応用されているそうです。
講義を受け、施設を見学しながら学びを深めました。
與曽井教授、研究センターの方々、ありがとうございました。




天高総合大学、開講!

24日(金)夏季課外後、1・2年生を対象とした天高総合大学が開講されました。
①世界に飛躍する科学技術人材の育成と、②大学の講義を直接受講することで、専門的知識を高めることへの興味や知的好奇心を喚起するとともに学問を学ぶことの意義を学ぶことを目的に実施しています。今回は以下の13講座が開講されました。

『徒然草』の面白さ 尚絅大学 武田教授


地方の歴史から日本・世界を見る-天草島原一揆から 長崎大学 木村教授


仲間づくりの心 九州ルーテル学院大学 河田教授


誰もが安心して暮らせるまちづくりー社会福祉の視点とは? 熊本学園大学 高林教授


世界経済について
 大分大学 小笠原教授


コンピュータを利用した英語学習 熊本大学 島谷教授


医薬品と食品との相互作用について 尚絅大学 徳富教授


情報工学のもたらす世界探訪ー情報工学は∞ー 九州工業大学 平田教授


エレクトロニクスの世界ー目に見えない電子が社会を持続的に発展させるー 熊本大学 久保田教授


科学捜査とナノサイエンスー体験ルミノール反応ー 崇城大学 西田准教授


有明海・八代海の環境と生物 熊本大学 逸見教授


遺伝子組み換えの利用 鹿児島大学 安部教授


地球温暖化の影響!?温帯の海に南の毒魚が現れる 長崎大学 谷山准教授

ASクラス希望者基礎実習研修 in 九大臨海実験所④

8月24日(金)に、九州大学臨海実験所での研修を昨日に引き続き体験しています。
今日はデータを集計しグラフ化して、一定の結果を得ることを目指します。
高潮位より中潮位の方が、種数が多く個体数が多い傾向にありました。
班によっては、違う分析結果となったようですが、そこから何を研究していくかが大切であることも教わりました。
2日間、研究をするということに対し、様々な視点をいただきました。
新垣先生はじめ、研究所所員の皆様、本当にお世話になりました。




天草サイエンスアカデミー

天草サイエンスアカデミーを行いました。
これは天草の小中学生の皆さんに科学の不思議を感じ、仕組みを学んでもらう為に行いました。
参加してくれた皆さん、科学を感じ、学ぶことができたでしょうか。
次回は冬季休業中に行う予定です。
今回よりも、もっと面白いアカデミーにしていきます。新しい講座も開設しますよ。
次回の参加もお待ちしています。
<石けんつくり>
 

<コーラメントス>
 

<さわれる水?!>
 

※読売新聞2018年8月24日(金)29面に関連記事が掲載されました。
※熊本日日新聞2018年8月25日(土)15面に関連記事が掲載されました。
※市政あまくさNO.282号 2018年10月号に関連記事が掲載されました。

ASクラス希望者基礎実習研修 in 九大臨海実験所②

午後からは、朝採取した潮間帯生物の種同定作業を行いました。
一見同じように見える貝でも、新垣先生やTAの方々から見ると違うそうです。
一つ一つの特徴をつかみ、図鑑を見ながら種の特定を頑張りました。
30分かけて、正確な生物名を特定した人もいました。
 

ASクラス希望者基礎実習研修に関する連絡

昨日、8/23(木)と8/24(金)に延期をしました実習研修の希望者に対する連絡をします。
実施の判断を8/23(木)朝7:00に行います。
結果は、ホームページでお知らせします。
直前の判断となりますので、先日行った連絡通り「研修準備」と「課外準備」の両方の準備をお願いします。

全国総合文化祭「2018信州総文祭」番外編

信州総文祭では、多くの同窓生の方々から激励を頂きました。
新宿駅では、関東あまたか会の星野様、山中様の暖かい出迎えと激励を受けました。
会場では、同窓生の平田様も発表を聞いていただきました。
また、宿泊先には中京支部の皆様から色紙が届きました。
最終日には羽田空港で平田様が開発された航空機の通信システムについてご講義して頂きました。下の写真はその時の様子です。
多くの方々にご声援いただき、天草高校の歴史の長さと結束の強さを再認識しました。
上位入賞は逃し、文化連盟賞でしたが、今後も研究を継続し、精進していきたいと思います。
ご声援、誠にありがとうございました。
 
 

第42回全国高等学校総合文化祭「2018信州総文祭」第3日目

信州総文祭の第3日目です。
3日目は記念講演会、生徒交流会、閉会式(表彰式)が行われました。
記念講演会は信州大学の鈴木教授から「北アルプスの雪氷から考える地球環境」というタイトルで行われました。
生徒交流会は全国の高校生とチームを組んでクイズ大会が行われました。
この3日間での経験を通して、様々な向上の糸口を見いだすことができました。
次回は10月に行われる県大会です。入賞目指して、よりよい研究となるよう頑張りたいと思います。




SSH生徒研究発表会 in 神戸 2日目

8月9日(木)に、神戸国際展示場でSSH生徒研究発表会がありました。
午前中は、代表6校による口頭発表を観覧しました。
どの学校の研究も素晴らしく、とても参考になりました。
午後からは、最後のポスター発表です。
英語でのdiscussionにも慣れ、多くの方々に私たちの研究を聞いていただきました。
とても素晴らしい環境で発表でき、今後の研究活動に活かせる3日間となりました。

SSH生徒研究発表会のページ ➡ https://www.jst.go.jp/cpse/ssh/ssh/public/sshevent.html

 

  



第42回全国高等学校総合文化祭「2018信州総文祭」第2日目

2日目は午前中に昨日に引き続いて研究発表、午後は巡検研修が行われました。
研究発表では、他校から多くの新しいことを学ぶことができました。
巡検研修はセイコーエプソン時計工場と長野県林業センターを見学しました。
それぞれの場所で、研究成果が職業として、どの様に活かされているのか知ることができ、卒業後の進路について考える良い機会となりました。




SSH生徒研究発表会 in 神戸 1日目

8月8日(水)に、神戸国際展示場でSSH生徒研究発表会がありました。
はじめに、秋山仁先生の講演があり、数学的な考え方の面白さをわかりやすく教えて頂きました。
そして、審査の行われるポスター発表です。
下記の写真のように、全国のSSH204校と海外招聘25校、SSH経験4校の計233校が一斉に発表を行います。
本校は、日本語を3人、英語を2人と役割分担して発表しました。
100人を越える方々に発表を聞いていただきました。
明日の最終口頭発表校には選出されませんでしたが、今後の研究活動の方針が明確になる機会ともなりました。

SSH生徒研究発表会のページ➡ https://www.jst.go.jp/cpse/ssh/ssh/public/sshevent.html





SSH生徒研究発表会の準備の様子

8月7日(火)に、神戸国際展示場で明日から開催されるSSH生徒研究発表会の事前準備を行いました。
SSH生徒研究発表会は、全国のSSH校と海外招聘校が一同に会し、2日間のポスター発表で競います。
本校は化学部門にエントリーし、石鹸の殺菌力と安全性の研究を発表します。
日本語と英語のポスターを準備し、ニーズにあった発表を行います。
応援よろしくお願いします。


第42回全国高等学校総合文化祭「2018信州総文祭」第1日目

自然科学(地学部門)の熊本県代表として科学部の3人が参加しました。
発表タイトルは「珪藻・花粉分析から有明海の海水準変動を探る」です。
初めての全国大会で緊張しました。しかし、今までの練習を活かして、研究結果を身振り手振りを駆使して伝えることができました。
応援、激励いただいた天草高校先輩の方々、誠にありがとうございました。





地域との共創 天草宝島起業塾高校生コース最終日

8月5日(日)に天草市民センター大会議室で天草宝島起業塾がありました。
最終日の今日は、最終プレゼンテーションで他の班と競います。
天草市長の中村様、京都大学の若林様、日本政策金融公庫の尾崎様、Ama-bizの内山様が審査員です。
結果は、1年生の「By highschool student try to guide in English」が最優秀賞に輝きました。
優秀賞は、拓心高校商業科と牛深高校のプランでした。
1年生3班は、ASⅠで継続研究を行っていきます。
計6日間、主催の天草市役所の方々をはじめ、たくさんの方々にお世話になりました。
ありがとうございました。
  

地域との共創 天草宝島起業塾高校生コース5日目

8/4(土)に天草市民センター大会議室で、天草宝島起業塾高校生コースがありました。
はじめは、前回までの起業塾で作成した各班のビジネスプランプレゼンテーションです。
ビジョンやミッション、顧客セグメント、収益計算など、現在の大まかなプランを発表しました。
京都大学の若林先生からは、顧客ニーズと提案プランが本当にマッチしているのかを突き詰めると良いなどのアドバイスを頂きました。
午後からは、主に収支計算の方法を学び、実現可能性を高めました。
  

サイエンスインターハイ@SOJO

7月29日(日)に、崇城大学でサイエンスインターハイがありました。
サイエンスインターハイは、九州・山口地区の高校が参加し、ポスター発表や口頭発表で競います。
天草高校は、科学部が2点、2年ASクラスが10点のポスター発表を行いました。
大学の先生方からの質疑にも懸命に答える姿がありました。
それぞれの発表者が、今後の研究活動の参考となったようです。
 

地域との共創 天草宝島起業塾高校生コース4日目

7月22日(日)に、国際交流会館ポルトで天草宝島起業塾高校生コースがありました。
午前中はフィールドワークです。
それぞれの班のプランにそったフィールドワークを天草市役所の方々に準備していただきました。
天草宝島観光協会や韓国留学生との交流会、銀天街の店舗に対するインタビュー、オリーブ園の視察など多岐にわたりました。
午後からは、フィールドワークをまとま、ビジネスプランを練り直しました。

地域との共創 天草宝島起業塾高校生コース3日目

7月21日(土)に、国際交流会館ポルトで天草宝島起業塾高校生コースがありました。
本日から3年生4名が参加し、天草高校は合計4グループでの参加となりました。
午前中は、日本政策金融公庫の尾崎様から、収益の計算方法やプレゼンテーションについての実習をしていただきました。
午後からは、起業塾を卒業された先輩方からアドバイスを頂いたり、前回までのビジネスモデルを深めるディスカッションを中心に会が進められ、最後には明日のフィールドワークの事前準備を行いました。



ASⅠ グループ研究

ASⅠでは、現在グループ研究を実施しています。
起業や理学など、クラスの垣根を越えて編成した班で、先行研究や夏の研究計画を練りました。

  

地域との共創 天草宝島起業塾高校生コース 2日目

7月15日(日)に、天草文化交流会館で天草宝島起業塾高校生コース2日目がありました。
午前中はビジョンやミッションを話し合いました。
また、価値提案シートを作成し、それをもとにした各班の発表が行われました。
午後からはビジネスモデルキャンバスを作成し、資金の調達や売上利益などについて専門的に教えて頂きました。
いずれも、若林先生(京都大学)とディスカッションしながら、実現可能性を模索しました。

 
 

地域との共創 天草宝島起業塾高校生コース 1日目

みなさんは、SDGsを知っていますか?
これは、21世紀のビジネスを考える際の指標を国連が定め、最近話題となっているものです。
1年生の起業を考える3グループが天草市役所主催の天草宝島起業塾に参加し、このような最近のビジネスに関する話題や、専門的な考え方を京都大学の若林先生に教えて頂きました。
またこの起業塾には、天草拓心高校から2グループ、牛深高校から1グループの参加があっています。
天草の未来を参加者全員で考えたいと思います。

 



第3回SSH運営指導委員会がありました

7/10(火)に、天草高校会議室で第3回SSH運営指導委員会がありました。
昨年度に引き続き、天草市役所や大学、企業の専門家の方々にお越しいただきました。
今年度から新しく始まったASⅡや数科学探究Ⅰなどを中心に助言を頂きました。
ありがとうございました。

数科学探究Ⅰ 「コンビニ出店問題と天草の防災問題」

7/9(月)に、数科学探究Ⅰがありました。
今回は、まずコンビニの出店問題に取り組みました。
みなさんは、下にある写真(黒板)のような店A、B、Cが出店をしている地域に新しい店Pをどこに出店しますか?
他の店より多くの面積を確保できるように、試行錯誤したり数値計算を繰り返しながら探究しました。
多くの生徒が正解を見つけていたようです。



数科学探究Ⅰ 期待値とゲーム理論 ~お見合いを成功させる戦略~

6月25日(月)に数科学探究Ⅰがありました。
今回は、期待値とゲーム理論の最終講義となります。
お見合いを成功させる戦略(最適停止問題)を今までの学びを活かして解決することに取り組みました。
以下のようなお見合いを考えます。
①5人とお見合いをする。
②お見合いしたときにすぐ交際するかしないか決めないといけない。
③交際を申し込んだら相手は必ずOKする。
④交際を申し込んだら終了。他の人には交際を申し込めず、1回断った人とは交際できない。
⑤5人目の人には必ず交際を申し込む。
⑥5人には順位がランク付けされるが、最終順位は5人目がくるまでわからない。
できるだけ良い人と交際するための戦略がわかりますか?

このことについて、各自で考え、グループで考え、最適な解答を導き出すために全力を尽くしました。


 


  

ASⅡ 水耕栽培の研究を行っています

ASⅡにおいて、水耕栽培の研究を行っています。
この研究は、昨年のASⅠで行った研究を継続したものです。
甘味のあるトマト栽培には、水ストレスや塩ストレスなどが有効であることが知られています。
今回の研究では、通常の水耕栽培方法とレモン水などの新たな水耕栽培方法によって起こる味の変化などを分析し考察を深める予定です。

数科学探究Ⅰ 期待値とゲーム理論

6月18日(月)に数科学探究Ⅰで、ゲーム理論について学びました。
はじめに、以下のようなカードゲームを行いました。
【ゲームのルール】
● Aさんは「♢8」と「♠7」を、Bさんは「♢3」と「♠7」を持っています。
●互いに相手が何のカードを持っているのか知っています。
● 2人同時に2枚の中から1枚を選んで出します。
同じ色だった場合、大きい数字を出したほうが数字の差の分、相手から得点をもらいます。
違う色だった場合、
小さい数字を出したほうが数字の差の分、相手から得点をもらいます。
● 5回勝負を行い、総合得点の多いほうを勝ちとします。

このゲームは、AさんとBさんのどちらが有利だと思いますか。
また、有利でないほうが勝つための最適なカードの出し方はありますか。

このゲームは相手のカードの出し方によって、こちらもカードの出し方を変えていくという戦略性の高いものです。
勝つために最善を尽くす(ゲーム理論でいうところの「最適反応」)方法について、期待値や最大・最小の考え方を用いて探究していきました。

   

 

ASⅡ メダカの住環境の研究を行っています

ASⅡにおいて、天草に住むメダカの生態や住環境に関する研究を行っています。
メダカを採取し飼育をしています。
今回は、メダカが生息していた場所の水と、生息していない場所の水の違いをデジタルパックテストを用いて解明することに取り組みました。
今後も様々な視点から探究し、メダカにとって最適な水環境モデル作成を目指します。

ASⅡ 味覚に関する研究を行っています

ASⅡにおいて、味覚に関する研究を行っています。
味覚は、甘味や酸味などで構成されています。
今回は、ドラゴンフルーツの酸味や糖度を、糖度計やイージーセンスを用いて測定することに取り組みました。
今後も研究を進め、人工的に味覚を操作できれば、宇宙で利用価値が出ると考えています。

ASⅡ 潮流発電の研究を行っています

ASⅡにおいて、有明海特有の潮の干満差(約5~6m)を利用した潮流発電を研究しています。
災害時に海に設置するだけで、必要最低限の電力を獲得できる装置を開発したいとのことです。
今回は、懐中電灯などを分解し、発電の仕組みを研究する班と実際の潮流発電モデルを作成する班とに分かれて活動をしていました。

ASⅡ 赤潮の研究を行っています

ASⅡにおいて、天草近海で発生する赤潮の研究が行われています。
今回は、本渡港で採取した海水を遠心分離器にかけ、顕微鏡で珪藻の種数を調べていました。
これを継続調査し、珪藻の種数の変化をデータ化し、赤潮の発生前後の海水の様子を調べるそうです。

ASⅠ 天草学連続講義『天草と災害について』

6月12日(火)に、第8回天草学連続講義がありました。
今回は熊本大学理学部の松田教授に、天草と災害に関する講義をして頂きました。
天草は平地がほとんどなく海に囲まれていることや、白亜紀(9000万年前)の地層と古第三紀(5000万年前)の地層でできていることを教えて頂きました。
また、干満差5mは日本一であることも改めて教えて頂きました。
このような特徴を知り、災害が起こったら自分の身を守れる準備を普段からしておくことが重要であることを学びました。
少子高齢化が進む天草において、高校生がアクションを起こせば被害が最少となりえます。
町歩きをしながら、防災についての意識を高めたいと思います。
松田様ありがとうございました。

6月は1年間の中で最も土砂災害をはじめとする自然災害が天草に起こりやすい時期です。
天草市のHPに防災マップや災害メールに関する情報がありますので活用しましょう。
下記のURLをクリックしてください。
天草市防災マップ→ http://www.city.amakusa.kumamoto.jp/bousai/list00832.html
天草市災害メール→ https://www.city.amakusa.kumamoto.jp/bousai/kiji003603/index.html

 

数科学探究Ⅰ 期待値とゲーム理論

6月11日(月)に、数科学探究Ⅰがありました。
突然ですが、降水確率何%になると、みなさんは傘を持っていきますか?
天高生に調査したところ、40%の人もいれば90%の人もいるといった結果でした。
これは、各自が日常的に考えている『コストロスモデル』によるものであり、そのモデルを数値化しながら探究しました。
40%と答えた人は「雨が降って傘を持っていかないのは、とても損である」と考えている傾向にあることがわかりました。
また、90%と答えた人は「雨が降った時に、傘を持っていても持っていなくても損ではない」と考えている傾向にあることがわかりました。
今回は確率が変動しにくい降水確率を題材としましたが、次回からは確率が人為的に変動するゲーム理論を扱います。