水高diary

2021年11月の記事一覧

【音楽選択】ヴァイオリンの授業の様子

11月に入り、ヴァイオリンの授業を始めました。

初めて触る楽器、、、持ってみて最初の感想は、ほとんどの生徒が「軽い!」でした。恐る恐る触れる様子に教師はひやひやする場面もありましたが、すぐに慣れていい音を出してくれていました。演奏している姿を chrome book で撮影し、振り返りも行っています。

「きらきら星変奏曲」、よく弾けていました!

これからも授業でいろいろな楽器と触れる機会を作っていきたいと思います。

以下、生徒の振り返りより

♪私は初めてヴァイオリンを触ってみて不安な部分もあったけど、今ではもっとヴァイオリンの練習をして色んな曲を弾けるようになりたいと思うようになりました。

♪難しかったことは、弓をまっすぐにおろす動作。どんなに意識してやってみても弓があちこちいって変な音が出たりしました。

♪今回初めてヴァイオリンを演奏したので、指の使い方や弓の持ち方など最初は難しかったけど授業を通してだんだん上手くなっていったので楽しかったです。

♪自分が実際に弾いている動画を見て、悪いところを見つけて練習をし、だんだん上手く弾けるようなりました。また、ヴァイオリンを弾いている時の姿勢が良くなったり、弓のアップとダウンができるようになり、ヴァイオリンを弾くことが楽しくなってきました。ヴァイオリンでキラキラ星だけではなく、他の曲にもチャレンジしてみたいです。



Welcome to Suiko!

昨年夏にアリシア先生が帰国されてから、新型コロナ拡大に伴う入出国制限のため、本校にはALTの先生が来校されていない状況が続いていました。

しかし、ついに待ちに待った日がやってきました。

アメリカで約一年強の待機期間、東京で2週間の隔離期間を経て、大変な思いで水俣高校に着任されました。新しい先生の名前はWarren Donnell(ワレン・ドネル)先生です。(これ以上の情報は英語の授業に支障があるので・・・)

これから色んな授業や課外活動でお世話になります。積極的に話しかけてくださいね。

1枚目の写真は職員向け自己紹介の様子。私たちも使わないような丁寧な日本語のあいさつでした。2枚目以降は水俣紹介プレゼンの様子。名所・名産品・買い物・食事と、すぐに役立つ水俣情報が満載でした。

  

 

【探究】NIMDフォーラム水高生牡蠣班の発表が公開されたよ!

11月6日(土)に実施された*NIMDフォーラムにおける、水高生の発表(2年生牡蠣班)が環境省公認YouTubeで公開されています。*NIMD(National Institute of Minamata Disease:国立水俣病総合研究センター)

 国水研の松山先生のご指導と水俣漁協の皆様のご協力のもと進めてきた、6年間に渡る水俣湾をフィールドとした水高生の研究をまとめた「水俣湾における漁業の再生の課題」について発表しています。ぜひご覧ください。

午前の部:NIMDフォーラム午前の部動画はこちら。(水高生の発表はこちら)

午後の部①:NIMDフォーラム午後の部①動画はこちら。

午後の部②:NIMDフォーラム午後の部②動画はこちら。

 また、現在国水研水俣病情報センター1階小展示室で「赤木洋勝展―その研究と軌跡」が開催されています。VR技術でご自宅からでも観ることができるそうです。併せてご覧ください。

国水研HP はこちら。

赤木洋勝展HP はこちら。

 

 

 

 

【機械科】 いのしか日記 Vol.15 みかん収穫・選果実習へ!!

こんにちは!!イノシカハンターズです!!
 11月10日(水)に熊本大学で、熊本県工業高等学校生徒研究発表会がありました。3年間の研究の成果をしっかりと発表し「東海大学基盤工学部長賞」をいただきました。今後もイノシカハンターズの研究を深め、さらに活動を活発にしていきます!
 11月19日(金)は、箱罠を仕掛けさせて頂いている地元観光農園さんで、みかんの収穫と選果の実習を行いました。収穫したみかんはコンテナに入れて軽トラに乗せますが、コンテナいっぱいに詰めたみかんは約20kgにもなります。最初は楽しく作業していたのですが、中々終わらないのでだんだんと口数も少なくなり、作物を得る大変さを、身をもって感じました。農家さんのおかげで私たちは毎日美味しい食材を食べることができています。好き嫌いなく、食べなければならないと思いました。    
 農家さんが愛情を込めて作った食材を鳥獣から守るのが、私たちイノシカハンターズの役目です。来年の1月にある、わな猟の免許試験に向けて、試験勉強と箱罠製作を両立して頑張ります!

“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

 今日のひと口(班員の感想)
 「最優秀賞を目標にして練習してきたので、優勝できなかったことは悔しかったですが、本番で自信を持って挑むことができ、多くの人の前で発表してきたことはとてもいい経験になりました。
 収穫選果作業は短い時間でしたが、普段は少人数でされているということなので、少しでも力になれて良かったです。」

【英語科】実用英語技能検定準1級合格!

先日、本年度第2回実用英語技能検定の合格発表がありました。

第1回と合わせて今年度の合格者は2級14名、準2級11名、3級1名という状況です。そしてなんと、今回本校生として初めて英検準1級(大学中級程度)の合格者が出ました。

本校では年々英検の上位級を取得する生徒の割合が増えており、そのスコア等を活用して受験に臨む生徒も多くいます(詳しくは ↓ の「大学入試ポータルサイト」をご参照ください)。

文部科学省ポータルサイトはこちらから。

第3回の英検は1月23日(日)です。日頃の英語学習の成果を試すためにも、もっともっと多くの生徒が英検に挑戦してくれることを期待しています。

 

ほぼ(?)皆既月食!

19日(金)、月食が観測されていました。午後6時まで課外を受講していた3年生が、その次のリスニング練習までの5分間、3階の渡り廊下でワイワイ楽しそうに観測しておりました。私も(記事担当者)前日のニュースで聞いていたものの、忙しくてすっかり忘れていました。受験が近づき職員も生徒もバタバタしていますが、こうした心の余裕を持っていたいものですね。

モンタナ大学オンラインプログラムに参加してみた♪

三菱みらい育成財団助成事業の一環として、熊本県と姉妹都市関係のあるアメリカ・モンタナ州立モンタナ大学とのオンラインプログラムを実施しました。

まずは*現地担当者のSaraさんのアイスブレーク用自己紹介ゲーム(?)で始まりました。名前の頭文字で始まる単語を用いて自己紹介しましょうとの説明でしたが、なかなか適切な言葉が出てきません。ルール違反(?)的な自己紹介もSaraさんが優しく受け止めてくれるうちに、参加生徒も徐々に打ち解けていったようでした。

続いては、宿題も出されていたSDGsについての概論説明でした。今度は予習の甲斐もあり、みんな順調に発言できていたようでした。Very Well Done! 今回のプログラム最後の授業では二人組でプレゼンテーション発表が待ち構えています。それに向けて、それぞれのペアに担当するSDGsターゲットが割り当てられました。これから2ヶ月間準備頑張りましょう。

そして、最後は2〜3人のグループに分かれての完全自由英会話の時間です。現地のパートナーとにかく1時間話をします。最初はモジモジしていた水高生も徐々に笑顔でやり取りをしていました。イアホンをしての会話なので、何を相手のパートナーが話しているのかは担当者には分かりませんが、趣味や水俣紹介、ペットについて、茶色のご飯(??)の話題に盛り上がっていたようでした。

3時間にわたるプログラム終了後は、やっと出た笑顔と「はーっ!」という大きなため息が印象的でした。皆さんの気持ちはよくわかります。第2言語習得って大変ですよね。しかし、次回はもう少しプログラム中に発言や意思表示(分かっていないとか、言い直してほしいとか、etc)してみましょうね。

A small change makes a big difference!!

  


*Director of the English Language Institute,Global Engagement Office,The University of Montana

【建築コース2・3年生】【WCP】緑東中学校へ出前授業

 津奈木中学校への出前授業、水俣第二中学校でのキャリアガイダンスに引き続き、昨日は建築コースの2・3年生が緑東中学校で出前授業を行なってきました。中学2年生の技術の授業では、木製本棚の製作を行なっています。前回の授業までに、材料にけがきとよばれる切断の印付けまで終えていた中学生に、本コースの生徒たちが間違いないかチェックするところから始めました。チェックを終えるとのこびきになるのですが、出前授業に慣れてきた高校生は、持ってきた木材に印をつけ、まず手本を見せながら中学生に姿勢やコツを教えます。その後、中学生がアドバイスを受けながらのこびき練習を行なって本棚の材料を切断しました。練習した成果もあり、失敗もほとんどありません。

 その後、釘打ちやかんなかけまで作業が進みほぼ八割程度完成したところで授業を終えました。中学生の皆さんの真剣さと本コースの生徒たちの一生懸命なアドバイスによりいいものができあがっています。完成まであと少し、緑東中の皆さん最後まで頑張ってください。そして、また一緒にものづくりをしましょう。

 緑東中2年生の皆さん、先生方ありがとうございました。

【総探】【2年生】ベトナムの大学生と交流したよ!

 17(水)の放課後、ベトナムにある日越大学の学生と水高生とのオンライン交流の中間報告が行われました。2年生の探求の時間で国際問題や環境問題にについて研究している水高生とベトナム・ミャンマー・香港出身の大学生が、これまでオンラインで意見交換を続けてきました。
 参加者は、①(大気汚染や交通問題などの)都市問題、②水俣条約(水銀管理条約)の効果的な周知、③英語教育、④いじめ問題、の4つテーマに別れ、水俣(日本)とベトナムそれぞれの視点から、各テーマに切り込んでいます。内容やスライドの準備も水高生と日越大学生がオンライン上で進めてきました。発表は英語で行われました。 
 インターネットや情報機器を活用した多様な人々とのアクティブラーニング型の学びは今後も増えていくものだと思われます。水俣高校では、水俣市や環境アカデミアの協力を受け国内外の学生との交流がたくさん体験できます。こうした活動を通じてグローバルな価値観と、日本や水俣、自分自身を見つめる機会にしてほしいと思います。
 最終発表は1月中旬に行われます。どんな発表になるのか楽しみですね。

 


 

【1学年】SDGs講演会(高大連携講座)

11月17日(水)に1年生を対象に、高大連携講座としてSDGsに関する講演会を開催しました。講師の方は熊本県立大学特任教授の田中耕太郎様です。「SDGsと日本の国際協力」をテーマに、世界情勢やJICA(国際協力機構)の取組などについて教えていただきました。

世界の環境問題や日本が抱えるジェンダー平等の課題についてなど、生徒から様々な質問がありました!学びが深まり、非常に有意義な時間となりました。SDGsを意識し、今後の探究活動を進めていきたいと思います!

【建築コース】【WCP】建具パーティション完成~Wood connect project~

 水俣市新庁舎に寄贈する建具パーティションが、ものづくりマイスターの皆様のご指導のおかげで完成させることができました。談話コーナーなどでプライバシーを確保しながら、キャスターがついているので自由に動かすことができるものです。ここまでは、普通のパーティションの機能ですが、このパーティションは、生徒たちが伐採した木材を林業業者様から提供を受け、かつ建具技能を市民の皆様に知ってもらうために、建具を製作する技法を用い、かつ組子と呼ばれる格子状のデザインをあしらいました。さらに組子を入れることで、見た目のデザインはもちろん、換気もでき新型コロナウイルス感染症対策にもなるものです。市民の皆様に活用してもらうことで、水俣の山林や建具の技法、本校建築コースの取組みを知ってもらえればと思います。

 製作後は、マイスターの方々や山林業者様より、生徒たちへ向けてねぎらいと激励など温かい言葉をいただき、生徒たちは感激している様子でした。

 山林の保全と建築技法の伝承、市民への広報活動、生徒たちのWood connect projectはこれからも続きます。

 

【PTA】第6回本部役員会

 11月11日(木)に第6回役員会が行なわれました。会議では、PTAバスや文化祭の報告、長距離走大会の観察・給水のお手伝いについて話し合われました。また、小嶋会長からは最近の不審者情報についての情報共有と今後の対応について提案がありました。

 いつも本校生のために、ご尽力をいただきありがとうございます。

 

【ハンドボール部】冬季トレーニング中

 ハンドボール部は現在、冬季トレーニングを行なっています。体育館にコーンやラダーを活用し、サーキットトレーニングを行なうことで、筋力、持久力の向上を図ります。ステップ、ドリブル、ジャンプ、フットワーク、ダッシュ、シュート・・・、きつい練習ですが、6~7種類のトレーニングでそれぞれの部位を意識的に強くすることができています。そして何よりきつくても最後までやりきる精神力がついてきています。

 またランパストレーニングはスピードとコミュニケーション、「ボールと人が動く」を合い言葉に上達しています。

 1月の県工業高校大会に向け、寒い中ですがトレーニングを行っていきます。

 

【電気建築システム科】【WCP】

11月11日(木)、電気建築システム科の3年生と建築コース2年生で、水俣第二中学校に行ってきました。今回は中学2年生を対象に、電気建築システム科の電気コースと建築コースの授業内容や、卒業後の進路について紹介したり、実際に生徒の作品や実演を見てもらったりと、キャリアガイダンスに近い内容でした。

建築コースは、鉋がけ体験や木工作品の展示、ドローンの実演などの内容で、電気コースではマイクロビット(プログラミング教材)やドローンを活用したプログラミングを体験や、高校生が製作したパソコンゲームの体験など、盛りだくさんの内容でした。中学生がとても真剣に話を聞いてくれていたので、説明をする生徒もとても緊張していましたが、自分たちの取組を後輩に説明するという貴重な体験をすることができました。最後には中学生から「今日聞いた話を進路選択に役立てたい」とコメントをいただき、水俣高校の生徒も「将来、水俣高校に来てくれたら嬉しい」と話していました。また、ドローンを使った記念写真撮影も良い思い出になりました。またお邪魔します。

Minamata Sup Bay(水俣サップバイ!)ボランティア!

11月7日(日)に湯の児海岸で開催された、Minamata Sup Bayでカヌー部がお手伝いしてきました。

現在水俣市は幅広い世代に人気のSUP(スタンドアップパドル)の全国大会を誘致しています。(コロナで中止)この美しい現在の水俣の海を広く知ってもらい、またパドルスポーツの魅力の発信に役立てたらと思います。

元サッカー日本代表巻誠一郎さんをゲストに様々な競技が行われ、年齢を感じさせないビーチランや、地元の子どもたちに気さくに話しかける様子など、お手伝いよりも学ぶことの方が多かった気がします。

ぜひ来年こそはコロナが収束して、湯の児ビーチに全国のトップパドラーが集結してもらいたいですね。

  

 

全国選抜予選(県選抜)大会報告(弓道部)

11月13日(土)14日(日)

熊本市植木弓道場

 

女子A:齋藤・上田・永野・前田  女子B:松本倫・松本紋・芝原

男子A:豊田・野﨑・石塚     男子個人:岡本・宮﨑

 

団体1次予選

女子A:7中 → 予選通過(3位タイ)…女子70チーム中11チーム通過

女子B:3中 → 予選敗退

男子A:2中 → 予選敗退

 

団体2次予選

女子A:5中  → 5位タイのため1本競射へ

1本競射:1中 → 予選敗退 …女子11チーム中5チーム通過 → 結果:6位タイ

 

個人準決勝

永野:✕✕〇✕ → 準決勝敗退(8位タイ)

岡本:✕✕〇✕ → 準決勝敗退(18位タイ)

 

 入賞を目標に掲げ臨んだ大会でしたが、最高位の女子のAチームで、あと1本足りず2次予選落ちという結果に終わりました。練習では、決勝リーグを戦うだけの準備をしっかりと積み臨んだものの、あと一つ結果を残すだけの力までつけることが出来ませんでした。個の力、チーム力ともに絶対入賞できるだけの優勝を争える力をつけて次の試合に臨みたいと思います。

 応援・サポートしてくださる方々、錬成会等でかかわってくださった学校の方々などこの場を借りてお礼申し上げます。

文責(顧問):松下

 

ミナマタイズムプラス講演会(NHK国武希美さん)を実施しました♪

 今回はNHK国際放送局・国際企画部の国武希美さんをお迎えして、第4回ミナマタイムズプラス講演会を実施しました。

 NHKスポーツ部局記者として、日本代表サッカーチーム専属取材を皮切りに、2016リオオリンピック・パラリンピック、2018FIFAワールドカップ(ロシア)、 2019RWCワールドカップ(日本)、そして2020東京オリンピック・パラリンピックなどの国際大会報道の様子を中心に聞かせていただきました。

 様々な国際スポーツ機関が集まる欧州担当として、NHKフランス支局駐在中はヨーロッパ中を飛び回って、国際オリンピック委員会やFIFA国際サッカー協会、UEFAヨーロッパサッカー協会など、日本を代表して取材することも多かったそうです。

  

 テレビで放送される数分程度のニュースの裏側にある、取材依頼や移動、取材クルーや機材の手配、記事執筆と編集調整などの膨大な業務についての話や、会場での取材の際に使うIDパスやメディアブックの紹介の際には生徒たちも楽しそうに聞き入っていたようです。
 

 最後に生徒への二つのメッセージが送られ講話が締め括られました。

・国武さん自身の経験から。育った場所は関係ない。英語が好きで、そこだけは人に負けないように取り組んできた。

・トップアスリートの共通項から。嘘をつかない。あいさつ。人と比べない。見下さない。苦しさ辛さを乗り越え人の痛みを知っているからこその、人としての優しさ・人間的魅力があるのでは。

 

 
 これまで、4回に渡り『「ミナマタイムズプラス」講演会 〜自分UNLIMITED〜』を続けてきました。各分野のトップランナーが語る言葉の一つ一つを聞いて、水俣で学ぶ若者の心に何かしらの変化が生まれていたら嬉しいです!

A small change makes a big difference! 

モンタナ大学とのオンラインで英語講座始まる!

 本日、三菱みらい育成財団助成(心のエンジンを駆動させるプログラム)事業の一環で、「州立モンタナ大学オンラインプログラム」オリエンテーションが行われました。

 先日熊本県立学校全校で配布されたChromebookを活用して、応募生徒10名がモンタナ大学担当者のSara Schroeder さんから、Zoomの使い方やモンタナ大学Moodke(オンライン学習システム)について、そして11月20日(土)に実施される第1回目の授業に向けた課題の説明を聞きました。(Of course in English only !)まだまだ積極的に質問や意思表示をできない生徒もいたようですが、2ヶ月後のプログラム修了後、彼女たちの心にどんな変化が生まれているかとても楽しみです!

 

 続いて、熊本県のモンタナ州駐日代表事務所のMako Sakaguchiさんから、熊本県とモンタナ州との姉妹都市交流について、モンタナ州についての概要、州立モンタナ大学について、熊本県の進める留学制度についての補足説明がありました。現在熊本県は積極的に教育の国際化を推進しています。詳しくはhttps://www.pref.kumamoto.jp/site/eepro/まで。

 

【機械科】イノシカハンターズ出動!

こんにちは!イノシカハンターズです!

先日の若っとランドは見ていただけましたか?今回は出動といっても猟ではありません。

熊本県工業高校生徒研究発表会で私たちの活動を発表します。

11月9日に熊本大学でリハーサルに行ってきます。もちろん箱罠も実演します!

本番は11月10日です。私たちの3年間の集大成をしっかり伝えたいと思います。

【工作部】エコ電カー改造中です

こんにちは。

工作部機械班です!

10月10日に行われたエコ電カー大会は、準優勝で、目標には遠く及ばずなかなか満足のいく結果は出ませんでした。

そこで、改造に着手しました。具体的にはおもりの位置を重心へ変更やマシンの剛性を向上(頑丈にするということです)そしてハンドル部分をより強くする、という点です。

写真は新しく材料を切り出しているところです。来年は優勝を目指して頑張ります!今年の試合の模様は11月23日火曜日勤労感謝の日のRKKで16時から放送予定です。かなりトラブルが発生したのでその模様が見られるかもしれません。

 

【機械科】アイディアロボット競技大会出場

11月7日日曜日に熊本工業高校で熊本県アイディアロボット競技大会が開催され、機械科の課題研究班で参加してきました。今年は自律して動くロボットが大きなテーマで、自分たちでプログラミングなどを行い調整を続けてまいりました。

大会では思うようには行かず、決勝トーナメントを逃しましたが、これまで費やしてきた時間は、必ず将来活かせると思います。

みんなと力を合わせてロボットを作るのはとてもやりがいがあり、動いた瞬間は感動です。

小中学生の皆さん、水俣高校機械科でロボット作りをしませんか?

【陸上競技部】 高校駅伝

11月6日に第74回熊本県高等学校駅伝競走大会・第37回熊本県高等学校女子駅伝競走大会がえがお健康スタジアム周辺で行われました。

女子が最初に行われました。結果は1時間39分29秒20位でした。

1区(6 km)梅下さん(2年機械科)

2区(4.0975 km)田村さん(2年普通科)

3区(3 km)窪田さん(1年普通科)

4区(3 km)齊藤さん(2年普通科)

5区(5 km)新立さん(2年普通科)

 

次に男子が行われました。結果は、2時間21分37秒14位でした。

1区(10 km)本村さん(3年普通科)

2区(3 km)元村さん(2年機械科)

3区(8.1075 km)金田さん(3年電気建築システム科)

4区(8.0875 km)藤下さん(1年普通科)

5区(3 km)内田さん(3年電気建築システム科)

 6区(5 km)板床さん(1年普通科)

 7区(5 km)林田さん(3年普通科)

2年 国水研フォーラムで発表してきた!

11月6日(土)、環境センターでNIMD(国立水俣病研究総合センター)フォーラムが開催され、2年生普通科の探究牡蠣班3人(山口さん、児玉さん、斉藤さん)が発表しました。水俣高校がこれまで国水研の松山明人様のご指導と水俣漁協の皆様のご協力を受け進めてきた6年に渡る水俣湾をフィールドとした研究を発表しました。

元々国水研との合同研究に関しては、水俣湾の栄養塩(DIN)の調査がスタート地点でしたが、水俣漁協が進めている水俣湾における牡蠣養殖を効果的なものにするため、近年は牡蠣の生育にフォーカスして研究を進めてきました。水俣湾の3地点(袋湾、丸島港、水俣川河口)で牡蠣の生育状態を大きさと重量の観点で評価しながら、同時に海水の成分分析と並行してきました。実際3地点での牡蠣の育成状況には徐々に有意差も見られてきており、栄養塩(DIN)量や水温・塩分濃度・クロロフィルaなどのどの要素が牡蠣育成に関わりがあるのか、3地点での牡蠣養殖適正地の提案をさせていただきました。会場の参加者からも様々なご指摘・ご質問もいただき、今後の研究の参考となりました。

地域課題解決に関わる今回の経験は、生徒にとって、日頃の学びが実際に社会とつながる実体験になったことだと思います。今後の生徒たちの変化に期待したいしたいですね。

 

EUが学校にやってきた!~チェコ共和国大使館講演会~

11月8日(月)にEU出張講義として、チェコ共和国大使館の特命全権大使であるマルチン・トムチョ大使と通訳の方が来校され、EUやチェコ共和国について講演をしていただきました。EUやチェコ共和国のことを写真や動画で詳しく説明していただき、とても興味深い内容でした。また、大使の話す生のチェコ語もとても新鮮でした!

講演会の最後には内容に関する○×クイズもあり、生徒たちも楽しんで参加していました♪また、生徒たちからは「チェコでのジェンダー平等の取組」や「EUのメリット・デメリット」等に関する質問がたくさんあり、講演会後も校長室にて大使に直接質問をした生徒もおりました!このような素晴らしい機会をいただけて本当に感謝しております!

【バドミントン部】新人戦大会

週末、バドミントンの新人戦大会が行われました。

10月30日(土)学校対抗戦、11月6日(土)個人戦ダブルス、7日(日)個人戦シングルスが八代方面の会場で行われ、1・2年生の男女が参加しました。

初心者も多くいる中、自分たちの力をよく発揮してくれたと思います。

結果は、個人戦で3回戦敗退まででしたが、格上の相手との試合を果敢に挑戦しプレイしてくれたので良かったです。

今後とも応援よろしくお願いします。

 

 

【ミナマタイムズ+】色ってそういうことだったの?

今日は熊本大学工学部の 高藤 誠 先生 をお迎えして「色と光の化学」というテーマで講義がありました。光の三原色(赤・青・緑)は混ぜると白になり、色の三原色(赤・青・黃)は混ぜると黒になるという違いや、玉虫やカワセミの羽を電子顕微鏡で見てみるといくつかの層になっていて、その層の厚みによって色がかわること、色に黒が混じることで構造色が鮮やかになることなど、「色ってそういうことだったの?」という不思議に触れました。

身近な化学の不思議に、自分の周りににはまだまだ「へぇ〜」っていうことがたくさんあるのだと知りました。

【防災】水俣高校シェイクアウト訓練

 10月30日(土)は、くまもとシェイクアウト訓練でした。本校では本日、朝読書終了後すぐに訓練を実施しました。生徒には事前に告知していませんでしたが、訓練放送が流れると、落ち着いた様子で、低い体勢で机の下に入り、頭を守り、動かないという3つの安全確保行動ができていました。

 訓練後は各クラスで、防災や非常時についての話しがあり、いつどこでおきてもおかしくない状況でも命を守る行動をすることの大切さを再認識できました。さらに、教室美化に心掛け、普段から整然としておくことが非常時に身を守ることにも繋がることも分かりました。これを機に、再度ご家庭でも避難場所・経路の確認などをしてみましょう。

【機械科】水俣市長様表敬訪問に行ってきました

10月29日金曜日に髙岡利治水俣市長様を鶴山幸樹校長先生と水俣高校機械科3年生徒と機械科職員が表敬訪問しました。

8月に行われた水中ロボットコンベンションinJAMSTEC2021ジュニア部門で優勝とベストプレゼンテーション賞の受賞報告とふるさと納税基金による3Dプリンタをご提供いただいたことへのお礼を兼ねたものです。

当日は校長先生、代表の西川君がお礼を述べて、ロボット「水俣の赤い彗星」の実演を行いました。

髙岡市長様からお祝いの言葉をいただきました。「日本一はこれまでの先輩から受け継いだ結果であり、とてもうれしいです。動画よりも思ったよりピンクの機体なのですね。機会があるならば小中学生に向けてプールの中で実演するなど、技術を披露する機会があるといいな、と思います。」という激励でした。これからもいただいた3Dプリンタで様々な作品を製作したのしいものづくりを展開していきたいと思います。お忙しい中、御対応いただきましてありがとうございました。

※今回の製作においては三菱みらい育成財団の助成も活用させていただきました。

 

【茶華道部】茶道お点前のお稽古です

4月に入部した1年生も、3人ともとても上手になりました。

今は盆略手前の練習をしています。

今年も文化祭はお茶席を設けることもできず、お点前披露もできませんでした。早く家族や友達にお点前を披露できる日がくるといいなと思います。

秋の深まりを感じながら、心穏やかにお稽古しました。

 

【1年普通科】ビブリオバトル第3弾!

またまたビブリオバトルです。

本のおもしろさを伝えるのは、本の内容のおもしろさだけではありません。伝える側の熱量が大事です。相手に視線を向けて、いきいきと「おもしろかった!」ということを伝えることが大事だとわかりました。

「その本のジャンルは何ですか?」という問いに「ポジティブです!!」と答える勢いに、思わず爆笑する場面もありました。本をとおしてクラスメイトを知る時間でもありました。

 

【機械科】いのしか日記 Vol. 14 待ちに待った猟へ!!

 こんにちは!!イノシカハンターズです!!
10月29日(金)は工業高等学校生徒研究の発表練習と箱罠の製作を行いました。
10月31日(日)は、9月12日(日)に延期した銃猟体験を行いました。銃猟の方法は4種類ありますが、今回は中尾山で「巻き狩り猟」を体験してきました。
 巻き狩り猟は、山に猟犬を放ち、獲物を仲間のいる方向に追い出す役のセコ(勢子)と、獲物を仕留める役のマチ(待ち子)に分かれます。セコが獲物を追い出したら、逃げた方角で待つマチへ連絡を入れ、連絡を受けたマチが獲物を仕留めます。仲間の居場所も把握するため、GPSと無線も使用します。今回は、猟友会の方1人に班員が1人同行し、猟を体験しました。3時間ほど猟を行い、イノシシを1頭仕留めることができました。
 猟のあとは試食会を行い、イノシシとムジナの肉を食べました。また、今回仕留めたイノシシは猟友会の方に捌いていただき、自分で調理して食べました。本当に貴重な体験ができ、今回の経験を今後の活動にも活かしていきます。興味がある方は残りの3つの猟も調べてみてください。

【全班員の感想】
班員1
 初めて猟銃で狩りをしているところを見てとてもかっこいいと思いました。イノシシやシカの生態について詳しく知ることができて貴重な体験ができました。初めてイノシシを食べて豚肉と牛肉を混ぜたような食感がしました。
班員2
 イノシシやシカを待っている間はのんびりした雰囲気でしたが、猟犬の鳴き声や、イノシシやシカの走る音が聞こえると一瞬で緊迫した雰囲気に変わるので、狩猟とはどんなものなのかを学ぶことが出来ました。一緒に回った猟友会の2人のうち、1人の方が1発で仕留められたのでかっこよかったです。その方は少し離れた場所にいたので仕留める瞬間は見ることが出来ませんでしたが、間近で銃声を聞くことができ、とてもいい経験になりました。小学生の時にシシ鍋を食べたことがありましたが、においがきつかった印象がありました。今日改めて食べてみると嫌なにおいも感じず、美味しかったのでびっくりしました。ムジナは人生で初めて食べましたが美味しすぎて驚きました。
班員3
 山を登ったり降りたりするだけでも疲れるのに、50~60㎏あるイノシシを仕留め、ロープを結び、山の急斜面を引っ張って降りていくのがとても大変でした。普段から狩りをしている人の凄さがわかり、とてもいい経験をすることが出来ました。イノシシの肉は嫌な匂いが全然しなかったことに驚きました。
班員4
 イノシシやシカを見ることは出来ませんでしたが、銃声や、イノシシの鳴き声が聞こえてきたので、すごく生々しかったです。 一緒に山を登る猟友会の方は、とても素早く山を登っていて凄かったです シシ肉はとても脂があって美味しかったです。貰った肉もシシ汁と焼肉にして食べました。
班員5
 実際に猟に行って自分のところはイノシシやシカを実際見ることはできなかったけど周りからの銃声や猟犬の鳴き声などを聞いて、その場の雰囲気などを体験することができました。猟師さんとの話もできていい体験になりました。 初めてイノシシを食べ、思っていたよりも美味しく驚きました。
班員6
 初めて山への狩猟に同行して、最初はあまり緊張感がなかったけど、実際に銃声やシカやイノシシの姿を見て、とても緊張感のある中で狩猟が行われているのを感じ、イノシシを1発で仕留めていたことには、さすがだなと感じました。そのあとシシ肉を分けてもらい、初めてシシ肉を食べてみて、すごく美味しいことに驚きました。

“それでは皆さん手を合わせて下さい。ごちそうさまでした!!”

 

【電気建築システム科】【WCP】津奈木中学校よりお礼のメッセージをいただきました。

 出前授業を行なった津奈木中学校2年生の皆さんから、お礼のメッセージをいただきました。「きれいに仕上がり嬉しかった。」や「やさしく教えてもらい楽しかった。」など中学生からの心のこもったメッセージ、本当にありがとうございます。メッセージは、教室後方に、掲示しています。

 今まで身に付けた技術やコミュニケーション能力を活かすことができ、また中学生の皆さんと交流できた上に、感謝されるというとても幸せな経験を得ることができました。

 これからも、地域に根ざした電気建築システム科で、さらなる技術の向上を図っていきます。中学校の生徒の皆さん、先生方ありがとうございました。

 

【建築コース】【WCP】Wood connect project

 市役所新庁舎に納めるキッズコーナーの木製製品を完成させた、建築コース3年生は水俣市建具組合のものづくりマイスターの皆さんのご指導の下、新たな製作物の企画、計画、設計、施工を行なっています。

 それは、建具パーティションです。木製パーティションは建具製作の技術を使い、釘を使わないものとなっています。また伝統的技法である組子を取り入れることで、外見の美しさ、建具技能を利用者に知ってもらうこと、また換気ができるため、新型コロナウイルス感染症対策にもなっています。材料となる木材は、今回も伐採体験をしてくださった林業者より頂いたものを使っています。完成後は、新庁舎で利用していただき、より市民の皆さまにwood connect projectについて知ってもらい、地元の山や自然や建築の技法などを守っていければと考えています。

 新たなものを開発することはとても大変なことですが、その分、学びや得るものは大きいです。いつもご指導、ご支援いただき関係者の皆様に感謝です。
*建築コースでは、wood connect projectを通して、地域貢献することで、水俣の山林と建築技能の伝承を行なっています。

 

水銀に関する水俣条約COP4で水高生がメッセージ発信!

11月1日から5日まで、「水銀に関する水俣条約」第4回締約国会議セグメント1(COP4.1)が、インドネシア政府主催のオンライン会議により始まっています。

「水銀に関する水俣条約」とは、水銀の一次採掘から貿易、水銀添加製品や製造工程での水銀利用、大気への排出や水・土壌への放出、水銀廃棄物に至るまで、水銀が人の健康や環境に与えるリスクを低減するための包括的な規制を定める条約です。2013年(平成25年)に熊本県で採択・署名後、2017年(平成29年)に発効し、現在では135カ国によって批准されています。

水俣高校ではSGH指定の5年間、水俣病の過去を受け止め環境問題解決に向け様々な取組・提言を行ってきました。今回、第4回目の締約国会議のサイドイベントでも、これまで水高生が関わってきた取り組みが動画で世界中に紹介されます。

動画リンク:水俣条約COP4サイドイベント動画はこちら。

届くかな、水高生からの「いのち」のメッセージ! 

なお、締約国会議セグメント2(COP4.2)は3月に予定されています。

マンガも大学の授業になるんだってよ!

11月1日、熊本大学文学部コミュニケーション情報学科の日高利泰先生とオンラインで繋いで、第2回ミナマタイムズプラスを開催しました。

簡単な日高先生の自己紹介とこれまでの研究内容についての紹介のあと、大学や文学部での学びってどういうものなのかを説明していただきました。

特に、文学部での研究では、研究対象となるものが「もの」ではなく「概念」の場合も多く、場所や時代によってそれらの概念も変化することがあるため、作品や作家の研究だけでなく読者や社会なども含めて研究の対象となるという点は、参加した生徒にも興味深い内容だったようでした。

実践編として、
・江戸時代に「北斎漫画」と呼ばれていたものは、現代でのマンガか?
・鎌倉時代の「鳥獣人物戯画」は、マンガか?
という問いかけられると、生徒たちからは様々な意見が飛び出していました。
・「セリフがあることが大切なのか?」
・「ストーリーの明示が必要なのか?」
異なる主張があった場合はそれらを比較し、より妥当な見解へと導くという研究過程を体験しました。

熊本県の取り組んでいるマンガをテーマにした町おこしの事例や、水俣市と水俣市出身のマンガ家、江口寿史さんの町おこしの取り組みも紹介されました。「くまもとマンガ協議会」も立ち上がって、ますます身近なメディアになりつつあるようです。

最後の質疑応答では、「好きな漫画・主人公は何ですか?」という質問から主人公のもつ人間性に話題が広がったり、「どうして少女漫画の瞳はキラキラしているのか?」など盛り上がっていました。

「大学では『好き』なものをとことん勉強してほしい」という日高先生のメッセージ、届いたかな?

 

【ボランティア】【WCP】Wood connect project~湯の鶴温泉神社~

 10月30日(土)に、湯の鶴温泉神社再建プロジェクトのボランティアに本校生徒9名が参加してきました。地元自治会や氏子会の皆さんと一緒に、神社の手入れをするため柿渋塗りを行ないました。いつも建築コースが行なっているWood connect projectですが、地域の皆さんとの繋がり、そして本校生同士の繋がりを考え、他学科にも募集をかけたところ、すぐに予定していた定員8名を超え、建築コース、電気コース、機械科の生徒9名の参加となりました。

 主催の方より、とても歴史があり立派な神社ですが、今までなかなか手入れが行き届いていなかったことや、今後神社を通して地域の繋がりや町おこしをしていくことについての話を聞きました。また、人吉から来られた宮大工さんより作業内容について教えていただき、作業を開始させました。

 生徒たちは作業を始めると、夢中になって手際よく塗っていました。地元の方や一緒に参加した教頭先生と談笑しながら作業もでき、とてもよい経験になりました。お昼は準備していただいたサンドウィッチがとても美味しかったです。作業を終えると、主催の方々からお褒めの言葉をいただき、生徒側も代表生徒が参加して学んだこと、教わったことについてお礼を述べました。

 綺麗になった神社では、11月3日にイベントが開催されます。今後も、地域貢献活動を通して、課題解決能力や技能向上に励んでいきます。参加してくれた生徒の皆さんお疲れさまでした。関係者の皆様、ありがとうございました。

 

※今回の活動は、三菱みらい育成財団助成金を活用させていただきました。